無色のジェイド(Assai Nybaem)


ル・ルデの庭



Assai Nybaem : ……ほう、お前
なかなかおもしろい相をしている。
変わり映えのない世界に飽き飽きしているか?
少々の路銀で、余興を提供してやるぞ。
Assai Nybaem : 無色のジェイド
これを1000ギルで譲ってやろう。
手にすれば、お前の世界は一転するだろう。
Assai Nybaem : 「こんなもの1つで?」
と、疑いたくなる気持ちはよくわかる。
簡単に使い方を教えてやろう。
手にするかは、それからでも遅くはないだろう?

選択肢:どうする?

>>話を聞いてみる

Assai Nybaem : ……例えばの話だ。
Assai Nybaem : お前のいまいる世界と
隣り合わせに、だが決して交わることのない
もう1つの世界があるとしよう。
Assai Nybaem : その世界にある物は
誰の物でもなく、お前自身が好きにしてもいい。
その世界への通行証が、無色のジェイド
……といったら、お前はどうする?
Assai Nybaem : それが真実か否かは、わからない。
仮にそうだとしたら、1度は使ってみたいだろう?
これはそういった類のモノだ。
だが、厳密にこれは世界への通行証ではない。
Assai Nybaem : くく、話の腰を折って悪いな。
これは、その世界の住人への干渉を可能とするモノだ。
「真実」だ。嘘ではないぞ。
……正確には干渉されるだが、細かいことはいい。
Assai Nybaem : 私はその世界を
仮に「アビセア」と呼んでいる。
住人は「アビセアン」……とでも言えばいいか?
まあ、名前など好きに呼ぶといいさ。
Assai Nybaem : この無色のジェイド
振動と光で、アビセアンらとの距離を示す、
いわばレーダーのような役割を持っている。
Assai Nybaem : 無色のジェイドはな
アビセアから漏れ出た欠片なのだよ。
故に同じ世界の理に縛られるアビセアンらに
反応し、導きの光を射し示す。
Assai Nybaem : 互いの距離が縮まれば
無色のジェイドを持つ者の側に引っ張られ、
見えないものが、その目に見えるようになるだろう。
つまり、コンタクトが可能になる。
Assai Nybaem : アビセアンとのコンタクトで
この無色のジェイドは次第に変色していく。
その度合いに応じて、反応はより強く、大きくなり
干渉できるアビセアンの位も変化していく。
Assai Nybaem : ただし、アビセアンらは気性が荒い。
コンタクトは細心の注意を払って行うことだな。
でなければ、お前も無事では済むまいよ。
Assai Nybaem : バタリア丘陵などにある
禁断の口」と呼ばれている
奇妙な石像のことは知っているか?
Assai Nybaem : アビセアンらは
その石像のある地域を中心に行動範囲を広げている。
決して目には見えないが、無色のジェイド
アビセアンらとお前を繋いでくれるだろう。
Assai Nybaem : なぜあの石像なのかは
私が説明することではない。
いまは知らずともよい、おのずとわかることだ。
Assai Nybaem : ……もっとも、お前には
なんとなく察しがついているのではないかな?
Assai Nybaem : アビセア、アビセアン……。
Assai Nybaem : 突拍子もない話だと思うか?
そう思ったのなら、それで構わんよ。
信じる信じないは、お前自身が決めることだ。
他者である私が決めることではない。
Assai Nybaem : いまはまだ目に見えない。
だがそれが、常にそうであるとは限らないのだ。
脅威の存在を知りつつ、お前はどうする?
Assai Nybaem : 手にすれば世界が一転する。
つまりはそういうことだよ……。
Assai Nybaem : ギルは人から人へと
渡り歩くことで、強い思念を持った通貨でもある。
決して交わることのない世界を繋ぐのは
そういったモノこそ、等価として相応しいのだ。

>>無色のジェイドを買いたい

Assai Nybaem : ふふ、興味が出たようだな。
それでは、1000ギルを頂こうか。

選択肢:1000ギル支払う?

>>いいえ
  Assai Nybaem : 決して
  高い買い物ではないと思うがね。
  ……まあいい、選ぶのは自由だ。
  私はここにいる。興味が湧いたら声をかけるといい。

>>はい

Assai Nybaem : ……確かに。
ではこれが無色のジェイドだ。
Assai Nybaem : 1つ忠告をしておく。
もし不幸な事故に見舞われて手放したくなったら
いつでも言いたまえ。回収し処分してやる。
Assai Nybaem : なに、ほんのサービスだ。
アフターケアも大事だろう?

