依頼者:
ワヒッド(
Wahid)
/
バストゥーク商業区・宝石店横
依頼内容:
物資統制で、買付け困難な人気の宝石、
「サンストーン」と「アクアマリン」と
「ジェダイド」の3種を
集めてきてほしい。
Wahid : わしはワヒッド。
宝飾商をしておる。
Wahid : 宝石をガンガン売って、
景気よく暮らしたいんだが、
この戦争のおかげで買付けもままならん。
よければ手を貸してくれんだろうか?
Wahid : 今人気なのは、
サンストーンとアクアマリン、
それにジェダイドでな。
Wahid : ん?
こんな戦争のまっ最中に、
宝石が売れるのかだって?
Wahid : わしの妻は腕利きの彫金師でな。
宝石の魅力を、グロウベルグの山頂の
ごとく高め、輝かせる技術を持っておるんだよ!
Wahid : ……ゴホンッ。
Wahid : まあいい。とにかくどこかで
集めてきてくれれば高値で買い取ろう。
頼んだぞ。
Wahid : サンストーンと
アクアマリン、それにジェダイドを
集めてきてくれたら高値で買い取るよ。
(Wahidに指定されたアイテムをトレード)
サンストーン
赤色の宝石
アクアマリン
青色の宝石。
ジェダイド
緑色の宝石。
Wahid : おお!
集めてきてくれたかっ!!
Wahid : これだ、これだ!
これさえ売れれば、
た~んまり飲めるってもんだ、うひひ。
Wahid : そうだな、3つで
5万ギルくらいでどうだ?
選択肢:5万ギルで買い取ってもらう?(どちらの選択肢でもOK)
はい
いいえ
??? : ワヒッド!
Wahid : お!
いいところに来たな。
ちょうどいい石が手に入ったところだ。
Wahid : こないだ話したっけな。
腕利きの彫金師こと、
わしの妻のスウァンチェだ。
Wahid : スウァンチェ、
またいっちょ頼むわ。
Swantje : ワヒッド……。
まだ続けるつもりなの?
Swantje : きれいな宝石も
売れなければただの石よ。
Swantje : みんな生きていくだけで
精一杯の毎日なのに、そんな高価な宝石が
あなたの思うように売れるわけないでしょう?
Wahid : ハハッ!
なぁにを言ってる。
Wahid : おまえの腕にかかれば、
金持ち気どりのバカな高官どもに
信じられない値段で売りさばけるんだぞ?
Swantje : わたしたちにできること……、
Swantje : いえ、わたしたちが今
すべきことなのはそんなことなのっ?
Swantje : わたしはこんな時代だからこそ、
お金ではなく、夢や希望が大事なんだと思うの。
Swantje : 高価な宝石なんかじゃなくていい。
Swantje : そう、たとえば
伝説に出てくるような不思議な宝石で、
皆にワクワクしてもらえたら……。
Wahid : 伝説に出てくるような
不思議な宝石だぁ?
Wahid : そんな宝石が
そう簡単に手に入るわけないだろ?
Wahid : だいたい、わしがこうして
買付けをしてるおかげで、
おまえも食っていけてるんだ。
Wahid : そんなに他人の
夢や希望が大事なら、自分で探しに行けばいい!
Wahid : 伝説の宝石とやらをなっ!!
Wahid : やれやれ……。
Wahid : と言うわけで、悪いが買取の件は
なかったことにしてくれないか。
Wahid : お互い残念だが、
この宝石もあいつの力がなければ、
売れないただの石っころだ。
Wahid : またあいつの機嫌が
直ったころに頼むよ。
なぁに、どうせすぐ戻ってくるさ。
Wahid : ハッハッハッハッ。
Wahid : またあいつの機嫌が
直ったころに頼むよ。
なぁに、どうせすぐ戻ってくるさ。
Wahid : ハッハッハッハッ。
※エリアチェンジ後。
Wahid : お、あんたか。
こないだは、すまなかったな。
Wahid : ちょうどいい。
うちのやつ……、
スウァンチェを見かけなかったか?
Wahid : あのときのケンカ以来、
家にも帰って来てないようでな。
Wahid : いったい
どこにいっちまったんだか……。
Wahid : 頼みごとばっかで悪いが、
スウァンチェを見かけたら知らせてくれないか?
Wahid : わしも心あたりを
もう一度あたって見るとするよ。
Wahid : スウァンチェを
見かけたらぜひ知らせてくれ。
柄にもなく心配になってきたもんでな。
Bernhard : さっき、
パルブロ鉱山の第27坑を
パトロールしてきたんだが、出口付近で、
ご婦人の悲鳴を聞いたような気がするんだ。
Bernhard : ……幽霊だろうか?
Solitary Ant : バカ言え! なぜ確かめなかった?
傭兵か、あるいは……そうだ、この食糧難だ。
キノコ採りに来てた民間人かもしれんぞ。
Bernhard : はは、まさか……。
Solitary Ant : いいや、念のため
オレからレスキュー部隊に報告しておこう。
さあ、詳しい場所を聞かせてくれ。
(???を調べる)
Eckbert Hain : ん? きさま何者だ?
ここは危険だ。街に戻れ。
Eckbert Hain : むぅ……
手遅れだったか……。
Eckbert Hain : 仕方ない。
とにかく街まで搬送しよう。
(???を調べる)
[Your Name]は茂みを調べた。
茂みの中から空の指輪を発見した。
だいじなもの:空の指輪を手にいれた!
