21-321

321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 13:16:54.89 ID:nra1mQPY0
4矢に乗せて
5QBに頼む
6さやかちゃんかほむほむに頼む

386 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/02/15(水) 00:32:43.81 ID:lMmcLEIK0 [1/2]
昼間時間あった時にカキコしたのを自分で続けてみましたん。

「さやかちゃん、これ渡しておいて欲しいんだけど…お願い出来るかな…?
 さやかちゃんの知ってる人になんだけど…宛名は裏に書いてあるから。」
「ははーん、バレンタインチョコですかな?」
「う、うん…。」
「親友の頼みとあればしょうがないか。
 さやかちゃんに任せなさい!」
「そ、それじゃあね!」ピュー

「まどかってば恥ずかしがり屋だなー。さてと、宛先は…」

[美樹さやかちゃんへ あなたのことが好きです 鹿目まどか]

―次の日―
「さやかちゃん、あ、あの…どうだったかな…?」
「へ!? えっと、よ、喜んでたみたいだよー。」
「えへへ、良かった~…。」
「お二人共どうされたんですの? そんなあからさまに顔を逸らしたり…。」
「わ、わたしはただ…さやかちゃんに頼んで知り合いの人にチョコ渡して貰っただけだよ…。」
「うん、そ、そうだよね…。その子もまどかの事…す、すすす好きだって言ってたし!」
「ホントに!? 良かった…さ、さやかちゃんあのね…。
 その人に…今度、その…デ…デデ…デートしよって…伝えてくれたら嬉しいなって…。」
「デ…デートぉっ!? う、うん…伝えとくよ…!」
「(あらあら、いつボロが出るか楽しみですわね。)
 さやかさん。その方はまどかさんのどんな所がお好きなんですの?」
「うへっ!?? あっ…えーっと………いつも見守っててくれて…優しくて可愛いトコかな…。」
「うふふ…まるでご自分のお気持ちのような物言いですわね?」
「ち、違っ…!!」
「ふふっ、ではそういう事にしておきましょうか。
 まどかさんはさやかさんのお知り合いの方のどんな所がお好きなんですの?」
「あううっ…仁美ちゃんズルいよぉ…。」
「ご本人がいらっしゃらないのですから、今のうちに気持ちを整理しておくべきだと思いますわ。」
「うん…。えと…あのね…さやかちゃん優しくて、勇気があって…すぐ誰かの為に頑張り過ぎちゃって…
 でもその子、ホントはとっても繊細で…わたしなんかより女の子らしくて…」
「ス、ストップストップ!それ以上褒め殺されると死ぬわぁっ!死ーぬー!!」
「ちちち違うよぉ…! さやかちゃんの事じゃないのに…」
「あらぁ? まどかさんさっき[さやかちゃん優しくて]とおっしゃいませんでしたか?」
「ふぇぇっ!!??」
「ちょ…ちょっとまどか…!」
「ところでさやかさん、まどかさんから頂いたチョコは美味しかったですか?」
「そりゃ勿論美味しかった…って言ってたよ!知り合いの子が言ってたんだぁぁぁ!」
「ふふふっ…確かにその方はさやかさんがご存知の方で間違いはございませんわね。」
「仁美ちゃん…?」
「さやかさんがさやかさんをご存知なのは当然の事ですわ。
 随分遠回しに愛を思いっきり語り合うだなんて隅に置けませんわね♪」
「はわわわわ…!」バタバタバタ
「ううううっ…仁美ぃ…。」
「お二人とも、おめでとうございます。」ニコッ

仁美ちゃんは二人の手を繋がせ、スキップでその場を去って行きましたとさ。

おしまい。

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最終更新:2012年02月28日 01:18
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