依頼者:
ライチャード(Rycharde)
/ マウラ・船乗りの宿
依頼内容:
セルビナに住むヴァルゲール(Valgeir)に
料理を届け、その反応を見て来て欲しい。
Rycharde : やあ、待ってたよ。
ついに出来たんだ、自信作が!
で、今度もあんたに頼みたいんだ。
Rycharde : ヴァルゲールに、オレの
最新作を届けてきてくれないか?
選択肢:この仕事を……
>>やめておく
Rycharde : 何だよ、持ってくだけだよ?
セルビナまでの船代も出すってんだよ?
なあ、頼むよ。引き受けてくれよ。
>>引き受ける
Rycharde : よし、頼むよ。
じゃあ、料理を持ってセルビナ行きの船に
乗ってくれ。船代は前払いしておくから。
Rycharde : あ、それから、ヤツが
どういう反応をしたかよく見といて、
教えてくれよな。
だいじなもの:マウラ風クスクスを手にいれた!
マウラに住む料理人、
ライチャード(Rycharde)の作品。
Rycharde : どうだった?
ヤツは何か言ってたかい?
……なんだ、まだ行ってなかったのか。
今度は気合い入ってるんだから、早く頼むよ。
Felisa : [Your Name]様ですね。
ライチャード様より、機船の運賃を
すでに頂いております。どうぞお通りください。
>>通常時
+
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... |
Valgeir : なんだ、またお前さんか。
この間の料理はどうだったかね?
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Valgeir : なんだ、またお前さんか。
まあ、あんたに文句言うのも筋違いだな。
仕方ない、見るだけ見てやる。そこで、
ちょっと待っててくれ。
Valgeir : 確かに少しは腕を上げたな。
だが、料理の本質を理解しとらん。
食材の価値ばかりこだわりおって。
Valgeir : 料理だけに限らず、
物事には基本というものがある。
見た目を立派にするのは簡単なことだ。
しかし、それは所詮見かけだけに過ぎん。
Valgeir : 基本ができてこそ、
はじめて中身まで立派にできるのだ。
未熟な者ほど結果を急ぐあまり、
見かけの立派さに惑わされがちになる。
Valgeir : あいつもそういう未熟者の1人だ。
……結局、私が期待していたほどの
料理人の器ではなかったということだ。
Valgeir : あいつは私の息子だが、
一料理人としては認めるわけにはいかん。
まあ、お前さんにここで小言を言っても仕方ない。
Valgeir : お前さん、今から戻るのだろう?
ならば、あいつにこれを渡してくれ。
これが私からの返事だ、と。そいつの意味する
ところが分からないようなら、それまでだ。
ポポトイモを手にいれた!
ポポトイモ
両大陸で広く栽培されている芋。
Valgeir : この間のものは
あいつに渡してくれたかね?
あれで気がついてくれればいいんだが……。
(Rychardeにポポトイモをトレード)
Rycharde : え? あいつがこれを?
これって……ただのポポトイモじゃないか。
どういう意味なんだろ……。
Rycharde : あ、とりあえずお礼を渡すよ。
いつも、ありがとう。
茶器一式を手にいれた!
茶器一式
ウィンダス様式の茶器一式。調度品の一種。
Valgeir : この間のものは渡してくれたか。
あいつに料理を教え始めた頃、
あのポポトイモを
よく課題として出したものだ……。
Valgeir : ポポトイモは身近で安価な素材だ。
だが、その料理がダメだということはない。
Valgeir : また、高級な食材を使ったとしても、
それを料理する道具が安物だからといって、
その味が落ちるということもないのだ。
Valgeir : 料理の基本とは
食材や道具にこだわることではない。
それを調理する技術への偏重でもない。
Valgeir : 最も大事なことは、
おいしい物を人に食べさせてあげたい、
食べてもらいたい、という気持ちと、
そうした料理を作りだすための、ひと工夫なのだよ。
Valgeir : あいつがこのことに
気づいてくれれば、料理人として
捨てたもんじゃないんだがな……。
Valgeir : 料理を食するときには、
あらゆるものに感謝する気持ちを忘れてはならん。
ひとつの料理には我々の他にも、漁師や農家など、
多くの人々がたずさわっているのだからな。
Rycharde : やあ、久しぶり。
この前はどうもありがとう!
あのポポトイモの意味が分かったよ。
Rycharde : オヤジの下で修業してたとき、
ポポトイモが課題になることが多くてね。
よく失敗して、怒鳴られたもんだよ。
Rycharde : そんな毎日に嫌気がさして、
オレはオヤジのところから飛び出したんだ。
いつか見返してやるって、自分なりに
頑張ってきたつもりだったんだけど……。
Rycharde : ガキの頃、おふくろが
よくポポトイモで、
ベークドポポトを作ってくれたっけ。
Rycharde : 決して料理が
上手なわけじゃなく、いい道具を使ってた
わけでもなかった。
Rycharde : でも、オレ、おふくろの
作ってくれたベークドポポトが大好きだった。
めちゃくちゃ、うまかったんだ。
Rycharde : いつの間にか、
何のために料理を作るのか、なんていう
根本のところを見失ってたんだな……。
Rycharde : まだまだ修業が足りないや。
また一から出直すよ。あんたには、
本当に世話になったね。ありがとう!
Rycharde : まだまだ修業が足りないや。
また一から出直すよ。あんたには、
本当に世話になったね。ありがとう!
Take : ねぇ、アンタ気づいたかい?
最近、あの子の顔つきが変わってねぇ。
男らしい、何ともイイ顔してるんだよ。
Take : まあ、きっと大事な何かを
つかんだんだろうね、あの子なりに。
これもアンタのおかげだよ。
あたしもホントに感謝してるよ。ありがとうね。
Valgeir : 料理は奥が深いものだが、
基本なんてものはきわめて明確だ。
まあ、料理だけに限ったことではないがな。
■関連項目
マウラ
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最終更新:2015年07月28日 17:53