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対竜編(ダウト・オア・トラスト) - (2011/03/25 (金) 16:55:13) の編集履歴(バックアップ)



 狂った結束を行った恐怖の絶対者と下界の戦士達の戦いは、共有の力を最大限に使用した下界混成軍の勝利によって終結した。神の大半が現世から消滅し、神界その物も下界以上に荒廃してしまった。残りわずかな神はその修繕に全てを費やすことを決定し、一時的に神界と下界の間に不可侵条約が結ばれた。地上の者達は真理に近い神の助言を受けることが不可能になったが、神の進行を受けることが無くなったため、かつて以神ツート伝神イェバカーを倒した時のような平穏な時を遂に獲得することが出来た。

 だが、世界は「平穏」を手にしたが「均衡」を手にした訳ではなかった。

 互いの尊重の意志を胸に再び各々の住処に戻った五大文明。それぞれの文明内で報酬や地位を得る者も非常に多かった。だが、それらの配分には、全くの偶然で一つの共通点が生まれていた。火のブレイブ・スピリットや自然のビークル・ビー等、俗に言う「サポート種族」達が全く報酬を得られていないことだった。非力だった彼等の活躍は、特に前戦に立っていた植物や機械達の陰に追いやられ、記録が全く残っていなかったのだ。各英雄とされるクリーチャー達に寄り良い住処が与えられる一方で彼等は狭い土地に集団で押し込まれ、生存すら苦しい生活を送らざるをえなく成った。そんな状況なら不満が起こるのも必然であり、英雄種族達の目を盗みサポート種族達は革命同盟を結成、そしてある時、かたや〈虐殺のキレア〉を筆頭に闇・火・自然の連合軍が、かたや〈ロード・プロシオン〉の名の下キカイヒーローとディープ・マリーンが集結を開始した。ところがそれに気付いた者は各文明上層部に多かった物の、誰も危険視していなかった。文明間で行われた集会でも終始よく飛ぶ言葉は「たかが」。結局、どこもそれら使役をしていたグランド・デビル等を撃退に向かわせ身の程を知らせると言うことで決定が降りた。だが、その集会が後に大きく裏切られた。
 〈ロード・プロシオン〉の部隊の迎撃に当たっていたグランド・デビルの兵団が、「巨大な影」を見たという伝令を最後に連絡を絶った。
 「巨大な影」。その言葉に上層部はざわついた。一番大きなビークル・ビーは違う場所で蜂起しているはずであり、第一巨大と言うほど大きくはない。そして、立て続けにドリームメイトやグレートメカオーからも全滅の報告が届いた。そして残った種族達の住処にサポート種族軍が近付いた時、その正体が明るみとなった。それら非力な種族と、それらより一回り大きな見たこともないクリーチャー。そして、皆が知るそれとは全く姿が違う「ドラゴン」だった………


新種族
光:フェンサー・ドラゴン、ヴァルキリープリンセス
水:レイ・ドラゴンインテンションウェポン
闇:スカル・ドラゴンミストレイター
火;トータス・ドラゴン、ドラゴン・モンク、バイキャリークラスターコンドル
自然:スコロペン・ドラゴン、バトルシップ・バタフライ



作者:炭塵
 大英編直結の続編。
 それとは逆に、今回は軸が一つ決まり、それに沿ってストーリーが進行する形になる予定です。
 なお、このシリーズはレアの数を削ってベリー・スーパーレアの数が増えています。


スーパーレア

ベリーレア

レア

アンコモン
コモン