依頼者:
パニエル(Pagnelle)
/ 西アドゥリン・MUM.ワークス
依頼内容:
ラプトルのボラハールが
厩舎を逃げ出し、人を襲ったという。
被害者であるイルニーに
話を聞いてきて欲しい。
Pagnelle : マッマーズ・ワークスへ
ようこそ。
Pagnelle : MUM.ワークスは
開拓の疲れを癒すため、
みなさんに娯楽を提供しています。
Pagnelle : 中でも人気なのは
ララ水道の「水園の決闘場」で開催される
ラプトルの闘大会。
Pagnelle : せっかくなので
こちらについて、ちょっとご紹介しますね。
Pagnelle : ラプトルの闘大会は
ラプトルを1対1で闘わせる競技です。
最後まで勝ち進んだラプトルが優勝となります。
Pagnelle : いま一番
注目されているラプトルはビシャス・ボラハール。
得意の飛び蹴りが強烈で、優勝経験も豊富です。
Pagnelle : それから
テネシャス・ティロッドというラプトルも
密かな人気を誇っています。
Pagnelle : ティロッドは
デビューしてから優勝したことが一度もないのですが
その頑張りに心を動かされるお客さまが
多いみたいですね。
Pagnelle : ふふ、あなたもそろそろ
見物したくなってきたんじゃないですか?
Pagnelle : ご安心ください。
闘大会は近々、開催が予定されています。
ぜひ、楽しんでくださいね。
Aristide : 残念だが、
闘大会は中止せざるを得ないな。
Pagnelle : あなたたちは
ピースキーパー・ワークスの……
どういうことですか?
Aristide : お宅のラプトルが
傷害事件を起こしたんだ。
マイスターのフラヴィリア殿はいるか?
Pagnelle : 傷害事件ですって?
Flaviria : あー、いたいた。
ウェスリー、どこほっつき歩いてたのー?
探したんだよ。
Wesley : マイスター……。
Aristide : やあ、ちょうどいい。
フラヴィリア殿に話があったのですよ。
Flaviria : ん?
PCK.ワークスのもんがうちに何の用?
Flaviria : 困るよぉ、
勝手にウェスリーを引っ張りだしちゃ。
闘大会の準備で大忙しなんだからさ。
Pagnelle : マイスター……。
この人、うちのラプトルが傷害事件を
起こしたって言うんです。
Flaviria : なんだってぇ?
Aristide : お宅のラプトルが
厩舎を脱走して、住民に危害を加えたんですよ。
Aristide : 先ほど
我々が捕らえたが、一歩遅ければ
どうなっていたことか……。
Flaviria : ちょっと待ってよぉ。
厩舎を脱走ったって、ウェスリーが
付いていながら、そんなことあるわけないって。
Wesley : 申し訳ありません……
ちょっと目を離した隙に……。
Flaviria : ……マジ?
Aristide : ええ。
現状の管理体制に問題があるのではないですかねぇ?
またいつ同じ事態が起きるとも限らない。
PCK.ワークスとしても、頭が痛い問題なのですよ。
Aristide : つきましては
早急に今後について話し合いをと伺ったわけです。
我がワークスまで、ご同行していただけますかね?
MUM.マイスター、フラヴィリア殿。
Flaviria : わかったよ。
あ、二人はここでおとなしくしといてね。
事をややこしくしちゃ面倒だからさ。
Pagnelle : まさか、
こんなことになるなんて……。
Wesley : 本当に
申し訳ありません……
自分がもっと気をつけていれば……。
Pagnelle : ウェスリー、
事件を起こしたのはどの子なの?
Wesley : …………。
Wesley : ……ボラハールです。
Pagnelle : なんですって!?
Pagnelle : そんな……
ボラハールが人に危害を加えるなんてこと
するわけないわ……!
Wesley : ……でも
PCK.ワークスの話を聞く限り、
本当みたいなんです……。
Wesley : 襲われたのは
居住区に住むイルニーという方みたいで……。
Pagnelle : だったら、
その人に話を聞きにいってみるわ!
Wesley : だ、だめですよ……!
さっきマイスターにおとなしくしてろって
言われたじゃないですか。
Pagnelle : でも……!
