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ゲームプレイに関する質問 - (2006/07/13 (木) 10:31:32) の編集履歴(バックアップ)



2.1 どうやってデッキを作るんですか? カードの入手方法を教えて下さい。

どんな立ち位置でゲームをするかによりますが、

リミテッド・ゲームならば、まずは必要なブースターパックやトーナメントパックを、オンラインストアで買ったり(詳細はFAQの3.1を参照)、他のプレイヤーとトレードしたりして、入手してください。
そのパックは絶対に開封してはいけません。
それらをひとまず放っておき、トーナメントやリーグ戦に参加してください。
トーナメントやリーグ戦が始まると、自動的にパックが開封されます。

構築戦用のデッキを組みたいのなら、オンラインストアでパックを買って開封するのも良いでしょう。
チケットを手に入れて(オンラインストアで買ったり、まずパック等を買って他のプレイヤーとのトレードでチケットに変換してください)、「Trading Post」で必要なカードをトレードで入手することもできます。
買ったパックを開封するには、開けたいパックの上で右クリックすると現れるメニューから、開封することができます。
パックを開封したら、メイン画面の「Deck Editor」タブをクリックすると、手に入れたカードが画面上部に、メインデッキとサイドボードが下部に、それぞれ表示されます。
あとは、上部にあるカードを下部のメインデッキやサイドボードにドラッグする事で、デッキを作成できます。
また、カード上で右クリックすると、作業に役立つオプション・メニューが開きます。

2.2 サイドボードって何?

サイドボードというのは、デッキの補助になるカードのことです。
対戦マッチ(2本先取制の試合)では、2・3本目の試合の前に、サイドボードのカードをメインデッキのものと交換することができます。
1本目が始まるの前に、サイドボードのカードを使用することはできません。

構築戦デッキの場合(スタンダード等):
サイドボードの枚数はきっかり0枚か15枚でなくてはなりません。
そして、デッキのカードを交換する際に、メインデッキからの1枚に対して1枚のサイドボードのカードを差し替えます。
なので、サイドボードのカードを3枚使いたいなら、メインデッキのカードを3枚抜くことになります。
言い換えれば、各試合の始めには、メインデッキは常に同じカード枚数、サイドボードは常に15枚になっています。

リミテッド戦デッキの場合(ドラフトやシールド戦):
トーナメントで入手したカードのうち、メインデッキに使用されていない全てのカードがサイドボードになります。
各試合の後で、好きな数のカードをデッキに入れたり抜いたりすることが可能で、1枚につき1枚という制限はありません。
その際に、土地も好きなだけ加えることができます。
デッキ枚数が40枚を下回らない限り、試合と試合の間でメインデッキの枚数が変化しても、問題はありません。

2.3 優先権の処理はどうやってるの?

優先権を持っている時のみ、呪文や能力をプレイできます。
フェイズやステップの開始時、アクティブ・プレイヤー(ターンを進行している側のプレイヤー)が優先権を得ます。
優先権を得たら、呪文や能力をプレイするか、パスできます。
パスすると、対戦相手が優先権を得ます。
呪文や能力が解決された後も、アクティブ・プレイヤーが優先権を得ます。
そのプレイヤーがパスすれば、対戦相手が優先権を得ます。

マジックオンラインでは、呪文や能力をプレイした際に、優先権は自動的に放棄されます。
もし呪文や能力を使用した後にも優先権を維持したい場合には、プレイする間「Ctrl」を押し続けてください。

以上が、簡単なマジックオンラインでの優先権の説明です。
優先権がない間は、呪文や能力をプレイできません。


2.4 わかったよ、んで、どうやったら優先権を得られるんだい?(「Setting stops」の設定)

「Setting Stops」の設定方法を知りたいということですね。
マジックオンラインでは、設定次第で呪文や能力をプレイしたいタイミングかどうか、その都度聞いてくれます。
これを設定しないと、対応する必要が生じる何かが起こるまで、ゲームの進行が止まりません。

