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552 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/12/12(月) 04:23:09.61 ID:6gPyq3fC0 [2/2]
まどさや仁美を救いたくてSS製作中。
中編です。後編はたぶん次の終末に…。


今回は前編に至るまでのお話です。
すっごいご都合主義で話がカオスに…。


[Gate of Magia]―中編―

さやか「……まどか…なんで…なんでまどかが死ななきゃ……」
仁美「…うぅぅっ…ぐすっ……まどかさん……」

突如襲った学校襲撃事件。多くの生徒が頭や四肢の一部を喰われ、不条理に命を奪われていた。
幸いにも逃げ延びた美樹さやかと志筑仁美であったが、助かったのも束の間…
改めて目の前で親友が殺害された事に唯々悲鳴を上げていた。

―校舎裏跡―

さやか「教えてよ!そのまどかが生き返るって方法!!」
QB「ぎゅぷっ…! 理解ったから…離してもらえないかな…」
仁美「さやかさん、暴力はいけませんわ!」

キュゥべえと名乗る生物は悲嘆に暮れる二人の前に現れた。
ただ…詳細な説明を始める前に、怒り狂ったさやかによって潰されかけていたが…。

さやか「……ごめん…。」
QB「やれやれ、生身の人間に破壊されそうになるなんて思いもしなかったよ。」

壁に押し付けられていたキュゥべえはやっと開放されると、
魔法少女と契約について詳細な説明を二人に話した。

さやか「あたし、魔法少女になるよ! だからまどかを生き返らせて―――」
仁美「…待ってくださいさやかさん。」
さやか「何言ってるの仁美!?早くまどかを…」

しかし洞察力に優れた仁美はそう簡単に話を承諾しなかった。
感情のまま契約しようとするさやかを宥(なだ)める為、優しく抱きしめる仁美。
友人であるが故、声を上げて諫(いさ)めるよりこの方が有効だと熟知していたから。

仁美「お願いですから落ち着いて聞いてください…。
   今まどかさんを蘇生したとしても、もう一度命を奪われる可能性もありますわ。」
さやか「………仁美…?」
仁美「ですから、わたくし達が永遠の束縛を代償として願うべきは…
   まどかさんを"生き返らせる"ではなく、"救い守る事"の出来る力ではないでしょうか?
   何(いず)れにせよ、今この場で、感情だけで契約するのは得策ではごさいませんわ。
   一瞬の判断がわたくし達の…まどかさんにとっても永遠のの後悔とならない為にも。」

頭ではっきりと理解は出来なかったが、さやかは仁美の言いたい事を何となくだが理解した。
しかしキュゥべえ…インキュベーターにとっては彼女達の救済が真の目的ではない。

QB「君は冷静だね志筑仁美。でも人間を蘇生するなら、社会的に影響の少ない間に行うべきだよ。」
  もし葬儀が行われた後に生き返ったりすれば、それは彼女や親族にとっても信用に関わる問題だ。
  時には感情に身を委ねる事も―――」


仁美「お黙りなさいッ!!」


さやか「ひ…仁美…!?」

仁美の一括でその場は静寂に戻された。
彼女の凄みを秘めた表情と一声は、さやかも恐怖を感じずには居られないものだった。
それ以上にお嬢様育ちの志筑仁美がここまでの怒りを露にする事に驚いていたのだが。

仁美「…取り乱してごめんなさい。
   キュゥべえさん、まだ貴女にはお尋ねしたい事が幾つかございますの。」

まず願いの内容と強さが魔法の力そのものに影響する事、魔法少女が永久に闘いの中に束縛される事を確認させた。
それから学校襲撃事件との関連性、まどかを殺害した犯人の正体、彼女がまどかを狙ったのか…
仁美はその理由を事細かに問い質した。

仁美「その織莉子さんと契約したのはキュゥべえさん、貴男でしょう?
   彼女がまどかさんの命を狙う理由を知らない筈がありませんわよね?」
QB「流石に彼女の見た未来までは僕にも想像が付かないよ…。」

