スカーム


東アドゥリン



Oston : おぬし、見ない顔じゃな。
もし、東ウルブカで「スタチューセグメント」を
見つけたら、わしに見せてくれんかのう。
Oston : 複数のパーツでなる古い人形
のことを「シミューラクラム」と呼んでな。
スタチューセグメントというのは
その人形のパーツのことじゃ。
Oston : 頭、胴、足と
3つのパーツが存在しとるのが特徴でな。
それを1つにするには、ちょっとした技術が
必要なんじゃ。
Oston : おぬし、もし見つけたら
わしのところに持ってきてくれんかのぅ。
あれを組み立てるのが、今のわしの生き甲斐でな~。
おいぼれを助けると思って、1つ頼むわい。
Oston : ただし、組み立てるには
少々の駄賃をいただくがの。
Oston : ん、ああ、安心せい。
組み立てたものは、もちろん、おぬしのもんじゃ。
誓って、盗ったりなどせんわい。



Oston : もし、東ウルブカで「スタチューセグメント」を
見つけたら、わしに見せてくれんかのう。



Lola : おや、おばばに
聞きたいことがあるのかね?
Lola : 最近の若いもんは、
わからないことがあると、すぐに聞こうとする。
体験に勝るものはないのにねぇ。
Lola : まあ、ええじゃろ。
最初に誰がそう呼んだかは、おばばも知らん。
Lola : その世界は
「スカーム」と呼ばれとるんじゃ。
見た目も、空気も、まったく同じ……。
Lola : 信じられんかもしれんが
おばばは、隣のじーさまと一緒にな、
大昔にそこに何度も行ったことがあるんじゃ。
Lola : ここで、ピチピチだった頃の
武勇伝といきたいところじゃが、またいずれな。
Lola : 次からは
スカームで聞きたいことがあれば
なんでも、このおばばに聞いておくれ。

選択肢:なにを聞きますか?

>>スカームとは

Lola : いったいいつから、
なぜそこにあるのか、おばばにもわからん。
見た目も、空気も、まったく同じ場所さね……。
Lola : スカームの入口は、
オーグラル・コンベーヤー(Augural Conveyor)が
目印じゃ。
Lola : その中へ入るには、
鍵となるシミューラクラムが必要なんじゃ。
Lola : 詳しく説明せんかったが、
入口と対となるパーツがあるでな、持ってれば
どこでも入れるというわけではないぞ。
この点にだけは、十分注意せんといかんのう。
Lola : スカームに入ると
いつの間にか、スカーム帰巣蝶
鞄に紛れこんどるから、中で迷った際には
そいつを使えば、すぐに抜け出すことができるぞい。
Lola : 覚えておくんじゃな。

>>スカームの入口の場所を教えてもらう

Lola : ふむ、入口か。
おばばが現役だった時代と、変わってない前提での
話になってしまうのだがのう……。
Lola : 1つは、ララ水道
西にある小部屋にあったかのう。
Lola : 1つは、シルダス洞窟
洞窟内の北の奥地だったかのう。
Lola : 最近、思い出したのじゃが、
1つは、ヨルシア森林
ジャングルの奥地だったかのう。
Lola : それと
1つは、ラ・カザナル宮外郭
上層入口の近くの部屋だったかのう。

>>シミューラクラムについて

Lola : うちのじーさまが
生き甲斐といっとるやつじゃな。
昔から手先が器用でな、それはもう……って
そんな話ではなかったかの。
Lola : 元は3つからの
パーツにわかれておる人形でな。
その組み合わせ次第で、スカームの世界が
いろいろと変化するんじゃよ。
Lola : 頭、胴……。
そして、足と呼ばれて分類されてるんじゃが
それぞれがどんな影響を及ぼしとるのか……。
Lola : さすがにもう
おばばも歳でな、覚えておらん。
Lola : 組み合わせによる
スカーム内の変化が、いったいどれだけあるのか
正直いってしまうとわからんのう……。
Lola : ま、それもまた発見じゃ。
何度も試して、うちのじーさまの
生き甲斐に、付き合ってあげとくれ。

>>不思議な渦について

Lola : スカームの中には
不思議な渦「ノエテク・アセンション」
(Noetic Ascension)が点々と存在しとる。
Lola : 確か、パーツの組み合わせで、
増えたり減ったりしていたような、
なかったような……?
Lola : 忘れたわい!
Lola : あっ、害はない。
いや、むしろ、いいことしかなかったのう!
中で見つけたら、積極的に調べてみるとええぞい。

