愛する君達へ

A Bitter Past
依頼者:
 フレッシェク(Frescheque)
  / タブナジア地下壕・3階
依頼内容:
 森で行方を絶った
 娘の消息を調べてきてほしい。
 彼女は、腕に、母親と揃いの
 腕輪をしていたようだ。


タブナジア地下壕


>>通常時
+ ...
Frescheque : ……はぁ……

Frescheque : ……はぁ……
Frescheque : !
Frescheque : ……? 見かけない方ですね。
あなたは、どちらからいらしたのですか?
Frescheque : ……なるほど、旅の方ですか。
それはとんだ災難でしたね。よく、ご無事で。


Frescheque : 私はフレッシェクと申します。
かつては細工師をしておりました。
Frescheque : ……しかし今は……
……皆の役には立てない身です……
Frescheque : 私の故郷の街が滅ぼされたこと……
……あれは、大きな災難のひとつでした……
今はこうして、この場所で生き延びてはいますが、
やはり、昔に戻りたいと思うことがよくあります。
Frescheque : 過去は取り戻せないもの……
そう、知ってはいても、
なかなか……理解し難いものです。
Frescheque : ……実は、私には娘が1人います。
あるとき、私は娘にせがまれて、
町の外へと花を摘みに出かけました。
Frescheque : 喜ぶ娘の顔を見たいあまり、
町から離れた森の中にまで分け入ったのです。
Frescheque : 娘は私の目の前で
モンスターにさらわれ、
それっきり、行方不明のままなのです……。
Frescheque : あれから、もう5年……
せめて消息だけでも確かめたいとは思うのですが、
私のように身を守る術の乏しいものには、
娘を捜しに出歩くようなこともできません。
Frescheque : せめて、妻のように
剣術に秀でたりしていれば……
Frescheque : !

Raminey : フレッシェク!
何をしているの?
Raminey : ……こちらは?

Frescheque : 旅の方だよ。
Frescheque : 旅の方、こちらは妻のラミーネです。

Raminey : はじめまして。


Frescheque : !
Frescheque : そうだ、旅の方。
あなたはお強いはずですね?
こうして生き延びて、
タブナジアまでいらっしゃているのですから。
Frescheque : どうだろうか?ラミーネ。
この方に、あの子の捜索を頼んでみては?
きっと、何か手がかり
見つけてくださるに違いないよ。

Raminey : あの子の捜索ですって!?
……この町の状況が判っているの?
たとえ、いかなる理由があったとしても、
勝手な行動は慎むべきだわ。

Frescheque : でも、せっかくの機会……

Raminey : だめよ。
だいたい、勝手な行動をした結果、
あのようなことになったのよ。
そのことをあなたは分かってないの?

Frescheque : もちろん、分かってるさ。
でも、行方不明のままじゃあの子が可哀想だろう?

Raminey : あの子が可哀想?
Raminey : ……なるほどね。
では聞くけど、あの子を可哀想にしたのは誰なのよ?

Frescheque : …………。

Raminey : …………。
……じゃあ、私はもう行くから。
Raminey : ……旅の方も、気をつけて……。

Frescheque : ……妻の言う通りです。
Frescheque : だからこそ、
あなたを見込んでお願いします。
どうか、娘の消息を、
確かめてきては貰えないでしょうか。
Frescheque : 娘は、あの日……
妻と揃いの腕輪をしていました。
私が作ったもので、娘の物は、
妻の物よりも一回りほど小さいです。
Frescheque : 娘の手がかりは、
これだけしかありません。
私の勝手な頼みごとな上に、
手がかりも少なくて申し訳ないです。
Frescheque : さらに勝手な言い分なのですが、
くれぐれも妻には内緒ということで、
よろしくお願いします。



>>通常時
+ ...
Raminey : 過去に縛られ続けていては、
決して前には進めない……。
私たちには振り返る余裕などないのです。

Raminey : あら、あなたですか。
Raminey : さきほどは、
お見苦しいところを失礼しました。
Raminey : ……腕輪……ですか?
Raminey : これは夫の作ったものですわ。
植物の模様が描かれています。
夫は、細工師としての才能だけは秀でていて……
Raminey : ……今はもう、
夫は細工の仕事はしていませんが……
Raminey : ……この植物の名前ですか?
Raminey : それは分かりませんわ。
……きっと、夫の想像上のものでは
ないのかしら?
Raminey : だって……
それは、何の手がかりにも……。



Equette : あなたは、フレッシェクと
ラミーネにお会いになったんですね……。
Equette : 私もあの2人が心配で……
ときどき様子を見にいくんです。
Equette : ラミーネは……、
ひとりでいるときはいつも、
あの腕輪を眺めていますのよ。
Equette : 腕輪は……、
身につけている人の、目に触れやすいですからね。
Equette : 仕方ないといえば、仕方ないのですが……。
きっと、あれを手がかりにシェミーを捜したことを
今でも思い出してしまうのでしょう。
Equette : ご存知なかったんですか?
彼女が捜索に向かわなかった訳はないでしょう?
その植物は見つからなかったんです、結局。
Equette : でも……もしかしたら……、
今なら……。


ルフェーゼ野


(???を調べる)

嫌な気配がした!


