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遠い、遠い昔のこと。
このヴァナ・ディールの地に、
神々の末裔たる古代の民が暮らしていました。
彼らは天空を駆け、金石と話し、草木を生み、
それはそれは栄えていましたが、ある時ついに、
神々が眠るという伝説の楽園に
自分たちも入ろうと思いたち、
神の扉に至る道を拓いてしまったのです。
それを知った、楽園を守る番人は
おおいに怒り、道を砕き、古代の民の国を
海の底へ沈めてしまいました。
束の間めざめて、ヴァナ・ディールの
荒廃した有り様を目の当たりにした
女神アルタナは、たいそう悲しまれて、
ぽろぽろと涙を5つこぼしました。
その5つの涙から、新たな5つの生命が
生まれました。それが、今日の我々の
はじまりなのです。
ところがその様子を陰から見ていた
男神プロマシアは、アルタナの所業をとがめ、
人に呪いをかけて、互いに争うように
してしまいました。
さらには、新たに獣人を創って
この地に解き放ち、人と獣人ともが
争うようにされたのです。
人がもう二度と、神の扉を開くなどという
大それたことを考えたりせぬように、と。
最終更新:2012年04月16日 22:16