「ゲームプレイに関する質問」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ゲームプレイに関する質問」(2006/08/10 (木) 02:35:42) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
#contents
*2.1 どうやってデッキを作るんですか? カードの入手方法を教えて下さい。
どんな立ち位置でゲームをするかによりますが、
リミテッド・ゲームならば、まずは必要なブースターパックやトーナメントパックを、オンラインストアで買ったり(詳細はFAQの3.1を参照)、他のプレイヤーとトレードしたりして、入手してください。
そのパックは絶対に開封してはいけません。
それらをひとまず放っておき、トーナメントやリーグ戦に参加してください。
トーナメントやリーグ戦が始まると、自動的にパックが開封されます。
[[構築戦>構築フォーマット]]用のデッキを組みたいのなら、オンラインストアでパックを買って開封するのも良いでしょう。
チケットを手に入れて(オンラインストアで買ったり、まずパック等を買って他のプレイヤーとのトレードでチケットに変換してください)、「Trading Post」で必要なカードをトレードで入手することもできます。
買ったパックを開封するには、開けたいパックの上で右クリックすると現れるメニューから、開封することができます。
パックを開封したら、メイン画面の「Deck Editor」タブをクリックすると、手に入れたカードが画面上部に、メインデッキとサイドボードが下部に、それぞれ表示されます。
あとは、上部にあるカードを下部のメインデッキやサイドボードにドラッグする事で、デッキを作成できます。
また、カード上で右クリックすると、作業に役立つオプション・メニューが開きます。
*2.2 サイドボードって何?
サイドボードというのは、デッキの補助になるカードのことです。
対戦マッチ(2本先取制の試合)では、2・3本目の試合の前に、サイドボードのカードをメインデッキのものと交換することができます。
1本目が始まるの前に、サイドボードのカードを使用することはできません。
構築戦デッキの場合(スタンダード等):
サイドボードの枚数はきっかり0枚か15枚でなくてはなりません。
そして、デッキのカードを交換する際に、メインデッキからの1枚に対して1枚のサイドボードのカードを差し替えます。
なので、サイドボードのカードを3枚使いたいなら、メインデッキのカードを3枚抜くことになります。
言い換えれば、各試合の始めには、メインデッキは常に同じカード枚数、サイドボードは常に15枚になっています。
リミテッド戦デッキの場合(ドラフトやシールド戦):
トーナメントで入手したカードのうち、メインデッキに使用されていない全てのカードがサイドボードになります。
各試合の後で、好きな数のカードをデッキに入れたり抜いたりすることが可能で、1枚につき1枚という制限はありません。
その際に、土地も好きなだけ加えることができます。
デッキ枚数が40枚を下回らない限り、試合と試合の間でメインデッキの枚数が変化しても、問題はありません。
*2.3 優先権の処理はどうやってるの?
優先権を持っている時のみ、呪文や能力をプレイできます。
フェイズやステップの開始時、アクティブ・プレイヤー(ターンを進行している側のプレイヤー)が優先権を得ます。
優先権を得たら、呪文や能力をプレイするか、パスできます。
パスすると、対戦相手が優先権を得ます。
呪文や能力が解決された後も、アクティブ・プレイヤーが優先権を得ます。
そのプレイヤーがパスすれば、対戦相手が優先権を得ます。
マジックオンラインでは、呪文や能力をプレイした際に、優先権は自動的に放棄されます。
もし呪文や能力を使用した後にも優先権を維持したい場合には、プレイする間「Ctrl」を押し続けてください。
以上が、簡単なマジックオンラインでの優先権の説明です。
優先権がない間は、呪文や能力をプレイできません。
>関連項目:[[優先権]]、[[ショートカット・キー]]
*2.4 わかったよ、んで、どうやったら優先権を得られるんだい?(「Setting stops」の設定)
「Setting Stops」の設定方法を知りたいということですね。
マジックオンラインでは、設定次第で呪文や能力をプレイしたいタイミングかどうか、その都度聞いてくれます。
これを設定しないと、対応する必要が生じる何かが起こるまで、ゲームの進行が止まりません。
設定を行うには、メイン画面の[[SETTINGS>MO設定リファレンス]]ボタンをクリックし、[[GAME PLAY>SETTINGS - GAME PLAY]]タブを選びます。
「Setting Stops」の設定はマジックオンラインで対戦をする上で非常に重要です。
初期設定されていないステップやフェイズで呪文や能力をプレイしたいと思ったら、どんどん追加していってください。
ただし、設定を増やしていくにつれ、試合中に「OK」ボタンをクリックする頻度が多くなっていきます。
試合中に設定を変更したい場合には、試合画面で右クリックで表示されるオプション・メニューの、「Game Play Setting」から変更することが可能です。
試合画面のフェイズ・ステップのアイコンをクリックすることでも、設定を付けたり解除したりできます。
公式サイトのページ「Traffic Sign Series」では、これらの詳細やためになる説明を見ることができましたが、どうもログが流れてしまったようで、見ることができません。
http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/magiconline/mtgou
>関連項目:[[SETTINGS - GAME PLAY]]
*2.5 聞いたところによると、リーグ戦はマジックオンライン初心者に最適だということですが、リーグ戦について教えて下さい。
説明を始める前に、この解説は現行のマジックオンラインVer.2のものであると断りを入れておきます。
来たるVer.3でリーグ戦がどのような形に変化するかは、[[Bennie Smith氏の記事>http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bs43]]および[[Scott Larabee氏からの情報>http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bs45]]がありますので、そちらを参考にしてください。
リーグを始める前に、リーグは通常4週間の間続くということは、知っておかないといけません。
カードプールにブースターパックを(もし持っているなら)1つ追加する機会が、1週消化する毎に得られます。
リーグは基本的には、丸1月続くシールド戦のトーナメントと言えます。
レーティングには影響しませんが、上位半数のプレイヤーには賞品が与えられます。
リーグの最大参加人数は256人で、上位128人は最低1つのブースターパックをもらうことができるのです。
賞品の数は、参加人数には影響されません。
しかし、プレイヤーはいつでもリーグに参加できますので、ほとんどのリーグは、最終的に最大人数に近くなってしまいます。
リーグについて順を追っていきますと、トーナメントパックやブースター・チケット2つ等、必要なパックと参加費を持ってリーグに参加します。