>>スカームに入る条件について確認

東ウルブカでシミューラクラムの
3つのパーツ「スタチューセグメント」を手に入れ、
"Oston"に、それらを1つずつトレードすれば、
シミューラクラムとなります。
オーグラル・コンベーヤー(Augural Conveyor)を
探し出し、シミューラクラムを所持している
パーティリーダーが話しかければ、
パーティメンバーとともに
スカームに侵入することができます。
ただし、入ることができる最小人数は、3名で
最大人数は、6名です。
また、その時点でレベルが95に
満たないパーティメンバーがいる場合は、
スカームに入ることはできません。

>>スカームでの戦闘について確認

スカームでの滞在時間は30分
から60分(地球時間)です。
滞在時間はシミューラクラムの
3つのパーツの組み合わせにより変化します。
その時間を経過すると強制的に
スカームから排出されます。
また、ログアウト、戦闘不能によるHPへの帰還などで
ログイン数が0人の状態が約3分(地球時間)
続くと、スカームは消滅してしまいます。
途中でスカームから退出したくなった場合、
スカーム帰巣蝶を使用すれば、
そのプレイヤーはいつでも退出可能です。
ただし、スカームに再侵入することは
できませんので、注意してください。
スカームで規定条件を満たすと
髑髏の鍵が手に入ります。
髑髏の鍵を使用すると
残っていた敵がいなくなり、宝箱が出現して、
各人が宝箱を開けると報酬を得ることが出来ます。
尚、この際に
滞在時間が残り5分(地球時間)になります。
その時間を経過すると
強制的にスカームから排出されますので
宝箱を取り忘れないよう注意してください。
規定条件を満たした後、新たに
規定条件(第二規定条件)が発生します。
第二規定条件を満たすと、
宝箱の中身が増えますので
これを目指して頑張ってください。



(スタチューセグメントを所持した状態でOstonに話しかける)

Oston : おお、それじゃそれじゃ。
手に入れるとは、おぬしなかなか見どころがあるの!
Oston : さあさあ、組み立ててほしいなら
わしにそれらをまとめてトレードしてくれるかのぅ。



(Ostonにスタチューセグメントをトレード)

Oston : どれどれ……ふうむ。
こいつを組み立てるのには、そうさのう。
[Number]ギル必要じゃな。

選択肢:シミューラクラム:シルダスに組み立てますか?
  はい
  いいえ(キャンセル)

Oston : しばし、待っとれよ。
Oston : ふむ……。
ここを、ほいっと! とりゃ!!
うぬぬぬぬぬ……でぇいッ!!!
Oston : ふぅ、できたぞい。
ほうれ、持っていくがええ。
Oston : そのシミューラクラムの
使い道は、わしのばーさんに聞くとええ。
それがなにかはお楽しみってやつじゃ、ホッホ。

だいじなもの:シミューラクラム:シルダスを手にいれた!
シミューラクラム:シルダス

3部位のスタチューセグメントを
組み合わせたもの。
スカーム-シルダス洞窟〔U〕へ
侵入する為に必要。



(O.フラッグメントを所持した状態でOstonに話しかける)

Oston : お、なんじゃ、おぬし。
O.フラッグメントを持っておるのか!
ホッホ、やりおるやりおる。
Oston : ああ、すまんの。
実はな、シミューラクラムの組み立てと同じくらい
わしの生き甲斐が、それの収集なんじゃよ。
Oston : 不要だったら、ぜひとも
わしにそいつを譲ってくれんかのぅ……。
Oston : もちろん! タダでとはいわん!
わしの秘蔵のコレクション、宝物じゃぞ?
その中から、集めた個数に応じて
交換してやってもいい!
Oston : いや、失礼じゃな。交換してくれい!

