水上 由岐(みなかみ ゆき)
水上 由岐
キャラクターカード
属性:知 使用代償:[白白] MHP:600
[武]:400 [敏]:200 [知]:400 [器]:300 [穏]:200
作品名:素晴らしき日々
特殊能力1:空気の読めるKY 使用代償:[
白]
このキャラが参加している
バトル中に使用する。
バトル終了時まで、
相手バトル参加キャラの属性と同じ属性のこのキャラの能力値に+100する。(1バトルに1回まで宣言可能)
特殊能力2:明晰夢 使用代償:
誘発
このキャラを対象としたあなたの
イベント・特殊能力の効果が解決したとき、このキャラの好きな能力値1つに+100する。(1ターンに1回まで誘発)
「やっぱり…いい女にはたばこと屋上とそしてヒラヒラ服だわね……」
「なんだよー、こんなに優しそうなお姉さんなんだから、疑うとかやめろよっ」
Version/カード番号 Ver.1.0/0014
レアリティ R/SK/サイン/P
コメント
2コストのキャラクター。基本ステータスに関しては強みと弱みがはっきりしており武力と知力での攻防を得意とし、敏捷と穏での攻防は不得手。
特筆する部分としては癖があるが、上手く運用することでアドバンテージを得ることができる能力を2つ持っていること。
一つ目の能力は相手バトル参加キャラの属性を参照にするため、どうしても相手依存の部分が発生してしまう。
そのため任意の能力をあげることができないのに加え、能力の宣言は1ターンに1回のため、宣言のタイミングを間違えると恩恵を受けられない可能性もある。前衛が複数回バトルに参加するためには何かしらのコンバット・トリックが必要になるため考慮する必要はあまりないが、使うのであれば頭の中に入れておくといいだろう。
但しこのゲームは基本的に攻撃属性とキャラクターの属性がわかりやすく統一されているため、上手く利用することで、相手への反撃ダメージを上昇させることができ、相手のバトルを逆手に取ることもできる。
二つ目の能力は誘発型の任意の能力に対するパンプ。
この能力で覚えておくべきこととしては
- 由岐自身の一つ目の能力[空気の読めるKY]ではこの能力が誘発されないこと。この能力以外では、各テキストが対象を取っているかどうかはしっかり確認しておこう。
- 能力の誘発タイミングはあくまでもイベント・特殊能力の解決した時であること。何らかの形で宣言が失敗している場合はこの能力は誘発せずスタックに乗ることはないため、ターン中の誘発回数にはカウントされない。
- この能力の解決時に能力値を上昇させるのは強制であること。
- 何らかのイベント・特殊能力解決時に誘発し、一度この能力がスタックに乗ること。
- 由岐自身の一つ目の能力[空気の読めるKY]は由岐自身は対象に取っていない。
などがある。
単独では能力が殆ど機能させられないため、このキャラクターが他のキャラクターに比べるとかなり別カードとのシナジー性が強いカードであることがわかる。
しかしファンタズマゴリアでありがちな「作品単位のシナジー」の縛り等は一切なく、与えられた条件自体も実際それほど厳しいものではない。
簡単な例を挙げると
- バトル中お見舞いで由岐自身の攻撃属性を100上昇させる → 解決後、由岐の能力が誘発し、その能力で更に攻撃属性を100上昇させる → 合計で200攻撃属性が上昇
他のキャラクターで攻撃属性を200上昇させようと思うと
お見舞い2枚使用するか、
修行をプレイする必要があるため、比較すると基本的に2ハンド必要になるが由岐は1ハンドで200上昇させれている、と考えられる。
この例では攻撃属性のみをあげているが、当然攻撃属性を100、防御属性を100上昇させるなども可能、他にも言ってしまえばその後の相手の動向への牽制としてそれ以外の能力を上昇させておくこともできる。
結果としてハンドアドバンテージを得ていると考えられることと、能力の解決は別々のため、対戦相手側は想定すべきパンプのパターンは必然的に増えてくることになる。当然自分自身側も柔軟に動けることを意識することが求められるが、それの考慮には十分見合った能力であるといえる。
性質上基本的に待ちが強い傾向はあるが、由岐自身が知力属性であることから自分自身で
本 を貼り、知力が500になった状態で殴りこむ事に関しても高い打点を比較的期待できるキャラクターなので一方的な殴りこみも期待できる場面は十分存在する。
投入時の注意としては、あくまでもこのカードは他カードありきの部分が多いため、構築段階でこのキャラの活躍度合いは大きく変化すること。噛み合わないようなら入れる理由はないのはもちろん、逆に入れる場合は活かすために特定のカードを入れるなど、構築が若干縛られる側面も持っている。
エースにする時は
由岐をエースにすると言うことは、基本的に由岐の能力を最大限に生かす構築をするということになる。
前述の通り由岐自身は作品シナジーはほぼ全くといっていいほど持ち合わせていないため、キャラクターを作品で合わせる理由はあまりない。もちろん、
間宮 羽咲(P)の様な回復能力持ちの様にエース以外で是非とも投入を検討したいカードは投入を考慮されるであろうし、
ショッピングの様に使用条件に同作品のキャラクターを求められるカードの使用を考える場合は当然それを考慮しなければならない。
小型パンプカードと[明晰夢]の相性が良いため
お見舞い等も、由岐エースの場合は他エースに比べアドバンテージを得るチャンスが多いため、構築をする場合はそういった小型パンプカードもじっくり投入を考慮していきたい。
逆に、実質由岐自身を対象に取らない
暴力等といった所謂ディスパンプ系のイベント、能力は相性がよろしくないため、こちらはあまり投入しづらい。
最終更新:2023年12月29日 20:46