魔道大典グリモア

A Little Knowledge
依頼者:
 アーリーン(Erlene),ウルブレヒト(Ulbrecht)
  / エルディーム古墳
依頼内容:
 古の戦術魔道書「グリモア」を用いる
 シュルツ流軍学を学ぶチャンスを与えられた。
 まずは、「ベラム」を12枚手に入れよう。


エルディーム古墳〔S〕


Erlene : あら、ご客人なんて珍しい。
もしかして、「シュルツ流軍学」を
学びに来たのかしら?

選択肢:学びに来た?

>>いいえ
  Erlene : そう、それは残念。
  ……軍学の素質、ありそうなのに。

>>はい(レベル30未満の場合)
  Erlene : まぁ、うれしい返事♪
  Erlene : ……なんだけど
  いまのあなたにはまだ早すぎるみたいね。
  残念だけど、さっきの話は忘れて。

>>はい(レベル30以上の場合)

Erlene : まぁ、うれしい♪
入門は、大歓迎よ。
Erlene : あっ、ごめんなさい。
自己紹介をしていなかったわね。
Erlene : あたしはアーリーン。
ここで作戦参謀を務めるかたわら
希望者に軍学を教えている軍学者なの。
Erlene : え、軍学とはなにかって?
そうね……戦争で勝利するために
用兵や戦術について研究する学問ってとこかしら。
Erlene : ちなみに、
あたしの学んだシュルツ流は
古の戦術魔道書「グリモア」を研究し……
Erlene : 大胆に魔法を
戦術に取り入れた最新の戦術体系が売りなの。
Erlene : 門下生は、
各国で軍師として採用されているわ。
Erlene : あ、グリモアっていうのは、コレね。


Erlene : いまのが白のグリモア。


Erlene : で、こっちが黒のグリモア。
Erlene : 見たことないかしら?
Erlene : で、シュルツ流では
この2つの魔道書を、その時々の戦局に応じて
瞬時に切り替え……

??? : おやおや、にぎやかなこと。

Erlene : あら、
戻ったのね、ウルブレヒト(Ulbrecht)。


Ulbrecht : ご紹介痛み入るよ、アーリーン。
Ulbrecht : 初めまして。
僕はバストゥーク共和国軍で
参謀長を務めているウルブレヒトだ。
Ulbrecht : ふふふ。君はシュルツ流軍学
というより、さっきアーリーンが見せた
グリモアに興味津々とみえる。
Ulbrecht : いや、悪いことじゃないさ。
未知の事物に興味をそそられるのは
人の自然な反応。その好奇心は君の宝だよ。
Ulbrecht : ……ただね。
熱意や意欲だけで習得できるほど
グリモアを利用する魔道戦術は簡単じゃない。
残念だが、君には……

Erlene : ウルブレヒト、
つまらないウソはやめなさい。
Erlene : 「学ぶ意志ある者に
門出決して閉ざすべからず……」
それがシュルツ流軍学の鉄則でしょ?
Erlene : ごめんなさいね。
軍学者には変わり者が多いのよ。
彼のことは気にしないで。
あなたにも、学ぶチャンスをあげるわ。
Erlene : ただ、ね……。
その、グリモアは貴重な書なの。
だから、その……ちょっと条件が……。
Erlene : あ、えと
お金が欲しいわけじゃないの。
その……

Ulbrecht : ベラム
ベラムが足りないんだ!

Erlene : ウルブレヒト!
横から口を挟まないで。

Ulbrecht : 調達したい物品だろ?
なにも間違ってないじゃないか。
Ulbrecht : 急ぎじゃないけど、
ベラムが必要なんだ。
そうだな、12枚もあれば足りると思う。
Ulbrecht : それじゃあ、よろしく。

Erlene : ちょっと待ちなさいよ!
ウルブレヒト参謀長どの!
この人、別にやると言ってないじゃない!?

