[アルスマ チーム戦 童実野町]
エレメントスタンドとの激闘の後、遂に再開する事になったアルスマ。アルスマもどんどんパワーアップを繰り返し、今回は何とチーム戦が行われると言う。アルスマ初のチーム戦が行われると聞き、今日のアルスマは既に歴代最高視聴率となっている。
そんな今回の出場ファイターはティガ/ダイゴ、龍騎/真司、マジレッド/魁、ギャバンtypeG/撃のスーパーヒーローチーム、もう片方のチームは悟空、トレイン、遊戯、ウイングマン/健太のジャンプヒーローチームだ。そして、今回のステージは童実野町、表遊戯が仲間達と共に過ごしているどこにでもある普通の町だ。マジック&ウィザーズが流行っているこの町を舞台としたこのステージでは、たまにモンスターが攻撃を仕掛けてくる。このステージで、果たしてどんな戦いが繰り広げられるのか?
レフェ子「今回はチーム戦ですが、ルールは変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
ティガ「チーム戦かぁ…普段はみんなと競い合ってるから、協力するのは珍しいな…」
ギャバンtypeG「ヒーロー同士の協力…俺は何度も経験しているぜ!」
マジレッド「とりあえず、炎のヒーロー同士よろしくな! 龍騎さん!」
龍騎「おう! 任せとけ! マジレッド!」
ウイングマン「あっちのチーム、いいな~、俺もあっちに行きて~」
悟空「今回はオラ達と一緒のチームだ、おめえ、声がベジータに似てっから頼りにしてっぞ」
闇遊戯「今回のステージはオレのホームステージか…上手い事戦えるといいが…」
トレイン「このステージはあんたのホームステージなんだから、頼りにしてるぜ」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時に悟空がティガにパンチやキックの連続攻撃を放ち、攻撃した。だが、ティガも負けじと強力なパンチとキックを放ち、悟空の攻撃に応戦した。一方、トレインはハーディスを撃って龍騎を攻撃したが、龍騎はガードベントのカードをドラグバイザーに装填、ドラグシールドを召喚して両肩に装着した。龍騎はドラグシールドで身を守りながらトレインに接近したが、トレインはハーディスで4連打撃を与える技の黒爪を放ち、龍騎にダメージを与えた。そしてギャバンtypeGはウイングマンと交戦していた。ギャバンtypeGはレーザーブレードを、ウイングマンはバリアレイバーを使って剣で斬り合っており、その腕前は互角だった。
ギャバンtypeG「やるな! 健太くん!!」
ウイングマン「俺も! 今こうして憧れのギャバンと戦えるなんて、嬉しいぜ!!」
ギャバンtypeG「そうか! でも、俺達も負けてはいられないんでね!!」
すると、ギャバンtypeGは光球化し、高速移動して間合いを取り、そこからレーザーZビームを放った。レーザーZビームはかつて先代ギャバンが多くのベム怪獣を葬った技であり、その威力はお墨付きであった。当然、流石のウイングマンといえど食らえば大ダメージを受ける訳であり、ウイングマンはかなりのダメージを負ってしまった。そして、ギャバンtypeGは追い打ちにスパイラルキックを放ち、ウイングマンを撃墜した。
ギャバンtypeG「ふぅ…俺も健太くんに負けないように頑張らないとな…」
その頃、闇遊戯はマジレッドと交戦しており、マジレッドはマジ・マジカの呪文で全身を炎に包んだ。そして、闇遊戯に接近し、炎を込めたマジスティックソードで斬りつける技のレッドファイヤースラッシュを放った。
マジレッド「これで終わりだ! 遊戯!!」
闇遊戯「甘いな、罠カード発動! 聖なるバリア-ミラーフォース-!!」
罠カード、聖なるバリア-ミラーフォース-は大乱闘だと相手が自信を攻撃しようとした際に発動し、攻撃を仕掛けてきた相手に大ダメージを与えるカードである。早い話がカウンター攻撃に近いカードであり、使いどころによってはかなり強力なカードである。聖なるバリア-ミラーフォース-の効果により、大ダメージを受けてしまったマジレッドは瀕死の状態となった。そこに闇遊戯は追い打ちをかけるかのようにカース・オブ・ドラゴンを召喚した。そして、カース・オブ・ドラゴンは、ヘル・フレイムを放ち、マジレッドを撃墜した。
闇遊戯「オレの方が一枚上手だったな、マジレッド」
一方のティガと悟空、龍騎とトレインはいつの間にか2人ずつが協力して戦うと言う構図になっていた。悟空の気功波をドラグシールドで防ぐ龍騎、ティガのハンドスラッシュをハーディスで防御するトレイン。相手すら変わっていたこの戦いは、激しさを増して行った。
トレイン「中々やるな、だが、勝つのは俺達だね!」
そう言ってトレインは近くにあったキャラクターカプセルを拾って使用した。すると、中からはどこにでもいる普通の小学生である木下友夫が姿を現した。
トレイン「何だ? ただの子供じゃねーか」
ともお「とりあえず、ここは俺に任せてくれ!!」
ともおはティガに後ろから近寄ると、持っていたバットでティガを叩いた。ティガがバットで叩かれ怯んだ隙に、トレインは炸裂弾をハーディスに込め、ティガ向けて撃った。炸裂弾はティガに命中して爆発、ティガは場外まで吹っ飛び撃墜となった。
トレイン「ありがとな、えっと…」
ともお「ともお! 木下友夫さ!」
トレイン「ありがとな! ともお!」
ともお「へへへ…役に立ててうれしいぜ、じゃあな!」
そう言ってともおはステージから去って行った。一方の悟空は龍騎を相手に気功波を放っていた。龍騎は両肩に装備したドラグシールドで防御していたが、気功波を食らった際の爆風で少しずつダメージを受けていた。このままでは不利だと悟った龍騎は、隙を見て近くにあったモンスターボールを拾って使用した。中から出てきたポケモンはオコリザル、ぶたざるポケモンに分類されるかくとうタイプのポケモンだ。
悟空「何だ? あの豚みてえな猿は?」
オコリザルは悟空に近づくと、連続でパンチを放つ技、インファイトを放った。悟空はオコリザルの拳でボコボコにされ、空の彼方に吹っ飛び撃墜となった。その後、役目を終えオコリザルは怒りながらステージから去って行った。2チームのファイターが2回ずつやられたところで、ステージギミックが発動した。何と、ステージからマジック&ウィザーズのモンスターが現れたのである。現れたモンスターは、ハンニバル・ネクロマンサー、ヒューマノイド・ドレイク、シャイン・アビス、メカ・ハンター、女邪神ヌヴィアの5体である。どれも遊戯が元の世界で戦ったレアカード窃盗集団 グールズのメンバーが使っていたカードである。現れた5体のモンスターは散らばり、龍騎、ギャバンtypeG、トレイン、遊戯を攻撃した。
龍騎「うわっ! 何だこいつら!!」
トレイン「無差別攻撃かよ、くそっ…!」
ギャバンtypeG「このままじゃやられるぞ!!」
闇遊戯「くっ! カース・オブ・ドラゴンがやられた! こうなったら…!!」
遊戯は急いで近くにあったキャラクターカプセルを使用した。すると、中からは伝説巨神イデオンがその姿を現した。イデオンは巨大な銃、イデオンガンを構え、銃口から超重力のエネルギーの渦を放った。そのエネルギーの渦は召喚されたモンスターや相手チームのファイターはおろか、味方であるはずのトレインや召喚した主である遊戯も巻き込み、全員撃墜となった。その後、役目を終えたイデオンはステージから去って行った。こうして、全員一度ずつ撃墜となったところで、ステージに全てのファイターが戻って来た。だが、イデオンガンで撃墜されたファイター達は何があったのか理解できずにいた。
トレイン「何か、俺まであのデカブツに巻き込まれたんだけど…」
闇遊戯「どうやら、元の世界で異常なぐらい強かった奴は味方を巻き込むみたいだな」
トレイン「いらねーよ! そんな設定!!」
そんな話をしていると、悟空の足元にキャラクターカプセルが転がって来た。悟空がキャラクターカプセルを使用すると、中からヤムチャが現れた。
悟空「おー、ヤムチャ、久しぶりだな!」
ヤムチャ「そっちこそ、元気でやってるみたいで何よりだぜ!」
ヤムチャは気を集中させ、掌から気弾を出した。そして、指を動かして気弾を自在に操り、龍騎とギャバンtypeGを攻撃した。この技は繰気弾(そうきだん)と言い、第23回天下一武道会にて初めて使ったヤムチャの得意技である。ヤムチャが頑張って龍騎とギャバンtypeGを攻撃していると、マジレッドの近くにスマートボムが落ちてきた。
マジレッド「スマートボムだ、とりあえず、あいつにぶつけて龍騎さんとギャバンさんを助けなきゃ!!」
そう言ってマジレッドはスマートボムをヤムチャ目掛けて投げつけた。ヤムチャに命中したスマートボムは大爆発を起こし、爆風が収まった時、そこにあったのは特徴的なポーズで倒れたヤムチャであった。
悟空「ヤムチャおめえ、みんながこの試合見てんだぞ」
ウイングマン「死んではないみたいですが、完全にのびてますね、これは…」
その後、気を失ったヤムチャはアルスマのスタッフに担架で運ばれて行った。ヤムチャがステージからいなくなったのを確認すると、ファイター達は再び試合を再開した。
闇遊戯「さあ、試合再開だ!!」
すると、遊戯の足元にキャラクターカプセルが落ちてきた。闇遊戯がキャラクターカプセルを使用すると、中から城之内克也が姿を現した。
闇遊戯「城之内くん! 久しぶりだな!」
城之内「よう遊戯! この俺が助けに来たからにはもう安心だぜ!」
城之内は真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)を召喚した。真紅眼の黒竜は城之内の魂のカードであり、その名の通り赤い目をした黒いドラゴンである。
城之内「行け! 真紅眼の黒竜! 黒炎弾(ダーク・メガ・フレア)!!」
真紅眼の黒竜は口から黒い炎の玉を吐き出し、龍騎とギャバンtypeGを攻撃した。黒炎弾の着弾地点では大爆発が発生し、龍騎とギャバンtypeGは場外まで吹き飛ばされ、撃墜となった。
城之内「俺にできるのはここまでだ、後は頑張れよ! 遊戯!」
闇遊戯「ありがとう、城之内くん」
城之内が去って行ったことを確認すると、遊戯は戦闘を再開した。遊戯は暗黒騎士ガイアとエルフの剣士を召喚し、戦闘態勢を取った。そんなジャンプヒーローチームに対し、スーパーヒーローチームはアイテムを活用した戦いをする事にした。まず、ティガはハイパーバズーカを、マジレッドはブラックホールキャノンを拾った。ブラックホールキャノンは今回の大乱闘で初めて登場するアイテムであり、文字通りマイクロブラックホールを発射する武器である。そして、着弾点に高重力を発生させ、相手を引き寄せて押し潰し、撃墜すると言うとんでもないアイテムである。マジレッドはそんな恐ろしい兵器と知らず、ブラックホールキャノンを発射した。すると、遊戯とウイングマン、トレインの近くに着弾し、3人と遊戯のモンスター2体を強く引き寄せた。
闇遊戯「何だこれは!?」
ウイングマン「吸い寄せられる! 脱出できない!!」
トレイン「あのドラゴン、また変なアイテム実装しやがったな!!」
マイクロブラックホールに吸い込まれた遊戯たちは何もできないまま押し潰され、撃墜となった。ブラックホールキャノンのあまりの威力に、ティガ、マジレッド、悟空の3人は唖然としていた。
マジレッド「俺…とんでもないもん使っちまった…」
ティガ「ああ…あれは流石にヤバいな…」
悟空「オラは100倍の重力で修行した事あっけど、これは流石に耐えられねえな…」
ファイター達は気を取り直し、大乱闘を再開した。すると、悟空の近くにキャラクターカプセルが落ちてきた為、悟空は拾って使用した。中からは伝説の超サイヤ人であるブロリーが姿を現した。
悟空「おっ、ブロリーじゃねえか」
ブロリー「カカロット…まずお前から血祭りにあげてやる…」
悟空「…へ?」
ブロリーは悟空を蹴り飛ばし、そのまま場外まで吹き飛ばし、撃墜した。呼び出した本人を撃墜した事で、ティガとマジレッドは驚愕した。
ティガ「何なんだ、あいつは…!?」
マジレッド「とんでもない奴だぜ!!」
ブロリー「何だ、お前達は?」
ティガはダメもとでハイパーバズーカを撃ったが、ブロリーはピクリともせず、ティガ達の方に向かって来ていた。ブロリーは掌に緑色の気を球状に凝縮させ、ティガ達に向けて投げつけた。この技はイレイザーキャノンと言い、惑星を破壊出来る程の高い破壊力を誇る。イレイザーキャノンを食らったティガとマジレッドは場外まで吹き飛び、撃墜となった。
ブロリー「オレは悪魔だ…」
そう言い残し、ブロリーは飛んで去って行った。ブロリーが去った直後、撃墜となった両チームのファイター全員がステージに復帰し、最終決戦が始まった。果たして、優勝するのはどちらのチームなのだろうか。
悟空「さあ! 決着つけっか!!」
ティガ「ああ! そうだな!!」
直後、遊戯はブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールを召喚した。一方のマジレッドはマージ・ゴル・マジカの呪文を唱え、炎の竜巻を発生させた。
闇遊戯「ブラック・マジシャン、ブラック・マジシャン・ガールの攻撃! 黒・爆・裂・破・魔・導(ブラック・バーニング・マジック)!!」
マジレッド「ブレイジング・ストーム!!」
ブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールは同時に黒魔導の爆裂攻撃をマジレッドに放ち、マジレッドは炎の一太刀を遊戯と遊戯のモンスターに放った。これらの攻撃は激しくぶつかり合い、周囲に大爆発を発生させた。マジレッドと遊戯はこの爆発に巻き込まれ、一瞬でステージ外に吹き飛ばされ、撃墜となった。
トレイン「すげー爆発だったぜ…」
ティガ「あれに巻き込まれたらただではすまなかったな…」
一方、龍騎は近くにあったキャラクターカプセルを拾い、使用した。キャラクターカプセルに中からは仮面ライダータイガが現れた。タイガは東條悟が変身するホワイトタイガーの仮面ライダーであり、龍騎とも何度か戦っている。
タイガ「やあ、久しぶりだね」
龍騎「久しぶりだな、東條、てか、お前の声、よくよく聞いたらカグラに似てるな…」
タイガ「そうだね、僕もアルスマが始まってからカグラって人に似てるってよく言われるよ」
タイガはデストバイザーにファイナルベントのカードを読み込ませ、ファイナルベントのクリスタルブレイクを発動させた。すると、契約モンスターのデストワイルダーがウイングマンを捕縛し、そのまま引きずってタイガ目掛けて足を走らせた。そして、タイガは装備したデストクローの刃をウイングマンに突き刺し、吹っ飛ばした。この攻撃によって大ダメージを受けたウイングマンはそのまま場外まで吹き飛ばされ、撃墜となった。
龍騎「助かったぜ、東條!」
タイガ「役に立てたみたいで何よりだよ、じゃあね」
そう言ってタイガはステージから去って行った。一方のトレインも、キャラクターカプセルを入手しており、その場でキャラクターカプセルを使用した。すると、中からはスヴェン=ボルフィードが姿を現した。スヴェンはトレインの相棒であり、共に多くの激戦を乗り越えた頼れる仲間である。
トレイン「おっ! スヴェンじゃん!!」
スヴェン「トレイン! ここは俺に任せておけ!!」
そう言うとスヴェンは支配眼(グラスパーアイ)を発動させた。支配眼は最大5秒間の間、目に見える物の動きを支配し遅くする能力である。スヴェンは支配眼を発動させた後、多種の武器を内蔵したアタッシュ・ウェポン・ケースから内蔵マシンガンを発射した。発射されたマシンガンは龍騎に命中し、龍騎を場外まで吹っ飛ばし、撃墜した。支配眼の効果が切れると、スヴェンはトレインの方を向いた。
スヴェン「まあ、頑張れよ、トレイン!」
トレイン「おう! 任せとけ!」
その後、スヴェンがステージから去ったのを確認すると、トレインは大乱闘を再開した。トレインはハーディスを発砲し、ティガを攻撃した。だが、ティガはウルトラシールドでその攻撃を防ぐと、素早くスカイタイプにチェンジし、ウルトラボディーアタックを放った。その攻撃はトレインに命中し、トレインを上空に吹っ飛ばした。更に追撃として、ギャバンtypeGがトレインにスパイラルキックを放ち、場外まで吹っ飛ばして撃墜した。こうして、現在残っているのはスーパーヒーローチームがティガとギャバンtypeG、ジャンプヒーローチームが悟空のみとなった。
悟空「追い詰められちまったようだな…なら、奥の手いってみっか!!」
悟空がその場で気を高め始めると、悟空の体の周りに赤いオーラが漂った。この技は界王拳、界王様から伝授された奥義であり、自身の戦闘力を界王拳の倍率分上昇させる能力である。その分、体への反動がある為、まさに捨て身の技なのである。
悟空「界王拳のかめはめ波だ!! か…め…は…め…波――――っ!!!」
悟空は界王拳かめはめ波を放ち、ギャバンtypeGを攻撃した。界王拳状態で放つかめはめ波の威力はとても高く、ギャバンtypeGは一撃で撃墜となった。絶体絶命となったティガだったが、ティガの前にアルスマクリスタルが落ちてきた。悟空に勝つ為にはアルスマクリスタルしかないと思ったティガは、アルスマクリスタルを取ろうとしたが、悟空が先を越し、アルスマクリスタルに攻撃を放った。だが、それでも諦める訳にはいかなかったティガは、一か八かティガスライサーを放ち、悟空の攻撃とティガスライサーはほぼ同時に命中した。
悟空(どっちが…)
ティガ(取った…?)
二人がそう思った直後、切り札待機状態になったのはティガだった。そして、ティガの身体は黄金に光り輝き、グリッターティガとなった。グリッターティガとなったティガは、L字に手を組み、ゼペリオン光線の何倍もの破壊力を持つ技、グリッターゼペリオン光線を放った。グリッターゼペリオン光線は悟空に命中し、大ダメージを与え、ティガは続けてカラータイマーからタイマーフラッシュスペシャルを放った。この同時攻撃を食らった悟空は一瞬で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、スーパーヒーローチーム!!」
ティガ「人としてできる事、それは、自分自身で決めるしかないんだ!!」
こうして、アルスマ初のチーム戦はスーパーヒーローチームの勝利となった。アルスマ初のチーム戦は歴代最高視聴率を記録し、大人気となった為、これからもチーム戦は入れていく予定らしい。その後、今回出場したアルスマファイター達が集まって何やら話をしていた。
悟空「優勝おめでとうな! いい勝負だったぞ」
ダイゴ「ありがとう、もしあそこでアルスマクリスタルが来なかったら負けていたよ」
トレイン「まあ、運も実力の内って言うしな」
撃「そう言えば、これからも定期的にチーム戦をやるって聞いたけど、どうなんだろ」
真司「歴代最高視聴率だったらしいからな、今回の大乱闘は」
健太「もし今度チーム戦をやる事があれば、今度はスーパーヒーローチームの皆さんと一緒のチームになってみたいな!」
魁「それ、いいな! 楽しみだぜ!」
遊戯「とりあえず、今日は疲れたからゆっくり休もうよ」
悟空「そうだな! よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休むって亀仙人のじっちゃんも言ってたからな!」
ダイゴ「じゃあ、今日はここで解散だね、みんな、おつかれ!」
こうして、アルスマ初のチーム戦は無事終了した。歴代最高視聴率を記録したこの大乱闘で、ファイター達は再び絆を深め合った。違う世界から来た者達がこうして絆を深め合い、お互いを高め合っている。この出会いは決して偶然ではなく、必然だったのかもしれない。そしてファイター達は明日も大乱闘で絆を深め合うのである。
[アルスマ ステージ 楓の木]
前回のチーム戦が好評で、人気がうなぎ登りのアルスマ。その熱狂が冷めない状態で、大乱闘が開催された。
今回の参戦ファイターはメイプル、ヴェローナ、クラウド、ティファ、キリト、アスナ、マリオ、ルイージだ。新たに参戦したファイターを中心に、その関係者をメインに選考している。そんな今回のステージは楓の木だ。楓の木はメイプルが元の世界でプレイしていたVRゲーム、New World Online内でメイプルが友人のサリーと共に結成したギルドである。小規模ながらも飛びぬけた実力を持ったプレイヤー8人で構成された少数精鋭ギルドであり、ゲーム内では集う聖剣や炎帝ノ国に並ぶ三大ギルドの一角として認知されている。そんな楓の木のギルドの前が今回のステージとなる。たまに大乱闘にNWOのプレイヤーが乱入してくるこのステージで、ファイター達はどんな戦いを展開するのか?