それから、持ってきたパックから出たカードを使ってデッキを組みます。
参加者は、持ってきたパックから出たカードしかデッキに使用することができません。
参加者全員が公平にカードを受け取ることで、技術と運だけでリーグを戦うことになり、カード資産の差で初心者が不公平な思いをせずに済むようになります。
(カードをたくさん持っている初心者もいますが、そういう人の多くはあんまりマジックが上手ではないんですね)
リーグで手に入れたカードは、パックを開封すると即座に「Collection」に追加・保存されますが、リーグ戦が終了するまではトレードに出すことはできません。
第1週を除く各週に1回、リーグのカードプールにブースターを1つ追加することができます。
これは、もちろんあなたのものになりますし、これからのリーグ戦で使用するデッキを継続的に強化するのに使えます。
しかし、すでにあるカードで十分やっていけると思うのならば、ブースターを追加する必要はありません。
リーグに参加すると、メイン画面の下部に「My Leagues」という小さなタブが現れます。
それをクリックすれば、参加しているリーグといくつかのオプションを見ることができます。
「Play」「Edit Deck」「Go To」そして「States」です。
&color(blue){「Play」}
分かりやすいですね、リーグで対戦を始めます。
ただし、あなたがまだデッキを組んでいなかったり、デッキが不十分であるならば、いったん戻って出直せます。
参加しているリーグの部屋に行くと、その時リーグにいるプレイヤーのチャットや、ランキング、それから今週の対戦成績を見ることができます。
対戦表の右上には青色の目のアイコンがあって、クリックすると対戦表を取り除いて、現在リーグ戦を戦っているプレイヤーを見られます。
リーグ戦はレーティングには影響しませんから、対戦テーブルをクリックすれば試合を観戦することもできます。
試合を観戦すれば新しいエキスパンションを覚えるのに役立ちますし、競争相手を偵察するのも一興です。
(競争相手が255人もいると、飽きませんしね)
&color(blue){「Stats」}
「Stats」ボタンを押すと、簡潔に現在のランクと、今週に後何回ポイントが入る対戦が残っているかが分かります。
「Stats」については、また後で少し触れます。
&color(blue){「Edit deck」}
「Edit deck」の画面に移った時(どの道、リーグに参加した際に自動的に移るのですが)、画面が二つに分かれているのが分かります。
上部はあなたの持つカードが全て入っていて、カードの色によって分けられています。
下部の、左上に「Deck 0/40」とある箇所は、土地やクリーチャーなんかを並べてデッキを作る所で、最初は何もありません。
リーグ参加の最終工程は、手に入れたカードで40枚にできるだけ近づけたデッキを作ることです。
デッキを40枚に近づける理由は、必要とする特定のカード1枚を引く確率が高くなるからです。
はい、注目。
対戦相手がとんでもなく強いクリーチャーを召喚しました。
こいつを倒すには《闇への追放》を使うしかないのですが、20枚のライブラリーにある《闇への追放》を引く確率は、40枚のライブラリーのそれよりも高いのが分かりますね。
一般的には、リーグ戦のデッキには最低16枚の土地と、それと同じくらいのクリーチャーが必要になります。
3色のデッキは、最初の週や2週目くらいでは珍しいことではありませんので、使うのを躊躇してはいけません。
しかし、色事故を防ごうと考え、デッキを2色に減色できるほどのカードがあるのならば、2色デッキも考慮しても良いでしょう。
デッキに必要な基本土地の枚数が足りないと思ったら、「Deck builder」画面の下部に「Add Land」ボタンがありますので、そこで無限に基本土地を借りることができます。
複数のデッキを構築して、サイドボードの時間で違うタイプのデッキにパッと変更するようなプレイヤーも実際にいます。
それを行う場合は、最初に選択するデッキのサイドボードに、使うかもしれない土地が確実に入っているか確認しておいてください。
デッキ構築を終えたら、画面の下部にあるチェックマークを押します。
このチェックマークは、デッキが40枚以上なければ選択できないようになっています。
リーグ戦は20試合がポイントが加算される試合で、それらを消化した後は、タイブレークを稼ぐ試合が無制限にプレイできます。
したがって、毎週ポイントを得るために5試合をプレイし(勝つと2ポイント、負けても1ポイントもらえます)、5試合終わったら好きなだけタイブレークを稼ぐ試合ができます(こちらは勝つと2ポイント、負けると-1ポイントとなります)。
このような仕組みになっているのは、プレイする時間がたくさんあるプレイヤーがそうでないプレイヤーに圧倒的な差を付けられなくするためと、それでもプレイヤーに納得するまでプレイしてもらいたいためなのです。
リーグ戦が終了すると、各プレイヤーが持つポイントは40(20戦全勝)と20(20戦全敗)の間になっています。
そのポイントの次に、2番目の数値としてタイブレークです。
そうすると、37,14という数値を持つプレイヤーは、37(17勝3敗)のポイントと、14のタイブレークであったことになります。
これは、37,11のプレイヤーより上位で、38,0のプレイヤーより下位であることを意味します。
タイブレークは、ポイントが同数であったときのみ影響を与える数値なのです。
リーグ戦を進めていくと、非常に強力な対戦相手に、そうでないプレイヤーが鬱屈してプレイを止めてしまう光景も見かけるようになるでしょう。
もしあなたがそんなプレイヤーの1人なら、ブースターを追加するのを止めて、違うリーグに参加し直すのも良いかもしれません。
しかし、もしあなたが初心者であるなら、リーグ戦を続けてブースターも追加することをお薦めし、プレイを楽しんでもらいたいです。
リーグ戦を賞品獲得のための投資としてではなく、同等の対戦相手がいる環境で1ヶ月間プレイできる機会が$2で実現すると、考えてほしいです(カードは全てあなたのものになるのですから)。
結論としては、リーグ戦をトーナメントとしてプレイするのではなくて、カードを購入するついでとしてリーグ戦で遊んでください。
リーグをプレイするのと同じだけのカードを購入すれば$30(追加のブースター3つも含めば)かかりますが、同様のパックを買ってたった2$支払うだけで、参加から1ヶ月間のプレイ環境と、順位に見合った賞品を獲得することができるのです。
注意書きとして、買収行為について簡潔に説明します。
もし買収行為を目撃したら、下記のページへお願いします。
http://wizards.custhelp.com/cgi-bin/wizards.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=433
書き込みの形式をコピーして「Ask a Question」をクリックします(もし持っていないのなら、アカウントを作る必要があります)。
「Game/Product Question」のトピックを選んで、「Magic: The Gathering Online」、「Magic Conduct/Community」です。
コピーした書き込みの形式をペーストし、必要事項を書き込んでください。
Wizards社は報告を真摯に受け止めると共に、あなたが報告に時間を割いてくださることに感謝します。
*2.6 リーグ戦で追加するブースターパックは、どんな順番で追加されるの?
