2101年3月7日、1954年、所謂旧時代に発生したゴジラ襲来以降、数多くの争いが続くこの世界、この世界では平和の為に数多くの戦士達が戦い抜いてきた。平和の為に戦った戦士達の数は計り知れないが、その戦士達は確かに存在した。その情報を、クロストライアルの総司令であるシンヤ・アマギリは整理していた。
シンヤ司令「全世界を巻き込んだ戦争の後、しばらくして現れた怪獣王ゴジラ…所謂初代ゴジラの出現を皮切りに、各地で怪獣災害が勃発…これに対抗する為に地球統合軍が結成された…この頃は目の前にある災害に立ち向かう為に必死だったんだね…」
初代ゴジラの出現後、ラドン、モスラ等の怪獣が出現、その他にも様々な怪獣が出現し、数多くの被害を出した。これに対抗する為、人類は地球統合軍を結成、強大な力を持つ怪獣相手に立ち向かう事となった。こうして、長きに渡る人類と怪獣の戦いは続いて行ったのである。当初は強大な力を持つ怪獣の力を前に、人類はただ恐怖するしかなかったのだが、1955年、芹沢博士が自らの命と引き換えに、オキシジェンデストロイヤーで遂に初代ゴジラを葬った。しかし、その後も怪獣災害は収まりを見せず、遂に地球統合軍はある作戦を立てる事になった。
シンヤ司令「1966年、一の谷博士によって優れた人物を集めた対怪獣組織、科学特捜隊が創設され、これを皮切りに数多くの対怪獣部隊が誕生し、人類は怪獣と戦う手段を得る…か…この頃からウルトラ族が怪獣退治に協力してくれるんだったね…」
対怪獣組織は地球統合軍の下部組織であり、戦力が整っている2101年現在、対怪獣組織はGフォース程度しかないが、この当時はまだ戦力が揃っておらず、怪獣と戦うのはもっぱら対怪獣組織の役目であった。また、始まりの対怪獣組織こと科学特捜隊の創設者、一の谷博士は東南大学物理学研究所の所長であり、ナメゴンやジュランなどの多くの怪事件の解決に貢献した人物であり、彼が死去した現在も芹沢博士共々、地球統合軍内では伝説の人物として語り継がれている。また、この頃から優れた力を持つウルトラ族が怪獣退治に協力するようになり、人類は彼等と共に数多くの怪獣を撃破して来たのである。その結果、1981年に出現したマーゴドンを最後に、1995年のザム星人襲来まで平和な時代が続いたのだった。しかし、その後も邪神ガタノゾーアやザゴン星人、スペースビーストなど、様々な敵と戦う事になるが、2007年に怪獣災害の全ての元凶であるエンペラ星人を撃破した事で怪獣災害は一旦終わりを告げ、2048年には絶滅したと思われる程怪獣の数が激減し、2049年には全ての怪獣部隊が解体され、代わりにZAPスペーシーが結成された。そんな中で問題になったのが、人類同士の争いであった…。
シンヤ司令「2002年に遺伝子操作されて誕生したMS族、通称コーディネイターが誕生、これが新たな争いの火種となり、2030年、軍隊一つない平和な街、エンジェルが後にヴェイガンと呼ばれる正体不明の敵、UEの攻撃で壊滅…か…怪獣に対抗できるようになって平和を後少しで掴めるようになったら、今度は人類同士で争うんだもんねぇ…勘弁してほしいよ…」
遺伝子操作されて誕生したコーディネイターと、遺伝子操作されずに誕生したナチュラルの争いは日に日に高まって行き、遂に2096年、地球統合軍とコーディネイターの軍隊であるザフト軍の戦争が勃発した。この頃の地球統合軍はブルーコスモスと言う組織が暗躍し、薬漬けの兵士を生み出してコーディネイターと戦う道具にするなど、今では考えられない非人道的行為を行っていた。ヴェイガンとの戦争も2101年に終結するまでは長期間続いており、実に70年も続いていたのであった。この戦いで失われた命は、一説には怪獣災害で失われた命より多いと言われ、本当に恐ろしいのは怪獣でも宇宙人でもなく、人間ではないかと言う意見も度々出ていた。また、2054年には地球統合軍とジオン公国軍の戦争、通称一年戦争が勃発し、ジオン絡みの戦争は2071年頃まで続く事となる。更に、2098年にはコスモ・バビロニア軍と言う組織がザフトと結託し、地球統合軍に戦争を挑んできた。しかし、これらの軍に立ち向かったのが、MS族の中でも優れた力を持つガンダム族と言う者達であった。ガンダム族の戦士達は他のMS族の戦果よりも多大な戦果を残しており、地球統合軍には一人のMS族が戦局を変えたと言うガンダム神話が語り継がれる事となる。しかし、その中で怪獣とも人類とも違う新たな敵が動き出しているのであった…。
シンヤ司令「2067年のショッカーとの戦いを皮切りに、数多くの侵略者…所謂悪の組織が多数出現…か…爆裂戦記ドンシャインや裂空騎士シリーズに出てくるような悪の組織が出現して人類の敵になるなんて、一体誰が予想できただろうねぇ…」
2067年行動を開始した悪の秘密結社ショッカー、この組織との戦いを始めとしてデストロン、GOD、ゲドン、ブラックサタン等の悪の組織が次々と出現、まさにテレビの特撮番組から飛び出して来たかのような悪の組織だったが、何度滅ぼしても次々と現れる悪の組織に、地球統合軍も苦戦したのである。だが、この戦いで初めて仮面ライダーと言う存在が現れ、彼等は悪の組織と戦う者達の希望となったのである。そして、仮面ライダーに続くように爆竜戦隊アバレンジャー、魔弾戦士たち、シャンゼリオンなど、様々なヒーロー達が現れた。だが、それと同時にエヴォリアン、ジャマンガ、ダークザイド等、様々な悪の組織が現れ、そして、ヒーロー達に倒されて行った。また、2098年頃にはキノコ王国の方で大魔王クッパ率いるクッパ軍団と、世界的に有名なスーパースター、マリオとその仲間達が幾度となく戦ったと言う記録も残っている。こうして、平和に一歩ずつ近づいて行っている中、遂にあの事件が起こった。そう、記憶に新しい宇宙帝国イフィニアドと地球統合軍の戦争である。
シンヤ司令「2099年12月26日に突如襲来した宇宙帝国イフィニアド…彼等との戦いは人類の歴史が始まって以降、一番の死者が出た出来事だろうね…丁度僕が地球統合軍の中でも偉い方の役職に就いたから翌年の2100年1月1日に超特急でクロストライアルを結成したからいいものの、僕以外の他の人材がこの仕事引き受けていたら、一体どうなってた事やら…」
宇宙帝国イフィニアドは次々と地球を侵略し、数多くの殺戮と破壊を行った。構成員は様々で、洗脳した怪獣やコピーしたロボット怪獣や怪人、悪の組織の残党、コスモ・バビロニアやジオンの残党など、とにかく大勢取り込み、果てはヴェイガンとも結託。戦い続きで疲弊していた地球統合軍では一方的に潰されて行き、あっという間に人類滅亡の危機となった。その時、世界中の優れた人材を集めたクロストライアルが結成され、少しずつではあるが、イフィニアドに対抗していった。しかし、クロストライアル結成後の半年間は泥沼の戦いであったようで、イフィニアド、クロストライアル双方に多大な犠牲が出てしまった。しかし、その犠牲の上に成り立ったものは大きく、クロストライアルはイフィニアドと戦うノウハウを蓄積したのである。その後も地球全土にイフィニアドの部隊が送り込まれ、Gフォースやディーヴァ隊、スペースアーク隊などがイフィニアドと交戦した地球総攻撃作戦や地球統合軍の総司令部でクロストライアルとイフィニアドが激突したロストロウラン戦線、地球に降下したイフィニアドの宇宙要塞インペリアルフォートレスをクロストライアルの総戦力で攻略したインペリアルフォートレス攻略戦を得て、イフィニアドを支配していた皇帝は存在しない人物である事が公となり、多くのイフィニアド兵が戦いを放棄。更にヴェイガンの首領であるガンダムレギルスが戦死、更に最終兵器であるヴェイガンギア・シドが暴走した事で地球圏全域にシド・スレイヴの大群が出現。これを倒す為共闘した事により、イフィニアド、ヴェイガン共に共存の道が示されたのであった。しかし、まだ戦いは終わっていなかった…。
シンヤ司令「やっとイフィニアドとの戦いが終わったと思いきや、今度はベリアル軍を始めとした混成軍と戦う事になるなんてね…しかもまたゴジラが襲来したと言う…」
イフィニアドとヴェイガンの戦争が終結し、1ヵ月が経った頃、襲来したのはベリアル軍、ダークルギエル一派、木星帝国、更には過去に倒された強敵達など、地球圏は更に混乱する事となった。更に、イフィニアドとの戦争の最中、ゴジラ総攻撃作戦で苦労して倒したゴジラが進化して復活、再び人類の脅威となったのである。現在、クロストライアルは旗艦であるセイバークルーザーをギガキマイラとの戦いで失いながらもこの強敵達と戦っている。だが、この敵達には裏から手を引いている存在がいるようで、どうやらその存在がこの世界の戦いの全ての元凶であるようだ。その人物はセイバークルーザー隊のドラゴニュート・ブラウスピカ達がインペリアルフォートレスの皇帝の間でスピーカー越しに声を聞いたが、声が女性である事以外、全てが謎である。
シンヤ司令「今までの戦いを振り返ると、ざっとこんな感じか…いつの時代も苦労してるんだね…」
シンヤ司令はコップに入ったホットココアを飲むと、何か忘れている事があるような気がして、ふと思い返した。すると、大事な事を忘れているではないか。
シンヤ司令「おっと、いけないいけない、これを忘れていたね…異世界からの来訪者!」
異世界からの来訪者とは、この世界とは全く別の世界、すなわち異世界からやって来た存在であり、イフィニアドとの戦争の最中、セイバークルーザー隊が出会ったカイトを始めとし、各地にちょくちょく現れている存在の事である。基本的に無害な存在が多いが、一部、ダークシャドウの様な極悪な存在もいる。これは最近明らかになった事だが、次元移動能力を持つ一部の異世界からの来訪者によると、この世界の外に移動する事はできず、外からも干渉できないと言う。つまり、この世界は実質の鎖国状態なのである。また、異世界からの来訪者の一部には、無理やりこの世界に連れてこられ、記憶を書き換えられてこの世界の住民として暮らしている人物もいるようだ。一説には異世界からの来訪者は黒幕が自身の娯楽として別の世界から連れて来た存在であり、その高い力はこの世界の流れを変えるには十分なのだ。つまり、異世界からの来訪者とは、この世界のいざこざに巻き込まれた被害者であり、救世主でもあるのである。
シンヤ司令「…さて、これで終わりだね、疲れたよ~」
シンヤ司令はホットココアを一気に飲み干し、座っていたソファにもたれ掛かり、ふと天井を見てある事を考えていた。この世界はいつからこんなに争いの続く世界になったのだろうか…。今まで起こった数々の争い、旧世紀に起こった世界を巻き込んだ戦争や、それ以前の歴史で発生した人間同士の争いの数々…。本来、人間と言う存在は争う必要のない存在だったはずだ。少なくとも、人類が誕生した当初、人間同士で争うなどと言う事はなかったはずである。当初は人類が獣や魚を狩猟し、木の実や野草などを採集し、それを食料として平和に暮らしていたはずである。しかし、食料を得る手段が狩猟採集から農耕へ変化し、武器が石器などから金属製へと変化、更に人間社会などが構築されて行くうちに人間と言う存在は争うようになったと言われている。人間と言う存在は争わないと生きていけない生物なのだろうか、そう考えると、今現在現れている脅威を打ち倒しても争いは続くのではないか…。クロストライアルと地球統合軍が行っている戦いに意味はあるのか…。もしかしたら意味はないのかもしれない、それでも、いつか人類は争いを止める時が来るはずである。人類は争い続けるほど愚かではない、クロストライアルの総司令であるシンヤ・アマギリは世界が平和になり、一つになるその日まで、戦い続ける事を決めた。
シンヤ司令「さてと…仕事も終わったし、僕はそろそろ…ぐっ…!」
寝室に向かう為、ソファから立ち上がったシンヤ司令は、急に胸が痛み出し、口を押さえて何度も咳き込んだ。咳が収まると、掌には深紅の血が付いており、自身の体がそう長くはない事を思い出した。
シンヤ司令「そう…だったね…僕は現代の医療でも、イフィニアドの科学力でも治療できない不治の病にかかっているんだった…でも、僕は立ち止まる訳にはいかない…この戦いを止める為に、少しでも僕がクロストライアルを指揮しないと…そうすれば、僕がこの世に存在したと言う証明になるはず…いつ消えるか分からないこの命…少しでもみんなの為に使わないとね…!」
そう言ってシンヤ司令は寝室に向かい、ベッドに倒れ込むように横になり、そして眠りについた。自身の命が残り少ないなら、その命を世界の為に使おうと言うシンヤ・アマギリは、これからもクロストライアルの総司令として戦い抜く事になるだろう、だが、それでも彼は後悔するつもりはないと決めている。彼にとっては、みんなが笑って暮らせる世界こそ、平和な世界だと思っているからである。
2101年3月8日、セイバークルーザーを失ったセイバークルーザー隊は、クロストライアルの旗艦を失った事で長距離移動手段を失い、途方に暮れていた。幸い穂乃果や栄太などのクルー達は仕事をサボって勝手に近くの湖に釣りへ出掛けていて無事であり、本来なら注意される行動ではあるが、彼等が無事であった為、今回は特別に注意を受ける事はなかった。セイバークルーザー隊は、兵器開発局に新型艦開発の依頼をする為、兵器開発局と連絡を取った。すると、こうなる事を想定していたシンヤ司令が既に新型艦開発の依頼をしており、後もう少しで開発が完了すると言う。それまでは戦力としては心もとないものの、試験支援艦のケルベロスを貸し与えてくれる事となり、セイバークルーザー隊は再び戦線に戻る事となった。ちなみに、ケルベロスは旧型艦の改修艦である為、火力や機動力、防御力など、全ての性能がセイバークルーザーより劣っている。それでも、ワープ機能は搭載されており、なおかつ長距離移動手段がない現状、どんな旧型艦でもないよりはずっといい為、ケルベロスを借りる事となったのである。そんな2101年3月10日、遂に謎の構成軍が地球に総攻撃を行って来た。出現場所はエリア・コウチ、光の国、オーブ連合首長国、怪獣島、エクレールの村跡地の五ヵ所であり、エリア・コウチには日本のヒーロー達が、光の国には現地にいるウルトラ戦士達が、オーブにはディーヴァ隊、ビシディアン、アークエンジェル隊、ノワール隊、スペースアーク隊、宇宙海賊クロスボーン・バンガードが、怪獣島にはGフォースとストレイジ、ヘルベロス&ルクレシア、ロストロウランから派遣されたクリスティーナ隊が、エクレールの村跡地にはセイバークルーザー隊が向かう事になり、宇宙ではグレイシア隊率いる地球統合軍艦隊がベリアル軍、木星帝国の艦隊と交戦していた。クロストライアルと地球統合軍は、世界の平和を守る為、この混成軍と全力で戦う事となるのであった。
エリア・コウチでは既にヒーロー達が到着しており、エリア・コウチ大クレーターでベリアル軍、木星帝国兵と交戦していた。エリア・コウチ大クレーターは2018年3月20日に発生した地球統合軍の新型兵器開発の事故によって大爆発が発生し、エリア・コウチのカミシティが丸ごと消滅、2万人近くいた住民全員が死亡し、カミシティは巨大なクレーターになると言う大事件であった。この事件によって地球統合軍の新型兵器開発の危険性が指摘され、兵器開発局が設立されるきっかけとなった。そんな大事件のあった場所で、仮面ライダー、爆竜戦隊アバレンジャー、宇宙刑事、シャンゼリオン、魔弾戦士、マジンガーチーム、ネオゲッター1がエリア・コウチを守る為に戦っていた。敵の数は多かったが、全員で力を合わせ、戦っていた。
龍騎「敵多すぎんだろ!!」
ナイト「それだけ敵も本気で来てるんだろ」
シャンゼリオン「おいおい、マジかよ…俺は死にたくないぜ…」
