意識の共有

Shared Consciousness
進行内容
 精霊は森へと帰り、
 解放されたナイリーヌは正気を取り戻した。
 ナイリーヌの住まいへ戻ろう。
 渦中、アシェラは何かに気づいたようだが……?


エヌティエル水林 / 灯の花付近


Arciela : ほら、
見て、[Your Name]。
あの子たちがいる。
Arciela : 彼女の手の中にあるのが、
ポリミオさんの言っていた奇石じゃないかな?
あそこに精霊が隠れているんだと思う。
Arciela : [Your Name]が
最初に彼女を助けたときも、
あれを持っていたはず。
Arciela : ただ、
そのときはうまく気配を消していたから……あ!
Arciela : ほら……!


Heartwing : (オソイ! オソイ!)

Heartwing : (マア コンナモン ダロ)

Heartwing : (クタバッチマッタ
カト オモッタゾ コノヤロウ)

Heartwing : (トリアエズ オカエリ)

Heartwing : (コワカッタヨー!)


Arciela : [Your Name]!
助けないと!

Nyline : ここは……。

Arciela : ナイリーヌさん、
だいじょうぶですか?

Nyline : あ、うん……。
だいじょうぶ。って、アシェラさま?

Arciela : はい。
こちらの[Your Name]と、
精霊に呼ばれたというあなたを助けにきたのです。
Arciela : あの精霊たちに
意識を奪われていたのですね?

Nyline : え……?
あ、でもそうなのかな……うーん。

Arciela : 落ち着いて、ね。
思い出してみて。

Nyline : はい。
う~~~~ん。ええとぉ。
Nyline : 最初は、
何が起きているか
わからなかったんですけど……。
Nyline : 一日の間に、
何度か自分でも何をしていたか
覚えていない時間があって……。
次第にそれが長くなっていって……。

Arciela : あの石……。

奇妙な形の石は光を失ってしまっている……。

Nyline : はい。
あの石の中に、あの精霊が隠れていたんですよ。
途中からは、身体の自由を奪われてしまって~。
Nyline : でも、あのぉ、
その頃から逆に……。
何が起きているかはわかるようになりました。
Nyline : とっても
不思議なんですけど、なんていうのかな。
あの精霊の意識を共有していたっていうか……。

Arciela : 意識を……共有。

Nyline : はい。
ずうっと、「帰りたい。帰りたい。ごめんなさい」
って繰り返してて。
Nyline : その心の声を聞いているうちに、
あたしまで涙が出てしまうくらい悲しくなって……。
Nyline : 夢の中で
泣いているような感じ……。
まだ、心が痛い……かも。
Nyline : あの精霊さん……
森の中で遊んでいるうちに
仲間とはぐれてしまったみたい。
Nyline : それで、
仲間を捜しているうちに、人間に出会って。
咄嗟にあの石の中に逃げ込んでしまった……。

Arciela : それも、
精霊と意識を共有していたからわかったのね?

Nyline : はい。

Arciela : わかった。
あなたが無事で良かったわ。
ご両親も心配しています。さあ、帰りましょう。
Arciela : ナイリーヌさんは
精霊とたまたま意識を共有していたから、
精霊たちの考えていることを知ることができた。
Arciela : ねえ、[Your Name]。
わたし、今ふと思ったんだけど……
ひょっとしたら、あにさまは……。
Arciela : ううん、ごめん。
まだ、はっきり言えないや……。
Arciela : さ、行こう。
ナイリーヌさんを無事に送り届けないと。
この近くに、F.ステーションがあったよね。


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最終更新:2015年01月12日 13:34
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