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199 名前：そんな二人の合体攻撃1/2[sage] 投稿日：2012/01/15(日) 02:29:30.55 ID:tjJm1R8o0 [1/4]
ま「うーん…」
さ「どうしたのまどか？」
ま「あっ、さやかちゃん…えっと、矢が思うように当たらなくって悩んでるんだ」
さ「えっ、なんで？だってまどかの矢って狙ったとこに曲がったりするじゃん」
ま「あれは集中しなきゃいけないし、立ち止まって弓を構えてる間は無防備になっちゃうから…マミさんみたいにリボンで縛るとかわたしには出来ないし」
さ「…確かに魔女相手に立ち止まるのは危険だね。あぁ、だから最近のまどかはあんまり矢射たないのか、射つにしても１、２本くらいだし」
ま「うん…当たらないなら魔力の消費を抑えた方がいいってマミさんに言われちゃって…でもわたしも魔法少女なんだからどうにかしてみんなの役に立つ方法はないかなって」
さ「なるほどね…だったらいい方法があるよ！」
ま「えっ、本当に！？」
さ「要は動きながらまどかが弓を引き絞れればいいんでしょ？ふふん、さやかちゃんに任せときなさい！」
ま「うん！ありがとうさやかちゃん！それで、どうしたらいいの？」
さ「それはね…」

†

マ「よし、二人とも行きましょう！美樹さんは使い魔を倒しながら魔女を撹乱、鹿目さんは後方から牽制を…」
ま「あの、マミさん！今回はわたしにまかせてください！」
マ「えっ？でも鹿目さん…」
さ「大丈夫ですよマミさん！まどかにはあたしと考えた秘策がありますから！」
マ「秘策…」
ま「お願いしますマミさん！わたし、もう後ろで守られるだけなんて嫌なんです！」
マ「……わかった。よほど自信があるみたいだし、今回は二人にまかせるわ」
さ「マミさん…」
マ「ただし！危なくなったら強引にでも私が倒すからね？」
ま「はい、ありがとうございます！」
さ「行こうまどか！」
ま「うん！」

マ(ふふ、いい顔してたわね二人とも。やっぱり仲間っていいなあ…)

さ「準備はいい？」
ま「いつでもいいよさやかちゃん！」

マ(でもいったいどうするのかしら？美樹さんが引き付けるにしても確実性がなきゃ鹿目さんが危ないだけ…)

まどさや『合体！！』

マ「…………えっ？」


200 名前：そんな二人の合体攻撃2/2[sage] 投稿日：2012/01/15(日) 02:39:09.84 ID:tjJm1R8o0 [2/4]
さ「よーし、いくよまどか！」
ま「うん！」
マ「二人とも、ちょっと待ちなさい！」
ま「えっ？」
さ「なんですか？」
マ「あの…それが秘策なの？」
ま「そうですけど…」
マ「……私には、美樹さんが鹿目さんを肩車してるようにしか見えないんだけど」
さ「そうですよ？」
マ「」
ま「えへへ、でもすごいよさやかちゃん！確かにこれならわたしは弓を引き絞るのに集中できるね」
さ「テレビで見た流鏑馬っていうのからヒントをもらったんだ。あたしのスピードで魔女の攻撃なんかガンガン避けちゃいますからねー！」
ま「うん、お願いします！それじゃあさっそく…」
マ「ティロ・フィナーレ！！」ズドオオオオン！！
さ「マ、マミさんっ！？どうして…」
ま「わたし達まだ何も…」
マ「二人とも。帰ったらみっちりお説教するから」
まどさや『えぇっ！？』
その後、なぜかマミさんに散々怒られちゃいました…byまどか

おまけ…VS杏子ちゃん

杏「はっ、ウザいやつにはウザい仲間がいるもんだね」
さ「なんだとっ！？」
ま「さやかちゃんを馬鹿にしないで！」
杏「だったらかかってきなよ。いいぜ、こっちは２対１でもさあ！」
さ「っ…その言葉後悔させてやる！まどか！」
ま「うん！」
まどさや『合体！』

さ「どうだ、これがあたし達の力だ！降参するなら今の内だよ！」
ま「さやかちゃんは傷つけさせないからね！」
マ「ちょっとあなた達何してるのっ！？」
まどさや『マミさん！』
杏「……」ポカーン
マ「さ、佐倉さんっ！？ど、どうしてここに…」
杏「……」ジー…
マ「はっ！？さ、佐倉さん勘違いしないでね！？あれは私が考えたんじゃ…」
杏「かっけぇ…」
マ「」
杏「お、おい！」
さ「何よ」
杏「さっきのは撤回するからさ…あたしにもそれやらせてくれよ！」
ま「ダ、ダメだよ！さやかちゃんの肩車はわたし専用だもん！」
杏「いいじゃねぇか、ちょっとくらい！なんならあたしが下でもいいからさ！」
さ「嫁の太ももの感触を他人に渡せるわけないでしょうがっ！」
杏「んだよ、ケチケチすんなって！」
ま「ダメだよー！」

ほ「……」
マ「あ、暁美さん…」
ほ「どうしてこんな…」
マ「あぁ…あなたはまとも…」
ほ「私だってまどかと肩車したい！」タッ！
マ「」

ワイワイ、キャッキャッ…

マ「うう…私も混ぜてー！」タッ！
キ「わけがわからないよ…」