仁美の冷酷な質問攻めにキュゥべえは遂に横着を決め込んだ。
事前にに種明かしを要求されては、契約そのものに支障を来たす恐れがある。

仁美「………………。」
さやか「仁美…?」
仁美「理解りました…。キュゥべえさん、わたくし達に少しだけ時間をください。」



―病院の屋上―

仁美「奇跡は一度きりです。そして奇跡の後に迫り来る幾多の脅威を退ける為の方法。」
さやか「そうだね…。まどかを助けて、あたし達が死んであの子を独りぼっちにするんじゃ意味無いもんね…。」
仁美「そして重要なのが…まどかさんの生死に関わる重要な何かを隠されている事ですわ。
   恐らく契約する相手に絶対に話せない理由があるのでしょう。
   その危険性を想定した上で、わたくし達は契約に臨まなければなりませんわ。」
さやか「ぅぅ…何だか無期懲役みたいな感じで怖くなってきたよ…。」
仁美「大丈夫ですわ、さやかさん。わたくし達は二人居るのですから。
   一人では浅墓な願いだったとしても、二人で補え合えばそれは立派な生きる術になりますわ。
   わたくし達は親友です。勿論まどかさんも。」
さやか「仁美…。」



さやか「キュゥべえ、願いが決まったよ。」

呼ばれたキュゥべえは張り込んでいたかの様に間髪置かず現れた。

QB「美樹さやか、志筑仁美。君達はどんな願いを望む?」

まず一歩前に踏み出したのは美樹さやか。

さやか「あたしは…『仲間を守る為の力が欲しい』。」
QB「君は親友の死を蔑(ないがし)ろにして、力そのものだけを求めるのかい?」

さやかは一瞬仁美を目を合わせると深く頷いた。

さやか「そうだよ。それでいい。
    あたしはどんな敵からも仲間を守れる…そんな強さが欲しい!」

続いて志筑仁美が覚悟を決めてさやかに並ぶ。

仁美「わたくしは…『大切な時間を取り戻したい』。」
QB「成る程ね、時間干渉によって君が鹿目まどかの蘇生を担うとは。一理ある考えだ。
  いいだろう…君達の願いはエントロピーを凌駕した。解き放ってごらん、君達の想いを…」


………………♭♭♭………………

―霊安室―

さやか「まどか…っ!! 良かった…良かったよ…」
仁美「…まどかさん…まどかさん…! やっと…目を開けて…」

即死が確認されていた為、蘇生したまどかとの対面は霊安室だった。
仁美の"時間を取り戻す"という願いは、多少の時間であれば対象の時間そのものを逆行させる魔法となった。
癒しや修復そのものではないが、限られた範囲でなら臨機応変に対応する事が出来る様だ。

まどか「………あれ…わたし……パパ…ママ…さやかちゃん…仁美ちゃん…?」
洵子「馬鹿野郎…。アタシもパパも…お友達も心配したんだぞ…?」
知久「まどか…本当に良かった…パパはずっと信じてたよ…。」

突然の生還故に病院は混乱していたが、学校の状態に比べれば遥かに増しと言えた。
生き残った生徒と教師は当面の間自宅待機。学校自体の復旧が可能かすらも怪しい。
仁美の能力を持ってすれば復旧に手を貸す事は可能だろうが、全ての命を救い出す手段には成り得ない。


………………♭♭♭………………

―後日、志筑邸―

仁美「グリーフシードは順調に集まっていますわね。」
さやか「そだね。あたし達もだいぶ慣れてきたって感じかな?」

あの学校襲撃以来、多くの死者を出した見滝原は魔女の巣窟と化していた。
若く純粋な死者の魂が、絶望が数多く蠢き、呪いが瘴気となって至る場所に蔓延する街…
導かれる様に魔女が引き寄せられ、魔法少女にとっては狩場どころか危険地帯でしかない。
嘗(かつ)てこの街に滞在した魔法少女もこの街を見捨てて別の場所に居城を移してしまった。
さやかと仁美の必死の活躍で、僅かずつ活路は開けつつあったが…。