設定を行うには、メイン画面のSETTINGSボタンをクリックし、GAME PLAYタブを選びます。

「Setting Stops」の設定はマジックオンラインで対戦をする上で非常に重要です。
初期設定されていないステップやフェイズで呪文や能力をプレイしたいと思ったら、どんどん追加していってください。
ただし、設定を増やしていくにつれ、試合中に「OK」ボタンをクリックする頻度が多くなっていきます。
試合中に設定を変更したい場合には、試合画面で右クリックで表示されるオプション・メニューの、「Game Play Setting」から変更することが可能です。
試合画面のフェイズ・ステップのアイコンをクリックすることでも、設定を付けたり解除したりできます。

公式サイトのページ「Traffic Sign Series」では、これらの詳細やためになる説明を見ることができましたが、どうもログが流れてしまったようで、見ることができません。
http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/magiconline/mtgou

関連項目:SETTINGS - GAME PLAY

2.5 聞いたところによると、リーグ戦はマジックオンライン初心者に最適だということですが、リーグ戦について教えて下さい。

説明を始める前に、この解説は現行のマジックオンラインVer.2のものであると断りを入れておきます。
来たるVer.3でリーグ戦がどのような形に変化するかは、Bennie Smith氏の記事およびScott Larabee氏からの情報がありますので、そちらを参考にしてください。

リーグを始める前に、リーグは通常4週間の間続くということは、知っておかないといけません。
カードプールにブースターパックを(もし持っているなら)1つ追加する機会が、1週消化する毎に得られます。

リーグは基本的には、丸1月続くシールド戦のトーナメントと言えます。
レーティングには影響しませんが、上位半数のプレイヤーには賞品が与えられます。
リーグの最大参加人数は256人で、上位128人は最低1つのブースターパックをもらうことができるのです。
賞品の数は、参加人数には影響されません。
しかし、プレイヤーはいつでもリーグに参加できますので、ほとんどのリーグは、最終的に最大人数に近くなってしまいます。

リーグについて順を追っていきますと、トーナメントパックやブースター・チケット2つ等、必要なパックと参加費を持ってリーグに参加します。
それから、持ってきたパックから出たカードを使ってデッキを組みます。
参加者は、持ってきたパックから出たカードしかデッキに使用することができません。
参加者全員が公平にカードを受け取ることで、技術と運だけでリーグを戦うことになり、カード資産の差で初心者が不公平な思いをせずに済むようになります。
(カードをたくさん持っている初心者もいますが、そういう人の多くはあんまりマジックが上手ではないんですね)
リーグで手に入れたカードは、パックを開封すると即座に「Collection」に追加・保存されますが、リーグ戦が終了するまではトレードに出すことはできません。
第1週を除く各週に1回、リーグのカードプールにブースターを1つ追加することができます。
これは、もちろんあなたのものになりますし、これからのリーグ戦で使用するデッキを継続的に強化するのに使えます。
しかし、すでにあるカードで十分やっていけると思うのならば、ブースターを追加する必要はありません。

リーグに参加すると、メイン画面の下部に「My Leagues」という小さなタブが現れます。
それをクリックすれば、参加しているリーグといくつかのオプションを見ることができます。
「Play」「Edit Deck」「Go To」そして「States」です。

「Play」
分かりやすいですね、リーグで対戦を始めます。
ただし、あなたがまだデッキを組んでいなかったり、デッキが不十分であるならば、いったん戻って出直せます。

参加しているリーグの部屋に行くと、その時リーグにいるプレイヤーのチャットや、ランキング、それから今週の対戦成績を見ることができます。
対戦表の右上には青色の目のアイコンがあって、クリックすると対戦表を取り除いて、現在リーグ戦を戦っているプレイヤーを見られます。
リーグ戦はレーティングには影響しませんから、対戦テーブルをクリックすれば試合を観戦することもできます。
試合を観戦すれば新しいエキスパンションを覚えるのに役立ちますし、競争相手を偵察するのも一興です。
(競争相手が255人もいると、飽きませんしね)

