娘、北進して

Northland Exposure
軍の斥候の情報によれば
紫装束の者たちは最近
バルドニア方面に出没しているとのこと。
リリゼットたちと共に、向かってみよう。


南サンドリア〔S〕 / 獅子の泉


(Door:"Lion Springs"を調べる)

Tanja : ……ん?
Tanja : なんだ、何か用か?

Raina : いまは休演だよ。
マヤコフ舞踏団の次回作に
ご期待ください~!
Raina : ……って、またあなたなの?

Tanja : さっきから何なんだ?
あんまりしつこいとひどいぞ?

Lilisette : だーかーらー!
みんな、何言ってるのよ!
わたしよ! リリゼットよ!

Tanja : 誰だよ!
知らないっていってるだろうが!

Lilisette : (……なんだか
みんなが、わたしのこと
忘れちゃってるみたいなのよ……。)
Lilisette : じゃあ、こっちは?
この、[Your Name]は?


Tanja : んあ?

Lilisette : 一緒に作った罠に
かかったりしてたでしょ?
覚えてない?

Tanja : 知らないっての。
しつこいヤツだな。
Tanja : さあ、帰った帰った!

Raina : なぁに? あの子……
ちょっと気味悪いかも……

Judith : コスプレまでしちゃってぇ~、
熱心なファンの子かなぁ?

Tanja : あんまり
相手にしない方が良いぞ。

Lilisette : ……そんな。
Lilisette : [Your Name]の
ことまで忘れてたみたい……?
Lilisette : ……
Lilisette : ……お、
お師匠ぉぉーー!
Lilisette : お師匠! ポーシャ!
Lilisette : わた……わたわたし!
どう? わかる? ねえ!

Mayakov : なによぅ、
相変わらず騒々しいわねえ。
Mayakov : リリゼット、
あなたは踊りは悪くないのに、
ちょっと品に欠けるっていつも言ってるでしょ。
Mayakov : もうちょっと、普段の所作でも
艶っぽさや淑やかさを身につけないとダメよお。
そう、わたくしみたいに……

Lilisette : お師匠……?

Mayakov : なぁに? リリゼット。

Portia : ねえ、リリゼット。
いま、次の公演の話をしてたのよ。
一緒にどう?
Portia : こんなご時世だし、ラジュリーズさまや
騎士団の皆さんのお計らいもあって
せっかくだから、うーんと派手にしようって……

Lilisette : ……う、うううぅ……

Portia : どうしたの?
なんだかヘンよ、リリゼット?

Lilisette : ポーシャぁぁ!!


Mayakov : ……忘れられてた、ですって?
Mayakov : 本当なのぉ?
どうせまた、何かの悪ふざけなんじゃ……

Lilisette : ちがうの! だって、
[Your Name]のことも
忘れてたのよ?
Lilisette : わたしたち2人のことが、
記憶からなくなっているのかも……
どうして……?
Lilisette : 未来から来た
わたしたち……なくなっている……
Lilisette : 未来が……
……なくなる? まさか!!

Mayakov : ……リリゼット、
またそんな妄想を……

Lilisette : お師匠!
デタラメじゃないんです! お願い、信じて!

Mayakov : あのねえ……

Portia : でも、団長。
たしかに、リリゼットがうちに来てから、
ヘンな事件が相次いでます……。
Portia : ラジュリーズさまに
呪をかけた、ラヴォール村の、
あの紫色の人たちもそう……
Portia : わたしたちの
想像が及ばないような事が、
起こってるのかもしれません……
Portia : そして、リリゼットは
未来から来た……いえ、少なくとも、
未来について、わたしたちが知らない何かを
知っているのかも……?

Mayakov : ……わかった、わかったわよ。
Mayakov : たしかに、あんたたちが会った、
紫色のヤツら? 騎士団の皆さんの間でも、
噂になってるらしいわね。
Mayakov : ……なんでも、斥候の目撃談によると
バルドニア方面に出没しているとか……。

Lilisette : 本当ですか!?

Mayakov : ええ。でも相手は、あの
ラジュリーズさまと対等にやりあう程の輩でしょ?
騎士団のみなさんも、そう易々と手を出せない……

Lilisette : [Your Name]、
バルドニアだって! 急ごう!

Mayakov : リリゼットッ!

Lilisette : お願いします。
行かせてください。お師匠!
Lilisette : なんか、
いやな感じなんです……
Lilisette : あの時に似てる。
おとうさんも、おかあさんもいなくなっちゃった、
あの頃の……

Mayakov : ……?

Lilisette : 大事なものが、
どんどん奪われていくような……。
そんなの、黙って見てるのはイヤなんです。

Mayakov : ほんと、
言い出したら聞かないのねぇ。
Mayakov : しょうがないわね。行ってらっしゃい。
ただし、深追いは絶ッ対に、ダメよ。

Lilisette : はい!
Lilisette : [Your Name]、
ポーシャ! お願い、一緒に来て!

Portia : え、わたしは……
ラジュリーズさまの看病を……

Mayakov : 一緒に行ってやったら。

Portia : でも……

Mayakov : 看病なら大丈夫、
もうすぐ、いらっしゃる……

Noillurie : 御免!

Mayakov : 薔薇傭兵騎士団のノユリさまよ。
ラジュリーズさまのことを心配なさってね。
ポーシャの代わりにって、看病を
買って出てくださったの。

Portia : ええっ?

Noillurie : ご心配召されるな。
城の中は私の方が心得ておる。
まごころと愛情をこめて、ラジュリーズ殿の
介添えをいたしましょうぞ。

Portia : ……。


Mayakov : (ごめんなさいね。
騎士団長自らのお申し出でしょ、
断るに断れなくて……)

Lilisette : ポ、ポーシャ! じゃ、じゃあさ、
ラジュリーズさまの呪いの手がかり
探し出して、早く帰ってこよう!

Portia : ……う、うん
Portia : そ、それでは……
よろしくお願いいたします。

Lilisette : [Your Name]も
いいわね? まず目指すは、ボスディン氷河よ!



(Door:"Lion Springs"を調べる)
扉にはカギがかかっているようだ……。


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■関連項目 アルタナミッション , 南サンドリア〔S〕
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最終更新:2015年07月09日 23:21
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