デルクフの塔再び

● 
Return to Delkfutt's Tower
ジラートの王子達の
「神の扉計画」を阻止すべく
クフィム島にあるデルクフの塔へ急げ!


ジュノ下層 / 天晶堂


Aldo : お前か。ノーグでも言ったように、
フェレーナの姿が見当たらない。
オズトロヤ城でお前と会ったらしいが、その後
ふさぎ込んで自分の部屋から出てなかったんだ。
Aldo : しばらくそっとしといてやろうと
思ってたら、いつの間にか出ていって
それっきりだ。一体、どこへ行っちまったんだ?
お前も何か聞いたら教えてくれ、頼む。

Lion : アルド
Lion : フェレーナの居場所が分かったかも
しれないわ。

Aldo : ホントか?

Lion : ええ。
ジュノの親衛隊長ウォルフガングが率いる
精鋭部隊に、フェレーナが連れ去られてしまった、
という話を聞いたの。

Aldo : ウォルフガング……?
やはりカムラナートが黒幕か。

Lion : そしてフェレーナを連れたウォルフガングらは
デルクフの塔に向かった、という話よ。
アルド、無論あなたも来るわね。

Aldo : もちろんだ。
こっちの準備が出来次第、殴り込みをかける!



Aldo : カムラナートめ、
人をこけにしやがって! しかもフェレーナを
巻きこむとはな。オレがこれだけ怒りを感じたのは
あの時以来だ……。

Garnev : ライオンが来たってことは、
なんかあったんだな。オレたちはボスの
命令が出るまで動けねぇから、なんかじれったいぜ。

Yin Pocanakhu : いつもはここでゆっくり
ノーグの話でもしていくライオンが、
来たと思ったら挨拶もそこそこに行っちまったよ。
いったい何をあんなにあわててたんだろうね?

Sattal-Mansal : さっき久しぶりに
ライオンのやつがボスんところに来てたけど
いったい何の話だったんだろう?


デルクフの塔下層


Lion : 一体ここでなにが行われているというの?
フェレーナまで巻き込んで。

Aldo : 待たせたな、ライオン。
さぁ、案内してくれ。

Lion : 問題は虹の祈りね。
あれがないとやつらには
近づけないわ。

Aldo : なに?
お前、そいつを用意してないってのか?

Lion : そこは大丈夫。

Zeid : ……またお前か。
こんなところになんの用だ。


Lion : あなたと同じ、って答えじゃ不満?

Zeid : 私は仲間なぞいらぬ。
大体お前たちは虹の祈り
持っていないだろう。どうするつもりだ?

Lion : あなたなら持っていると思った。
悪いけど、便乗させてもらうわ。

Zeid : 勝手にするがいい。

Lion : 相変わらずね。
さぁ、アルド行きましょう。

Aldo : あぁ。オレは天晶堂のアルドだ。

Zeid : ザイド、だ。
私の足手まといにだけはなるな。

Lion : まったく……。

Aldo : フェレーナ、オレが行くまでの辛抱だ。


天輪の場



Kam'lanaut : お前達、まだ生きていたのか?
ふん、いいところに来たな。じきに
このクリサリスが息をふきかえす。

Aldo : クリサリス……?

Kam'lanaut : お前の足元にあるのが
デルクフの制御システム、クリサリスだ。
こいつをよみがえらせれば、再びトゥー・リアは
姿をあらわす。

Lion : トゥー・リアって……、神の扉と
呼ばれた、空に浮かんでいたという島?
古代の都とともに、消滅したんじゃなかったの?

Kam'lanaut : 今もトゥー・リアは
天空で眠っている。我らと同じだよ。
ずっと待っていたのだ、目覚めの時を。
Kam'lanaut : トゥー・リアが眠りから覚めれば、
永遠の楽園はすぐそこだ。

Lion : ずっと眠っていたと言うの、あなた達
ジラートの生き残りも、このデルクフの塔で……!?

Kam'lanaut : ああ、そうだ。
30年前、ラオグリムが北の地で
クリスタルと接触した時、
その力の一部がここへ流れ込んできた。
Kam'lanaut : おかげで、ようやく我らも
目覚めることができたというわけだ。
長い、長い眠りから、な。今一度、神の扉を開き、
真世界をとりもどすために……!

Zeid : おまえ達の時代は、
はるか昔に終焉を迎えたはずだ。いまさら、
真世界などというものを求めてどうなる!?

Kam'lanaut : ふん、今も多くの人間が
心のどこかで信じているのではないか?
このヴァナ・ディールのどこかに神の扉がある、
その扉の向こうに永遠の楽園がひろがっている、と。

Zeid : むぅ……!

Kam'lanaut : クリスタルの楽園と、神々。
傷ひとつなき、完璧な純粋さ……、永遠の
クリスタルの輝き……。
Kam'lanaut : そういうビジョンもあるのだよ、
この世界には。お前達は共有できぬような……。

Aldo : ふざけるな!!
おまえはジュノのみんなを、オレ達みんなを、
これまでずっとだまし続けて来たんだ!
Aldo : 結局は、神の力で世界を
支配したいだけなんじゃないのか!?
違うか、カムラナート公!?

