443 名前:鹿目家では鬼も受け入れるようです[sage] 投稿日:2012/02/03(金) 07:25:11.75 ID:+FIM6VlY0 [1/3]
ま「さやかちゃん、今日は節分だよ!」
さ「そうだねー。去年はあたしが鬼のお面つけて、たっくんとまどかに豆ぶつけられたっけ」
ま「えへへ、あの時ははしゃいじゃってごめんなさい。だけど今年はわたしが鬼をやる番だから安心して!」
さ「鬼ねぇ…こんなにかわいらしい鬼ならむしろ大歓迎なんだけど」
ま「か、かわ!?」
さ「あらら、まどかったら顔真っ赤にしちゃって…やっぱり追い出すのはやめてあたしの嫁にしよう♪」ギュッ
ま「むうっ!ぷはあ…ダ、ダメだよさやかちゃん、節分なんだからちゃんと鬼は外ってやらなきゃ…」
さ「えー、やだー」
ま「や、やだじゃないよ!」
さ「じゃあ、いやー」
ま「ううー…じゃあ今年もさやかちゃんが鬼になってよ!」
さ「あたしが?」
ま「そうだよ!さやかちゃんがちゃんとやってくれないのがいけないんだからね!こうなったらいっぱい豆をぶつけて…」
さ「そっか…まどかはあたしを追い出したいんだね」
ま「えぇっ!?そんな違…」
さ「まぁ、まどかがあたしを嫌いになったならしょうがないよね…あたし実家に帰らせて…」
ま「ダ、ダメェ!!」
さ「おおっ!?」
ま「お、追い出さないし、嫌いになんかなってないよ!さやかちゃんにはずっとずっと私の傍にいてほしいもん!だから…」
さ「へぇ、あたし鬼なのにそんなに傍にいてほしいの?」
ま「うん…だってさやかちゃん鬼がいなくなったらわたし泣いちゃって幸せになんかなれないよ…」
さ「しょうがないなー…じゃあまどかを泣かせないためにも出ていかずにさやかちゃん鬼はここに居座っちゃいますからねー」
ま「えへへ、ありがとう…さやかちゃん」
さ「どういたしまして」
マ「佐倉さん、この豆は何…?」
杏「いや、豆投げて遊んでるガキどもから没収してたらこんな量になっちゃってさ。ったく、最近のガキは平気な顔して食べ物で遊ぶからやんなる…痛っ!?」
マ「か・え・し・て・き・な・さ・い!!」
杏「な、なんでだよ!あたしなんか悪い事したかっ!?おい、ほむらお前からも…」
ほ「…………」しくしく
杏「…何かあったのか?」
マ「えっと…歳の数だけ食べる豆の数にループ分を加算したらすごい数字になったらしくて」
ほ「こんなのおかしいわ…私だけ××代なんてあんまりよ…」
杏「あー…ドンマイ」
ま「鬼は内ー、福も内ー」
さ「…何か間違ってないそれ?」
ま「間違ってないよー、えへへ」
見滝原は今日も平和です…
最終更新:2012年02月28日 00:01