アルティメットオールスター大乱闘スマッシュブラザーズ アドベンチャー編IV「因縁の対決」

[アルスマ アドベンチャー エレメントスタンド本部]

ある日の昼下がり、マスターファフニールによってファイター全員が緊急招集された。遂に、エレメントスタンドの本部が特定されたのである。何と、エレメントスタンドの本部はアルスマ界にある無人島にあったのだ。マスターファフニール、マスタードラゴンメイド、マスタードラゴネットの3人が寝る間も惜しんで捜索した結果、遂に本部を発見、マスターファフニールはファイター全員で乗り込み、エレメントスタンド四天王の残る3人とその協力者の撃破、または捕獲する事を決めたのであった。

マスターファフニール「以上が、今回決めた作戦だよ、恐らくこれがエレメントスタンドとの最後の戦いになると思う」
マスタードラゴンメイド「まだエレメントスタンドはこの事に気付いていないわ、仕掛けるなら今よ」
マスタードラゴネット「この戦いが終われば、君達は安心して大乱闘を続けられる、必ず勝とう!」
セリカ「当たり前よ! もっともっと活躍するんだから!」
エミリア「そうそう! だからみんなで頑張ろう!」
サンシロウ「よーし! やるでー!!」
トレイン(お前はすぐやられると思うがな、サンシロウ)
マスターファフニール「僕達はセラフィ、ラフェールと共にアルスマシティの警備をする、君達…頼んだよ!」
翼「任せてください! 必ず、勝利してみせます!!」

その後、アルスマファイター全員はエレメントスタンド本部へと転送された。
エレメントスタンドの本部は、かつてアルスマ界で起きた戦争で作られて放棄された軍事基地をそのまま本部として使っていた。それなりの大きさを持ったその基地に、アルスマファイター達は今、侵入しようとしていた。

アリア「何が来るか分からないわ、気を付けて入りましょう」
ティガ「うん、そうだね」
ギーツ「じゃ、行くか」

ファイター達が基地に進入すると、そこにはファイアリア、コールディア、サンダリア、ウィンドシアの4人がいた。エレメントスタンドは人手が足りない為、四大側近を警備に回しているのだろう、だが、高い実力を持つ彼女たちは、これ以上ない警備員だ。そして、上司を殺されたファイアリアは、アルスマファイターに対し、強い怒りを見せていた。

ファイアリア「アルスマファイター!! お前達のせいでヒート様は…!!」
デスティニー「ファイアリア…! 前回の戦いの後、ヒートの死体だけを残して姿を消していたが…やはり撤退していたか…」
コールディア「あなた達…よくもファイアリアを悲しませてくれましたね…許しませんよぉ…元の姿が分からなくなるぐらい切り刻んであげます…」
サンダリア「これも私達の役目…恨まないでくださいね!」
ウィンドシア「みんな! 早速あれ行くわよ!!」
ファイアリア&コールディア&サンダリア「了解!!」

四大側近は一か所に集まり、右掌を正面に向け、前面に四大属性のエネルギーを収束させた。

サンシロウ「隙あり! 先手必勝や!!」
クー「あっ! 馬鹿!!」
四大側近「必殺!! クワトロフォーメーション!!!」

四大側近は四大属性のエネルギーを収束させた強力エネルギー攻撃、クワトロフォーメーションを放ち、超強力なエネルギーのビームを放った。その攻撃でサンシロウは一瞬で消滅、なおもビームはこちらに向かっていた。

メイプル「みんな下がって! 悪食(あくじき)のスキルで…!!」

メイプルは大盾を正面に構え、悪食のスキルでビームを吸収した。

ファイアリア「なるほど…悪食のスキルはクワトロフォーメーションすら吸収する…ね…でも、ただで済むかしら?」

何と、先ほどのクワトロフォーメーションのあまりの威力を前に、闇夜ノ写にセットされたスキルが使い物にならなくなってしまったのである。そして、四大側近は再びクワトロフォーメーションを放つ準備をした。

イオナ「させませんっ!!」
キサラ「はあぁぁぁっ!!」

イオナとキサラは真空波を放ち、クワトロフォーメーションを阻止、四大側近が攻撃を回避すると言う形で分断させた。

ルナ「もうあの技は二度と使わせないよ!!」
ファイアリア「黒乃月!! お前さえいなければ、ヒート様は死なずに済んだ!!」
ルナ「でも、あなた達を止めなかったら、あなた達はきっと、多くの人を殺してた!! そんな事、漆黒なる永劫の翼(ダークネス・エターナル・フリューゲル)の称号を持つこの私がいる限り、絶対にさせないよ!!」

ルナは魂の狙撃手(ソウル・ティラール)の銃口から闇の光線(ダークネス・フォトン)と言う闇属性のビームを放ち、ファイアリアを大きく吹っ飛ばした。ファイアリアは吹っ飛ばされながらギガファイアをルナに対して放ったが、ルナは攻撃を回避し、闇の砲弾(ダークネス・カノン)と言う闇属性の魔力弾を放った。その攻撃を食らったファイアリアは爆風で地面に叩き付けられた。だが、ボロボロの状態になってもなお、ファイアリアは立ち上がった。

ファイアリア「ハァ…ハァ…」
ルナ「ファイアリア、あなたはもう戦えないはず、大人しく降参して、命までは奪いたくない」
ファイアリア「甘いわね…その甘さがあなたの敗因よ!!」

そう言ってファイアリアがギガファイアを放とうとした瞬間、ルナは魂の狙撃手の銃口から闇の銃弾(ダークネス・ショット)を放ち、ファイアリアの胸を撃ち抜いた。そして、胸を撃ち抜かれたファイアリアは静かに地面に崩れ落ち、動かなくなった。

ルナ「私…本当は殺したくなかったんだよ…人の命を奪う事がどれぐらい辛い事なのか…知っているから…」

一方、コールディアとアイスクライマーは激しく交戦していた。コールディアは冷気を纏った剣で斬りつける技、コールドブレードでアイスクライマーを攻撃していたが、アイスクライマーは上手く回避し、アイスショットで応戦していた。

コールディア「大体、あなたは生意気なんですよ~アイスクライマー? 氷使いは私とスノウ様だけで十分ですよ~そんな生意気なあなたは~切り刻んであげますね~うふふ…」
ポポ「この人…やっぱり怖いよ…」
ナナ「さっさとやっつけちゃおう!!」

ポポとナナは木槌で同時にコールディアの腹を殴りつけ、吹っ飛ばした。コールディアは腹部に強い衝撃を食らった事で地面に蹲ったが、次の攻撃が来る事を察知し、すぐにその場を移動。移動しながらアイシクルアローの魔法で氷柱を放ち、攻撃していた。

コールディア(この人達…前回に比べて圧倒的に強くなってますね…何故…!? あれからそんなに経っていないはず…!! 過酷な修行でもしたって言うの!?)
悟空(どうやら、組み手での特訓の効果は出てるみてえだな、よし! これなら行けそうだ!!)

