ファナリス

※この項目の元ネタはただ今考察中です。

考察①ファラリス(紀元前六世紀頃)
 古代ギリシャの都市国家、古代シチリア島アグリジェントの僭主
 出典表記:Phalaris

・ファラリスの雄牛(拷問・処刑道具)
ファラリスの雄牛(ファラリスのおうし)とは、古代ギリシアで設計された拷問および処刑のための装置。
シチリア島アグリジェントの僭主であったファラリスに献上された。
構造:有罪となったものは、雄牛の中に閉じ込められ、その下で火が焚かれる。真鍮は黄金色になるまで熱せられ、中の人間を炙り殺す。雄牛の頭部は複雑な筒と栓からなっており、囚徒の叫び声が猛る雄牛のうなり声のような音に聞こえる。
製作者:アテナの真鍮鋳物師・ペリロス
 ファラリスはペロリス自身に音響設備を試せと命令し、ペロリス自ら雄牛の中に入ると鍵がかけられ、ペロリスははじめの犠牲者となった。また、ファラリス自身も僭主の地位を奪われた時、その雄牛の中に入れられて焼き殺され、最後の犠牲者になったと伝えられている。

最終更新:2013年02月02日 11:05