キスだけで軽くイって、舌を首筋に這わせるとまたイって、ブラウスの上から身体の線を確かめているときにも何度かイって、ブラを外すだけで恥ずかしさのあまりイって……きりがない。

教師-生徒で付き合っているのが公になるのが不味いから学校で他人行儀なのはわかるし、僕の家で二人きりになっている時にも僕とのスキンシップを避けていたのは貞操感か羞恥心によるものだと思っていた。違っていた。簡単に達してしまう自分の身体を恥じていたんだ。
高校へと向かう卒業生達を送り出した今日、僕らはなんとなくしんみりしてしまった。何かと由な師弟関係だが、それも後一年のことだ。この限られた時間を大切にしよう。手を握ったことも
なかったような僕たちが、初めて一つになる記念日を今日という日に刻もう……としたところ、冒頭のようなことになってしまった。
巨乳美少女女子中学生、しかも処女で感度最高、が半裸で目の前に横たわっているのに、なんでこんなに残念な気持ちにならないといかんのだろうか。

苗字を何度か呼んで、半分彼方へと飛んでいた意識を取り戻す。
「……続けて大丈夫?」
一応頷いてはくれるが、その神々しいまでに大きい乳房(ちらっとブラに目をやったらH65って書いてあった)に触れるだけでまた気をやり、体積の割に可愛い印象の乳輪を指でなぞっても同様で、遠慮がちに勃起した乳首を舌で愛撫するとそのたびに身体が打ち震え、乳首を甘噛みしながら音を立て吸い付いたところ、
「あぅっ!」
鼻で鳴くような甘い声ではなく、初めて大きく声を出して、そのまま身体をブリッジさせてイってしまわれた。腰を何度か突き出すように前後しながら、
「っぁ、っぁ、……」
快感の残滓を残らず回収し、沈み込む。
今度は、名前を呼んでも反応がない。
確かに、感度が良いのは素晴らしいことだと思う。最初は、良い身体だなぁとか、うらやましいなぁとか、神様ありがとう!とか思っていたが。あれだ。ものには限度というものがある。乳を愛でるまでの段階で数十回もイってしまうというのは、神様といえどもやり過ぎの感は否めない。

ため息をついて、徐々に脱がせてきた上半身を元に戻していく。ブラをつけて(でかいと装着の難易度が高くなるということを初めて知った)、ブラウスのボタンを全て締めて、タイを結んでブレザーに手を伸ばしたところで、彼女が目を覚ました。
当初ぼんやりしていた様子だったが、逡巡しているうちにここに至った経緯を思い出したようで、半ば涙目でしがみついてきた。
「先生、私のこと嫌いにならないでください」
いやもちろん嫌いにはならないんだけど、という返答をする前に、
「最後まで、してください」
という懇願。少し見つめ合って、続行を決心する。
今度は、彼女がダウンしないように刺激を少なくして交わるよう方針を変更することにした。なるべく相手が気持ちよくならないように努力するセックスというのもなかなかあるものではないが、致し方ない。

上半身着衣のまま、腰を上げさせショーツだけ抜き取る。恥ずかしさでまた軽くイったようだが、見なかったことにする。ショーツは愛液でべたべたかと思いきや、生理用品が装着されており分泌液は全てこれに吸収されているようだ。
「え、もしかして今日生理?」
恥ずかしそうに、非常に恥ずかしそうに説明してくれたところに寄ると、僕のことを思ったり、僕の声を聞いたりするたびにここがじゅんじゅん濡れて仕方なかったため、しばらく前から常に生理用品を装着していたとのこと。嬉しいような気もするが、ここまでくると不憫なようにも思う。
スカートをめくりあげ、足を持ち上げる。彼女のそこは、すでに……というかここ数か月頻繁にそうであったように、どろどろになって僕を迎える準備を過剰なまでに整えている。本当は指や舌で周囲をほぐし、中をほぐしてから挿入しようと思っていたのだが、そうなると間違いなく交わる前に彼女は気を失うだろう。現に、今僕に観察されているだけでも、ぴくんぴくんと身体がはねている。