ダブルエックスはハイパービームソードでコールディアの剣を切断した。だが、コールディアはなおもアイシクルアローで攻撃を仕掛けて来た。

コールディア「私達、四大側近は最後まで抵抗します!! 例え死んでも!!」
かなで「どうやら、彼女は倒すしかないわね…」

かなではハンドソニックを展開し、コールディアに接近。胸にハンドソニックを突き刺すと、コールディアは動きを止め、そのまま地面に崩れ落ちた。こうして、四大側近の内、二人を倒し、残すはサンダリア、ウィンドシアのみとなった。そのサンダリアとウィンドシアも、エイト、クラウド、キリト、アリアの四人に追い詰められていた。

サンダリア「ウィンドシアさん…どうしましょう…このままじゃ私達…」
ウィンドシア「ええ…確実に死ぬわね…でもな~任務とかあるし…」
クラウド「………」
キリト「………」
ウィンドシア「………あー!! やめやめ!! もうやってられるかー!! こんな負け戦!! …私達の負けだよ…」
サンダリア「で…ですよね…だって勝てませんもんこれ…」
ウイングマン「おっ、君達は話が分かるみたいだね」
ウィンドシア「いや、私達は死にたくないだけさ、それより、あんたらこの先に進むつもりなら、気を付けた方がいいよ、四天王以外にも強いのが5人もいるからさ」
ピッコロ「5人もいるのか…まあいい、全員倒して進むだけだ」
カイト「そうだな! じゃあ、先に進もう!」

アルスマファイター達は戦う意思を無くしたサンダリアとウィンドシアをその場に残し、先に進む事にした。ファイター達が先に進むと、大きな広間に付き、そこには既に5人の人物が待機していた。それらの人物の内、1人は一ノ瀬美咲、もう1人はダークドラゴニュートであったが、後の3人は初めて見る人物であった。しかし、その内の2人はドラゴニュートとダークドラゴニュートを女性にしたような見た目をしており、残りの1人は死神の様な服装をした銀髪の女性であった。

翼「美咲!!」
美咲「来たか…アルスマファイター…今度こそ貴様らを抹殺する!!」
ドラゴニュート「ダークドラゴニュート…と…後の二人は俺とお前に似てるが、どこの誰だ?」
ダークドラゴニュート「こいつはボルトがお前と俺の遺伝子から造り上げた模造品だ、余計な事をするものだ、あのガキも」
デスティニー「でも、名前が無いと呼びづらいな…」
カイト「じゃあ、適当にドラコニュートとダークドラコニュートでいいんじゃね?」
セリカ「適当だけど…分かりやすくていいかもしれないわね…」
ドラコ「ドラコニュート…それっていいかも! じゃあ、私は私の元になったお兄ちゃんと戦うね!!」
ドラゴニュート「お兄ちゃん…俺!?」
ダークドラコ「では…私はお兄様の援護をします」
ダークドラゴニュート「足を引っ張るなよ、模造品」
クラウド「で、後の1人は誰だ?」
ルナ「…私知ってる…あの人…私の世界に居た女死神のカルラだよ…」
カルラ「うふふ…久しぶりね…ルナちゃん…あなたの美味しそうな魂…今度こそ狩らせてもらうわよ…」
悟空「何だあいつ…気持ちわりいな…」
ルナ「カルラは強い力を持った人間の魂を狩って捕食する悪趣味な女なの、でも、なんでここに…」
カルラ「それはね…まあ、雇われたのよ…とにかく、早く始めましょう…もう、ゾクゾクしちゃうわ…」

そう言ってカルラはルナに大鎌で襲い掛かったが、ルナは鮮血の罪人(ブラッド・クライム)で大鎌を受け止めた。ルナが攻撃を受け止めている間に、アイスクライマーの二人が木槌で殴りかかったが、カルラはルナから離れると同時にアイスクライマーの二人を大鎌で切り裂き、撃墜した。

カルラ「邪魔しないでもらえるかしら? 私はルナに用事があるのよ…」
ルナ「カルラ! あなたとはここで決着を付ける!!」
カルラ「そうしたいのはやまやまよっ!!」

カルラは距離を取って大鎌を振り、赤黒い真空波を数発放った。だが、ルナはそれらの攻撃を全て回避し、闇の光線(ダークネス・フォトン)でカルラを攻撃した。だが、カルラは自身の正面にブラックホールを発生させ、攻撃を吸収。すると、カルラはそのブラックホールをエイトの近くに発生させ、先ほどの闇の光線をブラックホールから放ち、エイトを攻撃。エイトは撃墜されてしまった。

ルナ「やっぱり、あのブラックホールがある以上、遠距離攻撃と近接攻撃の両方が防がれるんだね…」
カルラ「さあさあ、一体どうするの? ルナちゃん?」
ルナ「…仕方ない…あなたは本気で相手しないといけないみたいだから…使いたくないけど…あの力を使うしかない…!!」

ルナは右目の神眼の力を全開放した。すると、ルナの全身は金色の光に包まれ、その姿を変えた。光が収まった際、ルナの髪の色は金髪になっており、瞳も両目が黄色になっていた。服装も白のワンピースで背中には白い天使の翼が生えており、武器は美しいライトブルーの大剣であった。この姿は以前美咲との戦いで使用した光の姿、セイントルナであり、その神々しさに、死神であるカルラは怯んでしまった。

