13-671

671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/13(日) 18:44:36.60 ID:SZiyWZ4W0 [2/4]
遅れましたが山と言えば…

「ほらまどか!もうすぐ山頂だよ、頑張って!」
「はふう…はぁ…」
「もう…だからきついならおんぶするよって言ったのに」
「だ、だって…そうしたらさやかちゃんに迷惑かかっちゃうもん」
「うーん…気遣ってくれるのは嬉しいけど、あたしはまどかが辛そうなのを見てる方が嫌だなぁ」
「さやかちゃん…」キュン!
「…よし!じゃあ手繋ごうよ、それならまどかも気負わずにすむでしょ?」
「……うん、それならいいよ」
「じゃあお手をどうぞ、まどか姫」
「もうさやかちゃーん…」



『着いたー!』

「わー!綺麗な景色ー!」
「空気も美味しい…うーん、はぁ…ねっ、やっぱり来てよかったでしょ?」
「うん!最初は登れるか心配だったけど、さやかちゃんと一緒だったからわたしも頑張れたよ!」
「っ…」キュン!!
「さやかちゃん?」
「…………まったくもう、この子天然で言ってるんだろうなぁ」
「へっ?」

「なんでもない!」

672 名前:671続き[sage] 投稿日:2011/11/13(日) 18:55:41.57 ID:SZiyWZ4W0 [3/4]
「よ、よーしまどか!気をとりなおして山での定番やるよ!すうっ…………ヤッホー!!」
「きゃっ!?」

ヤッホー…ヤッホー…ヤッホー…

「うーん…ちょっとイマイチかなぁ」
「さ、さやかちゃん!いきなり大声出されたらビックリしちゃうよ!」
「いやぁ、山と言ったらやっぱりこれでしょ!ほれ、まどかもやってみやってみ」
「…別にヤッホーじゃなくてもいい?」
「もちろん!さぁ、まどかいい声で1つ」
「…すうっ…………さやかちゃん大好きぃーーーーーーー!!」
「ぶほぉっ!?」

ダイスキー…ダイスキー…ダイスキー…

「……ま、まどかー」
「えへへ…」
「こんのー…だったらあたしも!すうっ…まどかが大好きだあーーーー!!」
「ふえっ!?」

ダイスキダア…ダイスキダア…ダイスキダア…

「ヘへ、どうよ!」
「ううう…さやかちゃん愛してるうーーーー!!」
「なあっ!?」

アイシテルー…アイシテルー…アイシテルー…

「はうう…」
「じ、自分で言ったのに恥ずかしがるなあ!もうっ…まどかはあたしの嫁だあああああっ!!」

ヨメダー…ヨメダー…ヨメダー…

「はぁ…はぁ…」
「さやかちゃん…ま、負けないよ!」
「あたしだって!」

『さやかちゃん(まどか)だ・い・す・きぃぃぃぃぃぃ!!』

……イイカゲンニシロヤ、コノバカップルー!

『えっ?』

「はっ…あれはやまびこの魔女ねっ!?」
「知っているの巴さん?」
「えぇ、やまびこをする事だけが全ての魔女らしいってキュゥべぇがそう言ってたわ!」
「マジかよ?魔女にも色々いるんだな…」
「私も初めて聞いたわ…」
「…冗談だったんだけどね。やっぱり人間はわけがわからないよ」

『なんかいっぱい出てきた!?』
「申し訳ありませんわお二人とも…さぁ、私達はお気になさらずこの大自然に思いの丈を叫んでくださいな!」
「できるわけないでしょおおおおおおおっ!!」
「こんなの絶対におかしいよおおおおおおおっ!!」

ナイデショー…ナイデショー…ナイデショー…
オカシイヨー…オカシイヨー…オカシイヨー…

…ヤッパリヤマビコハコウデナイト

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最終更新:2011年11月20日 13:12
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