73 名前:そんな神様のチョコ作り[sage] 投稿日:2012/02/11(土) 21:11:09.55 ID:FbvrZwF50 [1/3]
ま「えっと、後は型に流し込んで…」
エ「神様、とりあえずかわいいラッピングのやり方調べときましたから」
ま「ありがとう、エリーちゃん」
エ「いえいえ、これくらいググればすぐですから…というかずいぶんたくさん作ってますね。もしかしてこの世界中に配る気なんですか?」
ま「うん、そうだよー。だってわたし神様だし、みんなを連れてきたのもわたしだから」
エ(へぇ…いつもはさやかさやか言ってるけどやっぱり神様なんだね…あれ?)
「神様、こっちのチョコそっちにいっぱいあるのと大きさが違いますけど」
ま「あっ、そっちは特に親しいお友達の分だよ。仁美ちゃんでしょ、ほむらちゃんにマミさんに杏子ちゃん、それから…はい、エリーちゃん!」
エ「えっ」
ま「エリーちゃんも大切なお友達だよ。それにいつもお世話になっちゃってるから…だから、はい」
エ「あ、ありがとうございます…」
ま「えへへ…あっ、そうだ!さやかちゃんの分の型出さなきゃ」
エ「えっ、さやかにもこの大きさじゃ…!?」
ま「よいしょ…」
エ「でかっ!?テーブルの半分は占領してるじゃないですか!」
ま「えへへ、さやかちゃんへの想いを表す大きさの型を探してたら、こんな大きさになっちゃった」
エ「これ、パーティー用って書いてあるんですけど」
ま「大丈夫!さやかちゃんチョコレート大好きだから!」
エ「……(あぁ、やっぱり神様はさやかバカだ…さやか、あんたも苦労…はしてないか)」
ま「交わした約束忘れないよ、目を閉じ確かめる~♪」
エ(これ以上は邪魔しない方がいいかな…)
「神様、それじゃ私行きますね」
ま「あっ、うん!本当にありがとう、エリーちゃん!」
エ「だから大した事はしてませんって…っとそうだ。はい、神様」
ま「えっ、これ…チョコ?」
エ「たぶん当日は忙しいんでお先に友チョコです。愛情たっぷりの本命はまぁ、さやかにでも期待してください」
ま「…あ、ありがとうエリーちゃん!大切にするね!」
エ「…食べてくださいね?それでは」パタンッ…
ま「友チョコ…えへへ、さやかちゃん。わたしまた自分でお友達作れたよ」
「よーし、さやかちゃんのチョコ頑張って作ろうっと!」
†
エ「モグモグ…うわ、甘い!まぁ、これくらいの甘さならまだまだいけるか…っと電話だ」
「もしもし…あっ、仁美。バレンタインの予定?無論あいてるわよ、どうせ出歯亀するんでしょ?」
「はいはい、じゃあ……さてと、行きますか!」
最終更新:2012年02月28日 00:54