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177 名前:忍法帖導入議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/10/29(土) 18:01:32.05 ID:UtRpxRq20 [2/2]
P4改変
さやか「王子様ってまさかあたしのことってわけ?」
まどか「さやかちゃん…ウフッ!そうだよ。私の王子様。いつだって私をリードしてくれる。さやかちゃんは強くて素敵な王子様…だった」
さやか「だった?」
まどか「でも、モウイラナイ。結局さやかちゃんじゃダメだった。さやかちゃんじゃ私を救ってくれない」
さやか「待っててまどか!あたしが全部受け止めてあげる!」
まどか「さやかちゃんなら私を助けてくれると思ってた。なのに、ダメだった!さやかちゃんは私の王子様なんかじゃなかった!
    ずっと!ずっと!ずっと!待ってたのにぃ!」
さやか「まどか…」
マ ミ「美樹さんは王子様じゃないかもしれないわ。だけどそれがどうしたの?美樹さんは鹿目さんを助けたくてここまで来たわ。
    自分を本気で想ってくれる人がいるのってすごいことじゃないかしら」
まどか「私は…私はぁ!!」
さやか「まどか、逃げないよあたし。まどかに伝えなきゃいけないことがあるから
    あたしね、ずっとまどかがうらやましかったんだ。まどかは何でも持ってて、あたしなんて全然で。
    だから、そんなまどかがあたしを頼ってくれることが嬉しかった
    まどかはあたしが守ってあげなきゃダメなんだって、そう思いたかったんだ」
まどか「そうだよ!私はひとりじゃなにもできない!なにもない!」
さやか「そんなことない!まどかは、まどかは本当は強いもの」
まどか「そんなことない…私は強くなんてない!私は…最低!勇気がなくて、他人に頼って…」
さやか「最低だって…いいよ!あたしだって、まどかの思うようなあたしじゃない!最低なとこだっていっぱいある!
    それでも、あたしはまどかの傍にいたい!大切だから、友達だから!」
まどか「さやかちゃん…私…何を怖がってたんだろう…怖がることなんてなかった…だって、私には!さやかちゃん!」
さやか「まどか!」
まどか「ありがとう…」
さやか「ううん…ごめんね、まどか、あたし自分のことばっかでまどかの悩み全然わかってなかった。友達なのに…」
まどか「私もさやかちゃんのこと見えてなかった。自分が逃げるばっかりで…」

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最終更新:2011年11月13日 07:34
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