興醒めの騒動

Raptor Rapture
依頼者:
 パニエル(Pagnelle)
  / 西アドゥリン・MUM.ワークス
依頼内容:
 ラプトルのボラハールが
 厩舎を逃げ出し、人を襲ったという。
 被害者であるイルニーに
 話を聞いてきて欲しい。


西アドゥリン / MUM.ワークス


Pagnelle : マッマーズ・ワークスへ
ようこそ。
Pagnelle : MUM.ワークスは
開拓の疲れを癒すため、
みなさんに娯楽を提供しています。
Pagnelle : 中でも人気なのは
ララ水道の「水園の決闘場」で開催される
ラプトルの闘大会。
Pagnelle : せっかくなので
こちらについて、ちょっとご紹介しますね。



Pagnelle : ラプトルの闘大会は
ラプトルを1対1で闘わせる競技です。
最後まで勝ち進んだラプトルが優勝となります。
Pagnelle : いま一番
注目されているラプトルはビシャス・ボラハール。
得意の飛び蹴りが強烈で、優勝経験も豊富です。
Pagnelle : それから
テネシャス・ティロッドというラプトルも
密かな人気を誇っています。
Pagnelle : ティロッドは
デビューしてから優勝したことが一度もないのですが
その頑張りに心を動かされるお客さまが
多いみたいですね。



Pagnelle : ふふ、あなたもそろそろ
見物したくなってきたんじゃないですか?
Pagnelle : ご安心ください。
闘大会は近々、開催が予定されています。
ぜひ、楽しんでくださいね。

Aristide : 残念だが、
闘大会は中止せざるを得ないな。

Pagnelle : あなたたちは
ピースキーパー・ワークスの……
どういうことですか?

Aristide : お宅のラプトルが
傷害事件を起こしたんだ。
マイスターのフラヴィリア殿はいるか?

Pagnelle : 傷害事件ですって?

Flaviria : あー、いたいた。
ウェスリー、どこほっつき歩いてたのー?
探したんだよ。

Wesley : マイスター……。

Aristide : やあ、ちょうどいい。
フラヴィリア殿に話があったのですよ。

Flaviria : ん?
PCK.ワークスのもんがうちに何の用?
Flaviria : 困るよぉ、
勝手にウェスリーを引っ張りだしちゃ。
闘大会の準備で大忙しなんだからさ。

Pagnelle : マイスター……。
この人、うちのラプトルが傷害事件を
起こしたって言うんです。

Flaviria : なんだってぇ?

Aristide : お宅のラプトルが
厩舎を脱走して、住民に危害を加えたんですよ。
Aristide : 先ほど
我々が捕らえたが、一歩遅ければ
どうなっていたことか……。


Flaviria : ちょっと待ってよぉ。
厩舎を脱走ったって、ウェスリーが
付いていながら、そんなことあるわけないって。

Wesley : 申し訳ありません……
ちょっと目を離した隙に……。

Flaviria : ……マジ?

Aristide : ええ。
現状の管理体制に問題があるのではないですかねぇ?
またいつ同じ事態が起きるとも限らない。
PCK.ワークスとしても、頭が痛い問題なのですよ。
Aristide : つきましては
早急に今後について話し合いをと伺ったわけです。
我がワークスまで、ご同行していただけますかね?
MUM.マイスター、フラヴィリア殿。

Flaviria : わかったよ。
あ、二人はここでおとなしくしといてね。
事をややこしくしちゃ面倒だからさ。

Pagnelle : まさか、
こんなことになるなんて……。

Wesley : 本当に
申し訳ありません……
自分がもっと気をつけていれば……。

Pagnelle : ウェスリー、
事件を起こしたのはどの子なの?

Wesley : …………。
Wesley : ……ボラハールです。

Pagnelle : なんですって!?
Pagnelle : そんな……
ボラハールが人に危害を加えるなんてこと
するわけないわ……!

Wesley : ……でも
PCK.ワークスの話を聞く限り、
本当みたいなんです……。
Wesley : 襲われたのは
居住区に住むイルニーという方みたいで……。

Pagnelle : だったら、
その人に話を聞きにいってみるわ!

