アルティメットオールスター大乱闘スマッシュブラザーズ アドベンチャー編III「全面対決」+百人組み手+ゲスト戦

[アルスマ アドベンチャー アルスマ草原の花畑]

ある日の朝、突然アルスマが中止すると言う発表がなされた。いつもの休止期間の日付となったのは確かだが、その本当の理由は、エレメントスタンドがアルスマシティに向けて侵攻を開始したからである。以前、ストラトスシティで激戦を繰り広げた灼熱のヒートや、アルスマ草原で交戦した雷鳴のボルト、そして、未だ存在が謎の他の二人の四天王。更に、四天王の部下等も一斉にアルスマシティに向けて侵攻していると言う。その情報をマスター特有の超能力でキャッチしたマスターファフニールは、アルスマファイターを緊急招集し、作戦会議を開始した。今度の戦いには、大乱闘やアルスマシティだけではなく、アルスマ界全体の命運がかかっているのである。

マスターファフニール「と、言う訳だ、君達には、アルスマ界を守る為にエレメントスタンドと戦ってほしい」
英寿「大乱闘をする為にこの世界に来たってのに、まさか悪人と戦うことになるとはな…」
ジロー「だが、この世界全体が危機に陥るなら、戦うしかない」
ネス「僕も、覚悟はできてるよ! 今までもゲップーやクラーケンみたいな怖い奴らと戦えたんだ、今回だって!」
マスターファフニール「みんな…すまないねぇ…本当は君達にも大乱闘を精一杯楽しんでほしかったんだ、なのに、この世界のいざこざに巻き込んでしまって…」
真司「気にすんなって、どの道、俺達が戦わないと誰も太刀打ちできないんだろ?」
シン「だったら、俺達がやるしかない!」
マリオ「それ位の事はみんな理解してくれているよ」
マスターファフニール「ありがとう…じゃあ、作戦を説明するよ」

マスターファフニールは今回のエレメントスタンド迎撃作戦の概要を説明した。敵は四天王を始めとした4部隊で侵攻している、それをこちらも4チームで迎撃すると言う作戦である。エレメントスタンド四天王は四方向から来ている事が確かである上、エレメントスタンドは少数精鋭の組織である事が分かっている。その為、これら以外の伏兵は考えられないが、念の為、数名のファイターをアルスマシティの防衛アンドロイド セラフィとラフェールと共に護衛として残す事を決めた。そして、他のファイターは4チームに分け、四つの属性の四天王とその部下を撃破する、これで作戦は決まった。気になるチーム編成は以下の通りである。

[アルスマシティの護衛]
翼、瑠依、サンシロウ、フィオーレ、ヴェローナ
[チームA(ヒートの迎撃)]
ドラゴニュート、イオナ、カイト、デスティニー/シン、アブソル、サーナイト、カムイ、マルス、悟空、ピッコロ、R-GUN/イングラム
[チームB(ボルトの迎撃)]
ティガ/ダイゴ、ネクサス/孤門、ネオス/カグラ、バーサル騎士、エイト、ダイ、クラウド、ティファ、遊戯、ウイングマン/健太、メイプル
[チームC(四天王Aの迎撃)]
リスティリア、龍騎/真司、ZO/麻生、ギーツ/英寿、マジレッド/魁、ダブルエックス/ガロード、マリオ、ルイージ、ネス、アイスクライマー、かなで
[チームD(四天王Bの迎撃)]
千初、ギャバンtypeG/撃、キカイダー/ジロー、キリト、アスナ、フォックス、キャプテン・ファルコン、アリア、トレイン、イヴ、キサラ、クー&レン

翼「俺達はアルスマシティの護衛だな」
サンシロウ「何や何や、わいの力を発揮できんのか、体がなまるで」
ヴェローナ「あなたが居ても全く戦力になりませんので大丈夫です」
ドラゴニュート「俺達はヒートの迎撃か…」
イングラム「奴は一度撃退したが、油断はするな、一度敗北した者は更に力をつけて襲い掛かって来る」
アブソル「アブソッ!!」
ダイゴ「僕達はボルトの迎撃だね」
孤門「今回はゼロさんがいない、でも、頼りになる仲間がいる」
カグラ「あんな奴に、二度と好き勝手させるものか!!」
魁「俺達は四天王の一人を迎撃するのか…」
リスティリア「何か、炎技を多く使える人達が集まってますね…」
英寿「それも、マスターファフニールの作戦、らしいぞ?」
キリト「で、俺達も同じく未だに正体不明の四天王を迎撃しろって事か」
トレイン「このチームはスピード特化か…って事は、スピード型の四天王でもいるのか?」
キサラ「スピード型がいても関係ない、全部まとめて、相手にするから!」

マスターファフニール「さて、準備はできたようだね、今から転送するよ」
オペ子「今回の作戦も、今まで通り決して死ぬ事はありません、ですが、これだけは覚えておいてください、あなた達の作戦が、このアルスマ界の命運を変える事になると言う事を」
翼「分かりました! 必ずこの戦い、勝利してみせます!!」
マスターファフニール「覚悟はできたようだね…それじゃあ、転送!!」

マスターファフニールの能力によって、ファイター達はそれぞれの場所へと転送されて行った。アルスマ界の平和を守り、人々を、大乱闘を守る為に、アルスマファイターは戦う決心をしたのである。

一方、その頃、エレメントスタンド四天王の一人、灼熱のヒートが侵攻中のアルスマ草原の花畑で寝転がって青空を眺めている一人の少女がいた。その少女の名前は黒乃月(くろの るな)、薄紫を基調としたゴスロリワンピース、紫色の長髪、黄色の右目と赤色の左目が特徴の17歳の少女であった。ルナは花畑に寝転がり、一人静かに青空を眺めていた。

ルナ「綺麗なお花畑に寝転がって雲一つない蒼穹を眺める…これだけで戦いで傷ついた私の心が癒される…」

その直後、突然アルスマファイター達が転移して来た。あまりに唐突の出来事に、ルナは驚いた。

ルナ「な…何!?」
ドラゴニュート「到着っと、あれ? 誰かいるぞ」
ルナ「突然現れるなんて、怪しい人達ね…こんな事ができるのは、闇の眷属しかいない! なら! 漆黒なる永劫の翼(ダークネス・エターナル・フリューゲル)の二つ名を持つ、この私、黒乃月が相手よ!! 」

そう言ってルナは左手に漆黒の拳銃、魂の狙撃手(ソウル・ティラール)を召喚し、ドラゴニュートに銃口を向けた。できるだけ戦闘を避けたいドラゴニュートは、すぐさま両腕を挙げてルナを制止した。

ドラゴニュート「落ち着け! 俺達はその闇の眷属ってのじゃない!!」
ルナ「そうなの…? 確かに、私の左目に宿る魔眼は疼かない…なら、悪い人達じゃなさそうね…」
ドラゴニュート「当たり前だ! 大体なんだよ、その闇の眷属ってのは」
ルナ「闇の眷属…それは地獄から蘇りし人々を喰らう魔獣…そいつらは己の力を高める為、私の魔眼を狙っているの…私はそれから逃げる為、この世界に逃げて来たの…」
シン「…なあ、この子は一体何を言っているんだ…?」
悟空「何かの呪文か?」
ドラゴニュート「ただの中二病だよ、ほっとけばいいって」
マルス「中二病…? 病気にかかっているのかい? なら、治療をしないと!」
ドラゴニュート「そう言う意味の病気じゃないって!!」
カムイ「でもあの子…雰囲気がオーディンさんやオフェリアさんに似ていますね…」

直後、花畑に火球が投げ込まれた。その火球は一気に燃え広がり、花畑は一瞬の内に火の海と化した。

ルナ「あっ! お花が!!」
灼熱のヒート「よう、マヌケ共、以前の借りを返しに来てやったぜ」
ピッコロ「これが噂に聞くヒートって奴か…」
イオナ「いきなりお花畑を焼くなんて…!」
カイト「何て事をするんだ! 許さないぞーっ!!」
灼熱のヒート「フン、何とでも言え、貴様らもじきにこうなる、行くぞ、ファイアリア」
ファイアリア「了解です! ヒート様!!」

シン「コール! デスティニー!!」
イングラム「コール! R-GUN!!」
デスティニー「準備完了だ!!」
R-GUN「いつでも来い…」

灼熱のヒートはサラマンダーチルドレンを2匹生成した。その直後、灼熱のヒートとファイアリアは同時にギガファイアの魔法を唱え、巨大な火球でサーナイトを攻撃した。だが、サーナイトはギガファイアをリフレクターで防御し、無力化した。

灼熱のヒート「チィ! あいつは後回しだ! まずはあの青いガキから倒す!!」
カイト「え? 俺?」
灼熱のヒート「以前の恨み、倍にして返してやるよ!!」

灼熱のヒートはヘルフレイムの魔法を唱え、地獄の業火でカイトを攻撃した。カイトは破壊ブラスターでヘルフレイムを迎撃したが、完全には迎撃しきれず、僅かな火炎がカイトにダメージを与えた。

カイト「くっ! この火力…以前より上がっている!?」
灼熱のヒート「俺もお前らと同じ様に実力を上げたって訳だ、それはファイアリアも同じだ」
ファイアリア「そう言う事よ! サラマンダーチルドレン!!」

ファイアリアはサラマンダーチルドレンを2匹生成した。これにより、サラマンダーチルドレンの数は合計4匹、そしてそのサラマンダーチルドレンが一斉にカイトを襲った。

カイト「嘘だろぉ!?」
ファイアリア「私も猛特訓の末に編み出したのよ、サラマンダーチルドレンを!!」
灼熱のヒート「さあ! 黒焦げになりやがれ!!」

4匹のサラマンダーチルドレンはカイト目掛けて一直線に攻撃をかけた。灼熱のヒートとファイアリアの猛攻にもはやこれまでかと思われたその時、4発の魔力弾がサラマンダーチルドレンを撃ち抜き、消滅させた。その攻撃の主はルナであり、ルナの魂の狙撃手から放たれた魔力の銃弾がカイトを救ったのであった。

カイト「君…」
灼熱のヒート「てめえ…何故邪魔をした…!?」
ルナ「あなた達はお花畑を燃やした上に、他の人に危害を加えようとしている…それに何より、私の魔眼があなたを倒せと疼いている…だから、漆黒なる永劫の翼の二つ名を持つ私が、あなた達を倒してあげる!」
灼熱のヒート「訳わかんねえんだよぉ!!」

灼熱のヒートは特大のギガファイアをルナ目掛けて放った。だが、ルナはその場に立ったまま、右掌を正面に構えていた。

ルナ「完全防御(ブラック・ホール)!!」

ルナがそう呟くと、右掌にマイクロブラックホールが生成され、ギガファイアは吸収、無力化されてしまった。その光景を目の当たりにした灼熱のヒートとファイアリアは驚愕した。

灼熱のヒート「貴様ぁ…!!」
ルナ「これは私が魔眼を持つ故にできる事、本来ならこの力は破壊の為に使われる…でも、私はこの力をあなたみたいに悪用したりはしない…!!」
灼熱のヒート「てめえ…最高にムカつくな…!! いいぜ、こっちも奥の手を見せてやる!!」

灼熱のヒートが指を鳴らすと、1人の人物が転送されてきた。その人物を、ドラゴニュートはよく知っていた。

ドラゴニュート「ダークドラゴニュート…!!」
ダークドラゴニュート「よう、ドラゴニュート、久しぶりだな…」

ダークドラゴニュートは、ドラゴニュートがアルスマ界に来る前に居た世界で戦ったライバルである。ドラゴニュートとの見た目の違いは髪の毛が黒い事、瞳が赤い事、服装が黒を基調とした服装である事、武器が紫色の長剣ダークネスソードである事などである。ダークドラゴニュートはマイナスエネルギーが集まって生まれた存在であり、ドラゴニュートを倒す為にある存在が生み出したのがこのダークドラゴニュートである。幾度となく戦い、最後はデスマウンテンでライトブラストとシャドウブラストの撃ち合いでドラゴニュートが競り勝った事で消滅したはずであった。だが、そのダークドラゴニュートが今、ドラゴニュートの目の前にいるのである。

ドラゴニュート「何故だ…! お前は確かにあの時死んだはず…!!」
ダークドラゴニュート「俺の残留思念にマイナスエネルギーが集まって復活したんだよ、そして俺はお前を追ってこの世界に来た際、こいつらと出会った」
灼熱のヒート「面白そうだからって理由で協力してくれてんだよなぁ!!」
ドラゴニュート「ダークドラゴニュート! またあんな戦いをしないといけないのか!!」
ダークドラゴニュート「それが俺の望みだ、俺はお前を殺す為に、こうして蘇ったのだからな」
ドラゴニュート「なら、決着をつけてやる!! 俺の仲間達と共に!!」

ファイアリアは炎をレーザーの様に放つ技、フレイム・レーザーを放ち、アブソルを攻撃した。しかし、アブソルは攻撃をかわし、ファイアリアの剣と鍔迫り合いになった。そこにサーナイトがマジカルリーフを放ち、ファイアリアの右腕を掠め、少し負傷した。

ファイアリア「この程度の傷、何でもないわ!!」

ファイアリアは剣に炎を纏い、サーナイトを斬りつけ、撃墜した。続けてファイアリアはカムイとマルスの二人を相手に炎を纏った剣で攻撃を仕掛けた。マルスの放った鋭い突きをファイアリアは剣で逸らし、次の瞬間、マルスを斬りつけて撃墜した。続けてカムイも攻撃しようとしたが、そこにアブソルがきりさくを放った。アブソルのきりさくはファイアリアの横腹に命中し、ファイアリアは大ダメージを受けた。

ファイアリア「うっ…! ぐうぅ…っ!!」
カムイ「降参してください、もうあなたは戦えないはずです」
ファイアリア「何…を…この程…度…!!」

その直後、ファイアリアは地面に倒れ込み、気を失った。元々痛みに強い体ではないにも関わらず、アブソルのきりさくの直撃が入った為、かなりの激痛が走った訳である。その激痛に耐えてなおも戦おうとしたファイアリアだが、流石に限界が来たのだろう。

灼熱のヒート「ファイアリア! チッ! 役に立たん女だ!!」
カイト「てめえ…!! 仲間の価値ってのはなぁ! 役に立つとか立たないとかじゃねぇんだよ!!」
灼熱のヒート「あいつは役に立つから部下にしておいてやったんだ、なのにあの程度の傷で倒れやがって…!!」
悟空「どんなに強い人間でも、生きている限りは怪我で倒れる事もある」
R-GUN「お前が絶対に倒れないと豪語するなら、望み通り俺達が倒してやろう」
灼熱のヒート「やれるもんならやってみろよ!!」
カイト「ああ、やってやるよ!!」

カイトは灼熱のヒートに接近し、雷属性のパンチ、スパークパンチを放った。スパークパンチは灼熱のヒートの左頬に命中し、この一撃で口の中を切って出血した為、その場に血を吐き捨てた。だが、ヒートは健在であり、炎を纏った剣でR-GUNを攻撃した。R-GUNはビームカタールソードで攻撃を受け止めたが、ヒートは力で無理やりビームカタールソードを破壊し、そのままR-GUNを叩き斬って撃墜した。その際、ヒートの装備していた剣は折れ、使い物にならなくなった為、ヒートは剣を捨てた。

悟空「おめえの剣は使い物にならなくなったみたいだな」
ピッコロ「武器を失ってどうするつもりだ、殴り合いなら負けんぞ」
灼熱のヒート「安心しろ、俺は炎の使い手だ、武器ぐらい炎で作れるさ」

灼熱のヒートは炎を右腕に収束させ、炎でできた剣を生成した。一般人がこれを装備しようものなら即座に火傷してしまうが、炎を自由自在に扱えるヒートはその心配がないのである。

カイト「こいつ…! 炎で剣作りやがった!!」
灼熱のヒート「威力はギガファイアとほぼ同等、それに…!!」

灼熱のヒートは炎の剣をカムイとアブソルのいる方向けて振った。すると、炎の剣は100メートル程伸び、カムイとアブソルを斬り裂いて撃墜した。一撃で撃墜される程の威力を持つ炎の剣が、広範囲を攻撃する。この剣の威力を前に、アルスマファイター達は驚愕するしかなかった。

灼熱のヒート「これが俺様の最後の切り札だ! さあ、どうする!?」
カイト「決まってんだろ! お前を倒す! それは変わらないさ!!」
悟空「おめえのような危険な奴とは、ここで決着を付ける」
ルナ「そうしないと、多くの人が傷つく、そんな事は、漆黒なる永劫の翼の二つ名を持つ私と、天上界人の父とサキュバスの母が許してくれないはずです!!」
ピッコロ「そう言う事だ、俺達は砕け散るまで戦うぞ」
灼熱のヒート「そうかいそうかい、なら、死ねや!!」

灼熱のヒートは炎の剣を振ってアルスマファイター達を攻撃した。先ほどと同じ様に、炎の刀身は伸び、アルスマファイター達を襲ったが、ルナが完全防御(ブラック・ホール)を発動させ、炎の剣をマイクロブラックホールに吸い込ませた。その隙に、カイトと悟空とピッコロが同時攻撃を仕掛けた。手始めにカイトが破壊ブラスターを放ったが、これは灼熱のヒートのギガファイアで相殺。だが、その隙に悟空とピッコロが同時に連続キックとパンチを放ち、灼熱のヒートに大きなダメージを与えた。直後、ルナによって炎の剣を全て吸い尽くされ、灼熱のヒートは魔力が枯渇してしまった。魔力が枯渇した灼熱のヒートは地面に膝を付いた。

悟空「もう諦めろ、おめえはもう戦えねえ!」
灼熱のヒート「舐めるなよ…! 俺はまだ戦えるってんだよぉぉぉッ!!」

灼熱のヒートは気合で立ち上がり、なおも戦闘を継続しようとした。恐ろしい事に魔力も気合で回復しており、再び炎の剣が現れていた。その様子を見ていたドラゴニュートはある事を思いついた。

ドラゴニュート「イオナ! デスティニー! しばらくダークドラゴニュートの相手をしてくれ!!」
イオナ「了解です」
デスティニー「任せろ!!」

イオナは鉄の暗器を、デスティニーはアロンダイトを手に取り、ダークドラゴニュートに向かって行った。その隙に、ドラゴニュートはカイトの下へ向かった。

ドラゴニュート「カイト!」
カイト「どうした? 何か奴を倒す作戦でも…」
ドラゴニュート「ああ! 合体攻撃だ!!」
カイト「合体攻撃…?」
ドラゴニュート「手っ取り早く言うと、俺達のオーラを合わせるんだ!!」
ルナ「それなら、光と闇のオーラを均等にする事をおすすめしますよ~」
ドラゴニュート「光と闇のオーラを均等に…?」
ルナ「そうした場合、一撃必殺級の威力になるらしいです、ちなみに、人数は4人以上」
ドラゴニュート「と…言われても…」
カイト「光は俺とドラゴニュートでいいとして、闇がルナしかいないんじゃ…」

その時、後方に何者かがテレポートしてきた。その人物は、カイトのライバルであるダークカイトであった。ダークカイトとカイトの相違点は、髪の色が紫である事、目が赤い事、服装が紫を基調にした服である事、武器がダークソード一本である事などである。また、闇の攻撃を主力に使うなど、剣と銃を使うカイトとは戦い方が違っている。突然ダークカイトがテレポートしてきた事で、カイトは驚いていた。

カイト「ダークカイト!!」
ダークカイト「よう、話は聞かせてもらったぜ、俺が手を貸してやるよ」
ルナ「ほうほう、あなた、中々の闇の力を秘めているようですね、私の魔眼が疼くわ…」
ダークカイト「そう言うお前こそ、かなりの闇の力の持ち主らしいな…」
ドラゴニュート「よし! これで準備はできたな!!」

一方、灼熱のヒートの相手をしている悟空とピッコロは、ドラゴニュート達に早く攻撃をするようせかした

悟空「まだか、みんな!!」
ピッコロ「早くしろぉ!!」
ドラゴニュート「今やる! みんな! 4人のオーラを一つに合わせるんだ!!」
ルナ「OK! 技名はシンプルに光と闇(セイントオブダークネス)で行きましょう!!」
ダークカイト「了解だ」
カイト「行くぞ! これが俺達の光と闇だぁぁぁッ!!」