任意に追加できるブースターは、リーグ参加の際に表示される「参加に必要なパック」の記載順に追加されます。
インベイジョン・トーナメントパック及び2つのプレーンシフト・ブースターパックで始まるリーグの場合、追加ブースターはインベイジョン・プレーンシフト・プレーンシフトとなります。
また、オデッセイ・トーナメントパックとトーメント・ブースターパック及びジャッジメント・ブースターパックのリーグ戦なら、追加ブースターはオデッセイ・トーメント・ジャッジメントの順番になります。
注意:《山崎兄弟》のプログラム上の問題のため、神河ブロックのリーグ戦2週目に神河物語・ブースターを追加することができません。
神河物語・神河謀反×2のリーグ戦は、各週に神河謀反のブースターが加えられることになります。
神河物語・神河謀反・神河救済のリーグ戦ならば、2週目に神河謀反、3週目に神河救済、そして4週目はまた神河謀反です。
今後、変更されることもないでしょう。
*2.7 構築戦って何? マジックオンラインではどんな構築戦のイベントをやってるの?
マジックオンラインでは、現在DCIが管理する現物のマジックと同様のフォーマット:スタンダード・エクステンデッド・ブロック構築をサポートしています。
マジックオンラインにはユニークなフォーマットもサポートしていて、シングルトン・プリズマティック・トライバル・クラシック・フリーフォーム・ヴァンガード(スタンダード)・ヴァンガード(エクステンデッド)・ヴァンガード(ブロック構築)・基本セットのテーマデッキ戦・基本セット構築、があります。
特記事項がない限り全てのフォーマットのデッキは、最低枚数が60枚、サイドボードはぴったり0枚か15枚のどちらかとし、基本土地を除いて同名のカードは4枚までしか入れられません。
>関連項目:[[構築フォーマット]]
**2.7a スタンダード(Standard)
スタンダードとは、最新の基本セットと最新のエキスパンション・ブロック2つ(現在ならば、第9版と神河ブロック・ラヴニカブロックとなります)を使用するフォーマットです。
新しい基本セットが発売されると(時期は隔年の夏です)、それまでのものは使えなくなります(俗に「ローテーション落ち」と言われるやつです)。
また、新しくラージ・エキスパンションが発売されると(毎年秋です)、その2つ前のブロック全体がローテーション落ちします。
(つまり、ラヴニカが発売された際には、ミラディン・ダークスティール・フィフスドーンの全てがローテーション落ちしました)
コールドスナップは時のらせんブロックと同じローテーションで扱われます。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/291
マジックオンラインで発売された、インベイジョンより過去のエキスパンションが、スタンダードに組み込まれることはあり得ません。
**2.7b エクステンデッド(Extended)
エクステンデッドとは、最新の6~8つのブロックと、3~4つの基本セットを使用するフォーマットです(現在のマジックオンラインでは、ミラージュとビジョンズを除く全てのカードセットが使用できます)。
エクステンデッドでは、ブロック3つ毎が3年毎にローテーション落ちし、それらブロックの期間中に発売された基本セットも追随します。
次のローテーションは2008年の10月に起こり、インベイジョン・オデッセイ・オンスロート各ブロックと第7版・第8版が使用できなくなります。
マジックオンラインで発売された、インベイジョンより過去のエキスパンションが、エクステンデッドに組み込まれることはあり得ません。
**2.7c ブロック構築([Cardset] Block Construct)
ブロック構築とは、「(Cardset名) Block Constructed」と表記されるもので、(Cardset名)のブロックのみを使用して構築するフォーマットです。
各ラージ・エキスパンションが発売されると、新しいブロック構築フォーマットが生まれます。
**2.7d 基本セット構築(Core Set Constructed)
基本セット構築とは、ブロック構築とよく似たフォーマットで、基本セットのカード(現在、第7版・第8版・第9版が使用できます)のみで構築するフォーマットです。
**2.7e シングルトン(Singleton)
シングルトンとは、現実のマジックにおける通称「ハイランダー」と呼ばれるフォーマットのマジックオンライン版です。
このフォーマットでは全てのカードが使用できます(全てのカードがデッキに1枚しか入れられません)。
禁止カードリストに載っているものを除いて、マジックオンライン内の全てのカード(プロモーション・カードやインベイジョンより過去のカードもです)がこのフォーマットでは使用可能です。
>関連項目:[[シングルトン]]
**2.7f プリズマティック(Prismatic)
プリズマティックとは、実際のマジックにおける「ファイブ・カラー」と呼ばれるフォーマットのマジックオンライン版です。
デッキの最低枚数250枚、各色に少なくとも20枚のカードを使用しなければなりません。
実際のマジックでファイブ・カラーをプレイしている方は、マジックオンラインのものには多少の相違点があることに、注意してください。
その最もたるは、アンティ(マジックオンラインでは認めていません)が存在しないこと、それに禁止・制限リストが存在することです。
禁止リストに載っているものを除いて、マジックオンライン内の全てのカード(プロモーション・カードやインベイジョンより過去のカードもです)がこのフォーマットでは使用可能です。
>関連項目:[[プリズマティック]]
**2.7g トライバルウォーズ(Tribal Wars)
トライバルウォーズ(種族戦)とは、クリーチャーによる殴り合いを重視したフォーマットです。
デッキには、単一のクリーチャータイプを持つカードを、少なくともデッキ枚数の3分の1(端数切り上げ・60枚デッキの場合は20枚です)入れる必要があります。
スタンダードに則ったカードプールで構築する「Tribal Wars (Standard)」と、クラシックに則ったカードプールで構築する「Tribal Wars (Classic)」の2つのフォーマットがありますが、トライバルウォーズのフォーマット独自の禁止・制限リストも設けられていることに注意してください。
>また、サイドボードは使用せず、必ず0枚にしなければなりません。
>関連項目:[[トライバルウォーズ]]
**2.7h クラシック(Classic)
クラシックとは、禁止・制限カードを設けず、通常のデッキ構築ルールに則ったデッキなら何でも使えるフォーマットです。
マジックオンライン内の全てのカード(プロモーション・カードやインベイジョンより過去のカードもです)がこのフォーマットでは使用可能です。
>関連項目:[[クラシック]]
**2.7i フリーフォーム(Freeform)
フリーフォームとは、カジュアルのみのフォーマットで、どんなデッキでも使うことができます。
ただ1つの制限は、デッキの最低枚数は40枚ということだけです。
このフォーマットの意義は2つあって、1つは友達同士でリミテッド戦の再戦やデッキ調整を気軽に行えるようにという点、もう1つは友達同士で独自のルールを決めて遊べるようにという点です。
マジックオンライン内の全てのカード(プロモーション・カードやインベイジョンより過去のカードもです)がこのフォーマットでは使用可能で、ヴァンガード・カードも望むだけ入れることができます。
>関連項目:[[フリーフォーム]]
**2.7j ヴァンガード(Vanguard)
ヴァンガードとは、デッキに入れたヴァンガード・カード(アバター)によって様々な特殊ルールを付け加える、特別なフォーマットです。
ヴァンガードのデッキは、ヴァンガード・カードを必ず1枚デッキに入れる他は(このおかげでデッキの最低枚数は61枚になります)、通常のフォーマットのルールに基づいて構築されます。
(つまり、「Standard (Vanguard)」なら、スタンダードのデッキ構築ルールに従います)
ヴァンガード・カードは、1枚しかデッキに入れられません。
ヴァンガードの試合をプレイすると、試合画面に表示されるはずのあなたのアバターが、ヴァンガード・カードのアバターに書き換えられて表示されます。
ヴァンガード・カードは3つの特徴を持っています。
1つ目は、試合中に効果を発揮したり起動したりできる能力を得られます。
2つ目は、ゲーム開始時の手札の枚数を変更します。
3つ目は、ゲーム開始時のライフの値を変更します。
基本アバターである[[《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》]]アバターは次のような能力を持っています。
「手札-1、ライフ+3、「あなたがクリーチャー呪文をプレイするたび、緑の1/1の苗木クリーチャー・トークンを1体場に出す」
つまり、[[《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》]]をヴァンガードに使うと、手札は普段より1枚少ない6枚、ライフは普段より3つ多い23、そしてパーマネントであるかのような能力を持って、試合を始めることができるのです。
ヴァンガードの中には起動型能力を持ったものもあり、アバターの画像をクリックすることで能力をプレイすることができます。
ヴァンガードの手札・ライフ変更値はDCIによって調整され、禁止・制限リストを通して変更されることがあります(2.25を参照)。
>関連項目:[[MOヴァンガード]]、[[Momir BASIC]]
**2.7k 基本セットの構築済みデッキ戦
このフォーマットで使用できるデッキは、基本セットの構築済みデッキのみとなっています。
このフォーマットは、構築済みデッキしかもっていない初心者と、無料体験サーバー用のためにあります。
*2.8 禁止とか制限ってどういうこと? 各フォーマットの禁止・制限リストはどこで見られますか?
