アットスター背景ストーリー
Chapter1
《偽りの名・シャーロック》によって破壊された《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》のうち、その世界にとどまれたプリンとリュウセイであったが、ガイアールだけはとどまることができず、瀕死の状態で異世界に飛ばされてしまった。(
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彼が飛ばされた世界でも、
アンノウンは存在していた。瀕死の彼を救った御伽の魂を持ったクリーチャー、(
《氷麗の精霊龍 プレミアム・リリィ》)はプリン・修羅丸・鬼丸の3兄弟が処刑され、リュウセイも行方不明になってしまったことを彼に伝え、
《予言者ベルダム》から彼が違う世界から来ることを知っていた。彼女はガイアールに
《偽りの名 トラン・スパレート》?がアンノウンのボスだという話を聞かせてくれた。
療養中のガイアールの前に現れた
《予言者ベルダム》は御伽の魂を持ったクリーチャー、
《光神龍シンデレラ》の捜索を彼とリリィに依頼する。傷が癒えたガイアール(
《ガイアール・シューター》)はリリィと共にシンデレラの捜索とトラン・スパレートを倒すための活動を開始した。時同じくして、
《トゥルース・ミラー》によりガイアールの存在を知った、シンデレラと同じ御伽の魂を持ったクリーチャー
《蒼神龍白雪姫》も仲間たちにそのこと伝えるべく動き始めた。
Chapter2
アンノウンによる支配の中、ハンターの大将格であるガイアールが現れたことで、ハンターたちの反撃への士気が高まる。アンノウンたちに利用された挙げ句、居住地を破壊されたエイリアンたちも、リュウセイは未だに行方不明のままだったが、ハンターとの共闘を改めて決意するのだった。しかし、《トラン・スパレート》はガイアールの出現をすでに知っており、反撃ムードが高まることを予想した彼はアンノウンの上位種である
ゼニスを送り込んできた。白雪姫がガイアールの出現を伝えた仲間、それは他ならないアンノウンのボス《トラン・スパレート》であった。彼女だけでなく、
《紅神龍赤ずきん》や
《緑神龍おやゆび姫》までもが、アンノウンサイドに寝返っていたのだ。《トラン・スパレート》によりゼニスたちの先鋒として送り込まれた《「俺」の頂 ライオネル》はシンデレラを襲撃、追い詰めたものの、彼女を捜索していた《ガイアール・シューター》の奇襲により、一時撤退を余儀なくされてしまう。
Chapter3
先鋒のライオネルにこそ勝利したが、トラン・スパレートに送り込まれたゼニスによってクリーチャーたちのパワーバランスが再びアンノウン側へと傾いていく。その中でもウェディングとサスペンスは光と闇を入れ替えるだけでなく、ドラゴンとコマンドを統合し、両陣営に大ダメージを与えた。(
《祝呪秘伝ブライダル・ミステリー》?)それでも、リリィだけはその影響を受けなかった。
ガイアールへのリベンジを狙うライオネルは光と闇のガーディアンを引き連れてガイアールを狙うが、ガーディアンたちが裏切り、ガイアールとの一騎打ちに持ち込まれる。死闘の末、友情が芽生えた両者だったが、そこにライオネルを裏切ったガーディアンたちが襲い掛かる。ライオネルは捨て身の覚悟で友となったガイアールを逃がしたものの、奮戦及ばず敗れてしまった。
Chapter4
中堅のウエディングとサスペンスがそれぞれ率いる「堕天龍」と「聖魔龍」たちがリリィとシンデレラを襲撃、窮地に陥る彼女たちだったが、
《真実の名 アルコイリス》?と
《黒神龍ねむり姫》が現れ、その場を乗り切る。その後、《真実の名 アルコイリス》は自らがアンノウンから解放された存在であると語り、彼によると感情を持つことでアンノウンたちは真実の力に解放されるという。
戦いを通じてわかりあえたはずの友、ライオネルの敵討ちに燃えるガイアールは
《闘将ボーイ ガイアール》?へと変化する。そんな彼の前に現れたのは、かつての盟友にして、行方不明となっていたはずのリュウセイ(
《永遠の流星 テンポイント》?)であった。行方不明になっていたはずの彼だが、実際はアンノウンから身を潜めているだけで、ガイアールたちの動きもチェックしていた。彼は異世界から来たガイアールを仲間と認め、共に戦うことを誓った。
Chapter5
リリィ、シンデレラ、ねむり姫、イリスの4者はアンノウン達を次々と解放していくなか、彼らに再び襲い掛かってきた《ウェディング》と《サスペンス》。しかし、彼らが率いていた「堕天龍」と「聖魔龍」も真実の力に解放していくことに成功し、両者を撃破した。勝利を喜ぶリリィたちだったが、突然、イリスに異変が生じる。彼は