4人は目を閉じ、両掌を灼熱のヒートに向けてオーラを高めた。すると、体の周りにオーラが発生し、両掌から光と闇のオーラが放たれ、そのオーラは海のように青いオーラへと変わった。そして、そのオーラがヒートを全方位から攻撃し、ヒートの全身に激痛が走った。

灼熱のヒート「ぐわあぁぁぁぁぁッ!!!」
悟空「効いてるみてえだな」
ピッコロ「今度こそくたばったか!?」

セイントオブダークネスを食らった灼熱のヒートは、満身創痍の状態で立っており、炎の剣も再び消滅していた。そして、ドラゴニュート達の方を見ると、最期の力を振り絞って最後の言葉を残した。

灼熱のヒート「これで勝ったと…思うなよ…他の四天王が…必ず…アルスマシティを…潰すんだからな…フフフ…ハッハッハ…」

そう言い残し、灼熱のヒートは地面に倒れ、動かなくなった。最後の最後までその強さを見せつけたヒートだったが、光と闇の合体攻撃を前に、遂に敗れ去った。

ドラゴニュート「俺達は絶対に負けないさ、いくら四天王が強くても…!!」

直後、ダークドラゴニュートの攻撃でイオナとデスティニーが吹っ飛ばされてきた。二人共ボロボロの状態であり、いつ撃墜されてもおかしくはなかった。

ダークドラゴニュート「あのヒートとか言う奴、死んだか…まあいい、遊びは終わりだ!!」
デスティニー「くっ! あの野郎、強い!!」
イオナ「ドラゴニュートさん、私達にできる時間稼ぎはここまでです! 後は…!!」
ドラゴニュート「ああ、後は任せろ!!」
ダークカイト(俺、アルスマ名物のアルスマ饅頭をマスターゴッドに買ってくるように頼まれただけなんだが…まあ、いいか…)
ルナ「ダークカイトさん、私と共に究極の闇と言うものを見せてあげましょう!」
ダークカイト「ああ、いいだろう、行くぞ、シャドーボール!!」
ルナ「闇の銃弾(ダークネス・ショット)!!」

ダークカイトはシャドーボールと言う闇の塊を飛ばし、ルナは魂の狙撃手からダークネス・ショットと言う闇の銃弾を放った。しかし、ダークドラゴニュートはダークネスと言う闇魔法でそれらを迎撃、逆に闇の真空波、ダークネスリッパーを放ってきたが、ルナが再びダークネス・ショットで迎撃した。

ルナ「さて、そろそろ私の究極奥義を見せてあげるわ…!!」
ダークドラゴニュート「究極奥義? 笑わせるな、できるものなら、やってみろ!!」
ダークカイト(この状況で究極奥義だと!? 何を考えている!?)
ルナ「我に宿りし混沌の闇よ、黒き炎で全てを焼き尽くし、崩壊させよ、暗黒の波動(ダークネス・エクスプロージョン)!!」

ルナがダークネス・エクスプロージョンの魔法を唱えると、暗黒弾が放たれ、ダークドラゴニュートの近くで大爆発を起こした。ダークドラゴニュートは吹っ飛ばされたが、すぐ体制を立て直し、戦闘継続したが、直後、爆炎の中からドラゴニュートが現れた。

ドラゴニュート「ダークドラゴニュートォォォッ!!」

ドラゴニュートはスティールソードの刀身に強力なエネルギーを纏って斬りつける技、インパルススラッシュを放ち、ダークドラゴニュートを斬りつけた。ダークドラゴニュートはとっさに回避行動を取ったが、僅かに命中はしており、大きなダメージを受けてしまった。傷口からは血が流れ出ており、ダークドラゴニュートはこれ以上の戦闘続行は不可能と捉え、撤退を考えた。ここで戦わなくても次の機会に戦えばいい、そう考えたダークドラゴニュートは撤退する事にした。

ダークドラゴニュート「ドラゴニュート、貴様は腕を上げているようだな…以前より強くなっている…」
ドラゴニュート「そりゃあ、他の世界から来たファイターと戦ってたら、これだけ強くもなるさ」
ダークドラゴニュート「そうか…なら、もっと強くなって俺を楽しませて見せろ、俺も腕を上げて待っているぞ、ドラゴニュート」

そう言ってダークドラゴニュートは闇のゲートを発生させ、その中に入って姿を消した。双方がボロボロになったこの戦いは、灼熱のヒートが戦死、ファイアリアが戦闘不能、ダークドラゴニュートが撤退した事により、アルスマファイター側が勝利した。戦闘終了後、残ったファイターはこれからの作戦を立てる事にした。

ドラゴニュート「みんな、生きてるか?」
イオナ「何とか生きていますけど…」
デスティニー「俺とイオナはもうボロボロだ」
悟空「オラはかなりやられたけど、まだやれる!」
ピッコロ「俺もまだ戦えるぞ」
カイト「でも、半数以上がやられたな…」
ルナ「大丈夫! まだ漆黒なる永劫の翼の二つ名を持つ私がいるから」
カイト「まあ、ルナとダークカイトがいてくれたら大丈夫だな」
ダークカイト「悪いが、俺はカイスマ界に帰るぞ」
カイト「何でだ?」
ダークカイト「元々俺はマスターゴッドにアルスマ饅頭を買ってくるように頼まれただけで、ついでにカイトの様子を見に来たら何故か戦闘に巻き込まれたってだけなんだ」
デスティニー「つまり、完全に巻き込まれたって訳か」
ダークカイト「そう言う事だ、それに、カイスマDXの準備もしないといけないからな、まあ、今度アシストキャラとしてなら出てやるよ」
カイト「ありがとう、ダークカイト!」
ダークカイト「じゃあな」

その後、ダークカイトはテレポートで去って行った。残されたファイターとルナは、今後の戦いに備え、一旦アルスマシティに戻る事にした。

イオナ「他のファイター達は大丈夫でしょうか…」
悟空「でえじょうぶだ、みんな強えからな!」
カイト「悟空の言う通りさ、そう簡単にやられはしないよ」
ドラゴニュート「そう言う事さ、まあ、俺達は一旦アルスマシティに帰ろう」
ルナ「うん、そうだね!」

その後、ドラゴニュート達はアルスマシティに帰った。灼熱のヒート一派とアルスマファイターの戦いはアルスマファイター側が勝利した。しかし、まだ四天王は3人いる、これらの戦いに勝てるかどうかはまだ分からない。だが、アルスマファイター達は大乱闘や人々、アルスマ界を守る為、全力を持って戦うだろう。それが、アルスマファイターとしての仕事の一つなのだから。

[アルスマ アドベンチャー アルスマ海岸]

アルスマ草原の花畑での灼熱のヒート達との戦いは、アルスマファイター側が勝利した。一方のアルスマ海岸では、四天王の一人である雷鳴のボルトを相手にする為、ティガやエイト達のグループが迎撃態勢を取っていた。一歩たりとも四天王をアルスマシティに進入させない為、決死の共同戦線を取り、相手をする事にした。そして、遂にアルスマ海岸に雷鳴のボルトとその部下の少女、サンダリアが到着した。サンダリアは長い金髪をツーサイドアップにした可愛らしい顔立ちの少女である。服装はファイアリアと同じく軍服を着ていたが、下がズボンではなくフリルのスカートになっているのがファイアリアとの相違点である。だが、彼女も四天王に仕える部下である為、高い戦闘力を持っている事は確かである。

クラウド「お前が雷鳴のボルトか…」
雷鳴のボルト「そうだよ~、で、こっちが部下のサンダリア」
サンダリア「以後、お見知りおきを」
雷鳴のボルト「しっかし、案の定待ち伏せされてたか、まあいいや、さっさと片付ければいいだけだし」
健太「そう簡単に倒せると思うなよ!」
サンダリア「そんなに仲間を分散して、勝てる見込みでもおありで?」
闇遊戯「勘違いするなよ、オレ達は一人一人が歴戦のファイターだ! 分散していたってお前達を倒すぐらいはできるさ!!」
雷鳴のボルト「な~るほど、いいよ、僕達にも考えはあるし、それより、まだ変身してない人達、さっさと変身しちゃいなよ」
バーサル騎士「相手に時間を与えるなど…何を考えている!?」
雷鳴のボルト「勝てる手段があるからさ、それに、変身の邪魔をするなんて、邪道でしょ?」
ダイ「とことんおれ達を馬鹿にして…!!」

健太「なら、お望み通り変身してやる!!」
ダイゴ「ティガーーーッ!!」
孤門「絆…ネクサスッ!!」
カグラ「ネオーーース!!」
健太「チェイング!!」
ティガ「さて、じゃあ見せてもらおうじゃないか、僕達に勝てる手段って奴を」
雷鳴のボルト「OK! 君達きっと驚くよ?」

雷鳴のボルトが空に手をかざすと、上空から地上に数体のデータが転送され、それが実体化した。実体化したのは、ファイター達が元の世界で戦った強敵達であり、その姿を見たファイター達は驚いていた。

ネクサス「イズマエル…! 厄介な相手が出てきたな…」
エイト「トラップボックスか…懐かしい相手だ…なんて言ってる場合じゃないよね…!」
クラウド「レッドドラゴンか…! また面倒な奴を…!」
ウイングマン「シャフト…! 再生怪人ぐらい弱ければいいけど…!」
メイプル「銀翼…! 前にサリーと一緒に戦って倒したボスだ…!」

イズマエルはアンノウンハンドが生み出した究極のスペースビーストであり、元の世界ではネクサスとナイトレイダーが倒して来た計12体のスペースビーストの容姿と能力が合体した最強のスペースビーストなのである。
トラップボックスは宝箱の蓋が分割され、宝箱の中から長い舌を出した骸骨がびっくり箱の如く出てきたモンスターであり、エイトは元の世界で仲間達と共に剣士像の洞窟にビーナスの涙と言うアイテムを取りに行った際、最期の試練としてこのモンスターと戦ったのである。
レッドドラゴンは古代種の神殿の壁画を守っていたドラゴンであり、元の世界ではクラウド達をレッドドラゴンブレスやドラゴンファングで苦しめた強敵である。
シャフトはリメルの部下で、キータクラーと並ぶ幹部であり、その正体は滅多に誕生しない高等シードマンである。元の世界ではウイングマンを倒す為、何度も刺客を送った強敵である。
銀翼は巨大な鳥のモンスターであり、元の世界ではそれまでメイプル達が戦ったボスとは格の違うボスであった。その圧倒的な強さは運営曰く、倒せないはずのモンスターとして設定されていたからなのである。

雷鳴のボルト「どう? 驚いた? これも僕達の協力者が僕にくれたちょっとしたサービスだよ?」
サンダリア「流石のあなた達も、これを前にしては勝ち目はないはずです」
ティファ「確かに、あの時の私達なら苦戦はしたでしょうね…」
エイト「でも、僕達はあの時よりずっと強くなっている!!」
ネクサス「それに、あの時はいなかった仲間達がいる!!」
メイプル「私達が力を合わせれば、きっと勝てるよ!!」
ウイングマン「お前達みたいな悪党にはアルスマシティに指一本触れさせやしない! それが俺達の使命だ!!」
ネオス(いつも思うけど、健太くんこういう時のノリは凄くいいよなぁ…)

雷鳴のボルト「へ~、君達この状況でも諦めないなんて、頭おかしくなったのかな? まあいいよ、すぐに倒してあげるからさぁ!!」
サンダリア「私とボルト様の電撃を前に、黒焦げになってください!!」

雷鳴のボルトは、右掌に高圧電流を収束させ、それをメイプルの方目掛け、ビームの様に放った。この技はボルトの一番の大技、ライトニングボルトである。だが、メイプルは闇夜ノ写を構え、悪食のスキルでライトニングボルトの電撃を吸収した。自身の大技を吸収されたボルトは驚愕した。

雷鳴のボルト(あいつの悪食ってスキルは何でも吸収してしまうと聞いていたが、まさか僕のライトニングボルトまで吸収されるなんて…!!)
メイプル「一か八かと思って悪食を発動させたけど、まさか吸収できるなんて…」
サンダリア「ボルト様、ここは…」
雷鳴のボルト「そうだね、まずは回復魔法が使えるエイトと驚異的な防御力を持つメイプル、この二人を叩き潰す所から始めよう!」

雷鳴のボルトとサンダリアの二人は、剣に電撃を纏い、それぞれエイトとメイプルに攻撃を仕掛けた。だが、エイトはひらりと攻撃をかわし、メイプルは闇夜ノ写で攻撃を受け止めた。その後、集中攻撃を受けるエイトとメイプルを助けるべく、ティガ、ネクサス、ネオスの三人が加勢した。

雷鳴のボルト「くっ! ウルトラ戦士達か…!!」
ティガ「二人共、大丈夫?」
エイト「僕は大丈夫だよ」
メイプル「うん! 私も平気!」
ネオス「集中攻撃とは、関心しないなぁ」
サンダリア「勝負と言うものは、勝つ事さえできればどんな手段を取っても良いのですよ!」
ネクサス「どんな手段も? なら、犠牲が出てもいいと言うのか? 僕達はそんな事、絶対に認めない!!」

その時、ネクサスの体が光り輝き、赤を基調とした姿のジュネッスから、青を基調とした姿のジュネッスブルーへと変身した。この姿は、アルスマだとスピード特化の形態となっており、右腕に装着されたアローアームドネクサスと言う装備から、切断系の技を繰り出し戦う。ネクサスはアローアームドネクサスからシュトロームソードと言う光の剣を発生させ、ボルトの剣を切断した。剣を切断され、使い物にならなくなったことで、ボルトは剣を捨て、右腕に電撃を収束させ、雷の剣を生成した。

エイト「雷の剣!?」
雷鳴のボルト「フフフ…これは強いよ~」

雷鳴のボルトは空に雷の剣を掲げると、刀身が空中に拡散し、そこから落雷が発生した。落雷はアルスマ海岸にいるファイター全員に命中し、ダメージを与えた。あまりに強力な広範囲攻撃を前に、ファイター達は驚愕した。

クラウド「くっ…! 何て攻撃だ…!!」
ウイングマン「体が…痺れる…!!」
雷鳴のボルト「決まった! 今だよ! データユニット達!!」

ボルトの合図で、データユニットと呼ばれるデータの敵達がファイター達に襲い掛かった。絶体絶命の危機で、真っ先に動いたのはエイトであった。

エイト「させないっ! キアリク!!」

エイトはキアリクの呪文を唱えた。キアリクは仲間全員の麻痺を治療する呪文であり、エイトの仲間であるククールも使うことが出来る呪文である。この呪文のおかげでファイター達は再び行動できるようになった。

雷鳴のボルト「何っ!?」
ネクサス「感謝します! エイトさん!!」

ネクサスに接近していたイズマエルは全身に合体したスペースビーストのパーツから、同時に破壊光線や火炎弾を放った。それをネクサスはシュトロームソードで切り払い、イズマエルに接近し、シュトロームソードで斬りつけた。続けてティガ、ネオスと共にパンチやキックを放ち、ティガのゼペリオン光線、ネオスのネオマグニウム光線、ネクサスのオーバーアローレイ・シュトロームの同時攻撃を放った。オーバーアローレイ・シュトロームはジュネッスブルーの必殺技、アローレイ・シュトロームの強化版であり、アローレイ・シュトロームとシュトロームソードを組み合わせ、不死鳥の様な光の矢を放つジュネッスブルー最強の必殺技である。この必殺技の同時攻撃を食らったイズマエルは爆散し、消滅した。

続けて、エイトとダイを相手に戦っていたトラップボックスだが、二人の勇者を相手に宝箱の蓋で殴りつけたり、巨大な氷柱で攻撃する呪文、ヒャダルコで攻撃を仕掛け、戦っていた。しかし、トラップボックス自体がエイトが元居た世界の冒険の序盤で戦ったモンスターであり、今のエイトにとっては大した敵ではないのである。それはダイも同じであり、ダイも勇者として多くの戦いを経験し、立派な勇者となっている。その為、過去にエイトが苦戦したボスを今出してきても、今の彼等には大した相手ではないのである。エイトは電撃を纏った回転斬り、ギガスラッシュを放ち、ダイもライデインをダイの剣に纏い、それを鞘に納め、魔法剣増幅効果でライデインをギガデインに変化させ、そのままアバンストラッシュBの構えで斬りつける最強の魔法剣、ギガストラッシュを放った。二人の勇者の最強の一撃を前に、トラップボックスは砕け散り、消滅した。

レッドドラゴンを相手にしていたクラウドとティファは、レッドドラゴンの吐く青白い火炎、レッドドラゴンブレスを回避しながら、レッドドラゴンに攻撃を仕掛け、ダメージを与えていた。レッドドラゴンも負けじと尻尾で薙ぎ払ったり、ドラゴンファングで攻撃を仕掛けたが、数多くの戦いを経験し、強くなったクラウドやティファの相手ではなく、二人は軽々と攻撃を回避した。クラウド達の居た世界には、レッドドラゴンより強い敵はごまんといた、その敵達を倒して来たクラウドとティファにとって、レッドドラゴンはもはや敵ではないのである。ティファは一気にレッドドラゴンに接近し、パンチやキックを連続で放ち、吹っ飛ばした。そして、トドメにクラウドはブレイバーでレッドドラゴンの首を刎ね、レッドドラゴンは消滅した。

シャフトはウイングマンと遊戯に対し、胸から棘を放って攻撃を仕掛けたが、全て回避されてしまった。このままでは意味がないと悟ったシャフトは遊戯の近くにテレポートし、右腕のシミターで遊戯に攻撃を仕掛けた。しかし、ウイングマンはバリアレイバーでシャフトの右腕を斬り落とし、遊戯もエルフの剣士を召喚し、両手で剣を持って勢いよく相手を斬りつける技、精・剣・斬を放ってもう片方の腕も斬り落とした。後がなくなったシャフトは再び胸から棘を放ち、応戦していたが、ウイングマンのパンチで棘を跳ね返され、体に棘が刺さってしまった。トドメにウイングマンのファイナルビームと遊戯の召喚したオシリスの天空竜の超電導波サンダーフォースの同時攻撃を食らい、大爆発を起こして消滅した。

一方の銀翼を相手にしていたメイプルとバーサル騎士は、銀翼の放った無数の氷柱を防御、または回避していた。いくらデータユニットといえど、銀翼クラスの強さは完全には再現できず、若干弱くなっており、かつての様な異常な強さではなかった。メイプルは機械神のスキルを使用し、全身に銃器などの全武装を展開させ、レーザーと銃弾の一斉掃射で銀翼に大ダメージを与えた。直後、大ダメージを受けて墜落した銀翼の上にバーサル騎士が乗り、そのまま頭部目掛けてバーサルソードを突き刺した。その直後、バーサル騎士は銀翼の上から飛び降り、再びメイプルのレーザーと銃弾の一斉掃射を食らい、銀翼は消滅した。こうして、ボルトの出現させたデータユニットは全て倒されたのであった。

雷鳴のボルト「そんな…データユニットが全滅するなんて…! どれも君達を苦戦させた相手のはずだ!!」
ティファ「悪いけど、一度私達に倒された相手なんて、今の私達の敵じゃないのよ!!」
ダイ「おれ達は常に進化しているんだ! こんな奴らに負けるか!!」
ウイングマン「それに、再生怪人は弱いと言うのがヒーロー物の鉄則だからな!!」
雷鳴のボルト「くっ! やはり一度倒された奴らじゃ君達の相手は務まらないか…なら、僕とサンダリアが直々に相手をするしかない!!」

雷鳴のボルトは雷の剣を100メートル程伸ばし、ファイター達を薙ぎ払った。大半のファイターは回避をしたが、遊戯だけは回避が間に合わず、召喚していたモンスター共々撃墜された。続けて、サンダリアは掌から電撃を放つ魔法、ライトニングでファイター達を攻撃したが、ファイター達はこれを回避。その直後、再び雷鳴のボルトが雷の剣でファイター達を薙ぎ払おうとしてきた為、エイトはとっさに装備品袋からメタルキングの槍を取り出し、投げて地面に突き刺した。すると、雷の剣の電気がメタルキングの槍に吸い寄せられ、無力化された。