Ulbrecht : 12枚、だぞ。

Erlene : ウルブレヒト!
Erlene : ……もう、仕方ないわね。
悪いけど、ベラムを12枚
そろえて、あたしに渡してもらえるかしら?
その間にあなた用のカリキュラムを組んでおくわ。



Erlene : 調達してほしいのは
ベラム。えっと、数は12枚。
そろったらあたしに渡してくれればいいわ。



(Erleneにベラムを12個トレード)
ベラム
大羊の皮を加工して作られた上級羊皮紙。
美しい飾り枠が施されている。

Erlene : ベラムね。
ひぃ、ふぅ、みぃ……12枚、確かに。
Erlene : 無理言ってごめんなさいね。
学究の徒でもあるあたしたちにとって
何よりも貴重な品なのよ。
Erlene : ああ、安心して。
あなた用のグリモアの写本もできてるわ。
Erlene : 中に、あなたが学ぶべき
カリキュラムも書き加えてあるから、
あとで確認しておいてもらえるかしら?
Erlene : グリモアは
魔道書であり戦術書でもあるの。
あたしたち軍学者にとって、武器とは
頭脳と知識。そしてこの書物よ。
Erlene : 魔法の二大体系は?
白魔法と黒魔法よね。それらは、いわば水と油。
本来、同時には使えないものでしょう?
Erlene : でも、あたしたち
「学者」は、魔法を理論として学んでいるから
その垣根を取り払うことができる。
Erlene : つまり、両者の利点を
組みあわせて用いることができるの。
Erlene : 戦術的見地から
そのとき最もふさわしい魔法を、効率よく用いる。
それが、シュルツ流魔法運用の奥儀なの。
Erlene : ま、ここで講義するより
実際にグリモアを読んでもらう方が早いわね。
「読書百遍、義自ずから通ず」って言うでしょ?
Erlene : それじゃ、「帯魔放出」を
しながら、最初の頁を読んでもらえる?
Erlene : グリモアは
魔力を注がれてアストラル化することで
真の文面が浮かぶよう、仕掛けが施された書物なの。
Erlene : それに
あなただけの本として
「署名」するためにも、必要な手順なのよ。
Erlene : ……あ。
Erlene : 帯魔放出っていうのはね。
例えば、「ファイア」などのように
一気に解放させる魔力じゃなくて
ゆっくりと洩れ出させる魔力のことよ。
Erlene : そうね、代表的なものとしては
「魔力の泉」や「連続魔」なんかがそうね。
ん~、他にもなにかあったかしら……?
Erlene : あ、そうだ。
それらと似ているけど「女神の祝福」はダメよ。
詠唱を終えた途端に魔力が散ってしまうから。
Erlene : 理解できたかしら?
Erlene : それじゃ、早速
帯魔放出を維持しながら、
グリモアの最初の頁を開いてみて。
それだけで「署名」の儀式は完了するわ。

>>黒魔道士・赤魔道士・青魔道士以外の場合
+ ...
Erlene : って、そのままだと
帯魔放出できそうにないわね……。
Erlene : 困ったな。
グリモアに「署名」するには、
どうしても帯魔放出は欠かせないのよ。
Erlene : あなた自身の魔力を、
書に注げればいいのだけど……。
Erlene : ごめんなさい。
こればっかりは、あたしには
どうすることもできないわ。



Erlene : 帯魔放出っていうのはね。
例えば、「ファイア」などのように
一気に解放させる魔力じゃなくて
ゆっくりと洩れ出させる魔力のことよ。
Erlene : そうね、代表的なものとしては
「魔力の泉」や「連続魔」なんかがそうね。
ん~、他にもなにかあったかしら……?
Erlene : あ、そうだ。
それらと似ているけど「女神の祝福」はダメよ。
詠唱を終えた途端に魔力が散ってしまうから。
Erlene : それじゃ、早速
帯魔放出を維持しながら、
グリモアの最初の頁を開いてみて。
それだけで「署名」の儀式は完了するわ。