Wesley : だ、だめですよ……!
さっきマイスターにおとなしくしてろって
言われたじゃないですか。

Pagnelle : でも……!
Pagnelle : あ、あの……。
Pagnelle : いきなり
あなたにお願いするなんて……
失礼だってこと、よくわかってます。
Pagnelle : でも、
ボラハールが人を襲うなんて
どうしても信じられなくて……。

Wesley : ボラハールは
彼女が森で魔物に襲われそうになったときに
助けてくれたラプトルなんです。


Pagnelle : MUM.ワークスに
迎えいれられたのも、それがきっかけで……
今回の事件は何かの間違いだと思うんです……!
Pagnelle : お願いです……
私のかわりに、居住区のイルニーさんを
訪ねてみてはもらえませんか?

選択肢:どうしますか?

>>断る
+ ...
Pagnelle : ……わかりました。



Pagnelle : お願いです……
私のかわりに、居住区のイルニーさんを
訪ねてみてはもらえませんか?

>>引き受ける

Pagnelle : ありがとうございます!
えっと……あの、すみません。
あなたのお名前を教えていただけますか?
Pagnelle : [Your Name]さん、ですね。
どうか、よろしくお願いします!



Pagnelle : お願いです……
私のかわりに、居住区のイルニーさんを
訪ねてみてはもらえませんか?
Pagnelle : どうか
よろしくお願いします!


西アドゥリン / レンタルハウス前


>>通常時
+ ...
この街は広すぎて、老体に堪える。
お前さんも、道に迷わないようにな。

Gontrain : ん?
お前さん、居住区に行きたいのか?
それなら、そこの道を入るといいぞ。

…………………………………………………………………………………………

Ilney : 誰だ?
Ilney : え?
ラプトルに襲われたときのことを
聞かせてほしい……?
Ilney : いいぜ。
入ってこいよ。

Ilney : ふうん、
このあたりでは見かけない顔だな。
ひょっとしてあんた、冒険者ってヤツか?
Ilney : ま、どっちでもいいや。
そんなことより、ラプトルの話だったな。
Ilney : 悪いけど
このまま話させてもらうぜ。
まだ傷が痛むんでね。

Ilney : 俺はあの日……
朝早く、市場に買い物に出かけたんだ。
Ilney : その後
家に帰ろうとして居住区に入ったら、
目の前にラプトルがいたんだよ。
Ilney : びっくりして
俺はとにかくその場から逃げようって考えたんだ。
でも、腰が抜けちまってな……。
Ilney : 誰かを呼ぶ暇もなく
奴が上から飛びかかってきて、このザマだよ。

Ilney : ……まったく
迷惑な話だよな。だいたいモンスターを
娯楽になんて使うから、こんなことになるんだ。
Ilney : MUM.ワークスってのは
危ないとこだぜ。
Ilney : みんなに
楽しんでいただくためだとか言って
平気でヤバいことやってるんだからな。


Ilney : あ、イテテ……
また傷が痛みだしやがった。
Ilney : そろそろ
横にならせてもらうよ。
もういいだろ? 帰ってくれ。

…………………………………………………………………………………………

Distrova : ちょっと、あんた。
ここの人の知り合いかい?
Distrova : いやね、最近
見かけないから、どうかしたのかと思って。
Distrova : えっ?
MUM.ワークスんとこのラプトルに襲われたって?
Distrova : そんなことがあったのかい。
わたしもラプトルの闘大会は好きで
よく見にいくんだけど、怖いねぇ。
Distrova : わたしゃ
てっきり病気にでもなったのかと思ってたよ。
あの人、この前「ロックベリー」をたくさん
持ち歩いてたからさ。


選択肢:何か聞く?

>>ロックベリー?
    Distrova : 名前の通り、
    かちこちに硬いベリーさ。
    どんなに頑丈な歯と顎があっても、
    人間が食べるようなもんじゃないよ。
    Distrova : あんなもん食べて、
    お腹でも悪くしてやしないかと心配してたんだよ。

>>聞かない
    Distrova : あんなもん食べて、
    お腹でも悪くしてやしないかと心配してたんだよ。

Distrova : ……ああ、
引きとめちゃって悪かったね。
それじゃ、失礼するよ。


西アドゥリン / MUM.ワークス


Pagnelle : イルニーさんに
話を聞いてきてくださったんですね!
ありがとうございます!
Pagnelle : それで
どうでしたか? イルニーさんの具合は……。
Pagnelle : そうですか……
まだ傷が痛むと……
じゃあ、本当にボラハールが……。

Pagnelle : え……?
イルニーさんがロックベリーを持ち歩いていた?
近所の方が、そう言ってたんですか?
Pagnelle : ロックベリーは
ラプトルの大好物なので
ここの厩舎にはたくさんありますけど……
Pagnelle : 栄養があまりよくないので、
特別なときにしか与えてないものです。
Pagnelle : そんなものを
どうしてイルニーさんが……。

Aristide : ウェスリーはいるか?