雷鳴のボルト「これは…! 避雷針か!!」
エイト「前にカイトくんがやっていたのを思い出したのさ」
サンダリア「厄介な事をしてくれますね…! ですが…!!」

サンダリアは剣に電撃を収束させ、それをレーザーの如く撃ち出した。この技はライトニング・レーザーと言い、レーザーの様に収束させた電撃を凄まじいスピードで撃ち出す事により、高い貫通力を生み出す技なのである。ライトニング・レーザーのレーザーをバーサル騎士は両肩に装備したシールドで防御したが、貫通され、そのまま撃墜されてしまった。

ダイ「バーサル騎士!!」
エイト「防御貫通攻撃か…避雷針も効かないみたいだし、厄介だね…」
雷鳴のボルト「ああ、ちなみにこの技、僕も使えるから」

そう言って、雷鳴のボルトは雷の剣に電撃を収束させ、そのままレーザーの如く撃ち出した。この一撃で、クラウドとティファは身体を貫かれ、一撃で撃墜されてしまった。

ネオス「クラウドにティファまで…!」
ウイングマン「攻撃速度も速く、防御を貫通するなんて…!」
メイプル「ねえ、あれって私の防御も貫通するのかな…?」
エイト「悪食なら吸収できるかもだけど、普通の防御なら、貫通されかねないね…」

あまりに厄介なライトニング・レーザーを前に、エイトはある決断をした。それは、文字通り仲間を助ける為、自分の命を懸けると言う事であった。

エイト「みんな、僕がやられないように援護してくれないかな?」
ネクサス「了解です!」
ティガ「エイトくんは、僕達が絶対に守ってみせる!」

皆の言葉を聞くと、エイトはボルトとサンダリアのいる方へと走って行った。他のファイター達も、絶対にエイトがやられないように遠距離攻撃で援護をし、メイプルはいつでもエイトを庇えるよう、カバームーブの発動準備をしていた。当然、ボルトとサンダリアはライトニング・レーザーで応戦をしていたが、エイトはその攻撃をかいくぐり、遂にボルトとサンダリアに接近した。そして、エイトは勝利の鍵である一つの呪文を唱えた。

エイト「メガンテ!!」

エイトがメガンテを唱えた次の瞬間、エイトの体は大爆発し、ボルトとサンダリアの二人を巻き添えにした。彼はアルスマシティに住む多くの人々を守る為、自爆したのである。いくら復活するとは言え、人々を守る為に自ら進んで自爆する辺り、まさに勇者と言う言葉が似合うと言えるだろう。彼の勇敢な行動に、他のファイター達も驚いていた。

ダイ「エイトさん…おれ達やアルスマシティの人々を守る為に、自らメガンテを…」
ティガ「この状況で逆転するには、この方法しかなかったんだな…」
ネクサス「まさに英雄だよ、彼は」

直後、爆風の中から現れたのは、ボロボロの状態になったボルトとサンダリアであった。どちらも爆発の影響で体中傷だらけであり、服も破れていた。特に、サンダリアに至っては下着まで見えており、ファイター達にとっては目の毒であった。

サンダリア「やだ…私の服がこんな事に…」
雷鳴のボルト「全く、僕達の方が優勢だったのに…あっという間に形勢逆転か…」
ウイングマン「まさか、まだ生きていたなんて…」
雷鳴のボルト「生きてはいるけど、この通り、もうボロボロだよ、だから、今回は撤退してあげるよ、感謝しなよ?」
ダイ「雷鳴のボルト! 二度とアルスマシティに近づくな!!」
ティガ「例え来ても、僕達が何度も相手をしてやる!!」
雷鳴のボルト「ああ、その時を楽しみにしておくよ、サンダリア、行くよ」
サンダリア「はい、ボルト様、早くお風呂に入りたい…」

そう言って、二人はテレポートの魔法でその場を立ち去って行った。結果的にエイトの自爆で勝ったはいいものの、凄まじい速度で飛来し、防御を貫通する恐るべき技、ライトニング・レーザーを前に苦戦してしまった。もしこのまま戦っていたら勝てたのか、そう考えると、ファイター達はライトニング・レーザーの恐ろしさを改めて感じたのである。

ティガ「さて、みんな、無事かい?」
ダイ「生き残ったのは、俺、ティガさん、ネクサスさん、ネオスさん、ウイングマンさん、メイプルさんだけか…」
ネオス「それに、みんなかなりのダメージを受けてますからね…」
メイプル「他のみんなは大丈夫かな…」
ウイングマン「大丈夫! 悪が栄えた試しはない! 正義は勝つ! みんなきっと無事なはずですよ!」
ネクサス「そうだね…じゃあ、一旦アルスマシティに帰ろう」

ファイター達は、これからの対策を考える為に一度アルスマシティに帰還する事にした。戦いには勝利したが、まだエレメントスタンドの脅威が去った訳ではない。全ての戦いに決着を付けるまでは安心してはいけない、アルスマシティを防衛する為、最後まで戦い抜かねばならないのである。

[アルスマ アドベンチャー アルスマ橋]

灼熱のヒート、雷鳴のボルトを撃破したアルスマファイター達。残す四天王は後二人なのだが、その四天王の詳細は未だ不明である。だが、アルスマファイター達は人々の楽しみを守る為、戦いから逃げるような事はしないのである。アルスマファイター達は覚悟を決めてアルスマ橋で四天王が来るのを待っていた。そうこうしていると、目的の人物である四天王とその部下がやって来た。

英寿「どうやら、来たみたいだな」
???「ええ、来たわよ、私はエレメントスタンド四天王の一人、氷結のスノウ…」
???「そして、私はスノウ様の側近であるコールディアですよぉ~初めまして~」

氷結のスノウと名乗った人物は、雪の様に真っ白な長い髪と、白い瞳が特徴の少女で、若干幼い顔立ちであった。服は白いコートで、下は黒いスカートとタイツと言う、寒冷地に住む人の様な服装をしていた。武器は両腕に持った白いカトラスであり、見るからに切れ味が高い剣である事が分かった。
一方のコールディアは青い髪をボブカットにした青い瞳の少女で、こちらも童顔であった。服装はファイアリア、サンダリア共々軍服だったが、彼女のは下が黒いプリーツスカートとなっており、武器は剣一本であった。だが、それ以上に彼女は敵を前にして笑顔を見せており、ただ者ではない事をうかがわせていた。

ポポ「氷結のスノウにコールディアか…」
ナナ「氷対決なら、私達も負けないよ!」
氷結のスノウ「それはこっちも同じ…」
コールディア「うふふ、切り刻んであげますね~」
ルイージ「兄さん! あの女の子怖いよ~」
マリオ「怖がってちゃ駄目だ、ルイージ!」
魁「そうだぜ! あいつらをアルスマシティに通したら、犠牲が出てしまうかもしれない、それだけは避けないと!!」
氷結のスノウ「それより、早く変身したら?」
コールディア「あなた達をズタズタに切り刻むの、楽しみだな~」
真司「あーもう! ほんと怖え女の子だな! いいぜ! 変身してやる!」

真司「変身!!」
麻生「変身!!」
英寿「変身!!」
魁「天空聖者よ、我に魔法の力を! 魔法変身! マージ・マジ・マジーロ!!」
ガロード「コール! ダブルエックス!!」
龍騎「ほら、変身してやったぜ!!」
氷結のスノウ「よくできました…じゃあ、私からのご褒美をあげる…」

氷結のスノウが空に手をかざすと、上空から地上に数体のデータが転送され、それが実体化した。実体化したのは、ファイター達が元の世界で戦った強敵達であり、その姿を見たファイター達は驚いていた。

ZO「ドラス…! 面倒な奴を呼び出してくれたね…」
ギーツ「仮面ライダーダパーンか…まあ、こう言う役割にはぴったりな奴だがな…」
マジレッド「冥府神サイクロプス…! 嫌な思い出が蘇って来るぜ…!」
マリオ「ヤリドヴィッヒ…! 水蒸気爆発だけはやめてほしいね…」
ネス「ゲップー…! 嫌な奴を呼び出してくれたな…」

ドラスは望月博士の生み出したネオ生命体が金属などを取り込んで誕生したネオ生命体の活動・戦闘用ボディであり、元の世界ではZOと激闘を繰り広げ、一度はZOを取り込み、強化形態になった事もある。
仮面ライダーダパーンは墨田奏斗の変身するパンダモチーフの仮面ライダーであり、この世界でも元の世界同様、マグナムフォームでギーツの前に立ち塞がる。
冥府神サイクロプスは冥府十神の一員であり、五武神の一人でもある。近未来的なロボットの様な見た目をしており、元の世界では手に持ったライフル銃でマジレンジャーを全滅寸前まで追い詰めた。
ヤリドヴィッヒはカジオー軍団の一員であり、槍の姿を象った姿をしている。水蒸気爆発と言う高い威力の全体攻撃を放って来る強敵だが、やたら出世に命を懸けているのが特徴でもある。
ゲップーはハエが集めた蜜であるはえみつが大好物な緑色のヘドロ状のモンスターであり、ギーグの部下の1体である。あまりに最悪な敵である為、ネスのトラウマとなっている。

氷結のスノウ「さて、まずはこの敵達を倒せるかしら…?」
コールディア「弱った獲物を切り刻む…考えただけでゾクゾクしますぅ~」
リスティリア「甘く見ないでね! すぐに片付けてあなた達を丸焼きにしてあげるんだから!!」

こうして、アルスマファイター達とデータユニットの戦闘が始まった。真っ先に攻撃を仕掛けたのはドラスであり、ドラスは右肩から分子破壊光線のマリキュレイザーを放ってZOを攻撃した。だが、ZOはその攻撃を回避し、高く飛んでドラスにZOパンチを放って吹っ飛ばした。吹っ飛ばされたドラスは右腕をロケットパンチの要領で射出し、ZOを吹き飛ばした。更に続けて尻尾のドラステールを伸ばし、ZOを突き刺そうとしたが、そこにリスティリアの放ったエクスプロージョンが炸裂し、ドラステールが消し飛んだ。

リスティリア「麻生さん、大丈夫?」
ZO「リスティリアちゃん、ありがとう!」

ドラステールを吹き飛ばされたドラスは混乱し、再びマリキュレイザーを放って攻撃した。だが、リスティリアは魔導障壁を展開し、魔力のバリアでマリキュレイザーを防いだ。その隙に、ZOは高く跳び、ドラスに対してZOキックを放った。この一撃をモロに食らったドラスは吹っ飛び、地面に倒れ込んだ。なおも動こうとするドラスであったが、最終的に力尽きてしまい、消滅した。

仮面ライダーダパーンはギーツ、龍騎を相手に距離を置いてマグナムシューター40X ライフルモードで攻撃した。その攻撃を回避するギーツと龍騎は少しずつ距離を詰め、ダパーンに近づいて行った。ダパーンはマグナムシューター40Xの打鉄を引いてエネルギーをチャージし、トリガーを引く事で必殺技のタクティカルシュートを放った。威力を高めた赤いエネルギー弾が二人のライダーを襲ったが、二人は素早い動きで攻撃を全て回避。後がなくなったダパーンは近接戦闘を行ったが、戦い慣れているギーツや幾度とない激戦を生き抜いた龍騎の敵ではなく、二人の同時キックで吹っ飛ばされ、トドメにギーツのマグナムシューター40X ライフルモードから放たれたマグナムタクティカルブラストと龍騎のドラグクローファイヤーの同時攻撃を食らい、爆散した。

冥府神サイクロプスはマジレッドとダブルエックスを相手にライフル銃で遠距離から二人を狙い撃ち、攻撃した。このライフル銃から放たれる赤い弾丸は命中すると消滅してしまうと言う恐ろしい代物であり、元の世界ではマジレンジャーのメンバーの半分を消滅させたほどである。だが、その時は鏡の世界からのどこから来るか分からない狙撃があってのもの、今は対峙している状態である為、マジレッドとダブルエックスは一気に距離を詰めた。そして、ダブルエックスのハイパービームソードでライフル銃を切断して破壊、続けてマジレッドのマジスティックソードの一撃を食らい、ダメージを受けた。尚もサイクロプスは接近戦を行おうとしたが、マジレッドはマジ・マジ・マジカの呪文で自身が火の鳥と化して突撃する技、レッドファイヤーフェニックスを放ち、冥府神サイクロプスを爆散させた。

ヤリドヴィッヒは辺り一帯に水蒸気爆発を発生させ、ファイター達を攻撃した。ファイター達は各個回避したが、何名かは攻撃がかすり、ダメージを受けた。早急にヤリドヴィッヒを倒す必要があった為、マリオ、ルイージの二人はファイアボールを放ち、ヤリドヴィッヒを攻撃した。続けてヤリドヴィッヒの頭目掛けてアイスクライマーの二人が全力でハンマーを振り下ろしてぶん殴った。それを見ていたマリオとルイージは、事前にアルスマ本部から持ってきていたハンマーを取り出し、4人同時にヤリドヴィッヒを殴りつけた。ヤリドヴィッヒは再び水蒸気爆発を発生させようとしたものの、それを放つ前に倒されてしまった。

ゲップーを相手していたネスとかなでだったが、ゲップーはとんでもなく臭い息を吐いて二人の気持ちを悪くさせようとしてきた。しかし、かなではディレイを発動させ、ネスを連れて高速で移動し、その場を立ち去った。ゲップーから距離を置いた二人は、遠距離からゲップーを倒すことを決めた。手始めにかなでが両手のハンドソニックを共鳴させ、増幅された力でゲップーを吹き飛ばした。その直後、ネスがPKフラッシュを放ち、ゲップーの意識を飛ばす事で撃破した。こうして、氷結のスノウが出現させたデータユニットは全滅となった。

氷結のスノウ「まさか、データユニットが全滅させられるなんてね…」
コールディア「うふふ、でも、これで心置きなくアルスマファイター達を切り刻む事ができますぅ~」
ギーツ「果たしてそう上手くいくかな?」
かなで「そう簡単にやられるつもりはないわ…」
リスティリア「覚悟はできているわね?」
氷結のスノウ「仕方ないわね…コールディア、行くわよ…」
コールディア「待ってましたぁ~早速切り刻んであげますよぉ~」

氷結のスノウは左手に氷のエネルギーを収束させ、冷凍ビームを放った。この技はアイシクルスノウと言い、-273℃と言う絶対零度の冷凍ビームであり、全てを凍り付かせてしまう恐るべき冷凍ビームなのである。ファイター達は間一髪回避したが、アイシクルスノウが通過した場所は凍り付いてしまっていた。もしアイシクルスノウが命中していたらと思うと、考えただけでも恐ろしかった。一方のコールディアも氷柱を飛ばして攻撃する中級氷魔法、アイシクルアローを放って攻撃してきた。アイシクルアローの氷柱に対しては、ギーツがマグナムシューター40Xで迎撃し、無力化していたが、コールディアはなおも攻撃を止めず、ダブルエックスに接近してきた。そして、刀身に冷気を纏って斬りつける技、コールドブレードを放ってダブルエックスを切り裂き、トドメに胸に剣を突き刺し、そのまま冷気を流し込んで凍結させ、撃墜した。あまりに容赦のない攻撃に、アルスマファイター達は震えあがった。

ルイージ「兄さん! 怖いよあの女の子…」
マリオ「ああ僕も怖いよ、まさかあそこまで念入りに攻撃するなんて…」
コールディア「うふふ…まずは一人…次は誰にいたしましょうか…?」
かなで「悪趣味ね…」
コールディア「むっ! 私が悪趣味だなんて、ネクロフィリアと並んで、とてもいい趣味だと思うんですけどね~」
ネス「ねえ、ネクロフィリアって何?」
ギーツ「君の様な純粋な子供が知る必要のない言葉さ」
コールディア「決めました、次の獲物はあなたです」
マジレッド「え? 俺!?」

コールディアは冷気を纏った剣でマジレッドを攻撃した。マジレッドは間一髪マジスティックソードで攻撃を受け止め、その隙にマリオとルイージがファイアボールを、ネスがPKファイヤーでコールディアを攻撃した。しかし、コールディアは素早くアイシクルバーストの魔法を唱え、自分の周りに巨大な氷柱を発生させ、ファイアボールとPKファイヤーを防ぐと同時に、マジレッドを貫いて撃墜した。ただ悪趣味なだけではなく、高い戦闘力を持ったコールディアを前に、ファイター達は驚きを隠せなかった。

ギーツ「なるほど、奴の腕前は確か…と言う訳か…」
龍騎「感心している場合か! スノウも攻撃を仕掛けてくるぞ!!」
氷結のスノウ「部下に任せてばかりじゃ駄目だものね…」

氷結のスノウは上級氷魔法のヘイルストームを唱え、雹の嵐を飛ばして龍騎、ZO、ギーツの3人を攻撃した。龍騎はとっさにガードベントを発動させ、両肩にドラグシールドを装備して防御、ギーツもデザイアドライバーの右側に装着したマグナムレイズバックルを外し、シールドレイズバックルを装着する事で仮面ライダーギーツ アームドシールドと言う右腕に青色の盾であるレイズシールドを装備した形態になって防御した。ZOは二人と違い、こういった防御装備がない為、龍騎とギーツがZOを守る形で防いでいた。このままではいけないと感じたZOは一か八か攻撃に出る事にし、ZOは龍騎とギーツを肩を踏んで高く跳び、ZOキックを放った。氷結のスノウはとっさに二本のカトラスで防御したが、ZOキックでそのカトラスはへし折られてしまった。これで戦力を奪えたと思ったのも束の間、氷結のスノウは両手に氷で生成した氷の剣を装備し、再び戦闘に参加した。

ZO「何っ!?」
氷結のスノウ「これで勝ったと思わない事ね…」
ギーツ「氷の剣か…厄介だな…」
龍騎「くそっ! このままじゃジリ貧だぜ!!」

一方のコールディアは、マリオ、ルイージ、ネス、アイスクライマー、かなでが相手をしていた。コールディアは冷気を纏った剣を殺人鬼の如く振り回しており、ファイター達はその姿に恐怖心を抱いていた。だが、アルスマシティを守る為には怯えている訳にはいかず、それぞれが攻撃を仕掛ける事にした。まず、マリオとルイージはファイアボールを、ネスはPKファイヤーをコールディアの剣に目掛けて放った。冷気を纏ったコールディアの剣が熱くなり、再び冷気で冷えたことを確認すると、かなでがハンドソニックでコールディアの剣を攻撃した。すると、コールディアの剣はぽっきりと折れてしまった。

コールディア「私の剣が…! 何故!?」
かなで「ヒートショック…急激な温度変化によって物体に割れが入る現象よ…」
ネス「どうやら、僕達の炎はかなりの温度だったみたいだね!」
コールディア「くうぅ~! これじゃああなた達を切り刻めないじゃないですかぁ!!」
ポポ「残念だけど、切り刻まれる訳にはいかないんだよね!」
ナナ「食らっちゃえ~!!」

ポポとナナは同時に木槌でコールディアの腹部を殴りつけ、コールディアは吹っ飛ばされた。この一撃によってかなりのダメージを負ったコールディアは撤退する事にした。

コールディア「うぅ~最悪ですぅ~スノウ様、後は任せましたよぉ~」
氷結のスノウ「ええ、後は任せて頂戴…」

上司のスノウに許しを得たコールディアはその場を立ち去った。コールディア撤退後、スノウは一人で大勢のアルスマファイターを相手にする事になるのだが、スノウは一切臆していなかった。むしろ、この数をどう叩き潰そうか考えているようでもあり、アルスマファイター達は少し怯んでしまった。そして、スノウはルイージに対して一瞬で距離を詰めると、氷の剣でルイージを貫き、撃墜した。続けてアイスクライマーの二人も両手の氷の剣で突き刺して撃墜、一瞬でルイージとアイスクライマーを撃墜してしまった。

マリオ「マンマミーア! まさかこれほどの力を持っているとはね…!」
氷結のスノウ「エレメントスタンド四天王として、この程度は当たり前よ…」
ZO「なら、何故その力を平和の為に使わない!?」
氷結のスノウ「さあ、何故でしょうね…私にとって力とはこういう事に使う為の物だと思っているのかもしれないわね…」
龍騎「そんなの、絶対に間違っている!!」
ギーツ「力は相手を倒す為の力になる、だが、逆に言えば守りたいものを守る力にもなる、早い話が、使い方次第でどうとでもなると言う事だ」
氷結のスノウ「そう…でもね、私は1年前の戦いで死んでいった仲間達の為にも、負けられないの…」