「Stats」
「Stats」ボタンを押すと、簡潔に現在のランクと、今週に後何回ポイントが入る対戦が残っているかが分かります。
「Stats」については、また後で少し触れます。

「Edit deck」
「Edit deck」の画面に移った時(どの道、リーグに参加した際に自動的に移るのですが)、画面が二つに分かれているのが分かります。
上部はあなたの持つカードが全て入っていて、カードの色によって分けられています。
下部の、左上に「Deck 0/40」とある箇所は、土地やクリーチャーなんかを並べてデッキを作る所で、最初は何もありません。

リーグ参加の最終工程は、手に入れたカードで40枚にできるだけ近づけたデッキを作ることです。
デッキを40枚に近づける理由は、必要とする特定のカード1枚を引く確率が高くなるからです。
はい、注目。
対戦相手がとんでもなく強いクリーチャーを召喚しました。
こいつを倒すには《闇への追放》を使うしかないのですが、20枚のライブラリーにある《闇への追放》を引く確率は、40枚のライブラリーのそれよりも高いのが分かりますね。
一般的には、リーグ戦のデッキには最低16枚の土地と、それと同じくらいのクリーチャーが必要になります。
3色のデッキは、最初の週や2週目くらいでは珍しいことではありませんので、使うのを躊躇してはいけません。
しかし、色事故を防ごうと考え、デッキを2色に減色できるほどのカードがあるのならば、2色デッキも考慮しても良いでしょう。

デッキに必要な基本土地の枚数が足りないと思ったら、「Deck builder」画面の下部に「Add Land」ボタンがありますので、そこで無限に基本土地を借りることができます。
複数のデッキを構築して、サイドボードの時間で違うタイプのデッキにパッと変更するようなプレイヤーも実際にいます。
それを行う場合は、最初に選択するデッキのサイドボードに、使うかもしれない土地が確実に入っているか確認しておいてください。
デッキ構築を終えたら、画面の下部にあるチェックマークを押します。
このチェックマークは、デッキが40枚以上なければ選択できないようになっています。

リーグ戦は20試合がポイントが加算される試合で、それらを消化した後は、タイブレークを稼ぐ試合が無制限にプレイできます。
したがって、毎週ポイントを得るために5試合をプレイし(勝つと2ポイント、負けても1ポイントもらえます)、5試合終わったら好きなだけタイブレークを稼ぐ試合ができます(こちらは勝つと2ポイント、負けると-1ポイントとなります)。
このような仕組みになっているのは、プレイする時間がたくさんあるプレイヤーがそうでないプレイヤーに圧倒的な差を付けられなくするためと、それでもプレイヤーに納得するまでプレイしてもらいたいためなのです。

リーグ戦が終了すると、各プレイヤーが持つポイントは40(20戦全勝)と20(20戦全敗)の間になっています。
そのポイントの次に、2番目の数値としてタイブレークです。
そうすると、37,14という数値を持つプレイヤーは、37(17勝3敗)のポイントと、14のタイブレークであったことになります。
これは、37,11のプレイヤーより上位で、38,0のプレイヤーより下位であることを意味します。
タイブレークは、ポイントが同数であったときのみ影響を与える数値なのです。

リーグ戦を進めていくと、非常に強力な対戦相手に、そうでないプレイヤーが鬱屈してプレイを止めてしまう光景も見かけるようになるでしょう。
もしあなたがそんなプレイヤーの1人なら、ブースターを追加するのを止めて、違うリーグに参加し直すのも良いかもしれません。
しかし、もしあなたが初心者であるなら、リーグ戦を続けてブースターも追加することをお薦めし、プレイを楽しんでもらいたいです。
リーグ戦を賞品獲得のための投資としてではなく、同等の対戦相手がいる環境で1ヶ月間プレイできる機会が$2で実現すると、考えてほしいです(カードは全てあなたのものになるのですから)。

