扉を開けた先には、サララが布団の中で横になっていた。
 サララの部屋は広く、大変細やかに整えられていた。
 全体的に薄い桃色の壁紙に、大人2人分は余裕で大の字になって寝られるベッド、脇には、
ベッドスタンドと精力剤とティッシュが置かれていた。
 部屋の隅には大きな鏡と、服が収納されているクローゼット、その脇に化粧台が鎮座していた。
 ベッドに寝ているサララに目をやると、こちらに背を向けて横になっていた。サララの後ろ髪が、
開かれたレースのカーテンから差し込む朝の日差しに照らされていた。
 この部屋の私物は全て、僕がサララに買い与えた物だ。サララも年頃の女の子だと思い、家具一式をまず買ったのだ。
 服を買うとき、僕は女性の服や下着は分からないので、現金だけ渡して買いに行かせたが、後日買いなおすことになったのはいい思い出だ。
 サララの買う服は別に変というわけでもない。騙されて不良品を買わされたわけでもなく、盗まれたわけでもない。

 ぶっちゃけ、エロかったのだ。着る服と下着のほとんどがまともな服ではなかった。

 ああ……あの時は大変だったなぁ。僕はクローゼットを見て苦笑した。

 極端に隠す面積が小さいブラジャー。それは下着なのか? 紐の間違いじゃないのかと言いたくなるショーツ。
トイレがしやすいのです、と真顔で隠すべき部分がないブラジャー&パンティーを僕に見せびらかしてきたこともあったっけ。
 そんなことを考えつつ、サララの寝ているベットに忍び寄る。近づくにつれ、ふんわりと少女の甘い香りが漂ってくる。
 ベッド脇まで来ると、サララは無言で僕が入るスペースを空けてくれた。

「おじゃましまーす」

 真っ白に洗濯された清潔な掛け布団をめくる。滑らかな背筋と、美しい臀部があらわになった。
 サララ……下着も穿かないで用意して待っていてくれていたのか。
 僕は身体を滑り込ませた。そして、僕の身体とサララの身体が同じ布団に包まれた。
先ほどとは段違いの甘やかな匂いと、ほんの僅かに感じる女の匂い。
 僕はいきなり抱き寄せることはしなかった。サララの髪を軽く掻き分けて、小さな耳たぶを触った。
 僕の指が触れた瞬間、サララの身体がピクリと震えた。
 ほんのりと色づき始めた耳に口を寄せて、ふーっと息を吹きかける。

「――!? はぁ……んん……」 

 サララの耳は瞬く間に赤く染まった。
 僕はゆっくりとサララの腰を抱き寄せた。僕の陰茎と、サララの腰が触れ合う。
 既に漏れ出ているカウパー液をお尻に擦り付けると、サララの方も押し返すようにお尻を突き出してきた。

「だ~め、もう少し我慢してね」

 僕はサララの腰とお尻に満遍なくカウパー液を塗りたくった。それだけでなく、擦るようにサララのへその辺りを撫でる。

「……んぅ……はぁ……ああ……」

 首もとに唇を寄せ、薄く汗が光る首筋を舐める。痕が付くくらい強くキスを何度もする。その度にサララは甘いため息を吐いた。


 我慢できなくなったのだろうか、サララは僕の胸に背中を預けるように迫ってきた。
 そのせいで、僕の陰茎がサララの太ももに挟まれた。

「あは……マリー様の、熱い……」

 サララは太ももから飛び出た僕の陰茎を掴み、身体の中心に引き寄せた。

「マリー様……気持ちよくなってください」

 サララの大事な部分に僕の陰茎がぴったりと密着させられると、ゆっくりと腰を前後に振りだした。
 既に濡れていたサララの愛液が潤滑油となって、スムーズに陰茎に愛液が塗られていく。
 ぬちゃ、ぬちゃ、といやらしい音が布団の中から零れ落ちた。
 くう、気持ちいい。太ももも絶妙な力加減で挟んでくるし、収まりきらなかった亀頭も、愛液を擦り付けるように弄ぶし。
 負けてはいられない。僕はサララの胸に手を伸ばし、ぐわし、と擬音がつくくらい豪快に乳房を鷲づかみした。
 サララの小ぶりな胸を揉む。乳首を指で挟んだり、抓ったり、引っ張ったり。