1000ギルを支払って、
だいじなもの:無色のジェイドを手に入れた!
無色のジェイド

無色透明な翡翠に似た謎の鉱物。
内部では光がさまざまな方向へ屈折し輝いている。
振動と光で「もう1つの世界の住人」を探知し、
干渉することができるらしいが……?

>>はい(ギルが足りない場合)

Assai Nybaem : ……少し足りないようだな。
取引は等価であるべきだ、そうだろう?
ないものねだりは、褒められるものではないな。

>>はい(無色のジェイドを持っている場合)

Assai Nybaem : ふふ、味を覚えたか?
だがな、無色のジェイドは多く持つモノではない。
過ぎたる欲は身を滅ぼすというのだろう?
……1つで十分なのだよ、それは。

>>無色のジェイドの使い方を聞く

Assai Nybaem : 無色のジェイドの使い方か。
なに難しいことではない、しごく簡単だ。
百聞は一見にしかずというしな、実践してやろう。
Assai Nybaem : 無色のジェイド
所持した状態でこうだ。疲れた体を休めたり
精神統一などによく使うだろう?
Assai Nybaem : こうすることで
無色のジェイドが反応し始める。
ポイントは、振動の強さと発光の見極めだ。
いいか、この状態で……
Assai Nybaem : どちらの反応もなければ
その地域には、アビセアンはいないということだ。
他の地域へ足を運んだほうが早いだろう。
Assai Nybaem : 僅かに振動するだけなら
その地域にはアビセアンは存在しない。
が、微かな気配が漂ってる状態を示している。
しばらくすれば、反応が現れるだろう。
Assai Nybaem : 僅かに振動し、ぼんやりとした
発光現象が起こったら、その地域のどこかに
アビセアンが存在する証だ。
Assai Nybaem : ……ここからが、重要だ。
互いの距離が一定以内になれば
無色のジェイドの振動と発光現象に変化が現れる。
Assai Nybaem : 振動の強さはそのまま
アビセアンの力に呼応していると思っていい。
コンタクトを取るか取らないかは、自身で判断しろ。
Assai Nybaem : 発光は導きの光と変わる。
そして、その距離がさらに縮まれば……
Assai Nybaem : 無色のジェイドを持つ者の側に
引っ張られるように、見えなかったものが
その目に見えるようになるだろう。
Assai Nybaem : ……これで、
アビセアンとのコンタクトが完了だ。
結果、なにが待っているかはお前次第だがね。
Assai Nybaem : アビセアンは気性が荒いだけでなく
狡猾なのもいる、互いの距離を詰める際には
細心の注意を払ったほうがいい。
Assai Nybaem : これは警告ととってもらって構わん。
Assai Nybaem : 無色のジェイドから放たれる光は
お前への導きでもあり、アビセアンへの導きでもある。
そう、お前だけが見えているのではない。
それを忘れないことだな。
Assai Nybaem : それと、
アビセアンは1体とは限らんぞ。
アビセアの住人というのだからな。
反応があるのは、お前と最も距離が近いモノになる。
Assai Nybaem : 小まめに確認をしたほうがいい。
突然、光の方向が変わったりした場合は
別のアビセアンに切り替わった可能性もあるわけだ。
Assai Nybaem : ……もっとも、
近づくまでは目に見えないのだ。
それが探してるアビセアンとは限らんがね。
Assai Nybaem : さて、大体こんなところだ。
あとは実際に無色のジェイドを所持して
体で覚えたほうが慣れも早いだろう。

>>ジェイドを処分したい

Assai Nybaem : 持つことに耐えられなくなったか?
……まあいい。約束どおり回収し処分しよう。
どれを引き取ればいい?

選択肢:どれを処分する?
※持っているジェイドの一覧が表示される。

選択肢:本当に処分する?
  はい
  いいえ(キャンセル)

Assai Nybaem : 目に見えぬ恐怖からの解放だな。
ひと時の平穏と、変わらぬ日常へ戻ったわけだ。
それがいいのか悪いのか、私にはわからない。
お前はどうなのだ?
Assai Nybaem : いや、つまらぬ問いだな。
無色のジェイドは処分しておく。
もしまた、興味が湧いたのなら声をかけたまえ。
私は常にここにいる。そう、常にな……。

無色のジェイドを失った。

>>立ち去る

Assai Nybaem : 決して
高い買い物ではないと思うがね。
……まあいい、選ぶのは自由だ。
私はここにいる。興味が湧いたら声をかけるといい。



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最終更新:2015年05月28日 23:09
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