表記:アスタロト(Astaroth)、アシュタロト(Ashtaroth)、アステロト(Asteroth)アスタロト(Astaroth)、日本語ではアスタロス、アシュタロスとも表記される。
アスタロトは悪魔学における著名な悪魔の1人である。
セバスチャン・ミカエリス、ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ、ヨーハン・ヴァイヤーらが、悪魔学に関する著作の中でアスタロトについて言及している。また、グリモアにもしばしばその名が見られる。
アグリッパによると、アスタロトはギリシア語ではディアボロス(中傷者)と呼ばれ、ヨハネ黙示録に出てくる「我々の兄弟たちを告発する者」と同一視される。ヴァイヤーによれば、過去と未来を見通す能力を持ち、質問者に教養学を教授する[3]。また、天使の創造やいかにして天使たちは堕天したかについても語るが、彼自身は自らの意志で堕天したのではないとも語る[Wikipediaより引用]。
出典:『悪魔の偽王国』
『地獄の辞典』
『大奥義書』
『驚嘆すべき憑依の物語』(セバスチャン・ミカエリス)
【悪魔の偽王国】
40の悪魔の軍団を率いる強壮な大公爵。
【大奥義書】
大公爵。皇帝ルシファー・君主ベルゼビュートと並ぶ地獄の支配者の1人として扱っている。
【聖書】
旧約聖書にも異教の神として登場するアシュトレト(Ashtoreth)およびその複数形アシュタロト(Ashtaroth)を起源に持つことが挙げられる。。
容姿
- 巨大なドラゴン、あるいはドラゴンに似た獣にまたがり、右手に毒蛇を持った天使の姿をとる。
- 『真正奥義書』によれば、黒白の色をした人間の姿で現れることもある。
- 口からは毒の息または耐え難い悪臭を吐き出すため、間近に寄らせるのは危険とされる。
- 蝿の王ベルゼブブのそばに、ロバの姿で現れることもある。
能力
編集中
同一視されている神や悪魔:
- 起源と思われるアシュトレトは中東から地中海沿岸にかけて広く伝わる豊穣神の一形態であり、メソポタミアのイシュタルやギリシアのアプロディーテーと起源を同じくすると考えられてい
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最終更新:2013年06月08日 05:36