結論としては、リーグ戦をトーナメントとしてプレイするのではなくて、カードを購入するついでとしてリーグ戦で遊んでください。
リーグをプレイするのと同じだけのカードを購入すれば$30(追加のブースター3つも含めば)かかりますが、同様のパックを買ってたった2$支払うだけで、参加から1ヶ月間のプレイ環境と、順位に見合った賞品を獲得することができるのです。

注意書きとして、買収行為について簡潔に説明します。
もし買収行為を目撃したら、下記のページへお願いします。
http://wizards.custhelp.com/cgi-bin/wizards.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=433
書き込みの形式をコピーして「Ask a Question」をクリックします(もし持っていないのなら、アカウントを作る必要があります)。
「Game/Product Question」のトピックを選んで、「Magic: The Gathering Online」、「Magic Conduct/Community」です。
コピーした書き込みの形式をペーストし、必要事項を書き込んでください。
Wizards社は報告を真摯に受け止めると共に、あなたが報告に時間を割いてくださることに感謝します。

2.6 リーグ戦で追加するブースターパックは、どんな順番で追加されるの?

任意に追加できるブースターは、リーグ参加の際に表示される「参加に必要なパック」の記載順に追加されます。
インベイジョン・トーナメントパック及び2つのプレーンシフト・ブースターパックで始まるリーグの場合、追加ブースターはインベイジョン・プレーンシフト・プレーンシフトとなります。
また、オデッセイ・トーナメントパックとトーメント・ブースターパック及びジャッジメント・ブースターパックのリーグ戦なら、追加ブースターはオデッセイ・トーメント・ジャッジメントの順番になります。

注意:《山崎兄弟》のプログラム上の問題のため、神河ブロックのリーグ戦2週目に神河物語・ブースターを追加することができません。
神河物語・神河謀反×2のリーグ戦は、各週に神河謀反のブースターが加えられることになります。
神河物語・神河謀反・神河救済のリーグ戦ならば、2週目に神河謀反、3週目に神河救済、そして4週目はまた神河謀反です。
今後、変更されることもないでしょう。

2.7 構築戦って何? マジックオンラインではどんな構築戦のイベントをやってるの?

マジックオンラインでは、現在DCIが管理する現物のマジックと同様のフォーマット:スタンダード・エクステンデッド・ブロック構築をサポートしています。
マジックオンラインにはユニークなフォーマットもサポートしていて、シングルトン・プリズマティック・トライバル・クラシック・フリーフォーム・ヴァンガード(スタンダード)・ヴァンガード(エクステンデッド)・ヴァンガード(ブロック構築)・基本セットのテーマデッキ戦・基本セット構築、があります。
特記事項がない限り全てのフォーマットのデッキは、最低枚数が60枚、サイドボードはぴったり0枚か15枚のどちらかとし、基本土地を除いて同名のカードは4枚までしか入れられません。

関連項目:構築フォーマット

2.7a スタンダード(Standard)

スタンダードとは、最新の基本セットと最新のエキスパンション・ブロック2つ(現在ならば、第9版と神河ブロック・ラヴニカブロックとなります)を使用するフォーマットです。
新しい基本セットが発売されると(時期は隔年の夏です)、それまでのものは使えなくなります(俗に「ローテーション落ち」と言われるやつです)。
また、新しくラージ・エキスパンションが発売されると(毎年秋です)、その2つ前のブロック全体がローテーション落ちします。
(つまり、ラヴニカが発売された際には、ミラディン・ダークスティール・フィフスドーンの全てがローテーション落ちしました)

コールドスナップは時のらせんブロックと同じローテーションで扱われます。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/291

マジックオンラインで発売された、インベイジョンより過去のエキスパンションが、スタンダードに組み込まれることはあり得ません。

2.7b エクステンデッド(Extended)

エクステンデッドとは、最新の6~8つのブロックと、3~4つの基本セットを使用するフォーマットです(現在のマジックオンラインでは、ミラージュとビジョンズを除く全てのカードセットが使用できます)。
エクステンデッドでは、ブロック3つ毎が3年毎にローテーション落ちし、それらブロックの期間中に発売された基本セットも追随します。
次のローテーションは2008年の10月に起こり、インベイジョン・オデッセイ・オンスロート各ブロックと第7版・第8版が使用できなくなります。

