依頼者:
フェルグス(Ferghus)
/ バストゥーク
大工房・職人食堂
依頼内容:
問題がおきると、いつも
新人のせいにする料理人がいるらしい。
今日もなにやら事件が起きたようだが……。
>>通常時
+
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... |
Ferghus : あ~あ、毎日毎日仕事なんて
やってられっかっつーの!
Leonhardt : ここで
働かせてもらうことになった
見習い料理人のレオナルトです。よろしく。
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Ferghus : あそこに見習い料理人がいるだろ?
Ferghus : あいつ、気の毒なんだよな。
なんか問題がおきると、いつもあいつのせいに
されちゃうんだよ。
Ferghus : ほら、今日もおっぱじまるぜ。
Aileen : またパイを黒焦げにしたの?
いいかげんにしてよね。
Leonhardt : ……ぼくが
焼いたんじゃないです。
Aileen : 自分の失敗を認めないの?
あなた以外に誰がいるのよ。
Anneliese : あれほど
注意しなさいって言ったのに……。
Aileen : 罰は1ヶ月間、ひとりで
ゴミ出しと食器洗いってところかしらね。
Anneliese : かわいそうだけど、
しかたないわね。
Ferghus : あーあ、
濡れぎぬ着せられちゃって。
Ferghus : オレ見たんだよ。あの料理人が、
さっきパイを焼いていたところ……。
Ferghus : おい、やめなって!
首突っ込むと、ろくなことないぞ!
Aileen : なに、あなた?
なにか文句でもあるわけ?
選択肢:文句ありますか?
>>はい(パターン1)
Aileen : フン、ずいぶんと偉そうだけど
その手……あなた、ろくに料理できないでしょ?
そんな人に口出しされるおぼえはないわよ。
>>はい(パターン2)
Aileen : その手……
ふぅん、あなた料理の腕はそこそこあるようね。
でも、ウチにはウチのルールがあるの。
よけいな口を挟まないでくれる?
>>いいえ
Aileen : だったら、
さっさと向こうへ行ってくれる?
Anneliese : アイリーン、
お客さんにそういうこと言うのはマズイよ……。
Aileen : アネリーゼ!
あなたはウチの店のことで
部外者に口出しされてもいいってわけ?
Anneliese : そうじゃないけど……。
Aileen : はっ、やってられないわね。
Aileen : 無能な見習いと
優柔不断な料理人しかいないこんな食堂じゃ、
いい料理なんて作れっこないわよ。
Ferghus : なんか、
大変なことになっちまったな。
まさか、明日からここで飯食えないなんてこと
ないよな……。
Leonhardt : お見苦しいところをお見せしました。
かばっていただいて、ありがとうございます。
Anneliese : 私からも謝ります。
Anneliese : アイリーンが
ひどいことを言ってごめんなさい。
びっくりしたでしょう。
Anneliese : 彼女は
過去のつらい体験を
ずっと、ひきずっているようなんです……。
Anneliese : 子供のとき、
アイリーンには親友がいたんですって。
……ちょうど、大戦のころかしらね。
Anneliese : でも、その子
アイリーンの前から突然姿を消したらしいのよ。
いつも一緒に遊んでいたのに、何も言わずに……。
Anneliese : アイリーンは
商業区の川辺の木の下で、
毎日その子を待ちつづけていたらしいわ。
いつか来てくれると信じて……。
Anneliese : ……でも、
その子が現れることはなかった。
Anneliese : アイリーンは
よくある話よって言ってたけど、本当は
そのときすごく傷ついたんだと思う……。
Anneliese : でも、だからといって
お客さんにまであんな態度を取るなんて。
Anneliese : 今まで
アイリーンのことが心配で目をつぶってきたけど、
間違いだったのかしら……。
Leonhardt : アイリーンさんに
そんな過去があったなんて、意外だな……。
>>通常時
+
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... |
Raginmund : こんな時代に
生まれてこなければよかったと言う人がいるけど、
俺はこの時代に生まれてよかったと思っているよ。
Raginmund : つらいことはたくさんあるけど、
これはきっと歴史に残る、英雄的な戦いになる。
俺は最後まで見届けるんだ。
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Raginmund : あのアイリーンって子、最近
いつもあそこで友だちを待っているんだ。
Raginmund : 実はあの子の友だちは、
バストゥーク近郊のラーネフェルト村にいる
知り合いに引きとられていったんだが……
Raginmund : 村へ向かう途中、
クゥダフ兵に襲われて
行方がわからなくなってしまったんだ。
かわいそうで、とてもあの子には言えないよ……。
Aileen : カルラちゃん、今日も来ない……。
約束、忘れちゃったのかな……。
Aileen : カルラちゃん!? 遅かっ……
Aileen : ……なんだ、人違いかぁ。
Aileen : [お姉さん/お兄さん]も
おうちに帰りなさいって言いに来たんでしょ。
Aileen : あたし、まだ帰らないよ。
だってカルラちゃんと約束したんだもん。
Aileen : もうすぐ
あたしの誕生日なの。だから、
ここでいっしょにお祝いしようねって。
Aileen : ……はぁ。
カルラちゃん、早く来ないかなぁ。
Raginmund : あの子の友だちは、
バストゥーク近郊のラーネフェルト村にいる
知り合いに引きとられていったんだが……
Raginmund : 村へ向かう途中、
クゥダフ兵に襲われて
行方がわからなくなってしまったんだ。
かわいそうで、とてもあの子には言えないよ……。
[Your Name]は、赤い鍋つかみを手にいれた!