レフェ子「今回のルールも変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
メイプル「久々に楓の木のギルドに来たよ~、みんな元気かな?」
マリオ「おしゃれな建物だね! ピーチ城にも負けてないよ!」
ルイージ「こんなおしゃれな建物があるけど、ここ、ゲームの世界なんだよね? 凄いな~」
キリト「なかなかいい建物じゃないか、このゲームを作った奴のセンスはかなりのものだな」
アスナ「一応聞くけど、このゲームは死んでも大丈夫なのよね?」
クラウド「当たり前だ、お前達はゲーム内で死んだら現実でも死ぬゲームをやっていたと言っていたが、一体どんなゲームだ…」
ティファ「そんなゲーム、私だったらやるのはごめんだわ」
ヴェローナ「私も右に同じです」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時にクラウドがバスターソードでキリトを攻撃したが、キリトは2本の剣で受け止めた。キリトは反撃にと2本の剣でクラウドを連続攻撃し、吹き飛ばした。一方、ティファは得意の格闘でマリオとルイージを攻撃していた。連続攻撃で追い込んでいたが、キリトに吹っ飛ばされたクラウドとぶつかり、吹っ飛ばされた。クラウドとティファが吹っ飛ばされ、ダウンしている所にマリオは近くに落ちていたハイパーバズーカを撃ち込み、2人を撃墜した。
マリオ「決まったね!」
メイプルは短刀の新月を鞘から半分程度抜き、致死毒の息(デッドリーブレス)を発動させた。すると、ステージの広範囲に濃い紫の毒霧が発生した。その毒の霧を吸い込んだファイター達はじわじわとダメージを受けていく。直後、メイプルは機械神のスキルを発動させ、全身に武装を身に纏った機械神メイプルとなった。そして、全身の武装からレーザーを一斉射し、射線上にいたマリオとルイージを撃墜した。
メイプル「やりすぎちゃったかな…?」
その後、ステージに発生した毒の霧は消え、普通のステージに戻った。それと同時に一度撃墜したクラウドとティファ、マリオとルイージがステージに帰還した。
ティファ「いきなり差を付けられちゃったわね…」
マリオ「大乱闘だから仕方ないよ」
そんな彼らの前にキャラクターカプセルとマスターボールが落ちてきた。クラウドがキャラクターカプセルを、ルイージがマスターボールを使用すると、中からヒュッケバインとレックウザが現れた。
ルイージ「あっ! レックウザ!」
マリオ「以前もピーチ城のステージで現れたね」
クラウド「それはいいが、このガンダムは一体何だ?」
ティファ「う~ん…何か知らないけど、ガンダムではないと思うわ」
レックウザはりゅうせいぐんを放ち、キリトとアスナを撃墜した。それに続き、ヒュッケバインはブラックホールキャノンを構え、メイプルとヴェローナ目掛けてマイクロブラックホールを撃ち出した。メイプルとヴェローナはマイクロブラックホールに吸い寄せられ、押し潰されて撃墜となった。
クラウド「レックウザも恐ろしいが、あのガンダムの武装も恐ろしいな…」
ティファ「だからあれはガンダムじゃないと思うわ」
その後、役目を終えたヒュッケバインとレックウザは去って行った。アシストキャラが去った後、クラウド達4人は大乱闘を再開した。しばらくすると撃墜となったメイプル達も復帰し、大乱闘となった。すると、ステージに1人の人物が現れた。メイプルの一番の親友であるサリーである。
メイプル「あっ! サリー!」
サリー「久しぶりだね、メイプル、悪いけど、今回は大乱闘だから本気で行かせてもらうよ!」
サリーはファイター達の方へ向かうと、両手から斬撃と飛ばすスキルのダブルスラッシュと風属性の斬撃を放つスキルのウィンドカッターをクラウドとマリオに放った。続けてサリーは火の玉を放つ魔法のファイアーボール、水の玉を放つ魔法のウォーターボールをキリトに放った。そしてトドメにクラウド、マリオ、キリトの3人を両手に装備した深海のダガー、水底のダガーで斬り裂き、撃墜した。
サリー「ま、こんなもんかな、じゃ、私はここで」
そう言ってサリーは跳躍のスキルで跳び去って行った。サリーの強さを目撃したファイター達は、唖然としていた。
ヴェローナ「メイプルさんが強いのはもちろんですが、あのサリーと言う方もかなり強いですね…」
メイプル「そうでしょ? 多分本気で戦ったらサリーの方が強いんじゃないかな?」
ルイージ「そんなに強い人だったなんて…兄さんが代わりになってくれて助かったよ…」
マリオ「ルイージ、今、何て言った?」
ルイージ「あっ…」
いつの間にかステージに復帰していたマリオは笑顔のままハンマーを持っており、そのハンマーをルイージに振り下ろした。ハンマーでぶん殴られたルイージは一瞬でステージ外に吹っ飛び、撃墜となった。マリオは続けてメイプルをハンマーで叩いたが、メイプルの防御力は高く、ハンマーでの攻撃に2発耐えた。だが、流石に3発目は耐えられなかったようであり、そのままステージ外に吹っ飛び、撃墜となった。マリオがメイプルを撃墜した所で、ハンマーの効果が切れ、ハンマーは消滅した。
マリオ「ふぅ…まさかメイプルがあそこまで耐えるとは思わなかったよ…」
ヴェローナ「あれだけ防御力が高いと、倒すのも一苦労ですね…」
すると、ヴェローナの足元にキャラクターカプセルが落ちてきた。ヴェローナがそれを拾って使用すると、中からクレア・ルージュが現れた。クレアは赤い長髪をツーサイドアップにした少女で、手には炎の鞭(フレイムタン)を持っていた。そして、彼女の見た目はアルスマファイターのアリアにどこか似ていた。
クレア「さて、呼ばれたからには活躍しないとね!」
マリオ「ん? 君、アリアちゃんに似てるね? 姉妹かな?」
クレア「アリア? あの子と一緒にしないで! あたしはクレア・ルージュよ!」
そう言ってクレアはマリオに対し、火炎球(ファイアボール)を放ち、マリオを火だるまにした。あまりの熱さに慌てるマリオは冷静な判断ができなくなり、そのまま場外に走り去って自滅した。
クレア「今度あたしの事を間違えたら承知しないから!」
そう言ってクレアは去って行った。
ティファ「とは言っても…ねぇ…」
アスナ「本当にあのクレアって子、アリアに似てたわね…」
その後、ゲームオーバーになったマリオ以外の撃墜されたファイターが全員ステージに復帰した。それと同時に、ステージに1人の人物が現れた。炎帝ノ国のギルドマスター、ミィである。ミィは赤髪赤目の炎使いであり、クールな性格をしているが、それは全て演技である。
メイプル「あっ! ミィさん!」
ミィ「久しぶりだな、メイプル、元気そうで何よりだ」
そう言うとミィは炎球をアスナとティファに向けて放った。この技は炎帝と言い、炎球の超火力で相手を焼き尽くす炎魔法である。当然、大乱闘でも威力は高く、食らったアスナとティファは撃墜された。続けてミィは炎の槍で相手を貫く技、炎槍をヴェローナに放った。ヴェローナは2本の剣で防御をしたが、この技には貫通効果があり、大ダメージを受けた。大ダメージを受けたヴェローナに追い打ちをかけるかの様に続けてノックバック効果のある炎魔法、爆炎を放ち、ヴェローナを場外へ押し出し、撃墜した。
ミィ「まあ、これだけやれば上等だろう、さらばだ」
そう言ってミィは去って行った。ファイター達はNWOのトッププレイヤー達のあまりの強さに、ただ唖然とするしかなかった。
ルイージ「…もしかして、メイプルちゃんの世界、こんな強い人ばかりなの?」
メイプル「楓の木や集う聖剣、炎帝ノ国の人達はとっても強いよ!」
キリト「じゃあ、メイプルと同レベルの奴らが沢山いるのか? 何て世界だ…」
クラウド「最早無法地帯だな…」
そんな話をしていると、クラウドの足元にキャラクターカプセルが落ちてきた。クラウドがキャラクターカプセルを拾って使用すると、中から星野アイが出現した。星野アイはアイドルグループ「B小町」のセンターであり、両目に星マークが入った非常に整った顔立ちの少女である。
クラウド「アイドル…?」
アイ「アルスマファイターの皆さん、聴いてください! サインはB!」
アイは持ち歌である「サインはB -アイ Solo Ver.-」をどこからか現れたステージの上で歌った。その歌声を前に、ファイター達は魅了され、大乱闘を忘れてつい聴き入ってしまっていた。曲が終了すると、アイはファイター達に手を振りながら去って行った。
アスナ「いや~、凄いライブだったね!」
キリト「でも、一体どういったアシストなんだ?」
クラウド「…何か知らないが、力がみなぎってきたぞ…!!」
ルイージ「それってどっかで聞いた事あるよ! 確か、マクロ…」
クラウドはルイージが喋り終わる前にルイージをバスターソードで叩き斬り、撃墜した。続けてクラウドはキリトにも攻撃を仕掛け、撃墜した。その直後、ステージに一人の人物が現れた。その人物は、集う聖剣のギルドマスター、ペインである。ペインは青い瞳とサラサラの金髪が特徴の男性であり、白地に青で統一された鎧と盾、剣を装備している。NWO内のトッププレイヤーであり、一人で複数人を相手することが出来る程の戦闘力を持っている。
メイプル「ペインさん!!」
ペイン「メイプルか、この世界でも相変わらず活躍してるみたいだな、でも、今回は本気で行かせてもらうよ!!」
メイプル「えぇっ!?」
ペインは一瞬力を溜めると、手に持った剣を振り抜いた。この技はペインの持つスキル、断罪ノ聖剣である。かなりの大技ゆえに発動後はしばらく硬直して動けないと言うリスクがあるが、その破壊力は圧倒的である。断罪ノ聖剣をモロに食らったメイプルは、大盾を両断され、そのまま大ダメージを食らって場外まで吹き飛ばされ、撃墜となった。
アスナ「ちょっとあの人強すぎない?」
クラウド「あのメイプルを…一撃で…」
ペイン「次は君達の番だ!!」
ペインは続けて壊壁ノ聖剣のスキルを発動させた。このスキルは光の斬撃を飛ばす攻撃スキルである。壊壁の聖剣を食らったクラウドは場外まで吹き飛ばされ、撃墜となった。更にペインはアスナに対し、退魔ノ聖剣のスキルを発動させた。このスキルは視界を奪う黒煙スキルさえも薙ぎ払ってしまうほどの剣の一振りを放つスキルである。退魔ノ聖剣での一撃を食らったアスナは一撃で場外まで吹き飛ばされ、撃墜となった。
ティファ「ちょっとちょっと! 強すぎでしょあの人!!」
ヴェローナ「このままではやられる…」
ペイン「おっと、残るは君達2人だけか…これ以上やったらマスターファフニールに怒られるな…後は君達で決着を付けてくれ、じゃ!」
そう言ってペインはその場から去って行った。そして、残ったヴェローナとティファは決着を付ける事となった。
ヴェローナ「では…決着を付けましょうか…」
ティファ「OK! 負けないわよ!!」
その時、ステージにアルスマクリスタルが落ちてきた。それに気づいたヴェローナは、先手を取ってアルスマクリスタルを剣で斬りつけた。直後、ティファはアルスマクリスタルに蹴りを放ち、アルスマクリスタルを割った。そして、ティファは切り札待機状態となった。
ヴェローナ「…ここまでですか…」
ティファは拳を前方に突き出し、闘気を込めつつ右後ろに持っていき、溜めた。直後、一機に突進してすり抜けざまにヴェローナにストレートを放った。その後、一瞬の隙をおいてヴェローナは大ダメージを受け、場外に吹っ飛び、撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、ティファ!!」
ティファ「いい汗かいた! シャワー、浴びたいな…」
こうして、今回のアルスマはティファの勝利となった。元の世界にいる仲間達は、ティファの勝利を聞き、大変喜んだそうである。そして、今回のアルスマもいつも通り終わると思われていたが、今回は違った。何と、第九の挑戦者が現れたのだ。
ティファ「挑戦者ってのは、あなたね?」
???「ああ! 私はキャプテン・ファルコン! よろしく!!」
キャプテン・ファルコンと名乗った人物はアメコミヒーローの様な見た目で、筋骨隆々な体系の男性であった。頭にはバイザーの付いたヘルメットをかぶっており、そのヘルメットにはシンボルマークのハヤブサのエンブレムが付いていた。この人物の実力は不明だが、これだけ筋肉があるのだから強い事は明白であった。
ティファ「とりあえず、早く始めましょう!」
キャプテン・ファルコン「ああ! もちろんだ!!」
ティファはキャプテン・ファルコンに近づき、パンチを放った。だが、キャプテン・ファルコンはその攻撃を回避し、逆にファルコンキックを浴びせた。ティファは寸前に受け身を取っていた為、軽傷で済んだものの、その威力はかなりの物であった。
ティファ(このパワー…かなりのものね…)
キャプテン・ファルコン「さて、次はこっちから行くぞ! ファルコン…パァーーーンチッ!!!」
キャプテン・ファルコンは右腕を大きく振りかぶり、ハヤブサの形をした炎を纏ったパンチを放った。これがキャプテン・ファルコンの一番の得意技であるファルコンパンチである。ティファはとっさに防御態勢を取ったが、その一撃を前に大きく吹っ飛ばされてしまった。だが、ギリギリステージに踏みとどまり、撃墜は免れた。
キャプテン・ファルコン「ほう…耐えたか…アルスマファイターが実力者の集まりと言うのは聞いたが、確かに一筋縄ではいかなそうだ…」
ティファ「アルスマファイターは強いわよ? それこそ、あなたより強い人は沢山いるはず」
キャプテン・ファルコン「なるほど…だが、まずは君を打ち破らさせてもらう!!」
そう言ってキャプテン・ファルコンはティファの方へ走り出した。その瞬間、ティファの足元にキャラクターカプセルが落ちてきた為、ティファは急いで使用した。すると、中からゴッドガンダムが現れた。
ゴッド「俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利をつかめと轟き叫ぶ! ばあぁぁぁぁぁくねつっ!! ゴォォォッドッ! フィンガアァァァァァァッ!!!」
ゴッドガンダムは右掌にエネルギーを集め、そのままキャプテン・ファルコンの頭を掴んだ。そして、そのままキャプテン・ファルコンに高熱を送り、キャプテン・ファルコンにダメージを与えた。
ゴッド「ヒィィィィィトッ! エンドッ!!」
キャプテン・ファルコンはダメージが限界を迎え、そのまま撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、ティファ!!」
こうして、第九の挑戦者戦は終わった。その後、控え室では挑戦者のキャプテン・ファルコンと共に今回の参戦ファイターが話をしていた。
キャプテン・ファルコン「と、言う訳で新たなアルスマファイターのキャプテン・ファルコンだ! よろしく!!」
クラウド「何か、ヒーローみたいなのが来たな…」
キリト「これでも一応レーサーなんだってさ」
ティファ「え!? この人レーサーだったの!? どう見てもヒーローでしょ!?」
キャプテン・ファルコン「ははは、よく言われるよ…」
メイプル「ねえねえ、レーサーってみんなこんな感じなの?」
アスナ「いや、絶対違うと思うわ」
ヴェローナ「遅れましたが、ティファさん、優勝おめでとうございます」
ティファ「ありがと、ヴェローナ」
マリオ「う~ん、最近は強い後輩が多くて、僕も苦労するよ」
ルイージ「僕はもっと苦労してるよ~」
キャプテン・ファルコン「大丈夫! 私もアルスマでは初心者なんだ! 共に強くなって行こう!!」
キリト(この人…絶対レーサーじゃなくてヒーローだろ…)
こうして、今回の大乱闘も無事に終了した。ファイター達はまた絆を深め合い、また一つ強くなったのである。そして、新たに参戦したキャプテン・ファルコン。本業がレーサーである彼は、大乱闘にどんな風を吹かせるのであろうか?
[原作では…]
初登場は1990年発売のF-ZERO、超高速マシンレース「F-ZERO」のレーサーである。パイロットとしての腕は超一流で、凄腕の賞金稼ぎとしても有名な人物である。ゲームとアニメではそれぞれ設定が違っており、アニメでは本名が明かされている。
[アルスマでは…]
原作ゲーム、アニメ、スマブラ、それぞれのいいとこ取り設定で参戦。パワーとスピードを兼ね備えたファイターであり、その一撃は強力である。特にファルコンパンチの威力は強力で、まともに当たれば一撃である。ちなみに、参戦させた理由は好きなキャラだからとの事。スマブラでもよく使っており、原作もやった事があるから言える、そろそろF-ZEROの新作を出してくれ、ついでにスタフォもだ。
[アルスマ ステージ ポートタウン・エアロダイブ]
新たなファイターであるキャプテン・ファルコンが参戦し、更に盛り上がるアルスマ。ヒーロー然とした見た目であるキャプテン・ファルコンは早くも人気となっていた。パワーとスピードを兼ね備えた彼の実力は、果たしてどれほどのものなのだろうか?
今回の出場ファイターはキャプテン・ファルコン、フォックス、イオナ、千初、龍騎/真司、ZO/麻生、トレイン、ウイングマン/健太だ。そんな今回のステージはポートタウン・エアロダイブだ。キャプテン・ファルコンの出身地として知られる、惑星間交易の中継地点である。アルスマではレースコースを周回する浮遊足場に乗り、時折レース場に着陸して戦う。だが、そのレース場では時折多数のF-ZEROマシンがコースを通り過ぎる為、それにぶつかると大ダメージを受けてしまう。そんな危険なステージで、ファイター達はどうやって戦うのであろうか?
レフェ子「今回のルールも変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
キャプテン・ファルコン「ここがアルスマか、噂には聞いていたが、素晴らしい所だな!」
フォックス「このマシン達…G-ディフューザーシステムを使っているな? レースマシンなのにかなり高性能なんだな」
龍騎「悪い、そのG…デンプンシステムって何だ?」
フォックス「G-ディフューザーシステム、反重力発生装置、早い話が物を浮かせることが出来るシステムだな」
ウイングマン「反重力…! カッコいい!!」
千初「反重力ですか…私のいた世界ではそこそこ使われてましたね、エアバイクとかに」
ZO「君達の世界では乗り物を浮かせることが出来るのか、僕には想像がつかないな…」
フォックス「そう言えばファルコン、ジェームズ・マクラウドって人を知っているか?」
キャプテン・ファルコン「ああ、知ってるよ、雇われ遊撃隊ギャラクシードッグのリーダーだな? 愛用するマシンはリトルワイバーンだが、彼がどうしたんだ?」
フォックス「いや、F-ZEROについて調べてたら、俺の父さんの名前と同姓同名でさ…気になったもんだから…」
トレイン「フォックスの父さんと同姓同名?」
キャプテン・ファルコン「安心してくれ、彼は人間さ、君の様にキツネの見た目はしてないよ」
フォックス「安心した…せっかくだし、その人の事をもう少し聞かせてくれないか?」
キャプテン・ファルコン「そうだね…ライラット系第3惑星コーネリア出身で、愛機のリトルワイバーンがスペースダイナミクス社製で、戦死した戦友の名前がオドネルって名前で、奥さんと幼い息子さんがいて、ギャラクシードッグの同僚の名前がペッピー・ヘアとピグマ・デンガーって事かな?」
フォックス「嘘だろ!?」
イオナ「どうしました!?」
フォックス「ライラット系って、俺の住む星系だ…一応俺の世界のコーネリアは第4惑星だけど、ここまで名前が似てるなんて…それに、スペースダイナミクス社って、アーウィンやグレートフォックス作った所だし…オドネルって、ウルフの苗字だし…ペッピーにピグマって初代スターフォックスのメンバー…一体何者なんだ…!?」
キャプテン・ファルコン「う~ん、彼とフォックスくんにここまで関係性があるとは…よくよく考えたらフォックスくんに服装も似てるし…とりあえず、今度連れてくるよ」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時に千初が龍騎目掛けてエネルギー銃を撃った。龍騎はエネルギー銃でダメージを受けたが、逆に龍騎はストライクベントのカードをドラグバイザーに装填し、ドラグレッダーの頭の形をした武器、ドラグクローを右腕に召喚した。そして、そこからドラグクローファイヤーを放ち、千初を攻撃、その攻撃力を前に千初は吹っ飛ばされ、撃墜となった。一方のフォックスはキャプテン・ファルコンと交戦していた。フォックスは体に炎を纏い、キャプテン・ファルコンに突撃し、キャプテン・ファルコンを吹っ飛ばした。だが、反撃とばかりにキャプテン・ファルコンは炎を纏った蹴りのファルコンキックを放ち、フォックスを吹っ飛ばした。ほぼ互角の戦いを展開する二人を、ウイングマンが狙っていた。
ウイングマン「隙あり!!」
ウイングマンは腕から両腕に伸びる模様とスパイラルカットから強力な必殺光線のファイナルビームを放ち、キャプテン・ファルコンとフォックスを攻撃した。二人はファイナルビームに飲み込まれ、大爆発、一瞬で場外に吹っ飛び、撃墜となった。その頃、龍騎とZOは交戦しており、龍騎はZOをドラグセイバーで攻撃していたが、ZOは蹴りでドラグセイバーを弾き飛ばした。武器が無くなってもなお、龍騎は得意の格闘でZOと互角以上の戦いを繰り広げていた。その戦いにイオナとトレインも参戦し、激しい戦いを繰り広げていた。イオナは装備した鉄の暗器で龍騎を攻撃し、トレインはハーディスでの銃撃でZOを攻撃していた。そんな交戦状態の彼らの前に、キャラクターカプセルが一個落ちてきた。それを真っ先に取ったのはZOだったが、ZOに蹴りを放ち、手放した際に龍騎の手に渡り、そのまま龍騎が使用した。そのキャラクターカプセルからはチタノザウルスが現れた。
龍騎「何だこの怪獣は!?」
トレイン「前に俺の世界で暴れた恐竜より強そうだな」
チタノザウルスは真船信三博士が自らの研究を認めなかった人間社会への復讐の為に送り込んだ恐龍である。水陸両棲の恐龍の生き残りであり、赤色の派手な体色が特徴である。普段は大人しく温和だが、頭と脳の中に埋め込まれたアンテナ状のコントロール装置によって操られ、暴れまわった。チタノザウルスは尻尾の先の団扇のような膜を孔雀の羽根の様に広げ、突風を発生させた。その突風の風速は320mにも達し、ゴジラでさえも吹き飛ばされそうになったほどである。ZOとイオナ、トレインはその突風を前に場外まで吹き飛ばされ、そのまま撃墜となった。そして、役目を終えたチタノザウルスは歩いて去って行った。
龍騎「あの怪獣、強かったな、ドラグレッダーとどっちが強いんだろ…」
その後、ステージに残った龍騎とウイングマンは交戦し、激しい戦いを繰り広げた。それと同時にステージはレース場の上に着地したが、二人は戦いに必死でそれに気づいていなかった。その直後、多数のF-ZEROマシンが二人目掛けて走行、二人はF-ZEROマシンにぶつかり、そのまま場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。F-ZEROマシンが通り過ぎた後、ステージは再び浮遊足場となり、撃墜となったファイターが全員復帰した。
龍騎「知らない間に撃墜されてたけど、何があったんだ?」
フォックス「二人共気付かなかったのか? 二人はF-ZEROマシンに接触して撃墜されたんだ」
ウイングマン「つまり、轢き逃げしたんですね? ったく、それでもレーサーかよ!!」
ZO(僕はドラス相手に似たような事した事あるけど、相手は怪人だしまあいいか)
直後、ステージにアルスマクリスタルが現れた。基本的に大乱闘終盤に現れる事が多いアルスマクリスタルが今回は早めに登場したので、ファイター達は驚いていた。
トレイン「おっ、アルスマクリスタル!」
イオナ「今回は現れるのが早いですね」
キャプテン・ファルコン「あれを取れば、最期の切り札を放てるんだな? よし!」
そう言うと、キャプテン・ファルコンはアルスマクリスタルにファルコンパンチを放った。ファルコンパンチは強力なパンチ技ではあるが、アルスマクリスタルはまだ割れなかった。続けて千初がアルスマクリスタルにエネルギー銃を数発撃ち込んだが、これでもまだ割れなかった。更に続けてトレインが炸裂弾をアルスマクリスタルに打ち込み、爆発でアルスマクリスタルを割ろうと試みた。すると、見事トレインはアルスマクリスタルを割る事に成功し、切り札待機状態となった。
龍騎「トレインが取りやがった!!」
トレイン「ラッキー! なら遠慮なく行くぜ!!」
トレインは炸裂弾をハーディスに装填し、そのまま電磁銃を放つ構えを取った。この技はかつて最終決戦でクリード相手に放った技、炸裂電磁銃(バーストレールガン)である。本来この技はあまりの威力にハーディスが壊れる程であるが、大乱闘では壊れないよう、マスターファフニールによって調整されている。
トレイン「充電…完了だ、行くぜ! 炸裂電磁銃!!」
トレインは千初と龍騎目掛けて炸裂電磁銃を放った。電磁銃で撃ち出された炸裂弾は龍騎と千初に命中し、大爆発。二人は一瞬で場外に吹っ飛ばされ、一撃で撃墜となった。
ウイングマン「すげー!! 何て威力だ!!」
トレイン「この技を放つのはあの時以来だが、上手く決まって良かったぜ」
トレインが千初と龍騎を撃墜した後、ステージにハイパーバズーカが落ちてきた。キャプテン・ファルコンはそれを拾い、フォックス目掛けて撃った。だが、フォックスは直前にリフレクターを展開し、ハイパーバズーカの弾頭を反射。反射されたハイパーバズーカの弾頭は威力を倍増させてキャプテン・ファルコンに着弾し、キャプテン・ファルコンは場外に吹っ飛び撃墜となった。
フォックス「残念だったな、俺のリフレクターは奥の手なんだよ」
そのフォックスに、今度はビームソードを装備したZOが襲い掛かった。ビームソードは強く振ると長く伸びる光の剣だが、威力が低いと言う弱点を持ったアイテムである。ZOはビームソードを振り、フォックスにダメージを与えた。対してフォックスは近くに落ちていたほのおのつるぎを装備した。それでもなお、相手の攻撃のリーチの長さに攻撃を仕掛けることが出来ず、フォックスは追い詰められていた。だが、ほのおのつるぎには隠れた能力があった、それは、剣を掲げると相手に炎が飛んでいくと言う能力であった。それを思い出したフォックスはほのおのつるぎを天に掲げた。すると、激しい炎がZOを襲い、ZOは火だるまになり、苦しんでいた。そこにフォックスはほのおのつるぎで追撃攻撃を仕掛け、ZOを場外まで吹っ飛ばし、撃墜した。
現在ステージ上にいるのはフォックス、イオナ、トレイン、ウイングマンの4人であった。4人が戦いを繰り広げていると、浮遊足場はレース場へと着地した。
トレイン「おいおい…俺はあんな車にぶつかるのは嫌だぜ…」
ウイングマン「それは俺もです」
イオナ「何とかしてぶつからないようにしないと…」