選択肢:どうする?
  やっぱりやめる
 ★シミューラクラムを確認
  スタチューセグメントに戻す
  秘蔵のコレクションと交換

Oston : ふむ。
手持ちのシミューラクラムの
スタチューセグメントの組み合わせを
確認したいとな?
Oston : ちょっと待っとれよ。
……ふむふむ、シミューラクラム:シルダス
パーツの組み合わせは……
シルダスビザジュI
フェトフルトルソI
フェトフルレッグI

選択肢:どうする?
  やっぱりやめる
  シミューラクラムを確認
 ★スタチューセグメントに戻す
  秘蔵のコレクションと交換

>かばんがいっぱいの場合
+ ...
Oston : バラすのはええが
おぬし、鞄がいっぱいのようじゃぞ?
きちんと整理して、出直してくるんじゃな。

Oston : せっかく組み立てたのにシミューラクラムを
バラして、元のパーツに戻したいとな?
ホッホ、バラすのなんぞ朝飯前よ。
こいつはサービスじゃ、タダでやってやるわい。
Oston : ほいほいのほいっと。
ほれ、バラしてやったぞい。

シルダスビザジュIを手にいれた!
フェトフルトルソIを手にいれた!
フェトフルレッグIIを手にいれた!

だいじなもの:シミューラクラム:シルダスを失った。



Oston : お、なんじゃ、おぬし。
O.フラッグメントを持っておるのか!
不要だったら、ぜひとも
わしにそいつを譲ってくれんかのぅ……。



Lola : 話は聞いとったよ。
そんな恐ろしいもん、持つなんて
あんたもうちのじーさまと同じ物好きだねぇ。
Lola : その人形はねぇ
見た目からじゃ、わからないだろうけれども
とっても強い魔力を秘めてるんだよ。
Lola : そいつは
空間を捻じ曲げちまうほどの歪んだ力さ。
Lola : あんたの持ってるそれが
別の世界への鍵だなんて言われて信じるかい?

選択肢:信じますか?

>>はい
  Lola : 夢があっていいねぇ。
  ま、若いもんは夢があってこそさね。

>>いいえ
  Lola : ま、そうだろうね。

Lola : でもね、その力は本物さ。
おばばのウソだと思うなら、フィールドに漂う
オーグラル・コンベーヤー(Augural Conveyor)に
その人形をかざしてごらん。
Lola : 何が起こるかだって?
ふぇふぇ、それは試してのお楽しみじゃて。
Lola : 先にもいったがの、
入口になる場所には、黒い蝶の群れがおるんじゃ。
まずは、それを見つけることじゃの。
Lola : なにぶん昔の話でなあ。
いまもそこにあるのか、中が一緒なのか……
そこまでは、おばばも責任が持てん。
なによりも危険な場所であること、それが重要じゃ。
Lola : シミューラクラムを
持ってるだけなら別にええんじゃよ?
調度品として飾るもよし……が、あんたの目。
そいつはいけないねえ。
Lola : もう、あれだろ?
「ちょっといってみたい」そう思ってる。
Lola : いや、いいのさ。
おばばたちの若い頃もそうじゃった。
なら、知ってることを教えてあげようかね。

※最初と同様の説明をしてもらえる。



大きな漆黒蝶の翅を所持した状態でLolaに話しかける)

Lola : ふぇふぇ、あんた。
スカームで「そいつ」を手に入れたのかね?
Lola : そいつとは、
大きな漆黒蝶の翅のことさ。
Lola : そいつが手に入るところまで
進むとは、おばばの若い頃ほどとは
いかないようじゃが、あんた、
かなり手練れの冒険者のようじゃの。
Lola : ……ふむ。しかし、
スカームをその先に進むには
その防具じゃ心もとないのう……。
Lola : それと、あんたの目。
やっぱり若い頃のおばばたちと
似ているようじゃ。
Lola : そう、ふぇふぇ。
「その先にいってみたい」そう思ってる。
Lola : なら、そうさね。
おばばたちが若い頃、そこへ何度も
行ったときに見つけた防具と
そいつを交換してあげようかね。
Lola : ただし、そいつ1つで
防具全てを交換するというのは、
あんたのためにはならないさね。
Lola : あんた自身も
それなりに経験を積まなくちゃ
意味がないからね。
Lola : そんなわけだから、
あんたはそこに何度も行って、そいつを
いくつか手に入れてくるとよいのう。
Lola : そいつをいくつかと、
おばばたちがそこで見つけた防具の中で、
あんたが好きなもの1つと交換してやろうかね。



Lola : おや、おばばに
用があるのかね?

選択肢:どうしますか?

