楽園を求めるは

The Pursuit of Paradise
テンゼンは、霊獣カーバンクルの力を
借りるためにラテーヌ高原へ向かった。
小さき霊獣は、その迷いを断ち切り、
人に力を貸してくれるのだろうか。


ラテーヌ高原


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Tenzen : 待つでござる、[Your Name]殿!
Tenzen : ちまたの噂では、この場所にて
霊獣カーバンクルに会えるということでござるな?
ふぅむ……
Tenzen : 霊獣カーバンクルよ!
我輩、霊獣フェニックスの意志にて
ひんがしの国より海を越えて遣わされし者、
テンゼンと申す!
Tenzen : ヴァナ・ディールには
「世界の終わりに来る者」が現われ、
母なるクリスタルのうちの4つまでもが
虚ろなる闇に包まれているでござる!
Tenzen : だが、バハムートにもディアボロスにも
母なるクリスタルを守るべく立ち上がる気配、
ついぞなし!
Tenzen : ディアボロスに関しては、
虚ろなる闇より人を守るといいながら、
かの夢の世界に人の魂を引き込み……
Tenzen : バハムートにあっては、
古の契約に基づいて人すべてを滅ぼさんと、
真龍の一族を呼び集めている有り様!
Tenzen : ……霊獣カーバンクルよ、
我輩たちは、男神プロマシアの呪いを
その身に宿しているそうでござるな……。
Tenzen : ……そして人は、
その呪いなくしては人では有り得ぬもの……。
Tenzen : しかしだからといって
滅びを受け入れるわけにはいかぬでござる!
我らは生まれるべくして生まれ、生きるべく
して生きているのでござるから!

Carbuncle : 海の向こうから
フェニックスの魂を連れてきた人。
そして、母なるクリスタルの祝福ある人。
Carbuncle : キミたちはとうとう
知ってしまったんだね、プロマシアの意志を。
Carbuncle : 過去が砕けて土となっても、
いつか人が真実を掘り起こしてしまうのは
わかっていた。
Carbuncle : いくら封じても、母なるクリスタルと
共にある限り、いつか男神プロマシアの意志は
目覚めてしまうもの。
Carbuncle : だからボクは、人を導いてきたんだ。
眠れる神々の力を借りるように。
Carbuncle : できるだけ多くの人が
男神プロマシアの目覚めを
食い止めることができるように。

Tenzen : 眠れる神々……
それは、各地に眠るといわれる
大いなる力の化身のことでござるな?
Tenzen : ……!?

Carbuncle : わかるよ。
フェニックスはボクを責めているんだろ?
Carbuncle : 世界を救おうとしている
バハムート、人を救おうとしているディアボロス。
そのどちらも、ボクがやろうとしていることを
知ったら反対するはずだ。
Carbuncle : 眠れる神々がもつ
クリスタルの力を人に与えるということは、
眠れる神々を目覚めに導くということ。
Carbuncle : それを続ければ、彼らを守る
あのクリスタルの結界が割れて、彼らはこの世界
ヴァナ・ディールに降り立つ。
Carbuncle : そしてきっと、ボクら霊獣
「生ける神々」と「目覚めた神々」の間に
長く激しい戦いが起きるだろう。
Carbuncle : ……でもボクは、
男神プロマシアの目覚めを止めるには、
この方法しか残されていないと思うんだ。
Carbuncle : 男神プロマシアの
目覚めはとても近い。
Carbuncle : 「世界の終わりに来る者」が
生まれ落ちた今、あとは楽園への扉
開かれさえすれば……

Tenzen : ちょっと待つでござる。
人が皆、楽園の扉を求めるは、
男神プロマシアの呪いのためでござったな?
Tenzen : ならば、人は皆、
男神プロマシアを目覚めさせるために……?
Tenzen : カーバンクルよ、
人を救うには、やはり我らの手で、
彼の者を打ち滅ぼす他ないでござる!
Tenzen : ぜひにとも、その力をお貸し頂きたい!
「世界の終わりに来る者」の居場所、ご存知ならば
お教え願いたい!

Carbuncle : ……キミの、その強い輝き……。
その強く尊い輝きを、ボクはよく知ってるよ。
Carbuncle : そうか。
その輝きがすぐそばにあるから、キミたちは強く、
そんなにも希望に満ちているんだね。
Carbuncle : わかった。
キミたちに協力しようと思う。

Tenzen : 本当でござるか!?

Carbuncle : 30年ぐらい前のこと、ボクは確かに
「世界の終わりに来る者」の誕生を感じた。
Carbuncle : だけど、何年か経ってそれは消えて
……今はなにも感じることができなくなってしまった。


Carbuncle : だけど、キミたちと旅をしてきた
フェニックスなら、キミたちを良き方へと導いて
くれるだろう。
Carbuncle : だから、ボクの力を
キミたちに貸してあげる。
その、フェニックスの半分の魂に……。

Tenzen : なんとありがたい!
霊獣カーバンクル、我輩、感極まりないでござる!

Carbuncle : ……あはは、
喜ぶのは早いよ、テンゼンさん。
フェニックスに分け与えるべき力は
ここにはないんだ。
Carbuncle : 古い時代、ジラートの神都の外れに
クリューの民が作った都……ソ・ジヤ
Carbuncle : あの時代、ボクら霊獣が
クリューの民を助けるために分け与えた力が、
あの都には封じられているはず。
Carbuncle : [Your Name]さん、
その塔の奥にある、カーバンクルの扉を
開いておこう。その先にある魔導器の力、
今のキミなら解放することができるはず。
Carbuncle : ボクには戦う力がないから、
それがボクにできるせいいっぱいのことだけど……
きっと助けになると思うよ。

Tenzen : カーバンクル殿!
恩に着るでござる!
Tenzen : [Your Name]殿!
初めて、我らに力を貸してくれる霊獣と
出会えたでござるな! これは皆にも
吉報となるでござろう!
Tenzen : しかし、まずはソ・ジヤにて
力を得ることが必要。ソ・ジヤにあるという
カーバンクルの扉の前にて待ち合わせるでござる!



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石柱に囲まれたこの地に、不思議な力を感じる。


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■関連項目 プロマシアミッション , ラテーヌ高原
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最終更新:2015年06月02日 22:55
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