禁止カードというのは、それぞれのフォーマットで使うのを許可されないカードのことです。
制限カードというのは、デッキに1枚だけ入れられないよう制限されているカードのことです。
禁止・制限リストは、DCI(マジックのトーナメント全てを管理している組織です)によって3ヶ月に1回更新されます。
更新月の最初の日に告知され、同じ月の20日に執行されます(マジックオンラインでは、20日を過ぎた最初の木曜日となります)。
最新の禁止・制限リストは、以前はマジックオンラインの「Deck Editor」にある「Format」タブから「Stats」ボタンを使って確認することができましたが、現在その機能は失われています。
という事で、[[こちら>http://www.wizards.com/default.asp?x=judge/resources/banned]]で確認してください。
(どう変更されたかを含めて)最新の禁止・制限リストは、[[DCIのホームページ>http://www.wizards.com/default.asp?x=dci/welcome]]右上にある「Annoucements」項目にて確認することができます。
*2.9 手札やライフの初期値を変更する方法はありませんか(プレイヤーの実力や使用するフォーマットで、ハンデを付けたいのですが)?
試合を設定する際に、「Options」ボタンをクリックして、「Use Starting Handicaps」の項目にチェックを入れると、ハンデを付けることができます。
試合が始まる際に、ハンデ(上げたり下げたりして)を設定してください。
*2.10 ドラフトって何?
ドラフトは、公認トーナメント部屋(Sanctioned Tournaments)で行われる、8名による勝ち抜き戦トーナメントです。
カジュアルでもまぁドラフトはできますが、そこで練習している人はごく少数です。
8人ドラフトに参加するには、3つのブースターと2枚のチケットをウィザーズ社のオンラインストアで購入する必要があります。
何のブースターを3つ買うかは、どのフォーマットのドラフトに参加するかによります。
第7版のドラフトなら第7版のブースター3つ、エキスパンションのドラフトの例えとして、インベイジョン・ブロックならインベイジョン・プレーンシフト・アポカリプス、といった具合です。
参加に何が必要なのか知りたいなら、一度そのドラフトに行ってみてください。
何が必要なのかを教えてもらえるはずです(ドラフトに入る前に、本当に参加するか戻るかも聞いてくれます)。
テーブルに8人揃うとドラフトが始まります。
そこで各プレイヤーはブースター1つを開封し、15枚のカードを並べます。
その中から1枚を選んで手に取り、それ以外の14枚を左隣のプレイヤーに渡して、右隣からまた別の14枚を受け取ります。
その14枚の中から1枚を拾って残りの13枚のカードを渡し、ということをカードがなくなるまで繰り返します。
(複数種のブースターを使うドラフトの場合、ブースターは発売された順で開封します。
インベイジョン・プレーンシフト・アポカリプスのドラフトだと、ブースターはその順番に開封されます)
それから、各プレイヤーは2番目のブースターを開いて、同様の手順を繰り返しますが、今度は全員カードを右側に回すようにします。
3番目のブースターは、また最初のものと同じ向き(左回り)になります。
最終的に、手元のカードは45枚になりました。
ドラフトが終わると、そのドラフトした45枚のカードと支給される基本土地で、デッキを作らなくてはなりません。
これはシールドデッキの構築に似ており、16枚以上の土地と16枚くらいのクリーチャー、それに少しの呪文……除去呪文は重要ですね、という感じで40枚のデッキを作ります。
そこから、そのデッキで勝ち抜きトーナメントを戦います。
ドラフトはかなりの腕前を要求しますので、初心者の方は大体1回戦目で打ち負かされてしまい、2回戦目に進むのが精一杯なんじゃないでしょうか。
ドラフトには「8-4」と「4-3-2-2」の2種類あって、それぞれ賞品分配の方法が異なります。
「8-4」ドラフトは、優勝者にブースター8つ、準優勝者に4つのブースターが与えられます。
「4-3-2-2」ドラフトは、優勝者にブースター4つ、準優勝者に3つ、3位と4位にそれぞれ2つずつ与えられます(2回戦目で負けたプレイヤーが3位と4位です)。
過去には、プレミアイベントの部屋でスイスラウンド形式のドラフトが行われていたこともありました。
スイス・ドラフトは、試合に負けてもトーナメントから脱落せず、最低2回のドラフトに参加でき、トップ8に残れば3度目のドラフトも楽しめるという、参加費にブースター3つとイベントチケット12枚必要なイベントでした。
スイス・ドラフトは現在開催されていませんが、もしかすると近い将来に復活するかもしれません。
Elaine氏によるスイス・ドラフトについての注意事項がありました。
>いくつか説明を……。
>ドラフト・トーナメントは、参加費以上のチケットやパックを請求しません。
>2回目のドラフトと決勝ドラフトは、イベントの参加費に入っているチケットで賄われます。
>
>注意
>2度目のドラフトが終わるまでは、イベントを棄権しないいでください!!!!
>ドラフトは少なくとも2回行われますので、もし2度目のドラフトの前に棄権してしまうと、カードも得られなくなります!
