ロウ「なんだこれは、いつの間に」
(ロウは招き猫の首輪をたっぷり3秒は眺めた後、呆れたように首を振った。)
ロウ「ああ、そこの君」
ケオ「え?」
(しばらく学園内を回ったケオスは突如呼び止められる)
ケオ「あぁ、リチャード・ロウ、さんですね。」
ロウ「すまないが喉が渇いている。どこか休憩できるような場所を知らないか?」
ケオ「そうですね……」
ケオ「中庭などどうでしょうか?出店なども程よくあり、ベンチも設置されていた筈です。休憩するには最適な場所かと。」
ロウ「ふむ・・・」
ケオ「よろしければご案内致しますが…」
ロウ「ああ、では若きバトラー殿、案内をお願いしようか」
ケオ「では、僭越ながらご案内させて頂きます。」
ロウ「おお、そういえばわしはまだバトラー殿のお名前をお聞きしておりませんな。
これは失礼した。お名前を伺ってもよろしいですかな?」
ケオ「これはこちらこそ失礼しました。
私、ケオス・キョンサンと申します。」
(ロウは執事風の少年から名前を聞き出すと、それは良い名前ですな、と何度も頷いた)
ロウ「してケオス殿は、この学園に来られてもう随分長いのですかな?
私は寡聞にしてこの学園の事はあまりよく分からないのだが・・・・・ケオス殿にとってこの学園はいかがですかな?」
ケオ「えぇ、そうですね。長い部類に入ると思いますよ。
うぅーん、この学園は……」
ロウ「ああ、そう堅苦しく思わんで下され。
実はほれ、わしにもそろそろ入学を考える年齢の身内がおりましてな、
これはいわゆる、学校選びのための「りさーち」のようなものでして」
ケオ「なるほど……この学園は面白い所ですよ。
日常の中で非日常が感じられると言うのでしょうか
騒ぎは日常茶飯事、とにかく居て飽きない所ですね。」
(中庭到着)
ロウ「おお、これは実に食欲をそそる香りですな。ケオス殿、これはどの屋台のものですかな?」
ケオ「あぁ、これは焼き鳥の匂いですね。」
ロウ「もしよろしければ、ご馳走させてもらえんかの?
いや実はわしは焼き鳥とやらを食したことが無くてな、正直どういう食べ物か見当もつかんのです。
もしご迷惑でなければ、買い食いに付き合ってくださるとありがたいのだが」
ケオ「構いませんがそれ程の大金は頂けませんよ。」
(苦笑を浮かべながら受け取ったお金の大半を返し、手元には焼き鳥が買える分のお金を残す。 )
ケオ「では、買いに行きましょうか。」
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(27で〆)
最終更新:2010年06月25日 23:56