スノウを衝き動かしている力は、アルスマ開催の1年前に起きた戦いで戦死したエレメントスタンドの仲間達の想いを受け継いだものであった。1年前の戦いでは、エレメントスタンドとアルスマ界の各地の軍隊の総力戦が起き、それで双方に多大な犠牲が出た。エレメントスタンドは小規模ながらも少数精鋭の軍隊として高い力を持っており、アルスマ界の大軍勢を相手に激しい戦いを繰り広げた。しかし、結局数に勝るアルスマ界の大軍勢を相手に敗北し、多くの犠牲を出して敗北、今は四天王と部下、僅かな兵力を残してほとんどが全滅してしまっている。スノウにとって、この戦いはその戦いで死んでいった仲間達の弔い合戦なのである。

氷結のスノウ「この戦いは絶対に負けられない…! ここで私が負けたら、あの戦いで死んでいった仲間達の想いが無駄になってしまう…!!」
ネス「一体何があの人をここまで衝き動かしているの…!?」
リスティリア「ッ!! もういい加減に…!!」

リスティリアは呪文の詠唱を始めた。それに対し、三人の仮面ライダーは時間を稼ぐ為、スノウの相手を始めた。続けてマリオ、ネス、かなでは少しでもダメージを与える為、ファイアボールやPKファイヤー、ハンドソニックで攻撃し、全員が協力して一人の強敵を相手していた。しばらくしてリスティリアが呪文の詠唱を完了すると、全員が退避し、リスティリアは世界三大究極魔法の一つであるフレイムインフェルノを放った。フレイムインフェルノは無数のプロミネンスを一斉に飛ばすような魔法であり、高い威力を誇る究極魔法である。あまりに高い威力を持つ魔法である為、リスティリア自身も使用を控えている魔法なのである。氷結のスノウはとっさに防御魔法のアイシクルシールドで氷の板を生成して自身を守ったが、フレイムインフェルノの炎に巻き込まれ、吹き飛ばされてしまった。とっさに防御態勢を取ったはいいが、フレイムインフェルノの着弾と、吹っ飛ばされた際に足を負傷してしまい、戦闘続行は不可能となってしまった。

氷結のスノウ「くっ…! 足が…!!」
リスティリア「私には、過去に何があったかなんて分からないし、過去は変えられない…でも、囚われるだけのものでもないと思う…」
氷結のスノウ「じゃあ、戦いを辞めろとでも…?」
ギーツ「それは君が考える事だ」
ZO「僕達から一つだけ言える事は、もう武力で物事を変える時代は終わった、と言う事だ」
龍騎「今は、ペンが剣より強い時代だからな!」
氷結のスノウ「…変な人達ね…どの道、この怪我じゃ戦えない…か…」

氷結のスノウはテレポートの魔法を発動させ、その場から去って行った。こうして、アルスマ橋での氷結のスノウ、コールディアとの戦いは終わり、アルスマファイター達は勝利を収めた。だが、エレメントスタンドにとっては1年前の戦いはまだ終わっていない事が分かった。平和になった世界でも、未だ彼らの戦いは続いていると思うと、この問題は難しい問題だと言うのが分かった。それでも、ファイター達はアルスマシティを守る為に戦うことを決意した。

龍騎「とりあえず、この戦いは勝った…んだよな?」
ZO「今残っている人は…?」
ギーツ「俺、龍騎、ZO、リスティリア、マリオ、ネス、かなでの7人だ」
かなで「結構やられたわね…」
マリオ「むしろあれだけの数を相手にこれだけ残ったのは奇跡だよ、僕だけなら何回ミスしたか…」
ネス「これも、みんなで協力したからだね!」
リスティリア「とりあえず、一旦アルスマシティまで戻りましょう!」

灼熱のヒート、雷鳴のボルトに続き氷結のスノウまで打ち破ったアルスマファイター達、残す四天王は後一人だけである。果たしてアルスマファイター達は最後の四天王を倒し、アルスマシティの平和を守る事はできるのだろうか?

[アルスマ アドベンチャー アルスマ川]

アルスマファイターとエレメントスタンド四天王との戦いも、残すところ後一人となった。最後に残った四天王を倒せば、この戦いも一旦終わる、その為にも、ファイター達は絶対に負けられないのである。アルスマシティの人々を、大乱闘を守るために、必ず勝って帰らなければならない。最後の四天王の相手をする為、千初たちはアルスマ川へとやって来た。アルスマ川は綺麗な川であり、ここの川で採れる魚は非常に美味しいと言う。そんなアルスマ川に、とうとう最後の四天王がやって来た。

千初「あなたが、四天王ですね?」
???「そうよ、私は疾風のウィンディ」
???「で、私が側近のウィンドシアよ」
アリア「あんた達、名前似てるわね、姉妹?」
疾風のウィンディ「ええ、そうよ、私が妹」
ウィンドシア「で、私が姉よ」
クー「姉の方が側近なのかよ…」
レン「まあ、珍しいからいいんじゃない?」

疾風のウィンディは緑の服を着た緑色の長い髪と瞳の女性であり、歳は20代前半ほどであった。腰には長い日本刀が携えられていたが、それほど使い古した形跡はなく、あまり使用していないように見えた。一方、側近のウィンドシアは姉妹なだけあってウィンディとほぼ同じ顔立ちであったが、一目見て区別を付ける為か髪型はツインテールにしていた。また、服装はファイアリア、コールディア、サンダリアの三人と同じく軍服だが、彼女の場合、下は膝丈のスカートになっていた。ちなみに、武器は他三人と変わらず剣である。

トレイン「ん~、いくら悪人とは言え、あんたらみたいな可愛い人達と戦うのは気が引けるな…」
疾風のウィンディ「奇遇ね、私もできればあなた達と戦うのは避けたかった所よ」
イヴ「どう言う事?」
ウィンドシア「私とウィンディは今回の作戦には反対だったのよ」
疾風のウィンディ「私はエレメントスタンドに忠誠を誓っているわ、でも、私は無益な殺生はしたくないの、なのに、今回の作戦はアルスマシティへの侵攻、こんな作戦、無駄な犠牲が増えるだけよ…」
キリト「その事なら、安心してくれよ」
ジロー「僕達の仲間がきっと、他の四天王を食い止めてくれてるはずさ」
ウィンドシア「そんなの無理よ! エレメントスタンド四天王はこの世界で特に強い存在! それに勝てる訳…」
キャプテン・ファルコン「私達を誰だと思っている?」
トレイン「俺達は色んな世界から集められた精鋭だぜ? エレメントスタンド四天王なんて敵じゃないっての!」
疾風のウィンディ「ふふ…それを聞いて安心したわ、なら、私は作戦通りあなた達と戦って帰ればよさそうね…」

疾風のウィンディが空に手をかざすと、上空から地上に数体のデータが転送され、それが実体化した。実体化したのは、ファイター達が元の世界で戦った強敵達であり、その姿を見たファイター達は驚いていた。

撃「リザードダブラー! まさかこの世界で戦う事になるとはな…」
ジロー「白骨ムササビか! 一度は倒した相手だ、負けはしない!」
キリト「あいつは…白竜ゼーファンか…ダークリパルサーの素材集めの時の事を思い出すな…」
トレイン「おお、ギャンザじゃん、懐かしいな、だが、今の俺の相手じゃないぜ」
キサラ「カジノにいた悪魔だ、あの時はシュウくんが倒したけど、今は!」

リザードダブラーは宇宙犯罪組織マクー残党軍に所属するトカゲのダブルモンスターで、地獄の処刑人の異名を持っている。巨大なシミターとシールド、シールドから発射するリザードミサイルと言うミサイルを武器にギャバンtypeGや初代ギャバンと戦った。
白骨ムササビはダーク破壊部隊の最強のダークロボットであり、プロフェッサー・ギルの切り札である。その力はハカイダーに圧勝するほどであり、圧倒的な力でキカイダーを追い詰めた。
白竜ゼーファンはアインクラッドの第55層の西の山に生息するドラゴンであり、かつてキリトはダークリパルサーを作る為、リズベットと共にゼーファンのいる場所へと素材集めに向かった事がある。
ギャンザことギャンザ=レジックは星の使徒の候補者である巨漢の男性で、アフロ頭が特徴である。道に覚醒した後、「MUSCLE」の能力で肉体を肥大化させて人間狩りを楽しむ連続殺人鬼となり、トレイン達との戦いでもその能力を生かして苦しめた。
カジノの悪魔は地下カジノにいた赤髪の青年が悪魔化したもので、伸縮可能な4つの腕を持つ巨体な人型の悪魔である。番犬の眷属を召還し、シュウやキサラ、アヤノ達と交戦した。

アスナ「つまり、この敵達を倒して、あなた達を倒せばいい訳ね?」
疾風のウィンディ「そう言う事、だから変身できる人は変身してね」
ジロー「お望みとあらば!」

撃「蒸着!!」
ジロー「チェインジ! スイッチオン! ワン・トゥー・スリー!!」
ギャバンtypeG「宇宙刑事、ギャバン!!」
キカイダー「正義の戦士、キカイダー!!」
フォックス「さあ、行くぞ!!」

ギャバンtypeGはレーザーブレードオリジンでリザードダブラーと交戦、千初もエネルギー銃で援護攻撃を行った。リザードダブラーはシミターでギャバンtypeGの攻撃を受け止めると同時にリザードミサイルで千初を攻撃したが、攻撃は回避され、千初の投げたスタングレネードの光で怯んでしまった。光が収まった後、千初は荷電粒子ライフルを持ち、トリガーを引いてビームを放射し、リザードダブラーの体を焼いた。続けてギャバンはレーザーブレードオリジンの刀身にバードニウムエネルギーを纏い、十字に振るいながらリザードダブラーを斬り裂いた。続けてこの同時攻撃によってリザードダブラーは爆散し、消滅した。

キカイダーとフォックス、キャプテン・ファルコンの三人は強敵、白骨ムササビを相手に応戦していた。白骨ムササビは肋骨をミサイルとして発射するアバラ火の玉と言う攻撃で三人を攻撃した。その攻撃をフォックスはブラスターで迎撃、その隙にキカイダーとキャプテン・ファルコンの連続攻撃でダメージを与えた。続けてフォックスは身体に炎を纏い突撃する技、ファイアフォックスで白骨ムササビを攻撃。キャプテン・ファルコンも隼型の炎を纏った必殺のファルコンパンチで白骨ムササビを吹っ飛ばした。吹っ飛んだ白骨ムササビにキカイダーは両腕をクロスさせた状態からエネルギーを纏った手刀で切り裂く必殺技、デンジエンドで白骨ムササビにトドメを刺し、白骨ムササビは爆発四散し、消滅した。

白竜ゼーファンは突風を起こし、キリトとアスナを吹き飛ばそうとした。だが、二人はその突風を回避し、接近して斬撃攻撃を行ってダメージを与えた。ゼーファンも負けじとブレス攻撃を行い、応戦したものの、二人は回避し、距離を置いて再び最接近した。そして、キリトは二刀流16回連続で攻撃するスターバースト・ストリームを、アスナは連続で8回攻撃するスター・スプラッシュで攻撃を仕掛けた。二人の連続攻撃を食らった白竜ゼーファンは倒れ、そのまま消滅した。

トレインとイヴはギャンザの巨漢から繰り出される怪力の一撃を回避していた。いくらコピーとは言え、ギャンザの怪力は一撃でかなり持っていかれる可能性が大である。その為、トレインとイヴは早めに蹴りを付ける事にした。トレインが電磁銃の発射準備をしている間、イヴは変身能力で生成した槍を持ってギャンザを相手取っていた。ギャンザが放ったパンチを槍で受け流し、そのまま槍でギャンザの足元を薙ぎ払って転ばせた。その直後、電磁銃の充電が完了し、トレインは立ち上がったギャンザ目掛けて電磁銃を撃った。電磁銃の銃弾はギャンザの胴体を貫き、ギャンザは地面に倒れ込んで消滅した。

キサラ、アリア、レンと同契したクーはカジノの悪魔を相手にしており、各自カジノの悪魔が伸縮させた4本の腕での攻撃を回避していた。回避すると同時にアリアは銃弾を発砲し、クーも時折接近しては大剣になったレンでカジノの悪魔を斬りつけ、カジノの悪魔にダメージを与えていた。カジノの悪魔も負けじと腕を伸ばして攻撃し、番犬の眷属を召還していたが、キサラによって眷属は蹴散らされ、一気に距離を詰められた。そして、キサラによって体を斬りつけられ、続けてアリアの小太刀やクーの大剣によって次々とダメージを受けて行った。最後はキサラが剣を胴体に突き刺した事で力尽き、そのまま消滅した。こうして、疾風のウィンディが召喚したデータユニットは全て倒された。

トレイン「どうだ? 全員倒してやったぜ」
疾風のウィンディ「データユニットが全滅…やはりアルスマファイターは強いわね…」
イヴ「当たり前だよ、私達は元居た世界で何度も激戦をくぐり抜けたから」
ウィンドシア「これは苦しい戦いになりそうね」
疾風のウィンディ「でも、私はエレメントスタンド四天王としての責務を全うしないといけないから、遠慮はしないわ!」

疾風のウィンディは日本刀を連続で振り、複数の真空波を放った。アルスマファイターは各自散開し、それらの攻撃を回避したが、ウィンドシアは中級風魔法のサイクロンエッジを唱え、追尾効果のある真空波を飛ばした。だが、千初はエネルギー銃でその真空波を迎撃し無力化、続けてエネルギー銃でウィンドシアを攻撃したが、ウィンドシアは初級風魔法のスラッシュを唱えて真空波を放ち、攻撃を迎撃した。直後、イヴが槍で、キサラが剣で疾風のウィンディに同時攻撃を仕掛けたが、疾風のウィンディは素早く移動し、攻撃を回避。その速度は速く、時速100キロは出ていると思われる。スピード自慢のフォックスとキャプテン・ファルコンも疾風のウィンディを追うが流石に追いつけず、疾風のウィンディの素早さが伺えていた。

フォックス「くっ! 何て速度だ!!」
キャプテン・ファルコン「まさか、私達以上の速度を持つ相手がいるとは!!」
キリト「こんな時、ファイター一のスピードを持つイオナがいれば!」
アリア「いない人を当てにしても仕方がないでしょ!」
千初「皆さん、ここは私に任せてください!!」

千初はエネルギー銃を構え、疾風のウィンディに狙いを定めた。そして、千初は疾風のウィンディが次に移動する場所を予測し、そこ目掛けてエネルギー銃を撃った。発射されたビームは疾風のウィンディの左足に命中し、疾風のウィンディの足を負傷させた。

疾風のウィンディ「くぅっ!!」
ウィンドシア「ウィンディ!!」
千初「やった! 命中!!」
疾風のウィンディ(あの子…私がどこに移動するか先読みして時速100キロで移動する私の左足に的確に命中させたの!? ただ者じゃないわね…)
アスナ「これであの四天王の戦力は半減したわね」
疾風のウィンディ「おっと、四天王の力を舐めて貰っちゃ困るわね…これでも3分の1程度よ」
ギャバンtypeG(逆に3分の1は減ってるのか…)

疾風のウィンディは上級風魔法のサイクロンを唱え、強力な竜巻でファイター達を吹き飛ばそうとしたが、各自散開し、回避した。そして、ファイター達は一斉に疾風のウィンディに攻撃を仕掛けようと接近した。その時、疾風のウィンディはサイクロンを6回同時に唱えた。この技はサイクロンバーストと言い、疾風のウィンディの特技である。彼女曰く、6歳の時に覚えた技らしい。一度に6つの強力な竜巻が飛んできた為、一部のファイターは回避が間に合わず、ギャバンtypeGとキャプテン・ファルコンは撃墜されてしまった。

フォックス「何だ!? 今のは!?」
疾風のウィンディ「サイクロンバースト…本当ならもっと多く撃墜したかったけど…流石はアルスマファイターね…」
クー「まさか、あんな技を持ってるなんて…でも…!!」

クーとレンの二人は謳を唱え始めた。その直後、クーは強力な風の刃で攻撃する技、東風の鐶を放った。強力な風の刃が疾風のウィンディとウィンドシアを襲ったが、ウィンドシアはウィンディの後ろに隠れ、ウィンディはその場に留まっていた。直後、ウィンディは右手を前に出し、奥義を放った。

疾風のウィンディ「サイクロンウィンディ!!」

ウィンディは右掌から想像を絶する竜巻を放ち、東風の鐶ごとクーとレンを吹き飛ばし、撃墜した。奥義であるサイクロンウィンディの威力を前に、ファイター達は驚愕した。

キカイダー「何と言う威力だ!」
キリト「クーとレンの嘔を押し返すあの威力、頭おかしいだろ!?」
千初「でも見てください、威力が高すぎる故に反動が足に来てますよ!」

どうやら先ほどの技は威力が高すぎる故に反動が体に来るらしく、ウィンディの左足の傷口から血が流れ出ていた。この事から、ウィンディはこの戦いではもうまともに走れないようである。

疾風のウィンディ「この技は使いたくなかったけど…死ぬよりはマシよ…」
ウィンドシア「ウィンディ、後はお姉ちゃんに任せてあなたは下がりなさい」
疾風のウィンディ「でも、私は四天王だし…」
ウィンドシア「そんな事関係ないわ、怪我人は戦えないでしょ?」

そう言うとウィンドシアは自身の体の周りに複数の竜巻を発生させ、その竜巻から真空波を放った。この技はスパイラルカッターと言い、ウィンドシアの得意技の一つである。真空波はファイター達を襲い、ファイター達は様々な場所に飛んで来る真空波を回避していた。続けてウィンドシアは剣を振って地面を抉る程の威力を誇る竜巻を放つ技、ハリケーンソードを放った。ハリケーンソードの竜巻はフォックスに命中し、フォックスは一撃で撃墜されてしまった。

千初「まだ戦うつもりなんですか!?」
トレイン「おいおい、どちらかが砕け散るまで戦うつもりかよ!」
ウィンドシア「ごめんね、ちょっと燃えてきちゃったの!」
イヴ「えええ!?」
疾風のウィンディ「ちょっと、姉さん!」
ウィンドシア「大丈夫、ちゃんと一人か二人は残しておくから」
キサラ「もう! そう言う問題じゃないでしょ! この暴れ猫!!」

キサラは空を飛んで急降下した後、すれ違いざまにウィンドシアの剣を切断した。剣を破壊されたウィンドシアは使い物にならなくなった剣を捨て、サイクロンの魔法を詠唱し始めた。

千初「そうはさせません!」

直後、千初の放ったアンカーショットによってウィンドシアは動きを封じられ、それと同時にサイクロンの詠唱は中断された。身動きが取れなくなったウィンドシアにウィンディが近づき、ウィンドシアの頭を一発殴った。

ウィンドシア「痛った~、何するのよ~」
疾風のウィンディ「何するのよ~じゃないよ姉さん、私達の目的は果たしたんだから、さっさと帰るよ」
ウィンドシア「そうね、私達の目的は果たしたわけだし、これだけ戦えば文句はないでしょ」
アリア「二人共最終的に本気で戦ってた癖に、よく言うわよ」
疾風のウィンディ「ごめんなさいね、でも、あなた達のおかげでアルスマシティに侵攻しないで済むわ、ありがとう」

そう言って、ウィンディはウィンドシアに絡まったアンカーショットのアンカーを解くとテレポートの魔法で去って行った。これによって、アルスマ川でのアルスマファイターとエレメントスタンド四天王との戦いは終わったのであった。そして、アルスマシティに侵攻しようとしたエレメントスタンド四天王全員を倒したのである。

千初「終わったみたいですね…」
アリア「そうね、疲れたわ」
トレイン「で、今は誰が残ってる?」
イヴ「千初さん、ジローさん、キリトさん、アスナさん、アリアさん、トレイン、キサラさん、と私の8人だね」
キリト「割と残ったな」
アスナ「でも、他のみんなは大丈夫かしらね?」
ジロー「分からない、万が一他のチームが全滅した時の為に、僕達は一旦アルスマシティに戻ろう」
キサラ「そうだね、じゃあ、アルスマシティに戻ろう」

アルスマ川での戦いも終わり、エレメントスタンド四天王との戦いは終わった。しかし、アルスマシティの護衛を任された翼たちの前には、恐るべき相手が向かわされていた!