*2.11 ドラフトとかシールド戦の最中に、土地を足したり入れ替えたりするのは、どうするの?
「Deck Builder」タブの「Add Lands」ボタンをクリックして、必要な種類の土地カードをクリックします。
好きなだけ(基本)土地を加えることができます。
でも、それらはあくまで借りているだけで、借りている間だけしか使えません。
*2.12 2色の構築用デッキを作っているのですが、このデッキを強化するカードのためにドラフトする、っていうのはどうなんでしょうか?
渡されたパックの中に欲しい色のカードがあれば、選んで入手することはできます。
でも、パックの中のカードの色が偏っていたり、全然入っていなかったりするリスクも考慮するべきですね。
最終的に、45枚のカードのほとんどは選んだ色のものになるでしょう。
しかし、こんな行為はドラフトでプレイするデッキに対して悪い影響を与えます。
ドラフトの試合であなたに勝ちをもたらすカードを、構築デッキのためのカードと引き換えに諦めることにもなります。
「貧乏人ほど欲張りだ」とは良く言ったもので、巧者がブースター獲得のためにドラフトへ参加するのと違って、初心者は自分が欲しいカードを手に入れるためにドラフトに参加し、ドラフトに勝つ最良のカードを不意にしてしまいがちです。
これが「レア・ドラフト」と良く呼ばれているのは、初心者が自分のカード資産のために、コモン・カードよりレア・カードを好んでピックしてしまうからです。
レア・ドラフトをしているのを誰かに見られたとしたら、これは怒られてしまうような行為です。
なぜなら、そのプレイヤーの左側(通常)と右側(2番目のブースターの時)の両プレイヤーは、より多くの強力なカードが手渡されるからです。
それは、その2人のプレイヤーの勝つチャンスを増やすと同時に、その他のプレイヤーのチャンスを減らしてしまうことに繋がります。
なので、あなたがドラフトに参加したいかどうかはともかく、初心者のうちは厳しい選択を迫られます。
あなたにとって最終的に色の合わなかった大量のカードも、2色デッキをドラフトしているプレイヤーにとって貴重なカードです。
参加費$14以上のレアをピックすれば、あなたにとっては良いドラフトかもしれません。
ですが、その行為はドラフトの結果を歪め、他のプレイヤーに軽蔑されるものであるということは、知っておいてください。
*2.13 ブースターやトーナメントパックの中身は、どのタイミングで決定されますか?
ブースターやトーナメントパックの中身は、パックを開けた時に決定されます。
*2.14 いつも同じカードが一緒に出てくるんだけど、カードの詰め方が悪いじゃないの? 「ソート」って何?
実は現実のパックもそうなんですが、カード・セットによって定められた「ソート」の順番に沿ってパックに並んでいます。
ソートは各レアリティ毎に設けられていて(しかもコモンは複数に分かれています)、パックを製作する際には、レアのソートから1枚(箔押しカードについては下記にて)、アンコモンのソートから3枚、コモンは2つないしそれ以上のソートから組み合わせて12枚(基本セットは11枚と基本土地です)、といった具合に順番にパックへ収められていきます。
ということで、パックの最初のアンコモンが「X」というカードだった場合、必ず「Y」「Z」が一緒に入っています。
3枚のアンコモンをぱっと見た時、どのカードから「始まっている」かは分かりません。
しかし、いつも「X」が「W」や「Y」と一緒に見られることや、「V」や「Z」ともたまに見かけることには気付くようになるでしょう。
全く同じアンコモンが違うパックに入っている確率は、ばらばらに入れられているのならほぼありえない数値になりますが(1/110×109×108)、こんな訳で1番目のアンコモンがその箇所にある確率と同じになるのです(1/110)。
コモンについても同じようなことですけど、コモンのソートは複数に分けられていて、それらのリストの別々の箇所から封入されています。
中身が全く同じブースターを見つけたとは、今まで聞いていません(15枚じゃなくて、ソートの各起点において同じであれば良い訳ですが)。
レアのソートについては、トーナメントパックを開けたり、連続してブースターを開けたりすれば(リーグとかシールド戦で)分かります。
ここに示されている事実は、オンラインではブースターを開ける際に役に立つかもしれません。
現実のマジックでは、ブースターはボックスの中で押し合いへし合いされて、ある程度ランダムになっています。
もしソートに沿って並んでいるブースターを手に入れたなら、それらのレアもソートによって連続したものになっているでしょうね。
箔押し(プレミアム)カードは通常のソートを変更します。
パックから箔押しカードが出てきたら、元々あったカードの代わりにそのまま入っています(箔押しカードはソート順に入っていません)。
分かりやすく言うと、「X」「Y」「Z」のカードの代わりに「X」「箔押しA」「Z」のカードが入っています。
1つのトーナメントパックや連続したパックに、2枚同じレアやアンコモンが入っている可能性は、これ以外にありません。
ただし、今パックを開けて、1週間後(リーグ戦に参加していたりして)にまた開けたとすれば、同じになる可能性はあります。
また、理論上、箔押しカードにもソートが存在していますが、一度にそれらを見ようとしても散在しすぎていて、ソートを確認することは不可能に近いでしょう。
*2.15 よし、現実のマジックで手作業の工程からソートができるのはわかったよ。でもなぜ、サーバーで簡単にランダム・パックが作れるマジックオンラインで、ソートが使われているんだい? それって意味あるの?
マジックオンラインでもソートを使う理由は、2つあります。
1つ目は、最も大きな理由でして、マジックオンラインのドラフトを現実のマジックのドラフトにより近づけるためです。
2番目はより重要で、「Bubba0077氏の謙虚な意見」によると、色の偏りやカードパワーをある程度バランスを取るためです。
ソートを作ることで、ブースターから赤のカードが12枚出るとか、シールド・パックから爆弾カードが15枚出たり2色に(質的にも)偏って出てきたり、ということがあり得なくなります。
ドラフトで開けたパックから青のカードが10枚出てきたり、その後に渡されたパックのことごとくが青のカードを含まなかったり、リーグ戦の第1週目で対戦相手のデッキに同色の爆弾レアが4枚あったり、まぁそんなことを想像してみてください。
このバランス調整はカード価値的にも使え、トーナメントパックやブースターから出るレアの価値を分散させることもしています(つまり、1つのトーナメントパックから2枚の高額レアが出ることも、カスレアが大量に出てくることも、そうそう起こりません)。
*2.16 チケットって何よ?
チケット、しばしば「tix」と略されますが、元々はマジックオンラインのトーナメントの参加料として作られたものです。
現実のマジックでイベントの主催者に$5手渡すようなもので、マジックオンラインでは参加料の一部(あるいは全て)にイベントチケットを使用します。
チケットはオンラインストアにて各$1で購入できます。
チケットに$1の価値があるために、マジックオンライン内の事実上の通貨となっており、プレイヤーたちはカード同士をトレードするように、カードとチケットをトレードしています。
*2.17 対戦相手が降参する前に回線切っちゃったよ! どうしたらいいんだろう?