初めてにもかかわらずろくに前戯をせず挿入するのは申し訳ないくらい乱暴な話だが、くるくると避妊具を装着して、意を決する。
「いくよ?」
先端部を、開口部にあわせる。角度と体勢を調整し、手で補助しながらゆっくり彼女の中へ沈んでいく。
流石に彼女の顔が引きつる。痛い? 頷く。少しずつ出し入れしながら侵入を試みるが、痛みが勝ってしまうようだ。
少し考え、その体勢のままクリトリスを刺激することにした。指を唾液でぬらし、半ば陰茎が埋没しつつある女陰の少し上、そのあたりをなぞる。
「あっ」
痛みを訴える堅い声でなく、気持ちよさから生ずる秘めやかな声。陰核の輪郭を確かめるように周囲を何周かする。気持ちいい?とは聞かない。指の腹で陰核の先端を摩擦すると、
「はぁっ……! はぁっ……!」
そのたびに絶頂を迎える。
陰核への刺激を中断すると、ずっと緊張をしていた膣の入り口の力が抜ける。僕は、そのタイミングを見計らって一気に彼女を貫いた。

貫いたままの状態で、陰核の刺激を再開する。破瓜の痛みにもかかわらず、また絶頂の波が始まる。
「痛い……あ、あぁぁぁっ! たぃ……んっぅ!」
彼女が絶頂を迎えるたび、膣が締まる。それにより破れたばかりの処女が痛むようで、時折苦痛を主張する。
挿入しながらの愛撫を続けているうちに、彼女が無意識にか腰を動かし始めた。膣からも緩やかな快感を得だしているのだろう。僕はそれを確認して、ゆっくりと腰を引き、ずぶりと奥を突いた。

凄かった。処女を喪失して数分後の女子中学生が見せる反応ではなかった。彼女は跳ね上げるように身体をのけぞらせ、獣が咆哮するかのように最大限に口をあける。が、まるで僕に聞こえない周波数で叫んでいるかのように、彼女からは一切の声が聞こえない。完全に硬直した彼女の中で例外的に機能している涙腺から、ぼろぼろと涙が溢れ、シーツにこぼれる。数十秒経った頃にようやく硬直が解けるが、またすぐに次の絶頂を迎えて同様の反応を見せる。その間、僕は快感に翻弄される彼女をただ見ている。
二度の硬直から解放された彼女は首を横に振り、
「だめ、だめ、だめ、」
努力して快感から逃れようとして、膣から力を抜こうと浅い呼吸、深い呼吸を試している。が、何らかの拍子に膣が締まり、それが快感を生み、その快感が呼び水になってさらなる快感につながり、
「あ、うぁ、っ!!!!!!!」
また深い絶頂に陥る。ただ入れられているだけで破滅的に気持ち良いらしく、僕は全く動いていないも関わらず彼女はこんな調子で何度も何度も硬直し、そして何回目かに弛緩した。