アバレブラック「でも、一般人の皆さんをお守りする為に頑張らないと!」
ゴッドリュウケンドー「そうだな! みんなで力を合わせよう!」
宇宙刑事3人と魔弾戦士3人は、自身の持つ武器でレギオノイド部隊を次々と撃破、マジンガーチームとネオゲッター1も、格闘戦でレギオノイド部隊を叩き潰して撃破していた。レギオノイドはただの量産機である為、ヒーロー達の攻撃で容易く破壊されてしまうのである。木星帝国のMS達はレギオノイド部隊と共にビーム攻撃を放ったものの、ヒーロー達はひらりと攻撃を回避し、仮面ライダー達は物理攻撃でレギオノイドを破壊、木星帝国のMSにはリボルケインやドラグセイバー等の武器で攻撃し、倒した。アバレンジャー達も各個自身の専用武器でレギオノイド部隊や木星帝国のMSを攻撃して撃破、シャンゼリオンもシャイニングブレードでレギオノイドを叩き斬って撃破していた。こうして、次々と敵は撃破されていたのである。
ネオゲッター1「なんだ、大した事ねえじゃねーか」
マジンカイザー「この調子で全員ぶっ潰してやるぜ!」
ババルウ星人「フッフッフ…そう簡単に行くかな? こっちには切り札があるんだよ」
リュウガンオー「切り札だと!?」
ババルウ星人は上空に待機させたベリアル軍の戦艦、ブリガンテから何かを転送させた。転送させたのは生物であったが、その正体をヒーロー達はよく知っていた。
RX「あれは…! 1号さん! 2号さん! V3さん! ライダーマンさん! Xさん! アマゾンさん! ストロンガーさん! スカイライダーさん! スーパー1さん! ZXさん!」
龍騎「シザースにガイ…! どちらも一度死んだはずだ…!」
アバレッド「何で…何でアバレキラー先生が…!」
ゴッドリュウケンドー「ジャークムーン…! お前とはあの時決着を付けたはず…!」
1号~ZXの栄光の10人ライダー達はRX達の先輩であり、数の多くの悪と戦っては滅ぼしてきた伝説のヒーロー達である。しかし、2年前のシャドームーンとの戦いで戦死したはずであった。
シザースとガイはイフィニアド襲来後敵に寝返ったライダー達であり、ガイは割と初期の段階でヒーロー達に倒され、シザースも王蛇の裏切りによって戦死した、言わばとうの昔に死んだはずである。
アバレキラーは長期間アバレンジャーの4人と敵対していた白の戦士であり、エヴォリアンとの戦いの終盤、ようやく仲間になったものの、最終的に殉職してしまった。
ジャークムーンはリュウケンドーのライバルであり、魔神軍団ジャマンガの最高幹部の1人である魔物でありながら、決着を付けて散る最後の瞬間までライバルとしての誇りを持っていたリュウケンドーのライバルである。
ババルウ星人「全員俺達の協力者に復活させてもらったのさ! 但し、忠実な僕としてだがな!」
王蛇「だが、俺は洗脳されてないぞ、俺は自由に暴れたいんでな!」
そう言って王蛇はベノサーベルで龍騎とナイトに斬りかかった。その攻撃を回避した龍騎とナイトは、同時攻撃で王蛇と鍔迫り合いに持ち込んだ。
龍騎「何でだよ…! 王蛇! 何でお前が生きてるんだよ!!」
王蛇「何、俺は一度死んださ、だがな、協力者によって生き返らせてもらったのさ、ハッハッハ、これでまた戦えるなぁ…ゾクゾクするぜ…」
ナイト「やはり、こいつは戦いの事しか考えられないモンスターだ、龍騎、こいつはここで潰すぞ!」
龍騎「できればライダー同士では戦いたくないけど…王蛇がベリアル軍と手を組んで多くの人の命を奪うなら、止めないといけない!」
王蛇「ハッ! なら止めてみろよ!!」
シャンゼリオン「おーおー、おっかない奴を復活させちゃってもう!」
ババルウ星人「おっと、1人忘れてたな、シャンゼリオン! お前の相手はこいつだ!!」
ババルウ星人の合図と共に、上空から転送されてきたのは、シャンゼリオンにとって因縁の相手である暗黒騎士ガウザーであった。ガウザーはシャンゼリオンの因縁の相手であり、鎧武者の様な出で立ちの戦士である。日本刀のような武器を装備し、正々堂々とした戦いでシャンゼリオンと幾度となく交戦した。シャンゼリオンの因縁の相手ではあるが、2年前にガウザーが人間に擬態した姿である黒岩省吾として東京都の知事となり、東京国なる独立した最強の軍事国家に成長させ、全世界を征服すると宣言。国民に対しては優秀な民を選出し、無能な民は容赦なく消すと言う施策を断行した。しかし、その一部始終を目撃したとある少年とその少年と同じ境遇を持った子供達によってテロが引き起こされ、ガウザーこと黒岩は少年の放った銃弾によって倒れ、シャンゼリオンとの決着が着く事なく死亡した。
シャンゼリオン「ガウザー…! 嫌な奴を復活させやがって…!」
ババルウ星人「さあ、ヒーロー達よ! 仲間や宿命の相手と死ぬまで殺し合え!!」
ゴッドリュウケンドー「ふざけんじゃねえぞ!!」
ババルウ星人「あ?」
ゴッドリュウケンドー「ジャークムーンは…! あいつは…! 最後まで立派な戦士だった! なのに、あいつから感情を…! 誇りを奪ってしまったら…! それはただの機械! メカニムーンと何も変わらねえ!!」
アバレッド「アバレキラー先生は確かに俺達と何度も敵対した…! 本気で倒そうと思った事も何度もあった! けど! アバレキラー先生はお前達の道具じゃない!!」
龍騎「確かにシザースとガイは最低な奴だったよ、でもな! あいつらだって尊い命に変わりはねえ! 命の尊さを知らないお前達に、あいつらの事を語る資格はない!!」
RX「1号先輩たちは、クライシスとの最終決戦に俺達を助ける為に来てくれた完全無欠のヒーロー達だ! それを道具みたいに…! 絶対に許さん!!」
シャンゼリオン「ガウザーとはできれば二度と会いたくなかったよ、でも、あいつはお前達の道具になって働くほど落ちぶれてはいねえよ!」
ババルウ星人「ええい、黙れ黙れ! こいつらは俺達ベリアル軍の道具だ! どう使おうが俺達の勝手だ!」
RX「ならば、お前達の洗脳、俺が打ち破ってみせる! キングストーンフラッシュ!!」
RXはベルトに収められた太陽のキングストーンの力を強烈な閃光として照射した。その光はベリアル軍が洗脳した戦士達に降り注ぎ、戦士達の洗脳を解いた。洗脳から解放された戦士達は我に返り、辺りを見回していた。
1号「ここは…!? 我々は確か、シャドームーンと戦っていて…」
2号「そうだ! 確か我々はその時に死んだはず…」
V3「だが、俺達は確かに生きている…」
ライダーマン「これは夢でも幻でもない…現実だ!」
X「どうやら、俺達は敵に操られていたようだな…」
アマゾン「アマゾン、操られた…?」
ストロンガー「どこの誰だか知らないが、ふざけた真似をしてくれたな!」
スカイライダー「だが、これで栄光の10人ライダーの復活だ!」
スーパー1「今までの借りを返させてもらおうじゃないか!」
ZX「覚悟しろよ、悪党共!!」
アバレキラー「どこの誰だか知らないが…この俺を操るとは、舐めた真似してくれるじゃねえか…覚悟はできてるだろうな?」
ガイ「へ~、この僕を操ったんだね…ふざけるなよ…!」
シザース「おや? あそこにいるのはこの私を殺した王蛇ではありませんか…! あの時の借りを返させてもらいますよ!」
ジャークムーン「どうやら俺は洗脳されてただの駒にされていたようだな…この俺から戦士としての誇りを奪った貴様、覚悟はできているな?」
ガウザー「この俺が…貴様如きの配下となるとはな…勘違いするな、この世界の皇帝となるのはこの俺だ!」
ババルウ星人「…何かヤバい事になってないか? まさか、洗脳が解かれるとは…ここは撤退を…」
ジャークムーン「逃がさんぞ」
ガウザー「貴様はここで散れ!」
ババルウ星人はジャークムーンとガウザーの同時攻撃で斬り裂かれ、一撃で致命傷となった。駒であるはずの存在にあっさりと致命傷を与えられたババルウ星人は、今起きている出来事が把握できていなかった。
ババルウ星人「馬鹿な…! この俺がこんな所で…! ベリアル様ぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
直後、ババルウ星人は大爆発を起こし、絶命した。ババルウ星人と言う指揮官を失い、指揮系統を失った残存戦力は、復活したヒーロー達によって次々と倒されていた。10人ライダー達が個々に戦闘を行い、レギオノイド部隊と木星帝国兵を次々と撃破、討ち漏らした敵はアバレキラーによって倒された。更に、シザースとガイは龍騎、ナイトと協力し、王蛇と戦闘。4人の息の合った連続攻撃を前に吹き飛ばされた王蛇に追撃としてシャンゼリオンが攻撃を行い、吹っ飛ばした。この状況は不利と見た王蛇は一旦撤退する事にした。
王蛇「チッ! 流石にこの状況は分が悪いな、だが、次はぶっ潰す!!」
そう言って王蛇はライドシューターに乗って撤退した。
ガイ「一昨日来いよこの紫キャベツ!」
シザース「今度は倒させてもらいますよ」
龍騎「ガイ…シザース…お前…」
ガイ「勘違いしないでよ、今回はあいつらが気に入らなかったから特別に手を貸してあげただけ、まだ協力すると決めたわけじゃないよ」
シザース「そうですよ、それに、私達は悪人として過ごした方が楽なもので…」
1号「君達も仮面ライダーだろ? なら、何故その力を正義の為に使わない?」
ガイ「生憎だけど、僕達はこの力を自由に使いたいんだよ」
シザース「そうです、せっかく得たこの力、自由に使わないと損ですよ」
ZO「やはり、彼等とは分かり合えないようだな…」
龍騎「でも、今回だけは共闘できた、これっていつかは分かり合えるかもしれないって事だろ?」
ナイト「お前は気楽でいいな…」
ガイ「だから、そんな事は絶対ないってば!」
シザース「とりあえず、また気に入らない人物が現れた時は共闘しましょう、では」
そう言ってガイとシザースは去って行った。すると、次はジャークムーンとガウザーがそれぞれゴッドリュウケンドーとシャンゼリオンに近づいてきた。
ジャークムーン「ゴッドリュウケンドー、お前とは一度決着を付けた、そして俺は死んだ、だが、今度は俺が勝つ! その為にも俺は、剣の腕を磨かねばな」
ゴッドリュウケンドー「ジャークムーン…今度も俺が勝ってみせる! だから次会った時は、もう一度俺と戦おう!」
ガウザー「どうやらあの時に比べてこの世界は変わっているようだ、だが、俺はいつか必ず皇帝としてこの世界を支配してみせる! 楽しみに待っていろ」
シャンゼリオン「誰が楽しみにするかっての! お前がこの世界の皇帝になるなんてありえないぜ!」
ガウザー「フン、まあいい、次会った時こそがお前の最後だ、いいな?」
ジャークムーンとガウザーはその場から去って行った。かつては強力な戦士達だったが、今のこの世界で彼らが生き延びれるとは到底思わない。だが、彼等は必ず戻って来るであろう、ライバルとの決着を付ける為に…。そして、残された栄光の10人ライダー達とアバレキラーには、今のこの世界の現状を説明した。その結果、10人ライダー達は各地を転々としながら敵と戦っていく事を決めた。
2号「世界全土が敵の脅威に晒されているなら、俺達はその敵と戦うしかないな」
X「今回の敵、恐らく今までのどの敵よりも強い」
ストロンガー「なら、こちらも全力で相手をするしかない」
アマゾン「アマゾン、敵と戦う!」
ZX「10人の仮面ライダーは無敵だからな!」
スカイライダー「今は戦う事が平和への近道だ」
V3「なら、戦って平和を勝ち取ろう!」
スーパー1「そしていつか必ず本当の平和を勝ち取る!」
ライダーマン「それが俺達の戦いの終着点だ」
1号「では、次会う時までさらばだ!」
そう言って栄光の10人ライダー達は去って行った。彼らも悪と戦う戦士達である以上、戦うしかない。彼らを一度は殺したシャドームーンとも和解できた以上、今はライダー同士が手を取り合って戦うしかないと感じていた。そして、再び蘇ったアバレキラーは、爆竜戦隊アバレンジャーのメンバーとして、再び共に戦う事を決めた。
アバレキラー「まさかこうしてまたお前達と戦う事ができるとはな…」
アバレッド「アバレキラー先生…こうしてまた一緒に戦えて…本当に嬉しいです!」
アバレブラック「こうしてまた5人が揃うなんて…私は猛烈に嬉しいです!」
アバレブルー「これでアバレンジャーが再び5人揃った…一つになったアバレンジャーは無敵だな」
アバレイエロー「五つの力を一つに合わせる! これが爆竜戦隊アバレンジャーだからね!」
ヤツデンワニ「うおーん! もう二度と会えないと思ってたけど、こうしてまた会えるなんて…! ワニは嬉しくて涙が止まらないーっ! ベルベル!」
一度は命を落とした大切な仲間、何度も敵対した相手ではあるが、こうして再び共に戦えることを、爆竜戦隊アバレンジャーの面々は嬉しく思えたのである。
龍騎「とりあえず、これでここでの戦いは終わりか?」
アバレブルー「もしかしたらまだ残存戦力がいるかもしれない、辺りを探ってみよう」
リュウジンオー「ああ、そうだな」
こうして、エリア・コウチでの戦いは終結した。しかし、ここでの戦いはこの戦いの中でも一番激しさの少ない戦いであった事はこの時、誰も知らなかった…。他の地域での戦いは、それは激しいものであったと、後世の人々は知る事になるのである。そして、今回歓喜のアレグリーアが復活させた戦士達。彼らはあっさりと洗脳が解かれたが、これも黒幕の娯楽のほんの一部であり、一度死んだ仲間やライバルの復活と言う展開を楽しんでいる、ただそれだけだったのである。
???「ふふ…面白い感じになってるじゃない…流石はアレグリーア、こう言う展開を演出するにはあの子の力が一番ね…そして今度は仲間の大半を失った光の国に大軍勢が攻め込む…果たしてウルトラ戦士達はこの状況をどう打破するのかしらね…?」
その光の国では、アイアロンとダークゴーネ率いる大部隊が、バット星人グラシエや伏井出ケイと共に地上を攻撃していた。ダークルギエルのせいで戦力の半分を失ったウルトラ戦士にとって、この攻撃は非常に痛く、戦力の整わない今の状況で大軍勢で攻められては十分な反撃が出来なかった。
グレンファイヤー「くそっ! これだけの戦力であいつらを倒せってか! 面白れえ!」
メビウス「こっちが圧倒的に不利だけど、最後まで諦める訳にはいかない!」
ジード「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ! 今は戦うしかない!!」
アイアロン「あいつらが噂のウルトラ戦士達か!」
ダークゴーネ「ベリアル陛下の為にも、ここで消えてもらいましょう」
バット星人グラシエ「ウルトラ戦士達の強さは噂には聞いていますが、我々の大部隊にはひれ伏すしかないでしょう…」
ケイ「これでエンドマークだ! ウルトラ戦士共!!」
ゼロ「ヘッ! 面白れえ! てめえら全員ぶっ倒して、平和を取り戻してやるぜ!」
ゼット「ゼロ師匠! 及ばずながら、俺も加勢させていただきますよ!」
トリガー「みんなの笑顔を守る為にも、ここでお前達を止める!!」
ゼロはバット星人グラシエにウルトラゼロキックを放って攻撃したが、その攻撃は彼の持つ長剣で切り払われた。そして、ダークゴーネは腕のフックネイルを変形させた剣、ゴーネブレードでバット星人グラシエと共にグレンファイヤー、ミラーナイト、ジャンボット、ジャンナインの4人を相手した。
ダークゴーネ「あなた達にはここで死んでもらいますよ!」
ゼロ「お前ら!」
グレンファイヤー「ヘッ! ここは俺達に任せとけ!」
ミラーナイト「あなた達は、後の二人をお任せします!」
ジード「分かった!」
ケイはエレキングとエースキラーの怪獣カプセルを使い、ベリアル融合獣サンダーキラーへとフュージョンライズした。そして、左腕の鉤爪から電撃を放ちつつ、ゼットとジードを切り裂いた。一方、アイアロンは頭部の発光体からアイアロソニックと言う衝撃波を放ち、トリガーとトリガーダークを吹き飛ばした。