カルラ「くっ…! その姿…! ルナちゃんはどうやら、本気で私を倒すつもりみたいね…ゾクゾクしちゃうわ…」
ルナ「光を遮る深き闇よ、光なくして闇は在らず、我が聖なる光で闇夜を討ち滅ぼせ…閃光の一閃(リュミエール・ストラッシュ)!!」

ルナは大剣を真上に掲げ、光エネルギーを収束させた後、そのエネルギーをカルラ目掛けて振り下ろし、そのエネルギーはカルラの近くで爆発し、その想像を絶する大爆発に、他のファイター達は驚愕した。

ギーツ「相変わらずとんでもない威力だな…」
ネス「本当…格が違うよ…」

しかし、カルラはその攻撃を魔導障壁で防いでいた。

ルナ「やっぱり、そう簡単には倒されてくれないか…」
カルラ「まあね、私は守りだけならルナちゃんに圧勝できるから…」
ルナ「そう…なら、これはどう?」

ルナは残像が残る程の超スピードで移動し、カルラを翻弄した。カルラはルナの動きを捉えられずに混乱しており、ルナはその隙を突いてカルラに接近すると、神眼に宿した能力、転移(ワープ)の能力でカルラを上空に転移させた後、超高速移動をしながら何度もカルラを斬りつけた。直後、大剣でカルラを地面に叩き付け、カルラは完全にダウンした。

ルナ「光を遮る深淵の闇よ、聖なる光なくして深淵の闇は在らず、我が神々しき光で混沌を討ち滅ぼせ…天界の雷(ヘブンズ・インパクト)!!」

ルナは大剣から強力な雷球をカルラ目掛けて放った。その雷球はカルラに着弾し、カルラを跡形もなく吹き飛ばした。

ウイングマン「やった!!」
ルナ「いえ、無駄よ」

直後、カルラは再生し、元の姿へと戻った。何と、カルラは不死身なのである。

カルラ「あ~、痛かった~、やっぱ私じゃルナちゃんは殺せないわ~、これ以上戦っても無駄だし、私帰るね、じゃ、ルナちゃ~ん、また会おうね~」

そう言ってカルラは影と同化し、去って行った。

ルナ「二度と現れんな! ストーカー死神女!!」
セリカ「相当嫌われてるわね…」

一方、ドラゴニュートはダークドラゴニュート、ドラコニュート、ダークドラコニュートを相手に交戦していた。だが、そこに加勢に入ったのが、カイト、デスティニーの二人であった。

カイト「加勢するぜ! ドラゴニュート!!」
デスティニー「俺達を頼ってくれてもいいんだぜ! ドラゴニュート!!」
ドラゴニュート「ありがとう! カイトはドラコニュートを、デスティニーはダークドラコニュートの相手を頼む! 俺はあいつと…! ダークドラゴニュートと決着を付ける必要があるからな!!」
ダークドラゴニュート「フン、邪魔な模造品が居なくなって丁度いい、周りの奴の相手は任せるぞ、模造品!」
ドラコ「任せてよ! 私の力、存分に見せてあげるんだから!」
ダークドラコ「お任せください、お兄様」

ドラコニュートはレイピアを手に持ち、素早く連続突きを放ち、カイトにダメージを与えた。続けて連続でカイトを斬りつけ、カイトはその目にも止まらぬ連続攻撃でダメージを受けてしまった。

カイト「くっ! この子、強いぞ!?」
ドラコ「えっへん! 私は強いんだから!」

すると、カイトの援護をする為、ウイングマン、キリト、アスナが駆け付けた。

ウイングマン「大丈夫ですか? こんな所で音を上げちゃ駄目ですよ!」
キリト「そうだぜ! 諦めたらそこで試合終了、だろ?」
アスナ「あの子の剣さばき…確かに素早い…でも、みんなで力を合わせれば!!」

アスナは真っ先に斬り込み、連続で攻撃を放ったが、ドラコニュートは全てレイピアで防御し、冷気を纏った剣で斬りつける技、コールドブレードでアスナに大ダメージを与え、吹っ飛ばした。続けてキリト、ウイングマンが立て続けに攻撃したものの、ドラコニュートの剣さばきの早さに付いて行けず、連続斬撃で吹っ飛ばされてしまった。

キリト「くっ! あいつ、かなりやるじゃん」
ウイングマン「攻撃が素早すぎますね!」
カイト「なら、破壊ブラスター!!」

カイトはマスターガンから破壊ブラスターを放ったが、ドラコニュートは残像が残る程のスピードでアスナの近くに移動、レイピアで貫いて撃墜した。

キリト「アスナ!!」
ウイングマン「スピードもかなりの物ですね!」
ドラコ「どう? このスピードには付いてこれないでしょ?」
イオナ「なら、私達が相手です!」
イヴ「スピードなら、自信あるからね!」
キサラ「そう言う事! みんな、一緒に決めよう!!」

イオナは高速で移動し、すれ違いざまにドラコニュートを攻撃、続けてイヴは変身(トランス)能力で髪の毛を拳に変身させ、黄金の連弾(ゴールドラッシュ)と言う連続パンチを放って攻撃、ドラコニュートを吹っ飛ばした。そして、トドメにキサラが放った真空波がドラコニュートを直撃。ドラコニュートは戦闘不能となり、地面に倒れ込んだ。

ドラコ「もう…駄目…バタンキュ~…」
イオナ「その自慢のスピード、上には上がいるんですよ!」
イヴ「それに気付けなかったのが、あなたの敗因」
キサラ「また勝負してほしかったら、相手してあげる」
カイト(俺らが出る意味あった…?)
ウイングマン(確かに、最初から彼女たちに任せておいた方が良かったですね…)
キリト(そうだな…)