「んああ、ああ、くぅぅ、ま、マリー、様、そ、そんなにしては、き、気持ち良すぎて、わ、私、ダメ、ダメになります」

 身体を震わせサララは背筋を伸ばした。既に陰茎への愛撫も止まり、なすがままに僕の愛撫を受け入れていた。
 僕は乳首に触れないように、サララの胸を揉みながら、彼女の膣口に亀頭を押し込んだ。
 熱く激しく脈動している膣内に亀頭だけを入れて、軽く抜き差しする。胸から手を外して、腰をガッチリと押さえて準備は完了。

「サララ、薬は飲んでる?」
「うぅぅ、だ、大丈夫です。ちゃんと飲んでま、いい、気持ち、ああ、ちゃんと、副作用のない、高いやつ、飲んでます」
「それじゃあさ、サララ。どっちにする?」
「どっちとは……なにがですか?」

 こちらを振り返って見つめるサララの瞳を覗く。腰の動きを止めると、もっともっとと催促するようにサララから腰を振ってきた。

「まず一つは一回楽しんでから夜にまた楽しむという日常パターン」
「……もう一つは?」
「こっちは前者よりハード」

 サララの膣から陰茎を抜いて、布団を跳ね飛ばす。身体を反転させ、サララの股の間に僕の身体を押し込む。
そしてもう一度サララの膣に陰茎を軽く挿入して、正常位になった。

「明日の朝まで徹底的に犯すの」

 言うと同時に高まりきった陰茎をサララの膣奥に突き刺す。亀頭の先端にコリっとした堅い感触を感じ、膣口からにじみ出るように愛液が噴出された。

「ひ、いいいいーーーーーーーーー!」

 両腕で僕の身体を抱きしめて、両足を真っ直ぐ伸ばしたサララ。瞳を快感にドロっと惚けさせ、だらりと舌を突き出して快楽の嬌声を上げた。


 僕はサララの身体を抱きしめ、サララの子宮口を擦るように腰を揺すった。
 ぴちゃ、ぴちゃっと思わず顔を赤らめてしまいそうな、いやらしい音が繰り返される。

「凄いです~、一発でイキました~、あひ、ダメ、奥、擦らないで、いま来ているです、
 凄いの来ているです、あたま、浮いちゃ、って、ダメ、気持ち、いいです」
「あらあら、もうバカみたいな顔しちゃって……これは徹底的に犯さないとダメだね」

 喘いでいるサララの口に、僕の舌を近づける。するとサララは濁った目を僕の舌に向け、舌を僕の舌に絡ませた。
 サララは鼻息荒く、僕は余裕で、濃厚な唾液の交換を行った。思わず射精してしまいそうなくらい情熱的なキスだった。
 サララが僕の舌を抜き取るように舌を巻きつけ、僕が仕返しに歯の裏側を舐め回しつつ乳首を抓る。
 サララが身体を震わせて僕の背中を掴む。僕も負けずに上あごの裏を舌でぐりぐり、腰をぐりぐり。

「んんん! んちゅ! むうう!ううう! んんんーーーーーーー!」

 腰をガクガクと震わせ、潮を噴いてサララは絶頂を迎えた。サララの膣が不規則に伸縮を繰り返し、ねじれ、僕の陰茎を激しく愛撫する。
 僕は我慢せずに、子宮口にぴったり鈴口をつけて射精した。勢いよくサララの子宮に僕の精液が流れ込む。
 涙を流して呻いているサララ、僕は口付けを外した。僕の舌と彼女の舌、
 二つを繋ぐ銀色の橋がかかり、切れた。そして、離れた途端、サララは甘い嬌声を上げた。

「―――!! ぃいいいいーーーー!! イク! イク! イッ…クゥ、イクーーー!」

 一ヶ月ぶりだからか、精力剤のおかげなのか、快感と共に爽快感も感じた。
 隙間なく挿入しているため、精液が逆流することなく全てサララの胎内に収まる。
 自分でも盛大に精液が子宮口を白く染め上げていくのがはっきり分かった。
 サララは僕の背中から腕を放してシーツを掻き毟った。