ゼット「くっ! ウルトラ強え!」
ジード「でも、僕達は負けられない!」
ヒカリ「その意気だ、ゼット、ジード、君達になら、これを託せられるかもしれない」
そう言ってヒカリが渡したのはウルトラマンティガと、見た事のない二人のウルトラマンのウルトラメダルと、ウルトラマンヒカリとこれまた見た事のないウルトラマンのウルトラカプセルだった。これを見たゼットとジードは、見た事のないウルトラマンに興味津々であった。
ジード「何だろう…このウルトラマン…」
ゼット「光の国にはこんなウルトラマンいませんなぁ…」
ヒカリ「それが…これは新兵器開発の実験中に偶然できたウルトラメダルとウルトラカプセルなんだ…だから私にもよく分からない」
ゼット「それって使って大丈夫…いや、せっかく自分に託してくれたものなんだから、存分に使わないといけませんな!」
ジード「そうだね! 使おう!」
ゼットはウルトラゼットライザーのグリップにあるトリガーを押し、承認待機状態にした。その後、中央のスロットに承認カードであるウルトラアクセスカードをセットし、続けてブレード部分にティガ、ダイナ、ガイアの順にメダルをはめてスキャンした。そして、最後の仕上げにゼットはゼットライザーを空高く掲げトリガーを押すと、ゼットの姿はガンマフューチャーと呼ばれる形態へと変身した。ティガ、ダイナ、ガイアの力を借りたこの形態は、変幻自在、神秘の光の力と言う言葉が似合っており、体の模様は複雑な柄で、ティガの神秘性の意匠が強い等、とても神秘的な見た目であった。この姿はトリッキーな超能力と多彩な光線技が得意な形態であり、格闘戦は苦手だが、その能力の多彩さは目を見張るものがある。
一方のジードもゼットに合わせてジードライザーのトリガーを引いて待機状態にし、装填ナックルにウルトラカプセルを2個装填し、ジードライザーでカプセルをスキャンした。すると、「フュージョンライズ!」の音声が鳴り、その状態で再度トリガーを引く事でアクロスマッシャーと言う形態に変身した。ウルトラマンヒカリとウルトラマンコスモスと言う青いウルトラマンの力を借りたこの形態は、メインカラーが青で、スマートな体型となっており、装飾の少ない見た目をしている。この姿はスピードに特化した姿であり、この高速移動を駆使したヒット&アウェイ戦法を得意とする。その動きはティガやトリガーのスカイタイプにも匹敵するであろう。
ゼット「この力…超能力に特化した形態ですな…」
ジード「僕のはスピード特化かな」
ヒカリ「その力なら、相手を翻弄できるはずだ!」
トリガー「よし! なら、僕も!」
トリガーはスカイタイプにタイプチェンジし、トリガーダークと共にゼット、ジードに並び立った。
トリガー「行くよ! みんな!」
トリガーダーク「OK、あいつらはここで倒しておいた方がいいみたいだしな」
ジード「絶対に勝つ!」
ゼット「まずはこれだ…ガンマイリュージョン!」
ゼットは指を鳴らし、ティガ、ダイナ、ガイアの幻影を出現させた。そして、ティガがゼペリオン光線、ダイナがソルジェント光線、ガイアがフォトンストリームを放ってアイアロンを攻撃した。幻影である為、オリジナルより威力は劣っているが、その威力は十分であり、アイアロンはダメージを受けた。
アイアロン「ぐおっ! 何だ、この攻撃は!?」
続けてゼットはゼスティウムエネルギーをムチ状にしてアイアロンに叩き込み、それと同時にジードが光の剣、スマッシュビームブレードでアイアロンを切り裂いた。
アイアロン「くそっ! 何だ、この力は!?」
一方、グレンファイヤー達が相手をしていたダークゴーネは、大部隊を使って4人を攻撃していたが、4人の連携や、光の国のウルトラマン達の攻撃によってほぼ壊滅、自身もゴーネビームやゴーネブレードで応戦していたものの、レオ、アストラ、メビウス、ヒカリ、イーヴィルティガ、ネオス、セブン21、ナイスの連続攻撃で大ダメージを受けた。
ダークゴーネ「おのれぇ…! まさかウルトラ戦士達がこれほどまで我々に盾突くとは…!」
アイアロン「一旦撤退するしかないな!」
ジャンボット「そうはいかない!」
ミラーナイト「アイアロン、ダークゴーネ、今日こそ決着を付けますよ!」
そう言ってジャンボットはバトルアックスを持ってダークゴーネに向かった。ダークゴーネはゴーネビュートを伸ばしたが、ジャンボットはそれを叩き斬り、バトルアックスを構え、高速回転しながら回転の勢いを載せてバトルアックスを叩き付けた。
ジャンボット「必殺・風車!!」
ダークゴーネ「ぐあぁぁぁぁぁっ!!!」
その後、ダークゴーネは大爆発を起こし、絶命した。
アイアロン「ダークゴーネ! おのれぇ…!!」
アイアロンは再びアイアロソニックを放とうとした、その時、ミラーナイトはミラーナイフを放って攻撃。しかし、アイアロンは頑丈な背中でこれを防御。その時、ミラーナイトは背中に傷がある事に気付いた、恐らく、先ほどのゼットとジードの攻撃によってできたものだろう。ミラーナイトはそこにミラーナイフを放ち、ミラーナイフをアイアロンの体に貫通させた。
アイアロン「馬鹿な…この…俺が…」
アイアロンは地面に倒れ込み、爆死した。こうして、ベリアル軍の2大幹部は倒れたのである。
なおもグレンファイヤーとジャンナインと戦うバット星人グラシエは、遂に2人を叩き斬り、戦闘不能に追い込んだ。そこに救援に入ったのがウルトラマンゼロである。
バット星人グラシエ「おやおや、この私と戦うおつもりですか?」
ゼロ「ヘッ! お前なんか俺の相手じゃないぜ!」
バット星人グラシエ「そうですか、ですが、私は負けませんよ!」
バット星人グラシエは長剣でゼロを攻撃したが、ゼロはその長剣をゼロツインソードで叩き斬った。
バット星人グラシエ「何ィ!?」
ゼロ「言っただろ? お前なんか、俺の相手じゃねえってな!」
そう言ってゼロはバット星人グラシエを叩き斬った。
バット星人グラシエ「おのれ…! 私が倒れても…ベリアル陛下が必ずお前達を…!!」
直後、バット星人グラシエは爆発四散し、死亡した。そして、残すはサンダーキラーのみとなった。そのサンダーキラーの相手は、ジード、トリガー、トリガーダークがしており、ジードとトリガーは自慢のスピードでサンダーキラーにヒット&アウェイ戦法で攻撃、サンダーキラーはそのスピードに対応できず、混乱していた。そこにトリガーダークがダークゼペリオン光線を放ち、サンダーキラーに大きなダメージを与えた。
トリガー「今だ! 決めるよ!」
ジード「はい!」
トリガーはランバルト光弾を、ジードは光輪状の波動光線、アトモスインパクトを放ってサンダーキラーを攻撃、サンダーキラーは爆発四散し、その爆風の中からケイが投げ出された。
ケイ「おのれぇ…! ウルトラ戦士共! 貴様たちは決してベリアル陛下には勝てない! それを覚えておけ!!」
そう言って、ケイはその場を去って行き、残存戦力も全て撃破され、光の国での戦いは終わった。
メビウス「苦しい戦いでしたね…」
ネオス「ああ、でも、僕達は絶対に負ける事は許されないんだ」
セブン21「今回の戦いでベリアル軍の幹部を倒した」
ネオス「でも、敵になったティガ先輩たちを救わないといけない…」
ゼロ「ああ、この戦い…まだ続きそうだな…」
一方、オーブにいるディーヴァ隊、ビシディアン、アークエンジェル隊、ノワール隊、スペースアーク隊、宇宙海賊クロスボーン・バンガードは、オーブの惨状を目の当たりにしていた。そこは木星帝国、GバウンサータイプのMS族、二人の人間たちによって破壊されていたからだ。
ストライクフリーダム「そんな…オーブが…!」
ストライクルージュ「フリーダム! ジャスティス!」
駆け寄ってきたストライクルージュは大怪我をしていた。恐らく、オーブを防衛する為に戦ったのだろうが、敗北したのであろう。
インフィニットジャスティス「ルージュ! 一体何がどうしたんだ!」
ストライクルージュ「それが…! いきなりあいつらがオーブを攻撃して…! 私達は国を守る為必死に戦ったんだけど、みんなあいつらにやられて…! みんな殺されたり、大怪我したりして…! 畜生…!!」
AGE-FX「許せない…! 何でこんな酷い事するの!?」
すると、その言葉に気付いた相手は、オーブを攻撃した理由を答えた。
クァバーゼ「そりゃ、ここを攻撃しろって言われたからさ、ここの奴らは弱っちいから簡単に制圧できたよ、はっはっは」
インフィニットジャスティス「何だと…? ここには大勢の人が住んでいるのに、それをこんなに破壊して、何とも思わないのか、お前達は!?」
クァバーゼ「思わないね、弱いから僕達に破壊されちゃうんだ」
ギンガ「てめえ…! 最低だな!」
クァバーゼ「最低だって言うなら、倒してみなよ、この、死の旋風(デス・ゲイルズ)隊の僕達をね!」
X3「死の旋風(デス・ゲイルズ)隊!? 何だ、その爆竜戦隊アバレンジャーみたいな名前は!」
クァバーゼ「あれと一緒にしないでよ、僕達はあいつらより強いんだから!」
X1「そうか、なら、試させてもらわないとな!」
AGE-2「あのGバウンサーによく似たMSは…?」
ティエルヴァ「あたしはティエルヴァ、地球統合軍への復讐の為に生きる女よ」
AGE-1「ティエルヴァ…地球統合軍の元エースだな」
翼「そんな人が、何でそんな人が敵側にいるんですか!?」
AGE-1「彼女は優秀なXラウンダーだったのだが、とある地球統合軍基地のXラウンダー用新兵器開発のテストをしていた際、暴走事故が発生、その結果恋人が死亡、だが、その事故の真相は闇の中に葬られ…それから彼女は行方が分からなくなっていたのだが、まさか敵側に付いているとは…」
ティエルヴァ「私は統合軍にうんざりしただけよ! 保身しか頭にない、薄汚れた軍人達にね!」
AGE-FX「そんな…! 復讐の為にXラウンダーの力を使うだなんて…!」
ティエルヴァ「坊や、何を甘い事言ってるの? この力は戦う為の物! 復讐を遂げる為の物!」
葵「あそこにいる二人は誰?」
ノーティラス「俺はノーティラス、元イフィニアドの科学者で、主に機動兵器を開発していた」
假屋崎「私は假屋崎美弦(かりやざき みつる)、この世界を憎む者よ」
ギンガ「ノーティラス…! お前のせいで、俺達の降星町や世界が火の海になったんだ、それに、今度はオーブまで! 絶対に許さねえ!」
ノーティラス「喚くな、大声を出すな、五月蝿いんだよ、てめーらなんざここで地獄に送ってやるよ、俺達の手でな!」
翼「假屋崎さんは何で世界を憎むんですか!?」
假屋崎「私はかつてゴジラの襲撃で家族を失ったの、みんな私に優しい家族だったわ、でも、みんな家ごと踏みつぶされた…! 世界が核実験なんか続けるから、あんな悲劇が起きたんだわ! だから、私は世界を許さない! 未だに争いを続ける世界を許さない! 地球統合軍もクロストライアルも役に立たないなら、いっそ滅ぼしてやる!」
アリア「落ち着いて! そんな事で世界は変わらないわ!」
瑠依「そんな事をしたら、第二第三のあなたの様な存在が生まれるんですよ!」
假屋崎「そう…でも大丈夫よ、全部消してあげるから…」
ノーティラスは旧イフィニアドの量産型機動兵器、デストルクシオン50機を攻撃に向かわせた。それの相手をするミゲル、シホ、ビルギットはそれぞれ重斬刀、レーザー重斬刀、ビームサーベルで弱点の頭部を攻撃し、倒していた。一方、ストライクフリーダム、インフィニットジャスティス、ストライクノワール、ウイングゼロの4人とクロスボーン・バンガードの仲間達は、木星帝国の兵士達を相手にし、X1とX3は死の旋風隊と交戦していた。死の旋風隊はスピードに優れるが攻撃力の低いアビジョがガンダムを牽制、防御に優れるが動きの遅いトトゥガが防御、攻撃に優れるが防御の低いクァバーゼが攻撃と言う三段構えの攻撃で、二大ガンダムを苦戦させていた。だが、二大ガンダムは既に各MSの弱点に気付いており、これからどう攻略するか考えていた。
X1「さて、問題はこれをどう攻略するか、だな」
X3「どれか1体でも動きを止められれば楽なんですがね」
ストライクノワール「それなら、俺に任せてくれ」
X3「ノワールさん! あちらの方は大丈夫なんですか?」
ストライクノワール「問題ない、オーブの白き疾風の異名を持つストライクフリーダムとオーブの赤い閃光の異名を持つインフィニットジャスティスがいるから戦力的には十分だ、それより、お前達は死の旋風隊を攻略したいのだろう?」
X1「どれか1体の動きを止められるのか?」
ストライクノワール「ああ、アンカーランチャーがあるからな」
X1「分かった、なら、あのチェーンソーの奴の動きを止めてくれ」
ストライクノワール「了解した」
その後、3人は相手に向かって行き、X1がアビジョ、X3がトトゥガ、ストライクノワールがクァバーゼの相手をした。そして、ストライクノワールがクァバーゼの攻撃を回避した瞬間、掌からアンカーランチャーを放ち、クァバーゼの動きを拘束、その間にX1がアビジョのニードルガンを回避しつつ接近し、両手の前腕部に装備されたブランド・マーカーを拳にスライドさせ、先端にビームを収束、そして、そのままアビジョにパンチを放ち、アビジョを戦闘不能にした。トトゥガは接近するX3に対して両腕部のハンマーハンドで攻撃したが、X3はそれを回避し、ビームザンバーでトトゥガを切り裂き、トトゥガを戦闘不能にした。そして、ストライクノワールはクァバーゼをアンカーで掴んだまま、地面に叩き付けたが、クァバーゼは咄嗟に両腕部に装備したスネークハンドの先端からビーム・ソーを発生させ、アンカーを切断し、脱出。そのままX3に攻撃を仕掛けた。
クァバーゼ「おのれ! こうなったらお前だけでも!!」
クァバーゼはX3に攻撃を仕掛けたが、ビームザンバーでスネークハンドを切断、続けて脚部内からヒートダガーを取り出し、クァバーゼに突き刺し、戦闘不能にした。
クァバーゼ「馬鹿…な…」
X3「お前達には後できっちり反省してもらうからな!」
一方、ティエルヴァはドッズライフルとビームサーベルでAGE-FX、AGE-2ダークハウンド、AGE-1グランサのトリプルガンダムを相手していた。更に、ティエルヴァにはTビットと言う無線式の誘導兵器を2基装備しており、これは中央部にビーム砲が1門内蔵されているほか、砲門の周りには4枚のブレードが設置されており、これを閉じた状態で高速回転させながら突撃させ、相手を貫く事も出来る。不使用時にはスラスターとしても機能するこのTビットを使った遠隔攻撃に、トリプルガンダムは苦戦していた。
AGE-FX「やめてください! ティエルヴァさん!」
ティエルヴァ「やめないわ! 地球統合軍に復讐する為なら!」
AGE-2「もう地球統合軍は変わったんだ! 今はクロストライアルと共に世界の平和の為に戦っている!」
AGE-1「過去は変えられないが、捕らわれるだけの物でもないはずだ!」
ティエルヴァ「過去は変えられないのは確かよ、でもね、地球統合軍は過去にいくつもの過ちを犯したはずよ! 怪獣になった宇宙飛行士ジャミラを秘密裏に抹殺した事、生物が住む事をロクに確認もせず惑星破壊兵器R1号でギエロン星を破壊、地球の先住民であるノンマルトの海底基地を破壊、ザフトとの戦争の為に薬漬けの兵士を生み出し戦争に駆り出す、そして火星に移民した人類を見捨てた…どれも過去の地球統合軍が行った事よ、変えられない事実とは言え、地球統合軍は過ちを犯しすぎた! その結果、あの人も…!」
AGE-1「何故、これだけの情報を…まさか…!」
