フェニクスとは永遠の時を生きるという伝説上の鳥である。
表記:フェニックス(古典ギリシア語: φοῖνιξ、ギリシア語: phoenix(古: ポイニクス、近現代: フィニクス)、英語: phoenix(フィーニクス)
不死鳥、または火の鳥ともいわれる。
世界各地の伝承では、その涙は、癒しを齎し、血を口にすると不老不死の命を授かると云われている。
数百年に一度、自ら香木を積み重ねて火をつけた中に飛び込んで焼死し、その灰の中から再び幼鳥となって現れるという。
元はエジプト神話の霊鳥ベンヌであるとも古代のフェニキアの護国の鳥「フェニキアクス」が発祥とも言われる。
しかし、上記の伝説はギリシア・ローマの著述家によってしか伝えられていない。
タキトゥスによると34年にエジプトに現れたという。
キリスト教徒はこの鳥を再生のシンボルとみなし、教会などの装飾に用いた。不死鳥のフェニックスと区別して悪魔のほうのフェニックスをフェネクス(Phenex)と呼ぶ場合もある。
出典:『旧約聖書』
>>『列王記』
『グリモア』
『大奥義書』
【ゴエティア】
ソロモン72柱の魔神の1柱とされ、序列37番の大いなる侯爵とされる。
容姿
- 人間の姿を取った時は、耳を塞ぎたくなるほど聞き苦しい声で喋る。
能力
- 詩作に優れており、話す言葉も自然に詩になる。
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最終更新:2013年08月29日 22:54