一方、ダークドラコニュートの相手はデスティニー、ダブルエックス、バーサル騎士、マジレッド、ギャバンtypeG、キカイダーが相手していた。

ダークドラコ「あなた達では、私は倒せません、ダークネススラッシュ!!」

ダークドラコニュートは剣に闇を纏い、すれ違いざまにギャバンtypeGとキカイダーを斬りつけ、大ダメージを与えた。

ギャバンtypeG「ぐっ!!」
キカイダー「何て力だ!!」
ダークドラコ「まだです、ダークネスブレイク!!」

ダークドラコニュートは剣先に闇の球を生成し、それをギャバンtypeG、キカイダー目掛けて放ち、着弾させた。すると、大きな闇の爆発が発生し、ギャバンtypeGとキカイダーは撃墜となった。

マジレッド「くっ! あいつ強いぜ!!」
ダブルエックス「でも、怯んでられっかよ!!」

ダブルエックスは専用バスターライフルでダークドラコニュートを撃ったが、ダークドラコニュートは魔導障壁で防御、すると今度は剣に闇のエネルギーを収束させ、巨大な闇エネルギーの刃を生成、それを振り下ろした。

デスティニー「まずい! 避けろ!!」

巨大な闇エネルギーの剣はアルスマファイター達目掛けて振り下ろされ、かなで、クラウド、ピッコロを巻き込んで撃墜した。

ダークドラコ「決まりましたね…」
デスティニー「くっ! お前っ!!」

デスティニーは光の翼を発生させ、アロンダイトを構えてダークドラコニュートに向かって行った。当然、ダークドラコニュートは迎撃態勢を取っており、ダークネススラッシュを放つ準備をしていたが、デスティニーは構わずアロンダイトを振り下ろし、剣ごと叩き斬った。そして、パルマフィオキーナと言う掌から放つビーム砲をダークドラコニュートに対して零距離で放ち、ダークドラコニュートを一撃で戦闘不能にした。

ダークドラコ「申し訳ございません…お兄様…」
デスティニー「何とか被害を最小限に抑えられたな…」
バーサル騎士(ミスターデスティニー…彼は怒ると本当に強いようですね…)

そして、ドラゴニュートはダークドラゴニュートと一騎打ちを行なっていた。激しく剣を打ち合わせ、どちらが退く事も無い一進一退の攻防が続けられており、もはや誰もその戦いに割り込む事ができずにいた。

ダークドラゴニュート「ドラゴニュート! 貴様は弱くなったな!!」
ドラゴニュート「何!? どう言う事だ!?」
ダークドラゴニュート「あの世界に居た時のお前は、生きる為に必死だった、だから、野生の獣の様な激しい戦い方で、数々の戦いを生き抜いた…だが、今のお前は完全に飼いならされた犬だ! かつての激しさなど微塵も感じない! そんな戦い方で、この俺に勝てると思うなっ!!」

そう言ってダークドラゴニュートは闇を纏った剣でドラゴニュートが左腕に装備したアイアンシールドを切断、ドラゴニュートは使い物にならなくなったアイアンシールドを投げ捨て、両手でスティールソードを構え、インパルススラッシュを放ってダークドラゴニュートを攻撃したが、ダークドラゴニュートは大きな闇を纏った剣でスティールソードを切断、続けてダークドラゴニュートはドラゴニュートの腹部に蹴りを入れ、大きく吹っ飛ばした。

ダークドラゴニュート「見ろ、これが貴様が弱くなった証拠だ、かつての貴様はもっと強かった、今の貴様に、あの時の強さはない!!」
ドラゴニュート「ごちゃごちゃうるせえよ…あの時は…生きる為に必死だっただけだ…生きて元の世界に帰る為に…なりふり構わず戦ってただけだ…だが、今は平和な世界でみんなと楽しく暮らしてる…ダークドラゴニュート!! お前は過去に捕らわれているだけだっ!!!」
ダークドラゴニュート「黙れっ!! 俺は貴様と再び決着を付ける為に地獄の底から蘇った!! だが、貴様が弱くなっているのなら、蘇った意味などない!!!」

ダークドラゴニュートはドラゴニュートに向けて剣を振り下ろした。もうダメだと思ったその瞬間、ドラゴニュートを助けた一人の少女がいた、パーカーにスカートと言う服装をしたその少女は、ドラゴニュートがかつて共に戦った仲間であり、その少女は魔導剣スペルカリバーと言う黄金の剣でダークドラゴニュートの剣を受け止めた。背中まで伸びた金髪、見慣れたその姿を見たドラゴニュートは、とっさに彼女の名前を呼んだ。

ドラゴニュート「ユウカ…ユウカじゃないか…!!」
ユウカ「やっほ、ドラゴニュート、久しぶりだね! 元気してた?」
ダークドラゴニュート「小娘…何故ここに…!!」
ユウカ「そうだね…ドラゴニュートがアルスマに出場してるって言うから久々に会いに行ったら本部にいなかったから、色々あってあのトカゲに頼んで無理やりここに連れてきてもらったって訳」
ドラゴニュート「お前の行動力にはほんと驚かされるよ…」
ユウカ「それよりさ、厄介な奴が生き返ってるね…」
ダークドラゴニュート「貴様こそ、こんな所まで来るとは相当暇と見た! ここらで貴様には退場してもらおう!!」
ユウカ「そう簡単に死んでたまるもんですか!」

ユウカは巨大な火球で攻撃する魔法、ギガファイアを唱え、ダークドラゴニュートを攻撃したが、ダークドラゴニュートはその攻撃を切り払い、黒い雷撃で攻撃する魔法、エビルライトニングを掌から放ち、ユウカを攻撃。だが、ユウカはその攻撃を回避し、エクスプロージョンの魔法を唱え、大爆発でダークドラゴニュートを攻撃したが、ダークドラゴニュートは素早く移動し、回避した。

ユウカ「相変わらず、厄介な相手だね!」
ダークドラゴニュート「貴様はあの時から変わらないな、金羽優香(かねは ゆうか)、だが、貴様など、俺の敵ではない!!」

ダークドラゴニュートは一瞬の内にユウカに距離を詰めると、ユウカの魔導剣スペルカリバーを弾いた。

ユウカ「しまっ…!!」
ダークドラゴニュート「終わりだな」
ドラゴニュート「させるかっ!!」

ドラゴニュートはダークドラゴニュートに体当たりし、ダークドラゴニュートを吹き飛ばした。突然の行動に、ダークドラゴニュート及びユウカは驚いていた。

ドラゴニュート「もうこれ以上…大切な誰かを死なせはしない…!! 誰かが辛い思いをするのはもう沢山だ!!」
ダークドラゴニュート「口だけなら何とでも言える!! だが、あの時より弱くなった貴様に、一体何ができる!!」
ドラゴニュート「できるさ!! 今の俺には、あの時以上に守りたい仲間達がいるんだから!!」