その時、フォックスがキャラクターカプセルを拾って使用した。すると、中からはビラ星人が出現した。ビラ星人はエビによく似た宇宙人であり、かつてウルトラセブンと戦った宇宙人である。
トレイン「何だ? あのエビ野郎は」
ウイングマン「あれはまぎれもなくエビですね」
イオナ「食べると美味しそうですね」
完全に油断している3人に対し、ビラ星人は時間停止光線を放った。すると、3人の動きは止まり、ピクリとも動かなくなった。その直後、多数のF-ZEROマシン高速走行しながら3人を吹っ飛ばし、3人はそのまま場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
フォックス「ちょっとやりすぎたかな?」
その後、撃墜となったファイター達はステージに復帰した。現在、フォックスが1回撃墜、フォックス以外のファイターは2回撃墜となっている。その為、他のファイター達は真っ先にフォックスの所へと向かった。
フォックス「みんな、一旦落ち着こうか?」
フォックスは他のファイターをなだめようとしたが、上手くいかず、フォックスは逃げ出した。だが、フォックスよりも足の速いイオナにあっさりと追い付かれ、鉄の暗器で斬りつけられてしまった。斬りつけられて怯んだところにイオナと同じくフォックスより足の速いキャプテン・ファルコンのファルコンパンチを食らい、フォックスは一撃で撃墜となった。こうして、全てのファイターが2回ずつ撃墜となったのである。
龍騎「さて、こっからが最終ラウンドだぜ!!」
ウイングマン「よし! 頑張るぞ!!」
ファイター達は優勝の為、気合を入れた。撃墜されたフォックスもステージに復帰し、これから最終決戦が始まろうとしていた。すると、丁度いいタイミングでアルスマクリスタルがステージに現れた。
トレイン「アルスマクリスタルか、本日二度目だな」
千初「絶対に取らないと!!」
そう言って千初はスタングレネードを投げ、激しい閃光で他のファイター達を怯ませた。その隙に千初はエネルギー銃でアルスマクリスタルを攻撃した。だが、そう簡単にアルスマクリスタルは割れず、しばらくしていると他のファイター達も復活した。
龍騎「あっ! やべえ!!」
トレイン「すぐにアルスマクリスタルを割らねえと!!」
他のファイター達は慌ててアルスマクリスタルを攻撃しようとした。真っ先に攻撃を仕掛けたのはZOであり、ZOはアルスマクリスタルに渾身のZOパンチを放った。すると、アルスマクリスタルは割れ、ZOは切り札待機状態となった。
千初「あっ! 私が取ろうとしたのに!!」
ZOが最後の切り札を発動させると、仮面ライダーシンと仮面ライダーJが現れた。仮面ライダーシンは財団と言う組織によって生み出された改造兵士であり、バッタの怪物のような見た目をしている。見た目はどう見ても怪人にしか見えないが、れっきとした正義の戦士、仮面ライダーなのである。仮面ライダーJは地空人に改造され、フォッグと戦ったJパワーの戦士である。仮面ライダーZOと非常に見た目が似ているが、別人である。
ZO「シン! それにJ!!」
シン「助けに来たぞ、ZO!!」
J「一緒に決めよう!!」
ZO「よし! 行くぞ!!」
ZO&シン&J「ネオライダートリプルキーーーック!!!」
ネオライダー3人は同時に飛び蹴りを放った。3人の同時ライダーキックは高い破壊力を秘めており、ZOは千初を、シンはトレインを、Jはウイングマンをそれぞれ攻撃した。そして、奇跡の合体攻撃であるネオライダートリプルキックを食らった3人は一撃で場外まで吹っ飛び、撃墜となった。
ZO「ありがとう、シン、J」
シン「これが俺達ネオライダーの力だ」
J「困った時はいつでも呼んでくれ」
その後、Jはジェイクロッサーと言う専用のバイクで去って行った。一方のシンは専用マシンを持っていない為、そのまま走り去っていった。
龍騎「あれが俺の先輩か…シンって人は一瞬ミラーモンスターかと思ったぜ」
ZO「まあ、後輩はみんなそう思うよね、僕も最初は新しいネオ生命体かと思ったよ」
一方、キャプテン・ファルコンは近くにあったスーパースコープを拾った。そして、イオナに狙いを定め、エネルギーをチャージし、撃ち出した。エネルギー弾は見事イオナに命中し、大ダメージを与えた。そしてキャプテン・ファルコンは炎を纏った拳で放つアッパー、ファルコンナックルを放った。この攻撃はイオナの鳩尾にクリーンヒットしており、イオナは一撃で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
そして、残るファイターはキャプテン・ファルコン、フォックス、龍騎、ZOの4人となった。この状況で真っ先に行動に出たのは龍騎であり、龍騎は近くにあったキャラクターカプセルを拾って使用した。キャラクターカプセルの中からは、紺色の機体色をしたMS、トルネードガンダムが姿を現した。
フォックス「ガンダムか! 一体ガンダムは何機いるんだ!?」
トルネードガンダムは胸部拡散ビーム砲からビームを放った。そのビームに、キャプテン・ファルコン、フォックス、ZOは命中してしまった。続けて、トルネードガンダムは腕部に装着したガトリングガンを撃った。そのガトリングガンの弾丸を、ZOは何とか回避したが、キャプテン・ファルコンとフォックスは回避が間に合わず、蜂の巣にされて撃墜されてしまった。2人を撃墜した事を確認したトルネードガンダムは、飛行して空の彼方へと去って行った。こうして、残ったファイターは龍騎とZOの2人になった。
ZO「決着を付けよう、龍騎!!」
龍騎「分かりました!!」
龍騎はドラグセイバーでZOを攻撃した。ZOはその攻撃を回避し、龍騎にZOパンチを連続で放った。大きく吹っ飛ばされた龍騎は、近くにあったアイテムのヒートホークを拾ってZOを攻撃しようとした。しかし、ZOも近くにあったバナナの皮を拾い、龍騎の足元に投げつけた。それに気づかなかった龍騎はバナナの皮を踏んで転んでしまった。そして、ZOは龍騎に渾身のZOキックを放ち、龍騎を場外まで吹っ飛ばし、撃墜した。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、ZO!!」
ZO「みんな一生懸命生きてる…愛し合いながら…これを壊しちゃいけない」
こうして、今回のアルスマはZOの勝利となった。ZOの勝利を聞いたZOの関係者やネオライダーの仲間達は喜び、ラストのZOと龍騎の戦いに心を熱くしたようである。そして、今回のアルスマもいつも通り終わると思われていたが、今回は違った。何と、第十の挑戦者が現れたのだ。
ZO「前回に引き続き、今回も挑戦者が現れるのか…色々と頑張ってるな、マスターファフニールも」
???「で、オレの相手はお前か…」
ZO「そうだよ、僕は麻生勝こと仮面ライダーZO、君とは前に大乱闘で会った事があったね」
???「そうだな、知ってるとは思うが念のため名乗っておこう、オレの名はピッコロだ」
ZO「ピッコロくんだね、ところで君は顔が緑だけど、体調悪いのかい?」
ピッコロ「気にするな、ナメック星人は皆こんな感じだ」
ZO「ナメック星人? 宇宙人なのか…」
ピッコロ「そう言う事だ、とりあえず、話してばかりではつまらん、早く始めるぞ!」
ZO「分かった! 行こう!!」
ZOがそう言った直後、ピッコロは右腕を伸ばし、ZOに攻撃を仕掛けた。その攻撃をZOは回避したが、ピッコロは頭の触角から怪光波と言う名の電撃を放った。ZOはその電撃を浴び、体を痺れさせてしまった。ピッコロはその隙を突き、口からはビームを放つ技、爆裂魔口砲を放った。その攻撃をモロに食らったZOは大ダメージを受け、大きく吹き飛ばされた。
ZO「くっ! 中々やるね、ピッコロくん」
ピッコロ「貴様の力はその程度か、ZO!!」
ZO「まだまだ! 勝負はこれからさ!!」
そう言うと、ZOの近くにキャラクターカプセルが落ちてきた。それに気づいたピッコロは腕を伸ばして取ろうとしたが、先にZOが取った。ZOがキャラクターカプセルを使用すると、中からガンダムキュリオスが現れた。
ピッコロ「あれが噂のガンダムか!!」
ガンダムキュリオスはトランザムを発動させ、機体色を赤く輝かせた。そして、その状態で高速移動しながらピッコロ目掛けてビームマシンガンを連射した。ピッコロがビームの雨を食らって上空に吹っ飛ばされたところにキュリオスがトドメにビームサーベルの一撃を浴びせ、撃墜した。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、ZO!!」
こうして、第十の挑戦者戦は終わった。その後、控え室では挑戦者のピッコロと共に今回の参戦ファイターが話をしていた。
ピッコロ「ピッコロだ、よろしく頼む」
フォックス「これからよろしくな、ピッコロ!」
千初「ピッコロさんは顔がほうれん草ぐらい緑なんですね!」
ピッコロ「ほうれん草…?」
イオナ「宇宙人ですか…アルスマファイターには既に何人かいるんですよね…」
健太「宇宙人…! この響きだけで胸が高鳴っちまうぜ!!」
真司「遅れたけど、麻生さん! 優勝おめでとうございます!!」
麻生「ありがとう、真司くん、僕も優勝できて嬉しいよ」
トレイン「俺も、そろそろ優勝しないとな!」
キャプテン・ファルコン「私も、これから日々精進していくしかないな!!」
フォックス「とりあえず、これからも頑張って行こう!!」
こうして、今回の大乱闘も無事に終了した。ファイター達は激闘の末に絆を深め合い、お互いを認め合ったのである。そして、新たに参戦したナメック星人の超戦士ピッコロ。ナメック星人の戦士である彼は、大乱闘にどんな風を吹かせるのであろうか?
[原作では…]
初登場は1984年から週刊少年ジャンプで連載されたドラゴンボール。神から分離した悪の化身、ピッコロ大魔王の子供であり、同じ戦闘タイプのネイルや元々一人のナメック星人だった神と融合し、最強のナメック星人になった。孫悟空の息子である孫悟飯の師匠であり、彼とは親子に近い絆で結ばれている。
[アルスマでは…]
原作漫画版の魔人ブウ撃破後の世界観から参戦している。悟空程ではないが、高い攻撃力を持っているが、彼の持ち味は頭脳プレー。腕を伸ばして色んなものを掴んだり、技を使って牽制を行うなど、様々な戦い方ができる。ちなみに、アルスマにピッコロを参戦させた理由は好きなキャラだからと言うのもあるが、ドラゴンボールの味方キャラでは数少ない人外キャラだから。原作だとあまり強いキャラじゃないけど、好きなんですよね、ピッコロさん。
[アルスマ ステージ ナメック星]
新たなファイターであるピッコロが参戦し、盛り上がりを見せているアルスマ。ナメック星人の戦士であるピッコロは、他のファイターとはまた違ったかっこよさを見せており、人気を獲得していた。
今回の出場ファイターはピッコロ、悟空、ダイ、遊戯、サンシロウ、キサラ、R-GUN、カイトだ。そんな今回のステージはナメック星だ。ナメック星はピッコロの故郷の星であり、この星にはポルンガと言う神龍が存在する。悟空たちはこのナメック星を舞台に、宇宙の帝王であるフリーザたちと、激しいドラゴンボール争奪戦を繰り広げたのである。この星を舞台に、ファイター達はどんな激戦を繰り広げるのだろうか?
レフェ子「今回のルールも変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
ピッコロ「まさか、俺のデビュー戦がこのナメック星になるとはな」
悟空「ピッコロ! 手加減はしねえから、全力でかかって来い!!」
ピッコロ「言われなくても、そのつもりだ」
カイト「しかし、このナメック星のステージ、再現ステージだけど、よくできてるよな」
ダイ「そうだね、アルスマ界の技術って、凄いなぁ…おれの居た世界にこんな技術はなかったよ」
サンシロウ「わいの居た世界にもあらへんかったで」
闇遊戯「そう言えば、お前の居た世界って、どんな世界だったんだ?」
サンシロウ「割と普通の世界やったで、とある国同士が長年戦争してた以外は」
キサラ「人間って、めんどうだよね、戦争ばっかりしちゃってさ」
カイト「アルスマみたいに、競技で決着が付けれたら一番いいのにさ」
R-GUN「フッ…そうだな…」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時に、サンシロウが悟空目掛けてサンシロウアッパーを放とうとした。しかし、悟空はサンシロウの腕を掴み、空高く投げ飛ばした直後、気功波を放ち、撃墜した。
闇遊戯「相変わらず弱いな、あいつ」
その頃、ダイとカイトはそれぞれの武器で激しく斬り合っていた。両者一歩も譲らないその戦いは、どっちが勝ってもおかしくなかった。すると、その戦いにキサラとR-GUNが乱入してきた。キサラはダイ相手に剣で猛攻を仕掛け、一気に大ダメージを与えて撃墜した。一方のカイトもビームカタールソードでの連続攻撃からのR-GUNのツインマグナライフルを食らい、撃墜されてしまった。一方の悟空とピッコロは激しいバトルを繰り広げてきた。両者共に激しいパンチやキックの猛攻を浴びせ合っており、文字通り他のファイターとは次元の違う戦いであった。その戦いに、乱入しようとした命知らずがいた、サンシロウである。サンシロウは撃墜後、すぐに復帰したものの、手柄を立てる為にすぐさま乱闘に向かった。
サンシロウ「今こそ、わいの強さを見せたるわ!!」
闇遊戯「やめとけって、命を捨てるようなものだぞ」
サンシロウ「やかましい! 臆病者はそこで串カツでも食うとれ!!」
闇遊戯「もう止めないからな」
サンシロウは悟空とピッコロの戦いに乱入しようとした。しかし、案の定二人の蹴りを食らい、サンシロウは一瞬で場外に吹っ飛び、撃墜となった。分かり切った結果をあえて実行するサンシロウのお馬鹿さに、ファイター達はもちろん、視聴者も呆れるしかなかった。一方、悟空とピッコロの戦いは、最終的に悟空優勢に傾いており、連続攻撃で押し切られたピッコロが地面に叩き付けられ、そのまま悟空のかめはめ波を食らってしまった。かめはめ波をモロに食らったピッコロは一瞬で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。その頃、遊戯とキサラ、R-GUNの3人は乱闘を行っていた。遊戯はエルフの剣士と幻獣王ガゼルを召喚し、キサラに攻撃を行った。しかし、キサラは剣を一振りし、真空波を発生させ、エルフの剣士と幻獣王ガゼルを一撃で撃破した。遊戯は慌ててホーリー・エルフを召喚しようとしたが、その前にキサラの剣の一撃を食らい、撃墜となった。その直後、キサラが次の動作に移る前にR-GUNはT-LINKでスラッシュブーメランを飛ばし、キサラを吹っ飛ばした。続けてR-GUNはスラッシュブーメランの連結を解除したビームカタールソードでキサラを切り裂き、撃墜した。この一連の攻撃はR-GUNのコンボ技、T-LINKブーメランと言い、高い威力と撃墜力を秘めているのだ。
R-GUN「残念だったな」
その後、撃墜されたファイターが全員ステージに復帰した。その中で真っ先に行動に出たのは、当然と言うべきか、サンシロウであった。
サンシロウ「わいだけ2回撃墜されとるやんけ! このままではあかん! 何とかせな!!」
そのサンシロウの近くに、キャラクターカプセルが現れた。サンシロウはキャラクターカプセルを拾い、使用した。キャラクターカプセルからは仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォームが現れた。仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォームは上半身が白、下半身は赤の装甲で構成されたキツネモチーフのライダーである。右手にはマグナムシューター40Xと言うライフルにもハンドガンにもなる武器を装備している。
サンシロウ「おお! 何か強そうやんけ!!」
ギーツ「さあ、ここからがハイライトだ!」
ギーツはマグナムシューター40Xで悟空とR-GUNを攻撃し、吹っ飛ばした。直後、マグナムレイズバックルのリボルバーを回転させ、トリガーを引き、ブーストレイズバックルのハンドルを2回続けて捻り、ブーストタイムに移行した。直後、ブーストキッカーと言う頸部拡張装備に備え付けられたマフラーから炎を噴射させ、バイクからキツネ型に変形したブーストライカー・ギーツモードと共に空高く飛翔し、そのまま飛び乗った。そして、もう一度ブーストレイズバックルのハンドルを捻り、ブーストライカーから飛び降り、ブーストライカーと共に炎を纏った飛び蹴りを放った。この技はマグナムブーストグランドビクトリーと言う技で、デザイアグランプリのラスボスを倒す程の高い破壊力を秘めている。その証拠に、この技をモロに食らった悟空とR-GUNは一撃で場外に吹っ飛ばされてしまった。
サンシロウ「何や何や、強いやんけ!!」
ギーツ「そこのお前、避けた方がいいぞ」
サンシロウ「…へ?」
直後、ギーツのベルトであるデザイアドライバーにセットされたブーストレイズバックルが炎を噴出し、飛び出た。ブーストレイズバックルは必殺技使用後に強制紛失するアイテムなのである。サンシロウはそのブーストレイズバックルに当たってしまい、そのまま場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
ギーツ「だから避けろって言ったのに…まあ、いいか」
その後、ギーツはバイクに戻ったブーストライカーに乗り、走り去っていった。直後、悟空とR-GUNがステージに復帰し、再び大乱闘が始まった。
悟空「さあ、第二ラウンド始めっか!」
その時、ステージにキャラクターカプセルとモンスターボールが落ちてきた。キャラクターカプセルは真っ先に悟空が、モンスターボールは少し遅れてキサラが拾った。使用したキャラクターカプセルとモンスターボールからはそれぞれクワガタオージャーとストライクが現れた。クワガタオージャーゴーグルや口元を含めた顔面がクワガタムシを象っているレッド戦士である。右手には変身アイテムを兼用した武器、オージャカリバーを装備している。ストライクはカマキリを人型にしたようなポケモンであり、両腕には鋭い刃が付いている。
クワガタオージャー「俺様が世界を支配する!!」
クワガタオージャーはオージャカリバーにゴッドクワガタと言う赤い巨大な機械のクワガタムシの顎の形をしたエネルギーを纏い、遊戯を切り裂いた。遊戯はビッグシールド・ガードナーに自分を守らせたが、ビッグシールド・ガードナーを撃破され、自身も撃墜されてしまった。一方のストライクは両腕の刃でR-GUNに対し、シザークロスを放った。シザークロスは両腕の刃をハサミの様に交差させながら相手を切り裂く技であり、高い威力を誇る技である。この技を食らったR-GUNは大ダメージを受けたが、何とか耐えた。しかし、ストライクは間髪入れず二回目のシザークロスを放ち、今度こそR-GUNは撃墜されてしまった。その後、役目を終えたクワガタオージャーとストライクはステージから去って行った。
ピッコロ「なあ、悟空、大乱闘のアシストキャラって、こんな強いもんなのか?」
悟空「まあな、アルスマの元になったゲームでも強いらしいもんな、カイト」
カイト「もちろん!」
ピッコロ「お前ら…いつの間に仲良くなったんだ…」
そんな話をしていると、ピッコロの近くにもキャラクターカプセルが落ちてきた。ピッコロは腕を伸ばし、キャラクターカプセルを拾って使用した。すると、キャラクターカプセルからはウルトラマンブレーザーが現れた。
ブレーザー「俺が行く」
ブレーザーは左手から光輝く二重らせん状の槍をキサラ目掛けて投げつけた。この技はウルトラマンブレーザーのメイン必殺技、スパイラルバレードである。キサラはスパイラルバレードに貫かれ、撃墜されてしまった。その後、役目を終えたブレーザーは飛び去って行った。
ピッコロ「ふむ…確かに強いな…」
その時、ステージに何者かが現れた。ステージに現れた人物の正体は、悟空が超サイヤ人になるきっかけとなった人物、フリーザである。フリーザは宇宙の帝王であり、その戦闘力は第一形態の時点で53万、最終形態となるとその戦闘力は1億2000万と言う恐ろしい強さを誇る。流石にアルスマに登場するフリーザはアルスマ用の立体映像であり、本物ではなく、力も抑えられている。しかし最終形態の姿で登場し、ステージギミックとしてはローエングリン砲台の際に現れたゲルズゲー以上と非常に凶悪。
フリーザ「久しぶりですねぇ、皆さん」
悟空「フ…フリーザ…!!」
ピッコロ「おい、カイト、流石にあいつは本物じゃないよな?」
カイト「ああ、アルスマに出てくる敵キャラのステージギミックは全部実体のある立体映像ですよ」
ダイ「でも、とにかく強いんですよ、このギミックが…」
ダイが喋り終わる前にフリーザは指先から紫色の光線、デスビームを放った。その光線を食らったダイは、一撃で場外に吹っ飛ばされ、撃墜となった。
カイト「いや、強すぎるわ!!」
ピッコロ「どうやら奴の戦闘力は本物と違って約5000ほど、だが、こちらも大乱闘で力を抑えられてる今、奴には勝てない!!」
悟空「つまり、オラ達を全滅させる為のギミックって事か? あのマスターファブリーズめ、後で覚えてろ!」
カイト「マスターファブリーズじゃなくて、マスターファフニールっす」
その後、悟空とピッコロ、カイトがそれぞれかめはめ波、魔貫光殺砲、破壊ブラスターを放ったが、ほぼ効果はなく、直後のフリーザが放ったスパークを纏った黒いエネルギー弾、デスボールを食らい、全滅した。ファイター達を撃墜したフリーザは、満足気にその場から飛び去って行った。しばらくして撃墜となったファイターが全員ステージに復帰すると、最終決戦が始まった。皆、優勝する為に必死であり、誰が勝手もおかしくはなかった。
カイト「さあ、決着付けようぜ!!」
キサラ「望む所だよ」
ダイ「絶対に勝つ!!」
そう言うと、ダイは悟空目掛けてイオラの呪文を唱え、強い爆発力を持ったエネルギー弾を放った。イオラを食らった悟空は吹っ飛ばされ、地面に叩き付けられた。続けて、カイトが悟空目掛けて破壊ブラスターを放ち、悟空は回避する間がなかったため、防御態勢を取った。着弾地点では大爆発が発生し、流石の悟空もやられたかと思いきや、ボロボロの状態でギリギリ耐えていた。
遊戯「嘘だろ!?」
カイト「流石悟空…」
悟空「今度はこっちの番だ! か~め~は~め~波―――っ!!!」
悟空はカイト目掛けてかめはめ波を放った。カイトは慌てて近くにいたダイを掴み、盾にしたが、そのエネルギー量を前にダイもろとも場外に吹き飛ばされ、撃墜となった。しかし、その悟空も直後に遊戯の召喚したカオス・ソルジャーのカオス・ブレードを食らい、撃墜となった。こうして、残ったのはピッコロ、遊戯、キサラ、R-GUNの4人となった。
ピッコロ「さて、決着を付けるとするか…」
R-GUN「ああ、そうだな」
その時、キサラの足元にキャラクターカプセルが落ちてきた為、キサラは拾って使用した。すると、中からはガンダムエアリアル改修型が現れた。
キサラ「このガンダム…前に大乱闘で見た事があるような…?」
ガンダムエアリアル改修型は全てのビットステイヴをビームライフルの銃身に接続し、ビーム出力を引き上げたガンビットライフルへ機能を向上させた。そして、ガンビットライフルから高出力のビームを放ち、一撃で遊戯をカオス・ソルジャーもろとも消し炭にして撃墜した。その後、役目を終えたガンダムエアリアル改修型は飛んで帰って行った。
ピッコロ「残ったのは俺達だけか…悪いが、勝つのは俺だ!!」
その時、ピッコロの近くにアルスマクリスタルが落ちてきた。それを見たピッコロとキサラは真っ先に攻撃を仕掛けたが、R-GUNは攻撃を仕掛けずにいた。ピッコロとキサラがしばらく攻撃した後、R-GUNはツインマグナライフルを一発放ち、アルスマクリスタルを割った。
ピッコロ「何っ!?」
キサラ「そんな…シュウく~ん…」
R-GUN「フフフ…アルスマクリスタルが割れる頃を計算し、攻撃を加えたが、俺の計算は正しかったな…」
直後、R-GUNは最後の切り札であるメタルジェノサイダーを発動させた。R-GUNは巨大な重金属粒子砲、ハイパー・トロニウム・バスターキャノンに変形した。ハイパー・トロニウム・バスターキャノンとなったR-GUNは強力なビームを放ち、ピッコロとキサラを消し炭にし、撃墜した。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、R-GUN!!」
R-GUN「まだお前は、俺と戦えるレベルではない」
こうして、今回のアルスマはR-GUNの勝利となった。R-GUNのパイロットであるイングラムの事をよく知る人物達は、彼の勝利を心から喜んだようである。そして、今回のアルスマもいつも通り終わると思われていたが、今回は違った。何と、第十一の挑戦者が現れたのだ。
R-GUN「とは言え、挑戦者の姿が見えないのではな…」
その時、どこからともなくギターの音色が聞こえてきた。そのギターの音色はどこか悲し気な音色であり、R-GUNはそのギターの主を探した。ギターの主は崖の上におり、その人物は青いGジャンを着込み、白いヘルメットをかぶった青年であった。真っ赤なギターを弾いていた青年は、演奏をやめると、R-GUNの方を向き、叫んだ。
???「アルスマファイター、R-GUN! アルスマファイターの実力がどれほどの物か、僕に見せてみろ!」
そう言ってその青年は崖の上から飛び降りると、地面に着地した。そして、その青年はある行動をとった。
???「チェインジ! スイッチオン! ワン・トゥー・スリー!!」
その青年は両肩のスイッチをONにして、戦闘モードにチェンジした。戦闘モードは赤と青のツートンカラーをしたロボットであり、頭は機械の回路が見えていた。この青年は人間の姿をしているが、実は光明寺博士が犯罪組織ダークを倒す為に密かに作った人造人間なのである。
R-GUN「お前の事はよく知っている、キカイダー、人間の姿の時はジローだな?」
キカイダー「むっ、私の事を知っているのか、私の名はキカイダー、光明寺博士に造られた人造人間だ」
R-GUN「で、お前が今回の挑戦者と言う訳か…手加減はせんぞ」
キカイダー「手加減など無用だ! 今の私は修行の身なのだから!」
キカイダーは飛び上がり、両手で手刀を落とす技、ダブルチョップを放った。R-GUNはとっさに防御態勢を取ったが、その力を前に吹っ飛ばされた。続けて前方回転しながらR-GUNに対してドロップキックを食らわせた。この技の名前は回転アタックと言い、そのまんまな名前だが、威力は高い。更に続けてキカイダーはR-GUNを掴んだまま大車輪して、遠心力を活かしてR-GUNを投げ飛ばした。投げ飛ばされたR-GUNは地面に叩き付けられ、パイロットのイングラムは意識が朦朧とした。
R-GUN(つ…強い…! 奴の格闘センスは、非常に高い…!!)