赤い鍋つかみ
Rare Ex
ヒュームの子供用と思われる片手型耐熱ミトン。
(Raginmundに赤い鍋つかみをトレード)
Raginmund : これは、ひょっとして
あの子の友だちからの
プレゼントかい!?
Raginmund : でも、あの子はさっき
どこかへ行ってしまったんだよ。
これを渡してあげたら、さぞ喜んだろうになぁ……。
(Leonhardtに赤い鍋つかみをトレード)
Leonhardt : このあいだは
ありがとうございました。
……え? これをアイリーンさんに?
Aileen : まったく、この忙しいときに
ムダ話する人の気がしれないわね。
Leonhardt : アイリーンさん、これ
あちらのお客さんがアイリーンさんにって……。
Aileen : あなたは、このあいだの……。
こんなものよこして、どういうつもり?
Aileen : え?
カルラちゃんが……あたしに……?
Aileen : ……あなた、
どうしてカルラちゃんのことを知ってるのよ。
Aileen : ……そうだったの。
カルラちゃんはラーネフェルト村に……。
Aileen : …………。
Aileen : あたし、どうして
カルラちゃんのこと、もっと
信じてあげられなかったんだろう……。
Aileen : カルラちゃんと
いつも一緒にいるのが当たり前で、あたし
何もしてあげられなかった……。
Anneliese : ……そんなことないわ。
アイリーンがその子と一緒に過ごした時間が
大切だったように、その子もアイリーンとの時間が
とても大切だったのよ。
Anneliese : だから、
こんなに素敵なプレゼントを……。
Aileen : ……ごめんなさい。
あとは頼むわ……。
Anneliese : きっと、
あの待ち合わせ場所に行ったんだわ。
つらいでしょうね……。
Leonhardt : ……ぼくの作ったロランベリーパイ、
涙でしょっぱくなっちゃったよ。
またアイリーンさんたちに怒られちゃうな。
Umberto : あの子、もう長いこと
ああやって友だちを待っているんじゃ。
友だちはどうして来ないのかのう。
Bruna : イーダちゃん、
きっと約束すっぽかしたんだ。もう絶交だよ。
Aileen : もう少し待ってみたらどう?
その子にも事情があるのかもしれないよ。
Bruna : お姉さん、だあれ?
Aileen : お姉さんはね、料理人よ。
あたしにもむかし、あなたみたいに
お友だちがいたの。
Aileen : その子はいつも
あたしのことを応援してくれてたの。
そのおかげで、あたしは料理人になれたのよ。
Aileen : だからあなたも、
お友だちのことを信じてあげて。
自分のことばかり考えて、
大切な友だちをなくしてはだめよ。
Bruna : ……うん、わかった。
イーダちゃん、約束すっぽかすような
子じゃないもんね。
わたし、もうしばらく待ってみる!!
Ida : ブルーナちゃーん!
Bruna : イーダちゃん!
Ida : 遅くなってごめんね!!
お母さんが、なかなか外に
いかせてくれなくて……。
Bruna : そうだったんだ。
じゃあ、遊びにいこう!
Bruna : お姉さん、ありがとう。
Aileen : よかった……。
Aileen : あなたには迷惑かけたわね。
許してちょうだい。
Aileen : レオナルトにも
ひどいことをしたわ。
料理人として恥ずべき行為だったわね……。
Aileen : カルラちゃんのためにも、あたし
立派な料理人にならなきゃ……。
Aileen : こんなふうに
思えるようになったのは、あなたのおかげよ。
ありがとう。
Aileen : ささやかなものだけど、
感謝の気持ちをこめてパイを作ったの。
受けとってちょうだい。
アイリーンのパイを手にいれた!
アイリーンのパイ
Rare Ex
職人食堂のアイリーンが焼いたロランベリーパイ。
ほのかに甘酸っぱい。
Umberto : あの子の友だちが
ちゃんと来てよかったのう。
Umberto : ……そういえば、
むかしも同じ場所にあれぐらいの子が立っとった。
あの子は、友だちと会えたかのう。
Ferghus : 見習いも
すっかり店に馴じんだみたいだな。
これで、心おきなく飯が食えるぜ。
■関連項目
大工房
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最終更新:2013年05月17日 21:40