Kam'lanaut : ククク……!
Kam'lanaut : ハーッハッハッ! そう、その通りだ。
私はクリスタルの意志なのだからな。
Kam'lanaut : 真のクリスタルの力で、
この星を我がものとしてやろう!
現れよ、クリスタルの五戦士!!


Aldo : なんだてめぇらは?

Kam'lanaut : 貴様たちにはこいつらで十分だ。
Kam'lanaut : フッ、またも招かれざる客の
登場か……。



(Qe'lov Gateを調べる)

虹の祈りが反応した!

Kam'lanaut : ふん、愚か者が
死にに来たか……。いいだろう、この私が
相手をしてやる。
Kam'lanaut : お前達は皆ここで……、
クリスタルのために、死ね!!




『デルクフの塔再び』でバトルフィールドに突入!
現在このエリア内にいるパーティメンバーのうち
自分を含めた6人がバトルフィールドに入れます。
制限時間:30分
現在の『デルクフの塔再び』ベストタイム:[Number]分[Number]秒
記録保持メンバー:[PC Name]ほか[Number]名


[Your Name]は、Kam'lanautを倒した。



Kam'lanaut : なぜだ?
クリスタルの意志たるこの私が……。
どうして、ただの人間などに!?
Kam'lanaut : お前たち、なぜ私が倒れるのを
黙って見ている!?

Eald'narche : 残念でした。
クリスタルはおまえなんか必要じゃないってさ、
カムラナート。


Kam'lanaut : エルドナーシュ!?
な、なぜだ……? どういうことだ………

Eald'narche : クリスタルに選ばれた者などと
思い込んだのが、そもそもの思い上がり
だったんだよ、カムラナート。

Kam'lanaut : クリスタルは、私を
必要としていないだと……? まさか……、
まさか、私を見捨てると言うのか!?
Kam'lanaut : しかし、私がいなければ
トゥー・リアは復活しない!

Eald'narche : ご心配なく。
クリサリスの制御なら大丈夫さ。
Eald'narche : さぁ、舞台の準備だ。

Zeid : ウグッ!

Lion : ウッ!!

Aldo : フェレーナ!? 大丈夫か、フェレーナ!!

Eald'narche : うるさいな、おまえ。
僕がクリサリスの鍵となる大事なこいつに、
なんかするわけないだろ?
Eald'narche : だけど、拾いものだったよ、この娘は。
まさか、こんな優れた共鳴能力を有する個体が
現存していたなんて、ね。

Kam'lanaut : ま、まさか……、それでは……

Eald'narche : さよなら、
クリスタルのみもとへお帰り……、哀れな弟よ。

Kam'lanaut : く……! どうして……?
兄さ……ん……


Lion : 弟!? それじゃ、あなたが……
ジラートの王子の、兄の方なの!?

Eald'narche : ああ、この姿か?
クリスタルと接触した時点で、僕の成長は
止まってしまったんだ。
Eald'narche : 1万年も待ったよ。
最初の計画も丸つぶれさ。

Lion : 計画というと……神の扉を開くための!?

Eald'narche : そう。神の扉を開くには、
このクリサリスの復旧が必須なのに、
ラオグリムのヤツがノイズとして
割り込んでどうしようもなかったんだ……。
Eald'narche : そんな時、運良くラオグリムが
おまえ達の手で闇の王から解放され、ノイズは
消えた。で、ヤツは語り部だというじゃないか?
それで、ぴんと来た。
Eald'narche : 語り部だけが持つという
失われたはるか『古の種の記憶』があれば、
クリサリスを復活させられるぞって。

Zeid : 『古の種の記憶』? ラオグリムは
そんなものを持ってはいまい。

Eald'narche : おまえ達は知らなくて当然だよ。
ヤツ自身もそのことを知らないはずさ。
遺伝子レベルで書き込まれた記憶だからね。
Eald'narche : 僕にとっては、ヤツの抜け殻である
闇の王の首さえ手に入れば、負け犬なんかに
用はないけどね。

Aldo : おまえがそんなものを
手に入れたところでどうしようもないだろう!?

Eald'narche : ……そこで、
おまえの妹、フェレーナの出番だ。
Eald'narche : あの娘は獣人どもと共鳴し、心を
通わせていたというじゃないか。
Eald'narche : その共鳴能力で
『古の種の記憶』をこのデルクフの塔に響かせれば、
クリサリスは復活し、トゥー・リアを呼び戻せる。
Eald'narche : トゥー・リアを呼び出してしまえば、
後はもう向こうですべて準備できるんだ。
Eald'narche : これでようやく当初の予定どおり
ことを進められる。
Eald'narche : さあ、フェレーナ。


Aldo : やめろッ! 何をするつもりだ?

Zeid : ム……! あれが……!?

Eald'narche : そうさ。見ろ、あれが神の扉
トゥー・リアだ!


