彼女の想ひ出~彼と少女の事情

Her Memories: The Faux Pas
熱心に祈りを捧げていた
エルヴァーンの男性。
修道士の話によると、
赤毛の女の子となにかあったらしい。
リリゼットとなにか関係が……?
男性は工人通りの方から来てるようだ。


北サンドリア / 大聖堂


Abioleget : 大聖堂は初めてですか?
どうぞ大聖堂内を自由に御覧下さい。
Abioleget : ……ん?
ああ彼ですか?
Abioleget : 何やら
赤毛の女の子を傷つけてしまったと
毎日あの様に懺悔に来られるのです。


Abioleget : 熱心なお祈りでした。
あなたの罪は必ずや女神様がお許し下さるでしょう。

Bertenont : はい
そうだと良いのですが……。

Abioleget : それでは私も、
皆様の願いが女神様に届くよう祈りを捧げましょう。
Abioleget : 皆様に楽園への扉が開かれますよう。



Abioleget : 先ほどの彼の居場所ですか?
確か工人通りの方へ歩いて行かれたと
思いましたが……。


北サンドリア / 工人通り


>>通常時
+ ...
Bertenont : 星はやっぱり、高い所から見たほうが
キレイだよなあ。

Bertenont : あ、君はさっき大聖堂に居た……。
Bertenont : ……え?
女の子との事を詳しく知りたい?
そうか、大聖堂でボクの事聞いたんだね。
Bertenont : ……う~ん、
別にかまわないけど……
君は一体?
Bertenont : えっ、
あの子を知っているのかい?
彼女は今どこに!?
Bertenont : ……そうか。
分からないのか……。
それで君は彼女を探しているんだね……。
Bertenont : ……わかった。
あの時何があったかを話すよ。
Bertenont : あれはちょうど講話会を聞きに
大聖堂へ行った時の話なんだけど…………
Bertenont : ……大聖堂へ入って行く彼女に
ボクは何か惹かれるモノを感じてしまってね。
Bertenont : ……小さくて……可愛らしくて、
羽根の髪飾りが赤い髪と良く似合っていたのを
覚えてるよ……。
Bertenont : 外に出ようとした時の彼女の横顔が、
とても悲しそうで、思い詰めた様に見えたんだ。
Bertenont : ボクはそれでいてもたっても居られず、
つい彼女に声をかけてしまった。

…………………………………………………………………………………………

Bertenont : すみませんっ!

Lilisette : ……はい?

Bertenont : あっ……いや……その。
あのっ、悩んでいる事があるなら、
ボクが相談に乗るよっ!

Lilisette : ……?
あの、……いえ、結構です。

Bertenont : そう言わずにお願いだ。
君の力になりたいんだっ!

Lilisette : えっ、でも……、
……わ、分りました。お話します。

Bertenont : 本当!?
ありがとう!

…………………………………………………………………………………………

Bertenont : それから彼女は
話してくれたんだけど……、
彼女の口からはとんでもない事ばかりが出て来たよ。
Bertenont : 自分は過去と現代を
行き来できるアルタナの神兵で、
過去で彼女はもう一つの未来からやって来た、
強大な敵と戦っている。
Bertenont : その最中、
大切な人が悪い奴に連れて行かれてしまった。
そして、みんなが自分の事を忘れてしまった……。
Bertenont : どれもこれも信じられない事ばかりでさ。
はぐらかされて、作り話をされているんだと、
思い込んでしまったんだ。
Bertenont : ……その思い込みがイケなかった。
Bertenont : 作り話をされていると
思い込んでしまってからは、
どれも幼稚に思えてしまってね……。
Bertenont : ……それで、笑ってしまったんだ。

…………………………………………………………………………………………

Bertenont : あっはっはっはっはっ……!

Lilisette : なによっ!
何がおかしいのよ。

Bertenont : ごめん……、
……だって、あまりにもおとぎ話みたいで……。
おかしくって……。


Lilisette : ……なによ。
Lilisette : あなたが力になりたいって言うから。
全部話したのに、笑う事はないじゃないっ!!
Lilisette : ふ……ふんっ、そうよ。
今の全部わたしの考えた作り話。
おもしろかったようで、なによりだわっ!
Lilisette : じゃあねっ!!
Lilisette : ……わたし、バカだな。
こんなこと人に話すなんて……。

Bertenont : え、あっ……?
ちょ、……ちょっと。

…………………………………………………………………………………………

Bertenont : ……後々思い返してみると、
あの時の彼女は真剣そのもので、
とても嘘を言っている様な感じじゃなかった。
やっぱりあれは、本当の事だったのかな……。
Bertenont : どちらにしても、
折角話してくれたのに、笑い飛ばしたりして、
彼女を傷つけてしまった事に変わりはないんだ。
Bertenont : 出来る事なら
彼女にもう一度会って直接謝りたい。
Bertenont : ……そうだ。
君、彼女の知り合いなんだよね?
お願いだ、ボクに彼女の名前を教えてくれないか?
Bertenont : 都合のいい事を言っているとは思ってる。
でも、彼女の名前も聞かずに別れてしまって、
いまひどく後悔しているんだ。

選択肢:どうする?

>>教えない
  Bertenont : ……そ、そこをなんとか!
  頼む、お願いだっ……!

>>教える

Bertenont : そっか。
リリゼット……。
とても可愛らしい素敵な名前だね。
Bertenont : ……どうもありがとう。
Bertenont : 君に色々話せてよかったよ。
なんだかお祈りをしている時より、
とても晴れやかな気分だ。
Bertenont : 本当にありがとう。

小さな想ひ出のかけらを手にいれた!
しかし欠片は小さく光も弱い。
これだけでは意味をなさないようだ。
小さな想ひ出のかけら

北サンドリアで手に入れた、
リリゼットの記憶の欠片。
しかし、欠片は小さく、光も弱い。
今にも消えてしまいそうだ……。

+ ...
散らばっていた小さい欠片が一つに纏まり
想ひ出のかけらに変化した。
だいじなもの:想ひ出のかけらを手にいれた!
想ひ出のかけら

現代に散らばった
リリゼットの記憶が集まり、
ひとつの欠片となったもの。
ぽかぽかと温かい。


彼女の想ひ出~帰郷 彼女の想ひ出~彼と少女の事情 揺籃の宙
彼女の想ひ出~涙の豆料理
彼女の想ひ出~墓前の決意

■関連項目 アルタナミッション , 北サンドリア
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最終更新:2015年05月09日 16:06
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