>>大きな漆黒蝶の翅について

Lola : ふぇふぇ、あんた。
「そいつ」が何だか、気になるのかい?
Lola : 人の一生には限りが
あるのじゃが、人の探究心には
その限りがないようじゃの。
Lola : 限りあるものの中で
限りないものを追いかけてもただ疲れるだけ……。
そう考えた時期、おばばにもありました。
Lola : 若い頃は夢中で
追いかけて、そのことに気付かなかったさね。
Lola : しかし、そんな
些細なことはどうでもよいのじゃて。
それぞれのときで満足していけばよいのじゃ。
Lola : ……おっと、話が
逸れてしまったようじゃのう。
残念ながらそいつの正体がなにか、
おばばにもわからん。
Lola : じゃが、スカームと
呼ばれている世界が作られたものじゃとしたら、
その「蝶」が関連しているようさな。
Lola : 何度もそこに行き来して、
その先――終着までたどり着けば、
わかるときがこよう……ふぇふぇ。

>>大きな漆黒蝶の翅を交換する

Lola : 大きな漆黒蝶の翅とおばばが
見つけた防具とを交換するのかい?
好きなのを選ぶとよいさね。

※リストを見せてもらえる。

Lola : ユイトルベストかのう。
これと交換でよいんじゃな?

選択肢:交換しますか?(所持数:[Number]枚)

>>いいえ
  Lola : やっぱりやめるのかい?
  ま、必要になったら
  いつでもおばばにいっとくれ。

>>はい

ユイトルベストを手にいれた!

>>はい(翅がたりない場合)

Lola : あんた、大きな漆黒蝶の翅
足りないようじゃのう。
手練れの冒険者のわりに
おばばより、数字に弱いのかのう……。

>>はい(かばんがいっぱいの場合)

Lola : おやおや。
あんた、鞄がいっぱいのようじゃのう?
きちんと整理して、出直してくるといいさね。


>>大きな漆黒蝶の翅を返してもらう

Lola : ふぇふぇ。
大きな漆黒蝶の翅を返してほしいと……?
ま、仕方ないのう……。
Lola : どれどれ……。
あんたから預かっておる大きな漆黒蝶の翅
全部で[Number]枚じゃのう。
いくつ返してほしいのかい?

※数字を入力する。

>>預けている枚数より大きな数値を入力した場合

Lola : ふぇふぇ……。
そんなにおばばは受け取ってないようじゃのう。
預かっとるのは全部で、[Number]枚さね。



(Lolaに大きな漆黒蝶の翅をトレード)

Lola : ふむ。
大きな漆黒蝶の翅を見つけてきたようじゃの。
では、おばばが一旦預かっておくさね。
Lola : あんたから預かっている
大きな漆黒蝶の翅は[Number]枚じゃのう。
防具と交換したくなったら、
おばばに声をかけておくれ。



綺麗な漆黒蝶の翅を所持してLolaに話しかける)

Lola : ふぇふぇ、あんた。
とうとうスカームで綺麗な漆黒蝶の翅
手に入るところまで進んだのかい……。
Lola : おばばの
ピチピチだった頃と同等の実力……。
Lola : いや、あんたたち。
いつかは、おばばのピチピチだった頃の力すら
凌駕するほどの冒険者のようじゃの。
Lola : ふぇふぇ……。
そいつを見ると当時の仲間たちと
冒険した頃を思い出すのう……。
Lola : あの頃は、
おばばの風水魔法とじーさまのルーンで
東ウルブカでは、
向かうとこ敵なしだったのじゃが……
Lola : こと、スカームでは、
大変苦労したものじゃよ。
Lola : じゃが、
スカームでもおばばのインデプレサイスと
じーさまのワード:ヴァリエンスで
仲間たちをうまく支援して
Lola : 精強な敵達を
打ち倒し、スカームを次々と進んで
いったものじゃった。
Lola : あんたがまだ
スカームに行き、綺麗な漆黒蝶の翅
手にいれるというのなら、
おばばはそれがいくつか欲しいのう……。
Lola : ふぇふぇ……。
年寄りには親切に無償でと……、
言いたいところじゃが、
まあそんなずうずうしい事は言わんさ。
Lola : そうさね。
良ければ、おばばが持っている何かと
そいつをいくつかで交換してくれんかね。
Lola : 無理強いはせんので
気が向いたら、交換してくれるかのう。
ふぇふぇ……。



Lola : おや、おばばに
用があるのかね?

選択肢:どうしますか?

