16-323

323 名前:ローカルルール追記議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 23:11:56.26 ID:oFNP736A0 [1/2]
>>301
ヤンデレではありませんが…改変後世界設定で1つ

「さやかちゃん!」
「えっ?」
「また、会えた…わたし、すごく嬉しいよ…」
「えっ、いや、ちょっと…………どちら様?」
「えっ…」



「だ、だからわたしとさやかちゃんは親友だったの!」
「いや、だからあたしはあなたを知らないの。いきなり親友とかちゃん付け呼びとか…」
「どうされましたのさやかさん?」
「あっ、仁美ー、ちょっとこの子何とかしてよ」
「事情はわかりませんが…そこのあなた、さやかさんも迷惑がっておられますし…」
「お友達と話して、何がいけないの…酷いよさやかちゃん、仁美ちゃん…」
「えっ?」
「なに?仁美知り合い?」
「い、いえ…さやかさんは?」
「だから知らないんだってば」
「本当に覚えてないの…?わたし達親友だったんだよっ!?三人で寄り道したり、勉強会やお泊まり会したり…魔女に襲われた時やワルプルギスの夜が来る時も、三人で一緒に…!」
「魔女?ワルプルギスの夜?あー…そういう事かぁ」
「さやかちゃん!わかってくれたんだね!」
「さやかさん、どういう事ですの…?」
「いや、要するに…この子は電波さん。あんまり相手にしない方がいいって事」
「えっ、違っ…!」
「なるほど…道理で話が噛み合わないわけですわ。ならもう行きましょうか?」
「だね。なんか悪いけどほっとけば家に帰るだろうし」
「ま、待ってよ!さやかちゃん、仁美ちゃん!!」
「自分の世界にのめりこむのはいいけど、あんまし人を巻き込まない方がいいよー」
「それではごきげんよう。もう会う事もないでしょうが…」
「!!」ツー…ダッ!!
「行ってしまいましたわね…少しかわいそうな気もしますがこれがあの方のためでもあるのでしょうし…」
「……『   』?」
「さやかさん?」
「えっ?あっ、うん…そうだよ、これがあの子の…ため…」

『さやかちゃん!』
『さやかちゃん、わたし達ずっと友達だよ!えへへ…』
『ふぇぇ…さやかちゃあん…』
『さやかちゃん、わたしさやかちゃんが大好きだよ…』

「っ…!!」
「さやかさんっ?どうなされたんですか、いきなり泣くなんて…」
「わかんない…何なのよこれ…わけわかんないよ…」
「さやかさん…(この胸の内の悲しみ…もしかして、さやかさんも…?)」

「わたし本当にみんなの記憶から消えちゃったんだね…だったらいっそ話せない方がよかったのに…こんな奇跡いらないよ…」

353 名前:ローカルルール追記議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 03:43:59.40 ID:79qXLahE0 [1/6]
>>323
「さやかさん、笑わないで聞いていただけますか?先ほどの子と会ったことがあるのかもしれません。記憶にはないのですが」
「あっははははは、仁美にも電波が飛んできちゃったかー。前世で会ったとか言わないでよね」
「もうっ。でも本当に気になりませんか?私は自分の気持ちに嘘を吐きたくありません。」

「…………」
「…………」

「戻ろう。さっきの子、まだいるかもしれない」
「はいっ」

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最終更新:2011年12月15日 00:36
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