その時、ドラゴニュートの体から大空のように青い激しいオーラが発生し、そのオーラから放たれた衝撃がダークドラゴニュートを吹き飛ばした。

ダークドラゴニュート「くっ! 何だ、この力は!?」

オーラが収まった後、そこにいたのは、白く大きな翼を背中に生やしたドラゴニュートの姿であった。そして、その右手にはサファイアの様に蒼く輝く宝玉がはめ込まれた銀色の剣が握られていた。

闇遊戯「あの姿は…! ポケドラとの戦いの時に見せた姿!!」
デスティニー「凄い力を感じる…!! そして、あの剣…!!」
ドラゴニュート「サファイア…また力を貸してくれるんだな…」

ドラゴニュートの言葉に呼応するかのように剣の宝玉は輝いた。この剣はかつてドラゴニュートの居た世界で出会ったサファイアと言う名の少女が自身の体を剣に変化させた姿であり、ドラゴニュートとサファイアは力を合わせ、幾度となく戦いを生き抜いていったのであった。ドラゴニュートは久々に握ったサファイアの剣を手に取り、ダークドラゴニュートと戦う決意をした。

ダークドラゴニュート「やっと本気で戦えるな、ドラゴニュート!!」
ドラゴニュート「ダークドラゴニュート!! 俺は…サファイアが貸してくれたこの力で…お前を止めてみせる!!」

そう言ってドラゴニュートは残像が残る程のスピードで移動し、すれ違いざまにダークドラゴニュートを連続で斬りつけた。ダークドラゴニュートはその姿を捉えてはいるのだが、体が付いていけず、追い詰められていた。

ダークドラゴニュート(この力…!! 俺と決着を付けたあの時以上じゃないか…!!)
ユウカ「ドラゴニュート…サファイア…あの二人が完全に一心同体なっているのね…!!」

ダークドラゴニュートにダメージを与え、完全にダークドラゴニュートの動きが沈黙すると、ドラゴニュートは空中に停止し、エネルギーを集めた。

ドラゴニュート「ダークドラゴニュート!! 俺は弱くなったんじゃない…あの時は生きる為に精一杯で、ただ無我夢中だった…だが、今は平和な世界で仲間達と絆を深め合い、競い合っている…俺は過去の自分から変わった…未だに過去に捕らわれているのはダークドラゴニュート!! お前だっ!!!」
ダークドラゴニュート「黙れっ!! ダークネスブラスト!!!」
ドラゴニュート「これで決める!! サファイアブラストォォォッ!!!」

ダークドラゴニュートは右掌から闇のビームを放つ闇魔法、ダークネスブラストを、ドラゴニュートはサファイアに宿った水の魔力を収束させた水のビームを放つ水魔法、サファイアブラストを放った。双方の攻撃はぶつかり合い、せめぎ合った。だが、少しずつドラゴニュートのサファイアブラストが押していき、サファイアブラストはダークドラゴニュートに命中し、大爆発が起こった。

ドラゴニュート「俺は過去には捕らわれない…常に未来へ進んでいる…」

爆風が収まると、ダークドラゴニュートはボロボロの状態で倒れていた。そこにダークドラコニュートとドラコニュートが駆け寄り、ダークドラゴニュートを二人で背負った。

ダークドラゴニュート「ドラゴニュート…それが貴様の考えか…やはり、貴様には敵わないな…」
ドラゴニュート「ダークドラゴニュート…」
ダークドラゴニュート「だが、覚えていろ! 俺はいつか貴様を殺す!! その時まで、首を洗って待っているんだな…」
ダークドラコ「また会いましょう」
ドラコ「お兄ちゃん、また会いに来るね!」

そう言って、ダークドラゴニュート達はどこかへと去って行った。

ドラゴニュート(ダークドラゴニュート…お前とはいつか必ず分かり合える時が来ると信じてる…いつか…必ず…)

一方、翼は妹である美咲を相手に交戦していた。美咲が放つ真空波を、翼は回避しながら、説得を繰り返していた。

翼「美咲!! 戦いをやめてくれ!! 俺はお前とは戦いたくない!!」
美咲「私は貴様の敵だ!! やめて欲しければ、私を殺せ!!」

美咲の動きを封じる為、瑠依、フィオーレ、リスティリアも援護に来た。美咲は真空波を放ち、三人を攻撃したものの、リスティリアの張った魔導障壁で全て防いだ。

美咲(こいつら…以前戦った時より強くなっている!?)
翼(以前戦った時、美咲は頭を押さえて苦しんでいた…つまり、洗脳されていると言う事だ…その戦闘さえ解ければ…!!)

すると、翼は黄金のオーラを纏った。今まで不定期に使っていた能力だが、特訓の末、自由に使えるようになったのである。しかし、使用できる時間には限りがある為、多用はできない。

翼「みんな! 頼む!! 時間を稼いでくれ!!」
瑠依「分かったよ!!」

瑠依、フィオーレ、リスティリアの3人は、美咲に近づき、3人がかりで美咲の動きを止めた。その隙にティファが武器を奪い取り、遠くへ投げ捨て、更に悟空、龍騎、ネオスも参加して完全に美咲の動きを止めた。だが、美咲は赤紫のバリアを展開し、全員吹き飛ばし、翼にギガファイアの魔法で攻撃を仕掛けた。

瑠依「翼くん!!」

その時、ヴェローナが二本の剣でギガファイアを切り払い、翼を守った。

ヴェローナ「翼さん! 妹さんを救えるのはあなただけです!!」
翼「ああ! 美咲! 受け取ってくれ!! この光を!!」

翼の放った黄金の光球は、美咲に命中し、洗脳された記憶を全て消去した。これは翼が特訓の末に習得した浄化能力であり、この為だけに死に物狂いで特訓したのである。そして、洗脳の浄化は上手く行き、美咲は完全に記憶を取り戻した。

美咲「お兄…ちゃん…」
翼「美咲…おかえり…」

美咲はすぐに気を失った、突然記憶が戻って混乱したのだろう。だが、翼にとっては行方不明になっていた妹と再び再会できて嬉しかった。だが、戦いはまだ続く。ボルト、スノウ、ウィンディの3人がいるからである。瑠依とフィオーレは美咲を連れて先に離脱、ユウカを含めた残りのメンバーでボルト達を相手取る事になった。

雷鳴のボルト「来たね、アルスマファイター達」
氷結のスノウ「あなた達を相手する事、楽しみにしてたわ…」
疾風のウィンディ「………」
氷結のスノウ(ウィンディ…?)