Pagnelle : あなたたち……
今度は何の用ですか?

Aristide : PCK.ワークスで
協議した結果、お宅のラプトルは
すべて処分することが決定した。
Aristide : ラプトルどもを
1匹残らず引き渡してもらおう。

Wesley : 処分……?
それはいったい、どういう……。

Aristide : 処分は処分だ。
言わずとも想像がつくだろう。

Pagnelle : そんな……
そんなこと、うちのマイスターが
お許しになるはずがないわ!

Aristide : フラヴィリア殿も
了承している。ちょうど今、
事件を起こしたラプトルと面会しているところだ。

Pagnelle : !!

Aristide : ウェスリー、
厩舎に案内してくれ。

Wesley : どうか……
もう一度考えなおしてはもらえないでしょうか?
Wesley : 今回のことは
自分の不注意が原因です……
自分がどんな責任でも取りますから、どうか……!

Aristide : おまえひとりが
責任を取ったところで、なにも変わらん。
もう決まったことだ、あきらめるんだな。

Pagnelle : ……わかりました。

Wesley : パニエルさん……!

Pagnelle : そちらの決定どおり
ラプトルはすべて引き渡します。
Pagnelle : でも、その前に……
ロックベリーを食べさせてやりたいんです。
もう少し待っていただけませんか?

Aristide : ……いいだろう。
好きにするがいい。

Pagnelle : ウェスリー、すぐに用意を。

Wesley : は、はい……。
Wesley : パニエルさん……!

Pagnelle : 用意はできた?

Wesley : そ、それが……
ロックベリーがないんです。一房も……。

Pagnelle : え……?
でも、この前まであったじゃない。

Wesley : そのはずなんですが
どういうわけか見当たらなくて……。

Aristide : ……まったく、
エサの管理もなっとらんのか。
では、もう連れていくぞ。

Pagnelle : 待ってください!
すぐに新しいロックベリーを仕入れてきますから……
まだ連れていかないでください!

Aristide : すぐに
仕入れるって言ったって、ロックベリーは
そこらで売ってるようなものじゃないだろう。
Aristide : 開拓者から聞いた話では
森で手にはいるようだが……
Aristide : あんたみたいのが
簡単に辿り着ける場所じゃあ
ないと思うんだがなぁ?

Pagnelle : それは……。

Aristide : ふん、まあいい。
後生だ、少しの間なら待ってやろう。
急いで始末……おっと、処分する必要はないんだ。
一匹ずつ、お別れを言っておくといい。
Aristide : いくぞ。

Pagnelle : [Your Name]さん!
もう一度だけ、頼みをきいてもらえませんか?
Pagnelle : なんの罪もない
あの子たちがこのまま連れていかれるなんて
あまりにも惨めで……。
Pagnelle : せめて、最後に
ロックベリーを食べさせてやりたいんです!

Pagnelle : ロックベリーは
森で収穫すると、手にはいることがあります。
Pagnelle : あの子たち
みんなの分……3房、なんとか
集めてきてはもらえませんか……?
Pagnelle : ごめんなさい。
本来なら私たちが採りにいくべきなんですが
険しい東ウルブカの地をかき分けて
いけるほどの力がないんです……。
Pagnelle : ……どうか!
どうか、よろしくお願いします……!!



Pagnelle : ロックベリーは
森で収穫すると、手にはいることがあります。
Pagnelle : あの子たち
みんなの分……3房、なんとか
集めてきてはもらえませんか……?
Pagnelle : ……どうか!
どうか、よろしくお願いします……!!


ケイザック古戦場 / ヤッセの狩り場


※採集をして3個入手する。

だいじなもの:ロックベリーの房を手にいれた!
ロックベリーの房

ラプトルの大好物。
その名の通り、岩のように固く
そのままでは食べられそうにない。


西アドゥリン / MUM.ワークス


Pagnelle : これは
ロックベリー……!
あっ、ありがとうございますっ!!
Pagnelle : さぁ、厩舎に行きましょう!