サンシロウ「ん~、な~んもする事あらへんから暇やで」
フィオーレ「ちょっと! 真面目に見張ってよ!」
ヴェローナ「でも、何もすることがないのは確かですね」
瑠依「まあ、そうだけどさ…」
翼「防衛アンドロイドの二人、近くに敵の気配とかする?」
セラフィ「いえ、周辺に敵の気配はありません」
ラフェール「でも、近くに人の気配ならするわね」
翼「こんな状況で…一体誰…」

その時、翼たちの目の前に、半年前に行方不明になった翼の妹、一ノ瀬美咲が現れた。一ノ瀬美咲は長い黒髪と透き通った青い瞳の美少女であり、兄の翼も美少年である為、アルスマシティでは有名な美男美女兄妹として有名だった。しかし、今の美咲は様子がおかしく、赤と黒を基調とした軽鎧を着込んでおり、手には血の様な色合いのレイピアを持っていた。そして、肝心の美咲の表情は氷の様に冷たい表情で、以前の様な優しい性格の美咲が見せるような顔ではなく、翼は久々に会えて嬉しいと思う反面、困惑していた。

翼「美咲…一体…何が…?」
美咲「黙れ下郎、私の名前を気安く呼ぶな」
サンシロウ「何や何や、えらく怖い妹さんやな」
翼「違う! 美咲はあんな性格じゃない! 美咲は優しくて、可愛い物が好きで、人を傷つける事が嫌いな…!」
美咲「黙れと言っている! 私の役目は貴様たちアルスマファイターを一人残らず始末する事、それが嫌ならそこをどけ!」
瑠依「なにがなんだか分からないけど、ここを通すわけにはいかない!」
フィオーレ「アルスマシティの人達を傷つけさせるわけにはいかないもんね!」
ヴェローナ「翼さん、今は…」
翼「…分かった! 絶対に止めてみせる! 美咲に…妹に…人を傷つけさせるわけにはいかない!!」
美咲「フ…どうやら死にたいらしいな、いいだろう、望み通り、剣の錆びにしてくれる!!」

アルスマシティの前で再会した二人。しかし、何故か二人は戦う事になってしまった。いくらアルスマシティを守るためとは言え、翼は実の妹と戦うことが出来るのだろうか? そして、二人の運命やいかに?

[アルスマ アドベンチャー アルスマシティ前]

エレメントスタンド四天王全員を倒したアルスマファイター達だったが、アルスマシティを防衛する翼たちの前に、敵となった翼の妹、一ノ瀬美咲が現れた。本来なら優しい性格の彼女だが、今の彼女にその優しさはなく、敵である翼たちを倒す事を目的とする剣士になってしまっていた。一体彼女に何があったのか考える暇もなく、アルスマシティの防衛の為、翼たちは美咲と戦う事を決意する。

翼「美咲…お前に一体何があったか分からないけど…襲って来るなら戦うしかない…!」
瑠依「翼くん、無理はしないでね…」
サンシロウ「そうやそうや、ここはわい達に任せてもええんやで?」
翼「いや、俺にも戦わせてくれ、妹が来るなら、兄である俺も戦わないと…!」
ヴェローナ「お強いんですね…」
フィオーレ「じゃあ、みんなで協力してあの子を止めよう!」
美咲「無駄な事を…」

美咲はその場に立ったまま、レイピアを振って真空波を発生させた。その真空波にサンシロウは命中してしまい、速攻で撃墜された。

瑠依「またサンシロウが先にやられちゃった!」
ヴェローナ「あの人…やっぱりすぐやられるんですね…」
美咲「弱いな…アルスマファイターとはここまで弱いのか…ならば多少手を抜いてもいいな…」
翼「何か知らないけど、俺たち全員がサンシロウぐらいの強さと勘違いして、手を抜いてくれるみたいだぞ…」
フィオーレ「ありがとうサンシロウ、あいつもたまには役に立つんだね!」
セラフィ「では、ここは私達にお任せください」
ラフェール「一気にケリを付けちゃうよ~!」

セラフィは殲滅システムを起動させ、自身の周りに赤色のエネルギー光球を6つ発生させ、そこから高出力のビームを発生させた。一方のラフェールはバックユニットに装着したクリアグリーンのエメラルドエッジをエメラルドセイバーの周りに花状に重ね、その中心にエネルギーを収束させ、エメラルドバスターと言うエメラルドグリーンの高出力ビームを放った。これらの攻撃は美咲に着弾し、大爆発を発生させた。

翼「おい! やりすぎだって! もし俺の妹が…」

その時、翼たちが見たものは赤紫のバリアを自身の周りに発生させ、あの高出力ビームを防御した美咲の姿であった。当然、美咲には全くダメージが与えられておらず、ノーダメージであった。

美咲「ふうぅ…終わりか…?」
セラフィ「そ…そんな…!」
ラフェール「あの攻撃を無力化するなんて…! あれでもアルスマファイターの最後の切り札クラスの攻撃なのに…!!」
美咲「あの程度の攻撃、大した威力ではない…」

そう言って美咲は真空波を二つ発生させた。放たれた真空波はセラフィとラフェールの胴体を切断し、二人は地面に倒れ込んだ。幸い爆発こそしなかったものの、戦闘を行う事はできず、このまま戦線離脱となってしまった。

翼「セラフィさん! ラフェールさん!」
セラフィ「私達なら大丈夫です、仮に破壊されてもマスターファフニールによって修復されますので」
ラフェール「それより、あの子を止めて…!!」
美咲「私を止める…か…それは無理な話だな…」
瑠依「そんな事、やってみなくちゃ分からないじゃない!!」
ヴェローナ「そう言う事です、やらずに決めつけるのは一番駄目な事ですよ!」
フィオーレ「だから、私達は絶対にあなたを止めてみせる!!」
美咲「…馬鹿め…」

美咲は目にも止まらぬ速度で移動し、一瞬の内に3人を斬りつけ、撃墜した。あっという間に翼1人になった事で、翼は生まれて初めて今まで感じた事のない恐怖を感じた。この相手は今まで戦って来た相手とは格が違う、ナイルや灼熱のヒートやサンダーキラーなど比ではない、彼等より遥かに強い。今まで戦って来た相手は恐ろしく強かったが、彼等はまだ何とか戦えた、だが、今度ばかりはそうはいかない。そう考えると、翼は恐怖で動けなくなった。

美咲「後はお前一人だが…もう戦う気がないようだな…」
翼(くっ…! あいつは強い…! 俺だけじゃ美咲に勝つ事なんて絶対に無理だ! でも、ここで逃げたらアルスマシティの人達が…!!)
ドラゴニュート「ビビッてんなよ、翼!!」
カイト「俺達が助けに来たぞ!!」

そう言って現れたのは、ついさっきまでエレメントスタンド四天王と戦い、勝利して戻って来たファイター達であった。絶体絶命の状況で助けに来てくれた為、翼にとってはまさに救世主そのものであった。

美咲「別動隊として行動していたアルスマファイター達か…私の仕事が増える…」
ルナ「あの人…闇の力で操られてる…?」
キリト「そうなのか? ルナ」
ルナ「うん…あれは多分…洗脳系の闇の力…強大な闇で本来ある人格を上書きし、更に身体能力を底上げしている…」
ティガ「早い話が、闇の力でより強大になってるんだね」
翼「みんな!!」
マリオ「どうしたの、翼くん?」
翼「彼女は俺の妹の…一ノ瀬美咲なんだ! 多分その闇の力で洗脳されているだけなんだ! だから、助けてやってくれ!!」
キカイダー「強力な相手を殺さずに助ける…か…とても難しい作戦だ…」
デスティニー「でも、必ず助けるんだ! 絶対に死なせてはいけない!!」
美咲「無駄な事を…」

美咲は真空波をデスティニー目掛けて放ったが、トレインが身代わりとなってオリハルコン製のハーディスで防御し、無力化した。それと同時にトレイン、ギーツ、デスティニー、アリア、千初、ルナは自身の持つ射撃武器で攻撃を仕掛けた。しかし、美咲はその攻撃全てをレイピアで切り払ったが、その隙にネオス、ZO、ピッコロは同時に攻撃を仕掛けた。だが、美咲は高速で移動し、3人を一瞬で斬り裂いて撃墜した。

ウイングマン「今の何っ!?」
カイト「クロックアップでもしたのかよ!?」
ルナ「違う、今のは風魔法のかなり上級的な応用だね」
アスナ「どう言う事…?」
ルナ「攻撃が来るその瞬間に全身に風の防御膜を纏ってその外側に突風を覆う事で自身の体にダメージが入る事なく一瞬だけ高速移動すると言う、かなり滅茶苦茶な高速移動だね、古の時代の決闘で多用された戦法だとか」
美咲「よく知っているな、だが、この戦法が見切れるかな?」
龍騎「なあ、何とか見切り方を教えてくれよ、ルナ先生!」
ルナ「大丈夫、今ので対策はできたから、あなた達は普通に攻撃して!」
ネス「え…でも…」
ルナ「大丈夫! 漆黒なる永劫の翼の二つ名を持つ私を信じて!」
ドラゴニュート「分かった! お前に懸けるよ、ルナ!」

そう言ってアルスマファイター達は一斉に美咲に接近した。当然、美咲は先ほどの高速移動戦法を使用した。その時、ルナは左目の魔眼の能力を発動させた。

ルナ「重力制御(グラビティ)!!」

ルナが発動させた重力制御の能力は重力を制御する能力であり、この力で相手を押し潰したり、物体を持ち上げることが出来る。当然、翼の妹を押し潰すわけにはいかない為、若干重力を重くして動きを制限する程度で留めている。

美咲「な…何っ!?」
龍騎「今だっ!!」
美咲「舐めるなぁっ!!」

美咲はとっさに周囲にバリアを展開し、ファイター達の一斉攻撃を防ぐと同時にルナの重力制御能力も防いだ。その直後、剣に風の魔力を纏い、回転斬りを放ち、龍騎、ティガ、ダイ、マリオ、キリトを撃墜した。あまりの対応の早さに、ファイター達は驚愕するしかなく、もはや打つ手がないように思えた。

ギーツ「まさか…バリアを張って重力制御と一斉攻撃を同時に防ぐとは…」
アスナ「ねえ、ルナちゃん、もう打つ手ってないの…?」
ルナ「…あるにはあります…でも…あの力は…」
メイプル「お願い! その力、使ってくれる?」
イオナ「この戦いには、アルスマシティの人達の命がかかっているんです!」
ルナ「…分かった…でも、漆黒なる永劫の翼の二つ名に似合わないこの姿を見せるのは、今日で最後にするよ!」

ルナは右目の神眼の力を全開放した。すると、ルナの全身は金色の光に包まれ、その姿を変えた。光が収まった際、ルナの髪の色は金髪になっており、瞳も両目が黄色になっていた。服装も白のワンピースで背中には白い天使の翼が生えており、武器は美しいライトブルーの大剣であった。あまりに神々しいその姿はルナには似合っておらず、まるで天使のようであった。

かなで「…その姿は…」
ルナ「私のお父さんは天上界人で、お母さんはサキュバス…この姿は天上界人である父の血を引いた私が、天上界の力を解放した姿なの…」
ギーツ「へぇ…とても綺麗じゃないか…」
ルナ「できればこの姿にはなりたくなかった…私は…光より闇の方が好きだから!!」

そう言ってルナは大剣を真上に掲げ、光エネルギーを収束させた。光エネルギーは膨大な量が収束しており、その輝きはまさに真夏の太陽そのものであった。

ルナ「光を遮る深き闇よ、光なくして闇は在らず、我が聖なる光で闇夜を討ち滅ぼせ…閃光の一閃(リュミエール・ストラッシュ)!!」

直後、ルナはそのエネルギーを美咲目掛けて振り下ろし、エネルギーは地表に触れ、想像を絶する大爆発が発生した。その爆発で美咲は大きなダメージを受け、大きく吹っ飛ばされた。

美咲「くっ…! 貴様、何故トドメを刺さなかった!?」
ルナ「だって…殺したら…みんなが悲しむから…私は誰にも悲しんでほしくないの!!」
美咲「甘いな…戦いはそこまで優しい事ではない!!」
悟空「確かに、戦いは痛えし辛えし、とても優しいもんじゃねえな、だからこそ、誰も死なない優しい戦いが必要なんじゃねえか?」
ネス「それって、大乱闘だね!」
ギーツ「大乱闘は決して死ぬ事のない、平和な格闘技みたいなものだな」
ウイングマン「俺達は大乱闘でみんなを楽しませているんだ」
ネクサス「この大乱闘がもっと広まれば、平和的な解決だって…!」
美咲「その大乱闘を兵士の訓練に悪用されると考えた事はないのか? 大乱闘の設備を揃える為にどれだけの予算がいるか考えた事はあるか?」
翼「え…」

美咲「大乱闘の設備は絶対に死なない、そのシステムを上手く使えば、安全に兵士を訓練させることが出来る上、何度死んでも復活する最強の部隊が完成する、それに、大乱闘がもっと広まればと言うが、この設備は幾らすると思っている? まさか、タダとは思うまいな? 欲しくても買えない貧しい国もあると言うのに…」
メイプル「大乱闘の設備を悪用する人がいるって言うの!?」
ギーツ「なるほど、よくよく考えれば、俺達がエレメントスタンドに対してやっている事はお前の言った事と同じだな、エレメントスタンド側は傷つき、死んでいくと言うのに、俺達は何度死んでも復活する…一見いい事に見えて、他から見れば何度ミスしてもやり直しの利くゲームみたいなものなのか…」
美咲「そう言う事だ、お前達は何とも思わなかったのか? このシステムが流通したら危険だと言う事に…そしてやがてはそのシステムに対抗する為に復活機能を破壊する武器や設備が作られ、また争いが起きる…」
ドラゴニュート「それでも! 俺達は絶対にこの設備を悪用したりはしない!!」
カイト「俺達がこのシステムを使うのは、あくまで大乱闘の時と悪人と戦う為だけだ!!」
美咲「悪人と戦う…か…エレメントスタンドを支援する存在の目的がこのシステムが流通し、最悪の事態を避ける為とも知らずにな…」
アスナ「何ですって!?」
デスティニー「その存在って、誰だよ!?」
美咲「お前達に教えるとでも思うか?」

その時、美咲は頭を押さえて苦しみだした。まるで鎮痛剤が切れて痛みが再発したかのように。

翼「お…おい?」
美咲「チッ、時間か…まあいい、これだけの傷を負っては戦えんからな…また近いうちに来るぞ!」

その後、美咲は闇のゲートを開き、その中に入って去って行った。強敵との戦いを乗り越え、何とか戦いを終えたアルスマファイター達であったが、彼等の心の中にはどこかモヤモヤする気持ちが残ってしまった。大乱闘の設備が悪用される可能性がある、この設備が流通しすぎると争いが激化する可能性もある。ファイター達は争いを起こさない為にはこの問題を解決する必要があると、そう感じたのであった。エレメントスタンドと美咲を撃退し、安全になった事を確認したアルスマファイター達は、アルスマ本部の司令室に集められた。そこにはマスターファフニールとマスタードラゴンメイド、マスタードラゴネットの3人がおり、3人共アルスマファイター達にお礼の言葉を投げかけていた。

マスターファフニール「お疲れ、みんな!」
マスタードラゴンメイド「あなた達のおかげでアルスマシティの危険は去ったわ」
マスタードラゴネット「これも全部、君達のおかげだよ」
翼「あの…マスターファフニール、アルスマを運営する際に使用しているシステムの事ですが…」
マスターファフニール「あれが流通すると危険って言われたんだよね?」
シン「そうです、あれって相当ヤバいんじゃないですか?」
マスターファフニール「安心してくれたまえ、あのシステムの使用には僕とカイスマ界にいるマスターゴッドの承認が必要なんだ、万が一悪用された場合はシステムを強制終了させる事ができるからね」
イングラム「もしシステムが模倣、解析された場合はどうするんだ?」
マスターファフニール「う~ん、似せる事はできるかもだけど、少なくともアルスマで使用しているシステムは僕とマスターゴッドが協力して作っていて、解析されないように何重にもプロテクトしているよ、どんな凄腕のハッカーやスーパーコンピューターでも解析する事はできないはずさ」
キリト「逆に似せる事はできるんだな」
マスターファフニール「当然さ、言うてアルスマやカイスマで使用しているシステムは一から作った物だし、今後似たようなシステムは誰かが作る事になるだろうね…こればっかりはどうしようもない問題さ」
ダイゴ「やっぱり、仕方ない問題なんですね…」
マスターファフニール「まー、それでも僕のシステムの完璧さには敵わないだろうがね!」
カイト「マスターゴッドに手伝ってもらった癖によく言うよこの人…」

マスターファフニール「そうそう! 今回協力してくれた黒乃月くんだけど、正式にアルスマファイターに加入させる事にしたから!」
ドラゴニュート「ルナが!?」
ルナ「そう、漆黒なる永劫の翼の二つ名を持つこの私がアルスマファイターとなった、これは幾多もの激戦をくぐり抜けた私にとっては偶然ではなく必然だったのだろう…私の魔眼と乙女心が疼くわ…!!」
真司「…何言ってんだあの子?」
ドラゴニュート「ただの中二病だからほっといていいぞ」
ジロー「中二病って事は、何かの病気なのか? それはいけない! 病人を放っておくなんて、最低な人のする事だぞ!」
ドラゴニュート「だーかーらー! そう言う意味の病気じゃないってば!!」
マリオ「とりあえず、賑やかになりそうでいいね!」
トレイン「まあな、激しい戦いが続いたんだ…たまにはゆっくりしたいよな…」
かなで「ゆっくりと麻婆豆腐でも食べたいわね」
キサラ「あたしはシュウくんとデートに行く!」
マスターファフニール「とりあえず、君達は大乱闘が再開するまでゆっくり休んでくれたまえ、それじゃ!」

そう言ってマスター達3人はテレポートでその場から去って行った。一方、残されたファイター達は各自解散したが、翼はまだ妹の事が気がかりであった。

翼「………」
エイト「妹さんの事かい?」
翼「ええ…ルナが言うには操られているらしいんですけど、動きを止めようにも異常な程強くなってて…今度来た時は止められるかどうか…」
遊戯「そうだ! 前にイングラムさんとの戦いで使ったあの能力! あれを上手く使えれば!」
ドラゴニュート「あの時の黄金のオーラか…あの時の翼はまるで未来を予知したかの様な動きをしていたな…」
カイト「あれは一体何だったんだろうな?」
翼「分からない…あの力はあれ以降一度も使えてないし…ただあの時は負けたくないと無我夢中で…」
ルナ「分かってるじゃん、それだよ」
翼「えっ?」
ルナ「多分だけど、その力は生命力のオーラじゃないかな? 翼くんは特に生命力のオーラを爆発させる力が強くて、その力を発動させた時に超能力的な力が発動して数秒先の未来が見える、みたいな」
エイト「だからあの時翼くんは疲れ果てて倒れたのか…」
遊戯「初めて使う力で一気に頭が疲れちゃったんだね…」

翼「確実に、その力を発動させる方法ってないかな?」
ルナ「そうだね…自分の状況が危機的状況になった時、かな? 大きなダメージを負った時とか、死にそうな時、みたいな」
ドラゴニュート「大ダメージを受けないと発動しない特殊スキル…ゲームとかでもめっちゃ使いづらい奴だな」
翼「それでもいい! 妹を…美咲を助けられるなら!!」
カイト「よっしゃ! なら明日は特訓でもするか!!」
翼「えっ?」
ドラゴニュート「暇そうなファイター達を呼んで、みんなで強化訓練するんだよ」
カイト「安心しろ、ジープで追っかけまわしたり、トランポリンを使ったり、変な機械を使ったりはしないからさ!」
翼「それなら…よろしくお願いします!」
エイト「そんなにかしこまらなくてもいいよ、僕達、仲間でしょ?」
遊戯「そうだよ、地味に付き合い長いんだしさ」
翼「ありがとう…みんな!」
ルナ「よし! 明日に備えて今日は休もう!」

