依頼者:
オマー(Omer)
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ジュノ下層・市場橋
依頼内容:
エルヴァーンの少女に大事な釣り竿
「イーグレットの釣竿」を奪われてしまった。
彼女の主張では、
クフィム島で釣りを
していたときにモンスターを釣り上げて
しまったためだそうだが……。
>>通常時
+
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... |
Omer : う~ん、どこが一番釣れそうか
選ぶのに時間がかかってしまって全然釣りが
出来ないのですよ。優柔不断って損ですなぁ。
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Omer : 冒険者さん、ジュノは都会ですからね、
詐欺に気をつけなくてはなりませんよ。
Omer : 私などはこの前、
エルヴァーンの女の子に騙されたんです。
Omer : 少し前のこと、私から無理やり
釣り竿を奪い取っていってしまった女の子が
いたんですがね……
Prishe : なぁ、俺も「釣り」ってやつを
やってみてぇんだけど、その釣り竿、貸してくれ!
Omer : 貸す?
そんな、貸せるわけないでしょう。
Omer : どこの田舎町から
来た方かわかりませんが、ここは都会なんですよ。
簡単に人には物を貸したりしないんです。
Prishe : でもさぁ、もう釣りをする気なんか
サッパリねぇんだろ? 俺にはわかってるぜ?
Omer : な、なんて
言いがかりも、はなはだしい!
Omer : わ、わたしゃ
釣り場を探してるとこなんですよ。
どこが一番釣れそうか、そこんところを
じっくり選ぶためにね。
Prishe : ふーん。
でも、本当は、一番釣れそうな場所は、
どこだかわかってんだろ?
Prishe : だけど、そこに行く勇気が出ネェんだ。
いろいろ理由をつけて、そこがいい釣り場
だってことを、どうにか打ち消そうとしてる。
Omer : な、なんて出まかせを!?
Prishe : じゃ、その釣り竿を貸してみなよ。
俺がクフィム島に行って、三眼魚が
釣れるってこと、証明してやるぜ!
Omer : 今考えれば、
クフィム島の話といい、
三眼魚の話といい、
あの女の子は、私が釣り仲間に馬鹿にされた
ことを知っていたんでしょう。
Omer : 以前、
東サルタバルタで、
幻の魚
三日月魚が釣れたと言ったら、
釣り仲間たちは、信じてくれませんでした。
Omer : それだけの腕があるのなら、
クフィム島で幻の魚
三眼魚を釣って
みせろと言われる始末。
Omer : しかし、クフィム島では釣りをすると、
恐ろしいモンスターがかかることがあります。
Omer : 私にとっての釣りは、ただの遊び。
命をかけてまで、釣りをすることなどできません。
Omer : その女の子は、そんな私の悩みを
ピタリと言い当てたので、私はつい、
大事な釣り竿を渡してしまったのです。
Omer : その後、その女の子は、
たしかに私の釣り竿で
三眼魚を釣ってきました。
Omer : けれども、
私の釣り竿は戻らなかった……!
Omer : その女の子を問い詰めるも、
釣り上げたモンスターのせいで、
なくなってしまったという始末。
Omer : そんな話が信じられましょうか!
おそらく彼女は、私の大切な釣り竿を売りさばき、
その金で
三眼魚を買ってきたのです!
選択肢:彼女はズルをしたのか?
>>そんなことない
+
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... |
Omer : ん? なんです?
本当に、釣り上げたモンスターのせいで
なくなってしまったと言われるんですか?
Omer : あなた、私がせっかく
都心の恐ろしさを忠告してあげているというのに、
聞く耳持たずですか。
Omer : ならば、あなたが
そう信じる証拠を見せてください。
Omer : あなたが言うように
あの女の子が本当に釣り竿をなくしたのなら、
クフィム島のモンスターがイーグレットの釣竿を
持っているはず!
Omer : クフィム島で釣り上げてしまった
モンスターのせいで、私のイーグレットの釣竿を
なくしてしまったと彼女は言っていました。
Omer : あのエルヴァーンの少女が
本当のことを言っていたと思うのでしたら、
その証拠を持ってきてください。
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>>そうに違いない
+
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... |
Omer : そうでしょう、そうでしょう!
ではあなた、私のイーグレットの釣竿を
探してください!
Omer : 見つけ出しましたら
それ相応の謝礼はいたしましょう!
Omer : おそらく彼女は、
私の大切なイーグレットの釣竿を、
どこかのだれかに売りさばいたのです!
Omer : 見つけ出しましたら
それ相応の謝礼はいたしましょう!
どうかあの釣り竿を探し出してください!
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[Your Name]は、Krakenを倒した。
[Your Name]は、イーグレットの釣竿を手にいれた!
イーグレットの釣竿
Rare Ex
昔、漁師ギルドで扱っていた超高級ブランド釣竿。
折れてしまっている。
(Omerにイーグレットの釣竿をトレード)
Omer : こ、この折れた釣り竿は……
Omer : モンスターに襲われたという話は、
本当の話だったんですね。
Omer : あんな小さな女の子が、
なぜそんな命をかけて……。
Omer : すいません、冒険者さん。
Omer : 正直に言えば、彼女が嘘をついてなど
いないということは、わかっていました。
Omer : なぜなら私の釣り竿は、
釣り仲間のうちでは有名なもの。
簡単に売れるようなものではないのです。
Omer : ……けれども私には、
いくら考えても、わからなかったんです……。
Omer : なぜあの子は、私のため……
赤の他人のために、クフィム島という
危険な場所で釣りをしてくれたのか。
Omer : わからないからこそ、私は、
あの子の言うことを信じなかったのです。
Omer : 教えてください、冒険者さん。
あなたは、あの子を知っているようだ。
Omer : だからこそあなたは、
あの子のために苦労して、このイーグレットの釣竿を
探し出してきてくれたのでしょう。
Omer : あの子が嘘をついていないと
証明するために命をかけて……
Omer : ……!
Omer : ……そうか、わかりました。
そういうことだったんですね。
Omer : 私は、釣りに命をかけることは
愚かだと思っていました。
Omer : けれどもあなたのように、
なにかを守るために、釣りに命をかけることは
愚かでもなんでもない……。
Omer : あの子は私の代わりとなって、
クフィム島へ行ってくれたのですね。
Omer : 私の、釣りに対する誇り。
それを守ることの大切さを教えるために……。
Omer : ありがとう、冒険者さん。
今になってやっと、気がつくことができました。
あの子に会ったら、ぜひお礼を伝えてください。
Omer : それと、冒険者さんには
とんだ迷惑をかけてしまいました。
どうぞ報酬を受け取ってください。
Omer : 本当にありがとうございました。
3000ギルを手にいれた!
Omer : あの子は私の代わりとなって、
クフィム島へ行ってくれたのですね。
Omer : 私の、釣りに対する誇り。
それを守ることの大切さを教えるために……。
■関連項目
ジュノ下層 ,
主のなき都
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最終更新:2015年07月31日 21:22