スノウはウィンディがこの戦いに乗りきではない事を察知していた。元々ウィンディはエレメントスタンドの作戦には反対している人間である、その為、この戦いに乗り気でない事は明らかであった。その事に気付いたスノウは、ウィンディにどう声をかければいいか考えていた。

フォックス「四天王か!!」
キャプテン・ファルコン「どうやら、決着を付ける時が来たようだな!!」
雷鳴のボルト「ああ、正々堂々戦おうじゃないか」
ネクサス(怪しい…あのボルトが正々堂々と戦うとは思えない…何か裏がある…!!)

双方が対峙し、戦いが始まろうとしたその時、基地の床を突き破って巨大ロボットが出現した。全身に棘の付いたバイキングの様な見た目の巨大ロボットは、床を突き破って出現し、ボルトはそのロボットの胸部にあるコックピットに乗り込み、腰に装備した巨大な斧をファイター達に振り下ろし、フォックスとキャプテン・ファルコンを撃墜した。突如出現した40メートル程の巨大ロボットを目の当たりにしたアルスマファイター達は、誰もが驚愕の表情を見せていた。

ドラゴニュート「何だあれ!? 明らかに敵ロボットみたいな見た目をしたロボットだが…」
雷鳴のボルト「これは僕が開発した最強兵器、デモンカイザーだ!!」
デスティニー「まさか巨大ロボットで挑んで来るとはな!!」
悟空「しかしでけえなぁ…まるでヒルデガーンだ…」
翼「そんなのん気な事言ってる場合ですか!?」
雷鳴のボルト「フフフ…さあ、殺戮ショーの始まりだ!! 食らえ!! デモンレーザー!!」

デモンカイザーは目から破壊光線を放った。その破壊光線は基地の床に着弾し、リスティリア、ネオス、ZO、マリオ、ルイージ、クー&レン、メイプルが一撃で消し炭になってしまった。

ダブルエックス「あんなの、どうやって勝てばいいんだよ!!」
R-GUN「怯むな! 少しでも攻撃を叩きこむんだ!!」

R-GUN、デスティニー、ダブルエックスは射撃武器を放つも、デモンカイザーが腕部から放ったミサイルの爆風で撃墜。続けてトレインが電磁銃(レールガン)、アリアが銃弾の雨を浴びせたものの、こちらもデモンカイザーが胸部から放ったトゲミサイルの爆風で撃墜。更に千初がエネルギー銃、ギーツがマグナムシューター40X、ネスがPKサンダー、アブソルがかまいたち、サーナイトがマジカルリーフを放ったが、これもデモンカイザーの腹部内蔵ミサイルの爆風で消し飛んだ。あっという間にかなりの数のファイターが撃墜されたが、当のデモンカイザーには全くダメージが与えられておらず、ファイター達は絶望した。

雷鳴のボルト「ハッハッハ! どうだ! これが僕の最終兵器の力だ!!」
ドラゴニュート「クッ! 奴の力は半端じゃねえ!! スーパーロボット大戦に出たら、間違いなく最強ユニットになるレベルだ!! ルナ! 奴を止められるのは、俺とお前しかいない!!」
ルナ「分かった!!」
ドラゴニュート「食らえ!! ライトニングブラスト!!」
ルナ「光を遮る深淵の闇よ、聖なる光なくして深淵の闇は在らず、我が神々しき光で混沌を討ち滅ぼせ…天界の雷(ヘブンズ・インパクト)!!」

英雄神ドラゴニュートは、自身の持つ最強技である光魔法、ライトニングブラストを放ち、光のビームでデモンカイザーを攻撃、セイントルナも強力な雷球を放つ技、天界の雷を放ち、デモンカイザーを攻撃。二つの技は命中し、大爆発が発生した。しかし、爆風が収まった先に待っていたものは、多少の傷が付いただけのデモンカイザーの姿であった。

ドラゴニュート「何っ!?」
ルナ「嘘っ!? あの攻撃を食らって!?」
雷鳴のボルト「残念だったねぇ…僕のデモンカイザーの装甲はヘビーメタルって言うレアメタルで作られているんだ、そう簡単に壊れないよ」
ドラゴニュート(嘘だろ…!? この技はサファイア・ホロウを倒した最強技だぞ…あいつの装甲はスーパーロボット大戦のスーパー系並かよ…)
ルナ(この攻撃であれだけしかダメージが与えられないなんて…!!)
雷鳴のボルト(流石、あの二人がくれた金属と僕の知恵が合わさった結晶の様なロボットだ…やっぱり、最後に勝つのは巨大ロボットの力だね!!)