>>綺麗な漆黒蝶の翅について

Lola : ふぇふぇ、あんた。
おばばがなぜ「そいつ」を
欲しがるのか、気になるのかい?
Lola : 少し昔話に
なるのじゃが……。
Lola : 何度目じゃったか忘れたが
スカームの最奥地で、
敵の激しい奇襲を受けてのう……。
Lola : そのときは
もうだめじゃと思ったのじゃが……。
Lola : 綺麗な漆黒蝶の翅
たくさん入っていたばっぐが敵の攻撃の
身代わりになってくれての。
Lola : おばばや
仲間たちも皆、
致命傷にならずに済んだのじゃ。
Lola : ただ、
綺麗な漆黒蝶の翅を唯一
持ってなかったじーさまがその時に
膝に大きな傷を受けてしまっての……。
Lola : それから
スカームにいけないじーさまが
可哀そうに思えて、いつしか
一緒に暮らすようになってのう。
Lola : そのまま
じーさまと結婚して、夫婦に
なったのじゃが……。
Lola : ……ふぇふぇ。
話がそれてしまったようじゃの。
Lola : ……話を
少し戻して、そいつは
おばばたちにとってお守りの品であり、
思い出の品じゃ。
Lola : それから
スカームに行く冒険者がいたら
そいつを何かと
交換してもらっているのじゃよ。



Lola : 蝶の先で
魔物に遭ったが、
何も聞けなかった、と。
Lola : だが、遭えたんじゃな……。
そうか、こいつの先に……。
Lola : はや数十年、
もうダメかと諦めかけておったが
ここにきて手がかりが……。



Lola : ……ヨルシア森林で
ロリッサという娘にあったのじゃな。
Lola : ……「未来」。
Lola : そう「未来」か……。
Lola : 昔、じーさまが
スカームの最深部で大きな傷を
受けてしまった話をしたじゃろ。
あの話には、続きがあってな。
Lola : あの時、
蝶とともに妙な姿の魔物が現れ、
おばばたちの姿をじっと見つめてきてのう。
Lola : そして、
少し笑ったかのように見え、
こう言ったのじゃ。

Balamor : そのままじゃ、
その男は助からないね~。
Balamor : もって
あと数刻ってところかな。
Balamor : 人って
なんでこんなに
やわなのか、不憫だよねぇ~。
Balamor : ……でも、
やわなのに、ここまで来られた。
素晴らしいよ、評価に値するね。
Balamor : そんな君たちに
一つ興味がわいたよ。
Balamor : 取引をしよう。
その男を助けたいと思うなら……
そうだねぇ。
Balamor : 君、いや
君たちの「未来」を
このボクに捧げてくれたら、
ここから助けだしてあげよう。

Lola : おばばは
その魔物が何を言っているのか
分からなくてのう……。
Lola : 少し逡巡したのじゃが、
じーさまの苦痛な表情を見て、
意を決して、その魔物に助けをこうたのじゃ。
Lola : その直後、
あの魔物の笑い声が
スカーム全体に響いたかと思うたら……
Lola : 黒い蝶の群れに
包まれ、辺りが暗くなっておってな。
Lola : 気が付けば、
ララ水道におったのじゃ。
Lola : それで、すぐに
アドゥリンに戻って治療し、
じーさまは
なんとか一命をとりとめたのじゃ。
Lola : うすうす感じては
おったのじゃが……
Lola : 「未来」は
おばばたちの子供じゃったんじゃな。
Lola : もとより顔を
見たこともないし、親という実感はないのじゃが
それでも一目みたいのう。
Lola : おばばたちの子が
どんな子だったのか……。
Lola : 街から出ることは、
もうこの年では無理じゃが……
Lola : わしらはここにいると
そのロリッサという娘に
伝えておくれ……。



Oston : ……ばーさんに
話をきいたのかい。
Oston : わしは、
スカームの妙な魔物のことは
覚えておらなんだが、
Oston : どういうわけか
胸にぽっかりと、穴が開いたような
感覚だけは覚えておるわい。
Oston : スカームに
行けなくなっただけではなく、
Oston : その後の生き甲斐を
なくしてしまったような……。
そんな感じじゃ。



Oston : そうか、
わしらは生まれる前の子を……
奪われたんじゃな……。
Oston : スカームで
娘は生きとったんじゃな……。



■関連項目 サブクエスト
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最終更新:2015年07月08日 21:42
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