こうして、エレメントスタンドとの戦いは終わり、再び平和が訪れた。しかし、まだ平和が訪れた訳ではなく、いつ平和が壊されるかも分からない。その時に備え、ファイター達は特訓をする事になった。今よりもっと上を目指す為に行う特訓とはどのようなものなのだろうか?とりあえず今は体を休める為、ゆっくりと休む事を選んだ。

  • 黒乃月
[原作では…]
初登場は2023年、ライアー・ライアーの椎名紬を気に入った作者がオマージュキャラとして製作したキャラクターである。差別化の為、キャラ設定は独自の設定となっており、設定や出自などはかなりファンタジー寄りとなっている。また、天上界人の力を解放した姿と言う超サイヤ人的な形態も持っているなど、作者の中二病全開なキャラとなっている。
[アルスマでは…]
近距離から遠距離まで対応可能なファイターであり、技の火力も高いと言うかなり強いファイターであるが、彼女の一番の特徴は魔眼と神眼の能力であり、1ストックにつき1回だけその強力な能力を使える。その能力はどれも強力であり、使い方によっては逆転も可能と言う万能さを秘めている。ただし、その一方でかなり打たれ弱い為、油断は禁物である。ちなみに、作者は中2の頃からずっと中二病であり、中学生の頃は多重人格者と言う設定で押し通したり、頭の中で妄想を繰り返していた。一番酷かった時は高2の時であり、腕にリボンを巻いて、これを外すと傷口に入った毒の副作用で能力が解放されて身体能力が向上するが、10秒以内に傷口に水を浴びないと傷口が開いて血が出る(風呂入る為の口実)とか言ってた。高3では学校通う傍らクロストライアルのリーダーとして地球征服を企むダークアビサイドと戦っているなどと言っており、成人になっても私は闇に暮らす闇の一族だと言っているなど、永遠の中二病患者である。とは言え、きちんと仕事はしているほか、炊事洗濯を自分で行い、毎日ニュースをチェックする等、普段はちゃんとした善良な一般市民ですので誤解のないよう…。

[アルスマ 組み手 百人組み手]

エレメントスタンドとの戦いを終えた翌日、大乱闘はしばらく休みな為、翼は他のファイターと共に強くなる為の特訓をする事になった。翼がアルスマ本部内にあるトレーニングルームに向かうと、そこにはドラゴニュート、カイト、ルナ、エイト、遊戯の5人がいた。他のファイターがいない事に対し、翼は予定が合わなかったのかなと思っていた。

翼「おはよう、みんな」
遊戯「おはよう、翼くん」
ドラゴニュート「ふあぁ…眠い…休みの日にする早起きほど辛いものはないぜ…」
エイト「それはドラゴニュートくんが夜更かししてるからでしょ?」
ドラゴニュート「深夜アニメリアタイしてたからね、今回の聖剣学院の魔剣使いは面白かったな~」
ルナ「深夜アニメ…それは日が照りし刻に流れしアニメでは味わえぬ大いなる力を持つアニメね! 私の魔眼が疼くわ…」
カイト「素直に規制が緩いと言えよ…」
ドラゴニュート「最近は深夜アニメも規制が厳しくなってるけどね、入浴シーンの湯気が濃くなったり、パンチラがなかったり、そう言えば、最近はパンチラすらないアニメも多いな…」
翼「あーもう! 朝からそんな話しないでください!!」

ドラゴニュート「さてと、今からどんな特訓するんだ?」
カイト「聞いて驚け、百人組み手 アルスマスペシャルバージョンだ!!」
翼「百人…組み手…? 百人と戦うんですか?」
カイト「そゆこと、しかも俺達全員でな」
ドラゴニュート「俺ら全員で百人組み手とか、ヌルゲーだろ、ただでさえスマブラの百人組み手簡単な方なのに、情け無用組み手ぐらいにしとけ」
カイト「あれね、アルスマのトレーニング機能になかった、だから、百人組み手の難易度を上げさせてもらったぜ」
ルナ「難易度を上げた…? フッフッフ…これは私の偉大なる力が活躍し、無双する時が来たみたいね…私の闇の力で全ての敵をねじ伏せてあげるわ!」
翼「じゃあ、早速やりましょう!」

そして、翼たちは戦場に移動した。翼たちの移動が完了すると同時に、組み手機能が起動し、訓練がスタートした。すると、20体の敵が出現したが、どれもクリボーやワドルディ、スライム、ショッカー戦闘員、アンドロイドマンと言った雑魚敵ばかりであった。

ドラゴニュート「雑魚キャラじゃん!!」
エイト「カイトくん…まさかこれで難易度上げたとか言わないよね…?」
カイト「実はこれ、だんだん難易度が上がっていくんだ!!」
遊戯「な~んだ、びっくりしたよ~」
ルナ「じゃあ、こいつらは一気に蹴散らすね! 我に宿りし混沌の闇よ、黒き炎で全てを焼き尽くし、崩壊させよ、暗黒の波動(ダークネス・エクスプロージョン)!!」

ルナの放った暗黒の波動によって、クリボー達は全員一撃で理不尽にも吹き飛んだ。すると、今度はクリボー達より格上の相手が20体現れた。現れたのは、キラーパンサーやギガゼール、ザクウォーリア、ガマクジラ等であったが、これでもまだ、翼たちの相手ではなかった。

ドラゴニュート「まだまだ弱いぞ、ライトニング!!」
エイト「ライデイン!!」
遊戯「魔法効果の矢!!」
カイト「破壊ブラスター!!」
翼「真空波!!」

ルナを除いたファイターの一斉攻撃を食らい、敵の群れは一瞬にして理不尽にも吹き飛んだ。あまりにあっさりと敵が倒され、全く特訓になっていないのではないか、ワンパターンではないかと翼たちが思ったその時、状況は一変した。続いて現れた敵19体はグールギラス、カイメングリーン、ギラ・ドーガ、冥獣人ハーピーのピーウィー等、あまり強い敵ではなかったが、その中に一人、アルスマファイターがいたのだ。それは、ウイングマン/健太であった。

エイト「健太くん!」
遊戯「何でここに!?」
ウイングマン「いやー、カイトくんに存分に大人のヒーローごっこできるって言われたから来たんだけど、これは確かにヒーローごっこだ、俺悪役だけど…」
ドラゴニュート「戦争はヒーローごっこじゃない!!」
翼「いや、これただの特訓ですから…」
ウイングマン「何だ特訓か、なら、おやっさんの如く、存分に特訓に付き合ってあげますよ!」
ドラゴニュート「よし! なら、あの冥獣人ハーピーのピーウィーは俺の推し怪人だから、俺が相手する、行くぞ!!」

そう言ってドラゴニュートはピーウィーの下へ向かって行き、全力で戦い、しばらくしてストライクソードで貫いて倒していた。他の雑魚敵もルナの闇の銃弾(ダークネス・ショット)の乱れ撃ちでことごとく倒され、残すところはウイングマンのみとなった。ウイングマンはバリアレイバーで翼と互角以上に渡り合い、翼も押されかけていたが、何とか持ち直し、蹴りでウイングマンの体勢を崩し、真空波で大きく吹っ飛ばした。

ウイングマン「くっ! やるな!!」
翼「トドメだッ! 気合斬り!!」

翼は全力を込めた一振りでウイングマンを叩き斬り、撃墜した。初期の頃に比べて実力が上がった事を感じた他のファイター達は、翼の成長ぶりに驚いていた。

ドラゴニュート「翼…お前昔に比べて大分強くなったな…」
翼「アルスマファイターになってから、何度も激しい戦いをしましたからね」
カイト「そりゃ強くなるわな、まるでドラゴンボールだ」

すると、次に18体の雑魚敵と2人のファイターが現れた。ここから雑魚敵もパワーインフレを始め、出現したのはザムザザー、バイオメガラプトル、バベルボブル、仮面ライダーシザース等、ボスクラスの相手ばかりになっていた。更に、出現したファイターもアブソルとサーナイトであり、かなりの強敵である事が伺えた。

ドラゴニュート「アブソルとサーナイトか…こいつらだけでも厄介なのに、急に雑魚敵がパワーインフレしやがって…ドラゴンボールかよ…」
アブソル「アブソッ!」
サーナイト「サナサーナー」
ルナ「相手が強ければ強い程燃える…私の闇の力も増幅し、今にも溢れ出しそうになっているわ…」
カイト「じゃあ、さっさと片付けようぜ! 破壊ブラスター!!」

カイトの破壊ブラスターで、ザムザザー、ゲルズゲー、ユークリッドを撃破、続けてルナの暗黒の波動(ダークネス・エクスプロージョン)でバベルボブル、ゴーレム、ギガンテスを撃破、遊戯もブラック・マジシャンを召還し、黒・魔・導(ブラックマジック)でバイオメガラプトル、バイオトリケラを撃破、ドラゴニュートもエクスプロージョンの魔法でキングゲスラ、キングパンドン、キングシルバゴン、キングゴルドラスを倒した。雑魚敵も残すところ6体となった所で、アブソルがきりさくで、サーナイトがサイコキネシスで遊戯を袋叩きにした、この攻撃で遊戯は撃墜されてしまった。

翼「遊戯!!」
エイト「遂に仲間が一人…」
ドラゴニュート「逆に今までがヌルすぎたんだよ…」

直後、アブソルのつじぎり、サーナイトのマジカルリーフでドラゴニュートも撃墜、残すところ翼、ルナ、カイト、エイトの4人だけになってしまった。急に上がった難易度に、設定したカイトすら困惑していた。

カイト「何か、急に難易度上がったな」
翼「設定したの、あんたでしょうが!」
カイト「レベル70でこれだから、100とかにしたらどうなるんだろ…」
ルナ「これで70なの!? 明らかに途中から敵強くなり過ぎだよ!」

直後、再びアブソルとサーナイトが攻撃を行おうとしてきた為、ルナが魔眼の能力を発動させた。ルナが発動させた能力は門(ゲート)、場所と場所を繋げる能力で、ルナはこれを使って接近してきたアブソルとサーナイトを場外ギリギリまで移動させた。すると、二匹は突然場外ギリギリに移動させられた事で対応できず、そのまま場外に出て撃墜となった。そして、残った敵もカイトの破壊ブラスターで全て撃破された。

エイト「後20体!!」
カイト「どんと来い!!」

次の瞬間、恐るべき事態が発生した。出現した雑魚敵18体がまさかの全てデストロイガンダム、ファイター2体も悟空とピッコロ、ほぼ悪夢である。この光景を目撃した翼たちは、この世の終わりを見たかの様な表情を見せていた。

悟空「特訓するってぇから、オラ達が来てやったぞ、って、おめえら一体何があったんだ?」
ピッコロ「まさか、怖気づいたってんじゃねえだろうな? 忙しい中来てやったんだぞ」
カイト「い…いや…怖気づいたって言うか…」
ルナ「こんなの勝てるかーい!!」
エイト「…仕方ない、後は任せたよ」

エイトは敵に接近すると、メガンテの呪文を唱え、自分の撃墜と引き換えに大爆発で悟空、ピッコロ、デストロイガンダム軍団に大ダメージを与えた。突然自爆した事で、悟空とピッコロは酷く困惑していた。

ピッコロ「おい! 一体何の真似だこれは!?」
悟空「いきなり自爆すっからオラびっくりしたぞ!」
翼「…二人共、後ろは見ました?」
悟空「後ろ? すっげー、何てでけえガンダムだ」
ピッコロ「なるほど、これは流石にそんな顔にもなるわな」
翼「前にドラゴニュートさんから聞きましたけど、これ一機で地球のベルリンって都市を火の海にしたとか…」
カイト「しかも俺らより遥かにでかいとか…どうしろと…」

デストロイガンダム軍団は翼たち目掛けて両手の指から5連装スプリットビームガンを放ち、辺りを火の海にした。翼たちは必死にかわしており、もはや大乱闘どころではなかった。

カイト「あーもう! 破壊ブラスター乱れ撃ち!!」

カイトは破壊ブラスターを連射し、半壊状態のデストロイガンダムを10機近く撃墜した。なおも迫るデストロイガンダムに対しては翼の気合斬りや疾風斬り、回転斬りで3機撃破、ルナも暗黒の波動でデストロイガンダムを攻撃し、何とか全機撃破した。しかし、既に翼たちはズタボロであった。

翼「ハァ…ハァ…何とか倒したけど…」
ルナ「流石にこれは…ハード過ぎるわね…」
カイト「でも…クリアは目前だ!!」
悟空「何、オラ達もエイトの自爆でダメージ受けてんだ、おめえらにだって勝ち目はある」
ピッコロ「容赦はせんぞ! 全力でかかって来い!」

ピッコロは腕を伸ばしてカイトを掴もうとしたが、カイトはそれを回避、接近してハイパーソードで斬りつけ、ピッコロを吹っ飛ばした。続けてルナも闇の銃弾で悟空を攻撃したが、気功波で迎撃、直後に悟空はルナに急接近し、蹴りを放ったが、翼が黒剣ナハトで攻撃を受け止めた。しかし、悟空の蹴りの威力は凄まじく、翼は吹っ飛ばされ、後方にいたルナも翼にぶつかり吹っ飛ばされた。

カイト「翼! ルナ!!」
ピッコロ「よそ見している場合か!!」

ピッコロはカイトの周りに多数のエネルギー弾を放ち、一斉に攻撃した。この技はピッコロの得意技の一つ、魔空包囲弾である。この攻撃を食らったカイトはダメージが限界だったこともあり、撃墜されてしまったが、寸前に破壊ブラスターを撃っていた事もあり、相打ちと言う形でピッコロも撃墜された。そして、相手は残すところ一人、悟空のみとなったのである。しかし、翼もルナもダメージは限界、ボロボロの状態であった。

翼「あと一人…!」
ルナ「フフ…流石の漆黒なる永劫の翼(ダークネス・エターナル・フリューゲル)の二つ名を持つ私も、そろそろ終焉の時かもね…」
翼「変な事言わないでください! ここまで来たんです! 絶対に勝たないと!!」

その時、翼の体が黄金のオーラに包まれた。それはR-GUN/イングラムとの戦いで見せた時と同じであり、その秘められた力を察知した悟空は身構えていた。

悟空(いきなり翼の気が変わった!? 一体この気は!?)
ルナ(やっぱり翼くんの能力は負けたくないって気持ちに反応して発動する能力なんだね…)
翼「これならいける気がする!」

悟空は翼に対して気功波を放ったが、この状態になった翼には数秒先の未来が見える為、全て回避し、悟空に接近した。そして、翼は空高く跳びあがり、光を纏ったナハトで斬りつける必殺の閃光天空斬りを放った。悟空はこの攻撃で叩き斬られ、一撃で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。こうして、百人組み手はクリア、翼たちの勝利となった。

翼「やった…! 勝ったんだ…!!」
ルナ「やったね! 翼くん!」
翼「うん!」

ドラゴニュート「お疲れさん!」
カイト「どうやら、クリアできたみたいだな!」
遊戯「おめでとう!」
エイト「これもみんなで頑張ったからだね!」
健太「絶対に諦めず、不可能を可能にしたんですね!」
悟空「おめえらみんなで協力して勝利を勝ち取ったんだな!」
ピッコロ「初めてにしては上出来だ」
アブソル「ソルソルッ」
サーナイト「サナサナ」

翼「皆さん、ありがとうございます、これであの能力を発動させる方法が分かりました」
ドラゴニュート「負けたくないと強く願った時に発動する能力、だな!」
カイト「この力を上手く使えば、今度こそ妹さんを助けられるかもな!」
翼「はい!」
悟空「その為にも、もういっぺん戦ってみっか?」
ピッコロ「次は本気だ!」
翼「分かりました! もう少し特訓に付き合ってください!」
健太「よし来た! やっぱりヒーローは特訓しなきゃな!」
ルナ「じゃあ、みんなで特訓しよう!」
翼「うん! みんなで強くなろう!」

そんな彼らの様子を、マスターファフニールは司令室から見ていた。みんなで互いに高め合って特訓するアルスマファイターの様子を見て、マスターファフニールはある事を思いついていた。

マスターファフニール(よしよし…彼らは今、互いに高め合って強くなろうとしている…これは僕が特別企画を用意するしかないようだね…フッフッフ…きっとみんな喜ぶぞ~)

マスターファフニールが企画しているもの、それは一体何なのだろうか?それを知らない翼たちは、今日一日特訓し、昨日より強くなった気がした。強くなるにはまず、昨日の自分を超える必要がある、今日の自分達は、きっと超えられたはずである。そう思えた翼たちは、いずれ来る大乱闘に備え、準備を整えるのであった。

[アルスマ イベント戦 前日譚]

翼たちの猛特訓から2日後、翼、ドラゴニュート、カイト、ルナの4人はマスターファフニールに呼ばれた。何でも会わせたい人がいるとの事だが、ほんとに急に呼ばれた為、4人は混乱していた。しかも現在時刻は朝の7時30分、昨日徹夜でライアー・ライアーを全話視聴していたドラゴニュートはまだ寝ぼけていた。ルナに至っては急に呼び出しを食らった為、まだ髪のセットができておらず、かなりボサボサであった。そんな彼らを見てマスターファフニールは悪い事してしまったなと言った様子であったが、このまま待たせた場合、半殺しにされかねなかった為、本題を話す事にした。

マスターファフニール「え…えっと…突然呼び出してすまない、実は君達の為に、スペシャルゲストを呼んでおいたんだ」
ドラゴニュート「VESPERBELLか!? 天音かなたか!? 久遠たまか!?」
マスターファフニール「いや…どれも違うけど…」
カイト「まあ、朝の7時30分に人の都合も考えずに呼び出すトカゲの事だ、その辺の子供達連れてきてアルスマ本部周辺のゴミ掃除しよう! とか言うんだろ?」
マスターファフニール「そんな事の為に君達を呼ばないよ、後、僕はトカゲじゃなくてファフニールね」
ルナ「そんな事どうでもいいから勿体ぶらずに誰を呼んだか教えてよ~」
翼「一体誰を呼んだんですか?」
マスターファフニール「それはね、彼等だ」

そう言って現れたのは、8人の人物であった。その中にはドラゴニュートの友人であるひかちゃんや灼熱のヒートとの戦いに協力してくれたダークカイトもいたが、他は初めて会う人物ばかりであった。一応、カイトと面識のある人物もいたが、大半が面識のない人物であった。

マスターファフニール「えっと、今回はカイスマ界にいるリアルカイトくんの協力もあって実現したコラボなんだけど…とりあえず、自己紹介よろしく~」
アゼスト「オレはアゼストだ、アルスマファイターのみんなと同じく、ペラペランドって場所で大乱闘をしているぜ」
アゼリア「私はアゼリアです、私も兄さんと同じく、ペラペランドで大乱闘をしています」
メネズ「ボクはメネズといいます、前にペラペランドの大乱闘に出た事があったから、アゼスマ代表としてアルスマ界にやって来たよ」
セレノフィル「私はセレノフィル、セレノフィル・アルストロメリアです、光と氷の魔法を得意としています、よろしくお願いします」
静希「俺は皆藤静希、ハンドガンブレードを主武装に戦うガンファイターだ、よろしくな」
ひかちゃん「僕はひかちゃんだよ~、そこにいるドラゴニュートくんとは友達なんだ、よろしく~」
ダークカイト「俺はダークカイトだ、カイトがいるからには、この俺が来ないと始まらないだろう」
キルシュ「私はキルシュです、久々にカイトくんに会う為に来たよ」