マジックオンラインで発売された、インベイジョンより過去のエキスパンションが、エクステンデッドに組み込まれることはあり得ません。

2.7c ブロック構築([Cardset] Block Construct)

ブロック構築とは、「(Cardset名) Block Constructed」と表記されるもので、(Cardset名)のブロックのみを使用して構築するフォーマットです。
各ラージ・エキスパンションが発売されると、新しいブロック構築フォーマットが生まれます。

2.7d 基本セット構築(Core Set Constructed)

基本セット構築とは、ブロック構築とよく似たフォーマットで、基本セットのカード(現在、第7版・第8版・第9版が使用できます)のみで構築するフォーマットです。

2.7e シングルトン(Singleton)

シングルトンとは、現実のマジックにおける通称「ハイランダー」と呼ばれるフォーマットのマジックオンライン版です。
このフォーマットでは全てのカードが使用できます(全てのカードがデッキに1枚しか入れられません)。
禁止カードリストに載っているものを除いて、マジックオンライン内の全てのカード(プロモーション・カードやインベイジョンより過去のカードもです)がこのフォーマットでは使用可能です。

関連項目:シングルトン

2.7f プリズマティック(Prismatic)

プリズマティックとは、実際のマジックにおける「ファイブ・カラー」と呼ばれるフォーマットのマジックオンライン版です。
デッキの最低枚数250枚、各色に少なくとも20枚のカードを使用しなければなりません。
実際のマジックでファイブ・カラーをプレイしている方は、マジックオンラインのものには多少の相違点があることに、注意してください。
その最もたるは、アンティ(マジックオンラインでは認めていません)が存在しないこと、それに禁止・制限リストが存在することです。
禁止リストに載っているものを除いて、マジックオンライン内の全てのカード(プロモーション・カードやインベイジョンより過去のカードもです)がこのフォーマットでは使用可能です。

関連項目:プリズマティック

2.7g トライバルウォーズ(Tribal Wars)

トライバルウォーズ(種族戦)とは、クリーチャーによる殴り合いを重視したフォーマットです。
デッキには、単一のクリーチャータイプを持つカードを、少なくともデッキ枚数の3分の1(端数切り上げ・60枚デッキの場合は20枚です)入れる必要があります。
スタンダードに則ったカードプールで構築する「Tribal Wars (Standard)」と、クラシックに則ったカードプールで構築する「Tribal Wars (Classic)」の2つのフォーマットがありますが、トライバルウォーズのフォーマット独自の禁止・制限リストも設けられていることに注意してください。

また、サイドボードは使用せず、必ず0枚にしなければなりません。


2.7h クラシック(Classic)

クラシックとは、禁止・制限カードを設けず、通常のデッキ構築ルールに則ったデッキなら何でも使えるフォーマットです。
マジックオンライン内の全てのカード(プロモーション・カードやインベイジョンより過去のカードもです)がこのフォーマットでは使用可能です。

関連項目:クラシック

2.7i フリーフォーム(Freeform)

フリーフォームとは、カジュアルのみのフォーマットで、どんなデッキでも使うことができます。
ただ1つの制限は、デッキの最低枚数は40枚ということだけです。
このフォーマットの意義は2つあって、1つは友達同士でリミテッド戦の再戦やデッキ調整を気軽に行えるようにという点、もう1つは友達同士で独自のルールを決めて遊べるようにという点です。
マジックオンライン内の全てのカード(プロモーション・カードやインベイジョンより過去のカードもです)がこのフォーマットでは使用可能で、ヴァンガード・カードも望むだけ入れることができます。

関連項目:フリーフォーム

2.7j ヴァンガード(Vanguard)