Lion : 神の扉……。

Aldo : フェレーナ!!

Eald'narche : さっきからうるさいな、おまえ。
そんなに大事なら返してやるよ。

Aldo : !!
Aldo : フェレーナ! しっかりしろ、フェレーナ!
目を開けてくれッ!

Eald'narche : おまえ達も、神の扉を
くぐりたくはないか? 永遠とは何なのか、
知りたくないかい? どうだい?
トゥー・リアに来て、自分達で確かめなよ。
Eald'narche : 神の扉が開き、楽園に入れば、
一番幸せを感じるのは、まちがいなく
おまえ達、人間だよ。
Eald'narche : 人間はいつも、答えの出ない
問いを、飽きもせず繰り返してきたからね。
僕が、答えを与えてあげるよ。神の扉、
トゥー・リアで。
Eald'narche : おまえ達の命が生きるに値しないと
わかった時は、世界のすべてをクリスタルに
変えてやろう。美しい、永遠の暁……、
クリスタルの世界に……。

Lion : 勝手なことを……!

Eald'narche : そうかい?
ならば、おまえ達もトゥー・リアへ来て、
自分達で確かめるんだね。
Eald'narche : ただし、神の扉を
くぐれるのは、クリスタルにその力を認められ、
光の洗礼を受けた者のみだ。
Eald'narche : まずはロ・メーヴへ行って、
それを証明しておいで。
そうすれば、トゥー・リアへの道は開かれる。

Zeid : 待てッ!

Aldo : てめぇ!

Lion : 待ちなさい!!

Eald'narche : フフフ……、
アハハハハ……!!

Zeid : 誰かがエルドナーシュを
止めないと、このヴァナ・ディールの地は
終わりの時を迎えてしまうかもしれぬ……。

Lion : とにかく、私はノーグに
戻って、父にこのことを話してみるわ。

バトルフィールドクリアタイム:[Number]分[Number]秒
現在のベストタイム:[Number]分[Number]秒


称号:いにしえを屠る者


ジュノ下層 / 天晶堂


Garnev : ボスが意識不明の
フェレーナ様を運んできた時にはビックリしたぜ。
あのタフなボスがボロボロだったもんな。
Garnev : いったい、デルクフの塔で
何があったんだ? 恐ろしくてとても聞けやしねぇ。

Yin Pocanakhu : フェレーナがデルクフの塔で
つかまってただなんて……。アタシはてっきり
兄妹ゲンカだと思ってたのに! あぁ、
アタシのバカッ!

Sattal-Mansal : フェレーナお嬢さんが
帰ってきたけど……、意識が戻らないなんて。
そんな残酷なことがあるかい? お嬢さんが
何をしたっていうんだ?
Sattal-Mansal : いったい、デルクフの塔で
何があったってんだ?
あんたもそこにいたんだろ、教えてくれよ!?

選択肢:どうしようか?

>>教える
  Sattal-Mansal : ……いや、いい。
  お嬢さんに何があったとしても、今オイラが
  できることは、意識が戻るように祈ることだけ
  だからな。

>>教えない
  Sattal-Mansal : クッ、教えられないぐらい
  ツラいことがあったのか……。
  いい、オイラは聞かないことにする!



Aldo : あぁ、あんたか……。
大変だったな。見たところ無事でなによりだ。
Aldo : オレは大丈夫なんだが、
フェレーナの意識が戻らないんだ……。
ちょっと来てくれるか。
Aldo : おそらく、相当な精神汚染を受けたはずだ。
あいつにあんな能力があっただなんて
全然知らなかった……。
Aldo : いや、オレはあいつのことで
知っていることなんてあったのか!?
Aldo : あいつのことなんて
何も理解しようとせずにただ自分がよければ
それでいい、と思っていたんだ、オレは……。

Verena : 兄さん……。

Aldo : フェレーナ!
オレが分かるか、フェレーナ!


Verena : えぇ……。大丈夫、分かるわ、兄さん。

Aldo : じゃあ、あそこでの……、
天輪の場での出来事をお前は覚えているか……?

Verena : 意識はなかったけど……。
まるで演劇を観ていたような感じで、覚えてる。

Aldo : ……そうか。

Verena : 闇の王の意識が私を支配して……

Aldo : ……言うな、フェレーナ。もう終わった
ことだ。お前がこうして無事に生きていてくれた
だけでも、オレは天に感謝したい気持ちだ。

Verena : 兄さん……。

Aldo : [Your Name]、
オレたちを心配してここまで来てくれたことに
感謝する。だけど今のオレにはもうあいつを
追いかける気力はない……。すまないな。



Aldo : [Your Name]、
オレたちを心配してここまで来てくれたことに
感謝する。だけど今のオレにはもうあいつを
追いかける気力はない……。すまないな。

Sattal-Mansal : そうか、お嬢さんの意識が戻ったか。
そいつは、そいつはよかった、ホントに……。
オイラもお見舞いに行きたいところだけど
でも、どんな顔すりゃいいんだか……。


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最終更新:2014年08月15日 19:21
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