依頼者:
エニュ(Enu)
/
バストゥーク商業区・炎水の広場
依頼内容:
願いをかなえてくれるという、「星のかけら」を
持ってきてほしい。
南の大きな森の樹の中に隠れているらしい。
>>通常時
+
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... |
Enu : ……。
Zacc : ……ったくあいつ、
どこ行っちまったんだ……?
|
Zacc : おっかしいなあ。
もうとっくに帰ってきてもいい時間
なんだがなあ……
Zacc : おっ、あんた冒険者かい?
あのよう…俺の嫁さん、見なかったか?
Zacc : 食材探しに行ったっきり、
帰ってこねえんだ。
Zacc : ……ったくあいつ、
どこ行っちまったんだ……?
Zacc : たたでさえ、あんまり体、
丈夫な方じゃねえのによ……。
それともまたあのごうつく婆さんに
つかまって、小言でも聞かされてるのかな。
Zacc : あっ、そうだ、あんたたち……!
Zacc : もし良かったら、あいつを捜すの、
手伝ってもらえねえかなあ。
Zacc : アリサ(Alisa)ってんだ。
色白で、金髪のショートカットの美人さ!
頼むぜ。俺もそこらへん捜してみっからよう!
Malene : え、アリサさんだって……?
Malene : あんた、何言ってんだい?
アリサさんは半月前、事故で亡くなっちまった
じゃないか。
Malene : えっ、旦那のザックが捜して……?
Malene : そうかい、気の毒にねえ……
あまりに突然、逝っちまったもんだから、
きっと受け入れるのがつらいんだねえ……
Malene : あれは本当に、不運な事故だった
からねえ……
Malene : アリサさん、確かまだ小さい娘さんがいてね。
エニュちゃんだったかしら……
その子も、つらいだろうねえ……
Malene : あんなかわいい娘のいる
母親が亡くなって、身寄りもない、
私みたいなごうつく婆さんが生き残るなんて、
嫌な世の中だよ、全く……。
Zacc : なんだって!?
アリサがもう死んでるだと!?
Zacc : おめえ、何縁起悪いこと言ってんだよ。
冗談もほどほどにしねえといい加減怒るぜ。
Zacc : 確かにあいつは朝、かごと手ぶくろを持って、
家をでてったんだ。すぐ帰る、って言ってよお。
Enu : パパに何を言っても聞かないわ。
Enu : ママがしんじゃってから、
パパのこころはこわれちゃったんだもん。
Enu : パパはママのこと、
すごく大好きだったから……
Enu : ねえ、冒険者さんでしょ?
わたしのお願い、聞いてくれないかなあ。
Enu : わたし、パパを元気にしたいんだ。
だから、星のかけらをさがしてるの。
Enu : 星のかけらっていうのは、
ひみつのたからものなんだって。
Enu : 星のかけらを、星のいっぱい出てる、
きらきらしたお空に向かってさし出すの。
Enu : そうするとね、その夜のあいだだけ、
何でもお願いを叶えてくれるんだって!
Enu : すごいでしょ。
わたしご本で読んだのよ。
本当なんだから!
Enu : 冒険者さん、お願い!
星のかけらを、見つけてきて!
Enu : 星のかけらはね、
ひみつのいしなの。みなみの島の大きな森の
樹の中にかくれてるんだって。
Enu : 星のかけらはね、
ひみつのいしなの。みなみの島の大きな森の
樹の中にかくれてるんだって。
※伐採をする。
星のかけらを手にいれた!
星のかけら
Rare Ex
内部で美しい光彩を乱反射させる奇石。
>>4:00~20:00に星のかけらをトレード
Enu : 星のかけらは
お星さまのよく見える夜じゃないと
使えないの。ちょっと待ってね。
>>20:00~4:00に星のかけらをトレード
Enu : 星のかけら、見つかったの!?
ほんとうに!? すごいすごい!
Enu : わあ、どうもありがとう!!
Enu : ママに、パパのとこへ会いにきて
もらうの!
Enu : 星のかけらさん、お願いです、
ひとばんだけ、ママを帰してください。
Enu : パパとママを会わせてください。
Enu : お星さま、願いをかなえて!!
Enu : ……。
Enu : ……。
Enu : うそ……
なんで、なんにもおこらないの?
Zacc : こら、エニュ。何やってんだ?
そんなに身を乗り出して、危ねえじゃねえか。
Enu : パパ……
Enu : 天国から、ママに来てもらえるように、
パパが、ママに会えるようにお願いしたのに……
Enu : 言い伝え、うそだったみたいなの!
お星さま、お願いを叶えてくれないよ……
Zacc : アリサが……天国に?
何言ってんだ、エニュ……
Zacc : アリサは朝、かごと手ぶくろ持って、
すぐに帰ってくるって……
Zacc : かご……?
あいつ、何を採りに行ったんだ……?
いつ、家を出たんだっけ……
Zacc : ……頭が痛てえ……
思い出せねえ……、あいつはあれから
どうなったんだ?
Zacc : ……草原?
ああ、岬の草原に行ったんだ……!
Zacc : ……そうだ、そこであいつ、
食材を採りに行った先から、なかなか
戻らねえから……
Zacc : 俺はあいつを探しに行ったんだ……!!
Enu : パパ……!!
Zacc : そしたら……
あいつは崖になってる岬の草原で、食材を無心に
採っていて……
Zacc : 俺が声をかけようとしたその時、足を
滑らせて……
Zacc : あいつは……崖から……
Zacc : …………。
Zacc : 崖から落ちたんだ……
Zacc : 俺はその場に居ながら、
あいつを救ってやることができなかった……!!
Zacc : バランスを崩したあいつの体が、
遥か下の景色へ吸い込まれていくのを……
Zacc : 俺はただ、見ていることしか……
Zacc : …………。
Zacc : そうだ、死んじまったんだ……
俺が、見殺しにしたのも同然だ……
俺は今まで……ずっとその事を忘れてたのか……
Zacc : いや、忘れてたんじゃねえ。
Zacc : 分かってた、分かってたのによう……
Zacc : あいつが死んじまったこと……
認めたくなかった……
Enu : パパ、思い出したんだね!
いままでのこと、ママのこと……
Zacc : ああ。
あいつが急に死んじまって、俺がお前を
支えてやんなきゃなんねえのに、
おまえに世話かけちまった……
Zacc : エニュ、ふがいない父親を……
俺を、許してくれ……。
Enu : パパ、わたしも、
ママに会わせてあげられなくって、ごめんね。
Zacc : ばか、おめえ、何言ってんだよ。
父ちゃんは、もう大丈夫なんだぞ。
それに……
Zacc : それに、星に願わなくたってなあ、
母さんは……アリサは、ここにいる。
Enu : ……?
Zacc : 俺の、胸の中に。ちゃんといる。
おまえの中にも……いるだろ?
Enu : !!
Enu : うん!
Zacc : あんたにはすっかり世話になっちまった
みてえだな。
Zacc : これはせめてもの礼だ。とっといてくれ。
Zacc : これからはしっかりとこいつを支えていく
つもりだ。
Zacc : 天国のあいつに、笑われねえようにな!!
謎の多肉植物の子株を4個手にいれた!
謎の多肉植物の子株
何かの多肉植物の子株。
Enu : 星のかけらは、
きっと本当のお願いをかなえてくれたんだね!
Zacc : これからはしっかりとこいつを支えていく
つもりだ。
■関連項目
バストゥーク商業区 ,
月に祈りを
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最終更新:2015年04月21日 23:45