これは、プレイヤーの接続切断に対する基本方針です。
カジュアルの時間無制限のゲーム:
とりあえずそのまま待ってください。
対戦相手の接続が切れたら(つまりチャット画面にプレイヤー名が表示されなくなったら)、対戦相手の同意なしにその試合・マッチを中断しても構いません。
いつでも「Concede」コマンドで席を立つことができます。
カジュアルのゲームがレーティングに影響しないことを、忘れないでください。
もしカジュア・ゲームに時間制限が定められていても、接続落ちを面倒に思えれば、席を立つことをお勧めします。
ここでの注意事項:
進行が止まってしまった試合は、さっさと「Concede」で終わらせてしまいましょう。
もし試合をそのまま放っておくと、サーバーが試合を消してしまうまで、その試合で使われているカードをトレードに出すことができなくなります。
(多分、これは2週間から1ヶ月くらい続きます)
それに加えて、ログオフして「My Games」のリストから試合を消去してしまうと、試合に降参することもできなくなって、サーバーが試合の情報を掃うまでトレード不能になります。
トーナメントの試合:
トーナメントでは、10分に1回は何か行動をする必要があります。
明らかに対戦相手が接続を切っている場合は行動できませんので、10分の沈黙の後に対戦相手のゲームロスとなります。
これで対戦マッチが終わらない場合、対戦相手には復帰とサイドボード交換用に5分間が与えられ、その後に強制的に次の試合となります。
そして、再び5分間の時間が与えられ、その後に対戦相手は自動的に敗北します。
もちろん、あなたが何も動かさずにいるなら(プロバイダーの事故とか、PCの機能停止、席を立ったり、その他色々)、同様のことが適用されます。
公認トーナメントの席で、このルールによってマッチロスを受けてしまうと、たとえどんな成績であったとしても、イベントを棄権したものと見なされますので、ご注意ください。
(これは、スイス・ルールのイベントには当てはまりますが、リーグ戦には適用されません)
*2.18 なぜ試合でアンティは使えないの?
世界中のほとんどの国やアメリカの州では、ギャンブルは法で禁止されているか厳しく規制されています。
アンティは賭けの一種です。
各プレイヤーは勝負に価値のあるもの(カードとか)を出し合い、勝者がそれらを獲得します。
勝負は運に大きく左右され、どちらが勝つか不確かだとします。
ならば、アンティは明確な賭け事であり、賭け事はギャンブルの根本的な要素を含んでいます。
したがって、法的な問題を回避するために、マジックオンラインではアンティを禁止しているのです。
これは、現実のマジックでなら許されるということではありません。
アメリカ(マジックを作っている場所です)では禁止されていますし、マジックオンラインの機能に取り入れることもありません。
だから、アンティに関してはもう聞かないでください。
*2.19 マジックオンラインでも賞品もらえる?
もちろんです、リーグ戦やトーナメントで賞品が出ます。
何がもらえるか詳しくは、データベースの賞品一覧を見てください。
http://wizards.custhelp.com/cgi-bin/wizards.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=396
(日訳:http://diarynote.jp/d/73420/20060711.html)
しかし、賞品の出るリーグ戦やトーナメントに出るには、適性が揃っている必要があります。
適性を確認するには下記のサービス要綱を参考にしてください。
http://mtgodownloads.wizards.com/mtgo/tos.txt
*2.20 タイマーはどうやって交互に動いているの?
リーグ戦・ドラフト・プレミアイベントでは、各プレイヤーに1ラウンド毎の制限時間が設けられています。
その時間は、プレミアイベントとドラフトでは30分で、リーグ戦だと45分となっています。
プレミアイベントとドラフトでは、画面下部にラウンド用の残り時間が表示されます。
それは何の意味も持たないものですので、無視してください。
残り時間が0となっても、試合が終了するか時間切れになるまで続けられます。
時計は、あなたが優先権を持っている間に時を刻み、対戦相手が優先権を持っている間は止まっています。
どうプレイするか長考したり、能力のマナコストを払っている時や、優先権を持っている状態でチャットしたりすると、あなたの残り時間は対戦相手のものよりどんどん少なくなっていきます。
また、画面表示の際の接続スピードが影響することにも、気をつけてください。
アメリカでケーブル接続しているプレイヤーより、海外でダイアル・アップ接続しているプレイヤーの方が少しプレイが遅くなります。
簡潔に、ゲーム・サーバーから遠くなればなるほど、影響は大きくなります。
そういうことで、時間制限付きのマッチにて無駄な時間を減らす方法の紹介です。
「OK」ボタンをクリックするよう促された際に、「F2」(「OK」をクリックするのと同じです)や「F4」(「OK」と同じように働き、新しい効果があなたに対応を迫るまで持続します)で代用することができます。
試合画面で右クリックし、「Game Play Settings」を選んでください。
使用しない停止設定(フェイズ毎に行動するか「OK」を押すか聞かれます)を外すことができます。
例えば、対戦相手のターンの終了時に何も行動を起こさないで良いなら、設定を外してください。
各ターン毎に、少しずつ時間を節約できます。
もし必要になれば、いつでも再設定することが可能です。
スタック上の効果の上で右クリックすれば、その効果が発生した際に自動的に優先権を放棄するよう選択できます。
これは《吠えたける鉱山》のような、全く対応する必要のない効果に対して非常に役立ちます。
また、ただひたすら自身をアンタップする《天光を求める者》で、あなたの時間を消耗させようとする対戦相手にも効きます。
常識として身に付けておきたいことは、もし対戦相手に何か言いたくなったら、対戦相手のターン中、時間が減っている間に言いましょう。
同じように、返答は多分あなたが行動している間に帰ってくるでしょう。
もし、よく知らないカードが場に出てきたら、出てきた際には読むのにあまり時間をかけないで(あなたの「OK」待ちになっていますから)、その後の対戦相手が行動している間に読んでしまいましょう。
>関連項目:[[ショートカット・キー]]、[[SETTINGS - GAME PLAY]]
*2.21 買収行為は悪いことですか? 買収行為やそれ以外の悪いことを持ち掛けられているのを見たらどうすべきでしょう?