空の指輪
宝石を嵌めこむ台座が空っぽの指輪。
(???を調べる)
特に何もないようだ……。
※空の指輪を見つけていない場合。
Wahid : お、あんたか。
スウァンチェは?
スウァンチェは見つかったのか?
選択肢:スウァンチェについて報告しますか?
>>はい
Wahid : なんだと?
そんな報告信じられん……。
あんたの見間違いなんじゃないのか?
Wahid : なにか証拠でもない限り、
そんな報告は信じんからなっ!!
>>いいえ
Wahid : そうか……、残念だ。
Wahid : とにかく何か情報があれば、
なんでもいいから教えてくれ!
頼んだぞ。
※空の指輪を見つけている場合。
Wahid : お、あんたか。
ちょうどいいところに来た。
さっき家を出る時、こんな封筒を見つけたんだ。
Wahid : あいつがどこにいったかの
手がかりが書かれてるかもしれん。
あんたも一緒に読んでくれんか。
…………………………………………………………………………………………
あなた、さっきはごめんなさい。
どうして突然わたしが
伝説の宝石なんて言い出したのか、
きっと不思議に思っていることでしょう。
あなたを怒らせるつもりは
なかったのだけれど、顔をあわせて
また喧嘩になると困るので、手紙に書きますね。
結婚当初、あなたがくれた指輪のこと、
覚えてくれていますか?
この変わった形の指輪は、
ある職人さんが伝説の宝石を嵌めこんで
完成させるはずのモノだったんですって。
伝説の宝石が嵌めこまれることで
ふたりが一番幸せだったときに戻れるという
とても素敵な指輪らしいの。
あなたは知っていましたか?
今はこんな暗い時代だけど、
あなたとふたりで力をあわせれば、
世界をキラキラと輝かせることができるはず。
だからわたしは、どうしても
伝説の宝石を見つけたいと思ったの。
家に戻ったら怒鳴られるのは
覚悟してるけど、必ず素敵な指輪に仕上げるから、
仲直りしてくださいね。
愛するワヒッドへ。
スウァンチェ
…………………………………………………………………………………………
Wahid : あいつめ、まさかとは思ったが、
ほんとに伝説の宝石を探しに出かけるなんて……
Wahid : ん? なんだ?
何か言いたそうだな?
選択肢:空の指輪を渡しますか?
>>いいえ
Wahid : なんだか様子がおかしいぞ。
何か隠してるんじゃないのか?
>>はい
Wahid : こ、これは
手紙に書いてあったあの指輪!
わしがスウァンチェに贈った……。
Wahid : なぜあんたが持ってる!?
Wahid : どこかで拾ったのか?
選択肢:スウァンチェについて報告しますか?
>>いいえ
Wahid : おい!
なんとか言えよ!!
>>はい
Wahid : そ……そんな……
スウァンチェが……ちくしょう!
ホントなのか?
Eckbert Hain : ワヒッドさんですね。
Eckbert Hain : 申し上げにくいのですが……
奥様のスウァンチェさんと
目される女性が……
Eckbert Hain : パルブロ鉱山の近くで
ご遺体で発見されました。
Eckbert Hain : おそらく
クゥダフ兵の仕業でしょう。
Wahid : おお、女神よ!
なんだってあんな危険な場所に……、
スウァンチェ、ああ……スウァンチェ……。
Gabriele : どうか、お気を確かに……。
Gabriele : スウァンチェさんは、
この石を手の中に握っておられたそうです。
Wahid : こ、これはオブシディアン!
Wahid : わしが、まだ高価な宝石を
買付けできない駆け出しの宝飾商だった頃
あいつは毎日のように、この石を拾ってきては
指輪用に綺麗に磨き上げてくれていた……。
Gabriele : ただの石ころかとも
考えましたが、やはり、思い出の品でしたか。
Wahid : ああ、あの頃は貧乏でな。
狭い店の賃料支払いにも苦労する日々。
この石が命綱だった……
Wahid : けれど、その分
妻と言葉を交わす時間もたくさんあった……
思えば、いちばん幸せな時代だったかもしれん。
Wahid : ……う、うう……。
Eckbert Hain : ご遺体は
軍の安置所で御預かりしております。
Wahid : ……う、うう……。
※エリアチェンジ後。
Wahid : よ、よぉ、あんたか……。
こないだはすまなかったな。
Wahid : あいつの遺した
オブシディアンは特別高価でも
綺麗でもないが、たしかにわしら夫婦にとっては
伝説の宝石だったといえるのかもしれない。
Wahid : これからは高価なだけの宝石じゃなく、
伝説に登場するような不思議な宝石を
集めることにするよ。
Wahid : それがあいつの……
スウァンチェの願いをかなえ、
暗く沈んだ人々の夢や希望にもなるというならな。
Wahid : これは
あいつが使っていたトレイニービュランだ。
Wahid : あんたが将来立派な
彫金師になったら、わしが集めた伝説の宝石で
世界をキラキラと輝かせる指輪を作って欲しい。
頼んだぞ。
トレイニービュランを手にいれた!
トレイニービュラン
Rare Ex
D1 隔190 潜在能力:彫金スキル+1
Lv1~ All Jobs
Wahid : これからは高価なだけの宝石じゃなく、
伝説に登場するような不思議な宝石を
集めることにするよ。
Wahid : それがあいつの……
スウァンチェの願いをかなえ、
暗く沈んだ人々の夢や希望にもなるというならな。
最終更新:2014年08月04日 00:19