その時、R-GUNの近くにキャラクターカプセルが落ちてきた。R-GUNは意識が朦朧とする中、キャラクターカプセルを掴んで使用した。キャラクターカプセルの中からは、イナズマンが現れた。
キカイダー(何だろう…彼からは何か僕に近い物を感じる…)
イナズマンは両腕から赤色光線を連射しながらキカイダー目掛けて急降下し、パンチを放った。この技はイナズマンが最も多用した必殺技、超力イナズマ落としである。超力イナズマ落としを食らったキカイダーは一撃で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、R-GUN!!」
こうして、第十一の挑戦者戦は終わった。その後、控え室では挑戦者のキカイダーと共に今回の参戦ファイターが話をしていた。
ジロー「と、言う訳で今回からアルスマに参戦するジローだ、よろしく」
キサラ「この人…本当にアンドロイドなの? 人間にしか見えないよ」
悟空「アンドロイド…て、事ははっちゃんと同じって事か?」
カイト「そう言うことになりますね」
ピッコロ「だが、ドクターゲロの作った人造人間と比べてとても友好的でいいじゃないか」
遊戯「遅れたけど、イングラム、優勝おめでとう!」
イングラム「感謝する」
ダイ「アルスマもかなり続いたけど、今度は誰が優勝するのかな?」
サンシロウ「それは、わいやで!」
遊戯(それは絶対ないな…)
こうして、今回の大乱闘も無事に終了した。ファイター達は大乱闘で互いを高め合い、更に力を付けたのである。そして、新たに参戦した人造人間キカイダー。伝説のヒーローである彼は、大乱闘にどんな風を吹かせるのであろうか?
[原作では…]
初登場は1972年に放送された人造人間キカイダー、タイアップとして連載された漫画版も存在する。犯罪組織ダークに拉致された光明寺博士がダークを倒す為に密かに造った人造人間である。不完全な「良心回路」を持つ為、プロフェッサー・ギルの笛の音が鳴ると、良心と指令の板ばさみとなって苦しむが、変身すると良心回路が完全なものとなる。
[アルスマでは…]
原作終了後の世界線から参戦、時系列的にはTV本編と01の間。一撃一撃が重い格闘技で戦うが、遠距離攻撃が全くと言っていいほどない。その代わり、攻撃力はかなり高く、次々ダメージを与える事が可能である。また、機械の体である為か耐久力も高い部類である。ちなみに、この小説の作者は人造人間キカイダー全話を2回ほど視聴している。参戦させようと思ったきっかけは70年代枠がいない為、誰を出すか悩んだ結果である。
[アルスマ ステージ ダーク基地]
新たなファイターとして参戦したキカイダー。正義のアンドロイドである彼は早速、次の大乱闘に参戦する。肉弾戦を得意とする機械のヒーローは、アルスマにどんな風を吹き起こすのだろうか?
そんな今回の出場ファイターはキカイダー/ジロー、龍騎/真司、ZO/麻生、マジレッド/魁、瑠依、カムイ、マルス、アイスクライマーだ。そして、今回のステージはダーク基地だ。ダーク基地はその名の通り、秘密結社ダークの基地であり、たまにダークロボットが大乱闘に介入してくる。果たして、このステージでアルスマファイター達はどんな戦いを繰り広げるのであろうか?
レフェ子「今回のルールも変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
キカイダー「これは驚いた、辺り一帯がダークの基地になってるじゃないか」
瑠依「これがアルスマ脅威の技術力だよ!」
マジレッド「しっかしこのステージ、まさに悪の秘密基地って感じの見た目だな!」
龍騎「確かに、王道ヒーロー物の敵組織の基地って感じだよな」
マルス「ジローくんの戦った相手は、こんな所に潜んでたんだね」
カムイ「こんな内装にするぐらいなので、よほど気味の悪い組織だったんですね…」
ZO「そう言えば、ネオ生命体がいた場所もここと同じぐらい気味が悪い場所だったよ」
ポポ「ここと同じぐらい!?」
ナナ「世界には悪趣味な人達もいるんだね…」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時にキカイダーがダブルチョップで龍騎を攻撃した。ダブルチョップを食らった龍騎は吹っ飛び、地面に倒れ込んだ。続けてキカイダーは回転アタックでマジレッドを攻撃し、マジレッドを吹っ飛ばした。
マルス「彼、中々やるね!」
カムイ「私達も負けてられません!」
マルスとカムイはそれぞれキカイダーとZOに攻撃を仕掛けた。キカイダーとZOはマルスとカムイの攻撃を受けながらも、反撃し、一進一退の攻防を続けていた。そんな中、アイスクライマーのポポはステージに落ちていたボス・ギャラガを拾い、使用した。ボス・ギャラガはZOの頭上に飛来し、トラクタービームを放ってZOを連れ去ろうとした。戦闘中だったZOは、突然の出来事に対応できず、そのまま場外まで連れ去られてしまった。更に、アイスクライマーのナナもキャラクターカプセルを拾ってきていた。ナナの使用したキャラクターカプセルからは、オフェリアが出現した。オフェリアはカムイと共に戦ったオーディンの娘であり、「宵闇のオフェリア」を自称する厨二病なダークマージの少女である。
カムイ「オフェリアさん!」
オフェリア「ここが歴戦の英雄達が集う地…乙女心が騒ぐわ…!」
オフェリアはミステルトィンの魔法を唱えた。直後、カムイとマルスを極寒の冷気が襲い、2人を撃墜した。
オフェリア「情熱が躍動するわ…!」
そう言ってオフェリアはその場から立ち去って行った。直後、キカイダーはアイスクライマーの二人にダブルチョップを仕掛けた。
ポポ「うわあっ!!」
ナナ「いきなり何っ!?」
キカイダー「他はみんな一人なのに、君達だけ二人とは、卑怯じゃないか?」
マジレッド「いや、それは違うぜ、キカイダー」
キカイダー「どう言う事だ?」
マジレッド「ポポとナナは1人だけじゃ真の力を発揮できない、互いに協力し合って初めて真の力を発揮させているんだ、俺が兄ちゃん姉ちゃんと一緒に魔法戦隊マジレンジャーとして戦ったようにな」
ポポ「そう言う事! 僕達は2人で1人のファイターだからね!」
ナナ「ちゃんとマスターファフニールさんにも許可は貰ってるよ!」
キカイダー「そうだったのか、勘違いをしてすまない」
その時、キカイダーたち目掛けてスマートボムが投げ込まれた。スマートボムは大爆発を起こし、マジレッドとアイスクライマーを撃墜、キカイダーも大ダメージを負ってしまった。
キカイダー「いきなり攻撃を加えたのは誰だ!?」
瑠依「ごめんね~、これも大乱闘だから」
キカイダー「うむ…大乱闘とは、何でもありな競技なんだな…」
龍騎「そう言う事っ!!」
そう言って龍騎はボロボロのキカイダーをドラグセイバーで斬りつけ、そのまま場外まで吹っ飛ばして撃墜した。一方、瑠依は龍騎がキカイダーを攻撃している隙に近くに落ちていたトリモチを拾って龍騎に投げつけた。トリモチは龍騎に命中し、その粘着力で身動きが取れなくなってしまった。
龍騎「何だこりゃ!? 全然身動きが取れねえぞ!?」
瑠依「今ならあの技を放てる!!」
瑠依は高く跳び、腕に力を込め、そのまま剣を振り下ろした。この技は瑠依の得意技の一つ、気合斬りであり、高い威力を誇る。気合斬りを食らった龍騎は場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
瑠依「我ながら決まったな~」
龍騎が撃墜された後、撃墜となったファイター全員がステージに復帰した。それと同時に、ステージに何者かが現れた。現れたのは、ダーク所属のアンドロイド、グレイサイキング、グリーンマンティス、オレンジアントであった。この3体のダークロボットは、アンドロイドマンと言う雑兵のアンドロイドを複数体引き連れ、アルスマファイター達の前に立ち塞がった。
キカイダー「あれは…! ダークのアンドロイド!!」
龍騎「いかにも悪の手先って感じの見た目をしてるな」
すると、アンドロイドマンの大群がアルスマファイター達に襲い掛かって来た。アルスマファイターはそれぞれ反撃し、アンドロイドマンの大群を軽く蹴散らしていた。アンドロイドマンはダークのアンドロイドの中でも最下級のアンドロイドであり、一般人に倒される事もあった。そんなアンドロイドが歴戦の戦士であるアルスマファイターに敵うはずがないのである。
ポポ「あんまり大した事ないね」
ナナ「こんなの、私達の木槌で一発だよ!」
キカイダー「いや、まだ油断してはいけない、あの3体はアンドロイドマンとは比べ物にならない力を秘めている!」
すると、グレイサイキングは顔の角をドリルの様に回転させ、そのまま突進した。そして、そのまま龍騎を角で貫き、場外まで吹っ飛ばして撃墜した。続けてグリーンマンティスは右手の鎌で瑠依を何度も斬りつけ、撃墜した。最期にオレンジアントが爪ミサイルをアイスクライマー目掛けて放ち、爪ミサイルが着弾したアイスクライマーは場外まで吹っ飛ばされて撃墜となった。その後、アルスマファイターを撃墜したダークロボット達は、満足気に去って行った。
マジレッド「とんでもない奴らだったな…」
その時、ステージにアルスマクリスタルが落ちてきた。近くにいたカムイとマルスは真っ先に攻撃を仕掛けたが、中々割れずにいた。直後、マジレッドはマジ・マジカの呪文で全身を炎に包んで敵に突撃する技、レッドファイヤーを放った。レッドファイヤーが命中したカムイとマルスはダメージを受けて吹っ飛ばされ、更にアルスマクリスタルが割れた事でマジレッドは切り札待機状態となった。
ZO「マジレッドくんが取ったか!!」
マジレッドが最後の切り札を発動すると、ステージにマジイエロー、マジブルー、マジピンク、マジグリーンが出現した。この4人は全員マジレッドの兄や姉であり、共に魔法戦隊マジレンジャーとしてインフェルシアと戦った仲間なのである。マジレンジャーの5人はマージ・マジ・マジカの呪文で巨大な5体のマジマジンに変身した。それぞれマジフェニックス、マジガルーダ、マジマーメイド、マジフェアリー、マジタウロスと言う名前である。
魔法戦隊マジレンジャー「我ら、魔神の王となれ! 魔神合体! マージ・ジルマ・マジ・ジンガ!!」
マジマジンになったマジレンジャーの5人はマージ・ジルマ・マジ・ジンガの呪文を唱え、魔神の王、マジキングへと合体した。マジキングはとんがり帽子を被ったような頭部が特徴で、背中には翼があり、飛行可能である。この姿になると、マジマジン単体で苦戦していた冥獣と対等に戦うことが可能なのだ。
マジキング「マジキング、No.1!!」
キカイダー「巨大なロボットになっただと!?」
カムイ「凄く強そうですね!」
マルス「でも、まさかとは言わないが、あのまま僕達を攻撃するつもりじゃないよね?」
マジキングはジー・マジ・ジジルの呪文で魔法剣キングカリバーを召喚した。そして、キングカリバーで魔方陣を描いた直後、背中の翼を展開し、キングカリバーを振り下ろした。この技はキングカリバー魔法斬りと言い、数多くの冥獣を葬って来た必殺技である。キングカリバー魔法斬りは高い威力を誇り、キカイダー、カムイ、マルスは一撃で撃墜されてしまった。必殺技を放った後、マジキングの合体は解除され、マジレッド達は元の姿へと戻った。そして、マジレッド以外の4人はステージから去って行った。
ZO「僕は何とか避けれたけど、あれに当たってたら一撃だったな…」
その後、ステージに龍騎、瑠依、アイスクライマーが復帰した。先手を取ったアイスクライマーは、2人で回転しながらハンマーを振り回した。それでぶん殴られたZOとマジレッドは吹っ飛ばされた。直後、瑠依は更に追い打ちをかけ、クラッカーランチャーを拾い、放った。クラッカーランチャーの弾はZOとマジレッドに命中し、花火のような爆発で2人を撃墜した。
瑠依「よし決まった!」
しかし、2人を撃墜して油断していた瑠依だったが、アイスクライマーはそんな瑠依を狙っていた。アイスクライマーは近くに落ちていたキャラクターカプセルを拾い、使用した。中からはライガータイプのゾイド、ムラサメライガーが出現した。ムラサメライガーは大型ゾイドの中でも地上走行が優れているゾイドであり、背中に装備されたムラサメ・ブレードはバイオゾイドを一刀両断にするほどの切れ味を誇っている。
瑠依「何か知らないけど、機械のライオンが来た!!」
ムラサメライガーはムラサメ・ブレードを機体側面に展開し、そのまま突進して瑠依を斬りつけた。斬りつけられた瑠依は場外まで吹っ飛ばされ、そのまま撃墜となった。その後、役目を終えたムラサメライガーはどこかへと走り去って行った。
ポポ「あのライオンさんかっこよかったなぁ…」
ナナ「しかも強かったね~」
瑠依が撃墜された後、撃墜されたファイター全員がステージに復帰した。それと同時に、ステージに何者かが現れた。現れたのは、ハカイダーとカイメングリーン、白骨ムササビであった。カイメングリーンと白骨ムササビはダーク所属のダークロボットであるが、ハカイダーはキカイダーを倒す為に作られた悪の戦士である。
キカイダー「ハカイダー!!」
龍騎「またヤバいのが来やがった!!」
カイメングリーンは両腕からカイメン炎と言う焼夷弾を放ち、白骨ムササビは肋骨をミサイルとして発射する技、アバラ火の玉を放った。その攻撃に対し、瑠依は先ほどの仕返しとばかりにアイスクライマーの二人を掴み、ダークロボット目掛けて投げつけた。ポポとナナの2人はカイメン炎とアバラ火の玉に命中し、大爆発を起こして場外まで吹っ飛び、撃墜となった。一方のハカイダーは、キカイダーにハカイダーショットを向けていた。
ハカイダー「今日こそ決着をつけるぞ、 キカイダー!!」
ハカイダーはハカイダーショットと言う銀色の拳銃から高周波弾を発射した。キカイダーはその攻撃を回避していたが、避けきれずに被弾、そのまま立て続けに2、3発食らってしまい、撃墜となった。その後、アルスマファイターを撃墜したハカイダー達は、どこかへと去って行った。
マルス「相変わらず強いね、あのロボット達は…」
マジレッド「ったく、ちょっとは強さを調整してほしいもんだぜ!」
その時、ZOの近くにキャラクターカプセルが落ちてきた。ZOがキャラクターカプセルを拾って使用すると、中からルーナが現れた。ルーナは暗夜王国の王女であるカミラの臣下であり、カムイと共に戦った仲間である。赤髪のツインテールが特徴であり、非常に負けず嫌いな性格である。
カムイ「ルーナさん!」
ルーナ「カムイ様じゃないの、悪いけど、今回はあんたの敵よ!」
ルーナは鋼の剣でカムイを攻撃しようとした。カムイはとっさに近くにいた瑠依を掴み、ルーナの方向けて投げつけた。ルーナはそのまま瑠依を3回続けて斬りつけ、場外まで吹っ飛ばして撃墜した。
ルーナ「負けるはずないわ、あたしは強いもの!」
瑠依を撃墜して満足したのか、ルーナはそのまま去って行った。とっさの行動で命拾いしたカムイだったが、まだ脅威は去っていなかった。龍騎が近くに落ちていたモンスターボールを拾って使用したのである。モンスターボールからは鉄の鎧に覆われたポケモン、ボスゴドラが現れた。ボスゴドラは硬い尻尾を叩き付ける技、アイアンテールを放ち、カムイを攻撃した。カムイはアイアンテールの破壊力を前に吹っ飛ばされ、そのまま撃墜となった。その後、役目を終えたボスゴドラは地面に穴を掘って去って行った。
残るファイターは龍騎、ZO、マジレッド、マルスの4人のみとなった。真っ先に先手を取ったのは龍騎であり、龍騎はドラグセイバーでZOを攻撃した。だが、ZOは龍騎の攻撃をかわし、ZOパンチを放ち、龍騎を吹っ飛ばした。ZOは更に追い打ちをかけ、龍騎にZOキックを放った。ZOキックは龍騎に命中し、そのまま龍騎を場外まで吹っ飛ばし、撃墜した。次に行動を開始したのはマルスであり、マルスはマジレッドに攻撃を仕掛けた。だが、マジレッドはジー・ジー・ジジルの呪文でマジパンチを召喚し、両腕に装着した。そして、マルスの攻撃をマジパンチで受け止め、逆にマジパンチでの連続パンチをマルスに浴びせた。マジレッドはトドメにマジ・マジ・マジカの呪文で炎を纏い、高速回転しながら相手に突撃する技、レッドファイヤースクリューアタックを放った。この攻撃を食らったマルスはそのまま場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。こうして、残ったのはZOとマジレッドのみとなった。
マジレッド「決着を付けようぜ! ZOさん!」
ZO「ああ! 臨む所だ! マジレッドくん!」
ZOは連続でZOパンチを放った。マジレッドはマジパンチで防御していたが、ZOのパンチ力を前に怯んでしまい、怯んだ隙にZOパンチを食らい、吹っ飛ばされてしまった。地面にダウンしているマジレッドに対し、ZOはZOキックを放った。マジレッドは寸前で回避したものの、かなりのダメージを負ってしまった。
マジレッド(ZOさんの力、かなりのものだ…でも、俺も負ける訳にはいかない!!)
マジレッドはマジパンチを解除し、マジスティックソードを装備した。マジスティックソードを装備したままマジレッドはマージ・ゴル・マジカの呪文を唱え、炎の竜巻を発生させた。そして、炎の一太刀をZO向けて放ち、ZOを吹っ飛ばした。ZOは何とか耐えたものの、マジレッドは追い打ちにマジ・マジカの呪文を唱え、全身を炎に包み突撃する技、レッドファイヤーを放った。この攻撃はZOに命中し、そのままZOは撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、マジレッド!!」
マジレッド「チェックメイト! マジで決めたぜ、マジレンジャー!!」
こうして、今回のアルスマはマジレッドの勝利となった。マジレッドの勝利を聞いた仲間達は喜び、マジレッドの勝利を祝福した。この試合の後、マジレッド/魁の元にマジグリーン/蒔人の作ったアニキサラダが大量に送られてきた為、魁は他のアルスマファイターと共に食したと言う。その後、今回出場したアルスマファイター達が集まって何やら話をしていた。
麻生「魁くん、優勝おめでとう!」
魁「ありがとう、麻生さん!」
瑠依「う~ん…今回はいい線行ったと思ったんだけどなぁ…」
カムイ「まあ、こんな時もありますよね」
ポポ「僕達、早く優勝したいなぁ…」
ナナ「そうだね…」
ジロー「大丈夫、君達もいつかは優勝できるさ」
マルス「そうだね、きっと優勝できるよ」
真司「そうそう! だから明日からも頑張ろうぜ!!」
魁「努力はいつか実を結ぶんだ! だから、みんなで頑張ろうぜ!!」
瑠依「あの二人…燃えてる…」
こうして、今回の大乱闘は幕を閉じた。アルスマファイター達は競争し合い、自分達を高め合うと共に、絆を深め合っている。全く違う世界から来た者達が、一つの試合を得て分かり合う。この出会いが彼らの人生を大きく変えていくのであろう。アルスマと言う競技は、彼等にとって大切な人生の1ページなのだから。
[アルスマ ステージ 多々良島]
アルスマもすっかり長期番組となり、お茶の間に浸透してきている。関連グッズは飛ぶように売れており、その人気は高いものとなっている。
今回の出場ファイターはティガ/ダイゴ、ネクサス/孤門、ネオス/カグラ、ヴェローナ、マリオ、ルイージ、ウイングマン/健太、R-GUN/イングラムだ。そんな今回のステージは多々良島だ。多々良島は日本のどこかにある無人島であり、怪獣たちが多く生息する怪獣無法地帯である。大乱闘でもたまに怪獣が乱入し、ファイター達を攻撃してくる。この怪獣無法地帯でファイター達は、一体どんな戦いを繰り広げるのだろうか?