Pagnelle : あ、あの……。
Pagnelle : いきなり
あなたにお願いするなんて……
失礼だってこと、よくわかってます。
Pagnelle : でも、
ボラハールが人を襲うなんて
どうしても信じられなくて……。
Wesley : ボラハールは
彼女が森で魔物に襲われそうになったときに
助けてくれたラプトルなんです。
Pagnelle : MUM.ワークスに
迎えいれられたのも、それがきっかけで……
今回の事件は何かの間違いだと思うんです……!
Pagnelle : お願いです……
私のかわりに、居住区のイルニーさんを
訪ねてみてはもらえませんか?
選択肢:どうしますか?
>>断る
+
|
... |
Pagnelle : ……わかりました。
Pagnelle : お願いです……
私のかわりに、居住区のイルニーさんを
訪ねてみてはもらえませんか?
|
>>引き受ける
Pagnelle : ありがとうございます!
えっと……あの、すみません。
あなたのお名前を教えていただけますか?
Pagnelle : [Your Name]さん、ですね。
どうか、よろしくお願いします!
Pagnelle : お願いです……
私のかわりに、居住区のイルニーさんを
訪ねてみてはもらえませんか?
Pagnelle : どうか
よろしくお願いします!
>>通常時
+
|
... |
この街は広すぎて、老体に堪える。
お前さんも、道に迷わないようにな。
|
Gontrain : ん?
お前さん、居住区に行きたいのか?
それなら、そこの道を入るといいぞ。
…………………………………………………………………………………………
Ilney : 誰だ?
Ilney : え?
ラプトルに襲われたときのことを
聞かせてほしい……?
Ilney : いいぜ。
入ってこいよ。
Ilney : ふうん、
このあたりでは見かけない顔だな。
ひょっとしてあんた、冒険者ってヤツか?
Ilney : ま、どっちでもいいや。
そんなことより、ラプトルの話だったな。
Ilney : 悪いけど
このまま話させてもらうぜ。
まだ傷が痛むんでね。
Ilney : 俺はあの日……
朝早く、市場に買い物に出かけたんだ。
Ilney : その後
家に帰ろうとして居住区に入ったら、
目の前にラプトルがいたんだよ。
Ilney : びっくりして
俺はとにかくその場から逃げようって考えたんだ。
でも、腰が抜けちまってな……。
Ilney : 誰かを呼ぶ暇もなく
奴が上から飛びかかってきて、このザマだよ。
Ilney : ……まったく
迷惑な話だよな。だいたいモンスターを
娯楽になんて使うから、こんなことになるんだ。
Ilney : MUM.ワークスってのは
危ないとこだぜ。
Ilney : みんなに
楽しんでいただくためだとか言って
平気でヤバいことやってるんだからな。
Ilney : あ、イテテ……
また傷が痛みだしやがった。
Ilney : そろそろ
横にならせてもらうよ。
もういいだろ? 帰ってくれ。
…………………………………………………………………………………………
Distrova : ちょっと、あんた。
ここの人の知り合いかい?
Distrova : いやね、最近
見かけないから、どうかしたのかと思って。
Distrova : えっ?
MUM.ワークスんとこのラプトルに襲われたって?
Distrova : そんなことがあったのかい。
わたしもラプトルの闘大会は好きで
よく見にいくんだけど、怖いねぇ。
Distrova : わたしゃ
てっきり病気にでもなったのかと思ってたよ。
あの人、この前「ロックベリー」をたくさん
持ち歩いてたからさ。
選択肢:何か聞く?
>>ロックベリー?
Distrova : 名前の通り、
かちこちに硬いベリーさ。
どんなに頑丈な歯と顎があっても、
人間が食べるようなもんじゃないよ。
Distrova : あんなもん食べて、
お腹でも悪くしてやしないかと心配してたんだよ。
>>聞かない
Distrova : あんなもん食べて、
お腹でも悪くしてやしないかと心配してたんだよ。
Distrova : ……ああ、
引きとめちゃって悪かったね。
それじゃ、失礼するよ。
Pagnelle : イルニーさんに
話を聞いてきてくださったんですね!
ありがとうございます!
Pagnelle : それで
どうでしたか? イルニーさんの具合は……。
Pagnelle : そうですか……
まだ傷が痛むと……
じゃあ、本当にボラハールが……。
Pagnelle : え……?
