221 名前:そんな三人のいつもの日常[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 00:41:04.94 ID:U0r+CCz+0
まどかちゃん「わたし今日こそはさやかちゃんにはっきり言うよ!」
さやかちゃん「なにさ、改まっちゃって」
まどかちゃん「さやかちゃんはわたしを子供扱いしすぎ!さやかちゃん、時々タツヤ以上にわたしを子供だと思ってるでしょ!」
さやかちゃん「えー、そんな事ないって。あたしはまどかを年相応に扱ってるつもりだよ」
まどかちゃん「そんなの嘘だよ!この前だってクラスでお弁当食べてる時に『はい、まどかたんご飯でちゅよー』って赤ちゃん言葉でおかず食べさせたじゃない!」
仁美ちゃん(…あら?あの時はたしかまどかさんがさやかさんに「さやかちゃんお弁当食べさせて~」と仰っていたような…)
さやかちゃん「何を言い出すかと思えば…あの時はあんただって『おいしいでちゅ』ってノリノリだったじゃん」
まどかちゃん「そ、それは…そ、そうだ、一昨日さやかちゃんわたしが手芸部で賞もらった時にいやだって言ったのにわたしの頭をずっと撫でてたよねっ!?」
仁美ちゃん(あの時のまどかさん口ではいやだと言ってましたが、頭を撫でられてそれはもう至福の表情を浮かべていたような…)
さやかちゃん「よく言うよ。わざわざあたしが撫でやすいように頭を傾けてたくせに」
まどかちゃん「えっ、そ、そうだったっけ…?」
さやかちゃん「まぁ、まどかが嫌って言うならこれからはしないようにするけど。まどかが本当にそれでいいならね」
仁美ちゃん(さやかさん、わかっていながらまどかさんをからかってますわね…)
まどかちゃん「い、いいもん、だってわたし子供じゃないもん…」
さやかちゃん「了解、じゃあこれからはそうするよ。いやー、まどかも成長したね~」なでなで
まどかちゃん「えへへ、そうかな…?」
仁美ちゃん「――」
さやかちゃん「そうそう。あっ、まどかケーキ食べる?」
まどかちゃん「うん!」
さやかちゃん「それじゃあ、はいあーん」
まどかちゃん「あーん…んっ」
さやかちゃん「どうでちゅか、まどかちゃん美味しいでちゅか~?」
まどかちゃん「うん、美味しいでちゅ!――あれ?」
さやかちゃん「~~~っ…!」
仁美ちゃん「まどかさん…」
まどかちゃん「ち、ちちち違うよ!これはそのえっと、ついいつもの癖で…」
仁美ちゃん「…癖になってしまっているくらいならもうそのままでいいのでは?」
さやかちゃん「そ、そうそう。まどかはいつものまどかが一番かわいいんだからさ…ぷぷっ」
まどかちゃん「うう~」
最終更新:2012年03月16日 08:13