レフェ子「今回のルールも変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
ティガ「多々良島…怪獣無法地帯か…」
ネクサス「怪獣が沢山いるなんて、恐ろしいですね」
ネオス「俺の世界にも、荒神島って言う怪獣だらけの島があったっけ」
ウイングマン「怪獣だらけの島…! ヒーローの血が燃えるぜ!!」
マリオ「怪獣島…クッパみたいなのが沢山いるのかな?」
ルイージ「それっておっかないよ、兄さん」
ヴェローナ「怪獣が沢山いようと、私達のする事は変わりません」
R-GUN「ヴェローナの言う通りだ、俺達は、いつも通り大乱闘をすればいい」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時に、マリオがファイアボールをウイングマンに放った。だが、ウイングマンはバリアレイバーでファイアボールを切り払い、逆にウイングマンはバリアレイバーでマリオを斬りつけた。マリオは吹っ飛ばされたものの、撃墜とまでは行かず、近くにいたR-GUNを掴み、ジャイアントスイングでネクサスの方に投げ飛ばした。R-GUNはネクサスにぶつかり、地面に倒れ込んでノックダウンした。そこを狙ったヴェローナは地面を駆け、両手に持った二本の剣でR-GUNとネクサスをすれ違いざまに斬りつけた。この技はヴェローナの得意技の一つ、ツインストライクである。ツインストライクを食らったR-GUNとネクサスは場外まで吹っ飛び、撃墜となった。
ネオス「いきなり撃墜されたか!」
ティガ「これは僕達もうかうかしてられないよ!」
そう言ってネオスとティガは他のファイターの所へと向かおうとした。その時、二人の足元から地底怪獣マグラーが現れた事で吹っ飛ばされた。マグラーは凶悪そうな顔をしているが、実際は自分より強いレッドキングを見て逃げ出した臆病な怪獣である。戦闘面でもそれほど強い怪獣ではなく、最後は科特隊のナパーム手榴弾で倒された弱い怪獣である。マグラーに吹っ飛ばされ、地面に叩き付けられたネオスとティガは、マグラーの方を向いた。
ネオス「いてて、何かと思えばマグラーか…」
ティガ「マフラー?」
ネオス「マフラーじゃなくてマグラー!」
マグラーはティガとネオスの方をしばらく向くと、地面に潜って去って行った。ティガとネオスは立ち上がり、大乱闘を再開しようとした。しかし、彼等の前にいたのは、どくろ怪獣レッドキングであった。レッドキングはトウモロコシみたいなでこぼこした体が特徴であり、多々良島で一番強い怪獣とされている。力がとても強く、敵に岩石を投げて攻撃する。
ネオス「どくろ怪獣レッドキング!!」
ティガ「とても強そうな怪獣だな…」
レッドキングはティガとネオスを殴り倒した。殴り倒され、一瞬意識が飛んだティガとネオス、その二人の足を掴んだレッドキングは、二人を何度も地面に叩き付けた。蓄積ダメージが増加した二人はレッドキングに投げ飛ばされ、そのまま場外に吹っ飛び、撃墜となった。なおも暴れ足りないレッドキングは、ヴェローナに岩石を投げつけた。投げつけた岩石はヴェローナに直撃し、ヴェローナはそのまま撃墜となった。その後、暴れて満足したレッドキングはどこかへと去って行った。
ルイージ「クッパみたいにおっかない怪獣だったなぁ…」
マリオ「クッパより強いかもしれないね、あの怪獣」
その時、ルイージの近くにキャラクターカプセルが落ちてきた。ルイージはすぐにキャラクターカプセルを拾ったものの、ウイングマンのパンチを食らって落としてしまった。ウイングマンはルイージが落としたキャラクターカプセルを取ろうとしたものの、先にマリオが拾った。
ウイングマン「あっ! しまった!!」
マリオ「これは僕が貰うよ!」
マリオはキャラクターカプセルを使用した。すると、中からはゼーガペイン・アルティールが姿を現した。アルティールは緑の光装甲を持った機体であり、装備・性能ともにバランスが取れた機体である。機動力に優れており、近距離戦と中距離戦を得意としている。アルティールはQLと言う量子変換エネルギーを実体化させた刀、ホロニックブレードでルイージとウイングマンを連続で斬りつけた。トドメにQLを消費して実体化させた銃、ホロニックランチャーを装備し、一筋のビームを放った。放たれたビームはルイージとウイングマンに直撃し、撃墜となった。その後、ゼーガペイン・アルティールは飛び去って行った。しばらくすると、撃墜されたファイター達が全員ステージに復帰し、まだ1回しかやられてないマリオに攻撃を仕掛ける為、マリオに接近した。
マリオ「ちょっとみんな落ち着こうか? 話せば分かるから…うわぁぁぁっ!!」
マリオは慌てて逃げ出したが、ネクサスがマッハムーブでマリオを先回りし、蹴りを放って上空に吹き飛ばした。そこにティガがハンドスラッシュを放ち、マリオを撃墜した。こうして、ファイター達全員が1回ずつ撃墜となったのである。
ティガ「さて、勝負はまだこれからだ!」
その時、ステージにキャラクターカプセルが2個落ちてきた。1個はさっきマリオに取られて使用できなかったウイングマンが取り、もう一つはR-GUNが取った。ウイングマンが使用したキャラクターカプセルからは星野アイが、R-GUNが使用したものからはネオゲッター1が現れた。星野アイは以前も大乱闘に現れた完璧で究極のアイドルである。一方のネオゲッター1は神隼人が開発したスーパーロボットであり、ネオゲッターロボの地上形態である。
ウイングマン「めっちゃ可愛いアイドルだ! それに、あっちのロボットも超かっけー!!」
R-GUN「だが、このアシストキャラ達、関係性はないはずなのに、妙に相性が良さそうだな…」
アイ「アルスマファイターの皆さん、聴いてください! STAR☆T☆RAIN!」
アイは持ち歌である「STAR☆T☆RAIN -アイ Solo Ver.-」をどこからか現れたステージの上で歌った。その歌声によってウイングマンは力を引き出され、能力が上昇した。曲が終了すると、アイはファイター達に手を振りながら去って行った。一方、ネオゲッター1は両手の間にプラズマエネルギーを収束させた後、頭上に掲げ、ティガにぶつけた。この技はプラズマサンダーと言い、ネオゲッター1の必殺技なのである。プラズマサンダーはティガに着弾し、大爆発、ティガは撃墜されてしまった。その後、役目を終えたネオゲッター1はどこかへと去って行った。
ウイングマン「今の俺は最強! いや、超最強だ!!」
ウイングマンは両手に短剣状態のクロムレイバーを持ち、高速回転しながらR-GUNに体当たりした。この技はドライバーレイドと言い、地面に潜る事も可能な技である。ドライバーレイドを食らったR-GUNは場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。続けてウイングマンはネオスに狙いを定めた。ネオスはネオスラッシュを放ち、ウイングマンを迎撃したものの、バリアレイバーでネオスラッシュを砕かれてしまった。ウイングマンは1秒間に数十発のパンチを放つコンティニパンチを放ってネオスを吹っ飛ばした直後、つま先を尖らせて放つキック、ウイングル・クラッシュを放った。この連続攻撃を食らったネオスは場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。ネオスを撃墜した所でウイングマンの能力強化は解除され、元の強さに戻った。
ウイングマン「おっと、元の強さに戻っちまったか…」
ここで撃墜されたマリオがステージに復帰し、元の強さに戻ったウイングマンに狙いを定めた。マリオは高速回転して攻撃する技、マリオトルネードでウイングマンを攻撃してウイングマンを上空まで吹っ飛ばした。その直後、マリオのジャンプ力を生かして放つパンチ技、スーパージャンプパンチを放ってウイングマンを撃墜した。
マリオ「油断は大敵だよ!」
そのマリオにゆっくりと接近する敵影があった。それは、怪奇植物スフランであり、スフランはマリオにゆっくりと近づき、強く締め付けた。スフランは植物でありながらかなりの怪力の持ち主であり、一度締め着くと人間の力で振りほどく事は難しい。
マリオ「マンマミーア! 本当に油断していたのは僕だった!」
マリオはそのまま場外まで連れ去られ、撃墜となった。更に、ステージには有翼怪獣チャンドラーが現れた。チャンドラーはコウモリによく似た外見の大きな翼を持った怪獣である。よく似た怪獣に冷凍怪獣ペギラが存在し、一見、耳の付いたペギラにしか見えないが、そのペギラとは何かの関係性があると考察されている。チャンドラーは両腕を羽ばたかせ、突風を巻き起こした。この突風はレッドキングが吹き飛ばされそうになるほどの突風であり、かなりの風速である事が伺える。
ルイージ「うわわ…吹き飛ばされちゃうよぉぉぉ!」
ヴェローナ「それもそうですが、私はスカートが捲れそうです…」
ネクサス「チャンドラー! やめてくれぇぇぇっ!」
その後、3人は突風に吹き飛ばされ、撃墜となった。3人を撃墜した後、敵がいなくなった事を確認したチャンドラーは飛び去って行った。全員が撃墜となった後、撃墜されたファイター達全員がステージに復帰した。既に全員が2回ずつ撃墜されているので、ここで勝負が決まるのである。
ヴェローナ「さあ、決着を付けますよ!」
マリオ「絶対に負けないよ!」
ルイージ「僕も頑張るよ」
ルイージは力を溜め、ロケットの如く頭突きをマリオに食らわした。突然攻撃を食らったマリオは吹っ飛ばされ、怒ったマリオはルイージにヒップドロップを放った。ルイージはマリオに押し潰されたものの、負けずにマリオにパンチやキックを浴びせていた。それに対し、兄であるマリオも負けじとパンチやキックを放った。
ネオス「ありゃりゃ、あれはもう兄弟喧嘩だね」
その時、ネオスの足元にキャラクターカプセルが落ちてきた。ネオスはキャラクターカプセルを拾おうとしたが、R-GUNの放ったマシンガンの弾丸を食らい、吹っ飛ばされてしまった。その隙にR-GUNはキャラクターカプセルを拾い、使用した。キャラクターカプセルの中からはラーゼフォンが姿を現した。ラーゼフォンは頭に翼の生えた巨神であり、素材、構造、動力、全てが未知の機械仕掛けの神である。
R-GUN(この機体からは凄まじい力を感じる…!)
ラーゼフォンは光の弓矢を作り出し、マリオとルイージに狙いを定め、放った。光の矢はマリオとルイージを射抜き、二人を一撃で撃墜した。その後、役目を終えたラーゼフォンはどこかへと去って行った。
ウイングマン「とんでもなく強いロボットだったな…」
そんなウイングマンに対し、ティガはキックを放った。ウイングマンはとっさに回避行動をとり、攻撃を回避した。その時、近くにボス・ギャラガが落ちてきた為、拾って投げた。ボス・ギャラガはしばらく飛行すると、ティガ目掛けて飛来し、トラクタービームを放った。ティガはトラクタービームに捕らえられ、そのまま場外まで連れ去られてしまった。一方、キャラクターカプセルを奪われたネオスは近くに落ちていたハイパーバズーカを拾っていた。そして、その銃口をキャラクターカプセルを奪った張本人であるR-GUNに向け、撃った。
発射された弾頭はR-GUNに着弾し、大爆発。R-GUNは場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
残ったファイターはネクサス、ネオス、ヴェローナ、ウイングマンの4人だけとなった。4人は決着をつける為、最期の戦いを繰り広げた。最初に行動したのはネクサスであり、ネクサスは近くにあったキャラクターカプセルを拾って使用した。中からはゴッドグラヴィオンが姿を現した。ゴッドグラヴィオンはグランカイザー、Gアタッカー、Gストライカー、Gドリラー、Gシャドウの5機が合体して誕生するスーパーロボットである。
ウイングマン「合体ロボ!? かっけー!!」
ゴッドグラヴィオンは油断しているウイングマンに左手を向け、ロケットパンチの要領で発射した。この技はグラヴィトンプレッシャーパンチと言い、所謂ロケットパンチである。発射されたゴッドグラヴィオンの拳はウイングマンの腹部を直撃し、ウイングマンは場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。その後、役目を終えたゴッドグラヴィオンはどこかへと飛び去って行った。こうして、残るファイターも3人となったその時、ステージに友好珍獣ピグモンが現れた。ピグモンがユーモラスで愛らしい見た目をしている怪獣ではあるが、自らの命を犠牲にして他者を助ける勇敢な怪獣でもある。そのピグモンはステージをしばらくうろつき、アルスマクリスタルが落として去って行った。
ネオス「アルスマクリスタル…!」
ヴェローナ「あれは取らないと…!」
ネクサス「君達に取らせはしない!!」
ネクサスはマッハムーブでアルスマクリスタルの近くに移動すると、蹴りを放った。当然、この程度で割る事はできなかった為、ネクサスは何度もアルスマクリスタルを攻撃していた。その直後、ネオスの放ったネオスラッシュがアルスマクリスタルごとネクサスを攻撃し、ネクサスは吹っ飛ばされた。しかし、それでもまだアルスマクリスタルは割れなかった。続けてヴェローナが2本の剣で対象を切り裂く技、ダブルスラッシュを放った。この攻撃で遂にアルスマクリスタルは割れ、ヴェローナは切り札待機状態となった。
ネオス「しまった! ヴェローナが取った!!」
ネクサス「何とかしてかわさないと…!!」
二人は何とかかわそうとしたが、回避が間に合わず、ヴェローナの持つ2本の剣で切り裂かれてしまった。2本の剣を交差させ、相手を切り裂くこの技はクロスブレイクと言い、高い威力と破壊力を持つヴェローナ一番の必殺技である。この奥義を食らったネクサスとネオスは一撃で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、ヴェローナ!!」
ヴェローナ「ナイル様…見ていてくださいましたか…?」
こうして、今回のアルスマはヴェローナの勝利となった。ヴェローナの優勝を聞いたナイル達はヴェローナの勝利を祝福し、喜んだようである。但し、まだナイルはヴェローナの好意に気付いてないようであり、仲間からは鈍感だなと思われたそうな。その後、今回出場したアルスマファイター達が集まって何やら話をしていた。
カグラ「優勝おめでとう! ヴェローナ!」
ヴェローナ「ありがとうございます、カグラさん」
イングラム「ヴェローナは若いのに、いい太刀筋をしているんだな」
ヴェローナ「はい、親に厳しく指導されたので…」
ルイージ「厳しく?」
ヴェローナ「私の親は酷い親でして、元々剣を振る事が嫌いだった私に無理やり剣を握らせたんです…」
マリオ「自分の娘が嫌がる事を強要するなんて、許せないよ!」
ヴェローナ「でも、今はナイル様をお守りする為にこの剣が役に立っているんですよね、それだけは感謝しないと…」
ダイゴ「しかし、今回は沢山怪獣に出会ったなぁ…」
孤門「怪獣総進撃って感じでしたね」
カグラ「俺の世界にある荒神島並に怪獣が沢山いたよ」
健太「怪獣が沢山…! う~! 最高に興奮するぜ!!」
ダイゴ「…ヒーロー好きには最高に興奮するシチュエーションなんだね…」
孤門「僕達ウルトラマンからすれば絶望以外の何物でもないんですけどね…」
こうして、今回の大乱闘は幕を閉じた。怪獣島での熱い大乱闘で、ファイター達は互いに絆を深めた。アルスマは競技であり、見世物ではあるが、その裏でファイター達は絆を深めている。違う世界や場所で生まれた者達が大乱闘を通じ、一つになる。そしてその絆はいつか、世界を変えるかもしれないのである。
[アルスマ チーム戦 惑星Zi]
アルスマ界のマスターであるマスターファフニールは一家揃ってスマブラシリーズの大ファンであり、シリーズは全作やっているそうである。ちなみに、一番のお気に入りはスマブラXであり、理由は亜空の使者が神過ぎるからとの事。マスターファフニール曰く、このゲームモードの為だけにXをやる価値は十分にあるらしい。今回のアルスマはチーム戦であり、前回と違って今回は2人1組、合計4チームのチーム戦である。
チームはそれぞれ円谷チーム、東映チーム、スクエニチーム、任天堂チームの4チームである。今回の出場ファイターは、円谷チームがネクサス/孤門、ネオス/カグラ、東映チームがZO/麻生、マジレッド/魁、スクエニチームがエイト、クラウド、任天堂チームがマリオ、キャプテン・ファルコンだ。そして、今回のステージは惑星Zi、優れた戦闘能力と自らの意思を持つ金属生命体ゾイドが存在している惑星である。金属生命体ゾイドの存在するこのステージでは、定期的に様々なゾイドが大乱闘に乱入してくる。このステージで、ファイター達はどんな戦いを繰り広げるのであろうか?
レフェ子「今回はチーム戦ですが、ルールは変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
ネクサス「前回チーム戦やった時は2チームだったけど、今度は4チームか…」
ネオス「面白そうだな、混戦になったら厄介だろうけど」
ZO「で、この惑星Ziは金属生命体ゾイドがいるんだってね」
マジレッド「金属生命体…響きがカッコいいぜ!!」
エイト「ゾイドって、どんな生き物なんだろ」
クラウド「車や飛行機から変形したりは…しないよな…」
マリオ「チーム戦! 協力して戦おう!!」
キャプテン・ファルコン「YES!!」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時に、キャプテン・ファルコンがファルコンキックをネクサスに放った。ネクサスは突然の攻撃に対応しきれず、モロに食らって吹っ飛ばされた。
ネクサス「いきなりか!」
一方、スクエニチームのエイトとクラウドはそれぞれライデインとサンダラを唱えて攻撃した。雷魔法の同時攻撃にZOとマリオは命中してしまい、大ダメージを受けて吹っ飛ばされた。だが、吹っ飛ばされた先にはアイテムがあった。そのアイテムは、キャラクターカプセルとモンスターカードであり、ZOはキャラクターカプセルを、マリオはモンスターカードを拾って使用した。使用したキャラクターカプセルからはガンキャノンが、モンスターカードからはカース・オブ・ドラゴンが現れた。ガンキャノンはキャノン砲を放ち、クラウドを爆風で吹っ飛ばして撃墜した。一方のカース・オブ・ドラゴンは既にダメージを受けていたネクサスにヘル・フレイムを吐き、場外まで吹っ飛ばして撃墜した。その後、役目を終えたガンキャノンとカース・オブ・ドラゴンは去って行った。
アシストキャラが去った直後、ステージに複数のゾイドが出現した。現れたのは、オオカミ型ゾイドのコマンドウルフ、恐竜型ゾイドのレッドホーン、バイソン型ゾイドのディバイソンである。3機はアルスマファイターを発見すると、攻撃を仕掛けてきた。
ネオス「あいつら、俺達を狙ってないか?」
マリオ「まさかとは言わないけど、僕達を攻撃する気かな?」
エイト「攻撃態勢を取ってるから、間違いなく攻撃してくるね」
コマンドウルフはマリオ目掛けて対ゾイド2連装ビーム砲座からビームを放ち、マリオに着弾させ、大爆発を発生させてマリオを撃墜した。続けて、レッドホーンは頭部に生えたクラッシャーホーンでネオスを弾き飛ばし、場外まで吹っ飛ばして撃墜した。更に続けてディバイソンは地面を駆け、頭部のツインクラッシャーホーンでエイトを弾き飛ばし、一撃で場外まで吹っ飛ばして撃墜した。その後、ゾイド達は気が済んだのか、どこかへと去って行った。
ZO「とんでもない奴らだったな…」
キャプテン・ファルコン「私達に突撃して吹っ飛ばすとは、何と恐ろしい…」
マジレッド「いやいや、あんたら2人も同じ事してるからな?」
すると、マジレッドの近くにアイテムが落ちてきたので、マジレッドは拾って使用しようとした。しかし、キャプテン・ファルコンのファルコンナックルを食らって落としてしまった。キャプテン・ファルコンはマジレッドの落としたキャラクターカプセルを拾って使用すると、中からイカルガが現れた。イカルガは銀鳳騎士団の旗機であり、背中から伸びる四本の副腕、「執月之手(ラーフフィスト)」を備えた姿と、その仮面の形相から、「鬼神」の異名で呼ばれている青い幻晶騎士である。大出力・高火力を有する半面、あまりにも複雑かつ、ピーキーな機体へと至ってしまったため、性能をフルに発揮できる人物はパイロットであるエルただ一人のみであり、「地上最高の戦闘力を持つ、史上最高の欠陥機」とも呼ばれる機体となっている。イカルガは銃装剣(ソーデットカノン)を両手で構えると、そこから最大出力の法撃を放った。その攻撃に、ZOとマジレッドは飲み込まれ、消滅してしまった。二人を撃墜した後、役目を終えたイカルガは飛び去って行った。
キャプテン・ファルコン「中々やるな、あのロボット」
その直後、撃墜となったファイターが全員ステージに復帰した。現在、キャプテン・ファルコン以外の全員が1度撃墜されており、戦況としては任天堂チームが優勢であった。そんな時、ステージにマスターボールが一個落ちてきた。マスターボールを真っ先に拾ったのはネクサスであり、高速移動する技、マッハムーブで一気にマスターボールの所まで行き、拾ったのである。ネクサスがマスターボールを拾うと、中からはミュウツーが現れた。ミュウツーは幻のポケモン、ミュウの遺伝子から作られた最強のコピーポケモンである。
ネクサス「このポケモン…凄いプレッシャーを放っているな!」
ミュウツーは黒い影の塊を投げつける技、シャドーボールを放った。シャドーボールはユラユラと飛んで行き、キャプテン・ファルコンに命中した。キャプテン・ファルコンは大きく吹っ飛ばされ、その直後、ミュウツーはテレポートし、キャプテン・ファルコンの近くに移動した。そして、シャドーボールを零距離でもう一撃放ち、キャプテン・ファルコンは場外まで吹っ飛び撃墜されてしまった。キャプテン・ファルコンを倒したミュウツーは静かにテレポートし、去って行った。一方、ネオスとZOはエイトと戦っており、連続攻撃でエイトを苦しめていた。クラウドもエイトに加勢しようとしたが、ネオスのネオスラッシュを食らい、クラウドは吹っ飛ばされてしまった。その直後、ZOのZOキックを食らい、エイトは大ダメージを受けてしまった。蓄積ダメージも大きくなり、もはや後がないエイト、その時、エイトはある手段を考えていた。
エイト(僕はもうこれ以上戦えない…どうせやられるぐらいなら…!!)