アゼストは青い右目と赤い左目と言うオッドアイが特徴の青い髪の青年で、青いワイシャツの上にブラウンのコートを着込んでいる。手にした剣はマテリアブレイドと言う剣で、通常の剣より折れにくい性質を持っている。また、特徴的なオッドアイには隠された秘密がある。
アゼリアはアゼストの妹で、髪の色も同じだが、オッドアイではなく、両目は青である。昔はショートカットだったが、エイルに憧れて途中からロングヘアになっている。いつかはアゼストと並んで強いファイターになるのが夢である。
メネズは黒髪に青い右目と赤い左目のオッドアイ、パーカーにスカートが特徴的であり、背中には刀用の鞘を背負っている。手に持った刀で戦い、エイルの代わりに大乱闘にゲスト出演した際の剣の腕前はアゼストと互角であった。ちなみに、一人称はボクであり、所謂ボクっ娘である。
セレノフィルは長いピンクの髪と赤い瞳が特徴の魔法少女の様な姿をした可愛らしい少女だが、その正体は謎の組織が人間の少女に機人の遺伝子を埋め込んで誕生させたヒューマノイドウェポンである。その為、高い身体能力を誇り、ヒューマノイドウェポンの中でも彼女は魔法攻撃の長けた能力を備えており、光と氷の魔法を得意としている。また、頭には兎の耳の様な形状の金属のアンテナが生えているが、意外にもこれは取り外し可能である。
静希は男性にしては長めの黒い髪と青い瞳、黒一色の服装が特徴の青年であり、ハンドガンブレードと言うブレードモードに変形するハンドガンを使って謎の組織と戦っている。普段は組織を脱走したセレノフィルと共に暮らしながら日常生活を送り、世界を脅かす謎の組織と戦っている。また、静希はロボットやメカ、ロボットアニメが大好物であり、ロボットアニメであれば子供向けの物ですら観ていると言う徹底っぷりである。
ひかちゃんは黄色の服を着た男性であり、ドラゴニュートの友人である。一応、身体能力は高い方であり、やたら足が速く、その足の速さははぐれメタルレベルである。これと言った武器を持っていない為、素手で戦うが、それなりには強い方である。
ダークカイトはカイトのライバルであり、カイトによく似た見た目だが、紫の髪と赤い瞳と言う相違点がある。その正体はDr.Gayが生み出した最後の発明品にしてカイトのクローンである。身長はカイトとほぼ同じだが、性格は全く違っており、所謂中二病ライバルキャラみたいな性格である。
キルシュはカイトの幼馴染で、カイトをヤンデレレベルに溺愛している少女である。ドイツ語で桜を意味するキルシュバオムが由来の名前の通りピンク色のショートカットが特徴で、瞳は紫色である。また、フルネームはキルシュ・ローズであるが、カイトのフルネームであるカイト・ブルーレオ同様知っている人は少ないと思われる。

ルナ「これだけ呼ぶとは…リアルカイトって人凄いね!」
カイト「普段はとんでもない奴だけどな、でも、まさかキルシュを呼んでくれるとは…」
キルシュ「たまたまアルスマ界に来てたから…久しぶりだね、カイトくん」
ダークカイト「まあ、俺はマスターゴッドに今度はアルスマ煎餅を買ってきてくれと言われてな…そのついでだ」
カイト「マスターゴッド…どんだけパシリするんだよ…」
ダークカイト「何でも、カイスマDXの準備で忙しいんだとさ、毎日モンスターエナジー飲んで仕事してるよ」
カイト「だからってパシリしなくても…」

ドラゴニュート「久しぶりだな、ひかちゃん」
ひかちゃん「やっほ~、久しぶり、アルスマ第一戦の戦場以来だっけ?」
ドラゴニュート「まあ、そうなるな、後の二人は何者だ?」
セレノフィル「そうですね…ちょっとしたマスターファフニールの人脈で呼ばれたと言えば分かりやすいですかね?」
ドラゴニュート「人脈…かぁ…」
静希「そう言う事、まあ、気楽に行こうぜ!」
ドラゴニュート「そうだな!」

翼「アルスマファイターの一ノ瀬翼です」
アゼスト「アルスマファイター…か…まるで俺達アゼスマメンバーみたいだな…」
翼「アゼスマにアルスマ…何か響き似てますね」
アゼスト「一文字違いだしな、ちなみに、正式名称はアゼストスマッシュファイトな」
翼「こっちはアルティメットオールスター大乱闘スマッシュブラザーズです」
アゼリア「名前、長いですね」
翼「俺も、そう思います」
アゼスト「てか、この世界にもオッドアイの人物いるんだな」
ルナ「ああ、これ? これは天上界人のお父さんとサキュバスのお母さんからの遺伝なんだ、カラコンじゃないよ」
アゼスト「なるほど、遺伝か…俺とは違うんだな…」
メネズ「ところで、マスターファフニールって人はボク達を呼んで一体何するんだろ?」
マスターファフニール「無論、大乱闘さ!」

マスターファフニールのその言葉に、会場は静まり返った。まさか、この大人数で大乱闘をするつもりなのかと。普段の大乱闘で8人乱闘、ここにいる全員を合わせればその数何と12人! それは流石に無理があるだろうと。しかし、マスターファフニールは本気らしく、翼は恐る恐る聞く事にした。

翼「…正気ですか? マスターファフニール…」
マスターファフニール「無論、正気だ、だって、大人数でやった方が面白いじゃん!」
ドラゴニュート「まあ、そうだけど、そこまで行くと大乱闘じゃなく、超乱闘ですよ…」
ルナ「つまり、アルティメットオールスター超乱闘スマッシュブラザーズ、だね!」
マスターファフニール「超乱闘結構! 盛り上がるならどんどんやっちゃおう!」
アゼスト「滅茶苦茶な人だな…」
ひかちゃん「でも、面白そうじゃん」
ダークカイト「フ…そうだな…」
セレノフィル「せっかく呼ばれたんです、爪痕ぐらい残していきましょう!」
静希「そうだな、俺達の戦いを歴史に残せると思うと楽しみだぜ!」
メネズ「よし、頑張るぞ!」
キルシュ「カイトくんと一緒に大乱闘できるだけで幸せ」
カイト「でも、手加減はしないぜ、キルシュ!」
アゼリア「兄さんにだって、負けない!」
マスターファフニール「それじゃ、大乱闘は今日の12:00だからね、それまでは自由時間! じゃ、解散!」

遂に始まった過去最大級の大乱闘、歴代最大のゲストを呼んで行われる大乱闘は一体どんな結果となるのか?

  • アゼスト
[原作では…]
2021年からYoutubeにて投稿中の「イロスマ同人誌シリーズ 大乱闘アゼストスマッシュファイト」の主人公。イロスマ同人誌シリーズでは唯一のオッドアイキャラであり、アゼリアとは兄妹関係となっている。マテリアブレイドと言う剣を装備した所謂剣キャラだが、波動玉と言う遠距離技を持っているなど、接近戦オンリーのキャラではない。
[アルスマでは…]
イベント戦にゲストとして参戦。接近戦に強く、遠距離戦もある程度こなせる万能タイプのファイターではあるが、防御面で癖が出るファイターである。ちなみに、ゲスト参戦に当たっての許可は作者の友人を介して貰っており、作者自身もアゼスマをかなり絶賛している為、許可を貰えて良かったとの事。アゼスマ作者の蒼ノ竜介さん、この場を借りてお礼を申し上げます。

  • アゼリア
[原作では…]
2021年からYoutubeにて投稿中の「イロスマ同人誌シリーズ 大乱闘アゼストスマッシュファイト」のヒロイン。名前から分かる通り、アゼストの妹であるが、性格は純真といった感じであり、肯定的で時にコミカルな性格を見せるアゼストとはまた違う性格の持ち主である。兄と同じで剣を使って戦うが、アゼリアの方が若干素早いなど、戦闘スタイルは若干違う。
[アルスマでは…]
イベント戦にゲストとして参戦。アゼストと同様、接近戦も遠距離戦もできるファイターではあるが、防御面で難がある。その一方で、スピードはアゼストより若干早め。ちなみに、アゼスト同様ゲスト参戦に当たっての許可は作者の友人を介して貰っている為、今後もアシストか何かで他のアゼスマキャラを出したいとは思っている。シーロックやクロム等、他のアゼスマキャラも本当に魅力的なので、アルスマやフリバトも負けてられないなとアルスマ作者は思っている。

  • メネズ
[原作では…]
アゼスマ作者の友人であるトトマ氏のオリジナルキャラクター。黒髪オッドアイ、パーカーとスカートが特徴的なボクっ娘であり、アゼスマにゲスト参戦した際は剣の腕前がアゼストと互角、クロムが放った銃弾を弾くと言った高い刀の腕前を見せつけた。アゼスマにゲスト参戦した際はマスターハリボテの空想世界ネットワークを通じてペラペランドにやって来た。
[アルスマでは…]
イベント戦にゲスト参戦。刀を使っての接近戦を得意とするが、水刃と言う水属性の斬撃を飛ばす技を持っている為、接近戦もある程度はこなせる。ちなみに、ゲスト参戦に当たっての許可は作者の友人を介して貰っており、作者自身もアゼスマを初めて観た時から気に入っていたキャラクターである為、許可を貰えて良かったとの事。作者のトトマさん、この場を借りてお礼を申し上げます。

  • セレノフィル・アルストロメリア
[原作では…]
アルスマ作者のリア友であるETERNAL11氏のオリジナルキャラクター。氏が嫁と公言する剣聖機アルファライドのアルファリアのオマージュキャラクターであり、ピンク髪で頭に兎の様な金属のアンテナがある所など、色々と共通している。武器はシルバリオンロッドと言うロッドであり、上級の光、氷魔法を唱え、自身を生み出した謎の組織ブレディオスと戦っている。
[アルスマでは…]
イベント戦にゲスト参戦。シルバリオンロッドでの攻撃力はかなり低いが、魔法による攻撃力はとても高い。更に、走力やジャンプ力などの身体能力も高いが、その反面、かなり打たれ弱く、下手をすれば一撃で撃墜される事も…。ちなみに、ETERNAL11氏は自身のオリキャラがアルスマに出る事に対し、非常に喜んでいた、こちらこそありがとう。

  • 皆藤静希
[原作では…]
アルスマ作者のリア友であるETERNAL11氏のオリジナルキャラクター。剣聖機アルファライドの颯真櫂と武淵静真と言う主人公二人を足したオマージュキャラクターではあるが、オリジナリティを持たせる為、武器はハンドガンブレードと言う剣に変形する銃である。謎の組織ブレディオスから脱走してきたセレノフィルと同居しながら普段は学生として暮らしており、非常時はセレノフィルと共にレジスタンス組織ルクレシオンの一員としてブレディオスと戦う。
[アルスマでは…]
イベント戦にゲスト参戦。多少訓練を積んだ人間である為、身体能力はかなり平凡だが、遠距離から近距離まで対応可能なオールラウンダーである。特にハンドガンブレード・ブレードモードでの攻撃力はかなり高く、上手く行けば手早く撃墜を狙う事もできる。ちなみに、ETERNAL11氏はアルファリアの事を溺愛しており、グッズが出れば借金してでも買うと言っている、また、アルスマ作者もアルファリア(と言うかアルファライドの女性キャラ全般)が好きで、家の壁にはバニー衣装のアルファリアのタペストリーが飾られている。

  • ひかちゃん
[原作では…]
アルスマ作者のリア友のアバターキャラで、登場に当たってはSMSで許可を貰っている。マイペースだけどいい奴であり、いつもLINEでやり取りをしているが、直接会う事は滅多にない。それでも、保育園時代からの付き合いである為、仲が良い事に変わりはないであろう。
[アルスマでは…]
イベント戦にゲスト参戦しているほか、過去にはアシストキャラとして登場している。一般人である為、格闘攻撃しかなく、スペックも普通だが、走力だけは高く、攻撃が地味に痛い、それ以外は突出した能力はない。ちなみに、ひかちゃん本人はアルスマ作者が創作活動をしている事を知っており、動画版アルスマ時代からアルスマ作者の作品を見続けているかなりの古参である、いつもありがとう。

  • ダークカイト
[原作では…]
初登場は2013年頃にヴァルト氏が製作したカイトの大冒険。序盤は敵だったが、その後味方になり、現在の様にライバルキャラと言う形となっている。テレポートやシャドーボールと言った技を使って戦うほか、カイスマ、エタバト本編でも主役顔負けの活躍をする事が多い。
[アルスマでは…]
イベント戦にゲスト参戦しているほか、アドベンチャー編で一度登場している。テレポートやシャドーボールと言った技を使いこなし、完全にカイトと差別化した戦い方をする。スペックもカイトと互角である為、ファイターとしては強い部類に入るだろう。ちなみに、ダークカイトを生み出したDr.Gayは名前だけで未だに本編に出てきてないが、故人と言う事だけは判明している。設定も判明しており、ダークカイトを生み出した直後にダークカイトによって殺害されたらしく、享年69歳との事、ちなみに、名前の通りゲイである。

  • キルシュ
[原作では…]
初登場は2013年頃にヴァルト氏が製作したカイトの大冒険。当初は現在とは違うデザイン&名前だったが、カイトを溺愛している事だけは現在と同じだった。また、ヤンデレ気質があり、その様はどこぞのピンクの悪魔(キサラ)である。
[アルスマでは…]
イベント戦にゲスト参戦。スピード型であり、防御面に難があり、攻撃力が低め。剣キャラではあるが、ブロッサムショット等の飛び道具がある為、遠距離からの攻撃も可能である。その一方で身体が軽い為、痛い一撃を食らうとあっさり撃墜される事も日常茶飯事である。ちなみに、キルシュと言う名前を考えたのはアルスマ作者であり、2020年にTwitterで名前を募集していた際に付けた名前がキルシュだった。髪の毛がピンク色であった為、ドイツ語で桜を意味する単語のキルシュバオムから取ってキルシュと言う名前を考え、ヴァルト氏も速攻でこの名前に決めたらしい。ちなみに、漫画時代の名前はローズだったようだ。

[アルスマ イベント戦 大戦場]

アルスマ界にやって来た別世界の戦士達、今回は彼等と何と、12人乱闘を行うのだと言う。過去最大級の大乱闘を前に、観客は既に大熱狂している。今回の出場ファイターは翼、ドラゴニュート、ルナ、アゼスト、アゼリア、メネズ、セレノフィル、静希、ひかちゃん、カイト、ダークカイト、キルシュの12人、半数以上がゲストと言う異色のメンバーである。そんな今回のステージは大戦場だ。大戦場は大人数戦をやる際に最適なステージで、実際、12人がすっぽり収まる程の広さを誇る。これと言ったギミックはないが、そのステージの広さを活かし、様々な戦い方ができるであろう、果たして、この大乱闘の勝者は!?

レフェ子「今回はイベント戦ですが、ルールは変わらず時間無制限、ストック3、アイテムありです! また、今回はアゼスマ、カイスマのアイテムと静希さんの所属する組織であるルクレシオンの武器がアルスマのアイテムとして登場します!」
翼「何か、今回は凄く大きなイベントだな…」
ドラゴニュート「前回のイベント戦は6対6のチーム戦だったしな、今回は全員でやるって感じか」
アゼスト「せっかくゲストとして出てるんだ、優勝してみせる!」
アゼリア「兄さんや他のファイターの方々にも負けないようにしないと!」
メネズ「アゼスマの大乱闘も楽しかったし、今回も楽しいんだろうなぁ…」
セレノフィル「大乱闘って、あのゲームみたいな感じなんでしょうか?」
静希「そうらしいな、だとしたら、超ワクワクしそう!」
ひかちゃん「まあ、気楽にやって行こうか」
キルシュ(カイトくんと一緒に戦える…楽しみ…)
ダークカイト「フッ、何が起ころうと、勝つのはこの俺だ」
ルナ「いや、勝つのは漆黒なる永劫の翼(ダークネス・エターナル・フリューゲル)の二つ名を持つ、この私だね!」
カイト「さて、これだけのメンバーの中で誰が勝つかは分からないけど、やれるだけやってみるか!」
ナレ男「では始めます、3・2・1・GO!!」

いつも通りナレ男の掛け声で大乱闘が幕を開けた。それと同時にダークカイトがシャドーボールと言う闇の塊でひかちゃんを攻撃、ひかちゃんは吹っ飛ばされた。続けてアゼストがマテリアブレイドで翼を攻撃、これに感化されたかの様に、他のファイターも近くにいたファイターと交戦状態に入り、文字通り大乱闘となった。静希が放ったハンドガンブレードの銃弾を回避したメネズがドラゴニュートを攻撃し、かわされた銃弾がキルシュに命中。ルナの放った暗黒の波動(ダークネス・エクスプロージョン)がアゼリアとカイトを吹っ飛ばすなど、正に大混戦状態であった。そんな中、ステージに3つのアイテムが出現。そのアイテムはアゼスマよりランダムボックス、カイスマよりアシストボール、ルクレシオンの装備から携帯式2連装多目的ミサイルランチャーであった。ランダムボックスはアゼスマに登場するアイテムで、文字通り中に様々なアイテムが入っている箱である。アゼスマでは途中から中身がナーフされ、デンジャーボムと言う強力な爆弾が登場する事が多くなった。アシストボールはカイスマの第5戦に一度だけ登場したアイテムであり、中からアシストキャラが登場するアルスマにおけるキャラクターカプセルポジションである。携帯式2連装多目的ミサイルランチャーは肩に担いで使用する高火力兵器であり、主に複数の敵を一度に屠る強力兵器であるが、それゆえに使用場所が限定される兵器でもある。

ルナ「アイテムが出てきた!」
ひかちゃん「あれは取った方がいいよね」

そう言ってひかちゃんはランダムボックスを取りに行った。しかし、中身はデンジャーボムであり、大爆発が発生、ひかちゃんは撃墜となった。

アゼリア「やはりデンジャーボムでしたか…」
アゼスト「アルスマでもデンジャーボムが入ってるなんて…勘弁してほしいぜ…」
ルナ「じゃあ、このアイテムもーらい!」

ルナがアシストボールを拾って投げると、中からはスターマンが現れた。スターマンはギーグに仕える強力な宇宙人の一族であり、派生種が数多く存在する。呼び出されたスターマンはテレポートで移動すると、PKビームγを翼に放ち、一撃で撃墜した。続けて辺りにPKビームΩを8発乱射し、アルスマファイター達にダメージを与え、そのままテレポートで去って行った。

静希「あのコンニャク野郎のせいで酷い目にあったな…」
カイト「じゃあ、このアイテムは俺が貰うな」
セレノフィル「あっ! そのアイテムは…!」

カイトは携帯式2連装多目的ミサイルランチャーを肩に担ぐと、トリガーを引いて2発のミサイルを発射した。ファイター達は回避行動を取ったが、ミサイル着弾時の爆発の威力は凄まじく、スターマンのPKビームΩでダメージを負っていたアゼスト、静希、ダークカイトは撃墜となった。

カイト「おいおい…火力高すぎだろこれ…」
セレノフィル「それは本来、複数の敵を相手にする際に使う兵器なんです」
ドラゴニュート「じゃあ何だ、ステージが大戦場じゃなかったら全員お陀仏だったって訳か…」
アゼリア「ステージのおかげで助かりましたね…」

一方、キルシュは桜型のカッターを飛ばす技、ブロッサムショットでルナの闇の銃弾(ダークネス・ショット)に応戦していた。そうこうしていると、近くに再びランダムボックスが出現した為、ルナはそれを開封した。すると、またもやデンジャーボムが出現し、ルナはキルシュ共々理不尽にも吹き飛んだ。

現在、ステージ上にいるのはドラゴニュート、アゼリア、メネズ、セレノフィル、カイトの5人であるが、しばらくして撃墜されたひかちゃんと翼が復帰し、7人となった。手早く他のファイターを減らす為、アゼリアは波動玉をドラゴニュートに放ち、メネズは水属性の斬撃を飛ばす技、水刃(すいじん)をカイトに放ってふっとばし、アゼリアは追い打ちにもう一発波動玉を、メネズは高速で相手を刻みつける技、波刻みを放って二人を撃墜した。しかし、復帰した翼とひかちゃんも負けておらず、翼は気合斬りを放ってメネズを撃墜、ひかちゃんも折り紙のやっこさんを相手に飛ばし、命中と同時に爆発させるやっこさん爆弾を放ってアゼリアを撃墜した。こうして、まだ撃墜されていないのはセレノフィルだけとなり、セレノフィルもシルバリオンロッドを振り下ろして攻撃する技、ロッドクラッシュを放って翼を攻撃したが、翼渾身のカウンター攻撃で返り討ちに会い、撃墜となり、全員が一度撃墜される事となった。しばらくして、撃墜された全ファイターがステージに復帰した。