Wesley : ああ、待ってましたよ。
採ってきていただいて
どうもありがとうございました。
Wesley : さ、手分けして
ロックベリーを与えてやりましょう。

ラプトルはロックベリーを
おいしそうに食べている……。

Pagnelle : おかしいわね……。

Wesley : どうしたんですか?


Pagnelle : ティロッドが
ちっとも食べないの。お腹いっぱいみたい。

Wesley : はて……。

Pagnelle : あら……?
口になにか付いてるわ。
Pagnelle : これは、
ロックベリー……?
Pagnelle : まさか、
ロックベリーがなくなってたのって
ティロッドが食べたから……?

Wesley : それって、
ティロッドまで脱走したってことですか?
Wesley : でも
ロックベリーを保管していた棚が
荒らされた形跡はありませんよ?

Pagnelle : そうよね……
じゃあ、どうしてかしら……。
Pagnelle : え?
イルニーさん……?
Pagnelle : ああ、そうそう。
イルニーさんが
ロックベリーを持ち歩いていたんだったわね。
Pagnelle : じゃあ、ひょっとして
イルニーさんが厩舎にあったロックベリーを
ティロッドにあげたのかしら?
Pagnelle : いったい
なんのために……。

Aristide : おや、
ロックベリーが手に入ったのか。
それなら、最後の晩餐としてはもう十分だな。
Aristide : 悪いがこいつも仕事なんでな、
引き取らせてもらうぞ。
Aristide : ウェスリーは
PCK.ワークスまでラプトルどもを誘導してくれ。

Wesley : ……はい。

Pagnelle : ……っく……
ううっ……。

Flaviria : あらら、
パニエルちゃん、泣かないでー。

Pagnelle : ま……
マイスタあぁっ……
どうして処分なん……てっ……。


Flaviria : ごめんごめん、
面会する口実が必要だったんだよぉ。
Flaviria : PCK.ワークスが
本当にボラハールを捕まえたのか
確かめたかったんだよねぇ。
Flaviria : だって
あのボラハールだよー?
そう簡単に捕まるなんて思えなくてさぁ。

Pagnelle : 面会の口実って……
マイスターはそんなことのために
あの子たちを犠牲にしたんですか……!?

Flaviria : いやだなぁ。
犠牲にするつもりなんて、ないってば。
そうなる前になんとかするよー。

Pagnelle : でもっ……
さっきみんな連れてかれちゃっ……。
Pagnelle : うああぁぁっっ。

Flaviria : ありゃりゃ。
困ったなーこれから証人が必要だってのに。
Flaviria : ん?
ああ、PCK.ワークスが捕らえたのは
間違いなくボラハールだったよ。
Flaviria : でもさ
やっぱり、どう考えても
PCK.ワークスが捕らえたとは思えないんだよねぇ。
Flaviria : あたしが思うに、
裏にラプトルに詳しい協力者がいるよ。
Flaviria : そいつを
あぶりだすために、
ちょこっと細工をしてきたんだけどぉ……。

Aristide : いたぞ、
ラプトルはあっちだ!!

Flaviria : ビンゴぉ。

Aristide : ララ水道に
逃げ込んだぞ!! すぐに捕まえろ!!

Flaviria : さてと、そんじゃ
君もララ水道に行ってもらおうかな。
Flaviria : え、なんでって?
なんだかんだと、世話焼いてくれたんでしょ?
だったら最後まで付き合うのが筋じゃん。
Flaviria : まぁまぁ、
悪いようにはしないからさ。
Flaviria : ほら
あたしが行ったら、目立っちゃって
協力者が出てこなくなっちゃうし。
Flaviria : ララ水道に
PCK.ワークスの詰所があるのは知ってるかな?
あそこを見張っといてねー。



Pagnelle : ……マイスターが
ララ水道にあるPCK.ワークスの詰所を
見張るようにって言ってましたけど……。
Pagnelle : いったい
なにが始まるんですか……?


ララ水道 / シビック・アボレタム


Aristide : おい、
ラプトルは見つかったか?

Soltargan : さっき発見したんだが
あっという間に逃げられてしまった……。

Aristide : そっちもか……
まったく、想像以上にすばしっこい奴だな。
Aristide : あんなすばしっこいのを
「あいつ」は、どうやって捕まえたんだ……?

