セラエ・フラグメント

【名前】セラエ・フラグメント
【性別】女性
【年齢】13歳
【容姿】銀髪のストレートロング、切れ長の金瞳は一見危うそうな印象を与えるが
実際には柔らかな笑みを浮かべている事が多い。
体型は年齢にしては「ある」ほう、本人は肥満なのではないかと若干気にしている。
感情が昂ぶると額にもう一つの瞳が現れるが本人にその自覚はない。

【性格】大人しいが芯があり友情に篤く、秩序と道理を尊び信仰を重んじる良い子。
しかしその重さを知るからこそ裏切ることによる快楽も大きく、総じて誘惑に弱い子。
要するに献身的にして嗜虐的。

【得意魔術】闇属性の素養に優れ、特に死霊魔術を得意とする。

《死霊魔術》
死したモノに仮の命を与え使役する、霊魂を喚び寄せるなどといったスタンダードな死霊魔術。
カテゴリ自体を異端とする者も少なくないためあまり表には出さないが
村一帯をほぼ生存者のいない廃墟から、動死体が生前と変わらず生活する活気ある村に変えてしまうだけの素質と魔力を持つ。

《召喚魔術》
本来持っていた素養ではなく、後付けで得た魔術素養。
そのためか召喚に応じるのは通常の術師に使われるような精霊の類ではなく異界に棲まうものどもばかり。
軟体だったり海産物系だったり、はたまた不定形な彼等にセラエは愛着を以って接している。
その中でも特に生きている炎と有翼アリのような魔獣がお気に入り。
+ 召喚物
『生きている炎』
強大な力を持ち、ほんのり人型っぽい形をとる炎そのもの。
核らしき部分以外は本当に炎なので乗ったりはできないし物理的な手段のみで干渉する事もできないがこちらも燃やす以外の事はできない。
水に弱く、かけられると「私が本調子ならばこんなはずではないのだ」と恨み言を言いながら大弱りする。
炎の大魔術を使うが魔力はセラエ経由で引き出す形となり、
『生きている炎』からすれば大容量のタンクから小さな蛇口で水を出すような感覚になるため詠唱に時間がかかる、要するにロマン砲。

『翼持つ蟻』
竜のような翼を持つ二足歩行の蟻。
立った状態で3mほどの全長で、見ての通り飛行能力に優れる。
頑張れば人を数人乗せた状態で馬車を遥かに凌駕する速度を出すことも出来るが安定しない、流石に雷のような速さともいかない。
人語を喋る事は出来ないが理解はしていて命令すれば芸も出来るいい子。
魔術を行使しないものの風の属性を持ち、風による攻撃や妨害に耐性を持つ。

『黒い大型犬』
セラエは大型犬だと思っているが微妙に犬とは思い難いヤンチャな四つ足の生物。
犬に似てニオイに敏感であり覚えさせる事で人探しなどをこなすこともできる。
青白い煙と共に現れたり消えたりといった空間転移を用いる事ができるが人探しの途中でそれをやられると二次遭難にしかならず、飼い主(?)のセラエの悩みのタネとなっている。



【簡単なプロフィール】
物心ついた時に産みの親は亡く、しかし育ての親から深い愛情を受け育った健康優良児。
小さな村で周りの大人もいい人ばかり、かつ識者も多かったためその教養を身につけ育っていたが
ある日村を奇病が襲い、瞬く間に人々が命を落としていった。
そんな中で自分に出来る事はないのかと悩んでいるところに”天啓”を受け、
死霊魔術の素養を開花させると共に召喚魔術を使えるようになる。
動死体と化してなお子を想う両親の強い勧めで魔術をより深く学ぶため、ネポック魔法学校へ入学する事になった。

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最終更新:2018年03月29日 02:07