384 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 22:34:14.55 ID:1i/iXcjO0
>>383
やべえつれえ…でも萌えるGJ!
383さんのと続いて連続になりますが自分も文章書いてみたので投下させていただきます。
数年ぶりに書いたら文章力無くなりすぎててSG濁りまくりまんた
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帰り道の途中にあるコンビニの前でまどかは足を止め、少し寄っていってもいいかとさやかに問いかけた。
断る理由など特にない。さやかは快く承諾し、まどかと一緒に中へと入る。
今日は日差しの強い一日だったから、何か冷たいものでも買うのだろう。ならば自分もついでに―
そんなことを思いつつ、彼女の後をついて売り場の奥にある飲料水のコーナーへと足を運ぶ。
「おっ、まどか、これおいしそうじゃない?」
「これ期間限定なんだよー、ついこの前出たばっかりで」
新商品のポップとまどかの口ぶりから察するに、なるほどもしやこれを買いに来たのだな、とさやかは思ったが、
実際まどかが手に取ったのはそれではなく、緑のパッケージで何年も前から広く親しまれているお茶のボトルだった。
「あれ、こっちじゃなくてお茶にするんだ」
「うん、ちょっとね」
―そういえば。
先日もこのコンビニで同じものを買っていなかっただろうか。
それも、一度だけでなく数度にわたり。
「まどか、もしかしてそのお茶好きなの?」
「ん、大好きってほどでもないんだけどね。このコンビニでこのお茶買うとポイントが貯まるんだ」
「ポイント?」
「うん、それをためて応募するとグッズがもらえるの。だから今、頑張って買ってるところなんだよ」
「へえ」
なるほど納得、それで毎度同じものを選んでいたわけか。
あと数ポイントでぬいぐるみがもらえるのだと言う彼女を見て、さやかはふむ、と一瞬考えたのちに飲料水の棚へと手を伸ばす。
―彼女が手にしたのはまどかと同じパッケージのお茶だった。
「あれ?さやかちゃんもこれにするの?」
そう訊ねられたさやかは、「今日は暑いからね」と歯を見せて笑った。
最終更新:2011年08月15日 21:29