「んあああーーーー!! イク! イク! ダメ! イクイク! ―――!! んんん、いや、終わらない!!
 イクの! 終わらない! マリー様! 止めて! 出すの! 止めて! お腹! 焼ける! やああ! イクーー!!」

 指が白くなるくらい、シーツを力強く握り締め、涙を流し、アヘ顔を見せて哀願した。
 まともに発音できないくらいに、サララはトロトロになっていた。

「そんな黄色い声でお願いされても、逆効果だよ。しばらくイキまくれば慣れるよ」

 射精が終わるまで、僕はじっとサララの膣奥に放ち続けた。その間、サララは首を振ったり、
シーツを掻き毟ったり、嬌声を上げたりして快感を逃そうとしていた。
 そしてしばらくの間、僕はじっと動かないでサララの様子を見守り、サララが落ち着くのを待った。

「ああ、気持ちよかったよ」

 サララの中から陰茎を抜くと、ぴゅる、と変な音を立てて膣口から精液が飛び出した。よくみると恥骨の辺りが若干膨らんでいた。
 僕はサララの横に身体を倒した。眼前に息を整えているサララの横顔が広がる。声もかすれ、少し辛そうだ。
 飲み物を持って来ようと思い、ベッドから出ようとしたが、その行動は止められた。

「はぁはぁ、んくぅ、はぁはぁ、マリー、マリー様……キスを、接吻してください」
「……大丈夫? ちゃんと飲み物飲んだ方がいいんじゃない?」
「マリー様のキスの方が美味しいです……いっぱいキスしてください……それに……」

 サララは快楽に染まった頬を、さらに赤らめた。

「まだ、お口でマリー様のモノを味わっておりません」

 その言葉に、僕は思わず言葉が出なかった。
 なんて可愛いことを言うんだ、今一回出してなかったら問答無用でもう一回だぞ!


 でも、焦らなくてもいい。だってまだ朝なんだ。今日一日ずっと楽しめるんだから。
 僕はベッドに横たわっているサララの膝裏と首裏に腕を回し、一気に抱き上げた。
 お姫様抱っこというやつだ。僕がサララと楽しむときに移動するときは毎回これをやる。
 サララも慣れたもので、するりと僕の首に腕を回し、胸に体重を預けた。
 ………う~ん、胸に感じる横チチの感触とお尻の柔らかさは素晴らしいが、なんか前より柔らかくなってないか?

「これから、どこに向かうんですか?」
「ちょっとお風呂場に……いっしょに汗を流そう。ところでサララ、不思議と君のが抱き心地が良くなっているような気がするんだけど」

 サララの部屋を出て、お風呂場に向かう。家のマンションのお風呂は24時間沸かされているので、いつでも入れる仕様だ。
 ダンジョンで手に入れたアイテムを使用しているおかげで、カビ、雑菌等の繁殖が絶対起こらないようになっているので、掃除は必要ない。
 こういうお楽しみの後、すぐにお風呂に入れるのもこのアイテムあってのことだ……このアイテムって、
 本来は国の重要建築物の保存に使われる凄い貴重なやつなんだけど。

「当たり前です、私は今が成長期です。栄養を取れば勝手に身体が成長します」
「胸もちょっと大きくなってるし、お尻も柔らかくて張りが出てきてるよ」
「ありがとうございます……マリー様。私は今が成長期なのです」
「んん? お腹空いているなら、お風呂入った後、先にご飯にする?」