何度も言うようだが、この間一度しか突いていない。すっかり置いてけぼりである。今や彼女は泣きはらした顔のまま、気を失っている。完全に置いてけぼりである。
悲しい気持ちになりながら、彼女の中から出ようと動き始めたそのとき、
「ぁっ!っっっっ!!!!」
かっと目が開き、手足がバタバタと動いて新しく加えられた刺激に反応し、そしておそらくアクメを迎えた。
殆ど意識が失われているにもかかわらず、刺激に対する反応はあるようだ。
このまま撤退しても悲しいだけだな、と思ったので、半分気絶している彼女を相手に最後まで続けようと決意した。
突く。
「おっ、ああああああああああ!!!」
喉の奥からの咆哮。身体全体が突っ張る。
引いて、また突く。
「!!!!!!!!!!!!!!!」
全回の絶頂が続いているその際中に膣の奥を揺さぶられ、快感の高みが未踏粋へと達する。
さらに、突く。もう声も出ない。快感はさらに加算される。
突く。突く。突く突く突く突く。
「おおおおおおおおおおおっ、ごぉおおおおおおおお!!!!!」
獣だ。
一瞬前までこれ以上はない絶頂だと思っていた感覚が、一瞬後には色あせる。これが毎瞬のように繰り返される。
気を失うことも出来ない。既に気を失っているから。気を失い、意識が戻ったときには絶望的な絶頂の中にあり、また気を失う。
衣服に包まれているため返ってボリューム感が出ている乳房に、手を伸ばす。両手で乳房を掴む。
みっしりとした感覚。指で乳首の位置に当たりをつけ、一気に埋没させる。
「ぁ、ああああああああっ!」
乳房を、乱暴にもみしだく。並行して子宮口をおしやり、揺さぶる前後動も繰り返す。
「ひ、は、っぁぁぁぁっ!!!!!!!!!」
涙と涎でべたべただった彼女の顔から、意志の光が消えて白目になる。学校での、控えめで、目立たない、性的な話題からも縁遠い彼女と、目の前で快感という快感をその身体に刻み込んでいる彼女が同一人物だとは思えない。
ブラウスとブラジャーをはぎ取る。
リズムよくぱん、ぱん、ぱんとピストン運動を行うと、それにあわせ巨大な質量が揺れる。
「はグッ、ぐ、が、」
同様に、声帯からも苦痛に近い声が漏れ出る。
乳首を指ではじくと、その乱暴な痛みに対しても、
「きぁっ」
当然のように絶頂する。もう、今なら何をやっても快感にしかならない。

そろそろ、僕の限界も近づいてきた。一端息を整え、手負いの獣のようになっている彼女に軽く口づけると、彼女の身体を押さえ込むように固定して、短距離走のように激しく、素早い挿抜を開始した。
「ぅおおおおおおおおおおおおおっ! ぉおおおおおおおおっ!!!!!!!」
がくがくと、最初は小刻みに、すぐに全身をふるわすような大幅な痙攣が始まった。それを強く抱きしめて押さえ込み、突く、突く、突く。
食いしばった歯茎がむき出しになり、ぐぉぉといった声、しーという呼吸の抜ける音が直に聞こえる。
そろそろ僕も絶頂を迎えようかと言うとき、彼女の緊張と痙攣が解け、声が止まった。前後運動を続けながら思わず彼女の様子を見ると、目が合う。仏像を思わせるような平安な表情で、一言、
「私、死にます」
そう言いながらぐにゃりと表情が崩れ、眼球がでたらめな方向へ独立して動きはじめる。そして、この酷い交わりの最後にふさわしいような最後が始まった。

「ぅぉぁあああああ……あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
この身体からこんな大きい声が出せるのかという位大きな声。この身体からこんな力が出せるのかと言うくらいの強力な力で抱きしめられながら、僕はそれにあらがうように全力で前後する。
「ああああああああきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっぁぁ」
声帯が持たなくなったのか細い声による絶叫へと遷移するが、俺を締め付ける腕の力、膣の圧力は身の安全に対する危機感をさえ感じさせるものだった。彼女の中はまるで俺を閉め出すかのように狭くきつくなり、それを無理にこじ開けこじ開け、揺らし揺さぶる。
そして、僕も絶頂を迎える。僕と彼女が線対称の弓なりになり、お互いの感覚を感じながら達する。
「あああああぁああ、ああああ、ああああっ」
彼女はそれまでも、絶頂を迎えているときも、そのあとも、ずっと達し続けていた。僕が射精感に浸っているときも彼女は絶頂し続け、僕がペニスを抜いた後も一人で焼けるような性感に翻弄され、僕がシャワーを終えたときにもまだ吠えるように達していたのだった。

……たまになら良いけど、毎回これだと洒落にならんな……。少しずつ彼女の性感を制御し、適度な気持ちよさの範囲で緩やかにセックスできる関係を気づいていかないといかん。そう決意したものの、回数をこなし身体が熟れて行くにしたがってさらに感度が増してしまい、それだけでなく快感に味をしめた彼女から毎日のように交わりを求められるようになるとは、流石にこのときは想像だにしなかった。

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最終更新:2013年01月01日 21:36