イルニーさんがロックベリーを持ち歩いていた?
近所の方が、そう言ってたんですか?
Pagnelle : ロックベリーは
ラプトルの大好物なので
ここの厩舎にはたくさんありますけど……
Pagnelle : 栄養があまりよくないので、
特別なときにしか与えてないものです。
Pagnelle : そんなものを
どうしてイルニーさんが……。
Aristide : ウェスリーはいるか?
Pagnelle : あなたたち……
今度は何の用ですか?
Aristide : PCK.ワークスで
協議した結果、お宅のラプトルは
すべて処分することが決定した。
Aristide : ラプトルどもを
1匹残らず引き渡してもらおう。
Wesley : 処分……?
それはいったい、どういう……。
Aristide : 処分は処分だ。
言わずとも想像がつくだろう。
Pagnelle : そんな……
そんなこと、うちのマイスターが
お許しになるはずがないわ!
Aristide : フラヴィリア殿も
了承している。ちょうど今、
事件を起こしたラプトルと面会しているところだ。
Pagnelle : !!
Aristide : ウェスリー、
厩舎に案内してくれ。
Wesley : どうか……
もう一度考えなおしてはもらえないでしょうか?
Wesley : 今回のことは
自分の不注意が原因です……
自分がどんな責任でも取りますから、どうか……!
Aristide : おまえひとりが
責任を取ったところで、なにも変わらん。
もう決まったことだ、あきらめるんだな。
Pagnelle : ……わかりました。
Wesley : パニエルさん……!
Pagnelle : そちらの決定どおり
ラプトルはすべて引き渡します。
Pagnelle : でも、その前に……
ロックベリーを食べさせてやりたいんです。
もう少し待っていただけませんか?
Aristide : ……いいだろう。
好きにするがいい。
Pagnelle : ウェスリー、すぐに用意を。
Wesley : は、はい……。
Wesley : パニエルさん……!
Pagnelle : 用意はできた?
Wesley : そ、それが……
ロックベリーがないんです。一房も……。
Pagnelle : え……?
でも、この前まであったじゃない。
Wesley : そのはずなんですが
どういうわけか見当たらなくて……。
Aristide : ……まったく、
エサの管理もなっとらんのか。
では、もう連れていくぞ。
Pagnelle : 待ってください!
すぐに新しいロックベリーを仕入れてきますから……
まだ連れていかないでください!
Aristide : すぐに
仕入れるって言ったって、ロックベリーは
そこらで売ってるようなものじゃないだろう。
Aristide : 開拓者から聞いた話では
森で手にはいるようだが……
Aristide : あんたみたいのが
簡単に辿り着ける場所じゃあ
ないと思うんだがなぁ?
Pagnelle : それは……。
Aristide : ふん、まあいい。
後生だ、少しの間なら待ってやろう。
急いで始末……おっと、処分する必要はないんだ。
一匹ずつ、お別れを言っておくといい。
Aristide : いくぞ。
Pagnelle : [Your Name]さん!
もう一度だけ、頼みをきいてもらえませんか?
Pagnelle : なんの罪もない
あの子たちがこのまま連れていかれるなんて
あまりにも惨めで……。
Pagnelle : せめて、最後に
ロックベリーを食べさせてやりたいんです!
Pagnelle : ロックベリーは
森で収穫すると、手にはいることがあります。
Pagnelle : あの子たち
みんなの分……3房、なんとか
集めてきてはもらえませんか……?
Pagnelle : ごめんなさい。
本来なら私たちが採りにいくべきなんですが
険しい東ウルブカの地をかき分けて
いけるほどの力がないんです……。
Pagnelle : ……どうか!
どうか、よろしくお願いします……!!
Pagnelle : ロックベリーは
森で収穫すると、手にはいることがあります。
Pagnelle : あの子たち
みんなの分……3房、なんとか
集めてきてはもらえませんか……?
Pagnelle : ……どうか!
どうか、よろしくお願いします……!!
※採集をして3個入手する。
だいじなもの:ロックベリーの房を手にいれた!
ロックベリーの房
ラプトルの大好物。
その名の通り、岩のように固く
そのままでは食べられそうにない。
Pagnelle : これは
ロックベリー……!
あっ、ありがとうございますっ!!