 僕の言葉に、サララは小さく笑みを浮かべて、先ほどまで僕が埋まっていた恥骨の辺りを擦った。

「一ヶ月ぶりに子宮にご飯が貰えたんです。下が満たされたら、今度は上が欲しくなるのは当然なのです……お尻の奥もお腹が空いているのですからね」

 そういって、サララは唇を突き出した。僕は笑みを浮かべて、その唇にキスをした。


「マリー、様……気持ち、いい、ですか……」

 サララに胸を洗われ、うっとりと僕はうなずく。
 二人が並んで入ってもまだまだ余裕がある大きな風呂場。後5人は入れるなと、ろくでもないことを考えそうになるが、とりあえず、背中に意識を集中させる。
 今、僕はサララの手によって背中を表れていた……文字通りの意味で。
 水に濡れると途端に滑りがよくなるマットの上にうつ伏せになり、その上から身体にボディソープ配合の、沁みないローションを身体に塗ったサララが乗る。
 つまり、文字通りサララが身体を張って僕の体を洗ってくれているのだ。
 まさしく至福。ふにふにとした乳房を僕の背中に押し付けられたり、秘所を使って、僕の太ももから踵までを洗ったり。
 腕を洗うところで快感を隠せなくなってきていたサララを一回絶頂させたり、特に念入りに指を一本づつ洗わせたりした。
 指を洗っているときはわざと指を動かして、潮を噴くまで絶頂させたりも……ねえ?

 後ろを洗い終えたとき、サララは息も絶え絶えに腰が砕けていた。
 それでも快感に濁った目を僕に向け、必死に身体を使って僕を洗おうとするので、僕は黙って受け入れた。

「ねえ、これも洗ってよ」

 下腹に力を込めて、軽く陰茎を動かす。上手い具合にサララの入り口を突いた。

「あは……分かりました………ん………んはぁ、あああ、大きい」

 僕の胸に手を付いて起き上がると、サララは膝立ちになって、左手で陰茎を掴んで狙いを合わせると、ゆっくりと自分の中に収めていった。
 亀頭が飲み込まれ、シャフトが飲み込まれ、そしてサララのお尻が根元に密着した。
 サララも初めのうちは半分くらいしか入らなかったのに、今ではすっかり美味しそうに受け入れることができるようになった。

「んんん……入りました。動きますね」

 さらに自分から腰を振るくらいに馴染んでいるのも凄い。前は少し苦しそうな顔をしていたのに。

「すっかり変わったね」
「あ、ああ、ん、ん、んん、な、なん、ですか、くぅ」

 恥骨を擦り付けるように腰を回しているサララに、感慨深いものを感じた僕は答えた。

「初めの頃は、ちょっと苦しそうな顔して気持ちいいって言っていたけど、今では苦もなく僕のを食べるじゃない。全部入るようになってきているし」
「んひぃ、はあぁ、ま、マリー様が、いけないんです、こんな、凶悪な、モノで、毎日、子宮を、ゴリゴリされたら、いやでも、慣れます、
 今では、自分で、慰めても、全然、満足しない、です、マリー様の、太いもの、じゃないと、イケないです、うああ、イク、イキます、子宮、潰されてイク、イク、イク!!」

 背筋をピーンと伸ばして、サララは絶頂した。目を瞑り、唇を閉じて嬌声を抑えている姿はゾクリとする官能さが見て取れた。
 その姿を見て、僕はサララの中に射精した。サララは快楽に濁った目を僕に向けて微笑んだ。


 お風呂から上がり、ぐったりと身体の力を抜いたサララの身体を優しく拭く。風邪引いちゃうしね。
 僕も自分の汗を手早く拭き取り、サララを抱き上げようとして、思いとどまった。

「どうせだから、これで行こうか………サララ、自分から広げて」

 サララは惚けていた表情を情欲に染めて、仰向けになった。股を広げ、女の部分を両手でそっと広げた。赤く充血し、ヒクヒクと誘っていた。
 サララはうっとりと僕の行動を見守っている。僕がサララの秘所に顔を近づけて息を吹き付けると、トロリ、愛液が滲み出た。
 膣口には触れないように、淵に沿って舌で舐める。ほんのりと感じる汗の温かさと、女のいやらしい匂いが、サララの興奮を物語っていた。
 尿道口に舌を突きこんで遊んでいたら、彼女に睨まれた

「マリー様……そこを攻められますと………」

クリトリス周辺を焦らすようキスして、唇で何度も挟む。コリコリとした弾力と、愛液を唇に感じた。

「あああ! マリー様~、溶けて、溶けてしまいます」

 洪水のようにビショビショになった膣口周辺に一度舌で舐め、舌をすぼめて膣口に突き刺す。鼻でクリトリスを刺激することも忘れない。

「あぅぅ………んんん………いい、いいです、気持ちいい、気持ちいい」

 もう十分だろう、そう思った僕はサララの秘所から離れた。膣口から白く濁った愛液が零れ落ちた。

「もう、いいかな。それじゃあ、僕の首につかまって」

 サララは息を荒げて頷くと、僕の首に腕を回した。しっかり回されたのを確認してから、僕は一気にサララの身体を抱きかかえた。
 僕の胸とサララの胸が密着し、サララの恥骨が僕のへそに密着した。
 すりすりとサララは僕に身体を摺り寄せてくる。正面からだっこするのもずいぶんといい。