ヴァンガードとは、デッキに入れたヴァンガード・カード(アバター)によって様々な特殊ルールを付け加える、特別なフォーマットです。
ヴァンガードのデッキは、ヴァンガード・カードを必ず1枚デッキに入れる他は(このおかげでデッキの最低枚数は61枚になります)、通常のフォーマットのルールに基づいて構築されます。
(つまり、「Standard (Vanguard)」なら、スタンダードのデッキ構築ルールに従います)
ヴァンガード・カードは、1枚しかデッキに入れられません。
ヴァンガードの試合をプレイすると、試合画面に表示されるはずのあなたのアバターが、ヴァンガード・カードのアバターに書き換えられて表示されます。

ヴァンガード・カードは3つの特徴を持っています。
1つ目は、試合中に効果を発揮したり起動したりできる能力を得られます。
2つ目は、ゲーム開始時の手札の枚数を変更します。
3つ目は、ゲーム開始時のライフの値を変更します。

基本アバターである《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》アバターは次のような能力を持っています。
「手札-1、ライフ+3、「あなたがクリーチャー呪文をプレイするたび、緑の1/1の苗木クリーチャー・トークンを1体場に出す」

つまり、《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》をヴァンガードに使うと、手札は普段より1枚少ない6枚、ライフは普段より3つ多い23、そしてパーマネントであるかのような能力を持って、試合を始めることができるのです。
ヴァンガードの中には起動型能力を持ったものもあり、アバターの画像をクリックすることで能力をプレイすることができます。
ヴァンガードの手札・ライフ変更値はDCIによって調整され、禁止・制限リストを通して変更されることがあります(2.25を参照)。


2.7k 基本セットの構築済みデッキ戦

このフォーマットで使用できるデッキは、基本セットの構築済みデッキのみとなっています。
このフォーマットは、構築済みデッキしかもっていない初心者と、無料体験サーバー用のためにあります。

2.8 禁止とか制限ってどういうこと? 各フォーマットの禁止・制限リストはどこで見られますか?

禁止カードというのは、それぞれのフォーマットで使うのを許可されないカードのことです。
制限カードというのは、デッキに1枚だけ入れられないよう制限されているカードのことです。
禁止・制限リストは、DCI(マジックのトーナメント全てを管理している組織です)によって3ヶ月に1回更新されます。
更新月の最初の日に告知され、同じ月の20日に執行されます(マジックオンラインでは、20日を過ぎた最初の木曜日となります)。
最新の禁止・制限リストは、以前はマジックオンラインの「Deck Editor」にある「Format」タブから「Stats」ボタンを使って確認することができましたが、現在その機能は失われています。
という事で、こちらで確認してください。

(どう変更されたかを含めて)最新の禁止・制限リストは、DCIのホームページ右上にある「Annoucements」項目にて確認することができます。

2.9 手札やライフの初期値を変更する方法はありませんか(プレイヤーの実力や使用するフォーマットで、ハンデを付けたいのですが)?

試合を設定する際に、「Options」ボタンをクリックして、「Use Starting Handicaps」の項目にチェックを入れると、ハンデを付けることができます。
試合が始まる際に、ハンデ(上げたり下げたりして)を設定してください。

2.10 ドラフトって何?

ドラフトは、公認トーナメント部屋(Sanctioned Tournaments)で行われる、8名による勝ち抜き戦トーナメントです。
カジュアルでもまぁドラフトはできますが、そこで練習している人はごく少数です。

8人ドラフトに参加するには、3つのブースターと2枚のチケットをウィザーズ社のオンラインストアで購入する必要があります。
何のブースターを3つ買うかは、どのフォーマットのドラフトに参加するかによります。
第7版のドラフトなら第7版のブースター3つ、エキスパンションのドラフトの例えとして、インベイジョン・ブロックならインベイジョン・プレーンシフト・アポカリプス、といった具合です。
参加に何が必要なのか知りたいなら、一度そのドラフトに行ってみてください。
何が必要なのかを教えてもらえるはずです(ドラフトに入る前に、本当に参加するか戻るかも聞いてくれます)。