Pagnelle : さぁ、厩舎に行きましょう!
Wesley : ああ、待ってましたよ。
採ってきていただいて
どうもありがとうございました。
Wesley : さ、手分けして
ロックベリーを与えてやりましょう。
ラプトルはロックベリーを
おいしそうに食べている……。
Pagnelle : おかしいわね……。
Wesley : どうしたんですか?
Pagnelle : ティロッドが
ちっとも食べないの。お腹いっぱいみたい。
Wesley : はて……。
Pagnelle : あら……?
口になにか付いてるわ。
Pagnelle : これは、
ロックベリー……?
Pagnelle : まさか、
ロックベリーがなくなってたのって
ティロッドが食べたから……?
Wesley : それって、
ティロッドまで脱走したってことですか?
Wesley : でも
ロックベリーを保管していた棚が
荒らされた形跡はありませんよ?
Pagnelle : そうよね……
じゃあ、どうしてかしら……。
Pagnelle : え?
イルニーさん……?
Pagnelle : ああ、そうそう。
イルニーさんが
ロックベリーを持ち歩いていたんだったわね。
Pagnelle : じゃあ、ひょっとして
イルニーさんが厩舎にあったロックベリーを
ティロッドにあげたのかしら?
Pagnelle : いったい
なんのために……。
Aristide : おや、
ロックベリーが手に入ったのか。
それなら、最後の晩餐としてはもう十分だな。
Aristide : 悪いがこいつも仕事なんでな、
引き取らせてもらうぞ。
Aristide : ウェスリーは
PCK.ワークスまでラプトルどもを誘導してくれ。
Wesley : ……はい。
Pagnelle : ……っく……
ううっ……。
Flaviria : あらら、
パニエルちゃん、泣かないでー。
Pagnelle : ま……
マイスタあぁっ……
どうして処分なん……てっ……。
Flaviria : ごめんごめん、
面会する口実が必要だったんだよぉ。
Flaviria : PCK.ワークスが
本当にボラハールを捕まえたのか
確かめたかったんだよねぇ。
Flaviria : だって
あのボラハールだよー?
そう簡単に捕まるなんて思えなくてさぁ。
Pagnelle : 面会の口実って……
マイスターはそんなことのために
あの子たちを犠牲にしたんですか……!?
Flaviria : いやだなぁ。
犠牲にするつもりなんて、ないってば。
そうなる前になんとかするよー。
Pagnelle : でもっ……
さっきみんな連れてかれちゃっ……。
Pagnelle : うああぁぁっっ。
Flaviria : ありゃりゃ。
困ったなーこれから証人が必要だってのに。
Flaviria : ん?
ああ、PCK.ワークスが捕らえたのは
間違いなくボラハールだったよ。
Flaviria : でもさ
やっぱり、どう考えても
PCK.ワークスが捕らえたとは思えないんだよねぇ。
Flaviria : あたしが思うに、
裏にラプトルに詳しい協力者がいるよ。
Flaviria : そいつを
あぶりだすために、
ちょこっと細工をしてきたんだけどぉ……。
Aristide : いたぞ、
ラプトルはあっちだ!!
Flaviria : ビンゴぉ。
Aristide : ララ水道に
逃げ込んだぞ!! すぐに捕まえろ!!
Flaviria : さてと、そんじゃ
君もララ水道に行ってもらおうかな。
Flaviria : え、なんでって?
なんだかんだと、世話焼いてくれたんでしょ?
だったら最後まで付き合うのが筋じゃん。
Flaviria : まぁまぁ、
悪いようにはしないからさ。
Flaviria : ほら
あたしが行ったら、目立っちゃって
協力者が出てこなくなっちゃうし。
Flaviria : ララ水道に
PCK.ワークスの詰所があるのは知ってるかな?
あそこを見張っといてねー。
Pagnelle : ……マイスターが
ララ水道にあるPCK.ワークスの詰所を
見張るようにって言ってましたけど……。
Pagnelle : いったい
なにが始まるんですか……?
Aristide : おい、
ラプトルは見つかったか?
Soltargan : さっき発見したんだが
あっという間に逃げられてしまった……。
Aristide : そっちもか……
まったく、想像以上にすばしっこい奴だな。
Aristide : あんなすばしっこいのを
「あいつ」は、どうやって捕まえたんだ……?