ティエルヴァ「そうよ! 私の協力者が教えてくれたのよ! まさかこれだけ地球統合軍が過ちを犯しているなんてね! あそこにいるストライクノワールってガンダム族もブルーコスモスによって洗脳教育を受けて兵士にさせられたんですってね?」
ストライクノワール「…!」
ティエルヴァ「それだけの事をした地球統合軍を、私が許せると思う?」
地球統合軍が過去に犯した過ち、ティエルヴァの知る情報はその内のほんの一握りであり、実際はそれ以上にあるであろう、上官からの部下への虐待なども含めれば、今まで地球統合軍が犯した過ちは数えきれない程あるはずだ、だが、それでもAGE-FXは信じたかった、人間はいつまでも過ちを繰り返す程愚かではない事を、誰とでも必ず分かり合える事を。
AGE-FX「それでも僕は信じてる…! どんなに難しくても、人は…軍は変われるって!」
ティエルヴァ「無理よ、きっとすぐに同じ過ちを繰り返すわ!」
そう言ってティエルヴァはTビットでトリプルガンダムを攻撃した。
ティエルヴァ「ヴェイガンやイフィニアドとも分かり合えたみたいだけど、必ず些細な事で敵対する事になるはずよ!」
AGE-FX「それでも、僕は話し合えば分かり合えると信じています! ティエルヴァさん、あなたとだって!」
ティエルヴァ「そろそろ気付きなさい! 分かり合いたくない人間もいるって!」
その時、急にティエルヴァが苦しみだした、突然の出来事にAGE-FX達は戸惑ったが、Xラウンダーやニュータイプを持つガンダム達は感じ取っていた、ティエルヴァから発せられる感覚に。すると、ノーティラスが出撃させたデストルクシオンが敵味方関係なく攻撃を仕掛けた。
ノーティラス「な…何だ…!? 何をしているお前達!?」
假屋崎「ティエルヴァに操られているんじゃないかしら?」
ノーティラス「馬鹿な…! そんな事はありえない!!」
AGE-1「あれは…! ティエルヴァのXラウンダー能力が暴走し、無人兵器のコントロールを奪っているのだ!」
AGE-FX「それに、僕のCファンネルも!」
ストライクフリーダム「僕のドラグーンも奪われてる!」
ウイングゼロ「奴のXラウンダー能力は誘導兵器まで奪うと言うのか!?」
AGE-FX「どうにかして、あの人を止めなくちゃ…!」
コントロールを奪われたデストルクシオンと誘導兵器はオーブの街を次々と破壊し、更には上空に待機する戦艦にも攻撃を与えた。
ティエルヴァ「アハ、見えるわ! 統合軍の奴らがどんどん壊れていくのが…! アハハハハハハ! もっと…! もっと壊しなさい!!」
ビルバイン「憎しみの力が強まっていくのを感じる…!」
サイバスター「おいおい、何とかしてあいつを止められないのかよ!」
アルス「この攻撃を回避するだけでも大変なのに、止めるとなると…!」
カムイ「そう簡単には止められないでしょうね…!」
AGE-FX「もうやめましょう! あなたや僕が持っているこの力は、そんな事に使っちゃいけないんだ!」
ティエルヴァ「アハハハ! なんて甘い…! この力は戦う為の物! 復讐を遂げる為の物!」
AGE-FX「そんなの違う!」
ティエルヴァ「自分の考えを押し付けて、ウザいのよ、坊やぁぁーっ!!」
ティエルヴァはなおもコントロールを奪った誘導兵器やデストルクシオンで攻撃を仕掛けた。
ティエルヴァ「あいつらが新兵器開発競争に焦ってテストを強行しなければあんな事にはならなかった! 未来を掴みたかった…! あの人と一緒に歩みたかった…! 返して…あの人を…私に返して…!!」
インフィニットジャスティス「帰ってくるわけないだろう!!」
インフィニットジャスティスのその言葉に、ティエルヴァだけでなく、クロストライアルメンバー達全員が反応した。
インフィニットジャスティス「俺は過去に起きた戦争で多くの友達や仲間を失った…その結果、親友とも戦った事がある、でも、一度死んだ人間は何をしたって帰ってこない! いい加減目を覚ませ!」
ストライクフリーダム「僕も戦争で大切な人を沢山失った…でも、復讐心だけじゃ何も変えられないんだ!」
AGE-1「わしも戦争で大切な者を沢山失った、だが、いつまでも過去に捕らわれて復讐に生きていては駄目なのだ! わしらには未来があるのだから!」
ティエルヴァ「今の私に…未来なんてないっ!!」
すると、AGE-FXはティエルヴァの前に立った。
インフィニットジャスティス「AGE-FX! 一体何を!?」
AGE-FX「今のあの人は多分、過去も未来もどちらも受け入れる事はできないんです、だったら、僕がそれを受け止めてあげないと! 僕はあの人を救いたいんです!」
インフィニットジャスティス「だったら、俺も手伝わないとな」
AGE-FXのその言葉に、他のガンダム達全員がティエルヴァの前に立った。
ティエルヴァ「どいつもこいつも青臭い…! 受け止められるものなら、受け止めてみなさいよぉぉぉーっ!!!」
ティエルヴァはコントロールを奪った兵器で一斉攻撃をかけたが、ガンダム達はその攻撃を全て受け、無事に耐えた。
翼「みんな!」
ビルギット「ったく、無茶するぜ…」
AGE-FX「これがティエルヴァさんの…! とても痛くて苦しい…!」
インフィニットジャスティス「だが、今度は俺達の番だ!」
インフィニットジャスティスは膝から爪先間に設置されたグリフォン ビームブレイドでティエルヴァを攻撃、続けてAGE-FXがビームサーベルでティエルヴァを攻撃し、ティエルヴァを沈黙させた。
ティエルヴァ「ぐぅ…! こ、ここまでみたいね…」
AGE-FX「ティエルヴァさん!」
インフィニットジャスティス「我に返ったのか!?」
ティエルヴァ「何とかね…でも…限界みたい…」
AGE-1「Xラウンダー能力を使いすぎて体に限界が来たのか…」
AGE-FX「そんな…!」
ティエルヴァ「でも…これであの人の所に行けるわ…過去から解き放たれ、今を生きる一人の女として…」
ティエルヴァはゆっくりと地面に倒れ、そのまま爆散した。
AGE-FX「ティエルヴァさぁぁぁん!!」
インフィニットジャスティス「くそっ! この…大馬鹿野郎っ!!」
復讐心から解き放たれたティエルヴァ、その戦いの様子の一部始終を見ていた假屋崎は、彼女の姿を観てもなお、戦い続けるつもりでいた。
假屋崎「………」
ギンガ「假屋崎さん! あんたは復讐を続けるつもりなのかよ!」
サイバスター「復讐なんかしたって、何も生まれないぜ?」
假屋崎「関係ないわ、私はこの世界の全てを破壊する!」
その時、雲の中に待機していた灰色のブロザードから、次々とデストルクシオンが転送されていた。
ダンバイン「ねえ、あそこにある戦艦からデストルクシオンが転送されているわ!」
ノーティラス「よく気付いたな、あれは俺専用のブロザードだ、あれの内部で機動兵器を高速で生産してここに転送しているのだ!」
アルス「なら、あれを撃破すればいいだけだな!」
ミゲル「ビギナ艦長! 一斉攻撃で今すぐあのブロザードを沈めてくれ!」
空中に待機していた戦艦群は、ブロザードを捉えると一斉射撃でブロザードを轟沈させた。
シホ「やったわね」
ノーティラス「おのれ…! よくも俺のブロザードを! ぶっ殺してやる!!」
ノーティラスは自身の持つトライデントロッドでミゲルとシホを攻撃した、続けてビームサーベルで攻撃を仕掛けて来たビルギットも吹き飛ばし、更にビルバインとダンバインも吹き飛ばした。予想外の戦闘力に、クロストライアルメンバーは驚きを隠せなかった。
ミゲル「こいつ…! 意外と強いぞ…!」
ノーティラス「当たり前だ、これでも旧イフィニアドの構成員だからな、戦力的には幹部に匹敵するはずだ」
アルス「イフィニアドの幹部クラス…! だが、戦いの中でレベルを上げた今の俺達なら勝てる!!」
そう言って、アルスはギガデインを、マーリンはメラゾーマを、マゴットはバギクロスを唱えて攻撃を仕掛けた。だが、ノーティラスは前面に電磁バリアを張って防御、接近攻撃を仕掛けたミザリーもトライデントロッドで吹き飛ばされ、魔法攻撃をした3人もノーティラスのトライデントロッドから放たれた電撃でダウンした。
ノーティラス「舐めるなよウジ虫共、レベルアップしたのがお前らクズ共だけだと思うな?」
サイバスター「何て言葉遣いの汚い奴だ!」
アリア「もうちょっと言葉をマイルドにできないものかしらね…」
ノーティラスはトライデントロッドを空に掲げ、電撃を降らせ、クロストライアルメンバーを攻撃した。
ノーティラス「お前らなんてな、この俺一人で十分なんだよ! 全員死に晒せ!!」
ギンガ「くっ! もういい加減に…!!」
ギンガはギンガスパークランスを手に取り、ノーティラスに接近戦を仕掛けた。激しくぶつかり合う二つの武器、だが、ノーティラスはギンガと互角以上の戦いをした。
ノーティラス「俺は身体を機械化してるんでな、ウルトラ戦士とも渡り合えるんだよ!」
フォーゼ「何だそりゃ! お前所謂サイボーグって奴か!? かっけー!!」
ノーティラス「お前、その口調、馬鹿にしてんだろ?」
フォーゼ「え? してないって、褒めてんだよ」
ノーティラス「ぶっ殺す!!」
そう言ってノーティラスはフォーゼに攻撃を仕掛けようとした。その時、一瞬の攻撃によってトライデントロッドがへし折られた。その攻撃の主は、青と黒の仮面ライダーだった。
ノーティラス「な…何だお前はーっ!?」
???「メテオ、仮面ライダーメテオだ」
フォーゼ「おぉーっ! メテオ! お前もこの世界に来てたのか!!」
メテオ「まあな、それより何だ、この惨状は」
フォーゼ「それはな、あいつがやったんだ、あのロボット達を使ってな」
メテオ「何…!?」
ノーティラス「何だよ、無駄な人間共を掃除してやったんだろ? 悪いってのか?」
メテオ「許さん…! お前の運命(さだめ)は俺が決める」
ノーティラス「勝手に決めてんじゃねぇ!!」
メテオは星心大輪拳と言う拳法でノーティラスに次々と打撃攻撃を放った。それと同時にフォーゼもノーティラスに打撃攻撃を放った。ノーティラスの取り巻きのデストルクシオン達は、他のメンバー達の攻撃によって次々と撃破されており、壊滅するのは時間の問題であった。メテオはメテオストライクと言う青いエネルギーを放った急降下キックをノーティラスに放った、そして、ノーティラスは派手に吹っ飛ばされ、地面に叩き付けられた。
ノーティラス「がはっ!!」
フォーゼ「やっぱりメテオは強えな! 流石俺のダチだ!」
メテオ「まあな」
ノーティラス「くっそぉぉぉ…! この俺が…こんな所でぇぇぇっ…!!」
ノーティラスは地面に倒れ込み、大爆発を起こして死亡した。一方、最後に一人残された假屋崎は、アリアに攻撃を仕掛けていた。
アリア「味方は全員やられて残りはあんた一人なのよ? いい加減に諦めなさい!」
假屋崎「私は諦める訳にはいかないの! 絶対に復讐をするんだから!」
翼「そんな事をして、家族が喜ぶと思っているんですか!?」
假屋崎「さあね、でも、私はこの世界に復讐したい、ううん、しなくちゃいけないの!」
その時、翼は彼女を救いたいと思った、その想いが、翼の失われた記憶を呼び覚まし、その記憶の復活は、瑠依、葵、アリアにも渡っていた。
翼「…思い出した、俺はアルスマファイターの翼」
瑠依「私も、アルスマファイターだったわ」
葵「…私はこの世界の人間じゃない、やっと思い出せた…」
アリア「ええ、あたしも、元々は別の世界の人間だったのね…」
その時、彼等の記憶の復活と共に、翼、瑠依、葵が元の世界で使った武器が出現した。どうやら、記憶の封印と共に武器達も封印されていたのであろう。
翼「黒剣ナハト…また、俺と一緒に戦ってくれるか?」
翼の言葉に黒剣ナハトは輝き、翼たち3人は假屋崎に向かって行った。そして、翼、瑠依、葵は立て続けに假屋崎に攻撃を仕掛けた。だが、假屋崎はその攻撃を全て回避、続けてアリアが2本の小太刀で假屋崎と鍔迫り合いに持ち込んだ。
假屋崎「甘いわね! その程度じゃ私は倒せないわよ!」
翼「倒すんじゃない! 助けるんです! 俺は…俺達は…あなたを!!」
その時、翼の体から黄金のオーラが発生した。假屋崎はアリアを剣で薙ぎ払い、翼に目標を定めた。
假屋崎「そんなこけおどし!!」
假屋崎は翼に剣を振り下ろした。だが、翼はその攻撃が来る事を知っていたかの様に軽々と回避した。
假屋崎「そんな…!!」
翼「この状態になると、俺は少し先の未来を見る事が出来るんです、そして、俺はあなたを救います!!」
翼は空高く跳びあがり、閃光天空斬りと言う名の、黄金のオーラを纏った斬撃攻撃で假屋崎の剣を切断した。
假屋崎「私の剣が…!」
すると、翼は假屋崎に剣を向けた。
翼「…投降してください、俺は…命まで奪いたくありません…」
假屋崎「…何で…何で私を助けるの…? 私は世界を滅ぼそうとしたのに…!」
翼「…假屋崎さんは、家族を失ったのが辛くて、耐えられなかったんですよね? 俺も過去に妹が敵に操られて、俺達と敵対する事になったから、假屋崎さんの気持ちは少しだけですけど、分かるんです、なのに、俺以上の苦しみを背負った假屋崎さんを倒して、それで終わりなんて、俺にはとてもできません…」
假屋崎「じゃあ、どうするの? 私を刑務所にでも放り込むつもり?」
翼「分かりません…でも、俺は假屋崎さんに、もう一度やり直してほしい! 人間は生きている限り何度だってやり直せます! 假屋崎さんだって…ううん、イフィニアドの人達も、ヴェイガンの人達も、そして俺達クロストライアルや地球統合軍の人達も、みんなやり直せたんだから!」
假屋崎「…実に子供らしい発想ね…でも、今はそれでもいいかもしれないわね…私だって、未来に希望を抱いてた時代が確かにあったもの…」
假屋崎がクロストライアルに投降し、残存勢力を壊滅させた事で、オーブでの戦いは終わった。そして、戦いが終わった後、ギンガ達が会話していた。
ギンガ「お前がフォーゼのダチのメテオだな?」
メテオ「ああ、俺もフォーゼと同じ世界から来た」
フォーゼ「メテオは強いんだ! きっと頼りになるはずだぜ!」
瑠依「頼りにしているね!」
タロウ(SD)「そう言えば、翼たちは別の世界から来たんだったな?」
翼「ああ、俺と瑠依、葵さんとアリアがこの世界の住民と言うのは偽りの記憶だったんだ、俺はアルスマ界の出身」
葵「私と瑠依ちゃん、アリアちゃんはこことは別の地球だったの」
アリア「ったく、誰がこんなふざけた事をしてくれたのかしらね!」
ギンガ「う~ん、分かんねえけど、みんなはこれからも戦ってくれるんだよな?」
翼「勿論! 最後まで協力するぜ!」
アリア「ま、ここまで一緒に戦ったんだから、最後まで協力してあげるわよ、ありがたく思いなさいよね?」
ギンガ「ありがとな、みんな!」
一方、怪獣島に来ていたGフォースとストレイジ、ヘルベロス&ルクレシア、ロストロウランから派遣されたクリスティーナ隊は、怪獣島で怪獣軍団と交戦していた。これらの怪獣達はX星人統制官が送り込んだものであり、どれも強化された個体である為、歴戦の勇士たちであるクロストライアルメンバーですら苦戦は必須であった。Gフォースのジェットジャガー以外のメンバーは一斉射撃でグリホン、マタンゴを撃破、ジェットジャガーと交戦していたガマクジラも、ジェットジャガーの連続攻撃で倒された。ストレイジの面々も負けておらず、セブンガーはロケットパンチの硬芯鉄拳弾でメガヌロンを撃破、ウインダムも機体各部の穴から20式対怪獣誘導弾を発射し、グリーンモンスを撃破した。続けてキングジョー ストレイジカスタムは右腕の銃口からペダニウム粒子砲を発射し、ジャイガーの体を貫通、ジャイガーは爆発四散した。ヘルベロスは背中に生えているトゲ、ヘルスパイクから紫色の矢の様な光弾の雨であるヘルエッジサンダーを放ち、クレッセントを攻撃、クレッセントを爆発四散させた。ルクレシアも負けじと両掌を前に出し、青色の強力ビーム、ウンディーネレイを放ち、デットンとサドラを撃破した。残るクリスティーナ隊のクリスティーナ、クラン、ルル、レインの4人は協力してロックイーターと交戦、息の合った連携攻撃でロックイーターを撃破した。こうして、怪獣軍団は撃破されたのである。