仁美「この辺りは魔女の数も減っていますし、この調子で街と取り戻して行きましょう。」
さやか「そんじゃ、今日も頑張るとしますか!」

(バタン!)
「「―――!!??」」

しかしさやかと仁美、最も身近な存在である二人の行動がまどかに隠し通せる筈も無く…
一週間も持たずしてまどかは感付いていたのだ。

まどか「さやかちゃん…仁美ちゃん…。"また"わたしを…一人ぼっちにするの…?」
仁美「まどかさん…?」
さやか「"また"って…どういう意味よ…?」
まどか「わたし覚えてるよ…。自分がさやかちゃんと仁美ちゃんの目の前で殺された事も…。
    ほむらちゃんが"わたし以外を助ける気が無かった"事だって知ってるよ!」
さやか「えっ…!!?」

暁美ほむらが魔法少女であった事はキュゥべえから聞きだしていたが、
まどかが彼女の目的に気付きつつあったのは重要な手掛かりであった。

まどか「わたし…死んでから一人ぼっちで暗い世界に居て…誰の声も聞こえなくて…怖かったんだよ…。
    さやかちゃんも仁美ちゃんも戦って、いつか死んじゃって…またわたしを独りにするの…?
    二人がこの世界から居なくなるなんてやだよ!そんなのあんまりだよ!」
仁美「まどかさん…お気持ちは理解ります、ですが…。」
さやか「まどかを危険な目には合わせたくないんだ。あたし達が守るからさ…?」

しかしまどかは首を横に振る。

まどか「わたし、知りたいの。ほむらちゃんがどうしてわたしだけを守ろうとしたのか。
    今ほむらちゃんは何処に居るのか。他の魔法少女だってきっと目的があって戦ってる筈だから…。」
さやか「それが…あんたがキュゥべえに叶えてもらいたい願いなの?」
まどか「これは"キュゥべえに"叶えてもらいたい願いだよ。でもわたしのホントのお願いはもう一つあって…」

一呼吸間を置き、決心したまどかはさやかの眼を見つめて言う。

まどか「さやかちゃんと一緒に戦いたい、さやかちゃんの傍に居たい、さやかちゃんの力になりたい。
    わたし…わたし…! ………さやかちゃんが好きだから!!」

さやか「まどか…それ…どういう意味…!?」
仁美「まどかさん……。」

まどかの懇願を聞き入れた二人は屋上に上がりキュゥべえを呼び付ける事にした。
その前に契約の事、願いの重要な内容については釘を刺しておいたが。

仁美「まどかさん…貴女にも聴いておいていただきたい事がありますの。」

………………♭♭♭………………

―志筑邸、屋上―

まどか「わたしは…"全ての魔法少女の真実を知りたい"!」
QB「馬鹿な!君は全ての魔法少女に干渉しようと言うのか…?
  ………いや…鹿目まどか、君なら可能かもしれない。」
仁美「それはどういう意味ですの…?」
QB「僕にも理由は理解らないけど、まどかの魔法少女としての才能は別格だ。
  普通の魔法少女では在り得ない奇跡だって起こせるかもしれないよ。」

仁美の話を聴き入れ、まどかが導き出した願いの内容だった。
魔法少女として行き抜く為に必要な条件、それは同時に彼女達の進むべき道標となる。



鹿目まどかの魂はソウルジェムへと変化し、その瞬間…彼女の中では幾多の記憶が刻まれていった。
ものの一秒にも満たないが果てしない時間…その想いを受け、まどかは突如涙した。




さやか「まどか…大丈夫…!?」
まどか「…うん…ありがとうさやかちゃん…。
    あのね、急にたくさんの悲しみに触れたから…悲しくなっちゃって。でも大丈夫だよ。」