ドラゴニュート「みんな、中々の腕だな!」
アゼリア「そちらこそ、一体どんな戦いを経験したんですか?」
ドラゴニュート「昔、ちょっとな」
ルナ「これだけの力を持つ相手と戦えるなんて…私の魔眼が疼くわ…」

その時、ステージにアイテムが3つ落ちてきた。一つ目はアゼスマよりロイロイ自爆型、二つ目はカイスマよりハンバーガー、三つめは静希の所属する組織からハンドグレネードMk-Vであった。ロイロイは戦闘補助ロボットであり、所謂サポートメカである。色によって役割が変わっており、赤色の自爆型はターゲットに近づくと爆発、青色の銃撃型はターゲットに機関砲を発砲、紫色の支援型は一回のみ攻撃を身代わりで受ける。ハンバーガーは言わずと知れた食べ物であり、カイトの好物である。食べると蓄積ダメージがそこそこ回復する。ハンドグレネードMk-Vは破壊力の高い手榴弾であり、投げると大爆発を起こし、対象を爆風で吹き飛ばす。

アゼスト「ロイロイか!」
カイト「あれは俺が好きなハンバーガーだ! やったー!!」

そう言ってカイトは真っ先にハンバーガーの方に向かい、嬉しそうにハンバーガーを食べていたが、言うまでも無く、隙だらけであった。そんな隙だらけのカイトに対し、ダークカイトは複数のシャドーボールを相手の周りに出現させ、一斉に攻撃する技、シャドーウォールを放とうとした。

ダークカイト「隙だらけだ、滅べ、シャドーウォール!」
キルシュ「カイトくん!」

キルシュはカイトを突き飛ばし、カイトの代わりにシャドーウォールを食らい、撃墜となった。一応、今回はチーム戦ではなく個人戦であるが、キルシュはカイトを溺愛している為、この様な行動に出たのであろう。当然、周りは困惑し、言葉が出ずにいた。

静希「…えっと、一応確認するけど、今回個人戦だよな?」
翼「はい、そうですけど…」
セレノフィル「これじゃ普通にチーム戦ですね…」
カイト「キルシュ! くそっ! 俺が油断したから! ダークカイト!」
ダークカイト「おい! これだともうチーム戦だろ!!」
カイト「問答無用!!」

カイトとダークカイトは激しく剣を交えていた。他のファイターはもう相手をするのが面倒になり、自分達だけで大乱闘を始める事にした。

アゼスト「さてと…自爆型ロイロイは俺が貰うぜ」
ひかちゃん「じゃあ、こっちの手榴弾は僕が」

アゼストが自爆型ロイロイを起動すると、自爆型ロイロイは翼の方向けて一直線に向かって行った。翼が絶体絶命の危機の時、近くにアシストボールが落ちて来た為、拾って使用すると、中から伊藤誠が姿を現した。

翼「こいつは確か、伊藤誠、よし、身代わりになってもらおう」

翼は伊藤誠を置いて逃げた。直後、自爆型ロイロイは大爆発を起こし、伊藤誠は撃墜された。

翼「ふ~、誠がいて助かった…しかしアゼスト、よくもあんな危険なアイテムを使ってくれたな、こっちからもお返しだ!」

翼は真空波を放ってアゼストを攻撃、一方のアゼストも波動玉で迎撃した。続けて剣の打ち合いで勝負を始めたが、その二人をひかちゃんは狙っており、ひかちゃんは二人目掛けてハンドグレネードMk-Vを投げつけた。

翼「しまっ…!!」
アゼスト「自爆オチなんて最低!!」

直後、二人の近くでハンドグレネードMk-Vは大爆発を起こし、翼とアゼストは撃墜された。

ひかちゃん「やったぞー! 僕も撃墜できた!」
静希「そうか、ならば、次は俺の番だ! モードチェンジ! ブレード!!」

静希はハンドガンブレードをブレードモードに変形させ、光の刃でひかちゃんを立て続けに斬りつけた。そして、出力を上げた光の剣でひかちゃんをすれ違いざまに斬りつけた。

静希「リュミエール・ストラッシュ…!!」

ハンドガンブレードの必殺技の一つであるリュミエール・ストラッシュを食らったひかちゃんは撃墜された。一方、相方であるセレノフィルは魔導結界を張り、ルナの闇の銃弾、アゼリアの波動玉、メネズの水刃を防御していた。だが、セレノフィルは魔導結界を張ると同時に魔法の詠唱も行っていた。

セレノフィル「ティ・ティスア・ステラ・ミドル・スタン…水晶の如き氷の礫よ、我の矢となり敵を討ち滅ぼせ! レベル7氷魔法、クリスタルバレット!!」

セレノフィルはレベル7氷魔法クリスタルバレットを唱え、アゼリアを攻撃した。アゼリアは氷の礫の嵐をモロに食らい、そのまま場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。

メネズ「凄い魔法…! もし当たってたらボクもやられてた…!」
セレノフィル「光魔法と氷魔法には自信がありますので!」
ルナ「セレノの詠唱…すっごくゾクゾクする…! 私の魔眼が疼くわ…!!」
セレノフィル「えっ? そうですか? 私は普通に唱えてるだけなんですけど…」
ルナ「これは私も負けてられないね! 漆黒の闇よ、我が刀身を赤き鮮血で染めよ、鮮血の一閃(ブラッディ・ストラッシュ)!!」

ルナは自身の持つ漆黒の短剣、鮮血の罪人(ブラッド・クライム)に赤黒い闇を纏い相手を斬りつける技、鮮血の一閃(ブラッディ・ストラッシュ)でセレノフィルに攻撃を仕掛けた。セレノフィルはこの一撃で身体を斬り裂かれ、場外まで吹っ飛ばされて撃墜となった。ルナは中二病対決(自分で勝手に決めた対決)に勝利し、浮かれていたが、彼女に危機が訪れるのはここからであった。何と、少し前にメネズは近くに落ちていたランダムボックスを開封し、アゼスマに登場するアイテム、必殺のオーブを拾っていたのである。必殺のオーブは早い話、アルスマのアルスマクリスタルに相当するアイテムであり、取ると最後の切り札を発動することが出来る。メネズがこれを取った事を知ったルナは驚いており、終わりを覚悟していた。

ルナ「こ…これは…フッ…どうやら、私もここまでみたいね…」
メネズ「な…何か、諦めがいいなぁ…とりあえず、行くよ!!」

メネズは刀でルナを斬り上げて上昇し、刀の重さを利用して落下した。この技の名前はボルテックスエッジ、アゼスマに参戦した際も最後の切り札として使用した技である。ボルテックスエッジを食らったルナは一瞬で場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。

現在、ステージに残っているのはドラゴニュート、メネズ、静希、カイト、ダークカイトの5人であり、カイトとダークカイトは剣を激しく交えてボロボロであった。他の3人はとりあえず満身創痍のカイトとダークカイトを先に撃墜する事に決めた。

カイト「やばい、狙われてる」
ダークカイト「俺らが馬鹿な事をしてたせいだな」

その時、ステージに本家アルスマのキャラクターカプセルが落ちて来た為、ダークカイトはダメ元でこれを拾い、使用する事にし、中からはビグ・ザムが現れた。ビグ・ザムは円盤状の胴体に鳥の足の様な二本の脚部を備えたジオン公国軍の拠点攻略用モビルアーマーである。かなりの巨体を有しており、本体の全周に複数のメガ粒子砲を備え、圧倒的な殲滅力を有している。ビグ・ザムは本体中央に備えた大型メガ粒子砲を放ち、ドラゴニュート、メネズ、静希を攻撃した。

ドラゴニュート「ウッソだろお前!? 魔導障壁、展開!!」

ドラゴニュートは回避が間に合わないと悟り、魔導障壁を自身の周りに張ってメネズと静希もとっさに中に入ったが、メガ粒子砲の威力は凄まじく、3人はそのまま場外に押し出されて行った。このままだと撃墜される事は分かり切っていたが、かと言って外に出たら即蒸発である。どうしようもないまま、3人は場外に押し出され、そのまま撃墜となった。役目を終えたビグ・ザムはどこかへと去って行き、現在ステージにいるのはカイトとダークカイトのみとなった。

カイト「さてと、ダークカイト! 他のみんなが復帰する前に、お前を倒す!」
ダークカイト「残念だったな、これでも食らっとけ」

そう言ってダークカイトは近くにあったボム兵をカイトに向かって投げつけた。だが、カイトもとっさに近くにあった支援型ロイロイを起動させ、ボム兵の攻撃を支援型ロイロイが代わりに食らい、破壊された。

ダークカイト「何っ!?」
カイト「残念だったな! ファイヤーキーック!!」

カイトはダークカイトに炎を纏った飛び蹴り、ファイヤーキックを放ち、ダークカイトを撃墜した。こうして、カイトは1回撃墜、他のファイターが2回撃墜となった時、撃墜されたファイター全員がステージに復帰した。

翼「…みんな、考えてる事は一緒だね?」
ひかちゃん「うん!」
アゼスト「所謂ボコスカシーンをやるって事だな」

そう言って総勢11人がカイトに接近した。カイトはあまりの人数に、人生が終わった人の様な表情をするしかなかった。

カイト「ちょっ…おまっ…! やめろぉぉぉぉぉっ!!!」

その後、カイトは総勢11人の総攻撃を食らい、撃墜となった。ちなみに、カイトの事が好きなキルシュは他に攻撃を任せ、自身は指でつつく程度で済ましている。こうして、全員のストックが均等となった事で、遂に最終決戦が始まった。

翼「泣いても笑っても、これが最終決戦だな!」
ドラゴニュート「ああ! 絶対に勝ってやる!」
ルナ「フッフッフ…勝つのはこの私、漆黒なる永劫の翼(ダークネス・エターナル・フリューゲル)の二つ名を持つこの私だよ!」
アゼスト「手加減はしないぜ! 優勝は俺が貰う!」
アゼリア「いえ、私が優勝します!」
メネズ「ボクだって、負けないよ!」
セレノフィル「いえ、ルクレシオンで培った戦いの経験を活かし、私が勝ちます!」
静希「いや、天国にいる隊長に叩き込まれた訓練の経験を活かして、俺が勝つ!」
ひかちゃん「僕だって、頑張れば優勝できるって所を僕の友達全員に見せるんだ!」
カイト「いーや、俺が貰うね! 優勝は絶対に譲れない!」
ダークカイト「お前ら、何か勘違いしてねえか? 勝つのはこの俺だ」
キルシュ「いえ、勝つのは私です、絶対勝ちます」

直後、ステージにロイロイ銃撃型が落ちてきた。それを真っ先に起動させたのは、本場アゼスマのアゼリアであり、ロイロイ銃撃型はドラゴニュート目掛けて機関砲を放ったが、ドラゴニュートは魔導障壁で防御、逆にライトニングの魔法を唱え、ロイロイ銃撃型を破壊した。続けて、ルナとセレノフィルは魔法の詠唱を開始した。

ルナ「深き闇に眠りし混沌なる闇よ、今我が力となりこの世界を永劫の闇で覆い尽くせ、常闇の夜光(ダークネス・ナイト・レイ)!!」
セレノフィル「クレ・セント・オードレリ・ルウル・キウス…我が身に宿りし神聖なる光よ、一筋の光の矢となり、邪悪を討ち滅ぼせ! レベル9光魔法、ジャッジメント・アロー!!」

常闇の夜光とジャッジメント・アローはそれぞれ闇のレーザーと光の矢であり、どちらも強大な魔法である。それら二つは一か所で衝突し、激しい大爆発を発生させた。

アゼスト「おっ…おい、あれ…!」
キルシュ「ステージに穴が開いてる!?」

何と、二つの魔法の衝突した地点では、爆発の衝撃でステージに大きな穴が開いており、いかに二つの魔法の威力が高いかが伺えた。一応、過去にゴッドカイトの攻撃によってステージに張られたバリアが強化されており、ステージが壊れる事はそれ以来なかったが、今回は瞬間的に発生するエネルギーがあまりに強大だったのだろう。結局、ステージを直す暇もなかったため、そのまま大乱闘は続行された。

翼「さて、気を取り直して続き行くぞ! 真空波!!」
メネズ「水刃!!」
ひかちゃん「手裏剣爆弾!!」

翼は真空波、メネズは水刃、ひかちゃんは折り紙の手裏剣を飛ばし、爆弾として爆発させる技、手裏剣爆弾を放ち、遠距離からそれぞれのファイターを攻撃した。そこに静希とダークカイトも乱入し、ハンドガンブレードでの銃撃やシャドーボールが飛び交う混戦となった。そんな中、ステージにアルスマクリスタルが落ちてきた。

ドラゴニュート「アルスマクリスタル…!!」
カイト「早速取らないと!!」
アゼスト「俺のだ! よこせ!」

真っ先に攻撃を仕掛けたのはキルシュであり、キルシュは接近してブロッサムスラッシュと言う斬撃攻撃を放った。続けてセレノフィルがシルバリオンロッドの先端に装着された魔法石に蓄積された魔力を魔力弾として放つ技、エナジーショットを放った。この攻撃でアルスマクリスタルは割れ、セレノフィルは切り札待機状態となった。

ダークカイト「セレノが取りやがったか…」
静希「ちょい、セレノ…? まさか俺狙ってる…?」
セレノフィル「ごめんね、静希、アル・ファリア・スティ・グマカ・イシズマ・オーダ・クル…光と影が交わりし聖なる剣よ、今ここに降臨し、闇を斬り裂く剣となれ…究極魔法、セイクリッド・セイバー・スコール!!」

セレノフィルは宙に浮き、無数の光の剣を出現させ、それを雨の如くファイター達に降らせた。多くのファイター達は攻撃を回避したものの、静希とダークカイトは光の剣に貫かれ、撃墜となった。

カイト「あ…危なかった…離れた場所に居て助かった…」
キルシュ「私もとっさにさっき空いた穴の下に隠れたから…」

続けて、今度はキャラクターカプセルとアシストボールが近くに落ちてきた。出現した二つのアイテムを真っ先に、ひかちゃんがキャラクターカプセルを、アゼリアがアシストボールを拾い、使用した。すると、キャラクターカプセルの中からはジム・スナイパーII、アシストボールの中からはクレージーゴンが現れた。ジム・スナイパーIIは距離を取り、狙撃用ライフルでアゼストを狙い撃ち、一撃で撃墜した。続けてクレージーゴンは長いアームで翼を掴み、そのまま場外まで投げ飛ばし、撃墜した。その後、役目を終えたジム・スナイパーIIとクレージーゴンは去って行った。

現在、ステージにいるのはドラゴニュート、ルナ、アゼリア、メネズ、セレノフィル、ひかちゃん、カイト、キルシュの8人である。ここからは最終決戦、全員が本気で戦うこととなるのである。全ては、イベント戦での優勝者を決める為、最後の決戦が今、始まった!

カイト「さて、決着を付けるか!」
ドラゴニュート「俺の先攻! 食らえ! インパルススラッシュ!!」

ドラゴニュートは剣に凄まじいエネルギーを纏って斬りつける技、インパルススラッシュをひかちゃんに放つ為に接近した。ひかちゃんはやっこさん爆弾で迎撃したが、ドラゴニュートは攻撃を全て回避し、そのままひかちゃんに剣を振り下ろし、叩き斬って場外まで吹き飛ばし、撃墜した。続けて、セレノフィルはシルバリオンロッドを振り下ろして攻撃する技、ロッドクラッシュでメネズを攻撃したが、メネズは攻撃を回避。逆に刀を構え、突進して攻撃する技、バスターラッシュでセレノフィルを攻撃し、場外まで吹っ飛ばして撃墜した。ルナは魔眼の能力の一つ、重力制御(グラビティ)でカイトに高重力を発生させて動きを封じ、その隙に漆黒の拳銃、魂の狙撃手(ソウル・ティラール)から放つ闇の銃弾(ダークネス・ショット)で攻撃を仕掛けようとした。しかし、カイトは破壊ブラスターを最大出力で撃った反動で無理やり高重力を脱し、そのままの勢いでソードブレイクをルナに放ち、ルナを場外まで吹っ飛ばして撃墜した。一方、アゼリアとキルシュは交戦しており、アゼリアは波動玉、キルシュはブロッサムショットでそれぞれ応戦していた。その時、近くにキャラクターカプセルがあった為、キルシュは真っ先に拾いに行こうとした。それを阻止する為、アゼリアは波動玉を放ったが、キルシュに迎撃された。そして、キルシュがキャラクターカプセルを拾おうとしたその時、アゼリアは間髪入れずに波動玉を放った。この攻撃を食らってキルシュが吹っ飛ばされている間にアゼリアはキャラクターカプセルを拾い、使用した。キャラクターカプセルの中からはリュウケンドーが姿を現した。リュウケンドーは青い龍と西洋甲冑を合わせたようなヒーローであり、意思を持つ剣、ゲキリュウケンを相棒に魔人軍団ジャマンガと戦ったヒーローである。リュウケンドーはゲキリュウケンにファイナルキーを差し込んで発動させ、必殺技のゲキリュウケン魔弾斬りでキルシュを叩き斬り、場外まで吹っ飛ばして撃墜した。その後、役目を終えたリュウケンドーは獣王と言うサポートメカのブレイブレオンに乗ってどこかへと去って行った。

こうして、残すところはドラゴニュート、アゼリア、メネズ、カイトの4人のみとなった。

ドラゴニュート「さて、今度こそ最終決戦だな!」
アゼリア「絶対に負けません!」
メネズ「ボクも、負けないよ~!」
カイト「絶対に勝ってやるぜ!」

その時、ステージにはアルスマクリスタルが落ちてきた。このアルスマクリスタルを取った者が、今回の優勝者と言う事なのだろう。そう考えたドラゴニュートは真っ先にインパルススラッシュで攻撃を仕掛けたが、取る事はできず、アルスマクリスタルは上空に飛んで行った。4人は同時に飛び、同時にアルスマクリスタルを攻撃した。そして、地面に着地すると、切り札待機状態になっていたのはアゼリアであった。彼女の持つ素早さが、この勝負の差だったのだろう。

ドラゴニュート「アゼリアが取ったか…!」
アゼリア「行きます! アゼリア・エスパーダ!!」

アゼリアは他の3人のファイターを一瞬で斬りつける技、アゼリア・エスパーダを放った。ドラゴニュート、メネズ、カイトの3人は一瞬の内に斬りつけられ、場外まで吹っ飛ばされ、撃墜となった。

ナレ男「ゲームセット!! 勝者、アゼリア!!」
アゼリア「やりましたよ、兄さん!」

こうして、今回のゲスト戦はアゼリアの勝利となった。総勢12名、総ゲスト数8名のゲスト戦は大きな盛況となり、アルスマ史に残る名勝負となって後世まで語り継がれる事となるのであった。また、今回のゲスト戦に出場したファイター達も、今回の大乱闘で少しだけ成長したと実感した。その後、今回出場したファイター達はアルスマ本部の司令室で別れの会話をしていた。

ドラゴニュート「いや~、楽しい大乱闘だったよ、ありがとう!」
アゼスト「こっちも、中々にいい勝負をさせてもらったぜ!」
静希「帰ったら、またブレディオスとの戦いが始まるのか…まあ、いい気分転換になったよ、ありがとう」
翼「こちらこそ、またいつか会いましょう」
メネズ「負けちゃったけど、とても楽しい大乱闘になったよ!」
ひかちゃん「また呼んでね~」
ダークカイト「さてと…帰ったらまたマスターゴッドの手伝いか…嫌になるぜ…」
カイト「おい、ダークカイト! アルスマ煎餅忘れてる!」
キルシュ「カイトくんも、元気でね」
アゼリア「とてもいい経験になりました、またいつか会いましょう」
セレノフィル「皆さん、機会があれば、また大乱闘に呼んでくださいね!」
ルナ「セレノの詠唱、カッコ良かったよ! アゼストも、今度会ったらオッドアイ同士仲良くしようね!」
マスターファフニール「それじゃあ、みんなを元の世界に送るね」

その後、今回のゲストファイター達はマスターファフニールの能力によって元の世界へと帰って行った。様々な世界からやって来たゲストファイター、どの人物も強く、今回の大乱闘でアルスマファイターが得たものは大きい。アルスマファイター達は今回の経験を活かし、これからも大乱闘で多くの勝負を繰り広げる事になるのである。
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最終更新:2025年03月07日 13:31
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