雷鳴のボルトの作ったデモンカイザーの力を目の当たりにしたウィンディとスノウは、その力の前に声が出ない状況であった。それと同時に、その虐殺じみた戦いを目の当たりにして、ボルトのやり方に疑問を抱いていた。

疾風のウィンディ「…こんなの、やりすぎよ…」
氷結のスノウ「…ウィンディも、そう思う…?」
疾風のウィンディ「ええ…確かにエレメントスタンドは世間が言う所のテロ組織よ…武力で革命を起こして世界を変えようとした…そのせいで人が死ぬ事も覚悟してた…でも…今のエレメントスタンドはただの虐殺を繰り返すだけの当初の思想も何もないただの悪の組織じゃない…!! それに、アルスマ界はあの時に比べて変わってる…アルスマと言う競技によって…アルスマ界の革命は…既に完了しているのよ…もうエレメントスタンドの出る幕じゃないの…」
氷結のスノウ「じゃあ…どうするの…?」
疾風のウィンディ「決まってるでしょう? ボルトを止めるのよ!!」
氷結のスノウ「分かった!!」

デモンカイザーが拳を振り下ろしてティガとバーサル騎士、ダイを叩き潰して撃墜した事を確認すると、氷結のスノウはデモンカイザーの拳を凍結させ、床に張り付いた状態にした。続けて疾風のウィンディはサイクロンウィンディで想像を絶する竜巻を放ち、デモンカイザーの体勢を崩した。

雷鳴のボルト「くっ! 何をするんだよ! ウィンディ! スノウ!」
疾風のウィンディ「ボルト! あなたのしている事はただの虐殺よ!!」
氷結のスノウ「私達は…ボルトのしている事に賛同できない…」
雷鳴のボルト「このっ…! 裏切り者っ…!! 死んじゃえ!!」

ボルトはデモンカイザーの出力を上げ、凍結された部分を無理やり引きはがして立ち上がり、胸部トゲミサイルをウィンディ、スノウ目掛けて放った。

翼「やめろーっ!!」

翼の叫びもむなしく、ミサイルは二人の居た場所に着弾し、二人は爆風で消し飛んだ。ミサイルが着弾する寸前、二人は翼に対して微笑んでいた。その微笑みはきっと、この道を選んだ事を後悔してないと言う意味の微笑みだろう。翼及びアルスマファイター達は、目的の為なら味方すら簡単に殺すボルトに対し、怒りをあらわにした。

翼「ボ…ル…トォォォーーーッ!!!」
雷鳴のボルト「何だよ、僕は裏切り者を殺しただけだよ~?」
マジレッド「裏切り者…? あの二人はお前にとって、仲間だろうがぁぁぁっ!!!」
キリト「何であの二人を殺した!? 答えろ!! ボルト!!!」
雷鳴のボルト「僕の邪魔をする人間は邪魔なんだよ、例え親でも、ね」
龍騎「…許せない…お前…お前みたいな人間がいるなんて…!!」
マルス「目的の為なら味方すら平気で殺す…!! そんな事、絶対に許さない!!!」
悟空「おめえだけは、ここで倒しておかねえといけねえみてえだな!!!」
カイト「仲間すら平気で殺す…お前は最低だ!!!」
ドラゴニュート「お前だけは…お前だけは…ここで倒さないと、多くの人が死んでしまう!!!」
翼「ボルト!! 覚悟しろよ!!!」
雷鳴のボルト「全く…威勢だけで一体何ができるって言うのさ、弱い癖に」

その時、空からカプセルが投下されてきた。そのカプセルの落下の衝撃で、デモンカイザーは倒れ、カプセルが開いた。その中には、シルバーの機体色をした30メートル程の巨大ロボットが格納されていた。

翼「これは…ロボット…?」

その時、カプセルに入っていた通信機から、マスターファフニールの声が聞こえてきた。

マスターファフニール「みんな、話は把握した! こんな事もあろうかと、巨大ロボットを用意しておいた、翼くん、早く胸部にあるコックピットに乗り込んで動かしてくれ!!」
翼「は…はい!!」

翼はコックピットに乗り込み、マスターファフニールに言われた通りにコンソールを操作し、起動させた。

マスターファフニール「そのロボットは治安維持用に僕が独自に開発した人型機動兵器、アルミュールだ! 武装はビームソード、ビームガン、アームバルカン、背部3連装ミサイルランチャー、シールドの5つだ! アルミュールは君の考えた通りに動く! 頼む! あいつを止めてくれ!!」
翼「分かりました! 必ずあいつを倒してみせます!!」

翼は強く念じ、アルミュールを動かした。そして、腰に装着されたビームガンを手に取り、デモンカイザー目掛けて撃った。流石に装甲が固く、大きなダメージにはならなかったものの、装甲は溶けており、少しは効果がある事が伺えた。だが、デモンカイザーは胸部トゲミサイルを連射し、迎撃を行なった。

雷鳴のボルト「舐めるな! 僕のデモンカイザーは最強なんだ!!」
翼「くっ!!」

翼は胸部トゲミサイルをビームガンで迎撃した。何発かは迎撃できたが、撃ち漏らした一発がビームガンに命中、ビームガンは砕け散った。更に、デモンカイザーは一気に距離を詰め、アルミュールに体当たりをしかけた。アルミュールはシールドで防御したが、大きく吹っ飛ばされ、体勢を崩してしまった。だが、ブースターを展開して立ち上がり、背部3連装ミサイルランチャーを放ち、デモンカイザーの装甲にダメージを与えた。

雷鳴のボルト「くっ! かなりやるようだね! でも!!」

デモンカイザーはロケットパンチを放ってアルミュールを攻撃。アルミュールは一発のロケットパンチをかわしたが、もう一発はシールドごと左腕を吹き飛ばした。

翼「左腕が!!」

アルミュールは右手からアームバルカンを放ったものの、全然効き目がなく、左肩に装着したビームソードを手に取り、ビームを展開した。

雷鳴のボルト「やっぱり、そんなへなちょこなロボットじゃ僕には勝てないみたいだね!!」
翼(あいつのコックピットは胸部…このアルミュールが勝つには、コックピットを狙うしかない…!!)