テーブルに8人揃うとドラフトが始まります。
そこで各プレイヤーはブースター1つを開封し、15枚のカードを並べます。
その中から1枚を選んで手に取り、それ以外の14枚を左隣のプレイヤーに渡して、右隣からまた別の14枚を受け取ります。
その14枚の中から1枚を拾って残りの13枚のカードを渡し、ということをカードがなくなるまで繰り返します。

(複数種のブースターを使うドラフトの場合、ブースターは発売された順で開封します。
インベイジョン・プレーンシフト・アポカリプスのドラフトだと、ブースターはその順番に開封されます)

それから、各プレイヤーは2番目のブースターを開いて、同様の手順を繰り返しますが、今度は全員カードを右側に回すようにします。
3番目のブースターは、また最初のものと同じ向き(左回り)になります。
最終的に、手元のカードは45枚になりました。

ドラフトが終わると、そのドラフトした45枚のカードと支給される基本土地で、デッキを作らなくてはなりません。
これはシールドデッキの構築に似ており、16枚以上の土地と16枚くらいのクリーチャー、それに少しの呪文……除去呪文は重要ですね、という感じで40枚のデッキを作ります。

そこから、そのデッキで勝ち抜きトーナメントを戦います。
ドラフトはかなりの腕前を要求しますので、初心者の方は大体1回戦目で打ち負かされてしまい、2回戦目に進むのが精一杯なんじゃないでしょうか。

ドラフトには「8-4」と「4-3-2-2」の2種類あって、それぞれ賞品分配の方法が異なります。
「8-4」ドラフトは、優勝者にブースター8つ、準優勝者に4つのブースターが与えられます。
「4-3-2-2」ドラフトは、優勝者にブースター4つ、準優勝者に3つ、3位と4位にそれぞれ2つずつ与えられます(2回戦目で負けたプレイヤーが3位と4位です)。

過去には、プレミアイベントの部屋でスイスラウンド形式のドラフトが行われていたこともありました。
スイス・ドラフトは、試合に負けてもトーナメントから脱落せず、最低2回のドラフトに参加でき、トップ8に残れば3度目のドラフトも楽しめるという、参加費にブースター3つとイベントチケット12枚必要なイベントでした。
スイス・ドラフトは現在開催されていませんが、もしかすると近い将来に復活するかもしれません。

Elaine氏によるスイス・ドラフトについての注意事項がありました。

いくつか説明を……。
ドラフト・トーナメントは、参加費以上のチケットやパックを請求しません。
2回目のドラフトと決勝ドラフトは、イベントの参加費に入っているチケットで賄われます。

注意
2度目のドラフトが終わるまでは、イベントを棄権しないいでください!!!!
ドラフトは少なくとも2回行われますので、もし2度目のドラフトの前に棄権してしまうと、カードも得られなくなります!

(以下作成中の項目)

2.11 How do I add or swap lands in drafts or sealed deck games?

2.12 I am trying to build a constructed deck with two colors; can I use a draft to add cards to my collection to improve this deck?

2.13 When are booster/tournament pack contents determined?

2.14 I always get the same cards together, is there something wrong with the way packs are generated? / What is a print run?

2.15 Okay, I understand the need for print-runs of paper cards where manufacturing processes are involved, but why are print runs used for MTGO when the server could easily create random packs? What is the benefit of print runs?

2.16 What are tickets?

2.17 My opponent just disconnected without dropping first! What do I do?

2.18 Why can't we play with ante?

2.19 Can I win prizes on Magic Online?

2.20 How does the timer/chess-clock work?

2.21 Is bribery cheating? Why or why not?

2.22 How are my ratings calculated?

2.23 Is it alright to quit, concede, or disconnect from a game anytime I feel like it?

2.24 How do I watch replays of past games?

2.25 How do I get those Unhinged lands?

2.26 How do I get the Promo Cards in the "Promo" tab?

2.27 What is Vanguard?

2.28 How can I keep priority after playing a spell or ability?

2.29 Online set FAQs *Updated*

2.30 What color code is used for counters in MTGO?


関連項目


関連リンク


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