はい、買収行為は明確な不正行為です。
マジックオンラインでの公認トーナメントはDCIの世界標準トーナメント・ルールに沿って行われ、買収行為に関してはDCIペナルティ・ガイドラインにて全て確認できます。
これらの取り決めには、買収行為が不正の1形態として記載されています。
もし買収行為を目撃したら、こちらのページにお願いします。
http://wizards.custhelp.com/cgi-bin/wizards.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=433
書き込みの形式をコピーして「Ask a Question」をクリックします(もし持っていないのなら、アカウントを作る必要があります)。
「Game/Product Question」のトピックを選んで、「Magic: The Gathering Online」、「Magic Conduct/Community」です。
コピーした書き込みの形式をペーストし、必要事項を書き込んでください。
Wizards社は報告を真摯に受け止めると共に、あなたが報告に時間を割いてくださることに感謝します。
もし買収行為以外の不正を目撃したのなら、同じく上のリンクからそのプレイヤーの振る舞いを、「Bribery」という言葉を「Cheating」に変えて報告してください。
(上のリンクは、マジックオンライン上で起こった不正行為全般に使用します)
*2.22 レーティングはどうやって算出されるの?
まず「Win Probability」を算出します。
「Win Probability」 = 1 / (10^((対戦相手のレーティング - プレイヤーのレーティング)/400) + 1)
それから、新しいレーティングを算出するのに「Win Probability」を使います。
新しいレーティング = 古いレーティング + (K値 x (「Scoring Points」 - 「Win Probability」))
「Scoring Point」について:
-勝ち:1ポイント
-引き分け:0.5ポイント
-負け:0ポイント
注意事項:
獲得した(失った)レーティングの数値は、対戦相手が失った(獲得した)レーティングの数値と同じになります。
K値(K value)とは、各対戦ごとに増減するレーティングの最大値で、トーナメントよってあらかじめ定められています。
マジックオンラインにおけるイベントは次のように定められています。
-16K:8人ドラフト、8人構築戦
-24K:プレミアイベント
-32K:オープン・イベント(賞品の倍率が高い特別なイベント)
-32K:チャンピオンシップ(リリースイベントやIPA・QTからの招待制のトーナメント)
公認トーナメント(「Sanctioned Tournament」の部屋で行われるもの)だけがレーティングに影響し、リーグ戦やカジュアルの対戦は影響しません。
対戦相手と引き分けた時も、レーティングは動きます。
>補足
>ヴァンガード・スタンダードPE等、K値がゼロ、すなわちレーティングが変動しない[[PE]]も存在する。
*2.23 試合中の棄権や投了・回線切断は、好きに行っていいの?
試合の種類に拠ります。
チームプレイでは、何があっても試合を途中で放棄すべきではありません。
チームメイトと、ゲームが始まるまで待っていた対戦相手に対して、単純に失礼に当たるからです。
皇帝戦(多人数戦の一種です)で、あなたが皇帝の時に2人とも将軍を倒されてしまい、負けが決定しているなら投了しても良いでしょう。
それに、2対2戦、3対3戦、双頭の巨人戦(パートナーとライフを共有する構造のゲームです)、三つ首の巨人戦、これらの試合では、チームメイトが負けると自動的にチームも敗北します。
チームメイトが全員負けてしまっても試合を続けようとする人もいますが、そうしたところでこてんぱんにやられるだけです。
理由なしに投了するプレイヤー、特に試合の早い段階でそうしてしまう人は、チームメイトからも対戦相手からも一様に仲間外れにされるでしょう。
Anthony Alongi氏が、チームメイトとの問題に関する記事を2つ書きました。
ほとんどは現実のマジックのことについてですが、いくつかはマジックオンラインにもうまく当てはまります。
他山の石として読んでみてください。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/aa170
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/aa172
1対1戦(通常の試合)やFFA戦(無差別戦)では、通常「Good Game」もしくは「gg」と言ってから降参するのが、スポーツマンシップに則った投了です。
(礼儀正しく敗北を許容するのは、良いことです)
引きが悪い時(「Manascrew」と呼ばれる土地事故とか)や、時間切れで負けることになっても同様です。
時間切れについて言及するのは、あなたがよく時間がなくなるようなら、持ち時間を上手く使えるよう心がけることが、大切だからです。
急に用事ができて早々に立ち去らねばならないような時は、そうすべきです。
しかし、余裕があれば、立ち去る前に一言その理由をチャットに書くようにしてください。
それができないようなら、戻ってこれた時に「/addbuddy」や「/goto」コマンド(「My Games」ボタンで対戦相手の名前は分かります)を使って謝っておく(「My Buddies」画面からメッセージを送ることができます)のが良いでしょう。
でも、こんなケースの場合、立ち去った際にブロックリストに登録されてしまっているかもしれません。
なので、立ち去る前に説明を入れるのが一番です。
ちょっと言葉を添えるだけで、無用な憤りを逸らすことができます。
良くない説明:
「ゲームが長引いちゃってるけど、今から犬の散歩に行かなくちゃ」
(それなら、遊ぶ前に行っておくべきでしたね)
良い説明:
「私のペットの調子が悪いみたい。ごめんなさい、ちょっと席を外します」
「ちょっと人(重要な誰か/家族)から呼ばれました。すみません、Good Game」
*2.24 終わった試合を見直したいんだけど?
どこで試合を行ったかに拠ります。
カジュアル・ゲーム(「Casual Play」の部屋で行われた試合):
見たい試合が行われたテーブル(ビジュアル表示なら)をクリックして、「Replay Game」を選びます。
この方法で、見ることができます。
プレミアイベント:
見たい試合が行われたトーナメントの部屋に入ってください。
現在行われているラウンドで終了している試合(と、トップ8の試合結果)なら、画面下部(対戦表表示なら)の試合結果をダブルクリックして、見ることができます。
スイスラウンド中ですでに終わってしまったラウンドは、残念ながら見ることができません。
申し訳ありません。
リーグ戦:
リーグの部屋に入って、カジュアル・ルームと同じ方法で試合を見ることができます。
8人勝ち抜きトーナメント(「Casual Play」内の「Limited Games」の部屋も含みます):
あなたが対戦したものでない試合は、見ることができません。
あなたが対戦した試合(どこで行われたものでも):
「My Games」ボタンをクリックして、見たい試合をダブルクリックしてください。
注意:
「My Games」で見られるのは、ログオンしてから行った試合のみです。
というのは、「My Games」の試合リストは、ログオフすると消えてしまうからです。
これは、マジックオンラインVer.2の導入未明から続く、未解決の問題であり、改善方法が見つかる兆しは全くありません。
おそらくマジックオンラインVer.3は、この問題を解決しているでしょう。
PCに試合を残す方法はありません。申し訳ありません。
*2.25 アンヒンジドの土地はどうしたら手に入るの?
下記の記事は、アンヒンジドの土地の入手方法についてScott Larabee氏が投稿したものです。
http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/magiconline/article040205
プロモーション期間は終了しましたので、現在アンヒンジドの土地を入手するには、他のプレイヤーとトレードするしかありません。
>関連項目:[[プロモーション・カード]]
*2.26 「Promo」タブに登録されているプロモーションカードは、どうしたら手に入るの?