涙を拭い、"えへへ"と笑顔でさかの顔を見上げるまどか。

まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん。わたし達はほむらちゃんを追いかけなきゃいけないよ。」
さやか「えっ…追いかけるって…どゆ事…???」
まどか「わたし達ももう一度時間をやり直して、学校で死んじゃった人達を助けるんだよ。」
仁美「まどかさん…? でも、わたくし達にそんな力は…」

QB「やれやれ…"全てを知られた"からには、もう僕がここに居る理由が無いよね。
  僕としてはまどかに魔女になって貰いたい所だけど、それはもう達成できそうにない。」
さやか「魔女…???」
まどか「………。」

まどかが次に視線を向けたのは仁美でもキュゥべえでもない…
さやかや仁美に向けるのとは対象的に冷淡なそれを"インキュベーター"に向けていた。

まどか「そうだね、インキュベーター。わたしの"ゲート・オブ・マギア"が教えてくれたよ。
    貴男の目的も、魔法少女に仕組んだ罠も。」
QB「まどかは思ったより人聞きが悪いんだね。それに君は真実を知った今、尚も抗おうと言うのかい?」
まどか「そのつもりだよ。」

それまでの態度が嘘の様に、まどかはインキュベーターに冷たく言い放った。
まどかとインキュベーターのみにしか理解できない会話に、さやかと仁美はお互い顔を見合わせるばかりだ。

QB「それじゃあ僕は次の魔法少女を探しに行くよ。
  でもその前に、君達に与えられた力の説明だけはさせてもらおう。」


………………♭♭♭………………


仁美「…でも…わたくしにそんな力は…」
QB「志筑仁美。"大切な時間を取り戻したい"と願ったのだろう?
  ならば君自身を信じて、仲間と共に"取り戻す為"に魔法を使ってごらん。」
まどか「インキュベーター…貴男はどうしてわたし達にこんな説明をするの?」
QB「正直…もう君には敵わないと考えたからさ。
  むしろ君達を絶望させるよりは、強大な敵を破壊した時に発せられるエントロピーに期待すべきだろうね。」
さやか「キュゥべえ…いろいろ教えてくれてありがとね。」
QB「僕はお礼を言われる事をした覚えは無いよ。利害の一致という奴さ。
  それじゃ、僕は行くよ。グリーフシードを処分したくなったらまた呼んでよ。」


………………♭♭♭………………


三人は協力して魔女を狩りながら、その合間にまどかが知った"真実"について話していた。
ソウルジェムとグリーフシードの関係、近い内に見滝原を襲う脅威、
魔法少女が契約した内容、暁美ほむらの真の目的、彼女が経験した時間軸…

さやか「じゃぁあたし達はあいつを追いかけて、ピンチになった見滝原を一緒に助ければいい訳だね?」
仁美「はい。その為のわたくしの魔法ですわ。一つ一つの物を戻すのは難しいですが、時間を越える事ならきっと…。」
まどか「仁美ちゃんなら絶対大丈夫だよ。きっと行けるよ…ほむらちゃんの居る世界に。」


………………♭♭♭………………


さやか「そっか…仁美は恭介が好きなんだね。」
仁美「そ、そんな面と向かって言わないでください…///
   でもわたくしは…恭介くんを…さやかさんの想い人を奪う訳には………。」
さやか「仁美ならしょーがないよ。」
仁美「さやかさん…!?」
さやか「あいつとは付き合い長いし、いろいろ憧れてたけど…仁美に言われて気が付いたわ。
    仁美が恭介を幸せにしてやってよ。」

仁美「で、でもそれではさやかさんが………」
さやか「あたしには、もうちゃんと居るから。仁美が恭介を思っているのと同じくらい大切な奴がさ。」

さやかは隣に座りこむまどかの手を優しく握った。

まどか「さやかちゃん…?」
さやか「あたしと一緒に…行きたいんでしょ…?」
まどか「うん!ずっとさやかちゃんと一緒に居たいよ…。」
さやか「仁美、悪いけどそういう訳だからさ!」
仁美「まぁ…そ、そんな禁断の恋を…!?///」