エイトはネオスとZOに接近すると、自爆呪文のメガンテを唱えた。直後、エイトの体は大爆発を起こし、ネオスとZOを消し炭にした。自身が大ダメージを受け、このままやられるぐらいならと、エイトは自分の身を犠牲にしたのである。もっとも、大乱闘では死ぬ事は決してないので、安心してメガンテを放つ事ができるのである。
クラウド「エイト…! 自分の身を犠牲にして…! お前が作ったチャンスは、決して無駄にしない!!」
マジレッド「いや、まだエイトはストックが1あるから!!」
その時、撃墜されたキャプテン・ファルコンがステージに復帰した。キャプテン・ファルコンはステージに降り立つと同時に、落ちていたキャラクターカプセルを拾って使用した。キャラクターカプセルの中からはシャロン・ホーリーグレイルが現れた。シャロンはエクソシスト集団の星天教会に所属するシスターであり、純潔のシャロンのコードネームを持っている。蹴り技を主体として戦い、元の世界ではパワードスーツを着用してキサラを倒す寸前まで追い詰めた事もある。
シャロン「ここがアルスマと言う競技が行われている所か…で、呼ばれたからには何をすればよいのだ?」
キャプテン・ファルコン「とりあえず、私とあそこにいる髭のおじさん以外を攻撃してくれればいいぞ」
マリオ「髭のおじさん!?」
シャロン「分かった、この私に任せておけ」
シャロンはクラウドに近づくと、蹴りを複数回にわたって放ち、頭部にかかと落としを放つ技、脳天かかと落としを放った。この技を食らったクラウドは地面に叩き付けられ、トドメに強力な蹴りを食らい、場外まで吹っ飛ばされた。
シャロン「こんな感じでよいのだろう? 私は疲れたから帰るぞ」
キャプテン・ファルコン「ありがとう、感謝する」
その後、役目を終えたシャロンは帰って行った。それと同時にステージに複数のゾイドが現れた。現れたゾイドはライオン型ゾイドのライガーゼロ、ヘラジカ型ゾイドのランスタッグブレイク、クジャク型ゾイドのレインボージャークウインドである。
マジレッド「げっ! またゾイドが来やがった!!」
キャプテン・ファルコン「これまた強そうな相手が来たな!!」
マリオ「てか、またこっちに向かってるよ!!」
ライガーゼロは前足に装備したストライクレーザークローでマジレッドに攻撃を仕掛け、マジレッドは回避しようとしたが間に合わず、切り裂かれて撃墜となった。ランスタッグブレイクは機体側面にあるスラスターランスでキャプテン・ファルコン貫き、場外まで吹っ飛ばされて撃墜となった。レインボージャークウインドはマリオ向けて飛翔し、マリオは慌てて逃げ出したが間に合わず、リーオ製の羽ですれ違いざまに斬りつけられて撃墜となった。その後、ゾイド達は気が済んだのか、どこかへと去って行った。
ネクサス「僕は狙われなかったか…良かった…」
だが、そのネクサスも一機のゾイドに狙われていた。そのゾイドは肉食恐竜型ゾイドのデスザウラーであり、デスザウラーは遠距離から荷電粒子砲の発射態勢を取っていた。デスザウラーは背中の荷電粒子吸入ファンから大気中の荷電粒子を吸収し、体内でエネルギーに変換した後に首の粒子加速器で光速まで加速させ、口腔部から発射した。この荷電粒子砲はあらゆる物質を原子レベルまで分解・消滅させる武装であり、それに呑まれたネクサスは何が起こったのか理解する間もなく、消滅した。その後、デスザウラーはどこかへと去って行った。
全チームのファイターが2度ずつ撃墜され、残ったストックは全員1となった。撃墜となったファイターは全員ステージに復帰し、最期の戦いが始まった。
マリオ「さあ、決着を付けようか!」
マジレッド「絶対負けないぜ!!」
エイトは真っ先に攻撃を仕掛け、剣に炎を纏って斬りつける技、かえん斬りをネオスに放った。ネオスはネオスラッシュで迎撃しようとしたが、回避され、そのままかえん斬りを食らってしまった。更に追い打ちをかけるように、クラウドはサンダガの魔法を唱え、電撃でネオスを攻撃、ネオスは撃墜されてしまった。ZOはジャンプし、その勢いでキャプテン・ファルコンにZOパンチを放った。だが、キャプテン・ファルコンはその攻撃を防御し、ファルコンナックルと言う炎を纏ったアッパーを放った。更に続けて炎を纏ったキックのファルコンキックを放ち、ZOを撃墜した。仲間がやられ、後がない円谷チームのネクサスと東映チームのマジレッド。そんな時、2人の近くにキャラクターカプセルが落ちてきた。これを天の恵みと受け取った2人は、キャラクターカプセルを拾って使用した。ネクサスの使用したキャラクターカプセルからはバルゴンが、マジレッドの使用したキャラクターカプセルからは未来戦隊タイムレンジャーが現れた。バルゴンはトカゲの様な見た目をした冷凍怪獣であり、舌を伸ばし人間を捕食するほか、舌の先から冷凍液を放つ。更に、背中から殺人虹光線を放ち、遠くにある人間の兵器を破壊するなど、かなり強い怪獣なのである。一方の未来戦隊タイムレンジャーはレッド、ピンク、ブルー、イエロー、グリーンで構成された戦隊であり、レッド以外の4人は30世紀から来た未来人である。バルゴンは背中から殺人虹光線を放った。殺人虹光線は綺麗な虹の曲線を描きながら飛んで行き、クラウドに直撃した。直撃した瞬間、大爆発が発生し、クラウドは場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。一方、未来戦隊タイムレンジャーは左腕に装備したクロノチェンジャーからぼるユニットと言う5つの重火器を取り出した。直後、タイムレッドの「ビルドアップ!」の掛け声で合体させ、巨大バズーカ砲のボルテックバズーカを完成させた。そして、タイムピンクの「ターゲット」、タイムレッドの「ロックオン!」の掛け声と共に目標のキャプテン・ファルコンを捕捉し零下270度の凍結剤の加圧超低温光弾プレスリフレイザーをタイムレッドの「プレスリフレイザー!!」を合図に発射した。この攻撃の直撃を食らったキャプテン・ファルコンは圧縮冷凍され、小さなフィギュアみたいな姿になり、その場で撃墜扱いとなった。その後、役目を終えたバルゴンと未来戦隊タイムレンジャーは去って行った。そして、残るファイターは4チームからそれぞれ1人ずつ、ネクサス、マジレッド、エイト、マリオの4人となった。
ネクサス「残ったのは僕達だけか…」
マジレッド「これは負けられねえな!」
エイト「先にやられたクラウドくんの為にも頑張らないとね!」
マリオ「よし! 決着を付けよう!」
ネクサスはマリオに対し、胸のエナジーコアからコアインパルスと言う光線を放った。しかし、マリオはその攻撃を回避し、ネクサスの足を掴んでジャイアントスイングでマジレッド目掛けて投げ飛ばした。マジレッドは飛んできたネクサスに命中し、ダメージを受けてしまった。そこにエイトがチャンスとばかりにベギラマを唱え、激しい火炎がネクサスとマジレッドを襲った。それに対し、ネクサスはとっさに下敷きになっていたマジレッドをベギラマの方に投げ飛ばした事で、マジレッドはベギラマに命中、大ダメージを受けてしまった。更に続けてエイトはマジレッドに接近すると同時に、はやぶさの如く2回連続でマジレッドを斬りつけた。この技ははやぶさ斬りと言う技であり、はやぶさの如く2回連続で斬りつける事からこの名前がついた。大ダメージを受けた状態でこの技を食らってただで済むはずがなく、マジレッドは撃墜となってしまった。
東映チームが全滅した事で、残るは3チームとなったその時、ステージに一機のゾイドが出現した。そのゾイドはライオン型ゾイドのブレードライガーであり、腰の部分にレーザーブレードと言うエネルギーを身に纏って相手を斬る実体剣が装備されている。
エイト「このタイミングでまたゾイドがやってきた!!」
ブレードライガーはレーザーブレードを展開し、ロケットブースターを併用してファイター達の方に突撃した。そして、すれ違いざまにエイトを斬りつけ、エイトを一撃で場外まで吹っ飛ばし、撃墜した。続けて、エネルギーシールドを機体前面に展開したままネクサスに突撃した。凄まじい速度でぶつかられた事で、ネクサスは場外まで吹き飛ばされ、撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、任天堂チーム!!」
マリオ「今の僕は、Newスーパーマリオだね!」
こうして、今回のチーム戦は任天堂チームの勝利となった。今回のチーム戦も視聴者からはかなり好評であり、次回のチーム戦も待ち望まれる事となった。そして、今回のアルスマもいつも通り終わると思われていたが、今回は違った。何と、第十二の挑戦者が現れたのだ。
マリオ「今回の挑戦者は、君かい?」
???「ああ、そうだ、俺は浮世英寿(うきよ えーす)、まさかスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズである俺の相手がスーパースターのマリオとはな…」
マリオ「スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズか…これはスーパースターである僕も負ける訳にはいかないね!」
英寿「それは俺も同じだ」
英寿は腰に装着したデザイアドライバーと言うシンプルなデザインの黒いベルトの右側に、マグナムレイズバックルと言うデバイスを装填した。すると、デザイアドライバーの「SET」と言う音声と共に変身待機状態となり、英寿は指パッチンと共に変身の掛け声を叫んだ。
英寿「変身!」
英寿はマグナムレイズバックルのアプルーバルリボルバーを回転させ、ストライクトリガーを押した。すると、「MAGNUM」のコールの後に黒のメイン装甲の上に白い装甲が装着され、「READY FIGHT」の音声と共に、仮面ライダーギーツ マグナムフォームへと変身した。ギーツは白いキツネの様な見た目をした仮面ライダーであり、実際、頭部にはキツネの耳の様な形状をした「ギーツイヤー」があるほか、背面には紅白マフラーの「ギーツテイル」を装備している。そして、腕にはマグナムシューター40Xと言う白がメインカラーの銃を装備している。
マリオ「キツネ!?」
ギーツ「さあ、ここからがハイライトだ!」
ギーツはマグナムシューター40Xを撃ち、マリオに攻撃を仕掛けた。だが、マリオはスーパーマントを使い、その攻撃を反射した。しかし、ギーツは反射された攻撃を全て撃ち落とし、無力化した。
マリオ「君、中々やるようだね、普通なら当たってるよ」
ギーツ「まあ、簡単に言えば、戦って来た年季が違うって訳さ」
マリオ「それは僕も同じだよ!」
マリオはギーツに接近すると、ギーツの足を掴んでジャイアントスイングで投げ飛ばした。しかし、ギーツは投げ飛ばされても上手く着地し、着地と同時にマグナムシューター40Xで攻撃を仕掛けた。予想外の行動に今度ばかりはマリオも対応できず、攻撃をモロに食らってしまい、ダメージを受けてしまった。
マリオ「くっ! 君、見た感じ僕より若そうだけど、一体何年戦ってきたんだい?」
ギーツ「ざっと2000年かな」
マリオ「………え?」
ギーツ「まあ、普通信じてもらえないよな」
ギーツはなおもマグナムシューター40Xで攻撃を仕掛けた。その攻撃を回避し続けるマリオ、その時、近くにキャラクターカプセルが落ちてきた。だが、ギーツは真っ先にキャラクターカプセルを拾いに行こうと走り出した。ギーツの足は速く、このままでは間に合わない、その時、マリオの近くに一つのアイテムが落ちてきた。そのアイテムはタイマー、取ると何かがスローになるアイテムであり、状況によっては良くも悪くもなるアイテムである。マリオは一発逆転を懸け、タイマーを取った。すると、ギーツの動きがスローになり、それはまるでスロー再生したビデオのようであった。
ギーツ(何だ? 俺の動きがスローモーションみたいになっている!?)
マリオ「これはいただくよ!」
そう言ってマリオはキャラクターカプセルを取った。すると、中からはムラサメライガーが姿を現した。ムラサメライガーは以前も登場したライオン型ゾイドであり、ムラサメライガーは機体側面にムラサメ・ブレードを展開し、突進してギーツを一刀両断にした。そして、ギーツは場外まで吹っ飛ばされて撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、マリオ!!」
こうして、第十二の挑戦者戦は終わった。その後、控え室では挑戦者のギーツと共に今回の参戦ファイターが話をしていた。
英寿「と、言う訳で、新たなファイターとなった浮世英寿だ、よろしくな」
麻生「新たな仮面ライダーか…先輩として負けられないな」
英寿「最も、俺は先輩相手だろうと、負けるつもりはないさ」
孤門「自身、あるんですね」
英寿「もちろんだ、俺は西暦元年から戦っているからな」
魁「へ~、いきなり冗談を言うなんて、英寿さんって結構面白い人なんだな」
エイト「西暦元年って事は、2000年ぐらいだよね? 流石に2000年生きた普通の人間なんて聞いた事ないよ」
英寿「…別に2000年間生きた訳ではないんだがな…」
カグラ「遅れたけど、マリオさんとキャプテン・ファルコンさん、優勝おめでとう!」
マリオ「ありがとう!」
キャプテン・ファルコン「私達は協力して優勝を勝ち取った! F-ZEROレースで一位になった時かそれ以上に気持ちがいい!」
英寿「アルスマで優勝するのはそんなに気持ちがいいのか…興味があるな…」
クラウド「悪い気はしないぞ、興味があれば優勝してみるんだな」
英寿「ああ、そうさせてもらうよ」
こうして、今回のチーム戦は幕を閉じた。安定して人気のあったチーム戦は、これからも定期的に行われていくらしい。そして、新たなファイターの仮面ライダーギーツ。謎多き青年の浮世英寿が変身するキツネの仮面ライダーは、大乱闘にどんな風を巻き起こすのだろうか?
[原作では…]
初登場は2022年7月22日に公開された劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア、後に仮面ライダーリバイスの最終回に英寿が先行登場するほか、主役作品の仮面ライダーギーツも放送され、爆発的な人気を博した。デザ神に選ばれるとどんな願いも叶うデザイアグランプリで繰り返し不敗を誇る最強のデザイアグランプリ参加者であり、キツネモチーフの仮面ライダーギーツの変身者である。高い戦闘センスを誇り、大体の戦闘でも余裕を持った戦いを見せており、他の参加者が変身する仮面ライダーと比べてもその戦闘力は圧倒的である。
[アルスマでは…]
原作のどこかの時系列から参戦、恐らく、デザイアグランプリの途中でアルスマに参加するよう言われたのだろう。全ての能力のバランスが良く、安定した戦いが可能で、レイズバックルを使用して様々な状況に対応可能である。バランスが取れたファイターである一方、レイズバックルによって能力が変化する為、レイズバックルによって強さが変わるファイターとも言える。その為、いかにレイズバックルを使うかが勝利の鍵であると言えよう。ちなみに、この小説の作者は仮面ライダーギーツを遅れネット視聴していたが、何と、作者のいる高知県では仮面ライダー剣以降、ギーツまで一切仮面ライダーを放送しておらず、ギーツもギーツでコロコロと放送日程が変わるなど、中々面倒であった。更に、後番組のガッチャードは放送せず、現在、高知ではスーパー戦隊以外は放送していない。ちなみに、参戦させようと思ったきっかけは、三大特撮の中に令和作品がなく、ライダー枠が余っており、せっかくだし当時28話まで観てたギーツ入れるかと思った為。
[アルスマ ステージ 採石場]
新たなファイターとして参戦した仮面ライダーギーツ。デザグラ無敗の仮面ライダーである彼は早速、次の大乱闘に参戦する。無敗の強さを誇る仮面のヒーローは、アルスマにどんな風を吹き起こすのだろうか?
そんな今回の出場ファイターはギーツ/英寿、龍騎/真司、ZO/麻生、フィオーレ、リスティリア、カイト、キサラ、クー&レンだ。そして、今回のステージは採石場だ。この採石場は数多くのヒーローが数多くの悪と戦ってきたヒーロー達の戦場である。特にギミックはないものの、大乱闘を行うにはこれ以上ない戦場であると言えよう。果たして、このステージでアルスマファイター達はどんな戦いを繰り広げるのであろうか?
レフェ子「今回のルールも変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
ギーツ「ここが大乱闘か…まあ、ここでも勝つのは俺と決まっているがな」
龍騎「舐めて貰っちゃ困るぜ! 俺達先輩ライダーもそう簡単には負けねえからな!」
ギーツ「お前は…龍騎か…だが、俺の知ってる龍騎とは別人みたいだな」
龍騎「な…何の事だよ?」
ギーツ「いや、何でもない、忘れてくれ」
ZO「それはそうと、このステージは僕達仮面ライダーにはぴったりの戦場だな」
龍騎「俺達のホームステージみたいなもんだよな」
カイト「爆発とか起こりそうだな」
フィオーレ「さ~て! 私とリスティリアは久々の大乱闘だから、張り切るわよ!」
リスティリア「最近は仲間に入れてもらえなくて寂しかったからね」
クー「特訓は怠ってないよな? オレはやるぜ!」
レン「クー…燃えてる…」
キサラ「勝ってシュウくんと旅行行くね」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時にギーツがマグナムシューター40Xでカイトを狙い撃った。だが、カイトはその攻撃をハイパーソードで切り払った。
カイト「危ねえな! 何しやがるんだよ!!」
ギーツ「なるほど…そう簡単にはやられてくれない…か…」
カイト「許さねえ! 破壊ブラスター!!」
カイトは破壊ブラスターをギーツ目掛けて撃った。だが、ギーツは慣れた手つきで回避し、一発、また一発と回避した。そして、近くにいたクーを掴んで破壊ブラスターの方に投げつけた。当然、クーは破壊ブラスターに命中し、撃墜となってしまった。その直後、ギーツはカイトに急接近し、零距離でマグナムシューター40Xを撃ち、カイトに大ダメージを与えた。
カイト「ぐわあああああっ!!」
ギーツ「これで終わりだ!」
続けてギーツはカイトに回し蹴りを放ち、カイトを場外まで吹っ飛ばして撃墜した。こうして、開始してすぐに二人のファイターがギーツの手によって撃墜されてしまった。
フィオーレ「あの仮面ライダー、強すぎでしょ!」
リスティリア「でも、この戦いは大乱闘、デザイア何とかじゃないわ」
そう言っていると、リスティリアの近くにキャラクターカプセルが落ちてきたので、拾って使用した。すると、中からは仮面ライダーファイズが現れた。
ギーツ「何だ? あの仮面ライダーは」
ファイズ「どけ、俺の歩く道だ」
ファイズはレーザーポインター「ファイズポインター」にミッションメモリーを差し込み、右脚に装填した。その直後、ベルトにセットしたファイズフォンの「ENTER」ボタンを押す事でファイズドライバーから右足にエネルギーを注入。そして、ジャンプして空中前転を行い、右足から放射されたフォトンブラッドで目標のギーツを捕捉。円錐状に展開した中に飛び込み、赤い光と一体となってドリルの様にギーツの体を蹴り貫き、撃墜した。この技はクリムゾンスマッシュと言い、この技で数多くのオルフェノクを葬った。その後、役目を終えたファイズは歩いてどこかへと去って行った。
リスティリア「やっぱり、アイテムありの大乱闘だとみんな上手く戦えないのね」
一方、キサラは龍騎とZOの二人を相手に善戦していた。龍騎、ZOの同時攻撃を回避しつつ、剣で二人を斬りつけて戦っていた。そんな三人を狙っていたのが、フィオーレであった。フィオーレは爆薬箱を拾ってキサラ達の近くに投げた。すると、このタイミングで龍騎はキサラを倒す為、ストライクベントのカードをドラグバイザーに挿入し、ドラグクローを召喚、右腕に装備した。そして、龍騎のドラグクローをキサラに向ける動きと同時に、契約モンスターのドラグレッダーが高熱火球「ドラグブレス」を放った。キサラはこの攻撃を回避したが、丁度真後にあった爆薬箱にドラグブレスが引火、大爆発を起こしてキサラはおろか、近くにいた龍騎とZOまで巻き添えを食らい、三人仲良く撃墜となった。
現在、リスティリアとフィオーレの二人はまだ一度も撃墜されておらず、他のファイターは一回ずつ撃墜されている。その時、撃墜となったファイター達全員がステージに復帰した。
ギーツ「まさか、この俺があんなにあっさりやられるとは…どうやら、簡単に勝たせてくれそうにはないな…」
カイト「そりゃそうだ」
クー「くっそ~! オレはまだ何もしてねえじゃねえか!!」
その時、クーの足元にキャラクターカプセルが落ちてきた為、拾って使用した。すると、中からは紺色のセーラー服を着た茶髪ロングの女子高生、紫之宮紗奈(しのみや さな)が現れた。
カイト「めっちゃ可愛い子だ!」
紗奈「えっと…私、呼ばれたけど一体何をすれば…?」
その時、強い風が吹き、紗奈のスカートが捲れてパンチラしてしまった。すぐにスカートを抑えたが、カイトはそれを目撃し、鼻血を出したが、すぐに見なかった振りをした。
紗奈「み…見たでしょ…!?」
カイト「え…いや…みっ…見てない…よ!?」
紗奈「ウソ! 顔真っ赤じゃん!!」
紗奈はカイトにビンタをし、そのまま去って行った。カイトはダメージを受け、地面に倒れ込んでいたが、近くにあるものが落ちている事に気付いた。
カイト「いてて…ん…? これは…! 芋長の芋羊羹!!」
芋長の芋羊羹は小さな和菓子屋「芋長」で作られ、販売されているごく普通の芋羊羹であり、一個100円で売られている。だが、この芋羊羹はカーレンジャーと戦った宇宙暴走族ボーゾックの荒くれ者を何故か巨大化させる作用があり、何故巨大化するかは不明だが、巨大化アイテムとして使われた。ちなみに、芋長の芋羊羹は地球人が食べても当然巨大化する事はなく、普通に美味しい芋羊羹であるが、アルスマでは巨大化用アイテムとして登場している。芋羊羹で巨大化する事を知っていたカイトは、早速この芋羊羹を食べ、巨大化した。
カイト「サンギョウカクメーーーイ!!!」
ZO「巨大化した!?」
龍騎「てかその台詞、カーレンジャーじゃなくてゴーオンジャーのだろ!!」
カイト「んな事知るかーっ!! 食らえ!! 巨大化パーンチ!!」
カイトは巨大化した状態で龍騎とZOを叩き潰し、一撃で撃墜した。その威力を前に、他のファイターは驚愕した。
フィオーレ「ちょ…ちょっと…! あれは反則でしょ!!」
リスティリア「た…多分、逃げ回ってれば、効果切れるわよね…?」
ギーツ「フ…なるほど、鬼ごっこか、面白い!」
キサラ「とにかく、早く逃げよう!!」
クー「うおおおおおっ!! 死にたくねえええええっ!!」
他のファイターは慌てて逃げ出したが、カイトはそのファイター達にマスターガンの銃口を向け、破壊ブラスターを放った。
カイト「食らえ! バーニングGスパーク破壊ブラスター!!」
放たれた破壊ブラスターは圧倒的な破壊力を誇り、超巨大な大爆発が発生した。この一撃で、他のファイターは全滅、一撃で他のファイターは塵と化した。
カイト「はっはっは、愉快だぜ」
その直後、カイトは元のサイズに戻った。せっかくウルトラマンみたいに巨大化したのに、元に戻った事で少し残念に思った。
カイト「えぇ? もう終わり?」
残念がるカイトを、すでにステージに復帰したファイター達が怒りの表情で睨んでいた。それに気付いたカイトは、一瞬で絶望を感じ、何とか他のファイターの機嫌を取りなおそうとした。
カイト「待て! 話せば分かる!!」
他のファイター達「問答無用!!」
その後、カイトは他のファイターの集中攻撃を受け、一瞬で撃墜されてしまった。カイトを撃墜して気が済んだファイター達は、再び大乱闘に戻った。現在、フィオーレとリスティリアが1回撃墜、他のファイターは2回撃墜となっている。と、このタイミングでクーがレンと同契(リアクト)し、クーの右腕に風を纏った大剣が装備され、二人は謳(うた)を唱え始めた。
ギーツ「!! 何か来るな!?」
クー「東風の鐶(エウロスループ)!!」
クーは強力な風の刃で攻撃する技、東風の鐶を放った。強力な風の刃が他のファイターを襲い、この攻撃でフィオーレとリスティリアが撃墜された。そして、大技を使用した事でクーとレンの同契は解除された。
クー「お疲れ、レン、ゆっくり休んでいてくれよ」
現在、全ファイターが2回ずつ撃墜されている。撃墜されたファイターもステージに復帰し、最終決戦が始まった。
ギーツ「どうやら最終決戦が始まったらしいな」
龍騎「言っとくけど、俺は負けるつもりねえからな!」
カイト「それは俺もだぜ!」
フィオーレは真っ先にクーに稲妻かかと落としを放ったが、クーは素早くこれを回避。直後、ロープフックのアンゲルをフィオーレ目掛けて投げ、フィオーレを捕縛してカイトの方に投げ飛ばした。だが、カイトは破壊ブラスターを放って飛んできたフィオーレを撃墜した。
カイト「危ねえ…もうちょっとでぶつかる所だった…」
ギーツ「油断してる暇なんてあるのか?」
ギーツはマグナムシューター40Xでカイトを攻撃した。そして、この攻撃でマスターガンが弾き飛ばされてしまい、カイトはハイパーソード一本で戦うこととなった。
カイト「ギーツ! お前とはここで決着を付けるしかないようだな!」
ギーツ「ああ、だったら、俺はこれを使う!」
ギーツはブーストレイズバックルをデザイアドライバーの左側にセットし、仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォームに変身した。これが仮面ライダーギーツの基本フォームであるが、ブーストレイズバックルが特殊なアイテムである上、必殺技使用後に強制紛失する故に、マグナムフォームで戦うことが多いのである。マグナムブーストフォームはキック力がマグナムフォームの10倍以上あり、変身者の英寿の技量もあって、ラスボス級のジャマトやジャマトライダーも難なく倒してしまう力を持っている。
ギーツ「さあ、ここからがハイライトだ!」
ギーツは一瞬でカイトの近くに近寄ると、カイトに連続蹴りを放った。カイトはハイパーソードで防御したものの、そのキック力の重さに大きく吹っ飛ばされてしまった。だが、カイトもただではやられず、ソードブレイクを放ってギーツを攻撃、したが、ギーツはマグナムシューター40Xで防御したが、この攻撃でギーツのマグナムシューター40Xは叩き斬られ、破壊されてしまった。直後、ギーツはパンチを放ち、カイトはスパークパンチを放った。この攻撃はそれぞれヒットし、双方は大ダメージを受けた。ボロボロになってなおも戦うカイトとギーツ、この戦いは次の一撃で決着が着こうとしていた。
ギーツ「まさか、この俺をここまで追い詰めるとはな…褒めてやる」
カイト「あんたもな、まだまだ世界には強い奴がいるんだな!」
ギーツ「さあ、次で決着を付けるぞ! カイト!」
カイト「ああ! 行くぞっ!!」
ギーツは回し蹴りを、カイトはハイパーソードで突き攻撃を放った。双方の攻撃はヒットし、回し蹴りはカイトの横腹にヒット、突き攻撃はギーツの腹部を貫いていた。直後、双方はダメージが限界を突破し、共倒れとなった。この激闘を前に、ステージにいたファイター達全員が唖然としていた。
