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バテスト(種族)
すらりとした手足を持ち、男女共にウサギのような長い耳を頭部に持つ種族。
聴力・視力に優れクルグット族同様に夜目が訊く。
自然と共存し精霊信仰の文化を持つ為、クルグット族の築いた機工学を良しとしないものが多い。
クルグットがマスケッターとしてフートや軍で活躍しているのと同じく
弓術に長けたバテストはレンジャーやハンターとして優れた働きを見せる。
ヒューマン族からは「美しい人々」という認識をもたれているが、当のバテスト族は信仰心の低いヒューマン族を下に見ているようである。
ヒューマン(種族)
現実の人間とほぼ同じ外見を持った種族で商才に長け、順応力が高い。
環境適応能力は他の職業に類を見ないものであり、種族的な機動力も加わって、ムンド・スペイの様々な種族の橋渡しをしてきた。
古くから技術力のあるクルグットと良好な関係にあり、文化水準の高さはそこに由来するとも考えられる。
体格と性質の似通ったヒューマンとクルグットとの間にはハーフが生まれることもよくあるが、
デミヒューマンやハーフクルグットなど正式名称はない。
外見は体毛が薄く、服を着用して体の大部分を覆っている。
種族の伝統的なものとは別に美術的なセンスを持ち合わせており、服装にもそれらは多く反映される。
服装において、また武具やアクセサリーにおいても様々な様式を持ち、楽しむのはヒューマン族ならではである。
種族の外見的には温厚な見た目であるが縄張り意識が強い傾向にあり、これまでの歴史の中でヒューマン族に起因する戦争も数多くある。
信仰心があまり高くない種族としても特徴的で、エーテルの扱いや魔法においては「信仰」というよりも「学問」として捉えられており、多くの者は学を積んで習得する。
フート
傭兵たちの集団で組織化されたものの総称。
「フート」は「フート組合」で募られた仕事に名乗りをあげ、討伐、運搬、探索などの仕事をこなすことになる。
フート組合はヒューマンによって管理されていることが多い。
その歴史はエルク族の神官が信仰を広めるためにヒューマン族を連れて「フート(集団)」として慈善活動を行った事に始まる。
発祥の地はエルクハイランドで、現在でもフート活動の中心地として多くの人間が行き交っている。
フートの扱われ方は当初のものとはだいぶ姿を変えており、エルク族の神官達にとっては納得の行くものではない様子。
エルクハイランドでは近年フートをヒューマンの運営する「傭兵」の姿からエルク本来の「慈善活動」の姿へ戻そうという動きも見られる。
最終更新:2011年09月22日 13:38