「それじゃ、喉も渇いたし、何か飲もう」

 サララが何か言う前に、僕は一息にサララの最奥に陰茎を突きこんだ。ゴリゴリと音を立ててサララの子宮口を削ったような気がした。

「――――――――!!!! ――――っかはぁ!!! ――――!!!」

 何度も、サララは身体を硬直させた。その度に膣内が伸縮を繰り返し、陰茎に愛液を浴びせてくる。どうやらアクメしたみたいだ。
コマ送りを見ているみたいにビク、ビク、と震える姿は不思議と可愛く見えた。

「それじゃあ、このままちょっとリビング向かうから、いっぱい感じてね」
「―――――!!?? まっ、れぇ!! 動かない!! れぇ!」
「ダメ、もう遅い。いっぱいグリグリするから」

 サララの腰に叩きつけるように、無茶苦茶に抜き差しする。無茶苦茶にするのがポイントだ。
 こうすると、不規則に場所がずれるから、いつまで経っても快感になれないんだ。
 サララの内臓を引きずり出すように腰を引くと、カリに引っかかった愛液がドバっと零れ、
 零れた分を埋めるように子宮を押しつぶすと、零れた分以上に愛液を分泌した。

「いああ! あひぃ! ひいい! くうう! いいい! 奥うう! 奥が!」

 お風呂場を出て、トイレを通過して、物置を通過して、冷蔵庫へと向かう。


 その間、部屋を一つ通り過ぎる度に立ち止まって、サララの身体を揺さぶったり、
足踏みしたり、大またで歩いたり、3歩進んで2歩下がったりした。
 僕から見てもサララは滅茶苦茶だった。抱きかかえられて固定されているせいで、
快感を逃がすことができず、全て許容しなければならないからだ。
 トイレを通過したあたりから、膣道は頻繁に痙攣を繰り返し、壊れた蛇口みたいに愛液を垂れ流し続けた。
 快楽に染まった表情を隠せずに、舌をだらりと垂らし、涙とよだれを溢しながら喘いだ。
 お風呂場から点々と愛液の跡が続き、傍目から性交の道しるべに見えるだろう。
 キッチンに到着した僕は、ここでも足踏みしながら進む。それをサララは嬌声を上げて答えた。
 冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出すとき、わざと体勢を崩す。力強くサララのGスポットを陰茎で削る。

「ああああーーーー!!! みょうはめーーーー!!! いきゅうううう!!」

 もうサララは呂律も回らなくなってきているみたいだ。
 何度か奥を突くと、少しだけ亀頭が子宮口に入る。これは勢いをつけてやると、中に入るのではないだろうか、いや、入れる!

「疲れたから、ちょっと休憩しよう……ね!」

 そういって、僕は勢いよく椅子に腰を下ろした。ズシっとお尻に二人分の体重がかかる。
 そして、僕の陰茎の先端はサララの子宮口を突き破り、子宮内に亀頭を全て収めてしまった。

「――――――――!!?? ―――――――――――――――――!!!!!!」

 サララは声も出せないのか、口をパクパクと金魚のように唇を震わせた。それだけでなく、体中を小刻みに痙攣させ、オシッコを漏らした。
 僕の膝にサララのオシッコが降りかかる。このままでは後々面倒なことになりそうだ。
 体内の魔力を練り上げて、それを発動する。淫臭漂う室内に、僕の呪文が響き渡る。