キサラ「…凄い戦いだったね…」
リスティリア「まさに、双方が死力を尽くした戦いって感じだね!」
龍騎「凄え…! あれが後輩ライダーの力…!!」
ZO「それにカイトくんもあそこまで戦えるなんて…! これは僕達も負けてられない…!」
クー「凄い戦い見させてもらった! 燃えてきたぜ!!」
すると、レンが十分な休眠を取って目を覚ました。クーは同契する為にレンに近寄った。
レン「んん…クー…おはよう…」
クー「レン、行けるか?」
レン「行けるよ…絶対勝とう…」
クー「分かった! 行くぜ!!」
クーはレンと同契し、再び右腕に風を纏った大剣を装備した。だが、今回は嘔を唱えず、そのまま戦闘に参加した。レンが変化した大剣は武器としては圧倒的な力を持っており、そのまま戦っても十分強いのである。クーはレンが変化した大剣でZOを斬りつけた。ZOは大ダメージを受けると同時に大きく吹っ飛ばされたが、何とか耐えた。しかし、クーは大剣を振り、真空波を発生させてZOに追撃を放ち、撃墜した。
クー「まずは一人!」
続けてクーはキサラに真空波を放った。それに対し、キサラも剣を振って真空波を発生させたが、押し負けてしまい、そのまま大ダメージを受けた。クーがキサラに対して追撃を懸けようと近づいたその時、クーとキサラの近くで大爆発が発生、クーは大きなダメージを受け、キサラは撃墜されてしまった。爆発の発生源はリスティリアであり、リスティリアは爆裂魔法のエクスプロージョンを唱えたのである。
クー「リスティリア! よくもやってくれたな!!」
リスティリア「チャンスだと思ったんだよね」
クー「仕返しだ!」
クーが攻撃を仕掛けようとしたその時、レンが力を使い果たし、同契が強制解除されてしまった。こうして、クーは大幅に戦闘力が下がってしまったのである。
クー「しまった!!」
リスティリア「チャンス!」
リスティリアはギガファイアの魔法を唱え、巨大な火球でクーを攻撃した。だが、クーは近くに落ちていたハイパーバズーカをアンゲルで拾い、ギガファイアの方に投げ飛ばし、ギガファイアにぶつけて相殺した。
リスティリア「そんな戦い方があるの!?」
クー「空賊さまを舐めるなよ!!」
龍騎「おっと、俺の事を忘れて貰っちゃ困るぜ!」
龍騎はドラグセイバーを装備し、リスティリアを斬りつけた。斬りつけられたリスティリアは大ダメージを受け、大きく吹っ飛ばされた。直後、龍騎は地面に落ちていたキャラクターカプセルを拾い、使用した。すると、中からはハンマーブロスが出現した。ハンマーを持った二足歩行の亀であるハンマーブロスは、リスティリア目掛けてハンマーを何度も投げた。ハンマーブロスの投げたハンマーはリスティリアに命中し、リスティリアは撃墜された。その後、役目を終えたハンマーブロスはどこかへと去って行った。
龍騎「決着を付けるぞ! クー!!」
クー「オーケー! 負けないぜ!!」
すると、双方の間にアルスマクリスタルが落ちてきた。つまり、これを取った方が勝つ、龍騎もクーもそう感じていた。龍騎は真っ先に行動し、ドラグセイバーでアルスマクリスタルを攻撃していた。一方、クーはレンと同契していない場合は攻撃力が低く、決定打となる攻撃を持ち合わせていなかった。すると、クーの近くにボム兵が落ちてきた。これを天の恵みと捉えたクーは早速ボム兵を拾い、アルスマクリスタルに投げつけ、爆発が発生した。その爆発でアルスマクリスタルは割れ、クーは切り札待機状態となった。
龍騎「しまった! クーが取った!!」
クーはアルスマクリスタルの力で力が回復したレンと同契し、更に仲間のシスカ、ローウェン、キーアも駆け付けた。駆け付けたローウェンはパートナーであるキーアと同契し、二本一組の鎖で繋がった曲刀を装備した。そして、シスカは銃火器の発射態勢を取り、攻撃準備を整えた。
クー「みんな!」
ローウェン「やあ、クー、手助けに来たよ」
キーア「私達が来たからには、勝利は確実ね」
シスカ「クーさんだけじゃ頼りないですからね、私達も呼ばれたって訳です」
レン「みんな…ありがとう…」
クー「よーし! じゃあ、いっちょ行くぜーっ!!」
クーは三本の風の斬撃を放つ技、南風の弦(ノトス・コード)を放ち、ローウェンは腕のブレードから強力な斬撃を飛ばす技、未羅の斬(ヴァイスリット)を放ち、シスカは銃器を発砲し、更にマントの下に仕込んだミサイルを放った。これらの攻撃は全て龍騎に命中し、大爆発が発生。龍騎は場外まで一瞬で吹っ飛ばされ、撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、クー&レン!!」
クー「やったな、レン!」
レン「うん…私も勝てて嬉しい…」
こうして、今回のアルスマはクー&レンの勝利となった。クーとレンの優勝を聞いたクーの仲間達は二人の勝利を祝福し、パーティーを開いたようである。一方のクーも今回の優勝でまた一つ強くなれたと実感したそうである。その後、今回出場したアルスマファイター達が集まって何やら話をしていた。
麻生「優勝おめでとう! クーくん! レンちゃん!」
クー「ありがとう! そう言われると照れるなぁ…」
レン「私達、中々優勝できなかったもんね…」
真司「やっぱり頑張れば優勝できるんだよ! な?」
クー「ああ! 最高に嬉しいぜ!!」
英寿「しかし、この俺が負けるとは…アルスマは中々の手練ればかりのようだな…」
カイト「多分だけど、アルスマだとサンシロウ以外はみんな手練れだと思うぜ?」
フィオーレ「あぁ…サンシロウかぁ…」
リスティリア「確かに、あの人以外はみんな強いよね、アルスマファイター」
英寿「ん? そのサンシロウって奴はそんなに弱いのか?」
キサラ「多分、アルスマファイターの中だと間違いなく一番弱いと思うよ?」
カイト「それもダントツで、な、ほんとあいつ何でアルスマに呼ばれたんだ?」
英寿「なるほど…ちゃんと弱い奴もいると言う事か…これからも楽しみだな…」
こうして、今回の大乱闘は幕を閉じた。ファイター達はこの夜、クーの仲間3人を交えてパーティーを行う事となり、楽しいひと時を過ごしたようである。競技の後に待つ楽しいひと時が、ファイター達の絆を更に高めるのである。
[アルスマ ステージ 鷲野ビル前]
アルスマは進化を続ける事で視聴者を楽しませている。その為、新たなファイターを増やし、チーム戦と言う新たな大乱闘も始めたのである。しかし、マンネリ化を避けるにはこれだけでは足りない。マスターファフニールは今後もアルスマを進化させ続ける予定でいるようだ。
今回の出場ファイターはネオス/カグラ、キカイダー/ジロー、ウイングマン/健太、ピッコロ、ルイージ、R-GUN/イングラム、ドラゴニュート、イオナだ。そんな今回のステージは鷲野ビル前だ。このステージは所謂市街地であり、巨大ヒーローが戦う街である。ファイター達は巨大ヒーローの様に大きくなり、街の中で大乱闘をする。再現ステージなので誰も死ぬ事はないが、ビルが破壊されるとそのビルの所有者である建設会社「鷲野ビルヂング」の社長である鷲野社長の悲痛な叫びが鳴り響く。ファイター達は巨大ヒーローの様に戦うことができるのだろうか?
レフェ子「今回のルールも変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
ウイングマン「すっげー! 俺、巨大化してる! まるでウルトラマンみたいだ!!」
イオナ「お隣に本人がいますよ」
ネオス「確かに本人だけど、アルスマだと巨大化した姿じゃなかったから、巨大化した姿を見せるのは地味に初めてだね」
ルイージ「すっごいなぁ! まるで巨大キノコを食べた時みたいだ!!」
ドラゴニュート「アルスマでリアルウルトラマンごっこをするのか…何か新鮮だな…」
ネオス「ドラゴニュートくんは一体何のウルトラマンの真似をしてたんだい?」
ドラゴニュート「俺? 俺は基本的に怪獣で、親がウルトラマンの役やってたよ」
ネオス「え!?」
ピッコロ「敵の役をやるとは、変わってるな、親に決められたのか?」
ドラゴニュート「いや、俺、ウルトラマンより怪獣が好きだったから、怪獣役を自分からやってたんだ」
R-GUN「怪獣が好き…か…」
キカイダー「ドラゴニュートくんみたいな人は少ないかもしれないけど、僕は嫌いじゃないよ」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時にネオスがネオスラッシュを放ち、ルイージを吹き飛ばした。だが、ルイージは無事地面に着地し、撃墜には至らなかった。攻撃を仕掛けたネオスに対し、ルイージはルイージロケットを放ち、ネオスを吹っ飛ばした。吹っ飛ばされたネオスはビルに衝突し、ビルを破壊した。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
だが、ネオスはすぐに立ち上がり、身の丈程もある光の剣、ウルトラライトソードでルイージを斬り裂き、撃墜した。更に、ネオスは近くに落ちていたキャラクターカプセルを拾い、使用した。すると、中からはネオスの相棒、ウルトラセブン21が出現した。
ネオス「セブン21!!」
セブン21「加勢に来たぞ! ネオス! ここは私に任せろ!!」
セブン21は腕をL字に組み、レジアショットと言う必殺光線を放った。レジアショットはR-GUNに命中し、大爆発、R-GUNは一撃で撃墜となった。
セブン21「私にできるのはここまでだ、後は頑張れ、ネオス」
ネオス「ありがとう、セブン21」
そう言ってセブン21は飛び去って行った。直後、ステージに謎の生物が出現した。その生物は鐘に無数の棘が生えた奇獣「歓喜」であった。
ドラゴニュート「なんだこれは!?」
キカイダー「怪獣…? と言うには奇怪な見た目をしているが…」
ウイングマン「奇怪な見た目の怪獣…すなわち奇獣か!!」
すると、歓喜はドラゴニュート達3人にゆっくり近づくと、棘を伸ばして攻撃した。3人は大きなダメージを受け、吹っ飛ばされた。
ドラゴニュート「痛ってえ! こいつ攻撃力高すぎだろ! なんてでたらめな奴だ!!」
すると、ドラゴニュートの近くにキャラクターカプセルが落ちてきた。ドラゴニュートはそれを拾うと、すぐに使用し、中からはガンダムヘビーアームズカスタムが現れた。ヘビーアームズカスタムは両肩部と腰部からマイクロミサイルを発射した。発射されたマイクロミサイルはキカイダー、ウイングマン、歓喜に着弾し、キカイダーとウイングマンを撃墜。そして、歓喜もマイクロミサイルの爆発でダメージを受け、倒された。しかし、発射されたマイクロミサイルの爆風で再び鷲野ビルが破壊されてしまった。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
その後、役目を終えたヘビーアームズカスタムはどこかへと去って行った。一方、ピッコロは素早く動き回るイオナと交戦していた。素早く動き回り的確に一撃一撃を与えてくるイオナだったが、何度も攻撃を食らいながらピッコロはイオナを捕らえており、腕を伸ばしてイオナを掴んだ。そして、そのままイオナを場外へ投げ飛ばし、イオナを撃墜した。それと同時に、撃墜されたイオナ以外のファイターがステージに復帰した。
ウイングマン「さ~て! 勝負はここからだ! ヒーローの血が燃えるぜ!!」
ウイングマンの気合に応える様に、ウイングマンの近くにキャラクターカプセルが落ちてきた。それを拾ったウイングマンはすぐさま使用し、中からはマジンガーZが現れた。
ウイングマン「おお! あれは伝説のスーパーロボット、マジンガーZ! 超かっこいいぜ!!」
マジンガーZ「これでも食らえ! ブレストファイヤー!!」
マジンガーZは胸部の放熱板から摂氏3万度の超強力熱線、ブレストファイヤーを発射した。ブレストファイヤーはネオスとピッコロに命中し、二人はダメージが限界を突破し、その場で撃墜となった。その後、役目を終えたマジンガーZはどこかへと去って行った。
ドラゴニュート「流石マジンガーZ、あれを食らったら即死だった、スパロボでも強いもんな~」
R-GUN「油断したな、ドラゴニュート」
ドラゴニュート「あ、やっべ」
完全に油断していたドラゴニュートはR-GUNのツインマグナライフルで蜂の巣にされ、撃墜となった。こうして、全ファイターが1回ずつ撃墜された事となる。しかし、最後の一人になるまで大乱闘は終わらない。真っ先に動いたのはキカイダーであり、キカイダーはルイージにダブルチョップを放ち、吹っ飛ばした。キカイダーは地面に墜落したルイージを大車輪投げで場外に投げ飛ばし、撃墜した。その直後、ステージに再び奇獣が現れた。現れた奇獣はメタリックな台形のボディに歯車型の車輪がついたロボット奇獣「重工業」であった。重工業は尻尾はネギで、両腕は円錐を重ねたような形状をしており、まさになんだこれはと言う言葉が正しかった。
キカイダー「なんだこれは!!」
ウイングマン「おお! 所謂ロボット怪獣か!? 男のロマンだぜ!! …でも何で尻尾がネギ?」
ネオス「よく分からないけど、嫌な予感しかしないな…」
重工業はビルを掴んで持ち上げ、そのビルでR-GUNを殴りつけ、撃墜した。その際、殴りつけたビルは粉々に砕け散り、破壊された。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
更に、重工業は再びビルを掴んで持ち上げ、ウイングマン目掛けて投げつけた。だが、ウイングマンはすぐさまビルの陰に隠れ、無事だったが、双方のビルは砕け散ってしまった。
リュウ「バカヤローーーッ!!」
鷲野社長「お主誰じゃ?」
秘書「社長~」
重工業は再びビルを持ち上げようとした。だが、このままだと埒が明かない為、ウイングマンは近くにあったスマートボムを拾い、重工業に投げつけた。スマートボムは重工業に着弾し、大爆発を発生、ついでに重工業が持ち上げようとしていたビルも破壊された。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
重工業はかなりのダメージを受けたが、なおも健在であり、再びビルを持ち上げ、ウイングマンに投げつけた。ウイングマンはビルの直撃を受け、そのまま場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
直後、撃墜となっていたイオナ、ネオス、ピッコロ、ドラゴニュートがステージに復帰した。復帰した瞬間、自分達が撃墜される前よりビルが破壊されており、ファイターもかなり減っていた為、何があったのだろうと驚いていた。
ドラゴニュート「俺復活ぅ~、で、何があったのこれ?」
キカイダー「あのロボット奇獣の仕業さ、生き残ったのは僕だけだ」
ネオス「何て事だ…あの奇獣と言う怪獣はなんてでたらめな存在なんだ!!」
言った傍から重工業はビルを持ち上げ、ドラゴニュート目掛けて投げつけた。ドラゴニュートはとっさにアイアンシールドで防御態勢を取ったが、大きなダメージを受けた。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
ドラゴニュート「痛ってぇな…しばくぞゴラァ!!」
ドラゴニュートはスティールソードに高エネルギーを纏い、そのまま斬りつけた。この技はインパルススラッシュと言い、ドラゴニュートの大技の一つである。重工業はこの技で一刀両断にされ、撃破された。
ドラゴニュート「ったく、尻尾にネギなんてつけやがって、こんなもん食ってやる、モグモグ…何か変な味するな…」
ネオス「…ドラゴニュートって、怒ったら強いよね」
イオナ「…まるでどこかの青二才ですね」
キカイダー「…彼は怒らせない方がよさそうだな」
直後、キカイダーの近くにアルスマクリスタルが落ちてきた。それに対し、ダブルチョップを放つキカイダー、しかし、アルスマクリスタルは割れない。続けてネオスがアルスマクリスタルにネオスラッシュを放つ、しかし、これでもアルスマクリスタルは割れない。更に続けてドラゴニュートがアルスマクリスタルに炎を纏った斬撃、フレイムソードを放った。すると、アルスマクリスタルは割れ、ドラゴニュートは切り札待機状態となった。
ネオス「ドラゴニュートが取った!!」
キカイダー「まずいな…何とか避けないと!!」
ドラゴニュート「避ける時間なんて与えるか! 食らえ! ライトブラストォォォッ!!!」
ドラゴニュートは右掌から超強力な光属性のビーム、ライトブラストを放った。ピッコロは放たれた地点から移動しており、無事だったが、ネオス、キカイダー、イオナの三人はビームに呑まれ、消滅した。これで安心だと思っていたピッコロだったが、何とドラゴニュートは腕をピッコロの方に動かし、ピッコロを飲み込もうとした。
ピッコロ「何だと!? そんなの聞いてな…!!」
ピッコロが喋り終わる前に、ピッコロはライトブラストのビームに呑まれ、消滅した。ライトブラストは発射後、向きを変えることが出来るのである。そして、向きを変えた事で鷲野ビルはビームに吞まれ、多数のビルが消滅した。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
現在、ドラゴニュートが1回撃墜、他のファイターは2回ずつ撃墜されている。そして、撃墜された他のファイターが全員復帰し、最終決戦が始まった。だが、他のファイターの考える事は一つ、重工業の攻撃で痛手を負ったドラゴニュートを先に潰す事である。
ピッコロ「あいつ…! さっきの礼をせねばならんな…!」
ルイージ「じゃあ、ピッコロさん、僕達緑コンビの力を見せてあげようよ!」
ピッコロ「緑コンビか…まあいいだろう、行くぞ!!」
ピッコロは腕を伸ばし、ドラゴニュートを掴むと、空中に投げ飛ばした。そこにルイージがスーパージャンプパンチを放ち、ドラゴニュートを空の彼方へ吹っ飛ばして撃墜した。こうして、全ファイターが2回ずつ撃墜された事となった。直後、撃墜されたドラゴニュートがステージに復帰し、最終決戦が始まった。
ウイングマン「さ~て! ここからが最終決戦だ!!」
キカイダー「どうやらそのようだね、だが、負けるつもりはない!!」
ネオス「さあ、始めようか!!」
すると、ステージに何者かが現れた。なんだこれは! そう、それは芸術の巨人、タローマンである!
ウイングマン「なんだこれは!?」
ドラゴニュート「確か…タローマンだっけ? 前にキャラクターカプセルから現れた事もあったよな」
キカイダー「彼はどんな人物なんだい?」
ドラゴニュート「えっとね…とにかくでたらめでべらぼうな感じだね」
キカイダー「でたらめでべらぼう…? よく分からないが、彼は何をしているんだ?」
ステージに現れたタローマンは奇妙な踊りを踊ったり、奇妙なポーズを取っていた。ファイター達からすれば何をしたいのかが全く分からず、ファイター達は困惑した。
キカイダー「本当に彼は何をしているんだ? 僕には理解できない…」
ウイングマン「俺にも分からない…と言うか、あんなヒーロー見た事ない…!!」
ドラゴニュート「タローマン…そもそもヒーローなのかどうかも分かんないからな…」
すると、タローマンは急にビルを持ち上げると、ルイージの方に投げつけた。ルイージはビルの直撃を食らい、撃墜された。そして、ルイージにぶつかったビルは一撃で砕け散ってしまった。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
更に、タローマンは観覧車を手に持ち、フリスビーの様に投げた。タローマンの投げた観覧車はピッコロに命中し、ピッコロは撃墜となった。ぶつかった観覧車は跳ね返り、近くにあったビルにぶつかってビル共々砕け散った。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
すると、タローマンはビルの上に寝転がり、そのまま足や腕を動かして奇妙な行動をとった。あまりに行動原理が謎過ぎる為、ファイター達は困惑した。
R-GUN「あのタローマンと言う存在…本当に何がしたいんだ…?」
イオナ「私にもさっぱり分かりません…」
ネオス「とりあえず、戦いましょう! このままじゃ何も始まりません」
ウイングマン「そうだな! 行くぜ!!」
ウイングマンはR-GUNに対し、パンチを放った。R-GUNはとっさに防御をしたが、そのパンチは顔面に命中し、R-GUNは大きなダメージを受けた。一方のキカイダーはドラゴニュートを掴み、大車輪投げで遠くに投げ飛ばした。ドラゴニュートは地面に倒れ込み、ダウンしていた。そのドラゴニュートに対し、イオナは拾ったアイテムのハイパーバズーカを発射した。発射された弾頭はドラゴニュートに着弾、大爆発を発生させ、ドラゴニュートは撃墜となった。
イオナ「やりました!」
ネオス「油断してる暇なんてあるのかい?」
ネオスは腕を交差させ、パンチと共に右腕から高熱のエネルギー光球を放った。この技はネオス・ナックル・シェルと言い、威力は低いが、連続発射が可能な技である。ネオスはこの技でイオナにダメージを与えた。更に続けてネオスは額のプロウスポットと言う緑色に光り輝く部位から熱線を発射した。この技はウルトラ・マルチ・ビームと言い、様々な能力の光線を放つ技である。イオナはこの光線の直撃を受け、撃墜されてしまった。こうして、残ったのはネオス、キカイダー、ウイングマン、R-GUNの四人となった。
ネオス「さあ、決着を付けよう!!」
キカイダー「望む所だ!!」
ウイングマン「ヒーローの血が燃えるぜ!!」
R-GUN「いいだろう…相手してやる…」
すると、先ほどまでビルの上で奇妙な行動をとっていたタローマンが地面に降り立ち、ファイター達の方向けて歩いてきた。急にファイター達の前に現れた為、ファイター達は全員動揺した。
ウイングマン「えっと…何でしょうか…?」
すると、タローマンは太陽の様な頭部のタローマスクを取り外し、ウイングマンに手渡した。急にタローマスクを手渡された為、ウイングマンは困惑した。
ウイングマン「!?!?!?」
R-GUN「その頭…外せたのか…」
直後、タローマンはウイングマンからタローマスクを取り返すと、両掌のタローアイをタローマスク前に掲げ、「芸術は爆発だ!」の叫びを発した。すると、R-GUNに対して芸術エネルギーの爆発が放たれた。その直後、R-GUNは色鮮やかな7色の絵の具の様な液体になり、辺り一帯に飛び散った。こうして、R-GUNは一撃で撃墜されてしまったのである。
ウイングマン「強え…! これがタローマンの必殺技かぁ…!!」
すると、タローマンはここにいるのが飽きたのかどこかへと歩いて去って行った。その際、ビルを薙ぎ倒しながら歩いて行った為、大量のビルが破壊されてしまった。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
タローマンが去った直後、残ったファイター三人は最終決戦を始めた。ネオスとウイングマンの二人は連続パンチを放ち、激しくぶつかり合った。だが、キカイダーは自身の後方にアイテムが落ちた事に気付いた。そのアイテムはキャラクターカプセル、キカイダーはこのアイテムを使い、アシストキャラを呼び出した。すると、中からはチャージマン研が現れた。
チャージマン研「そうか! 頭の中に、爆弾が!!」
チャージマン研は自身の愛機である万能スーパーマシン、スカイロッド号に乗った。その助手席にはボルガ博士と言う西ドイツの博士が乗っていた。
ボルガ博士「何をする!?」
チャージマン研「ボルガ博士、あなたは殺されたんです、その頭の中に爆弾を仕掛けられて、今のあなたは人間ロボットなんだ!」
ボルガ博士の頭の中に仕掛けられた爆弾の爆発まで残り僅か。博士を救う手立ては既に無く、研は最後の決断に踏み切った。
チャージマン研「ボルガ博士、お許しください!!」
ボルガ博士「うぉー」
研はスイッチを押し、スカイロッド号の助手席の真下を開き、ボルガ博士を投下した。直後、スカイロッド号の真下にいたネオスとウイングマンを巻き込んでボルガ博士は大爆発を起こし、撃墜。ついでに近くにあったビルは全て消し飛んだ。
鷲野社長「わしのビルがあぁぁぁ!!」
秘書「社長~!!」
チャージマン研「可哀想なボルガ博士…」
キカイダー「いや、君が殺したんだろ…」
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、キカイダー!!」
キカイダー「正義の戦士、キカイダー!!」
こうして、今回のアルスマはキカイダーの勝利となった。キカイダーの優勝を聞いたキカイダーの仲間達は皆、喜んだようである。一方のキカイダーも今回の優勝でまた一つ強くなれた事を喜んだ。その後、今回出場したアルスマファイター達が集まって何やら話をしていた。
ルイージ「優勝おめでとう! ジローさん!」
ジロー「ありがとう、これも僕にとっては貴重な経験だよ」
ドラゴニュート「今回はかなりてんやわんやな展開だったぜ…」
健太「でも俺、あのタローマンってヒーローのファンになっちまったぜ!」
イオナ「あの人…ヒーローなんですかね…? どう見ても自分から街壊してましたけど…」
ドラゴニュート「まあ、ヒーローかどうかはともかく、あんな感じのヒーローが一人ぐらいいてもいいわな」
イングラム「俺は色んなヒーローを知ってるが、あんなヒーローは見た事がない」
カグラ「でも、この宇宙は広いんだ、この宇宙のどこかにタローマンよりでたらめでべらぼうなヒーローがいるかもね」
ピッコロ「タローマンよりでたらめでべらぼうなヒーローか…」
ジロー「僕には想像ができないよ…」
こうして、今回の大乱闘は幕を閉じた。でたらめでべらぼうな芸術の巨人がいた世界での大乱闘は、ファイター達を大いに成長させた。だが、ここで彼らの成長は終わらない、ファイター達は更に高みを目指し、再び大乱闘に挑むのである。
[アルスマ ステージ サイド7]
ファイター達は用事がない時、アルスマシティ等に出掛け、共に過ごす事がある。アルスマシティには様々な施設がある為、退屈する事はないのだと言う。たまにこういう施設が欲しいと言う要望が来る時があり、その際はマスターファフニールの力で一瞬で建設するらしい。
今回の出場ファイターはデスティニー/シン、ダブルエックス/ガロード、バーサル騎士、R-GUN/イングラム、ギーツ/英寿、キャプテン・ファルコン、かなで、千初だ。そんな今回のステージはサイド7だ。サイド7は地球から見て月から反対側にあるコロニー群である。大乱闘の舞台となるのは、ガンダムのパイロットであるアムロ・レイが父と共に地球から移住した1バンチコロニー「グリーンノア1」である。グリーンノア1は一年戦争時に地球連邦軍がガンダムを開発したスペースコロニーであり、宇宙世紀におけるガンダム伝説の始まりの地となっている。ステージの特徴として、たまにザクが攻撃を仕掛けてくる他、やたら地球連邦軍による流れ弾が飛んでくる為、とてつもなく危険なステージである。また、今回のファイターは等身大の大きさ、一方のザクはMSサイズの大きさである為、等身大のファイターからすれば脅威そのものである。こんな危険なステージで、ファイター達はどんな大乱闘を繰り広げるのだろうか?