(魔力の泉・連続魔・アージュルロー効果中にErleneに話しかける)

Ulbrecht : シュルツ流軍学
入門おめでとう。

Erlene : ウルブレヒト……。

Ulbrecht : そう邪険にするなよ。
頼んでたベラム
届いたっていうから、取りにきただけさ。
Ulbrecht : お、これこれ!
ありがとう、助かったよ。
Ulbrecht : 知っているかな?
歴史に魔法が登場してから、すでに600年。
Ulbrecht : その間、魔法の研究は
目覚ましい進展を遂げ
数多の魔法が生みだされてきた。
Ulbrecht : だが!
その効果的な運用法となると
てんで学術的研究がされていない。
Ulbrecht : 魔道士たちは
己が魔法の技に溺れるあまり、
その使い方に対する研鑚を怠ってきたのさ。
Ulbrecht : 無論、その点では
巷の有象無象の軍学者とて同じこと。
魔法の存在を無視してきたのだからな。
Ulbrecht : しかし、我が
シュルツ流は違う!
Ulbrecht : 魔法全盛の時代に
ふさわしい、現代的で理論的な用兵・戦術を
研究している唯一の学派なんだ。

??? : いや、お見事な講義でした。
でも「生兵法は、大ケガのもと」。

Ulbrecht : ……え。

??? : ……と、教えましたよね?
ウルブレヒト?

Erlene : 先生!

Ulbrecht : こんな
危険な場所にどうやって!?

??? : 久しぶりですね
アーリーン。ウルブレヒト。
??? : 「智将は務めて敵に食む」。
道中、敵の補給牛車が通りかかったもので
近くまで便乗させてもらいました。

Ulbrecht : せ、先生。
相変わらずですね……。

??? : おっと、失敬。
あいさつが遅れてしまった。
??? : アーリーン、
こちらの方を紹介してもらえるかい?

Erlene : (シュルツ流軍学の第一人者。
グンサー・シュルツ先生です!)
Erlene : (過去のバストゥークの
英雄と同姓同名であられ、
百年に一度の不世出の天才と……)


Schultz : アーリーン。
Schultz : やめてください。
私の名に変な前口上をつけるのは。
私とて、いまだ学究の徒に過ぎないのですから。
Schultz : 君の名は?
……[Your Name]、ですね。
Schultz : 混沌の世には
ワラをもつかむ思いで
人びとは自分を救ってくれる力にすがるもの。
Schultz : それは、ある時は
優秀なカリスマ的指導者かもしれないし
ある時は絶大な威力を誇る兵器かもしれない。
Schultz : けれど、この戦争を
本当に終わらせることができるのは
軍学を修めた私たちの知識と行動しかない。
Schultz : そう私は本気で信じているんです。
いつか君にも、きっとわかる日が来るでしょう。
Schultz : おっと、いけない。
残念ながら、悠長に講釈している
時間はないんでした……。
Schultz : シュルツ流軍学は
「知行合一」。実践を重んじます。
君自身が戦いの中で研鑚して
はじめて血となり肉となる学問です。
Schultz : [Your Name]。
強大なグリモアの魔力に弄されることなく
自身が進むべき道を見極めなさい。
Schultz : それではまた、いずれ。

学者にジョブチェンジできるようになった!

だいじなもの:戦術魔道書グリモアを手にいれた!
戦術魔道書グリモア

古の魔道書に、戦術理論を加筆した写本。
現在はアストラル(不可視)化しているが
所有者の意志で、いつでも実体化できる。



Erlene : ふぅ、驚いた。
先生ったら、いつも突然なんですもの……。
Erlene : [Your Name]。
あなた、とても幸運よ。
先生のお言葉を、じかに聞けたのだから。
忘れないよう、しっかりと心に刻みなさい。



■関連項目 エルディーム古墳〔S〕 , ジョブ取得クエスト
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最終更新:2015年06月06日 17:38
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