ウインダム「何とか片付いたな」
セブンガー「そうっすね隊長」
ストレイジカスタム「でも、安心はできないわ、まだ出てくる可能性も…」
その時、草むらの方から音が聞こえた。
機龍「言った傍から出て来たわね」
ウインダム「おい、ストレイジカスタム、こう言うのはフラグだからあんま言わない方がいいぞ」
ストレイジカスタム「私は本当の事を言ったまでです!」
クロストライアルメンバーが身構える中、草むらから出てきたのは1人の女性であった。
???「ふぅ…オベリスク島での修行もきつかったけど、この怪獣島での修行も中々きついわね…って、あなた達誰?」
ヘルベロス「それはこっちのセリフだ! …と言いたいところだけど、どっかで見た事ある顔なんだよなぁ…」
ルクレシア「あ! この人、カイトさんが言ってたアルスマファイターの!」
ヘルベロス「ああ! 誰だっけ? フカヒレだっけ?」
???「フカヒレじゃなくて、フィオーレよ! フィオーレ!」
ヘルベロス「ご…ごめん…」
フィオーレと言う少女は、以前レイラの口から語られた事のある少女であり、アルスマ界でアルスマファイターとして、数多くの大乱闘と、数多くの悪と戦っていた。その活躍を、ヘルベロス達はカイトからの口から聞かされた情報や、アルスマの大乱闘の再放送などで知っており、こうしてフィオーレの存在を知っていたのである。
セブンガー「でも、何でそのフィオーレさんがこんな所にいるんすか?」
フィオーレ「ああ、私はアルスマが終わった後、もっと強さを磨かなきゃって思ってここでこうして特訓してたのよ、前はオベリスク島で怪獣相手に戦ってたんだけど、ある日突然イフィニアドが襲来してきたから、こっちに避難してたわけ、私こう見えてサバイバルスキルは高いからね」
スーパーメカゴジラ「なるほどな…中々ハードな特訓をしてたわけだ」
フィオーレ「でも一体この状況は何? 何かやたらと強い怪獣出てくるし…今日だけでも20体は倒してるわよ?」
クラン「に…20体!?」
ルル「たった1人で、ですか?」
フィオーレ「うん、そうよ、苦戦はしたけど、ヒット&アウェイ戦法でなんとか、ね」
クリスティーナ「こいつ…」
レイン「人間を辞めている…」
その時、クロストライアルメンバーの後方で大きな爆発が発生した。
フィオーレ「もう! 今日は一体何なのよ!?」
ヘルベロス「この殺気…! これは…! 今までの奴とは違うぜ!!」
怪獣島の木々を薙ぎ倒して現れたのは、かつてゴジラに倒されたカイザーギドラと、かつてガメラに倒されたイリス、そして、見た事のない宇宙怪獣であった。カイザーギドラはギドラ族の頂点に立つギドラの皇帝であり、王を超えるギドラの最上位種である。その姿はキングギドラより巨大であり、キングギドラの二足と違って脚は四足、ゴジラが小さく見える程の巨体を持つ恐るべき怪獣帝王である。その強さはゴジラを一切抵抗させる事なく一方的に戦闘不能に追い込むなど圧倒的であり、三つの頭部から放たれる反重力光線デストロイド・カイザーで全てを破壊し尽くした。一方のイリスは古代文明によって作り出された怪獣の一種であり、とある村にて「柳星張」という名で呼ばれ、遥かな昔から卵の状態で封印されていた邪神である。その実態はギャオスの変異体・亜種ではあるが、ギャオスとは見た目がほぼ別物である。イリスの恐るべき能力として、あらゆる生物の遺伝子を吸収して自らに組み込み、自在に進化していく能力を持っている。その結果、両肩から2本ずつ、計4本生えている伸縮自在の触手、両腕には槍状の鋭利な手甲、部分的に発光する胴体、背中にはガメラの甲羅によく似た外殻に加えて4枚の翼状の突起、そして頭部で光る単眼と言う、不気味な見た目をしている。
MOGERA「カイザーギドラにイリスだと!?」
ウインダム「おいおい、とんでもねえ奴らが現れたもんだな…」
フィオーレ「…聞いた事があるわ、かつてこの怪獣達の手によって大きな被害が出たと言う事…」
クリスティーナ「だが、もう1体の怪獣は見た事が無いな…」
???「そいつは宇宙大怪獣ギララだ」
そう言って現れたのは、X星人統制官であった。
ハルオ「お前は、X星人統制官! お前は死んだはずだ!」
X星人統制官「協力者の手によって生き返ったんだよ、そして、この怪獣達も俺と一緒に生き返ったんだ、あ、だがギララだけは違うぞ? こいつは俺が捕まえた怪獣だ」
ギララはUFOのような独特な形状の頭部と、無数の瘤で覆われた太ましい胴体が特徴の怪獣であった。正直、カイザーギドラやイリスほど強そうに思えず、誰もがこいつ、強いのか? と言う反応をしていた。だが、ギララは口から白色の火の玉、ギララ火球を放ち、着弾点で大きな爆発が発生、クロストライアルメンバーは回避したが、誰もがその強さに驚いていた。
セブンガー「つ…強いっすよあの怪獣!!」
X星人統制官「ハハハハハ! そうだろう! これがギララの強さだ!」
ルクレシア「なるほど…宇宙大怪獣の名は伊達ではない訳ですね…」
機龍「でも、私達は負けられない!!」
その時、この怪獣島に迫る怪獣達がいた。その怪獣達はG2ガメラ、レインボーモスラ、ファイヤーラドン、ガッパの四大怪獣であったが、もう1体、こちらに全速力で向かって来る怪獣がいた。その怪獣とは、かつてアメリカのニューヨークに出現したゴジラと呼ばれた怪獣であった。大きなイグアナの様なその怪獣は、とてもゴジラには見えず、後にジラと言う名前が正式に付けられたが、そのゴジラが今、カイザーギドラ達が危険と言う本能に従い、倒す為にこちらに向かってきているのである。
ヘルベロス「うおっ!? いつもの四大怪獣はともかく、ジラまで来やがった!!」
MOGERA「おいおい、ミサイルで死ぬゴジラモドキが来た所でどうにかなるもんでもないだろう…」
機龍「でも、彼の勇気は本物よ、ゴジラモドキでも、勇気があればゴジラになれるはず…最初にあの怪獣をゴジラと名付けた人から取って、エメゴジとでも名付けておこうかしら?」
ルクレシア「エメゴジ…ですか、いい名前ですね!」
X星人統制官「何だ、誰かと思えばマグロ食ってるような駄目怪獣じゃねえか、あんなもんが来たところで…!!」
ヘルベロス「マグロ食ってるような駄目怪獣…? 何言ってんだお前? いいか! エメゴジやジラをマグロ食ってる奴って言うけどな、1954年に現れたゴジラもマグロ食ってんだよ!!」
X星人統制官「何っ!? それは盲点だったぞ…!! だが、ミサイル程度で死ぬ奴…! この三大怪獣の相手ではない!!」
カイザーギドラはデストロイド・カイザーを、イリスは触手の先端から超音波メスを、ギララはギララ火球を放って攻撃したが、四大怪獣は散開して回避、エメゴジは高く跳び、カイザーギドラにハイジャンプキックを放った。この攻撃で、カイザーギドラは体勢を崩した。
X星人統制官「おのれ~! マグロ程度が調子に乗りやがって~!!」
ヘルベロス「俺達も続くぞ!!」
ヘルベロスの合図でGフォースの面々とストレイジの面々、ヘルベロス、ルクレシアは一斉に遠距離攻撃で攻撃をかけ、クリスティーナ隊の面々も攻撃魔法で一斉攻撃をかけた。それと同時にG2ガメラはプラズマ火球を、レインボーモスラはクロスヒートレーザー・レインボーを、ファイヤーラドンはウラニウム熱線を、ガッパは放射熱光線を放って攻撃を仕掛けた。その攻撃は敵の三大怪獣にダメージを与えたが、この程度で倒れる程三大怪獣は甘くなかった。
機龍「やはり、まだ倒れないわね…」
X星人統制官「まあな、この程度で倒れる程弱くはないさ、クックック…」
カイザーギドラは再びデストロイド・カイザーを、イリスは超音波メスを、ギララはギララ火球を放って攻撃、その攻撃は五大怪獣に命中し、五大怪獣は倒れた。
ルクレシア「怪獣達が!」
ヘルベロス「くっ! 怪獣達の頑張りでもここまでなのか!?」
そして、倒れ込んだ怪獣達に対し、カイザーギドラはデストロイド・カイザーを放った。
クラン「やめてーっ!!」
その時、レインボーモスラ、G2ガメラ、ガッパの三大怪獣はダメージの大きいファイヤーラドン、エメゴジを庇った。
機龍「三大怪獣が!!」
X星人統制官「ハッハッハ、こいつらアホだぞ、もう役に立たない怪獣の盾になるなんてな!」
ヘルベロス「…いや、アホはどっちかな?」
X星人統制官「何…? 役に立たない怪獣の盾になって…いや、まさか…!!」
実は、レインボーモスラ、G2ガメラ、ガッパの三大怪獣は引力光線からファイヤーラドン、エメゴジを守っているのではなく、一か八か、カイザーギドラのエネルギーを自分の物にする為、体に蓄えているのであった。これは、来るべきシン・ゴジラとの決戦に必要でもあるからだ。
X星人統制官「奴ら…! カイザーギドラのエネルギーを…!!」
ヘルベロス「そゆこと、つまり、この先に待っているのは…」
ルクレシア「そう! 進化です!!」
その時、レインボーモスラ、G2ガメラ、ガッパの体は眩く輝き、レインボーモスラは鎧を纏ったモスラに、G2ガメラは全身がトゲトゲした新たな姿に、ガッパは一回り大きくなった。
X星人統制官「こいつら…! 進化しやがった!!」
MOGERA「おい、機龍、こいつらの名前は?」
機龍「そうね、モスラは鎧を纏っているから、鎧モスラ! ガメラは更に進化したから、G3ガメラ! ガッパはシンプルに進化ガッパでいいんじゃないかしら?」
ハルオ「今回はえらくシンプルなんだな」
機龍「シンプルな方が強く見えそうじゃない?」
スーパーメカゴジラ「フ…それもそうだな」
X星人統制官「クッ! 舐めるなぁっ!!」
カイザーギドラは再びデストロイド・カイザーを、イリスは超音波メスを、ギララはギララ火球を放って攻撃した。だが、三大怪獣はそれらの攻撃を回避し、鎧モスラは最強技、エクセル・ダッシュ・バスターを放った。エクセル・ダッシュ・バスターはグリーンモスラのエクセル・ダッシュの強化版であり、体全体をフラッシュエネルギーで光り輝かせ、相手の体を突き破り、完全消滅させるまさに最強の技なのである。この攻撃を食らったカイザーギドラはたった一撃で倒され、消滅した。続けてG3ガメラは自身の腕にプラズマ火球を放ち、プラズマ纏った状態でパンチを放った。そのパンチはイリスの腹部に叩き込まれ、イリスは内部から焼き尽くされて大爆発を起こし、倒された。残ったギララは強化されたガッパの放射熱光線を食らい、ダウン。こうして、残すはX星人統制官のみとなったのである。
X星人統制官「馬鹿な…! 俺の最強怪獣軍団が!!」
ヘルベロス「さあ、覚悟はできてんだろーな? このクズ野郎!!」
その時、エメゴジは立ち上がり、ゆっくりとX星人統制官の方に向かって行った。エメゴジはかつて自分と同種族の怪獣がX星人統制官の手によって操られた挙句、ゴジラに殺された為、X星人統制官を恨んでいるのである。エメゴジの怒りの眼差しに、X星人統制官は恐怖を感じた。
X星人統制官「よせ…やめろ…! やめろぉぉぉぉぉっ!!」
直後、X星人統制官はエメゴジに頭から捕食された。生々しい音を立てて捕食されるX星人統制官に、クロストライアルメンバーは少しゾッとしたが、X星人統制官の手によって多くの命が失われた事は確かであり、誰も彼に同情はしなかった。また、エメゴジにとってX星人統制官は因縁の相手である為、因縁の相手を自らの手で葬ったエメゴジは、大きな咆哮を発した。
ヘルベロス「そうか…お前もあいつを倒せて嬉しいんだな、エメゴジ」
MOGERA「もう、あいつの事をマグロ食ってるような奴とは言えねえな」
機龍「ええ、彼も立派なゴジラ一族の一員よ」
その後、ギララはゆっくりと立ち上がった。突然立ち上がった事で、クロストライアルメンバーは身構えたものの、ギララは襲い掛かって来ず、ゆっくりとガッパの方に向かって行った。そして、ガッパと握手を交わした。
ウインダム「な…何だ…?」
ヘルベロス「ふむふむ…どうやら、ギララはあのクズ野郎の手によって操られていたらしいんだ、それで、助けてくれたからお礼がしたいんだと」
セブンガー「で、何と言ってるんすか?」
ヘルベロス「ああ、だったら、共にゴジラを倒そう! だってさ」
ストレイジカスタム「それで、OKしてくれたの?」
ヘルベロス「勿論! だってさ、って、俺は翻訳アプリか!!」
ストレイジカスタム「ごめんごめん、怪獣語分かるのあなただけだから…」
ヘルベロス「まあ、褒められて悪い気はしねえかな、後、エメゴジも協力してくれるらしいぞ」
ルクレシア「これで六大怪獣が揃ったんですね!」
ヘルベロス「ああ! 最高に熱いぜ!! 六大怪獣地球最大の超決戦だな!!」
セブンガー「うおーっ! それは最高に熱いっすね! ヘルベロスさん!!」
ヘルベロス「応よ! こんな熱い展開、中々見られないぜ!!」
クラン「暑苦しいなぁ…」
こうして、怪獣島での戦いは終わりを迎えた。遂に揃った六大怪獣、彼らの最後の相手は、神の領域まで進化した怪獣王ゴジラである。果たして彼らはゴジラを倒すことが出来るのだろうか…。そして、エクレールの村跡地にやって来たセイバークルーザー隊は、変わり果てたドラゴニュート達の故郷を見ていた。西暦2099年12月26日、あの日、突如襲来した宇宙帝国イフィニアドの手によってドラゴニュートの故郷であるエクレールの村は一夜にして滅ぼされてしまった。軍もいない平和な村でありながら、高校まであるそれなりに発展した平和な農村であった。故郷が壊滅した後、この場所に立ち寄る事が無かったドラゴニュートであったが、久々に目の当たりにしたドラゴニュート達は、滅んで1年経った故郷に来て、何とも言えない気持ちになった。
ドラゴニュート「久しぶりだな…エクレールの村…久々に来たけど、こんなになってたのか…」
流羽「戦争さえなければ、私達はここでずっと暮らせたのかな…」
蒼乃「そうでしょうね、あの戦争は私達には重すぎた…」
奏真「だが、あの戦争も終結し、今度は新たな敵が出現している…」
大河「きっと、これからも戦争は続くだろうけど、僕達は平和の為にこれからも戦わないといけないんだ…」
ドラゴニュート「そうだ…そして、いつになるかは分からないけど、このエクレールの村も元通りに復興させないといけない…そしてまたここで暮らそう、みんなで」
その時、ドラゴニュート達の前に4人の女性が現れた。ただ者じゃない気を察知したドラゴニュート達は、すぐにこの敵が黒幕の部下であると察知した。
ドラゴニュート「この気…お前達が、この戦いを仕組んだ元凶の一味なんだな?」
歓喜のアレグリーア「そ~うだよ~、私は喜怒哀楽四天王の一人、喜の四天王、歓喜のアレグリーア」
憤怒のグニェーフ「あたしは喜怒哀楽四天王の一人、怒の四天王、憤怒のグニェーフ」
悲哀のシャグラン「私は喜怒哀楽四天王の一人…哀の四天王…悲哀のシャグラン…」
愉楽のプレジール「うちは喜怒哀楽四天王の一人、楽の四天王、愉楽のプレジール、よろしく~」
憤怒のグニェーフは赤い肌に紫髪のベリーショートが特徴であった。短いスパッツとへそ出しのタンクトップと言う服装で、足首まであるマントを装備している。彼女の一番の特徴として、犬耳の様な癖毛が頭にあった。いつも強気な表情をしているが、その表情で既に彼女が強い事が分かった。もう一人の愉楽のプレジールは、黄緑の肌とピンク色のツインテールが特徴であった。服装は黒のゴスロリワンピースであり、4人の中では一番ファッションに気を使っているようであった。また、彼女の一番の特徴として、リス耳の様な癖毛が頭にあった。いつも楽しそうな表情をしているが、実際は何を考えているのか分からない所が一番恐ろしい所である。
