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クリス:第五部エピローグ

169 名前: クリス エピローグ 1/2 ◆zuDFbGiSHI [sage] 投稿日: 2008/10/21(火) 22:54:46 0
それは昼間、魔銃のメンテナンスをしているときに突然やってきた。
ペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチペチ
「いてててててて!!!!なんだこれは!!!!」
振り向くと部屋に仕掛けたトラップ、輪ゴムマシンガンに引っかかったクロウが立っていた。
「お前またトラップを増やしたのかよ!!!!」
トラップについて抗議してくるが、いわゆる自業自得というやつである。
なぜなら・・・
「…また空間移動を使って部屋の中に入ってきたな。
 ノックすれば普通に入れたものを。」
そう、こいつは空間移動を使ってよく勝手に入ってくるのだ。

「少しくらいいいじゃねえかよ。」
「で、入ってきたからには何か用があるんだろ。」
こいつが入ってくるのは大抵用がある時である。
「ああ、そうそう。
 その件なんだけど、お前リバースの地下図書館で火を使っただろ。」
「ああ、確かに使ったぞ。」
あの時には魔銃の炎弾で床に穴を開けたり、炎の刃を出したりしたからな。
「…それ、ターナー先生にばれてる。」
・・・・・・マジ?
それが本当だったらかなりやばいぞ。
地下図書館は火気厳禁だったはずだからな。


170 名前: クリス エピローグ 2/2 ◆zuDFbGiSHI [sage] 投稿日: 2008/10/21(火) 22:57:32 0
「それでここからが本題なんだが。
 俺がターナー先生に話をつけておくから、頼みごとを一つ聞いてくれないか?」
なるほど、取引をしに来たわけか。
しかし以前安請け合いしてひどい目に遭ったからな。
「…頼みごとの内容にもよるぞ。」
「いや、さすがにやばいことは頼まないから。」
…背に腹はかえられないか。
ターナー先生、マジになると何をするか分からないからな。
「わかった、引き受けよう。
 で、何を頼みたいんだ?」
「…剣、壊しちまったから修理してくれ。」
そう言って真ん中らへんから真っ二つに折れた剣を取り出してくる。
…というかこれって!!
「まさか、この剣は・・・」
「うん、予想通りなんだ。済まない。
 仏の顔m」
「てめぇ!!あれだけ壊すなって言ったのに真っ二つにしやがって!!」
やはりクロウに作ってやった剣『インディフィニティバスター』みたいだ。
「でも、この切り口を見たとき、君はきっと言葉ではいい表s」
「ネタはいらん!!どうやったら真っ二つに折れるんだよ!!」
この剣の素材はミスリル、オリハルコン、アダマンタイトと貴重な金属をつぎ込み
かなりの強度と魔力伝導性を持たせたはずである。
「…最後までやらせろよ。
 原因は、死王戦の時に無茶をやったお前らのサポートだ。」
「…じゃあ、注文を聞こうか。」
「ちょっ、ストップストップ!
 とりあえず武器から手を離して最後まで話を聞け。」
まったく、あの時に何をやったて言うんだよ。
「細かく説明するとだな、鏡があるのに強力な攻撃を放っただろ。
 あの鏡はリバースと現実世界を繋いでいるうえ、亀裂の中心が集まっていたから
 すぐに接続を切らなきゃいけなかったんだ。」
まあ、そこは分からなくもない。
実際に二発ほど強力な魔法が放たれたからな。

「で、その接続を切る為とっさに剣に魔力をこめて切ったら
 剣だけ攻撃に巻き込まれて折れちまったわけだ。」
…状況はだいたい理解できた。
「理由はわかった。それでも修理代はばかにならないぞ。」
「だから、ターナー先生に話をつけるんだよ。」
何となくわかった。
ターナー先生を何とかするから、剣を無料で修理しろと。

「はぁ…仕方がない、修理してやるよ。」

こうしてシュガーローンに頼らざるを得なくなったクリス
後に残るのはため息ばかりだった。

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最終更新:2008年10月24日 21:52
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