《Braingeyser》:
2005年の「Thanksgiving」イベント、同年の「Christmas」イベント、2006年の「New Year」イベント、それぞれの期間にてプレミアイベントに参加したプレイヤーに配布されました。
通常のカードは参加賞として、箔押しはトップ8のプレイヤーに配られました。
プロモーションカードのフォルダにカードがあるのに表示されないものがあるかもしれませんが、それらは配布が告知されていないものです。
よって、まだ誰もそれらのカードを使えません。
さらに言うと、ウィザーズ社は適時プロモーション・イベントを開いて、そこでそれらを配布するでしょう。
>関連項目:[[プロモーション・カード]]
*2.27 ヴァンガードって何?
ヴァンガードの詳細はこちらでどうぞ。
http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/magiconline/vanguard
手短に:
ヴァンガードとは、デッキに入れたヴァンガード・カードによって、ライフや手札の初期値が変更されたり等、様々な特殊ルールを付け加えるカジュアル向けの特別なフォーマットです。
ヴァンガードでは、アバターを1枚選んでデッキに入れます。(このおかげでデッキの最低枚数は61枚になります。デッキ入れる最少60枚のカードに、使いたいアバター1枚を加えます)
試合が始まると、アバターはデッキから出てきて、あなたがプレイしている横で能力を発揮します。
>補足
>[[フリーフォーム]]では、デッキに何枚でもアバターを入れることができ、その能力をすべて使用できる。初期手札・ライフを増減させる効果は重複する。
>関連項目:[[構築フォーマット]]>[[MOヴァンガード]]、[[フリーフォーム]]
*2.28 呪文や能力をプレイした後、優先権を維持したままにするのはどうすれば良いの?
優先権を維持しておくには、呪文や能力を選択する際に[Ctrl]キーを押したままにしておきます。
そうすれば、その呪文や能力に対応することができます。
>関連項目:[[優先権]]、[[ショートカット・キー]]
*2.29 マジックオンラインのエキスパンションに関するFAQ。
これらのFAQは、エキスパンションそれぞれの能力語についての説明でして、改善されていないバグなどについても記載されています。
-[[bubba0077's Dissension FAQ>http://boards1.wizards.com/showthread.php?t=642534]]
-[[bubba0077's Visions FAQ>http://boards1.wizards.com/showthread.php?t=615589]]
-[[bubba0077's Guildpact FAQ>http://boards1.wizards.com/showthread.php?t=591254]]
-[[bubba0077's Mirage FAQ>http://boards1.wizards.com/showthread.php?t=547592]]
-[[bubba0077's Ravnica FAQ>http://boards1.wizards.com/showthread.php?t=527075]]
-[[bubba0077's Saviours of Kamigawa FAQ>http://boards1.wizards.com/showthread.php?t=452053]]
-[[elf's explanation for Saviours (「elf」とは、開発者の一人です)>http://boards1.wizards.com/showthread.php?t=452413]]
*2.30 マジックオンラインで使われているカウンターの色を教えてください。
青:洪水カウンター
赤:蓄積カウンター
緑:気カウンター
水色:運命カウンター
紫:神性カウンター
黄:その他のカウンター
+1/+1カウンターは分かりやすいですね。
(訳注:原文では水色・紫・黄・+1/+1にも色が振り分けられている。重要なことではない)
*関連項目
-[[MO FAQ]]
-[[構築フォーマット]]
*関連リンク
-[[Magic Online FAQ - Wizards Community>http://community.wizards.com/showthread.php?t=408056]]
-[[ロク>http://diarynote.jp/d/73420/20060707.html]]([[starbastermtg>http://diarynote.jp/d/73420/]])
-[[ノ ヽ>http://diarynote.jp/d/73420/20060711.htm
#contents
+[[どうやってデッキを作るんですか?カードの入手方法を教えて下さい]]
+[[サイドボードって何?]]
+[[優先権の処理はどうやってるの?]]
+[[わかったよ、んで、どうやったら優先権を得られるんだい?(「Setting stops」の設定)]]
+[[聞いたところによると、リーグ戦はMO初心者に最適だということですが、リーグ戦について教えて下さい。]]
+[[リーグ戦で追加するブースターパックは、どんな順番で追加されるの?]]
+[[構築戦って何?MOではどんな構築戦のイベントをやってるの?]]
+[[禁止とか制限ってどういうこと? 各フォーマットの禁止・制限リストはどこで見られますか?]]
+[[手札やライフの初期値を変更する方法はありませんか(プレイヤーの実力や使用するフォーマットで、ハンデを付けたいのですが)?]]
+[[ドラフトって何?]]
+[[ドラフトとかシールド戦の最中に、土地を足したり入れ替えたりするのは、どうするの?]]
+[[2色の構築用デッキを作っているのですが、このデッキを強化するカードのためにドラフトする、っていうのはどうなんでしょうか?]]
+[[ブースターやトーナメントパックの中身は、どのタイミングで決定されますか?]]
+[[いつも同じカードが一緒に出てくるんだけど、カードの詰め方が悪いじゃないの?「ソート」って何?]]
+[[よし、現実のマジックで手作業の工程からソートができるのはわかったよ。でもなぜ、サーバーで簡単にランダム・パックが作れるMOで、ソートが使われているんだい?それって意味あるの?]]
+[[チケットって何よ?]]
+[[対戦相手が降参する前に回線切っちゃったよ!どうしたらいいんだろう?]]
+[[なぜ試合でアンティは使えないの?]]
+[[MOでも賞品もらえる?]]
+[[タイマーはどうやって交互に動いているの?]]
+[[買収行為は悪いことですか?買収行為やそれ以外の悪いことを持ち掛けられているのを見たらどうすべきでしょう?]]
+[[レーティングはどうやって算出されるの?]]
+[[試合中の棄権や投了・回線切断は、好きに行っていいの?]]
+[[終わった試合を見直したいんだけど?]]
+[[アンヒンジドの土地はどうしたら手に入るの?]]
+[[「Promo」タブに登録されているプロモーションカードは、どうしたら手に入るの?]]
+[[ヴァンガードって何?]]
+[[呪文や能力をプレイした後、優先権を維持したままにするのはどうすれば良いの?]]
+[[MOのエキスパンションに関するFAQ]]
+[[MOで使われているカウンターの色を教えてください。]]
*関連項目
-[[MO FAQ]]
-[[構築フォーマット]]
*関連リンク
-[[Magic Online FAQ - Wizards Community>http://community.wizards.com/showthread.php?t=408056]]
-[[ロク>http://diarynote.jp/d/73420/20060707.html]]([[starbastermtg>http://diarynote.jp/d/73420/]])
-[[ノ ヽ>http://diarynote.jp/d/73420/20060711.html]]([[starbastermtg>http://diarynote.jp/d/73420/]])
*コメント
#comment