「;s;fl,;:bxkd:dor:-lskvlasie」

まるで歌を歌っているようにも聞こえるが、ある程度魔力があると、自然とそうなるから仕方がない。
 床に零れたサララのオシッコが、音もなく蒸発していく。ダンジョンに
 発生する自然毒を解毒する呪文の中で、最高位の呪文を、まさかこんな形で使うことになるとは。
 でも僕は気にしない。必要なときに使えばそれで十分役目を果たしていると思うし。
 たぶん、ここに来るまでの愛液の跡とかも、なくなっているはず。これでサララも面倒なことをしなくて済みそうだ。

「…………………マリー……しゃま……」
「ん、どうしたの、サララ。なんだかとっても辛そうだけど」

 床に飛び散ったオシッコが蒸発していくのを見ていたせいで、サララの様子に気がつけなかったみたい。


 顔を紅潮させ、いまだ身体を小刻みに痙攣させているサララの姿は少し異常に見えた。
サララの胎内に入れた僕の陰茎も、舐めしゃぶるように膣道が蠢いていた。

「ちゅらい? ……ちゅらいに決まってましゅ………子宮にマリーしゃまのチンポねじ込まれて、ちゅらいわけないれしょう」

 快感で身体が痺れているのか、サララはずいぶんと舌ったらずになっていた。

「………抜いたほうがいい?」
「今抜いたりゃ、今度こしょ失神しましゅ。いまらって、小さくイキまくってるんでしゅ。イクの終わらないれしゅ、降りれないれしゅ、頭バカになりましゅ」
「………出していい? 僕、もう限界なんだけど」

 そういうと、サララは僕の肩にキスをし、甘噛みを何度もしてきた。

「んちゅ、ちゅぱ、ダメれしゅ、出しちゃダメれしゅ。出しゃれたりゃ、本当に頭バカになるでしゅ、マリーしゃまのチンポのことしか考えないバカになってしまいましゅ」

 言葉とは裏腹に、膣を絞るように締め上げ、僕の射精を催促する。首もとにまで情熱的なキスを繰り返し、ツンと硬くなった乳首を擦り付けてくる。

「ダメれしゅよ、たらでさえ、朝の精液が子宮に残っているんでしゅから。わらしの子宮、我侭でしゅから、あんまり精液ゴクゴク飲ましぇないりぇくらさい」

 快楽に濁った瞳と僕の瞳が見つめあう。サララの目は涙で潤んで色っぽかった。
 というか、サララは理性が飛ぶとこんな淫語も平気でポンポンと言うようになるのか。

「今でしゃえ、マリーしゃまの匂いを嗅ぐだけりぇ発情しゅるダメマンコなのでしゅよ。これりぇ、粘っこくてゼリーみたいに濃厚な精液を、
 オークみらいにドバドバ出されて、子宮をしぇい液漬けにされたら、マリーしゃまのこと考えるだけれ、精液欲しがるエロマンコになってしまいまししゅ」

 ……なんという告白。サララ……君は僕の匂いを嗅ぐだけ発情していたのか。道理で僕の部屋に入ったとき、うっとりと顔を紅潮させていたわけだ。
 しかし、そんなこと言われたら、精液漬けにするのは当然だろう。サララも言葉だけで抵抗しているけど、身体は反対の行動をとっているしね。
 我慢していた弁を開放し、サララの子宮を精液漬けにするため、僕はサララの腰を引き付けて射精した。といっても、元々密着していたから、大して変化ないけど。

「うひぃぃぃぃぃ………出た、精液出た、子宮が白くなってく、精液タンクになりゅ」

 サララはドロリと瞳を濁らせて、僕の肩に顎を預けて呻いた。一度射精すると、子宮口と膣道が伸縮して、さらに射精を催促してくる。
 美味しそうに、子宮が精液を飲み込んでいるのを、なんとなく実感した……本当に正直な身体をしているな。
 亀頭の先端に、温かい何かが溜まっていくのが分かった。子宮内に僕の精液が溜まり、少しずつサララの子宮を精液タンクにしているのだろう。

「あは………ドクドクいってる……美味しそうに精液飲んでる……うぁぁ、ダメ……イク……こんなに優しく……イク………あああ……イク…」

 しばらく、僕とサララはお互いの鼓動を確かめ合い、再びサララの寝室へと向かった。






 もちろん、ベッドに行ってからもいっぱいサララは鳴かせ続けたけどね。

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最終更新:2013年05月16日 11:44