??? : 「囮」を使うんだよ。
Aristide : 誰だ、おまえは。
こんなところで何をしている!
そいつは処分する予定のラプトルだぞ!
??? : 俺だよ、俺。
Aristide : イルニー……!
おい、しばらく出てくるなと言っただろう!
Ilney : あんたたちが
ずいぶん手こずってるからさ。
ラプトルを捕まえたら、とっととずらかるよ。
Ilney : 俺は
こいつをロックベリーで釣って、
うまく利用したんだ。
Ilney : あのラプトルは
こいつのために身代わりになって捕まったんだぜ。
泣けるだろ?
Aristide : なるほど……。
Ilney : 見てな。
こいつを何発かぶん殴れば、出てくるぜ。
Ilney : ほらな?
Ilney : ん?
おまえはたしか、この前の……。
Flaviria : へぇ、
元気そうじゃん。イ・ル・ニ・ー・さ・ん?
Ilney : ……チッ、
罠だったってわけか。
Flaviria : へへ。
ボラハールに面会したとき
檻に細工させてもらったよぉ。
Aristide : なん……だと……!?
くっ、最初からそれが狙いで……。
Flaviria : まさか
あんたたちがこんなに芸達者だったなんてねー。
なんなら、うちのワークスに来ればいいのに。
Aristide : だ、誰が
あんなチャラチャラしたワークスになんぞ……!
Flaviria : チャラチャラねぇ……。
Flaviria : だったら、
そのチャラチャラしたワークスの大事な商品を
とんだ言いがかりで処分しようとしたあんたたちは
いったい、なんだろうね?
Aristide : そ、それは……。
Gratzigg : 何事だ?
Aristide : グラッツィグ様……!
Flaviria : お、
グッドタイミングー。
ラプトルの処分の話、聞いたー?
Gratzigg : ああ。
俺もその件は、なにかおかしいと
思っていたところだ。
Flaviria : でしょぉ?
うちのラプトルが脱走して、人を襲うなんてさぁ。
この人たちの作り話だったっぽいよー?
Gratzigg : なに、
それは本当か!?
Aristide : も……
申し訳ありません……。
Gratzigg : なんということを……!
Gratzigg : フラヴィリア、
部下たちが多大な迷惑をかけて、すまなかった。
どうかここは、俺に免じて許してほしい。
Flaviria : んーどうしようかな。
スカウト・ワークスに話したら
おもしろいことになると思うんだよねぇ。
Gratzigg : ……フラヴィリア。
事をあまり荒立てては、双方にとっても
利がないとは思わないか?
Gratzigg : ふ、正直言えば、
こいつらの手前、俺のメンツもある。
二度とこのような事態が起きぬよう、約束する。
Flaviria : そぉ?
そんなら、いいかな。
Gratzigg : 感謝する。
こちらで引きとったラプトルたちは、すぐに返そう。
一緒に来てくれ。
Flaviria : ……まったく、
あいつもとんだ芸達者ときたもんだ。
Flaviria : あれ、君
気づかなかったー?
Flaviria : グラッツィグは
部下のせいにしてるけど、ぜーんぶ
あいつが企んだに決まってるじゃん。
Flaviria : あいつは
開拓推進派を貶めるためなら
なんだってするもん。こわいよねぇ。
Flaviria : あとあの
イルニーってやつは
ウルブカ・ワーデンズのもんだと思うよ。
Flaviria : ウルブカ・ワーデンズっていうのは
開拓に反対してるグループだからさぁ。
PCK.ワークスと手を組むのも頷けるってわけ。
Flaviria : ……っと、
そろそろ行かなきゃ。
Flaviria : 君は
パニエルちゃんに、ラプトルたちは
もう大丈夫だって伝えといてくれるかな?
Flaviria : 早く
安心させてあげたいからさ。
頼んだよぉ。
Pagnelle : ……あ、ごめんなさい。
私ったら、ぼーっとしてしまって。
Pagnelle : あの子たちが連れていかれた
ショックがまだ抜けなくて……はぁ。
Pagnelle : これから
MUM.ワークスはどうなってしまうんでしょう……。
Pagnelle : え……?
今回の事件はすべて
PCK.ワークスの偽装工作だったですって?