ドラゴニュート「お前達がこんな事をする目的は知ってる! 裏でこの状況を楽しんでる奴がいるんだろ?」
憤怒のグニェーフ「ああ、そうだよ、あたし達の支配者がこの状況を楽しめるように、あたしらは力を貸してるわけだ」
愉楽のプレジール「そして今回は~、あなた達と戦うように命令を受けた訳!」
カイト「何もかもその支配者の筋書き通りなんだな!」
レイラ「許せないわ! 私達が苦しんでる様子で楽しむなんて…!!」
ドラゴニュート「お前達のせいで、俺達地球人がどれほど苦しんだと思ってやがる!!」
悲哀のシャグラン「私は可哀想だと思うよ…でも、支配者様に逆らうとお仕置きされちゃうし…」
歓喜のアレグリーア「私達にだって事情はあるんだな~これが」
ドラゴニュート「許せない…! お前達みたいな奴らは、絶対に!!」
ドラゴニュートは二本のヴィエルジュで喜怒哀楽四天王に攻撃を仕掛けた。しかし、喜怒哀楽四天王は一斉に衝撃波を放ち、セイバークルーザー隊全員を吹き飛ばした。あまりに一瞬の出来事に、誰も対応できず、セイバークルーザー隊の面々は混乱していた。
トレイン「痛ってぇ~何すんだよ!!」
キサラ「突然の出来事に、あたし達は対応できなかった…」
エアリアル「ななな…何が起こったんですかぁ!?」
セレノフィル「衝撃波…ですかね…」
ルナ「衝撃波…か…なるほど…バトル漫画とかでよくあるあれだね! 乙女心が騒ぐわ…!!」
レイリア「でも、これじゃ接近できないですよ…」
喜怒哀楽四天王は尚も衝撃波の波状攻撃を行い、セイバークルーザー隊を吹き飛ばしていた。このままでは接近する事すらできず、このままぺしゃんこになってしまうだろう。その時、喜怒哀楽四天王の近くで連鎖爆発が発生した。
憤怒のグニェーフ「チィッ! 何だよこれは!?」
ドラゴニュート「あ…あれは…!! 父さん!! それに母さん!!」
駆「よう、ドラゴニュート! それにみんな! 元気してたか?」
美麗「会いたかったわよ~!」
蒼乃「お父さんにお母さん!!」
奏真「やはり生きていたか…」
流羽「生きてたんだ! 心配したんだからぁ!!」
大河「無事で何より」
悲哀のシャグラン「ははん…なるほど…イフィニアド戦争の際にひっそりと戦っている組織がいると聞いたけど、この人達の事だったか…」
愉楽のプレジール「うちの持ってるイフィニアドのデータベースによるとな、リベラシオンって組織らしいね」
憤怒のグニェーフ「んなこたぁ関係ねぇ! 要するに全員ぶっ潰せばいいわけだろ?」
歓喜のアレグリーア「そう言う事ですね~」
デスティニー「あの組織…過去に活躍した戦士達やシャドームーンまでいるぞ!」
フォースインパルス「まさにオールスターね!」
ガイア「これなら…勝てる…」
その直後、喜怒哀楽四天王に攻撃を仕掛ける1人の少女がいた。エメラルドの様な綺麗な緑髪と緑の瞳を持ったその女性剣士は、とても美しい見た目だった。
悲哀のシャグラン「あなた…誰…?」
ネイ「私はネイ・エメラル・ヴェールミント、異世界アークミールに存在するヴェールミント王国の勇者です!」
ルナ「むむっ! 彼女、中々乙女心を騒がせてくれるわね! 私の魔眼が疼くわ…!」
レイリア「いや、彼女は本物の異世界人だと思いますよ…」
ルナ「嘘!? じゃあ、異世界召喚されたって事!? あ、でも私達も異世界召喚か!」
憤怒のグニェーフ「何が勇者だ! んなもんアルスだけで満足だっての! 食らえ! バーニングナックル!!」
憤怒のグニェーフは炎を纏ったパンチを放ったが、ネイは身体に風を纏い、高速で移動し、回避した。そして、風を纏った斬撃攻撃を放ち、憤怒のグニェーフを斬り裂いた。流石に四天王をやっているだけであり、即死はしなかったが、かなりのダメージを負ってしまった。
憤怒のグニェーフ「くぅっ…!!」
ネイ「翠玉の勇者の異名を持つこの私の手によって、悪しき存在は全て浄化させます!!」
ルナ「キターッ!! 異名に決めゼリフ!! 乙女心が騒ぐわ!!」
セレノフィル「ちょっと静かにしてください…」
憤怒のグニェーフ「こいつらぁ…!! 舐めるなっ!! バーニングモード!!」
憤怒のグニェーフは怒りを爆発させ、体に炎を纏った姿であるバーニングモードと化した。そして、空高く跳びあがり、上空から地表に向けて掌から火球の雨を降らせた。火球は地面に命中し、大爆発を発生させた。
憤怒のグニェーフ「ハハハハハ!! 死ね死ねぇ!!」
歓喜のアレグリーア「あらら~やっちゃったか~グニェーフの悪い癖、怒ると手が付けられない~」
愉楽のプレジール「もうあの子は止められないわね~」
悲哀のシャグラン「グニェーフ…怖いから苦手…」
サルマン「何だよアイツ! 滅茶苦茶じゃねえか!!」
ヴァンパイアス「どうする? アタイの炎で対抗するか?」
エアリアル「やめてくださいっ! そんなことしたら火の海になっちゃいますよ!!」
アヤノ「それに、どの道あの炎に対抗なんてできないわ、彼女は格が違いすぎる…」
イヴ「まるで神の領域みたいだね…」
トレイン「つまり、俺達は神に挑んでるようなものか…」
キサラ「でも、神だろうと何だろうと倒さないといけないの…」
ルシファー「その通りだ」
ドラゴニュート「ルシファー! いつの間に…」
ルシファー「私はあの戦いの後、この戦いの元凶を探して世界中を旅していた、そして、ついに見つけた、その元凶の一つが奴ら、喜怒哀楽四天王だ」
ルシファーによると、今までのこの世界で起きた出来事では、必ず裏に喜怒哀楽四天王がおり、上手く物語が進むよう裏で糸を引いていたようである。つまり、今までの戦いの裏には必ず彼女たちがいたのである。
ルシファー「つまり、奴らを倒せばこの戦いは一歩ずつ終わりへと向かうはずだ」
ドラゴニュート「なるほどな…でも、どうやって倒せば…」
ルシファー「ドラゴニュート、お前に、私の英雄神の力を託そう」
そう言ってルシファーはドラゴニュートの胸に手を当て、光を送り込んだ。そして、全ての光を送り込んだ事を確認すると、そっと手を放した。
ドラゴニュート「で、これからどうすればいいんだよ」
ルシファー「英雄神になりたいと、念じろ、さすれば君は、英雄神になれる」
ドラゴニュート「うん、やってみる!」
ドラゴニュートは念じた。英雄神になり、世界を平和にし、誰も傷つかない世界を作りたいと。その願いはドラゴニュートの胸に宿った英雄神の光に届き、ドラゴニュートの体は光輝いた。そして、光が収まると、そこには大きな白い羽を背中に生やしたドラゴニュートの姿があった。
ドラゴニュート「これが…英雄神の力…! 凄い…! 力がみなぎる…!!」
ルシファー「ドラゴニュート、今の君は飛べる…飛んで…闇を斬り裂く事ができる!!」
ドラゴニュート「分かった! 俺は…行くよ!!」
そう言ってドラゴニュートは空へと飛翔した。ドラゴニュートを見送るルシファーに対し、ルナは不思議な感覚を抱いていた。それは、自分の父に似ていると言う感情。ルシファーは天上界人、ルナの父親も天上界人である為なのだろうが、ルナはルシファーに対し、親近感を抱いていたのだ。
ルナ「ルシファー…さん? もしかして…私の…お父さん…?」
ルシファー「ああ、そうだ、今まで心配させたな、ルナ、だが、今はこの状況を切り抜ける事が先だ」
ルナ「うん! 戦いが終わったら、色々と聞かせてね! 約束だよ!!」
ルシファー「ああ」
大空を飛翔した英雄神ドラゴニュートは、バーニングモード発動中の憤怒のグニェーフに向かって行った。憤怒のグニェーフは巨大火球を英雄神ドラゴニュート目掛けて放ったが、英雄神ドラゴニュートはその巨大火球を右手で受け止めた。当然、右手では大爆発が発生したが、英雄神ドラゴニュートには1ミリもダメージが与えられていなかった。それを目の当たりにした憤怒のグニェーフは、自慢の火球が効かない事に驚愕していた。
憤怒のグニェーフ「馬鹿な…! あたしの自慢の火球が…! バーニングモードで威力が何倍にもなっているはずなのに…!!」
ドラゴニュート「喜怒哀楽四天王!! もうお前達の好きにはさせない!! この世界は…俺達が守ってみせる!!」
憤怒のグニェーフ「舐めるなぁぁぁっ!!!」
憤怒のグニェーフは炎の光線であるフレイムレーザーを最大出力で放ったが、英雄神ドラゴニュートは魔導障壁を展開、その攻撃を無力化した。更に、この無力化したフレイムレーザーは全て英雄神ドラゴニュートのエネルギーへと変換され、吸収される為、憤怒のグニェーフは英雄神ドラゴニュートにエネルギーを与えているようなものである。そうとも知らず、憤怒のグニェーフは攻撃を続けたが、全く攻撃が効かない事に憤怒のグニェーフは恐怖を覚えた。
憤怒のグニェーフ「何で…何であたしの攻撃が効かないんだよ!!」
ドラゴニュート「俺は託されたんだ! 命をノラル母さんに! 英雄神の力をルシファーに! そして、この世界の明日を、平和を信じる世界中のみんなに!! ただ己の欲の為に動いているお前達の支配者とは違うんだ!!!」
そう言って英雄神ドラゴニュートは、ライトブラストのエネルギーを二本のヴィエルジュに纏い、憤怒のグニェーフを斬り裂いた。この技はツインライトブラストソード、高い破壊力を誇る英雄神ドラゴニュートの必殺の一撃である。この必殺の一撃で致命傷を負った憤怒のグニェーフは、体が炎となって消滅していく中、この状況を信じられずにいた。
憤怒のグニェーフ「ありえない…こんな…こんな結果…!!」
憤怒のグニェーフは全身が炎となって消滅し、跡形もなく消え去った。
悲哀のシャグラン「グニェーフ…!!」
愉楽のプレジール「あらら…まさかグニェーフが死んじゃうなんてね…アレグリーア、あなた、彼女を復活させられない?」
歓喜のアレグリーア「私達は支配者様が生み出した者故、私の手ではどうする事もできませんね~」
ドラゴニュート「次はお前達だ! 覚悟しろよ!!」
歓喜のアレグリーア「う~ん…流石にこの状況は不利ですねぇ…」
愉楽のプレジール「じゃあ、どうするの?」
歓喜のアレグリーア「任せてください~策は打っております~」
歓喜のアレグリーアは掌に光球を3つ作り出すと、他の2人に渡した。光球は3人の体の中に吸収されると、3人の背中に悪魔の翼の様なものが生えた。
悲哀のシャグラン「なに…これ…?」
歓喜のアレグリーア「あの英雄神の力を疑似的に再現した疑似英雄神です~戦闘力は英雄神に匹敵しますよ~こんな事もあろうかと、旧イフィニアドのルシファーの研究をしてて良かったです~」
愉楽のプレジール「でも、これであの英雄神を潰せるのね! 楽しくなってきた~!」
ドラゴニュート「英雄神が3体か…この状況、まずいな…」
ゴッドカイト「安心しろ! ドラゴニュート!!」
虚無亜空神「これで数は合わせられるはずだ!!」
歓喜のアレグリーア「知ってますよ~それ、時間制限があるんでしょ? 速攻で潰してあげますよ~」
ゴッドカイト「舐めるなよ! 時間制限が来る前に倒してやる!!」
そう言ってゴッドカイトは歓喜のアレグリーアと、虚無亜空神は愉楽のプレジールと、英雄神ドラゴニュートは悲哀のシャグランと交戦した。ゴッドカイトはフレイムパンチを歓喜のアレグリーアに放ったものの、軽く受け止められ、腹に膝蹴りを食らった。続けて回し蹴りを食らい、ゴッドカイトは岩盤に叩き付けられた。
ゴッドカイト「くぅっ…! 強すぎる…! 何でゴッドカイトと互角以上なんだよ!!」
歓喜のアレグリーア「そのゴッドカイト? って言う奴も研究したんですよ~私ったら、偉い!! 褒めて褒めて~」
ゴッドカイト「舐めんじゃねぇっ!!」
ゴッドカイトは激しくパンチやキックを放ったが、疑似英雄神状態の歓喜のアレグリーアに軽々と受け止められ、逆に顔や腹などに連続打撃を食らい、ゴッドカイトはあっという間にボロボロの状態となった。
一方、虚無亜空神も愉楽のプレジール相手に苦戦していた。虚無亜空神は瞬間移動能力やシャドーウォール等で上手く立ち回っていたが、疑似英雄神状態の愉楽のプレジールに先読みされ、打撃攻撃を食らって地面に叩き付けられた。
虚無亜空神「がはっ!!」
愉楽のプレジール「楽しいな~もっと遊んでよ~」
虚無亜空神「舐めんじゃねえ!! 今潰してやる!!」
虚無亜空神は破壊光線を放ったが、愉楽のプレジールも負けじと光線を撃ち合い、その光線は相殺。虚無亜空神は剣を取り、愉楽のプレジールに斬りかかったが、その攻撃を回避、愉楽のプレジールの回し蹴りでダメージを受け、虚無亜空神もボロボロになった。
更に、苦戦していたのは英雄神ドラゴニュートも同じであり、悲哀のシャグランはドラゴニュートの二刀流相手に攻撃をひらりと回避、その合間に蹴りを放ち、英雄神ドラゴニュートにダメージを与えていた。
ドラゴニュート「こいつら…強い…!!」
悲哀のシャグラン「私、強いでしょ…あなた達じゃ私には勝てない…諦めて…」
悲哀のシャグランは光球を生成し、それを零距離で英雄神ドラゴニュートに放ち、英雄神ドラゴニュートを地面に叩き付けた。それと同時にゴッドカイトと虚無亜空神も零距離光球を食らい、地面に叩き付けられ、変身解除してしまった。頼みの綱の英雄神ドラゴニュートもズタボロのこの絶望的状況、ただでさえ強い疑似英雄神の3人を相手に、セイバークルーザー隊とリベラシオンのメンバーは絶望するしかなかった。だが、全員諦めず、最後まで戦う事を決め、全員遠距離攻撃で疑似英雄神状態の3人を攻撃した。
歓喜のアレグリーア「馬鹿な人達ですね…消えて…」
3人は光球を地上に放ち、地上に大爆発を発生させた。その爆発で、セイバークルーザー隊とリベラシオンメンバーの大半が戦闘不能になった。
デスティニー「くっ…! みんな…!!」
ドラゴニュート「デスティニー! 残ったのは俺達だけか…!!」
ルシファー「そのようだな…」
ルナ「他のみんなは戦闘不能状態…流石の漆黒なる永劫の翼(ダークネス・エターナル・フリューゲル)の称号を持つこの私でも絶体絶命だね…」
悲哀のシャグラン「もう諦めて…私はあなた達を殺したくない…」
ドラゴニュート「悪いが、ここで諦める訳にはいかないんだよな…ここで諦めたら、全てが無になってしまう…」
その時、ルシファーはある事を思いついた。それは、ドラゴニュートの青龍の力と英雄神の力を合わせると言う事。だが、これは上手く行くかどうか分からない賭けであり、失敗する可能性も十分にあった。だが、今この状況を打破するには、この方法しかなかった。
ルシファー「…ドラゴニュート、お前の青龍の力と英雄神の力を同時に発動させろ」
ドラゴニュート「え? 青龍の力と英雄神の力を?」
ルシファー「今この状況を打破するには、それしかない!」
ドラゴニュート「う~ん…上手く行くか分からないけど、やってみるよ!」
ドラゴニュートは青龍の力を発動し、それと同時に英雄神の力を発動させた。だが、二つの強大な力は、ドラゴニュートの体に大きな負担を与えた。
ドラゴニュート「ぐあぁぁぁっ!!」
ルナ「ドラゴニュートくんっ!!」
ルナは咄嗟に右目の神眼の力を全開放した。すると、ルナの全身は金色の光に包まれ、その姿を変えた。光が収まった際、ルナの髪の色は金髪になっており、瞳も両目が黄色になっていた。服装も白のワンピースで背中には白い天使の翼が生えており、武器は美しいライトブルーの大剣であった。あまりに神々しいその姿はルナには似合っておらず、まるで天使のようであった。
ルシファー(ルナ…お前は私と同じ天上界人の血を引く人間…だが、まさか天上界人の力を使う事ができるとはな…)
ルナ(私は闇が大好き…だからできればこの姿にはなりたくなかった…でも! 今苦しんでる仲間を放っておくなんて、漆黒なる永劫の翼の称号を持つこの私に泥を塗る事になってしまう! それだけは絶対に嫌!!)