まどか「さやかちゃん…ホントに…わたしでいいのかな…?///」
さやか「あんな本気で告られて…惚れない訳ないでしょ?///」

さやかは赤面した顔を隠す様に眼を背けた。
ただし、繋いだまどかの手は硬く握ったままで。


………………♭♭♭………………


仁美「この時間軸もそろそろワルプルギスの夜が来ますわね。」
まどか「でもやれる事はしっかりやったよ。」
さやか「おーっし!じゃぁ出発するとしますか! グリーフシードは何個持った?あたし7個。」
仁美「わたくしは8個ですわ。」
まどか「わたしは9個。ってさやかちゃん、燃費悪いんだから一つあげるよ。」
さやか「大丈夫だってば。"アレ"は緊急の時しかやんないからさ。ね?」


さやか「じゃぁ最後に作戦確認。
    あたしとまどかは出来る限りほむらの記憶を邪魔しない様にしながらほむらの友達になる。」
まどか「ほむらちゃんはきっと何度も傷付いて躍起になってる。
    別の世界から来ていきなり会って話しても、絶対に聞き入れてくれないよ。
    これからわたし達が行く時間軸がどうなってるか、はっきりとは理解らないけど…
    だからできるだけほむらちゃんと仲良くしていけばいつかお話する機会がある筈だよ。

仁美「わたくしは多少時間がかかりますが、恭介くんの腕の治癒を補助する。
   ただし他の魔法少女に察知されてはならない。ほむらさんとは接触を避け、緊急時以外は常に待機。」
さやか「仁美を失ったら誰もまどかを救えなくなってお終いだからね。
    ワルプルギスの夜の反動を受けるまどかを、一瞬だけ戻せるのは仁美しか居ないんだから。」
まどか「仁美ちゃんがしっかり考えて契約してくれたお陰だよね。」

さやか「恭介の怪我に関しては、表向きはあたしが契約。そんでまどかと一緒にお見舞い行く。」
まどか「わたしも一緒でいいのかな?」
さやか「あんたがあたしの傍に居ないとほむらは心開いてくれそうにないからね…。」
仁美「それに突然まどかさんが前線で戦ってたりしたら…きっとほむらさんは怒り狂ってしまいますものね…。」

まどか「だからワルプルギスの夜が来るより前にみんなと仲良くなって…」
仁美「わたくし達の事をちゃんとお話して…」
さやか「ワルプルギスの夜に勝つ!」

さやか「それでまたいつもみたいに三人で学校行ける様になったらさ…
    仁美はちゃんと恭介と仲良くやんなさいよ?」
仁美「さ、さやかさん…!///」
さやか「あたしはあんた等に負けないくらいまどかと幸せになるからね!」
まどか「さやかちゃん…えへへ…♪」

………………♭♭♭………………

三人は手を取り合うとそれぞれ魔法少女へと姿を変えた。
仁美は巨大な斧槍を斧槍を天上に向け、ゆっくりと円を描き反時計周りに回転させ始める。
彼女の斧槍は時計の針を意味し、逆の回転は時間の逆行を示すのだ。
刃先は逆回転に二度12時の方向を回り、三度目の7時の方向で回転を止めた。

仁美「…扉を見つけましたわ。さあ、行きましょう。」

仁美は空いた手で二人の手を取ると斧槍で前方の空間に十字を切った。
そこには西洋の神話に見るな荘厳な模様が刻まれた扉が現れ、彼女達の望んだ時間軸へを道を開いた。

QB―さあ、見せてごらん…君達の信じた未来が正しいのか、それとも"彼女"の信じた未来が正しいのか…。―

[Gate of Magia]―中編―

おしまい。後編へ続きます。

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最終更新:2011年12月18日 00:36
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