レフェ子「今回のルールも変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです!」
デスティニー「ここがガンダム伝説の始まりの地か…」
ダブルエックス「と言っても、俺達のいた世界とは別らしいけどね」
バーサル騎士「やはり、ガンダムとは特別な存在なのですね」
ギーツ「しかしこのステージ…戦争でも起こってるのか?」
千初「一年戦争と言う戦争の再現ステージらしいですよ、にしても良く分かりましたね」
ギーツ「こういうのは経験が物を言うんだ」
R-GUN(この男…ただ者ではないな…一体何者なんだ…?)
かなで「大乱闘…頑張ろう…」
キャプテン・ファルコン「OK! 本気で行かせてもらう!!」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」
いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時に、ギーツがマグナムシューター40Xでダブルエックスを攻撃した。しかし、ダブルエックスはディフェンスプレートと呼ばれるシールドで防御し、無力化した。ダブルエックスはお返しにと専用バスターライフルでギーツを攻撃したが、ギーツは回避し、後方にいたキャプテン・ファルコンに命中した。突然攻撃されたキャプテン・ファルコンは、お返しにと近くにあったハイパーバズーカでダブルエックスを攻撃、弾頭はダブルエックスに直撃し、撃墜となった。その直後、ステージにアルスマクリスタルが落ちて来た為、ファイター達はそれに反応した。
デスティニー「アルスマクリスタルか!」
ギーツ「悪いが、あれは取らせてもらう」
ギーツは真っ先にアルスマクリスタルを攻撃した。それに続いてキャプテン・ファルコンもハイパーバズーカを撃ち、アルスマクリスタルを攻撃した。だが、その直後、千初はアンカーショットを撃ってアルスマクリスタルを絡め取り、それを自分に引き寄せると同時にアルスマクリスタルを地面に叩き付けた。これにより、アルスマクリスタルは割れ、千初は切り札待機状態となった。
バーサル騎士「ミス千初が取った!?」
ギーツ「遅かったか…!!」
直後、千初の元に元の世界でチームを組んでいた女性、セオドーラ・クロフォードが姿を現した。愛称がセオのこの女性は、高周波ブレードを武器にエイリアンと戦う女性であり、元の世界では千初と共に様々なエイリアンや、エイリアンの兵器と戦った。
千初「セオちゃん! 久しぶり~」
セオ「千初、お前の活躍は聞いている、今から行けるな?」
千初「うん! いつでも行けるよ!!」
セオ「よし! 行くぞ!!」
セオは一瞬でギーツとキャプテン・ファルコンに接近すると、目にも止まらぬ速さで二人を連続で斬りつけた。トドメに一撃蹴りを入れると、荷電粒子ライフルをチャージして準備していた千初が待っていた。
千初「荷電粒子ライフル、最大出力! 行っけぇぇぇ!!」
千初の放った荷電粒子ライフルの一撃はギーツとキャプテン・ファルコンに命中し、大爆発を発生させた。直後、ギーツとキャプテン・ファルコンは一撃で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
千初「ありがとう、セオちゃん!」
セオ「後はお前に任せる、頑張れよ」
そう言ってセオはステージから去って行った。一方、デスティニーは高エネルギービームライフルを撃ってかなでを攻撃。かなではハンドソニックで飛んで来るビームを切り払って応戦していた。すると、遠くから巨大なロボットが歩くような足音が響いてきた。その足音の正体は、ジオン公国軍の量産型MS、ザクの物であり、ザクは二機で行進していた。ザクはジオン公国軍が開発した量産型MSであり、ジオン軍の主力として多くのバリエーション機が生み出された名機である。後にドムやゲルググと言った新型MSが開発されても第一線を退く事のなかった傑作機である。ちなみに、この二機のザクはデニムとジーンがパイロットを務めている。
デスティニー「あれは…! ザフトのザクじゃないか! 何でここに!?」
R-GUN「あれは君の知ってるザクとは少し違うザクだ、早い話が宇宙世紀におけるザクと言うものだな」
デスティニー「これが、この世界のザクか…しかし、見れば見る程ザフトのザクに似てるな…」
すると、二機のザクの内の一機はデスティニーとR-GUNを見下ろすと狙いを定め、ザクマシンガンを発砲した。デスティニーとR-GUNは急いで退避しようとしたが、間に合わず蜂の巣にされ、撃墜されてしまった。更に、もう一機のザクはザクバズーカを構え、撃った。放たれた弾頭はバーサル騎士とかなでのいる場所に着弾し、大爆発が発生、二人は撃墜された。
千初「あれって俗に言う量産機ですよね…? 何であんなに強いんですか…」
その後、二機のザクはどこかへと去っていき、撃墜された他のファイターもステージに復帰した。現在、千初以外のファイターは1回ずつ撃墜されている為、他のファイターは千初を撃墜する事にした。すると、かなでの近くにキャラクターカプセルが落ちて来た為、拾って使用した。そのキャラクターカプセルの中からはコン・バトラーVが姿を現した。コン・バトラーVは額のVの字からVレーザーを発射して千初を攻撃した。Vレーザーを食らった千初は大きく吹っ飛ばされ、そのまま場外まで吹き飛ばされ、撃墜となった。その後、役目を終えたコン・バトラーVは飛び去って行った。更に続けてバーサル騎士の近くにもキャラクターカプセルが落ちて来た為、バーサル騎士は拾って使用した。すると、キャラクターカプセルの中からは黒い機体色が特徴のロボット、クロムクロが姿を現した。クロムクロは超振動刀を抜き、キャプテン・ファルコンを連続で斬りつけた。連続で斬りつけられたキャプテン・ファルコンは大きなダメージを受け、クロムクロはトドメにと超振動刀をキャプテン・ファルコンに突き刺した。この一撃でキャプテン・ファルコンのダメージが限界を突破し、撃墜となった。その後、役目を終えたクロムクロは走り去っていった。クロムクロが去った後、ファイター達は各自大乱闘を行った。このまま普通の大乱闘が続くかと思われたが、大乱闘はそうそう甘くはなかった。何と、突然流れ弾が着弾しまくり、辺りは爆発の嵐となったのである。
バーサル騎士「何事です!?」
ギーツ「これは流れ弾だな」
デスティニー「何て下手くそな戦い方だ! どこの軍かは知らないが、少しは周りの被害を考えろ!!」
とんでもない数の流れ弾を発生させていたのは、地球連邦軍の有線ミサイルカーと対ザク用タンク型自走砲であり、これらの兵器はザク相手に攻撃を仕掛けては外したり回避されたりして流れ弾を発生させていた。その流れ弾はことごとくファイターの方目掛けて飛んできており、ファイターはその流れ弾の爆発で吹っ飛ばされていた。
ギーツ「滅茶苦茶な戦い方だな!」
デスティニー「とりあえず、流れ弾を迎撃するぞ!」
R-GUN「了解した…」
ダブルエックス「オーケー! 任せとけっ!!」
デスティニー、ダブルエックス、R-GUN、ギーツの4人は流れ弾を射撃武器で迎撃していた。バーサル騎士とかなでもバーサルソードとハンドソニックでできる限り切り払っていたが、その時、ザクがとんでもないものを投げて来た。その武器はクラッカー、複数の突起が特徴的な球形手榴弾であり、この突起は本体が爆発した際に分離、射出されて着弾地点に更なる連鎖爆発を引き起こすクラスター爆弾のような物である。威力も高く、広い効果範囲を持っている為、食らえばひとたまりもない。クラッカーはファイター達の近くに投げ込まれ、危機を察知したファイター達はすぐさまその場から逃げようとしたが間に合わず、全員もれなくクラッカーの爆風で吹っ飛ばされ、撃墜となった。その後、地球連邦軍の兵器はザクに全滅させられ、再びザクはどこかへと去って行った。
しばらくすると、撃墜となったファイター達が全員ステージに復帰した。現在、千初が1回、他のファイターが2回ずつ撃墜されている。だが、ファイター達はこのトンデモステージに怒りをあらわにしていた。
ダブルエックス「何だよ今回のステージは!!」
デスティニー「こんなステージで戦えるかーっ!!」
ギーツ「そもそも戦場をステージにする時点で相当ナンセンスなんだがな…」
すると、ステージにアルスマクリスタルが落ちてきた。それに対し真っ先に行動に出たのがキャプテン・ファルコンであり、キャプテン・ファルコンはファルコンパンチでアルスマクリスタルをぶん殴った。しかし、アルスマクリスタルは割れず、続けてバーサル騎士がバーサルソードでアルスマクリスタルを攻撃した。すると、アルスマクリスタルは割れ、バーサル騎士は切り札待機状態となった。
キャプテン・ファルコン「しまった! 取られたか!!」
千初「これは、まずいですね!」
バーサル騎士はネオブラックドラゴンと合体し、スダ・ドアカワールドの黄金神「騎士スペリオルドラゴン」となった。騎士スペリオルドラゴンとなったバーサル騎士は光の剣を構え、キャプテン・ファルコンと千初の二人に突撃した。そして、騎士スペリオルドラゴンは二人を貫き、一撃で撃墜した。最後の切り札を放った後、騎士スペリオルドラゴンは再びバーサル騎士ガンダムの姿に戻り、戦闘を継続した。
バーサル騎士「さあ、まだ勝負は終わっていませんよ!!」
ギーツ「少し驚いたが、俺は負けるつもりはないぞ」
すると、R-GUNが二人目掛けてツインマグナライフルを撃って攻撃した。だが、バーサル騎士はバーサルソードで攻撃を切り払い、電磁ランスを投げてR-GUNを貫いた。R-GUNは体を貫かれ、ダメージが限界を突破して撃墜となった。他のファイターを撃墜し続けるバーサル騎士に対し、デスティニーはアロンダイトを構え、突撃した。バーサル騎士はとっさに防御しようとしたが間に合わず、デスティニーに体を貫かれ、ダメージが限界を突破し、撃墜された。その直後、撃墜された千初がステージに復帰し、かなでと交戦した。
千初「いきなりですか!」
かなで「これが大乱闘だから…」
かなではハンドソニックをVer.4に変形させた。Ver.4は蓮の花のような見た目をしており、鈍器として使用することが出来る。かなではこれで千初をぶん殴り、大きく吹っ飛ばした。吹っ飛ばされた千初は目を回しており、その千初をかなでは容赦なく吹っ飛ばし、撃墜した。こうして、千初は何もできず一方的に撃墜されたのであった。
現在、ステージにいるのはデスティニー、ダブルエックス、ギーツ、かなでの4人であり、ガンダム系が多い。すると、ステージギミックであるザク2機が何者かと交戦していた。それは、全ての始まりである機動戦士、RX-78-2ガンダムであった。
デスティニー「あれが…ガンダムか…」
ガンダムはビームサーベルを抜刀し、ザクを一刀両断、撃破した。そして、もう一機のザクもコックピットにビームサーベルを突き刺す事で撃破した。
ダブルエックス「あのガンダムってMS、凄い性能じゃん! 売ったらいくらになるんだろう?」
ギーツ「売るな売るな」
ザクを倒したガンダムはどこかへと飛び去って行った。これにより、安全に大乱闘を行う事ができるとファイター達は一安心した。すると、ダブルエックスの近くにキャラクターカプセルが落ちてきた。ダブルエックスはそれを拾おうとしたが、そこにギーツが飛び蹴りを放ち、ダブルエックスは吹っ飛ばされた。そして、キャラクターカプセルを拾ったギーツはご満悦の様子だった。
ダブルエックス「あっ! ギーツお前!!」
ギーツ「悪いな、これは頂くぞ」
ギーツの使用したキャラクターカプセルからは、鋼鉄ジーグが姿を現した。鋼鉄ジーグは現れるや否や「マグネットパワー・オン!」の掛け声と共に磁力を発してデスティニーと自身を引き付けた。そして、鯖折りの要領で両腕と磁力の引き合う力でデスティニーを締め付けた。この技は鋼鉄ジーグの必殺技の一つ、ジーグブリーカーである。
ジーグ「この野郎っ! ジーグブリーカー! 死ねえっ!!」
デスティニー「うわあぁぁぁっ!!」
直後、デスティニーはダメージが限界を突破し、撃墜となった。その後、役目を終えた鋼鉄ジーグは走り去って行った。
ダブルエックス「お~、怖い怖い…何て奴だよ…」
ギーツ「………」
かなで「どうしたの…?」
ギーツ「いや、あいつとガンダムの雰囲気が妙に似てる気がしてな…」
ダブルエックス「気のせいじゃない? もしかしたらパイロットの声が似てるとかかもな!」
ギーツ「まあ、そんな所だろうな」
その直後、ステージに一つのアイテムが落ちてきた。そのアイテムとは、ハイパーハンマーであり、これは鋭い棘が付いた鎖付きの鉄球であり、所謂モーニングスターである。ダブルエックスはこれを拾うと、ぶん回してかなでを攻撃した。その威力は絶大であり、かなでは一撃で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となり、残るはギーツのみとなった。
ダブルエックス「ギーツ! これで終わりだ!!」
ギーツ「そいつはどうかな? 勝負は最後まで分からないぞ?」
すると、ギーツはマグナムシューター40Xを撃った。だが、ギーツが撃ったのはダブルエックスでもハイパーハンマーでもなく、ハイパーハンマーを繋ぐ鎖であった。ハイパーハンマーの鎖はマグナムシューター40Xの攻撃を食らって千切れ、空中に飛んだ。そして、ギーツは高くジャンプし、その鉄球をダブルエックス目掛けて蹴り飛ばした。蹴り飛ばされた鉄球はダブルエックスにクリティカルヒットし、ダブルエックスは一瞬で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、ギーツ!!」
ギーツ「ようこそ、俺の世界へ」
こうして、今回のアルスマはギーツの勝利となった。デザグラ無敗の仮面ライダーの優勝に、アルスマファンだけではなくデザグラファンも歓喜したと言う。アルスマに参戦してもなお、この人気を保てるのは彼がスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズである事が理由なのかもしれない。そして、今回のアルスマもいつも通り終わると思われていたが、今回は違った。何と、第十三の挑戦者が現れたのだ。
ギーツ「挑戦者と言うのは君か」
???「うん、そうだよ! 僕はネス! よろしくね、お兄さん!」
ギーツ「まさかこの俺が小学生ぐらいの子供と戦う時代が来るとはな…」
ネス「僕はただの子供じゃないよ、それを証明してあげるよ!」
すると、ネスは光の弾を打ち出して攻撃した。この技はPKフラッシュ、眩い光が炸裂し、相手を攻撃する技である。ギーツはとっさに危機を察知し、回避したが、あと少しでも回避が遅れていたら大ダメージは必須であった。
ギーツ「これは…魔法…いや、超能力か?」
ネス「正解! 僕はPSIが使えるんだ、他にも友達から教えてもらったPSIがあるよ!」
続けてネスは指先から光の弾を放った。その光の弾はギーツに着弾すると、火柱を上げて燃え上がり、ギーツの体を焼いた。この技はPKファイヤー、その名の通り、炎で相手を攻撃する技である。ギーツはすぐさま炎の中から脱出したが、かなりのダメージを受けてしまった。
ギーツ「子供と思って油断したが、かなりの腕前だな」
ネス「まだ終わらないよ!!」
更に続けてネスは頭上から電撃弾を打ち出す技、PKサンダーを放った。PKサンダーはギーツを追尾したが、ギーツはマグナムシューター40Xを撃ってPKサンダーを迎撃、無力化した。更に続けてギーツはマグナムシューター40Xをライフルモードに変形させ、打鉄を引いてエネルギーをチャージし、トリガーを引いて威力を高めた赤いエネルギー弾を発射する技、タクティカルシュートを放った。しかし、ネスは身体の周りに特殊なバリアを張ってタクティカルシュートのエネルギー弾を吸収した。この技はサイマグネット、エネルギー攻撃などを吸収して受けたダメージを回復する技である。
ギーツ「吸収能力か、厄介だな」
ネス「PKフラッシュ以外は友達に教えてもらったんだ」
ギーツ「なるほど、その友達もお前ぐらい強かったんだろうな」
すると、ギーツはマグナムシューター40Xを捨て、ネスの方目掛けて走った。ネスはPKファイヤーを放って応戦したが、ギーツは全て回避した。
ネス「回避された!?」
ギーツ「昔から言われているだろ? 当たらなければどうということはないってな」
ギーツはネスに接近すると、連続で蹴りを放ち、上空に蹴り飛ばした。そして、自身もジャンプすると、空中にいるネスに強力な蹴りの一撃をお見舞いし、場外まで蹴り飛ばして撃墜した。
ナレ男「ゲームセット!! 勝者、ギーツ!!」
こうして、第十三の挑戦者戦は終わった。その後、控え室では挑戦者のネスと共に今回の参戦ファイターが話をしていた。
ネス「皆さん初めまして! 新しくファイターになるネスです! よろしくお願いします!」
バーサル騎士「まだ子供なのにファイターとは…それだけの腕前を持っていると言う事だな」
ネス「前に友達と一緒に世界を救った事はありますけど、あれは色んな人の助けがあっての事ですから、僕一人じゃ大した事ないですよ」
千初「しれっと凄い事言いましたね…」
ガロード「世界を救った少年…か…」
シン「まるで王道少年漫画だな」
キャプテン・ファルコン「遅れたけど、浮世英寿くん、優勝おめでとう!」
英寿「ありがとう、まあ、スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズである俺からすれば当然だな」
かなで「英寿…凄い自信だね…」
英寿「西暦元年から戦っているからな、俺は」
イングラム「なるほど、つまり、技量が違うと言う事だな」
英寿「そう言う事だ」
ガロード「その割には、優勝に時間がかかったみたいだが?」
英寿「まあ、世界は広いと言う事だろう、それにこれは大乱闘、デザイアグランプリとはルールも違うゲームだ」
シン「つまり、いくら技量が高くても、毎回勝てる訳じゃないって事か?」
英寿「そう言う事だ、まあ見てろ、俺の優勝は今回だけで終わるつもりはないと言う事をな」
ネス「僕も、頑張るぞ!!」
こうして、今回の大乱闘は幕を閉じた。技量だけで勝負の決まらないゲーム、それが大乱闘。その大乱闘に新たに参戦した超能力使いの少年、ネス。彼はこの大乱闘にどんな風を巻き起こすのだろうか?
[原作では…]
初登場は1994年8月27日に発売されたMOTHER2 ギーグの逆襲、ネスと言う名前はデフォルトネームである。イーグルランドの地方都市オネットに住んでいる12歳の少年であり、ある日の夜、自宅の裏山に落下した隕石の中から現れたブンブーンと言う生物の口から10年後の未来世界の惨状を聞かされる。ギーグと言う名の侵略者によってその惨状が引き起こされる事を知ったネスは、ブンブーンの想いに応えるべく、長く険しい冒険の旅へと出発し、その中で自分と同じ使命を帯びる少年少女と力を合わせ、冒険を進めてゆく。
[アルスマでは…]
原作終了後の世界線から参戦、原作で使用できなかったPSIはポーラとプーから教わっている。様々なPSIを駆使して戦うほか、バットやヨーヨー等、原作で武器として使用したアイテムも使って戦う。相手のエネルギー攻撃を吸収するサイマグネットも使用可能な為、臨機応変に戦えることだろう。また、ネスが参戦した事でアルスマファイターの平均年齢のバランスも良くなったと思われる。(関係ない)ちなみに、この小説の作者はMOTHER2をきちんとクリアしているし、中学生の頃に一番やりたかったゲームがMOTHER2であった。昨年バーチャルコンソールを購入し、ようやくプレイしたが、やはり神ゲーだったようである。はっきり言おう、何故ミニスーファミにMOTHER2を入れなかった!? 入れてたら即買いだぞこれ! まあ、マリオRPGとかスタフォ2入ってる時点で買いだが。それはさておき、作者はまだMOTHERとMOTHER3はプレイできていないが、初代もMOTHER3もSwitchで出てるから、いずれやる予定である。ちなみに、参戦させようと思ったきっかけは、MOTHER2が好きだから&スマブラでよく使ってるキャラだから&任天堂キャラを増やす為。
最終更新:2025年03月07日 13:30