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ケオスの部屋

マン「メイレン、さん、ケオスの、へや、こ、ち」
レン「はいは~い♪」
マンダはメイレンさんを男子寮へと手を引く。

ふと、マンダは唐突にメイレンさんに聞く
マン「メイレンさん、ケオス、すき?」
レン「…ん?」
メイレンはマンダの質問の意味を考えた。食欲的か、性欲的か、そこが問題だ。
そこまで言うとマンダは急に顔を真っ赤にし、慌てる
マン「だ、だめ、だよ!ケオ、ス、わたしの、むこだもん!
メイレンさん、ケオスすきなら、わたし、かて、ない……。きれい、だし、むねも、お、きいい…。」
言いながらメイレンさんの袖をギュッと掴むマンダ。
マン「と、ちゃ、やだ…」
黙って聞いていたメイレンは、視線をマンダと合わせるために屈むと、
マンダの頬をなでながら言った。
レン「あなたのケオス君をとったりなんかしないわ。
 だって、こんなに彼のことを想っている小さなお嫁さんがいるんですもの。
 私なんかじゃ勝てないわ~。」
メイレンはマンダの胸を撫でた。
マン「ほん、と?ひゃぅ…!」
レン「女の子は胸の大きさよりもハートの大きさなのよ?」
マン「はーと?むね、かんけ、ない?……よか、た。」
メイレンさんの言葉に安堵するマンダ。
いいこと言ってるかもしれないがセクハラですわ。

そんなやり取りをしているうちにケオスの部屋の前までたどり着く。
トントン…
ケオ「どうぞ。」
レン「お邪魔しま~す♪」
ケオ「いらっしゃいませ、メイレンさん。お帰り、マンダ。どうぞ、中に…」
マン「ただ、いま、ケオス。」
ドアをくぐるとケオスの部屋の内部が見えるだろう
部屋の中にある物はベッド、ソファーと机、後は本が少々とトランク、畳まれた衣類などだけである
ケオ「すぐにお休みになられますか?ベッドの準備は出来ていますよ。」
マンダは部屋の端でパジャマへと着替えている。
レン「あら、じゃあそうしようかしら。おいで、マンダちゃ~ん(愛好)」
メイレンはパジャマに着替えたマンダをベッドに呼んだ。
マンダちゃんウフフ…
ケオ「僕はソファーで寝ますのでベッドでマンダと寝てあげてください。」
レン「ええ、おやすみなさ~い。」
マン「は~い。うふふ……」
ケオ「随分とご機嫌だね、マンダ。何かあった?」
マン「ケ、オスには、ひみつ。」
ご機嫌なマンダはベッドで待っているメイレンさんの元へ行く。
ケオ「やれやれ、じゃあ、メイレンさん、マンダ、お休みなさい。」
ケオスが指を鳴らすと部屋の照明が落ちる。

その夜、メイレンは妖怪としての血が騒ぎ目を覚ました。
少し首を横に振るだけで、ソファーで寝ている無防備なケオスが見える。
こうやって彼をちらちらと見るのはこれで何度目だろうか?
しかし、そのたびにマンダの寝息が彼女の耳をくすぐるのである。
ケオスはマンダに格別の感謝が必要だろう。
レン「(まいったわね~。こんな子が世の中に溢れたら、
 人間を食べる妖怪達は4年も生きれなくなるわね~。)」
メイレンは首を元に戻し、また無理やり眠ることにきめこんだ。

その夜、ケオスはよく眠りについた。まさか寝ている間に命の危険が何度も迫っている事など考えませず
マンダもメイレンさんの横でよく寝た。まさか自分がケオスの命を何度も救ったなどと思いもせず
明日の事など考えもせず良く眠る二人
果たして明日はどんな風が吹くのであろうか。

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最終更新:2009年05月31日 06:32
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