??? : 「囮」を使うんだよ。


Aristide : 誰だ、おまえは。
こんなところで何をしている!
そいつは処分する予定のラプトルだぞ!

??? : 俺だよ、俺。

Aristide : イルニー……!
おい、しばらく出てくるなと言っただろう!

Ilney : あんたたちが
ずいぶん手こずってるからさ。
ラプトルを捕まえたら、とっととずらかるよ。
Ilney : 俺は
こいつをロックベリーで釣って、
うまく利用したんだ。
Ilney : あのラプトルは
こいつのために身代わりになって捕まったんだぜ。
泣けるだろ?

Aristide : なるほど……。

Ilney : 見てな。
こいつを何発かぶん殴れば、出てくるぜ。
Ilney : ほらな?


Ilney : ん?
おまえはたしか、この前の……。

Flaviria : へぇ、
元気そうじゃん。イ・ル・ニ・ー・さ・ん?

Ilney : ……チッ、
罠だったってわけか。

Flaviria : へへ。
ボラハールに面会したとき
檻に細工させてもらったよぉ。

Aristide : なん……だと……!?
くっ、最初からそれが狙いで……。

Flaviria : まさか
あんたたちがこんなに芸達者だったなんてねー。
なんなら、うちのワークスに来ればいいのに。

Aristide : だ、誰が
あんなチャラチャラしたワークスになんぞ……!

Flaviria : チャラチャラねぇ……。
Flaviria : だったら、
そのチャラチャラしたワークスの大事な商品を
とんだ言いがかりで処分しようとしたあんたたちは
いったい、なんだろうね?

Aristide : そ、それは……。

Gratzigg : 何事だ?

Aristide : グラッツィグ様……!


Flaviria : お、
グッドタイミングー。
ラプトルの処分の話、聞いたー?

Gratzigg : ああ。
俺もその件は、なにかおかしいと
思っていたところだ。

Flaviria : でしょぉ?
うちのラプトルが脱走して、人を襲うなんてさぁ。
この人たちの作り話だったっぽいよー?

Gratzigg : なに、
それは本当か!?

Aristide : も……
申し訳ありません……。

Gratzigg : なんということを……!
Gratzigg : フラヴィリア、
部下たちが多大な迷惑をかけて、すまなかった。
どうかここは、俺に免じて許してほしい。

Flaviria : んーどうしようかな。
スカウト・ワークスに話したら
おもしろいことになると思うんだよねぇ。

Gratzigg : ……フラヴィリア。
事をあまり荒立てては、双方にとっても
利がないとは思わないか?
Gratzigg : ふ、正直言えば、
こいつらの手前、俺のメンツもある。
二度とこのような事態が起きぬよう、約束する。

Flaviria : そぉ?
そんなら、いいかな。

Gratzigg : 感謝する。
こちらで引きとったラプトルたちは、すぐに返そう。
一緒に来てくれ。

Flaviria : ……まったく、
あいつもとんだ芸達者ときたもんだ。
Flaviria : あれ、君
気づかなかったー?
Flaviria : グラッツィグは
部下のせいにしてるけど、ぜーんぶ
あいつが企んだに決まってるじゃん。
Flaviria : あいつは
開拓推進派を貶めるためなら
なんだってするもん。こわいよねぇ。
Flaviria : あとあの
イルニーってやつは
ウルブカ・ワーデンズのもんだと思うよ。
Flaviria : ウルブカ・ワーデンズっていうのは
開拓に反対してるグループだからさぁ。
PCK.ワークスと手を組むのも頷けるってわけ。

Flaviria : ……っと、
そろそろ行かなきゃ。
Flaviria : 君は
パニエルちゃんに、ラプトルたちは
もう大丈夫だって伝えといてくれるかな?
Flaviria : 早く
安心させてあげたいからさ。
頼んだよぉ。


西アドゥリン / MUM.ワークス


Pagnelle : ……あ、ごめんなさい。
私ったら、ぼーっとしてしまって。
Pagnelle : あの子たちが連れていかれた
ショックがまだ抜けなくて……はぁ。
Pagnelle : これから
MUM.ワークスはどうなってしまうんでしょう……。
Pagnelle : え……?
今回の事件はすべて
PCK.ワークスの偽装工作だったですって?
Pagnelle : じゃあ、
あの子たちは……!?

