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op6:ヴァンエレン・ブランカート

レイドとエースが焼き鳥の屋台を営んでいるすぐ隣に焼きそばを売っている出店がある。
それこそが今回、とある理由で金を稼がなくてはいけなくなった吸血鬼が出している店だった。
鉄板の上を麺が踊って野菜が板上を彩り、テコでそれらを混ぜながら最終的に秘伝のソースを加えて軽く焼き上げる。
皿にうつして青海苔と紅しょうが、そしておまけの鰹節をのせてやれば魔者式焼きそばの出来上がり。

前に一度なぜか生きていた死王に食い物を作れと脅迫されて、作った焼きそばが好評でそれならばと店を出したのだ。
人間たちの味に対して果たして合うのだろうか?という疑問もあったのだが、食べている生徒の表情を見ると心配はないようだ。
ちなみに隣にいるレイドにはまだ気づかれていないようである。
それもそのはず三角巾とマスク、エプロンをして服装もおばちゃんに借りた清潔な白衣を着用しているからだ。
会ったときになにかしらの嫌がらせを懸念していたヴァンとしては、これは好都合といっていいのかもしれない。

「あれは、ミルクとユリと…アルナワーズ!」
三人はどうやら留学生を連れて学園の案内をしているようだが、この三人が揃うとものすごくいやな予感がしてしまう。
ミルクとユリについてはまだいいのだが、アルナワーズに関わるとロクなことに巻き込まれないので見つかるわけにはいかなくなった。
「今はなにもせず細々と嵐を乗り切ってくれた方がよいな…」
目的は隣のレイドの焼き鳥屋らしいので顔を見られないようにできる限り下を向いて、焼きそばを作ることに専念することにしたようだ。

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「すみません、ねぎまと軟骨、鳥皮につくねをお願いします。あぁ、ついでにレバーも」
そうしているうちにケオスとリチャードがやってきたりと、どんどんヴァンにとっては思わしくない状況になっていくのだった。

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最終更新:2008年10月31日 22:55
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