[Your Name]は、Blackbone Frazdizを倒した。
[Your Name]は、Rainbringer Yjatvotを倒した。

(???を調べる)

だいじなもの:小さな腕輪を手にいれた!
小さな腕輪

植物の模様が描かれてある小さな腕輪。
その繊細なフォルムからは、
作り手の愛がうかがえる。



(???を調べる)

特に何もないようだ。


タブナジア地下壕


Frescheque : ……そう……ですか……
Frescheque : …娘は……
Frescheque : …………。
Frescheque : ……、
………………。
Frescheque : ……この飾りの植物をご存知ですか?
ほとんど知られていない花ですが、
実際にある植物なのです……
Frescheque : ……あの日、シェミーは、
ラミーネに叱られて……、
私のところへ来ました……。

Shemmie : ねぇ……、

Frescheque : …………?……

Shemmie : おとうさん……。

Frescheque : !!

………………………………………………………………………………………

Frescheque : どうしました?

Shemmie : おかあさんに怒られちゃった……


Frescheque : 大丈夫ですよ。
母さんも許してくれたでしょう?
Frescheque : それに……

Shemmie : それに……?

Frescheque : これです……、
見てごらんなさい。

Shemmie : ……うわぁ……

Frescheque : どうですか?

Shemmie : ……とってもきれい。
Shemmie : ……これは、わたしのなの? 

Frescheque : もちろんです。
母さんと揃いの物ですよ。

Shemmie : ありがとう、おとうさん!
でもこれは、なんていうお花なの?

Frescheque : 名前は忘れてしまったのですが、
昔に……、まだ父さんが若かった頃に、ですが、
植物辞典で見たことがあるものです。
Frescheque : 一応は、この辺りにも、
あるはずだと書いてありましたが……

Shemmie : ほんとうに!?
おとうさん、わたし、それが……
見たいなぁ、とっても。

………………………………………………………………………………………

Frescheque : …………娘の笑顔を、
忘れることはできません……。
Frescheque : …………これで……、
……娘もきっと、
……安らかに……。
Frescheque : ……これは、せめてものお礼です。
もしよろしければ、お受け取りください。
Frescheque : 私の彫金の師から、
受け継いだものです。
お役に立つやもしれません。

陰陽のローネットを手にいれた!
陰陽のローネット
防1 強化魔法スキル+1 弱体魔法スキル+1
Lv40~ 白黒召か学



Equette : あら、旅のお方……。
Equette : そういえば、
腕輪を見つけられたそうですね。
実は、あの植物には、悲しいことがあると
枯れてしまう……という言い伝えがあるのです。
Equette : ですからもしかすると
ラミーネが捜索に出たときには……と思いまして……。
口に出すのも悲しいことですが。
Equette : そうそう、
わたくし、いつもこうして、
ここに立って空を眺めていますのよ。
Equette : この前の晩も、
ここにおりましたら……
Equette : 声は、
聞こえませんでしたけれども……、
Equette : あの2人の様子は、
しっかりと見えましたよ。
Equette : あの事があってからの2人の様子には、
わたくしも胸を痛めておりました……。
Equette : いつも、寂しそうに
フレッシェクが1人でいる姿を
見かけていたのですが……。
Equette : …………、
たとえ、どんなに大切なものを、
なくしてしまったとしても……
Equette : 人は…、
生きていかなくてはならないもの……
Equette : この町の者は皆、
多かれ少なかれそのようにして……、
この20年を、過ごして参りました……。
Equette : だからというわけではありませんが、
皆が、失うことの辛さを、
人一倍、知っております……。
Equette : ただ、きっと……。
あの植物が再び見つかったのは、きっと、
あの子が、何かを伝えるためだと思うのです。
Equette : あなた方のおかげで、
2人のこれからに変化が訪れるでしょう。



Frescheque : たとえ世界がどんなに変わっても、
人は持ちつづけていくんだと思います。
決して変わらないものを……。

Raminey : 過去に縛られ続けていては、
決して前には進めない……
私はずっとそう思っていました。
Raminey : でも……、過去なくしては、人は
前に進めないものなのかもしれませんね……。



>>プロマシアミッション第四章開始後

Frescheque : 時が過ぎるのは早いものですね……。
タブナジアに、こんな日が来るとは
思ってもいませんでした。

Raminey : 急な変化というものに
戸惑う人は多いでしょう。それでも私達は、
それを受け入れていくべきだと思います。



■関連項目 タブナジア地下壕
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最終更新:2015年06月17日 23:15
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