創設
─
マジカル部,創設─
そう,あれはある暑い日のことであった・・・。
応援団幹部にノリで立候補した気の合う二人が居た。
若き日の
ZELと
ととである。
高校に入学してからマジックの相手が居なかったZEL・・・。
とととは何回かマジックのことについて話していた。
話題は主に当時猛威を振るっていた「十手」,過去の脅威の数々・・・。
しかしこの時はまだ二人でマジックをするなど,予想も出来なかった。
場面は冒頭に戻る。ある暑い日のこと。
応援団の練習で学校に居た我々だったが,突然ととがこう言った。
「昼休みに構築済み買ってマジックやろうぜwww」
何たることだ。それに対する答えは勿論こうである。
「良いぜwww」
すぐさま
太陽の街にてテーマデッキを買う。
ZELは「グルール猛撃」,ととは「ラクドス流血」を選んだ。
学校に帰り体育館ですぐさまゲームをしてみる。
「もうちょっと火力欲しいなwww」
「狂喜良いなwww厄介者強いwww」
マジックを始めたばかりとは思えぬととの
プレイングに,ちょっぴり嬉しいZELであった。
翌日の昼休み・・・。
「北の樹の木霊でアタックwww」
「ちょwww対象にならないwww焼けないwww」
「イゼットのギルド魔道師で時間の把握を8回プレイするぜ!」
「俺手札ゼロお前たくさんwww」
そのゲームを近くで見ている者が数人。
かりなんとかと
タミフルである。
「お前ら楽しそうだなwww」
「これはちょっと楽しそうですねw」
そしてZELが発した一言はこうだ。
「俺らマジカル部の部長と副部長なwwwこれは部活動なんだぜwww」
数日後,かりなんとかは「オルゾフ法典」,タミフルは「アゾリウス支配」を購入。
入部特典のライフカウンターを3人に授けたZEL。
この頃からZELは
部長と部員以外からも呼ばれるようになり,
担任の先生にも「マジカル部って何?」などと訊かれたりしたものである。
最終更新:2007年07月30日 23:47