ルナは苦しむドラゴニュートの肩に触れると、優しい光を送り込んだ。これは天上界人の力の源である聖なる光であり、これには治癒効果がある。ルナはこれでドラゴニュートの苦痛を和らげているのである。
ドラゴニュート「ルナ…?」
ルナ「大丈夫だよ、ドラゴニュートくん、私が…みんなが付いてるから…」
ドラゴニュート「そうか…そうだよな! 俺には…みんながいる…! クロストライアルのみんなが!!」
ドラゴニュートは大切な仲間であるクロストライアルの仲間達を守る為、気合で青龍の力と英雄神の力を同時に発動させた。すると、白い翼が綺麗な青に変色し、全身に青いオーラを纏った新たな英雄神、青龍英雄神ドラゴニュートへと進化した。この姿になると、速度と火力が桁違いとなり、更にほぼ全ての攻撃を青いオーラで弾き返し、どんな強敵も討ち倒す最強の姿なのである。その強さは、青龍の姿や英雄神の比ではない。まさに、戦いを終わらせる最強の姿なのである。
ドラゴニュート「これが…青龍の力と英雄神の力を同時に発動させた新たな姿…! 凄い…! 力が溢れ出ている…!!」
ルナ「ドラゴニュートくんのその姿…とっても凄い力が秘められてるね…! ふふん! これは乙女心が騒ぐわ…!!」
ルシファー「これが戦いを終わらせる究極の力か…」
デスティニー「ったく、後輩がここまで頑張ってんだ、先輩の俺も、負けられねえよな!!」
デスティニーはSEEDを発現させ、更に光の翼を発生させ、空高く飛翔した。そして、青龍英雄神ドラゴニュートとセイントルナも共に大空へ飛翔し、疑似英雄神状態の喜怒哀楽三天王へと向かって行った。一方、力尽き、倒れたカイトにルシファーは駆け寄り、すぐさま治癒の光を与えた。
カイト「なん…だ…?」
ルシファー「貴様はまだ、ここで倒れてる場合じゃないだろう?」
カイト「当たり前だ…俺は世界を救う為に戦っている…こんな…所で…」
ルシファー「ならば立つんだ、世界中が、お前達クロストライアルを待っているんだからな」
カイト「世界中が…?」
ルシファー「立ち上がれ! 気高く舞え! 定めを受けた戦士よ!!」
ルシファーのその言葉に、カイトは闘志を燃え上がらせた。それと同時に、大ダメージを受けて倒れた仲間達からの祈りを受け、カイトは立ち上がった。
カイト「たとえ傷ついて力尽きても…俺は戦う! 世界が平和になるその日まで!!」
すると、カイトの体は光に包まれ、赤と青の姿である希望の姿へと変化した。
カイト「もうあの三人の好きにはさせない! ここであいつらを倒して、平和をその手に掴んでみせる!!」
希望の姿となったカイトは、空高く飛翔した。
デスティニーはアロンダイトを構え、悲哀のシャグランに攻撃を仕掛けた。悲哀のシャグランは大剣で攻撃を仕掛けたが、デスティニーは3体に分身して回避すると同時に攻撃を仕掛け、1体に戻った。そこに大剣を構えたルナが攻撃を仕掛け、悲哀のシャグランは大剣で防御したが、大きく吹っ飛ばされた。
悲哀のシャグラン「こいつ…!!」
ルナ「光を遮る深き闇よ、光なくして闇は在らず、我が聖なる光で闇夜を討ち滅ぼせ…閃光の一閃(リュミエール・ストラッシュ)!!」
直後、ルナはそのエネルギーをシャグラン目掛けて振り下ろし、エネルギーは大剣に触れ、想像を絶する大爆発が発生した。その爆発でシャグランの大剣は破壊され、シャグランは大きく吹っ飛ばされた。だが、肝心のシャグラン本人はかすり傷程度であった。
ルナ「あまり効いてない…みたいだね…」
悲哀のシャグラン「その程度の攻撃で…」
ルナ「なら、もっと上の姿を見せるしかないね!」
ルナは左目の魔眼の力を全開放した。すると、ルナの全身は紫色の光に包まれ、その姿を変えた。光が収まった際、ルナの髪の色は赤髪になっており、髪は腰まで伸び、瞳も両目が赤色になっていた。服装も少し露出のある赤のワンピースで、背中には黒い悪魔の翼が生えており、武器は禍々しいワインレッドの長剣であった。サキュバスの様なその姿はルナに似合っており、ルナの可愛らしさに大人の色気が足されていた。
悲哀のシャグラン「何…? その悪魔みたいな姿…」
ルナ「これはサキュバスのお母さんの力を全開放した姿、前に2回この姿になった時、どちらも闇の力が強すぎて、抑えきれずに暴走しちゃったの、でも、アルスマ界のみんなのお陰でそれを克服できた! だから、私はこの力であなたを倒す! 倒してみせる!!」
悲哀のシャグラン「舐めないで…私はあなたなんかに負けない…」
悲哀のシャグランは掌からエネルギー光球を放った。だが、ルナはその攻撃を片手で受け止め、その攻撃を吸収した。
悲哀のシャグラン「嘘…!? 疑似英雄神状態の私の攻撃を…!!」
ルナ「どうしたの…? もう終わり…?」
悲哀のシャグラン「舐めるな…!!」
悲哀のシャグランはエネルギーをチャージし、最大出力で破壊光線を放った。しかし、その攻撃をルナは片手で全て吸収した。予想もしなかった展開に、悲哀のシャグランは驚愕した。
悲哀のシャグラン「そんな…!!」
ルナ「あなたじゃ私は倒せない」
悲哀のシャグラン「この…!!」
ルナ(くっ…! この姿は強いけど、魔力の消費が激しい…! 早めに決着を付けないとね!)
悲哀のシャグランは物理攻撃でルナを攻撃する為、接近した。だが、ルナはすれ違いざまにシャグランを長剣で斬り裂いた。長剣によって斬り裂かれたシャグランは何が起こったか理解できないまま消滅していった。
悲哀のシャグラン「そん…な…」
悲哀のシャグランが完全に消滅すると、ルナは変身を解除させ、デスティニーに連れられて地上に降りた。
デスティニー「大丈夫か?」
ルナ「ふぅ…疲れた…ありがとう、デスティニー」
ルシファー「さて…後は彼等に任せよう」
希望の姿になったカイトは、愉楽のプレジールと激しい格闘戦を繰り広げていた。だが、格闘戦では希望の姿となったカイトが有利、すると、不利と悟った愉楽のプレジールは槍を取り出し、カイトの体に突き刺した。だが、カイトに槍は刺さっておらず、カイトに命中した瞬間、槍は音を立てて崩れ去った。
愉楽のプレジール「そんな…!!」
カイト「今の俺に、そんな攻撃は通用しない!!」
カイトはパンチで愉楽のプレジールを吹き飛ばした。だが、まだ諦めてない愉楽のプレジールは特大の破壊光線を放ち、希望の姿となったカイトを攻撃した。カイトは破壊光線に呑まれたものの、全くダメージを受けていなかった。
カイト「ふぅ…終わりか…?」
愉楽のプレジール「あり得ない…!! 疑似英雄神状態の私が…こんな…!! こんなの、全く楽しくない!!」
カイト「楽しくないだと…? お前達に人生を狂わされた人達はどんな思いをしたと思ってやがる!! その人達の辛さは、こんなものじゃないんだよ!!!」
愉楽のプレジール「ふざけるな…!! 私はこんな事、認めない…!! 認めてたまるものかぁぁぁっ!!!」
カイト「これは世界中のみんなの分だ!! ストライク…バーストォォォォォッ!!!」
希望の姿となったカイトは、最強の破壊光線、ストライクバーストを放った。ストライクバーストは、愉楽のプレジールの放った最大出力の破壊光線をあっさり押し返し、愉楽のプレジールを消滅させた。
愉楽のプレジール「こんなの…楽しく…ない…」
カイト「地獄で反省するんだな…お前達が今まで何をしてきたか…どれほどの人間の人生を狂わせたかをな…」
喜怒哀楽四天王も残すところ歓喜のアレグリーアのみとなった。歓喜のアレグリーアは巨大な鎌を青龍英雄神ドラゴニュートに振り下ろした。しかし、青龍英雄神ドラゴニュートは鎌に触れるだけであっさりと破壊した。その一瞬の出来事に恐怖心を抱いたアレグリーアはとっさに後方へ下がり、最大出力の破壊光線を放った。だが、ドラゴニュートは防御すらせずに歓喜のアレグリーアへと接近、当然、攻撃をモロに食らったものの全くダメージを受けておらず、一瞬の内に歓喜のアレグリーアに接近し、歓喜のアレグリーアにかかと落としを放って地面に叩き付けた。
歓喜のアレグリーア(あり得ない…! 疑似英雄神状態であるこの私達がこうもあっさり…セイバークルーザー隊すらあっさり倒してのけた私達が…!!)
ドラゴニュート「これで終わりか? 歓喜のアレグリーア」
歓喜のアレグリーア「ま…待ってください、私を生かしていてくれれば、死んだ人間を復活させてあげますよ?」
ドラゴニュート「何だ、命乞いか…」
歓喜のアレグリーア「死んだ人間が復活するんです、素晴らしいでしょう?」
ドラゴニュート「ああ、素晴らしいな…でもな、多くの人間の人生を狂わせたお前を生かしておいて、そのお前に大切な人が生き返らせられても、嬉しくない!! 命は誰にだって一つしかない…それに、死んだ人間はもう帰ってこない…だから、失わない為に戦うんだ!!」
歓喜のアレグリーア「何で…私の蘇生は完璧なのよ!? 神の様な技術でしょう?」
ドラゴニュート「散々お前達の欲で命を弄んだお前が、軽々しく命を語るなっ!! 俺達は今までの戦争で多くの大切な仲間を失った…だから分かる!! 失ったものの大きさを叫びながら、傷付くことより恐ろしい記憶に対しての恐れを捨て、過酷な運命に疲れ果てて足が止まっても、それでも護りたいものの為に戦っているんだ!!」
歓喜のアレグリーア「くっ…!! あぁぁぁぁぁっ!!!」
歓喜のアレグリーアは生まれて初めて経験する恐怖に耐えきれず、青龍英雄神ドラゴニュートに最大出力で破壊光線を放った。しかし、当然効く事はなく、青龍英雄神ドラゴニュートは右掌から最強の光魔法、ライトニングブラストを放った。ライトニングブラストはクリーム色のビームを放つ最強の光魔法であり、その威力はライトブラストやライトニングバースト、ライトブラスト・オーバーの比ではない。この一撃を食らった歓喜のアレグリーアは、跡形もなく消滅した。
歓喜のアレグリーア「この私が…嫌ぁぁぁぁぁっ…!!!」
歓喜のアレグリーアが消滅したのを確認すると、青龍英雄神ドラゴニュート、希望の姿となったカイトは変身を解除した。こうして、喜怒哀楽四天王は倒され、各地域に出現した混成軍は倒された。これにより、今回の戦いは終結。クロストライアルの勝利となった。
デスティニー「やったな! ドラゴニュート! カイト! ルナ!」
ドラゴニュート「あぁ…やっ…た…」
カイト「おい…ドラゴニュー…」
その時、ドラゴニュートとカイトは倒れてしまった。どちらも戦いで深い傷を負ったのに無理をしたので倒れてしまったのだろう。
デスティニー「おいおい…無理しすぎだろ…」
ルナ「まあ、仕方ないよね…」
ルシファー「相当無理してたみたいだからな、倒れるのも無理はない」
蒼乃「みんなかなりやられたけど、無事みたいね…」
エアリアル「でも、この状況、一体どうするんですかぁ? 皆さん大怪我してるみたいですが…」
その時、上空に超大型の戦艦が飛来した。その戦艦は3000メートル近くもあり、あまりに巨大であった。すると、その巨大戦艦から蒼乃宛に通信が送られてきた。その声の主は兵器開発局のアリスであり、この超大型戦艦はアリス達兵器開発局が開発した新型艦である事が分かった。
アリス「セイバークルーザー隊の皆さん、兵器開発局のアリス・リシャールです、シンヤ司令に依頼されていた新型艦が無事に完成しました」
蒼乃「アリスさん…新型艦って…その超大型戦艦の事ですか…?」
アリス「はい、この戦艦は超大型決戦艦ネオ・セイバークルーザーです、兵器開発局が培ってきたの今までの技術を使って開発しました」
デスティニー「アリスさん…今まで凄い物を開発して来たけど…今回のは特に凄いな…」
ファヴール「アリスさんは天才ですからね」
Gセイバー「しかし…今回のは凄すぎないか…? こんな巨大な戦艦を…いつから開発してたんですか…?」
アリス「こんな事もあろうかと、かれこれ1年前から開発していましたよ」
レイラ「1年前!? イフィニアドとの戦争中じゃない!」
アリス「はい、一度イフィニアドに攻撃を受けた際はもう駄目かと思いましたが、秘密裏に開発していたので何とか無事でした」
ルシファー「なるほどな…通りで部下が気付かない訳だ…」
アリス「とりあえず、ケルベロスに乗って上がってきてください、ケルベロス程度なら格納できますので」
セイバークルーザー隊はリベラシオンメンバーと共にボロボロの状態でケルベロスに乗艦し、そのままネオ・セイバークルーザーの格納庫に格納された。ネオ・セイバークルーザーの内部は戦艦と言うよりは基地であり、その居住性は高そうであった。
ルナ「凄ーい! ここが最強の戦艦、ネオ・セイバークルーザーの内部なんだね! これなら、闇の眷属だってワンターンキルだね!」
アリス「理論上は、インペリアルフォートレスを破壊する事ができる程の火力を備えておりますので、何なら、ヴェイガンギア・シドも破壊できますよ」
ダークカイト「何だ何だ? どこぞのバトル漫画並にパワーインフレしてんな…」
アリス「技術と言うものは常にインフレするものですよ、ゲームで例えるなら、ファミコンで驚いていた80年代が90年代にはスーパーファミコンや64で驚き、2000年代にはゲームキューブやWiiで驚き、2010年代には3DSやSwitchで驚いているのですから」
ルシファー「どうやらこの戦艦…長距離ワープが可能なようだが…」
アリス「お目が高い! この戦艦は近くにいる複数の戦艦を長距離ワープさせることが出来るんです! 具体的には、地球から木星まで一瞬でワープさせられたりとか…これは戦争の早期終結に役立つ技術なのですが、イフィニアドやヴェイガンから提供された技術がなければ、完成しなかった技術なんですよね…」
蒼乃「つまり、他の組織から提供された技術で完成した決戦艦なのですね…」
アリス「そう言う事です! このネオ・セイバークルーザーさえあれば、長く続くこの戦争を終わらせる事ができるはずです!」
ルナ「みんなが笑って暮らせるように、私達も頑張らないとね!」
その時、上空からベリアル軍のブリガンテとデルストが出現した。ブリガンテはレギオノイドを発進させ、このネオ・セイバークルーザーを襲撃した。もしこれがセイバークルーザーなら危機的状況であったが、今はネオ・セイバークルーザー、アリスは余裕の表情であった。
エアリアル「この状況…ピンチですよね…!? 大丈夫なんですかアリスさん!?」
アリス「大丈夫です、全方位ビーム砲、発射!」
ネオ・セイバークルーザーの戦艦各部に設置された砲塔から放たれたビームはブリガンテ、デルスト、レギオノイドの大群を貫き、撃破した。たった一発放ったビーム砲で100はいたであろう敵の部隊を撃墜したネオ・セイバークルーザーの戦力に、セイバークルーザー隊の面々は驚くしかなかった。もしこれがセイバークルーザーだったら、火力の低さと武装の少なさから、その加速力を生かして逃げるしかなかった。だが、今のネオ・セイバークルーザーなら敵の大群を相手に戦うことが出来る。そう考えたセイバークルーザー隊の面々は、この戦争を終わらせることが出来ると確信した。
デスティニー「凄い火力だ…! これなら、どんな奴が来たって戦える!」
イヴ「確かに…あれだけの数をたった一撃撃破したんだもん、どんな相手とだって戦えるよ」
アヤノ「そうね、それにこの戦艦、ちょっとの事じゃ撃墜されなさそうだし…」
アリス「勿論、ちょっとやそっとじゃ撃墜されませんよ! 何せ、陽電子砲の直撃にも耐えるバリアフィールドを展開できますので!」
ヴァルヴレイヴI「凄い…! これならどんな相手とも戦えますね!」
アリス「とりあえず、皆さんは一旦治療を受けてください、皆さん相当ボロボロな様子ですので」
トレイン「そうだな、じゃ、お言葉に甘えさせてもらおうか」
キサラ「そうだね、みんなで行こう?」