Pagnelle : じゃあ、
あの子たちは……!?
Flaviria : わっ、こら
おとなしくしなって!
Pagnelle : ボラハール……
みんな……無事だったのね!
Wesley : ああ……
よかった……本当によかった!
Flaviria : さぁ、
二人ともそのくらいにして
とっとと闘大会の準備を始めるよ。
Wesley : はいっ!
Pagnelle : また、あの子たちと
お客さまを楽しませることができるなんて
夢みたいです。
Pagnelle : これもみんな
[Your Name]さんのおかげです。
なんとお礼を言ったらいいか……。
Pagnelle : ……そうだわ。
これ、受け取ってください。
私の感謝の気持ちです。
Pagnelle : 闘大会は
ララ水道の「水園の決闘場」で開催されます。
[Your Name]さんもぜひ、
いらしてくださいね。
同盟戦績1000ベヤルドを手にいれた!
Pagnelle : 闘大会は
ララ水道の「水園の決闘場」で開催されます。
[Your Name]さんもぜひ、
いらしてくださいね。
>>通常時
+
|
... |
Yeggha Dolashi : ここ「水園の決闘場」では
マッマーズ・ワークス主催による
ラプトルの闘大会が定期的に開催されている。
Yeggha Dolashi : 残念だが
現在は開催期間ではない。
次回を待つように。
|
Yeggha Dolashi : 「水園の決闘場」では
現在、ラプトルの闘大会が開催されている。
観覧希望の者か?
選択肢:闘大会を見ますか?
>>いいえ
Yeggha Dolashi : もったいないことを……
かわりに私が見たいくらいだ。
>>はい
Yeggha Dolashi : では、中へ入れ。
存分に楽しむといい。
…………………………………………………………………………………………
Zenngar : レディース・
アーンド・ジェントルメーン!
Zenngar : これより
MUM.ワークス主催による
ラプトルの闘大会を開催いたします!
Zenngar : さっそく
初戦を飾る2匹のラプトルの入場です!
Zenngar : 鉄壁の申し子
フィアレス・フィスマール!
Zenngar : 不屈の精神を誇る
テネシャス・ティロッド!
Zenngar : 第2戦に
進むことができるのは、勝者のみ!
さぁ、戦いの火蓋が切って落とされます!
Zenngar : レディー、GO!!
Zenngar : さぁ、それでは
いよいよ最後の戦いです!
Zenngar : 登場するのは
もちろん前回の優勝者、ビシャス・ボラハール-!!
Zenngar : ティロッドが
まさかボラハールと戦うことになろうとは
いったい誰が予想したでしょうかっ!?
Zenngar : ティロッドは
はたして初優勝となるのか!?
Zenngar : それとも
王者に君臨するのは、やはり
ボラハールなのか!?
Zenngar : いよいよ
運命の戦いが始まります!!
Zenngar : レディー……GOッ!!!
Zenngar : おや……
これはどうしたことでしょう?
どちらも戦意喪失か……!?
Zenngar : おおっと、
先にしかけたのはティロッド!!
Zenngar : しかし、かわされたーっ!!
Zenngar : 今度は
ボラハールの体当たりだーっ!!
ティロッド、なんとか耐えていますっ!!
Zenngar : さぁ、ティロッドが再び突っ込む……
おおっと、よろけてしまった!!
スタミナ切れか!?
Zenngar : ボラハール、
その隙を見逃しません!!
回転アターック!!
Zenngar : ティロッド、
尻尾で受け止めた―っ!!
まだ力が残っているぞ!!
Zenngar : おおっと、この構えは……!!
ボラハールがついにあの必殺技を繰り出すのか!?
Zenngar : 出た―っ!!
飛び蹴りクラッシャーだーっ!!
Zenngar : き……
Zenngar : 決まったーっ!!
優勝はボラハール!!
ビシャス・ボラハールです!!!
Zenngar : しかし、
テネシャス・ティロッドも見事な戦いぶりでした!!
みなさん、どうか温かい拍手をお願いします!!
Pagnelle : 闘大会は
お楽しみいただけましたか?
Pagnelle : ティロッドが
大健闘して、すごい盛り上がりでしたね。
私も嬉しい気持ちでいっぱいです。
■関連項目
西アドゥリン
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最終更新:2013年04月06日 19:11