反転編 背景ストーリー
覚醒の力を振りかざした闇文明であったが、GENJI達の活躍により闇のZ軍は壊滅、各文明の民は平和な暮らしを取り戻し、そんな日常が過ぎていった・・・。
しかしそんな平和は打ち砕かれた。何者かが闇、水、自然の3文明を襲撃したのだ。そんな中、すぐに火と光の元に「3文明が襲撃された」という情報が入った。怪しむ2文明だったが、現場へ急行。
そこに信じられない光景が映った。なんと極神戦争の英雄、≪
武者ドラゴン≫と≪
ウルフェウス≫が暴れていたのだ。いったい何故、死んだ者が!?そして2体は火・光文明にまで攻撃を加えた。訳のわからないまま攻撃される2文明。
そしてまだ終わってはいなかった・・・闇・自然文明はこの事件の発端を火・光の仕業と断定。再び文明は対立してしまったのだ・・・事件は、知られざる
第6の文明の仕業とも知らずに。
しかし水文明は第3者の存在に気づき始めていた。一瞬水面に映る「鏡のような世界」に・・・。水文明は、「死者返り」の謎の解明に着手した。
研究を急ぐ水文明だったが、鏡面世界からクリーチャーが飛び出していくのを目撃し、すぐさま彼らと交戦。だが彼らは戦おうとすらせず、まるで遊んでいるかのようだった。さらには
「別の世界」に飛ばされた者もおり、やむなく退散。だが彼らとの接触により、詳しい情報が得られた。鏡面世界の解明に成功したのだ。
≪
サイバー・M・レスキュー≫を筆頭に、事件の発端は鏡文明によるもので、戦いはやめるべきだと訴える。しかし彼らは話を受け入れず、逆に、別世界への干渉能力を得た水文明こそが事件の発端ではないかと疑われてしまう。互いが互いを疑う、三つ巴の戦いになってしまう。
そんな時だった。何の能力も持たない、文明の枠を越えた、純粋な心を持つ者たちの勢力が現れた。そして、弱き者たちの太陽≪
幻惑星サンライズ・キングヴァニラ≫が降臨したのだ・・・
彼は天の命により、荒んだこの世界に平等を与え、汚れた者を粛清するためにこの世界にやって来たのだ。
ヴァニラと呼ばれる、純粋な者の軍団を引き連れて。
しかし皮肉なことに、彼の力はこの世に「反転」をもたらした。世界の反転により、文明の常識を破った強力なクリーチャーが次々と現れた。そして、4大勢力がぶつかりあう、凄まじい戦争が始まった・・・。誰一人として、巨大な陰謀に気づくこともなく・・・・・・
ぶつかり合う4大勢力。しかし、
ヴァニラたちは彼らとの激闘を繰り返すうちに疑問を抱き始めていた。「彼らが本当に荒んだ者で、この世を浄化する必要があるのか」・・・と。形は違えど、5文明と接触することで彼らの心に触れ、5文明らも鏡文明たちの目的が侵略や殺戮でないことを分かりはじめていたのだ。
だがこのことで5文明は再び集結。鏡文明とも和解し、共に戦うことを決意した。使用を禁じられていたが「超次元の力」も開放。正義の「コマンド」、≪
万華鏡ルナティック・ミラーΩ≫と≪[[時空の火種ファイア・キック≫が誕生した!
だが絶望も訪れた。悪に染め上げた
ミラー・コマンドを鏡武者ドラゴンとファントム・ウルフェウスは吸収。あの伝説の英雄の一人「超聖竜ボルフェウス・ヘブン」を再現、≪
獄聖龍ボルフェウス・ヘル≫への融合を果たしたのだ・・・
≪ルナティック・ミラーΩ≫は立ち向かっていくが、歯が立たない。自分が覚醒し、援護すれば・・・。そう考えた≪ファイア・キック≫は覚醒を急ぐ。だが、それも計算されていたのだ。
もはやこれまでか・・・誰もがそう思ったその時、奇跡の誤算が起こった。次元を捻じ曲げすぎたことで、この星の「怒り」の体現である竜、≪
超竜ビザタムス≫が爆現した!怒りのままに、圧倒的なパワーでファントムNEXを倒したのだ。
≪トリニティ・キッカー≫はその力で、全力を以ってルナティック・ミラーΩを援護。「この世界を再び、争いのない世界にしたい!」という理想を胸に、二人の思いが力に変わる。二人の一撃はボルフェウス・ヘルを貫いた!そして墜落していくボルフェウス・ヘル・・・・・
やっと訪れた平和を、文明の民は疲弊しながらも噛みしめ、みな歓喜に包まれた。・・・だがその声は一瞬にして凍りついた・・・。なんとボルフェウス・ヘルは生きており、再び分離。見たこともない2体のクリーチャーが正体を現した。
「理想を叶えたいか?」・・・その天使のような言葉と共に、さらにもう一人、「欲望」という名の神が降り立ったのだ・・・
作者:かがみ
- これは期待せざる負えない。頑張ってください!! -- ペペロン (2011-02-17 21:00:14)
- ありがとうございます!!評価してくださって、感激です!^^ -- かがみ (2011-02-17 21:58:01)
- わお!ウルフェウスも出るのか!効果が楽しみ♪ -- 名無しさん (2011-02-17 22:10:26)