Flaviria : わっ、こら
おとなしくしなって!

Pagnelle : ボラハール……
みんな……無事だったのね!


Wesley : ああ……
よかった……本当によかった!

Flaviria : さぁ、
二人ともそのくらいにして
とっとと闘大会の準備を始めるよ。

Wesley : はいっ!

Pagnelle : また、あの子たちと
お客さまを楽しませることができるなんて
夢みたいです。
Pagnelle : これもみんな
[Your Name]さんのおかげです。
なんとお礼を言ったらいいか……。
Pagnelle : ……そうだわ。
これ、受け取ってください。
私の感謝の気持ちです。
Pagnelle : 闘大会は
ララ水道の「水園の決闘場」で開催されます。
[Your Name]さんもぜひ、
いらしてくださいね。

同盟戦績1000ベヤルドを手にいれた!



Pagnelle : 闘大会は
ララ水道の「水園の決闘場」で開催されます。
[Your Name]さんもぜひ、
いらしてくださいね。


ララ水道 / 水園の決闘場


>>通常時
+ ...
Yeggha Dolashi : ここ「水園の決闘場」では
マッマーズ・ワークス主催による
ラプトルの闘大会が定期的に開催されている。
Yeggha Dolashi : 残念だが
現在は開催期間ではない。
次回を待つように。

Yeggha Dolashi : 「水園の決闘場」では
現在、ラプトルの闘大会が開催されている。
観覧希望の者か?

選択肢:闘大会を見ますか?

>>いいえ
    Yeggha Dolashi : もったいないことを……
    かわりに私が見たいくらいだ。

>>はい

Yeggha Dolashi : では、中へ入れ。
存分に楽しむといい。

…………………………………………………………………………………………


Zenngar : レディース・
アーンド・ジェントルメーン!
Zenngar : これより
MUM.ワークス主催による
ラプトルの闘大会を開催いたします!
Zenngar : さっそく
初戦を飾る2匹のラプトルの入場です!

Zenngar : 鉄壁の申し子
フィアレス・フィスマール!
Zenngar : 不屈の精神を誇る
テネシャス・ティロッド!
Zenngar : 第2戦に
進むことができるのは、勝者のみ!
さぁ、戦いの火蓋が切って落とされます!
Zenngar : レディー、GO!!


Zenngar : さぁ、それでは
いよいよ最後の戦いです!
Zenngar : 登場するのは
もちろん前回の優勝者、ビシャス・ボラハール-!!
Zenngar : ティロッドが
まさかボラハールと戦うことになろうとは
いったい誰が予想したでしょうかっ!?
Zenngar : ティロッドは
はたして初優勝となるのか!?
Zenngar : それとも
王者に君臨するのは、やはり
ボラハールなのか!?
Zenngar : いよいよ
運命の戦いが始まります!!
Zenngar : レディー……GOッ!!!


Zenngar : おや……
これはどうしたことでしょう?
どちらも戦意喪失か……!?
Zenngar : おおっと、
先にしかけたのはティロッド!!
Zenngar : しかし、かわされたーっ!!
Zenngar : 今度は
ボラハールの体当たりだーっ!!
ティロッド、なんとか耐えていますっ!!
Zenngar : さぁ、ティロッドが再び突っ込む……
おおっと、よろけてしまった!!
スタミナ切れか!?
Zenngar : ボラハール、
その隙を見逃しません!!
回転アターック!!
Zenngar : ティロッド、
尻尾で受け止めた―っ!!
まだ力が残っているぞ!!
Zenngar : おおっと、この構えは……!!
ボラハールがついにあの必殺技を繰り出すのか!?


Zenngar : 出た―っ!!
飛び蹴りクラッシャーだーっ!!
Zenngar : き……
Zenngar : 決まったーっ!!
優勝はボラハール!!
ビシャス・ボラハールです!!!
Zenngar : しかし、
テネシャス・ティロッドも見事な戦いぶりでした!!
みなさん、どうか温かい拍手をお願いします!!


西アドゥリン / MUM.ワークス


Pagnelle : 闘大会は
お楽しみいただけましたか?
Pagnelle : ティロッドが
大健闘して、すごい盛り上がりでしたね。
私も嬉しい気持ちでいっぱいです。



■関連項目 西アドゥリン
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最終更新:2013年04月06日 19:11
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