19-12

12 名前：そんな二人の片想い[sage] 投稿日：2012/01/11(水) 23:38:18.05 ID:DRJdKYRO0
さ「はぁ…」
ま「さやかちゃんどうしたの？」
さ「あっ、まどか…」
ま「そんなに暗い顔するなんてさやかちゃんらしくないよ？何か悩みがあるなら相談に乗るけど…」
さ「んー…じゃあさ１つだけ答えてほしいんだけど」
ま「うん、なあに？」
さ「まどかはさ…女の子同士の恋愛ってどう思う？」
ま「えっ…？」
さ「あっ、言っとくけどあたしじゃないからね？ちょっと相談されちゃってさ…ほら、あたし女の子からラブレターもらったことあるし」
ま「あっ、そうなんだ…てっきりさやかちゃんが上條君とのゴタゴタで目覚めちゃったんじゃないかって心配したよ～」
さ「さりげなく人の苦い思い出を掘り返すなっつーの！で、どうなのよ」
ま「うーん…別にその子達が納得してるならいいんじゃないかなあ…わたしはいいと思うよ？」
さ「…もし片方が普通に男の子が好きだったら？」
ま「……それは、諦めるしかないと思うよ？だって振り向いてくれないんじゃ…辛いだけだよ。早く次の恋を探した方がいいよ、絶対に」
さ「…………そっか。うん、ありがとうまどか」
ま「えっ、これでいいの？あまり役に立ててない気がするんだけど…」
さ「うん、あくまで参考にしたかっただけだし。後は>>1乙で考えてみるよ…」
ま「わかった、じゃあわたし先に帰るね？さやかちゃん、まだ残って考えたいみたいだし」
さ「……さすがまどかはわかってますな」
ま「そうだよ、わたしはさやかちゃんのお嫁さんだもん。えへへ、じゃあまた明日ねさやかちゃん」
さ「うん、また明日」

ガラガラッ…ピシャン

さ「…………はぁ…やっぱりそうだよねぇ…望みはなしかあ…」
さ「気持ち悪いって言われなかっただけマシなんだろうけど…あんまし慰めにはならないよね…」
さ「あーあ…なんであたしはこう…難易度ハードな恋愛ばかりしちゃうのかなあ」
さ「まさか、まどかを…好きに、なっちゃうなんてさっ…」
さ「あたしって…ほんとバカ」

†

ま「……そうだよ、諦めるしかないんだよ」
ま「もう、やだもん。勝手に期待して勝手に傷つくなんて辛いだけだもん…さやかちゃんに気持ち悪いって思われたくないもん…」
ま「……あはは、自分が出来てないくせにあんなアドバイス説得力ないよね…さやかちゃんを未だに諦められないわたしが言っても、本当に説得力ないよっ…」


さやかちゃん「まどか…」
まどかちゃん「さやかちゃん…」
まどさや『こんなに好きなのにな……』