その後、セイバークルーザー隊の面々は医務室に向かい、そこにあった治療カプセルの中で戦闘で負った傷を治した。流石は最新技術と言った所で、戦闘で受けた傷が3分もしない内にたちまち治った事で、セイバークルーザー隊の面々は驚きを隠せなかった。このネオ・セイバークルーザーはまさに、攻守共に隙のない決戦艦だと言う事が分かった。一方、戦闘で意識を失ったドラゴニュートとカイトもこの治療カプセルのお陰で意識を取り戻し、すぐに戦線に復帰できた。
デスティニー「二人共無事で何よりだよ、流石は、俺の後輩だな!」
キルシュ「カイトくんも無事でよかった…」
カイト「しかし、まさかまた希望の姿になるなんてな…それに、ドラゴニュートのあの姿…」
ドラゴニュート「青龍英雄神か…凄まじい力だった…」
ルナ「そうだね! あれは私のダークネスルナに匹敵する力! ふっふっふ…私の魔眼が疼くわ…!!」
レイリア「ですがあの力は、これからの戦いに必要な力だと、私は感じるんです」
ヴァルヴレイヴI「これからの敵は、今までとは比べ物にならない力を持っているはずです、だったら、あの力をうまく使いこなさないと!」
ドラゴニュート「そうだな、だが、あの力はあまりに強大すぎる…! 現に、あの力を抑えるのがやっとだったし…シオリ、何かいい策はないか?」
シオリ「う~ん…ここまで来ると、私からは何とも言えないわ…」
ラズ「私も、これは流石にお手上げね…」
青龍英雄神は強力すぎる故に、周りに被害を出す可能性があった。だが、今回は敵が敵であった為に全力で戦ったが、もし市街地で戦おうものならその被害は計り知れない。青龍英雄神は、強力すぎるが故に大きな弱点を持っているのである。
ルシファー「ならば、できる限り市街地では戦わないようにすればいい、青龍英雄神はあまりに強力だからな」
ドラゴニュート「ああ、そうするよ、ところで父さん、父さん達はどうしてリベラシオンなんて率いて戦ってたんだ?」
駆「ああ、父さん達は正攻法じゃイフィニアドに勝てないと悟ってな、イフィニアドをちまちまと攻撃する為、色んな人達を集めて戦ってたんだ」
エニス「その結果、私達の様な寄せ集め部隊ができたわけです」
ゾルダ「ま、僕達はそれで満足してるけどね」
デスティニー「寄せ集め部隊…か…まるでセイバークルーザー隊だな」
フォースインパルス「でも、あなた達リベラシオンのお陰で、少しはクロストライアルも楽できたわけなので、シンヤ司令が聞いたらきっと喜びますよ」
モグラ獣人「チュチューン! 何か照れるな…」
ルシファー「それに、元イフィニアド四天王もいるようだしな」
シャドームーン「ああ、俺も今はクロストライアルの一員だ、フ…どうやらブラックサンに感化されたようだな…」
駆「それに、こちらでも異世界からの来訪者を拾ったしな」
駆の言う人物は、ネイ・エメラル・ヴェールミントと言う少女の事であった。どうやら彼女は異世界アークミールと言う場所からやってきたようだが、当然、その世界の事を知る人物など誰一人いなかった。
ネイ「ここは地球と言う場所らしいですね、私の居た異世界アークミールに比べ、文明が発達しているようで凄いです、空飛ぶ船があるなんて…夢みたいです…」
静希「だよな、俺の居た地球より文明が発達してるよ」
セレノフィル「本当に、この地球の文明レベルは高くて、驚かされますよ」
ドラゴニュート「とりあえず、ネイもこれからは俺達の仲間なんだ、よろしくな!」
ネイ「はい! こちらこそ、よろしくお願いしますね」
一方、今回の戦いで部下である喜怒哀楽四天王を全員失い、利用していたベリアル軍や木星帝国の幹部やエース達を失ったこの戦いの黒幕は、激しい怒りを見せていた。
???「ぐぅぅぅぅぅっ…!! クロストライアルの奴ら!! よくも私の手駒を…!! 許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない!!!!!」
カイザーベリアル「どうした? 自分の部下を失って相当腹が立ってるらしいな」
???「黙れ!! こんな事、私のストーリープロットにはなかった!! なのに何故!!」
ディビニダド「貴様は奴らを舐めすぎたようだな、これからは本気で行った方がよかろう」
???「言われなくても分かっているわ!! ここからは、総力戦よ!!」
ダークルギエル「いいだろう、総力戦なら、我らは負けぬ」
???「その前に、まずはシン・ゴジラを奴らにぶつけるわ…」
カイザーベリアル「シン・ゴジラを? あんな野蛮な怪物、思い通りに動かせるのか?」
???「私を舐めてもらっては困るわ、あんな怪物一匹、私の思い通りに動かす程度、造作もない!! それに、今の奴らに大打撃を与えられるのは、シン・ゴジラだけよ!!」
ディビニダド「進化したガメラやモスラがまた立ちはだかるのではないか?」
???「ガメラ? モスラ? ラドン? ガッパ? ギララ? そんなの相手にならない!! あの大イグアナのエメゴジは更に論外!! 全員まとめて薙ぎ払うだけよ!!!」
ダークルギエル(この女…エメゴジを過小評価しているようだが…それが自らの首を絞める結果にならなければ良いがな…)
???「では、作戦はこうよ! 私がシン・ゴジラを動かし、クロストライアルに大打撃を与える! そこをあなた達の総戦力で一斉攻撃! これでいいわね?」
カイザーベリアル「俺様は問題ない」
ディビニダド「わしも同じじゃ」
ダークルギエル「いいだろう…」
???「あいつらがどんな悲鳴で鳴くか…うふふ…楽しみね…」
この戦いの黒幕が恐ろしい事を考えているとクロストライアルの誰もが知る余地もなく、クロストライアルはネオ・セイバークルーザーの居る場所に集まった。2101年3月13日、セイバークルーザー隊はネオ・セイバークルーザー隊と名前を改め、クロストライアルも名前を国際平和維持組織クロストライアルに変更し、今後は迫りくる脅威へと対抗する事になった。現在、国際平和維持部隊クロストライアルの傘下に入っているのは、ネオ・セイバークルーザー隊、Gフォース、ストレイジ、ノワール隊、クロスボーン・バンガード、スペースアーク隊、ディーヴァ隊、ビシディアン、アークエンジェル隊、ヒーロー達、SHOT、キノコ王国、レジスタンス、リベラシオンと言った地球の精鋭部隊であった。そして、その精鋭部隊に協力する異世界からの来訪者たち、彼等もこの世界の地球を守り抜く為に戦う事を決意していた。更に、地球を守るべく戦う正義の怪獣達、彼等も、この地球を守る為に共に戦ってくれている。そう、既に地球を守り抜く準備は整っているのである。シンヤ司令はビデオ通話を開き、国際平和維持部隊クロストライアルの面々とこれからの戦いについて会話をしていた。
シンヤ司令「さて…これから君達は国際平和維持組織クロストライアルとして、この戦いを引き起こした元凶と戦ってもらわなければならない」
蒼乃「それはここにいる全ての隊員が承知の上です、そうよね?」
AGE-FX「もちろんです! 僕達は今度こそ、この戦争にトドメを刺します!!」
ゼロ「ああ! もうこれ以上、あいつらの好きにはさせない!!」
RX「俺達はこの美しい地球を守り抜く為、最後まで戦い抜く!!」
シンヤ司令「よしよし、みんなやる気は十分みたいだね、では、僕から最後の命令を下すよ!」
蒼乃「その命令は一体、何でしょうか?」
シンヤ司令「この戦いの黒幕を打ち倒し、この地球に平和を与える事、それだけさ」
ドラゴニュート「そんなの、俺達の活動目的です、絶対にやってみせますよ!」
シンヤ司令「そうか、良かった…それを聞きたかったんだ」
その時、突然シンヤ司令の通信画面が乱れ、音声のみとなった。突然の出来事に、その場にいる誰もが困惑した。
シンヤ司令「くっ! 遂にこの場所が特定されたか!?」
???「その通りだ、シンヤ・アマギリ、クロストライアルの総司令! 貴様には死んでもらうぞ!!」
X1「その声、クロスボーン・ガンダムX2!!」
X2「おお、その声はX1か! 丁度いい、貴様らの前でクロストライアルの総司令を殺してやろう!!」
シンヤ司令「そうは行かないよ! ライトニング!!」
X2「甘いな! 死ねっ!!」
シンヤ司令「ぐふっ!!」
ドラゴニュート[シンヤ司令ッ!!!]
シンヤ司令「くっ…! 僕も…ここまで…みたいだね…元々…不治の病にかかってて…長くはなかったんだけど…」
???「おやおや、もう片付けてしまいましたか…」
X2「何だ、メフィラス星人 魔導のスライとダークネスファイブの者達か…既にクロストライアルの総司令は片付けたぞ」
カイト「その声、あの時のメフィラス星人か!!」
魔導のスライ「おやおや、クロストライアルの皆様方と通信中でしたか…ならばお話は早いですね…我々は遂に、あなた方と最後の戦いに挑みたいと思います」
ネイ「最後の…戦い…!?」
X2「互いの全力をぶつけ合う総力戦さ、覚悟しておくんだな、クロストライアル」
シンヤ司令「くっ…残念だけど…そんな事は…僕がさせないっ!!」
その時、シンヤ司令は自分の居る場所の自爆装置を起動させたようであり、大きな爆発音と共に通信は途絶した。
蒼乃「シンヤ司令ッ!!!」
ドラゴニュート「そんな…ちっくしょぉぉぉぉぉッ!!!」
最終決戦を前に、クロストライアルの総司令であるシンヤ・アマギリを失った、そのショックはあまりに大きく、クロストライアルの面々は涙を流した、しかし、ここで立ち止まる訳にはいかない…シンヤ司令はこの事態を想定してか、最期の音声メッセージをネオ・セイバークルーザーに隠していた。
シンヤ司令「クロストライアルのみんなへ、この音声メッセージを君達が聴いていると言う事は、僕の生命反応が消えた時と言う事だろう…この時、世界は平和になっているかい? いや、きっとまだ争いは続いているだろうね、けど、君達は挫けちゃいけない、君達は世界を平和にする為に集まった地球最強の戦士達だからだ、僕はね、どんなに苦しい事や悲しい事があっても、君達はその辛さを乗り越えられると信じている…そして、君達はきっと、本当の平和を手にする事ができると信じている、クロストライアルの総司令であるこの僕がこう言ってるんだ、間違いはないさ! だから、君達は人々の平和の為に、笑顔の為に、最後まで戦い抜いてくれたまえ、僕はそれを信じているよ、クロストライアルの総司令、シンヤ・アマギリからのメッセージでした、後、僕の墓の前には甘いコーヒーをお供えしてくれたまえよ?」
そう言って、音声メッセージは終わった。最後までマイペースで会話していたシンヤ司令だったが、彼は最後まで世界の平和を願っていた。その優しさに、クロストライアルの面々は再び立ち上がった。
ドラゴニュート「…シンヤ司令…最後までマイペースで…本当…クロストライアルの総司令とは思えないよな…」
デスティニー「でも…誰よりも世界の平和を願っていたんだな…シンヤ司令…」
アイラ「はい…私が元イフィニアドだと知っていても…シンヤ司令は…優しく接してくれました…」
蒼乃「シンヤ司令…あなたの遺志は…私が継ぎます…! そして…今度こそこの世界に平和を…!!」
その時、東京にシン・ゴジラが接近しているとの報告があった。このタイミングでシン・ゴジラと言う最強の怪獣が出現した事で、各地はパニックに陥っていたが、覚悟を決めたクロストライアルの面々には、もはやパニックなど無意味であった。
機龍「シン・ゴジラ…! ここらであなたとは決着を付けないとね…!!」
MOGERA「そうだな! いい加減、ゴジラの顔も見飽きてきたぜ!!」
スーパーメカゴジラ「今まで以上に強く進化したのだろうが、今の俺達には、最強のメンバーが揃ってる!!」
ハルオ「その通りだ、ストレイジの仲間達もいるからな!!」
レオナルド「ジェットジャガーもいるしな!!」
セブンガー「よぉーっし! やりますよ皆さん!!」
ウインダム「ああ、あのシン・ゴジラを倒すのも俺達の役目みたいだしな」
ストレイジカスタム「私達がどこまで戦えるか、試してみるのもいいかもね…」
シン・ゴジラを前に、一歩も恐れないその勇気を前に、他のクロストライアルメンバーも鼓舞された。今のクロストライアルに、もはや敵などいなかった。クロストライアルのメンバー達は、この戦いの決着を付け、世界に平和を取り戻す為、ネオ・セイバークルーザーのワープ機能で決戦の地、東京へ向かう事を決めた。
蒼乃「ここからは私が指揮を執ります! 私達の目的は、この戦いの黒幕が率いる混成軍とシン・ゴジラを撃破し、更に黒幕がいる場所を特定、そこに攻撃を仕掛け、この戦争を終わらせる事です! もしかしたらこれから先、多くの犠牲が出てしまうかもしれません、それでも、最後まで付いて来てくれますか?」
ルナ「勿論だよ! 私だって、こんな戦いは早く終わらせたいもん!」
アバレッド「当たり前ですよ! もう誰が悲しむ姿も見たくありませんからね!」
シャンゼリオン「ま、ここまで来たんだから、特別に最後まで付き合ってやってもいいかな~って」
ゴッドリュウケンドー「俺達魔弾戦士は最後まで一緒に戦うつもりだぜ!」
マジンカイザー「へへん、この俺様がいるからには百人力だぜ!」
ネオゲッター1「ったく、面倒な事に巻き込まれたもんだぜ! いいよ、協力してやらあ!」
マリオ「もう、こんな戦いは終わりにしないといけないからね!」
カムイ「これ以上、誰も死なせはしません! 私はこの力を、この地球の為に使います!」
翼「俺も、できる限り協力はするつもりです!」
ヴァルヴレイヴI「僕達で、この戦争を終わらせるんだ!」
アリア「私にできる事なら、協力してあげてもいいわ、これも何かの縁だしね」
ヘルベロス「この俺がいるからには安心していいぞ! 俺だってやるんだからな!」
サイバスター「ま、これも何かの縁だしな、最後まで付き合ってやらあ」
ビルバイン「これ以上、憎しみのオーラを増やしてはいけない! 俺はその憎しみのオーラを断ち切る!」
アルス「大魔王ゾーマを倒す前にこの地球を守る、それもありかもしれないと今なら思えるよ」
葵「これ以上、誰も死なせたくありませんから」
フォーゼ「クロストライアルのみんなはダチだ! 俺はダチであるみんなと一緒に、この戦いを終わらせるつもりだ!」
エアリアル「私も、この世界を守る為に最後まで戦います!」
トレイン「ま、たまには平和を守る為にただ働きするのもありかな」
キサラ「これも、特別サービスだからね?」
レイリア「ダークアビスを止めに行く前の肩慣らしでもしておきますかね…」
ジード「僕はウルトラマンだから、この地球を守る為に頑張るよ!」
ギャバン「俺はこの美しい地球を守る為、最後まで戦い抜く!」
カイト「この地球一つ守れないで、カイスマ界を守る事なんてできやしない! だから俺は、この地球を守り抜いて、カイスマ界も守ってみせる!!」
ネイ「異世界アークミールの大魔王グラキエスは確かに強かったです、でも、皆さんが戦っている相手はグラキエスより遥かに強い相手だと思います、なので、私は少しでも皆さんの力になりたいと思います!」
セレノフィル「私は元の世界に帰ってからもきっと、ブレディオスとの戦いは続くと思います…でも、今はこの地球を守る為に皆さんの力になりたい…だから、最後まで協力します!」
ドラゴニュート「俺は…誰も傷つかない世界を作りたい…! みんなを守りたい…! 大好きなみんなを…大切な仲間達を…これ以上…どんな犠牲も出したくない…! だから、俺はこの力を…青龍英雄神の力を使って…みんなを…大切な者全てを…守り抜いてみせる…!!」
蒼乃「…みんなの想いは一緒みたいね…いいわ、行きましょう! 最後の戦いを…この戦いに決着を付ける為に!!」
蒼乃の合図で、ネオ・セイバークルーザーとその周りのクロストライアル艦隊を広域長距離ワープゾーンが包み込み、決戦の地、東京へと一瞬で移動した。これからクロストライアルメンバーを待ち受けるのは、今までとは比較にならない程激しい戦いだと予想される。だが、世界の平和を守り抜く為、彼等はどんな痛みにも耐え、この戦いを終わらせる為に戦うはずである。それはきっと、平和になったこの世界で、みんなで笑い合って暮らす為…。
最終更新:2025年07月21日 17:14