アルミュールはブースターを展開し、一気にデモンカイザーに距離を詰めた。デモンカイザーは全武装を一斉射し、アルミュールの脚部、左肩、頭部を吹き飛ばしたが、なおもアルミュールは接近していた。

雷鳴のボルト「何っ!?」
翼「はあぁぁぁぁぁぁッ!!!」

アルミュールのビームソードはデモンカイザーのコックピットを突き刺し、ボルトはビームの熱で蒸発。デモンカイザーは崩れ去り、その場で大爆発を起こすと同時にアルミュールも爆発に巻き込まれ、大破した。

ルナ「翼くん!!」
翼「だ…大丈夫…」

そう言って翼は大破したアルミュールのコックピットから出てきた。

翼「何とか倒したよ、これでエレメントスタンドは壊滅したはず…」
ドラゴニュート「そうだな…でも、スノウとウィンディは…」
疾風のウィンディ「生きてるわよ」

そう言って現れたのは死んだはずのウィンディとスノウであった。完全に死んだと思っていたアルスマファイター達は、二人が生きている事に困惑していた。

龍騎「いや…お前らなんで生きてるんだ!?死んだはずじゃあ…」
氷結のスノウ「実は、ミサイルが着弾する寸前に、私の氷で作ったダミーの私達にすり替えておいたの」
疾風のウィンディ「確実に私達が死んだように見せかける演技、大変だったわね…」
イヴ「でも、生きていてくれて本当に良かった…」

その時、マスタードラゴンメイドが慌てた様子でエレメントスタンド本部に転移してきた。

マスタードラゴンメイド「みんな、大変よ!!」
キサラ「どうしたの? そんなに慌てて…」
マスタードラゴンメイド「アルスマ本部が…正体不明の敵の攻撃を受けて…破壊されたの…!!」
翼「何だって!?」
ドラゴニュート「じゃあ、アルスマ本部やアルスマシティの人達はどうなったんだ!?」
マスタードラゴンメイド「そこは安心して、マスターファフニールとマスタードラゴネット、カイスマ界から来たマスターゴッドが協力して避難させたから」
カイト「良かった…でも、アルスマ本部が破壊されたと言う事は…」
マスタードラゴンメイド「ええ…大乱闘のシステムは破壊された…もう、大乱闘をする事はできないわ…」
キリト「嘘だろ…!?」

すると、エレメントスタンド本部に、二人のアンドロイドが現れた。片方は黒く長い髪と黒のレオタードの女性型アンドロイド、もう片方は白く長い髪と白のレオタードの女性型アンドロイドであった。黒の方は背面に二門のビーム砲を装備しており、武器は黒い銃剣であった。もう一方の白の方は背面に巨大なハサミを装備しており、武器は白い剣であった。すると、黒い方のアンドロイドは口を開いた。

???「私はアルスマ界の防衛アンドロイド、ブラックガンナー、こっちは妹のホワイトブレイドだ」
ホワイトブレイド「以後、お見知りおきを」
ドラゴニュート「防衛アンドロイド!? 何でそんな存在が、アルスマシティを攻撃した!?」
ブラックガンナー「マスターファフニール…奴は禁忌に触れた…何度死んでも復活する大乱闘のシステム…これは極めて危険なシステムだ…仮にこんなものが他の世界で量産されようものなら…終わりのない争いが勃発する…私達はそんな事にならないよう、エレメントスタンドやナイル盗賊団、そして、データユニットやデビルスプリンター、怪獣カプセル、ヘビーメタル等を使って貴様らを倒そうと試みた…だが、それらは全て失敗に終わった…」
ホワイトブレイド「だから、私達はエレメントスタンドを囮に、私達自らの手でアルスマシティを攻撃する事にしました、結果、システムの破壊に成功、脅威は取り除かれました」
カイト「そんな事をしても無駄だ!! 既にカイスマ界やペラペランドに似たようなシステムはある!! なのに、何でアルスマ界だけを潰そうとするんだ!!」
ホワイトブレイド「何を言っているんです? 私達はアルスマ界の防衛アンドロイドです、アルスマ界に少しでも脅威があると私達が判断すれば、それらは全て私達の敵です、その世界に侵攻し、システムを破壊します」
ブラックガンナー「幸い、私達は他の世界に転移する能力を持っている、私達がデータユニットを生成したり、デビルスプリンターを入手できたのもこの能力のおかげだ、そして、貴様らはもう復活できない、ここで貴様らを殲滅すれば、全て終わりだ」
ティガ「何故だ…何故君達はそんな事をするんだ!? 大乱闘のシステムが危険だからって…僕達は間違った方向には使わない!!」
ブラックガンナー「…人間とは愚かな存在だ、楽に作業をする為に車を作り、空を飛びたいと言う夢を叶える為に飛行機を作った…だが、車は戦車となり、飛行機は戦闘機となって人を殺す兵器となった…つまり、今ではなくても、いつか必ず大乱闘のシステムは兵器となる…私達は、最悪の結果を未然に防ぐ為に大乱闘のシステムを消す必要があるのだよ…」
闇遊戯「何故、悪い方向ばかりに考える!? 人間全員が愚かな人間とは限らない!! 必ずよい方向に技術を使う人間もいるはずだ!! なのに、お前達は人間を信じていない!! そんなの、本当の防衛じゃない!! お前達はただ、人間に怯えているだけだ!!」
ホワイトブレイド「何故、分かってくれないのですか? 私達の行っている事は、何も間違ってはないはずです」
翼「…うん、確かに、君達の言う事は正しいかもしれない…でも! 君達は目的の為なら、他の無関係な人達を傷つけるんだろ!? そんなの、絶対に間違ってる!!」
ドラゴニュート「そうだな…お前らのやり方は一方的すぎるんだ!! 人間はいつか、歴史が造り上げてきた過ちを乗り越える事ができるはずだ!! その希望に懸けないで、何が防衛だ!!」
ユウカ「結局、あんた達もサファイア・ホロウと一緒、身勝手なのよ!!」
ブラックガンナー「私達の理想が分からんとは…いいだろう、今から1時間後、アルスマシティでどちらが正しいか、決着を付けるとしよう…」
ホワイトブレイド「あなた達が正しいと言うのなら、私達を倒してみる事ですね…」
翼「…分かった、俺達は…絶対に負けない…!!」

エレメントスタンドとの戦いが終わったのも束の間、遂に正体を現した黒幕、それは、アルスマ界の防衛アンドロイドであった…。自分達の理想を正しいと信じ、暴走するブラックガンナーとホワイトブレイドを止める為、アルスマファイター達は最後の戦いに身を投じる事となった。果たして、その戦いの結末は…!?
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最終更新:2025年03月07日 13:32
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