《「七色」の頂 アルコイリス》?としてゼニスへと変わってしまった。不意を突くように現れたガーディアンの軍勢に加勢する形でイリスはリリィたちへ攻撃を開始した。
その頃、ガイアールとリュウセイもアンノウン達を順調に撃破していた。そんな彼らの前に現れたのは
《真実の王 サリエリ》。彼はガイアールとリュウセイに対して、助けを求める。彼を追ってきたのは御伽の魂を持ちながらアンノウン側へ寝返った《蒼神龍白雪姫》《紅神龍赤ずきん》《緑神龍おやゆび姫》の3者。敵の敵は味方ということでサリエリと共闘することになったガイアールとリュウセイは3人を撃破するが、サリエリは3人を復活させた。サリエリによると、彼女たちは洗脳されているのだという。蘇ることで洗脳が解けた3人は、ガイアールたちに加勢、サリエリも仲間に加わり、リリィたちとの合流を目指す。
Chapter6
リリィたちと合流したガイアールたちは彼女たちを攻撃していたガーディアンの軍勢とイリスを退散させることに成功する。原因不明に見えたイリスのゼニス化だったが、サリエリはその原因を知っていた。アルコイリスとトラン・スパレートは元々、同一のゼニス(《「零」の頂 倒壊帝王》)であり、彼が感情を持ったことでイリスとスパレートへ分かれてしまったこと、そして、2心同体である彼らはどちらかがゼニスとなればもう一方もゼニスとなってしまうこと、そして彼は
《「透明」の頂 トラン・スパレート》?になっていることを話し、ガイアールたちは改めてトラン・スパレートを倒して、世界に平和をもたらすことを誓い、彼の居住地にしてゼニスの本拠地である「ニルヴァーナ・ゼニシア」へ向かうことを決意した。
Chapter7
「ニルヴァーナ・ゼニシア」攻略の前夜、ガイアールとリュウセイはサリエリに呼び出される。サリエリは2人に御伽娘の生い立ちを語る。未来への希望として生み出した5人を失うわけにはいかないと、サリエリは彼女たちを置いて襲撃することを提案する。サリエリの決意をくみ取ったガイアールとリュウセイはその晩、夜を徹して「ニルヴァーナ・ゼニシア」へ向かい始めた。
朝が明け、目覚めたリリィはガイアールたちの不在に気が付く。リリィと御伽娘たちは彼らの後を追おうとするが、そこにガーディアンの大軍が現れる。ガーディアンの猛攻に受ける彼女たちだったが、、突然、シンデレラの靴が緑色に光り出し、ガーディアンたちを怯ませた。その隙をついたリリィはシンデレラを「聖魔龍」たちと共に「ニルヴァーナ・ゼニシア」へと向かわせた。
Chapter8
「ニルヴァーナ・ゼニシア」にたどり着いたサリエリたちが見たのは2体のゼニス、アルコイリスとトラン・スパレートの戦いであった。虹と透明、正邪のゼニスは相討ちとなり、両者の存在は消えた。これで全てが終わったと思ったのもつかの間、最強にして最初のゼニス《「無情」の頂 シャングリラ》が姿を現した。すべてを透明に染めようとしたトラン・スパレートの動きを見続けていたシャングリラは「ゼロとは透明ではなく無である」といい、世界の破壊を宣言する。これを食い止めるため、ガイアールたちの最後の戦いが始まった。
リリィたちはガーディアンの大軍を撃破することに成功した。しかし、ガーディアンたちの屍は突然、何者かに吸い込まれた。リリィたちが見た先にはいたのは、シャングリラがガーディアンたちの屍を吸い込み、破壊を開始する瞬間であった。すさまじい衝撃波が世界を包み、リリィは未来への希望、御伽の魂を持った娘たちを守りながら力尽きた。
Chapter9
シャングリラの放った衝撃波はガイアール・リュウセイ・サリエリの3人を一瞬で飲み込み、破壊されてしまった。「ニルヴァーナ・ゼニシア」に向かっていたシンデレラをも飲み込もうとしたその時、彼女の靴が再び緑色に光り、衝撃波をはじき飛ばした。しかし、シャングリラの持つ封殺の力は彼女の反撃を許さない。万事休すかと思われたとき、ベルダムの魔法で
ダイヤの印をシンデレラに打ち込む。封殺を受け入れながらも動くための力、今は飛べなくても、いつか飛び立つ日のために翼をはためかせて続けたシンデレラの想いが、シャングリラへと飛び立つ。そして、彼女はシャングリラを打ち取り、世界を平和に導いた。
シャングリラを倒したことでついに平和を取り戻した世界、誰一人欠くことのできない勝利を無駄にしないために残された希望の御伽娘たちは、世界の平和を誓い合う。自分たちのために命を賭した仲間のためにも……。