エピソード3 パラレル・ストーリー

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エピソード3 パラレル・ストーリー - (2021/12/03 (金) 02:21:57) の編集履歴(バックアップ)


作者:シザー・ガイ

これは、エピソード3の物語のもう1つの歴史…とあるパラレルワールドのお話。

オラクリオンとなって心を失い、敵味方問わず破壊する怪物となった《神聖騎神 クロスオーバー・ヨミ》、そしてアウトレイジへの復讐に身を焦がす《無法神類G・イズモ》に、カツキングたちアウトレイジが立ち向かう。

G・イズモからゴッド・ノヴァと化したオラクルジュエル、レイジクリスタルとのリンクを断ち切り、カツキングが《絶頂神話 カツムゲン》へと覚醒した事で、戦況は一気に傾いた。
神のごとき力によって、イズモを圧倒するカツムゲン。最期の一撃を喰らわそうとするその時、弟子を思う心が僅かに残っていたヨミがイズモを庇い、散ってしまった。それを見たカツムゲンは、オラクルにも他人を思う気持ちがあると知り、イズモに手を差し伸べる…

そこまでは、同じだった。

聖と邪の二つの心を持つイズモ。その「邪」の心が「正史」よりも上回っていた。それによりヨミが自分の為を思って身を挺して庇ったことに気づく事が出来なかったのだ。
一度ならず二度までも、尊敬する師を奪われたイズモは、完全に「邪」…「憎悪」の念に支配され、イズモはヨミの亡骸、味方であるオラクルたち、ゾロ・ア・スター…そして隙を見て奪った二つの宝珠。何もかも取り込んで、ヨミの「クロスオーバー」の力で一つになり、
神でもなく、人でもなく、聖でも邪でもない存在、《「憎悪」の極 エンドレス・オーバーレイジ》へと変貌した。
何もかも忘れ、無差別に、そして無慈悲に破壊を行うエンドレス・オーバーレイジを見て、カツムゲンは涙ながらに叫ぶ。
「こんの、大バカヤロォォー!!!!」
その時、イズモに言ったようにもイズモを止められなかった自分に言ったようにも聞こえる彼の魂の叫びが、エンドレス・オーバーレイジへと再度取り込まれた二つの宝珠と共鳴し、奇跡を起こした。
《超神羅ロマノフカイザー・NEX》、《超神星ビッグバン・アナスタシス》、《ν・龍素王 Q-END》、《ミラクル・ミラダンテ》、《凶刀の覚醒者 ダークネス・ガンヴィート》、そして《超絶奇跡 鬼羅丸》…。時空を超えて6体のクリーチャーが揃ったのだ。
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